JP2005204272A - 画像読取装置及び画像形成装置 - Google Patents

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文宏 中重
Koichi Ejiri
公一 江尻
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武 多田
Mitsumasa Nomoto
光正 野本
Shinji Tezuka
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Abstract

【課題】 低廉に製造可能で省スペース化、省エネルギー化を図ることができる画像読取装置を提供する。
【解決手段】 本発明に係る画像読取装置は、ランプ28により照明した原稿Sからの反射光を結像レンズ26でCCD27に結像させ、原稿Sの画像を読み取るものであって、CCD27から結像レンズ26を見たときに結像レンズ26の有効瞳37の一部に重なる位置に、ランプ28が設けられている。
【選択図】 図2

Description

本発明は、光源により照明した原稿からの反射光を結像レンズで撮像素子に結像させ、その原稿の画像を読み取る画像読取装置と、この画像読取装置で読み取った画像を用紙等の媒体上に形成する画像形成装置に関する。
従来から、画像読取装置として、例えば図30に示すようなものが知られている。この画像読取装置1は、読取対象となる原稿Sが載置されるコンタクトガラス2と、コンタクトガラス2の下方に設けられて図示を略すモーターの駆動力により副走査方向(矢印Y方向)に走行する第一の走行体3及び第二の走行体4と、結像レンズ5と、主走査方向(矢印X方向:図30における紙面垂直方向)に延在する撮像素子としての一次元CCD6とを有する。
第一の走行体3には、直接及びリフレクター7を介してコンタクトガラス2に光を照射し、原稿Sの読取領域(撮像領域)dSを照明する光源としてのランプ8と、折返しミラー9とが設けられている。第二の走行体4には、2つの折返しミラー10,11が設けられている。ランプ8及び折返しミラー9,10,11は、いずれも主走査方向に延在する。
ランプ8の照明光は、原稿Sで反射された後にコンタクトガラス2を透過し、折返しミラー9、折返しミラー10及び折返しミラー11で反射され、結像レンズ5によりCCD6に結像される。この処理が走行体3,4が副走査方向に走行しながら繰り返し行われ、微小な読取領域の画像が順次蓄積されることにより、原稿Sの画像全体がCCD6に二次元的に取得されるようになっている。
ところで、この画像読取装置1では、第一の走行体3にランプ8やリフレクター7が搭載されているので、第一の走行体3において部品の取付精度や耐久性、電源の導入等が要求されてコストがかかるとともに、第一の走行体3が大きく重くなるので走行速度の高速化や省スペース化が容易でないという問題があった。
また、ランプ8やリフレクター7が第一の走行体3に搭載されて原稿Sの近くにあるので、原稿Sからの反射光が再度リフレクター7等に反射されて原稿Sを照射し、フレアが発生するという問題があった。
これに対し、特許文献1乃至特許文献4に記載されているように、光源やリフレクターを第一の走行体から除いて上記諸問題に対応した画像読取装置も提案されている。しかしながら、特許文献1、特許文献2に記載の画像読取装置では、
(1)光源が原稿から離れた位置に独立してあるので、撮像に必要な照明光量を確保する ために光源の出力を高めるかレンズ等を用いた集光が必要となり、コストアップの 要因が生じる
(2)画像読取装置の内部構造のレイアウト上、光源が結像レンズの下方に配置されてい るが、これにより画像読取装置自体の高さ寸法(図30における矢印Z方向の寸法 )が嵩み、第一の走行体から光源等を除いたことによる小型化が減殺されてしまうという問題があった。また、特許文献3に記載の画像読取装置では、
(3)ハーフミラーの使用によりコストがかかるほか、照明光がハーフミラーによって出 射時(原稿へ向かうとき)及び入射時(原稿から戻るとき)にそれぞれ1/2とな り、最終的には有効照明光量を当初の1/4しか得られずエネルギーロスが大きいという問題があり、さらに、特許文献4に記載の画像読取装置や、この画像読取装置における光源及び撮像素子と類似の光源及び撮像素子を有する特許文献5に記載のスキャナでは、
(4)光源が撮像素子に隣接して設けられていることから、撮像素子の周囲に光源設置用 のスペースが必要であるとともに、光源と結像レンズとの位置関係が結像レンズと 撮像素子との位置関係により規定されて光源が結像レンズから離間することによっ て、光源からの照明光が結像レンズに十分に入射し難い
という問題があった。
特開2000−250146号公報 特開2000−253213号公報 特開平9−51405号公報 特開平10−190990号公報 特開平11−331495号公報
本発明は、上記の問題に鑑みて為されたもので、低廉に製造可能で省スペース化、省エネルギー化を図ることができる画像読取装置と、この画像読取装置を有する画像形成装置を提供することを課題としている。
上記課題を解決するため、請求項1に係る発明は、光源により照明した原稿からの反射光を結像レンズで撮像素子に結像させ、前記原稿の画像を読み取る画像読取装置であって、前記撮像素子から前記結像レンズを見たときに該結像レンズの有効瞳の一部に重なる位置に前記光源が設けられていることを特徴とする。
請求項2に係る発明は、請求項1に記載の画像読取装置において、前記光源及び前記撮像素子が長尺状を呈して同一方向に延在することを特徴とする。
請求項3に係る発明は、請求項2に記載の画像読取装置において、前記原稿の濃度が一定であるときの前記撮像素子の長手方向に沿った受光量が一様となるように、前記光源の長手方向に沿った発光量が前記結像レンズの像高に対する明るさに応じて設定されていることを特徴とする。
請求項4に係る発明は、請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の画像読取装置において、前記光源及び前記撮像素子が前記結像レンズの母線上に設けられていることを特徴とする。
請求項5に係る発明は、請求項4に記載の画像読取装置において、前記光源が前記母線上に複数設けられていることを特徴とする。
請求項6に係る発明は、請求項4又は請求項5に記載の画像読取装置において、前記光源が前記結像レンズにおいて反射された照明光を遮光する位置に設けられていることを特徴とする。
請求項7に係る発明は、請求項1乃至請求項6のいずれか1項に記載の画像読取装置において、前記結像レンズにおいて反射された照明光を遮光する遮光部材が前記光源と前記撮像素子との間に設けられていることを特徴とする。
請求項8に係る発明は、請求項1乃至請求項7のいずれか1項に記載の画像読取装置において、前記結像レンズに前記光源からの照明光の反射を低減させる減反射コーティングが施されていることを特徴とする。
請求項9に係る発明は、請求項1乃至請求項8のいずれか1項に記載の画像読取装置において、前記原稿に対して前記光源からの照明光が斜めに入射するとともに、前記原稿からの反射光が斜めに出射することを特徴とする。
請求項10に係る発明は、請求項1乃至請求項9のいずれか1項に記載の画像読取装置において、前記光源の前記結像レンズ側近傍に凸レンズが設けられていることを特徴とする。
請求項11に係る発明は、請求項1乃至請求項9のいずれか1項に記載の画像読取装置において、前記光源の前記結像レンズ側近傍にフレネルレンズが設けられていることを特徴とする。
請求項12に係る発明は、請求項1乃至請求項11のいずれか1項に記載の画像読取装置において、前記光源がRGBの各色の光を発光可能であるとともに、該RGBの各色の光の前記原稿による反射光を前記撮像素子が受光可能であることを特徴とする。
請求項13に係る発明は、請求項1乃至請求項12のいずれか1項に記載の画像読取装置において、前記光源が透明基板と該透明基板上に設けられた点状の発光素子とを有することを特徴とする。
請求項14に係る発明は、請求項1乃至請求項12のいずれか1項に記載の画像読取装置において、前記光源が発光素子及び該発光素子の発光を導く導光部を有して該導光部からの出射光により前記原稿を照明するとともに、前記撮像素子から前記結像レンズを見たときに該結像レンズの有効瞳に重ならない位置に前記発光素子が設けられていることを特徴とする。
請求項15に係る発明は、請求項14に記載の画像読取装置において、前記導光部が透明部材からなるクラッド層と該透明部材よりも屈折率の高い他の透明部材からなるコア層とから構成され、該コア層から前記出射光が出射されることを特徴とする。
請求項16に係る発明は、請求項14又は請求項15に記載の画像読取装置において、前記導光部の前記出射光を出射する出射口に対向する位置に前記発光素子の発光を拡散する拡散面が設けられていることを特徴とする。
請求項17に係る発明は、請求項16に記載の画像読取装置において、反射面からなる四角錐が複数並設されて前記拡散面が形成されていることを特徴とする。
請求項18に係る発明は、請求項16に記載の画像読取装置において、前記発光素子から前記出射口に向かって傾斜する反射面によって前記拡散面が形成されていることを特徴とする。
請求項19に係る発明は、請求項18に記載の画像読取装置において、前記反射面の表面が鋸刃状を呈していることを特徴とする。
請求項20に係る発明は、光源により照明した原稿からの反射光を結像レンズで撮像素子に結像させ、前記原稿の画像を読み取る画像読取装置であって、前記撮像素子から前記結像レンズを見たときに該結像レンズの有効瞳に重ならない位置に前記光源が設けられるとともに、前記有効瞳の一部に重なる位置に前記光源からの照明光の反射面が設けられていることを特徴とする。
請求項21に係る発明は、請求項20に記載の画像読取装置において、前記光源の前記反射面側近傍に凸レンズが設けられていることを特徴とする。
請求項22に係る発明は、請求項20に記載の画像読取装置において、前記光源の前記反射面側近傍にフレネルレンズが設けられていることを特徴とする。
請求項23に係る発明は、請求項1乃至請求項22のいずれか1項に記載の画像読取装置を有する画像形成装置を特徴とする。
本発明によれば、撮像素子から結像レンズを見たときにこの結像レンズの有効瞳の一部に重なる位置に光源が設けられているので、走査用の走行体を設ける場合であっても光源を走行体に搭載する必要がなく、コストの低減やフレアの防止を図ることができる。
また、光源が結像レンズと撮像素子との間の本来的には光路として利用される領域に設けられているので、光源設置用のスペースを撮像素子の周囲に改めて確保する必要がなく、省スペース化を図ることができる。
さらに、光源が撮像素子から見て結像レンズの有効瞳の一部に重なる位置にあることにより、光源からの照明光は結像レンズに相当光量が入射し、これにより照明効率を高めて省エネルギー化を図ることができる。このとき、照明光学系(原稿への照明光が通過する光学系)として読取光学系(原稿からの反射光が通過する光学系)を利用することができるので、照明専用のレンズやハーフミラー等を別途設ける必要がなく、コストアップの要因を排除することができる。
本発明によれば、画像読取装置を低廉に製造可能で、その省スペース化、省エネルギー化を図ることができる。
本発明を実施するための最良の形態を図面に基づいて説明する。
図1及び図2は、本実施例に係る画像読取装置を示す。この画像読取装置20は、ケース21と、コンタクトガラス22と、第一の走行体23と、第二の走行体24と、モーター25と、結像レンズ26と、撮像素子としての一次元CCD27と、光源としてのランプ28とを有する。
コンタクトガラス22は箱状のケース21の上面に設けられ、このコンタクトガラス22には読取対象となる原稿Sが載置される。第一の走行体23及び第二の走行体24はコンタクトガラス22の下方に副走査方向(矢印Y方向)に移動可能に設けられ、同方向に延在するスキャンベルト29に固着されている。スキャンベルト29の両端は滑車30,31に架設され、モーター25の出力が伝達ベルト32により滑車30に伝達されて滑車30が回転することにより、スキャンベルト29が走行して第一の走行体23及び第二の走行体24が副走査方向に走行するようになっている。また、第一の走行体23には折返しミラー33が設けられ、第二の走行体24には折返しミラー33に対向する折返しミラー34と、折返しミラー34に対向する折返しミラー35とが設けられている。
結像レンズ26はその第二の走行体24の折返しミラー35に対向するように設けられ、CCD27は結像レンズ26の結像位置に設けられている。CCD27は複数のCCD画素が一列をなして構成され、このCCD27及び上記折返しミラー33,34,35は長尺状を呈して主走査方向(X方向)に延在している。
ランプ28は長尺状の小型蛍光灯(例えばバックライト用蛍光灯)又はLED等により構成され、結像レンズ26とCCD27との間において主走査方向に延在するように設けられている。図3に示すように、ランプ28は結像レンズ26のCCD27側の視野36に入るように、すなわち、CCD27から見て結像レンズ26の有効瞳37の一部に重なるように設置されており、図4に示すようにランプ28が結像レンズ26の母線O上に位置すれば、照明光軸(照明光学系の光軸)と読取光軸(読取光学系の光軸)とが正確に一致し、原稿面(=コンタクトガラス22の表面41)上における照度分布のピーク位置と読取領域とが一致して好ましい。
また、ランプ28がCCD27から見て有効瞳37を遮る割合は50%以下で小さい方が望ましく、ランプ28の後方には図5、図6に示すように棒状の遮光部材38や板状の遮光部材39を設けることが望ましい。遮光部材38,39は、ランプ28からの照明光が結像レンズ26に反射されて母線O上に結像し、これがCCD27に入射してノイズとなりダイナミックレンジやS/N比が低下するのを防止するためのもので、遮光部材38は母線O上の特定箇所に到達する反射光をカットし、遮光部材39は母線O上に到達する反射光を広く全体的にカットする。このような遮光は、図7に示すように遮光部材によらず母線上に配置したランプ28そのもので行ってもよく、これにより部品点数の削減を図ることができる。なお、このときランプ28の表面を艶消し黒塗装面等にすればより高い遮光効果を得ることができる。あるいは、図8に示すように、結像レンズ26を構成するレンズのCCD27側の面(特にCCD27側の凹面)に照明光の反射を低減させる減反射コーティング40を施し、上記遮光に代えても、又は上記遮光と併用してもよい。
この画像読取装置20では、ランプ28から出射した照明光束は、結像レンズ26を経て折返しミラー35、折返しミラー34及び折返しミラー33により反射されてコンタクトガラス22を透過し、原稿Sを照明する。この原稿Sによる反射光は、コンタクトガラス22を再度透過して折返しミラー33、折返しミラー34及び折返しミラー35により反射されて結像レンズ26に導かれ、CCD27に結像されて読み取られる。この一連の処理を、原稿面に対する結像位置がCCD27上に保たれるように第一の走行体23及び第二の走行体24が副走査方向に走行して行うことにより、原稿Sの二次元的画像を撮像することができる。
ところで、画像読取装置20ではランプ28が結像レンズ26とCCD27との間にあるとともに、その結像レンズ26が原稿Sの像をCCD27上に形成するように設けられているので、ランプ28の照明光は、原稿Sの読取範囲(撮像範囲)を含み、かつ、この読取範囲よりもやや広い領域を照明する。よって、特にランプ28の発光の指向性が高い場合には、ランプ28からの照明光は結像レンズ26に相当光量が入射した後に読取範囲近傍に集まり、これにより照明効率を大幅に向上させてランプ28の出力を抑制することが可能となる。例えば現在一般的に使用されている1ラインCCDの600dpiモノクロスキャナについて言えば、副走査方向に必要な照明幅(読取範囲)は42.3μmであるのに対して実際には20mm程度の幅を照明しており、その照明効率を単純に算出すると0.5%程度に過ぎない。これに対し、本実施例ではその照明幅を、読取範囲を十分覆うように、42.3μmよりもやや広い程度まで小さくすることができる。例えば照明幅を200μm程度とすれば、照明効率を20%程度に高めることができる。また、3ラインCCD(4画素ピッチタイプ)の600dpiフルカラースキャナであれば、読取範囲は380.7μm(42.3μm×9)であり、本実施例では照明幅を380.7μmよりもやや広い程度(例えば、1mm)とすることができる。
一方、原稿Sの照明光は原稿Sの画像濃度に応じて反射され、照明光学系と共用の読取光学系を経て結像レンズ26に戻ってくるので、たとえ光学系の途中が設計値(理論値)通りでなくても原稿Sからの反射光は結像レンズ26に到達してCCD27上に正確に結像する。この際、反射光の光路中にはランプ28が設置されているが、このランプ28はCCD27から見た投影面積がさほど大きくなければCCD27の撮像に実質的に影響するものではなく、ランプ28を例えば結像レンズ26に近づけたり、図9に示すように透明基板42上に点状の発光素子43を並べて構成したりすれば、その投影面積を一層小さくすることができる。
ランプ28の他の態様としては、例えばランプ単体をより小さくしつつ照明光量を確保するために図10に示すようにそれを複数設けたり、図11に示すように発光素子44と導光部45とを設けたり、図12に示すようにRGB各色の発光素子46,47,48を設けたりしてもかまわない。
図10において、ランプ28は母線O上に二つ並べて設けられ、結像レンズ26側のランプ28の照明光は、そのほとんどが結像レンズ26に入射する。一方、CCD27側のランプ28の照明光は、その一部が結像レンズ26側のランプ28によって遮られるが、それ以外の光はほとんどが結像レンズ26に入射する。このような構成では、CCD27側からは二つのランプ28が重なって見えるので、CCD27の視野を狭めることなく、つまり、MTFの特性や明るさの低下を招くことなく、複数の光源により照明光強度を上げることができる。また、二つのランプ28がともに母線O上にあることにより、光源の追加によっても原稿面上における照度分布のピーク位置と読取領域との良好な関係を保つことができる。
図11において、ランプ28は、視野36の外部に設けられたLEDからなる発光素子44と、この発光素子44からの光を導く導光部45とを備える。発光素子44は導光部45の長手方向一端に設けられ、発光素子44の発光は導光部45の内部に形成された導光路49を反射や屈折により通過した後、導光部45の結像レンズ26側に形成された出射口50を経て結像レンズ26に入射する。このとき、出射口50から出射する照明光束は主走査方向に延び母線Oを光軸とする光束であることが望ましく、主走査方向に沿って均一な明るさであることが(さらには、実施例4におけるように補正されていればなお)望ましい。このような構成では、たとえ照明光量等の関係で発光素子44にある程度の大きさが必要であっても、導光部45の視野36の内部にある部位さえ小さくしておけばMTF特性の悪化等を回避することができる。逆に、導光部45の視野36の内部にある部位については、発光素子44の大きさとはある程度無関係に形状設計することが可能であるから、例えば図11に二点鎖線で示すようにより小さく薄くする方が好ましい。
なお、導光部45の発光素子44が設けられていない長手方向他端には反射面61(図14参照)を設けてもよいし、発光素子44を導光部45の長手方向両端に設けて照明光の左右のバランスを取ってもよい。さらに、発光素子44の近傍にミラーを設けて発光素子44からの発光を効率よく導光部45に導くようにしてもよく、結像レンズ26により反射された照明光のCCD27側へのシェーディング機能(図5乃至図7参照)を導光部45の内部構成(例えば導光路49にミラーを設ける場合には、そのミラーのレイアウト)や出射口50の形状により実現してもかまわない。
また、ランプ28は導光部45に図13、図14に示すようなクラッド層55及びコア層56を有してこれらを導光路49とするようなものでもよい。このランプ28では、断面矩形状(図13参照)又は断面円形状(図14参照)のコア層56の外周を覆うクラッド層55を外周からさらにコア層56が覆い、そのコア層56の外周をクラッド層55が再度覆うように、クラッド層55とコア層56とが交互に設けられるとともに、クラッド層55の結像レンズ26側が一部開口して出射口50となっている。
クラッド層55及びコア層56はともに透明な部材からなるが、クラッド層55を構成する部材よりもコア層56を構成する部材の方が屈折率が高くなるようになっている。例えば、プラスチック光ファイバでは、コア層56の部材をアクリル樹脂(PMMA)とし、クラッド層55の部材をフッ素系樹脂とする。あるいは、コア層56の部材を石英ガラス等のガラス系とし、クラッド層55の部材をフッ化アクリレート樹脂等のプラスチック系としてもよい。また、両部材をガラス系としてももちろんかまわない。このようにクラッド層55よりもコア層56の方が屈折率が高いので(典型的な屈折率は例えばクラッド層が1.46で、コア層が1.47である。)、コア層56からクラッド層55に向かう光はその入射角が所定の角度(臨界角)よりも小さいときは全反射することとなる。したがって、発光素子44の発光は全反射しながら導光路49を通過した後、コア層56から出射口50を経て効率よく線状に結像レンズ26に入射する。
また、コア層56の出射口50に対向する面(結像レンズ26側と逆側、すなわちCCD27側の面)には拡散面57が形成されている。この拡散面57は例えば図15に示すように反射面58からなる小さい四角錐59が複数並設されて(例えば出射口50の対向する面が高さ方向略1mm幅とすれば底面の一辺が略30μmの四角錐59が3列に並設されて)形成されていたり、図16に示すように2つの反射面58が長手方向両端のランプ28の近傍からそれぞれ出射口50の長手方向中央に向かって傾斜して形成されていたりしても(さらに図17に示すように各反射面58の表面が凹凸となり鋸刃状を呈していても)かまわない。反射面58は例えば光反射率の高い金属(銀やアルミニウム等)の微粒子が塗布されてなる。また、反射面58(又は反射面58の表面の鋸刃状を形成する各面60)の傾斜角度を例えば出射口50に対向する面に対して略45°として、発光素子44の発光を導光部45の長手方向と略垂直に結像レンズ26側に(副走査方向に)出射するようにしてもよい。なお、反射面58(又は各面60)の傾斜角度は45°に限定されるものではなく、例えば発光素子44を出射口50に対向する面に対して略45°の傾きを持たせてもかまわないし(図13、図14、図16、図17参照)、必要に応じて任意の角度として出射口50から効率よく照明光を出射するようにするのが好ましい。このような構成では、出射口50から上下左右に均等に効率よく照明光が出射される。
図12において、ランプ28は、視野36の外部に設けられたLEDからなりRGBの各色を発光する発光素子46,47,48と、導光部45と同様の構成を有して発光素子46,47,48からの光を導く導光部51とを備える。発光素子46,47,48の発光は導光部51の内部に形成された導光路52を反射や屈折により通過した後、導光部51の結像レンズ26側に形成された出射口53を経て結像レンズ26に入射する。このような構成では、RGBの各発光素子46,47,48が線順次に点灯してCCD27が原稿画像の色分解を行うが、その一次元CCD27としてRGBの各色に対応した3ラインCCDを使用せずに1ラインCCDを使用することにより、低コストでコンパクトな構成でカラー画像を読み取ることが可能となる。さらに、設置位置の異なる3つの発光素子による照明光を同一面(出射口53)から出射することができるので、RGB画像を読み取る上でのばらつき・照度むら等が生じ難くなって原稿画像を高品位に読み取ることができる。なお、図18に示すように発光素子46,47.48を配置してもよいし、さらに例えば既述のクラッド層55及びコア層56を備えた構成を組み合わせてももちろんよい。
本実施例によれば、CCD27から結像レンズ26を見たときにその有効瞳37の一部に重なる位置にランプ28が設けられているので、光源を走行体23,24に搭載する必要がなく、コストの低減やフレアの防止を図ることができる。
また、ランプ28が結像レンズ26とCCD27との間の本来的には光路として確保されている領域に設けられているので、光源設置用のスペースをCCD27の周囲に改めて確保する必要がなく、省スペース化を図ることができる。
さらに、ランプ28がCCD27から見て結像レンズ26の有効瞳37の一部に重なる位置にあることにより、既述のように照明効率を高めて省エネルギー化を図ることができる。
本実施例では、照明光軸及び読取光軸が原稿Sに対して斜めに設定され、他については実施例1と同様である。図19は、本実施例に係る画像読取装置の光学系の概略構成を示し、この画像読取装置では、照明光軸及び読取光軸である光軸O1とコンタクトガラス22の法線Nとが所定角度αをなすように折返しミラー33が設置されている。
ところで、スキャナにおける照明では、通常、読取光軸が原稿面の法線(法線Nが相当)と平行であるとともに照明光軸と30〜45°の角度をなし、図20に示すように原稿Sに段差tがあった場合(例えば原稿Sに付箋が貼られている場合)にその段差を読み取らないようになっている。ところが、このように読取光軸が原稿面の法線と一致すると、原稿の光沢度(表面平滑度)によっては照明光の正反射成分がそのまま検出され、画像の読取品質が劣化してしまうことがある(例えば原稿が黒かったとしても、原稿の光沢度が高い場合には正反射成分により白い原稿と認識してしまうおそれがある。)。
これに対し、本実施例では、ランプ28からの照明光が原稿Sに対して斜めに入射してその正反射成分が光軸O1とは異なる光軸O2の方向に進行し、光軸O1の方向には拡散反射成分のみが戻ってくるので、CCD27の入射光量が原稿の光沢度の影響を受けなくなって原稿濃度の正確な読取りが可能となる。ただし、上述したような段差のある原稿については一定の影響が生じ得るから、CCD27がなるべく段差を読み取らない角度としてαは15°≦α≦22.5°を満たすことが望ましく、このαが小さくなるように折返しミラー33を寝かせることによって、画像読取装置の高さ寸法(図1における矢印Z方向の寸法)を低く抑えることができる。
本実施例では、ランプ28の結像レンズ26側に凸レンズが設けられ、他については実施例1と同様である。図21は、本実施例に係る画像読取装置の光学系の概略構成を示し、この画像読取装置では、ランプ28の結像レンズ26側近傍に側面視凸状のシリンドリカルレンズ54が設置されている。シリンドリカルレンズ54はランプ28の照明光をあたかもCCD27から出射されたかのように変換するもので、つまり、このシリンドリカルレンズ54の曲率及び設置位置は、ランプ28からの照明光が凸レンズで屈折したときに照明光の仮想発光点がCCD27の近傍となるように設計されている。
この実施例に係る画像読取装置では、原稿面から見て照明光の発光点が見かけ上CCD27に変換されるので、照明光は結像レンズ26の結像作用により原稿面で結像し、照度分布のピークが原稿面に一層絞られた効率的な照明を行うことができる。また、原稿面において読取位置を照らさない不要な光も減少するので、フレアの発生をより効果的に抑制することができ、さらにはシリンドリカルレンズ54のパワーを利用することによりランプ28を結像レンズ26に近づけてCCD27の視野を拡大することも(結像レンズ26の有効瞳径を拡大することも)容易である。
また、シリドリカルレンズ54のような凸レンズの代わりに、図22に示すようなフレネルレンズ62を設けて、ランプ28からの照明光の仮想発光点がCCD27の近傍となるようにしてもよい。このとき、なるべくレンズを薄くするためにはフレネルレンズ62のフレネル面はより細かい構造を有する方が好ましい。
ところで、フレネルレンズ62を用いる場合は、パワーが強いレンズであることが必要となる。しかしながら、パワーの強いフレネルレンズを用いるとランプ28における結像点がフレネルレンズの球面収差により平面とならない。そこで、例えば図9に示すようなランプ28であれば、例えば図23に示すように点状の発光素子43を並べた透明基板42に長手方向にフレネルレンズの球面収差を補正するような曲率の曲面を持たせることで、フレネルレンズの球面収差の影響を排除することができる。なお、ランプ28が図11、図12に示すような形態であるときも同様に補正することができる。
なお、シリンドリカルレンズ、フレネルレンズは図21、図22に示すようにランプ28と別体で設けてもよいが、例えばランプ28が図11、図12に示すような形態のときには導光部45,51と一体に設けてもかまわない(導光部45と一体に設けた例を図24に示す。)。このような構成では、コンパクトな光学系を実現することができる。
図25に示すように、一般にレンズの明るさは像高によって変化するが、本実施例ではこの像高による結像レンズ26の明るさの変化をランプ28で補正する。本実施例に係る画像読取装置では、ランプ28の発光特性以外は実施例1におけると同様であり、ランプ28の照明光は結像レンズ26を計2回通過することになる。したがって、図25の曲線における像高に対するレンズの明るさを表わす係数(一般にcos4乗則と呼ばれる。)を、像高ごとに2乗したものを補正係数として(図26)、ランプ28の像高ごとの発光量を補正する。
具体的な補正方法としては、例えばランプ28が出射口50,53のように開口部を有する場合には、その開口部のサイズを像高ごとに変化させてもかまわないし、ランプ28に像高ごとに透過率を変化させたNDフィルタ等の半透過性素子を貼着してもよい。あるいは、ランプ28がLEDを連続的又は断続的に設置してなる場合には、LEDの設置密度を変化させてもよいし、発光量の異なるLEDを選択して設置してもかまわない。
この実施例に係る画像読取装置では、ランプ28の像高ごとの明るさを、結像レンズ26の像高ごとの明るさ係数を2乗した係数で補正し設定しているので、結像レンズの構成レンズ間に通常設けられるシェーディング板等によるシェーディング補正を行うことなく、CCD27に入射する光を主走査方向に沿って一様にすることができる。さらに、このような構成によって結像レンズ26の有効瞳を最大限に使うことが可能となるので、ピント等の調整幅が高まり画像の読取品質を向上させることができる。
本実施例では、実施例1のランプ28の代わりに視野36に入るように反射面としての折返しミラーが設けられるとともに、ランプ28が視野36の外部に設けられ、他については実施例1と同様である。図27は、本実施例に係る画像読取装置の光学系の概略構成を示し、この画像読取装置では、折返しミラー64が結像レンズ26とCCD27との間において主走査方向に延在するように設けられている。折返しミラー64は結像レンズ26のCCD27側の視野36に入るように、すなわち、CCD27から見て結像レンズ26の有効瞳37の一部に重なるように設置されており、結像レンズ26の母線O上に位置してもよい。折返しミラー64は水平面に対して例えば略45°の傾斜角度を持って結像レンズ26側に立ち上がっている。
ランプ28は折返しミラー64の上方で折返しミラー64に対向するように設けられ、結像レンズ26の有効瞳37に重ならない位置に設置されている。さらに、ランプ28の折返しミラー64側には上述のシリンドリカルレンズ54、フレネルレンズ62等が設けられていてもよい。この画像読取装置では、ランプ28からの照明光はフレネルレンズ62等を経て折返しミラー64により副走査方向へと反射されて結像レンズ26に入射する。
このような構成では、折返しミラー64はCCD27から見て有効瞳37を遮る割合は50%以下で小さい方が望ましい。一方、ランプ28やフレネルレンズ62は原稿Sからの反射光の光路を遮らない程度の大きさまで許容され、ランプ28を視野36の内部に設けるよりもランプ28等の大きさの制限が緩くなり、照明光量等との関係においても有利となる。
以上、本発明を実施するための形態を説明したが、本発明の実施は上述した形態に限られるものではない。
例えば、上記形態では画像読取装置を図1に示すようなフラットヘッドスキャナとし、コンタクトガラス22上にセットされた画像を下方から読み取ることとしたが、これでは図28に示すようにブック原稿(本のように見開きの原稿)の画像を読み取ろうとしたときに画像中央部がコンタクトガラス22から浮いてしまい、その部分に照明光が届かないので読取画像が暗くなってしまう。そこで、図29に示すように結像レンズ26、CCD27及びランプ28が原稿Sの上方で走査するような構成とし、原稿Sの画像を上方から読み取ることとしてもよい。あるいは、本発明は画像読取装置単体のみに適用し得るものではなく、画像読取装置を備え、かつ、この画像読取装置で読み取った画像を用紙等の媒体に転写する複写機等の画像形成装置に適用してもよい。
また、上記形態では光源を主走査方向に延びる長尺状のものとしたが、点状や面状に発光する光源を用いてもかまわない。ただし、上記のように線状発光する光源を用いることにより、点状発光する光源を用いる場合に比べて照明ムラを小さくすることができ、より高品位に原稿の画像を読み取ることができる。
発明を実施するための最良の形態に係る画像読取装置を示す説明図である。 図1の画像読取装置の光学系を示す説明図である。 (A)は図1の画像読取装置における結像レンズ、ランプ及びCCDの位置関係を示す側面図、(B)はその平面図である。 ランプが結像レンズの母線上にある例を示す側面図である。 ランプとCCDとの間に棒状の遮光部材が設けられた例を示す側面図である。 (A)はランプとCCDとの間に板状の遮光部材が設けられた例を示す側面図、(B)はその斜視図である。 結像レンズにより反射された照明光を遮光する位置にランプが設けられた例を示す側面図である。 結像レンズにランプからの照明光の反射を低減させる減反射コーティングが施された例を示す側面図である。 ランプが透明基板及び発光素子からなる例を示す斜視図である。 ランプが結像レンズの母線上に複数設けられた例を示す側面図である。 ランプが発光素子及び導光部からなる例を示す平面図である。 ランプがRGB各色の光を発してCCDがカラー画像を読取可能な例を示す平面図である。 (A)はランプがクラッド層及びコア層を有する例を示す正面図、(B)はそのA−A位置における断面図、(C)はそのB−B位置における断面図である。 (A)はランプがクラッド層及びコア層を有する他の例を示す正面図、(B)はそのA−A位置における断面図、(C)はそのB−B位置における断面図である。 (A)はランプの拡散面の例を示す拡大図、(B)はそのランプの断面を示す右側面図である。 (A)他の拡散面を備えたランプの断面を示す平面図、(B)はそのランプの断面を示す右側面図である。 (A)さらに他の拡散面を備えたランプの断面を示す平面図、(B)はそのランプの断面を示す右側面図である。 RGB各色の光を発するランプの他の例を示す説明図である。 照明光軸及び読取光軸が原稿面に対して斜めである例を示す説明図である。 原稿に段差がある場合を示す説明図である。 ランプの結像レンズ側近傍にシリンドリカルレンズが設けられた例を示す説明図である。 ランプの結像レンズ側近傍にフレネルレンズが設けられた例を示す説明図である。 図9のランプがフレネルレンズの球面収差を補正する曲率の曲面を備えた例を示す斜視図である。 フレネルレンズが図11のランプに一体に設けた例を示す平面図である。 レンズの明るさについての一般的光学特性を示す説明図である。 図25に基づいて決定された補正係数を示す説明図である。 (A)は結像レンズととCCDとの間に折り返しミラーが設けられた例を示す側面図、(B)はその平面図である。 読取対象がブック原稿である場合を示す説明図である。 ブック原稿の読取りに好適な画像読取装置の他の例を示す斜視図である。 従来の画像読取装置の光学系を示す説明図である。
符号の説明
20 画像読取装置
26 結像レンズ
27 一次元CCD(撮像素子)
28 ランプ(光源)
37 有効瞳
38,39 遮光部材
40 減反射コーティング
42 透明基板
43 (点状の)発光素子
44,46〜48 発光素子
45,51 導光部
50 出射口
54 シリンドリカルレンズ(凸レンズ)
55 クラッド層
56 コア層
57 拡散面
58 反射面
59 四角錐
62 フレネルレンズ
64 折返しミラー(反射面)
O 母線
S 原稿

Claims (23)

  1. 光源により照明した原稿からの反射光を結像レンズで撮像素子に結像させ、前記原稿の画像を読み取る画像読取装置であって、
    前記撮像素子から前記結像レンズを見たときに該結像レンズの有効瞳の一部に重なる位置に前記光源が設けられていることを特徴とする画像読取装置。
  2. 請求項1に記載の画像読取装置において、
    前記光源及び前記撮像素子が長尺状を呈して同一方向に延在することを特徴とする画像読取装置。
  3. 請求項2に記載の画像読取装置において、
    前記原稿の濃度が一定であるときの前記撮像素子の長手方向に沿った受光量が一様となるように、前記光源の長手方向に沿った発光量が前記結像レンズの像高に対する明るさに応じて設定されていることを特徴とする画像読取装置。
  4. 請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の画像読取装置において、
    前記光源及び前記撮像素子が前記結像レンズの母線上に設けられていることを特徴とする画像読取装置。
  5. 請求項4に記載の画像読取装置において、
    前記光源が前記母線上に複数設けられていることを特徴とする画像読取装置。
  6. 請求項4又は請求項5に記載の画像読取装置において、
    前記光源が前記結像レンズにおいて反射された照明光を遮光する位置に設けられていることを特徴とする画像読取装置。
  7. 請求項1乃至請求項6のいずれか1項に記載の画像読取装置において、
    前記結像レンズにおいて反射された照明光を遮光する遮光部材が前記光源と前記撮像素子との間に設けられていることを特徴とする画像読取装置。
  8. 請求項1乃至請求項7のいずれか1項に記載の画像読取装置において、
    前記結像レンズに前記光源からの照明光の反射を低減させる減反射コーティングが施されていることを特徴とする画像読取装置。
  9. 請求項1乃至請求項8のいずれか1項に記載の画像読取装置において、
    前記原稿に対して前記光源からの照明光が斜めに入射するとともに、前記原稿からの反射光が斜めに出射することを特徴とする画像読取装置。
  10. 請求項1乃至請求項9のいずれか1項に記載の画像読取装置において、
    前記光源の前記結像レンズ側近傍に凸レンズが設けられていることを特徴とする画像読取装置。
  11. 請求項1乃至請求項9のいずれか1項に記載の画像読取装置において、
    前記光源の前記結像レンズ側近傍にフレネルレンズが設けられていることを特徴とする画像読取装置。
  12. 請求項1乃至請求項11のいずれか1項に記載の画像読取装置において、
    前記光源がRGBの各色の光を発光可能であるとともに、該RGBの各色の光の前記原稿による反射光を前記撮像素子が受光可能であることを特徴とする画像読取装置。
  13. 請求項1乃至請求項12のいずれか1項に記載の画像読取装置において、
    前記光源が透明基板と該透明基板上に設けられた点状の発光素子とを有することを特徴とする画像読取装置。
  14. 請求項1乃至請求項12のいずれか1項に記載の画像読取装置において、
    前記光源が発光素子及び該発光素子の発光を導く導光部を有して該導光部からの出射光により前記原稿を照明するとともに、前記撮像素子から前記結像レンズを見たときに該結像レンズの有効瞳に重ならない位置に前記発光素子が設けられていることを特徴とする画像読取装置。
  15. 請求項14に記載の画像読取装置において、
    前記導光部が透明部材からなるクラッド層と該透明部材よりも屈折率の高い他の透明部材からなるコア層とから構成され、該コア層から前記出射光が出射されることを特徴とする画像読取装置。
  16. 請求項14又は請求項15に記載の画像読取装置において、
    前記導光部の前記出射光を出射する出射口に対向する位置に前記発光素子の発光を拡散する拡散面が設けられていることを特徴とする画像読取装置。
  17. 請求項16に記載の画像読取装置において、
    反射面からなる四角錐が複数並設されて前記拡散面が形成されていることを特徴とする画像読取装置。
  18. 請求項16に記載の画像読取装置において、
    前記発光素子から前記出射口に向かって傾斜する反射面によって前記拡散面が形成されていることを特徴とする画像読取装置。
  19. 請求項18に記載の画像読取装置において、
    前記反射面の表面が鋸刃状を呈していることを特徴とする画像読取装置。
  20. 光源により照明した原稿からの反射光を結像レンズで撮像素子に結像させ、前記原稿の画像を読み取る画像読取装置であって、
    前記撮像素子から前記結像レンズを見たときに該結像レンズの有効瞳に重ならない位置に前記光源が設けられるとともに、前記有効瞳の一部に重なる位置に前記光源からの照明光の反射面が設けられていることを特徴とする画像読取装置。
  21. 請求項20に記載の画像読取装置において、
    前記光源の前記反射面側近傍に凸レンズが設けられていることを特徴とする画像読取装置。
  22. 請求項20に記載の画像読取装置において、
    前記光源の前記反射面側近傍にフレネルレンズが設けられていることを特徴とする画像読取装置。
  23. 請求項1乃至請求項22のいずれか1項に記載の画像読取装置を有することを特徴とする画像形成装置。
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