JP2006295658A - 画像読取装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 フレア現象によって原稿濃度が変化し生じる濃度むらによる読取画像品質の低下を防ぐことができる画像読取装置を提供する。
【解決手段】 原稿が原稿読取位置に搬送され、原稿読取位置において原稿画像を読み取る光学系を備えた画像読取装置であって、ランプから原稿に照射された光が反射して、その反射光がランプ内に到達して再度原稿を2次照明する現象が発生する前に、2次照明光になる可能性の高い照明光の一部を、コンタクトガラスの下に設置された透過反射手段により全反射させて積極的に排除することで、原稿の濃淡による2次照明光の影響がなくなり、高品質に原稿の画像を読取ることが可能となる。
【選択図】 図6

Description

本発明は、画像読取装置、特にデジタルPPCに搭載されたシートDF付きスキャナなどの画像読取装置に関する。
デジタルPPCなどに搭載されているスキャナは、原稿の濃度を正確に読み取ることが必要である。原稿読取濃度を決定する構成要素は、1.CCDなどの撮像素子の感度、2.レンズなど光学系による読取位置、3.ランプの発光量と、4.ランプと光学系と原稿を含めた総合的な照明光量の4つの要素がある。
スキャナには照明装置が内蔵されており、一般的なスキャナではライン状に原稿を読み取り、これを走査することで2次元の画像を読み取っている(線順次画像読取)。その際、照明装置と原稿との距離が小さいため、図14に示すように画像読取装置の照明装置1からの照明光2が原稿面3にあたって、リフレクタ4や照明装置(蛍光管)1などのスキャナ内光学部品を反射して再度原稿を再照明する再照明光5を生じる現象があることが知られている。これを「フレア現象」と呼ぶ。照明装置1から原稿面3に到達する照明光2を1次照明光、原稿面3を反射して再度原稿面3を照明する光を2次照明光とする。このフレア現象が生じると、同一原稿濃度であってもその周辺の原稿濃度の差によって、スキャナ読取画像信号が変化する。これは2次照明光が原稿面3で反射する際に原稿濃度によって反射光量が変化するため、1次照明光と2次照明光の合計である照明光が原稿濃度によって変わってしまうことから生じる。特に上記現象は、原稿において急激に濃度が変化する部位で目立つ。
特に近年は、キセノンランプなど蛍光管1で開口部6があるランプを用いた照明装置が主流になっている。このランプを搭載したスキャナの場合、照明光量を最大限得るためにランプの発光特性からランプをできるだけ原稿設置面に近づける構成をとることになる。その際、再照明光の反射する光学部品として、ランプ自身の蛍光面7があり、再反射のほとんどがそこで発生していることが知られている。
図15に実際にフレア現象が生じた読取画像例を示す。黒パターン部8に挟まれた境界部9が白パターン部10と比べて暗く読み取られている。原稿の白パターンは濃度が均一であるため、あきらかに読取画像としては劣化していることになる(理想的には境界部9と白パターン部10は同じ明るさにならなければならない)。これは黒パターン部8に挟まれた領域をスキャナが読んだ際、その両側が黒いため、2次照明光が白パターン部10を読み取った場合と比較して相対的に減ってしまうためである。
全般に原稿反射率が低い領域ほどスキャナは暗く画像を読み取り、原稿反射率が高い領域ほどスキャナは明るく画像を読み取ることになる。つまり黒文字原稿において文字内の白部がスキャナ画像においては暗くなり、結果的にコントラストが低下して読みづらくなってしまうなどの不良となって認識される。これは2次照明光が基本的には原稿面で照明光が反射した位置を中心に再照明しており、そのため、原稿の急な濃度変化(白黒パターンの境界部など)があった場所でより2次照明光の変化が大きくなってしまうからである。
そこで、スキャナの設計段階においては、原稿面を反射した2次照明光が再度原稿を照明しないように、光学系部品を黒く塗装したり、レイアウトを適正化したりするなどの対応をしている。
一方、複数枚の原稿を連続して読み取る装置として、シートドキュメントフィーダ(シートDF)が広く採用されている。これは、前記照明装置やリフレクタなどを固定し、原稿側を読取位置上で走査させることで高速に原稿画像を読み取ることができる装置である。
他に、一般的に用いられているフレア現象の発生量を減らす手法として、スキャナに内蔵されている照明装置と原稿設置板の間に、原稿への照明光以外の余分な光を排除するための遮光板を設ける手法、ロッドレンズを集光レンズとして用い、光源の光速を原稿の注目する読み取りライン付近に集光することで2次光源の発生によるフレアを抑制する手法(特許文献1)や、コンタクトガラスの屈折率を高めることなどでフレア光を屈折により減らす手法(特許文献2)が提案されている。
特願平7−284763号公報 特開2004−357270号公報
しかしながら、2次照明光による再照明を完全にはなくせず、読取画像品質上の課題となっていた。特に文字部の周辺が急激に暗くなり、コピー画像などで地汚れが発生して、極端な画像品質劣化を招く場合があった。また、レンズやコンタクトガラスなど高価な光学部品を必要としており、低コスト化が困難であった。
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、係る不具合を解決することを前提とし、フレア現象によって原稿濃度が変化し生じる濃度むらによる読取画像品質の低下を防ぐことを目的とする。
請求項1記載の発明は、原稿を給紙する手段と、前記原稿を原稿読取位置に搬送する手段と、前記原稿の読取位置を照明する照明手段と、前記読取位置にある原稿面からの反射光により撮像素子で線順次に原稿画像を読取る手段と、前記撮像素子と前記原稿の間に設置されているコンタクトガラス下の読取位置周辺に施された遮光手段と、前記コンタクトガラスより下方向の透過反射手段と、を有する画像読取装置である。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の装置において、前記透過反射手段は、前記照明手段と前記コンタクトガラスとの間に配置されることを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1記載の装置において、前記透過反射手段は、前記照明手段から出射した光を反射させる反射部材と前記コンタクトガラスの間に配置されることを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項1記載の装置において、前記透過反射手段は、前記照明手段と前記コンタクトガラスの間と、前記反射部材と前記コンタクトガラスの間に、配置されることを特徴とする。
請求項5記載の発明は、請求項1から4のいずれか1項記載の装置において、前記透過反射手段の一部に遮光手段を有することを特徴とする。
請求項6記載の発明は、請求項1から4のいずれか1項記載の装置において、前記透過反射手段の一部の表面に完全反射手段を有することを特徴とする。
請求項7記載の発明は、請求項1から4のいずれか1項記載の装置において、前記透過反射手段の透過率が90%から80%であることを特徴とする。
請求項8記載の発明は、請求項1から4のいずれか1項記載の装置において、前記透過反射手段は、NDフィルタ特性を有することを特徴とする。
請求項9記載の発明は、請求項1から4のいずれか1項記載の装置において、前記透過反射手段は、屈折率の高いガラスであることを特徴とする。
請求項10記載の発明は、請求項1から4いずれか1項記載の装置において、前記透過反射手段は、透明プラスチックであることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の画像読取装置。
本発明によれば、ランプから原稿に照射された光が反射して、その反射光がランプ内に到達して再度原稿を2次照明する現象が発生する前に、2次照明光になる可能性の高い照明光の一部を、コンタクトガラスの下に設置された透過反射手段により全反射させて積極的に排除することで、原稿の濃淡による2次照明光の影響がなくなり、高品質に原稿の画像を読取ることができるという効果を有する。
以下に、本発明の実施形態に係る画像読取装置を、図面を用いて詳細に説明する。
本発明の実施形態に係る画像読取装置の基本構成を図1、図2、図3、図4、図5を参照し、説明する。
図1は、画像読取装置の概略図であり、図2は側面から見た構成を表す図である。走行体12と走行体13は、モータ16による駆動を駆動伝達手段17を通じて受け、コンタクトガラス23面において撮像領域21と垂直方向に、かつコンタクトガラス23面に対するレンズ14の結像位置が1次元撮像素子15面になる状態を保ちながら走行することで、コンタクトガラス23上にある原稿画像24を1次元撮像素子15にて2次元に取得する画像読取装置である。通常撮像素子として1次元CCDが用いられ、レンズ14はコンタクトガラス23面に対して縮小して1次元撮像素子15上に結像する。走行体12が走査する方向を副走査方向と呼び、1次元撮像素子15が読み取る画像方向を主走査方向と呼ぶ。通常スキャナの画像解像度はDPI(ドット/inch)で表され、デジタルPPCに搭載されるスキャナは400ないし600DPIである場合が多い。
原稿24は原稿設置板であるコンタクトガラス23上に設置され、レンズ14はランプ19の光、及び、ランプ19の光を受けた反射部材であるリフレクタ20の光が撮像領域21に照射され、その反射光が走行体12、及び走行体13内の折り返しミラー22を通してレンズ14によって1次元撮像素子面に結像し、1次元撮像素子が撮像領域21の画像を1次元に取得する。
図3は、シートドキュメントフィーダ(以下シートDF32)とスキャナ31が連結した状態での原稿読取動作を表わす概略図である。スキャナ31の上部にシートDF32が設置される。シートDF32の原稿給紙部33に複数枚の原稿が重ねて設置され、分離コロ34によって前記原稿の一番上の原稿が分離され、給紙ベルト35によって内部に送り込まれる。プルアウトローラ36を経て、加圧パッド37で下方に押し付けられながら、原稿読取部38を通過する。その際、スキャナ内のキャリッジ39、キャリッジ40は前記原稿読取部38を読み取る位置に固定されており、レンズ41によって原稿読取部38の画像をCCD42に結像させる事で原稿を読み取る。原稿読取部38を通過した原稿は、中間ローラ43や排紙ローラ44を経て原稿排紙部45に送り出される。本動作を連続して実施することで、複数枚の原稿を連続して読み取ることが可能となる。
図4は、シートDF32とスキャナ31が連結した状態での原稿読取光学系の作用を表わす概略図である。プルアウトローラ36により送り出された原稿は、原稿読取部38において加圧パッド37によって平坦に形成される。コンタクトガラス43上の原稿読取部38に対して、ランプ44から照射された照明光が直接またはリフレクタ45を経て照明される。原稿読取部38に到達した光は、原稿濃度に応じて反射する。原稿面を反射した光は、キャリッジ39内のミラー46、キャリッジ40内のミラー47、ミラー48を経てレンズ/CCDに到達する。
シートDFを用いた画像読取動作における光学系は、スキャナ単独での画像読取動作の光学系と同じだが、シートDFを用いた画像読取動作では、キャリッジ39及びキャリッジ40が走査せず、固定されているのが最大の違いとなる。つまりコンタクトガラスに対して、キャリッジ39が固定されている。また、シートDFによる原稿読取の場合、原稿とコンタクトガラスが接触する場合と接触しない場合の両方がある。
図5は、原稿走査型等倍光学系による画像読取装置における、原稿読取光学系の作用を表わす概略図である。分離コロ51と給紙ローラ52によって、原稿が副走査方向に送り出される。加圧パッド53によって下方に押されながらコンタクトガラス54上の原稿読取部55を前記原稿が通過する。その原稿読取部55はランプ56によって照明され、原稿の濃度に応じた反射光が等倍結像レンズ57によって等倍センサ58面に集光され、原稿画像が読み取られる。
本発明に係る一実施形態である画像読取装置の構成を図6を参照して説明する。当該画像読取装置は、原稿を送り出すプルアウトローラ76と、原稿読取位置69において原稿を平坦にする加圧パッド72と、余分な照明光をカットする遮光板71と、原稿61を照明するランプ62と、原稿61を保持するコンタクトガラス63と、ランプ62の照明光を反射して原稿61を照明するリフレクタ64と、原稿面から到達する2次照明光の一部を全反射させる例えばガラス製の透過反射板65、原稿61を反射した光画像を撮像素子66であるCCDに結像させる結像素子67であるレンズからなる。
プルアウトローラ76より送り出された原稿は、原稿読取位置69において加圧パッド72によって平坦に形成される。コンタクトガラス63上の原稿読取位置69に対して、ランプ62から照射された照明光68が直接またはリフレクタ64を経て照明される。または、遮光板71でカットされる。原稿読取位置69に到達した光は、原稿濃度に応じて反射する。原稿面を反射した光は、ミラー73、ミラー74、ミラー75を経て結像素子67のレンズを通じて撮像素子66のCCDに結像し、原稿7−1を読取る。
ここで、従来のように単純に遮光板を設置して、遮光しただけでは光量が著しく低下してしまうという問題が発生する。しかし本実施形態では透過反射板の全反射作用により「フレア現象」を低減することができる。作用については後述する。透過反射板65は、コンタクトガラス63とランプ62の間に設置されており、さらに原稿読取位置69からレンズ(結像素子)67を通じて撮像素子66へ到達する結像光を遮らない位置にある。開口型のランプは、傾斜角にもよるが、光学的に開口中心線より上側に最大照度の位置になることが知られている。この最大照度の位置が原稿読取位置69から離れるほど2次照明光の影響が多大になることも知られている。そこで透過反射板65は、原稿読取位置69の照明光には影響しないが、最大照度が出現する読取位置周辺70の反射光の多くが全反射するような位置に配置されている。照明シミュレーションや照度分布計測実験などによって最適な位置を求めることができる。
照明手段は上述したランプ62の他でも可能であり、次に他の実施形態を図を参照して説明する。
図7の(a)キセノンランプのように、透過反射板自体は、a.一部がプリズム状、b.平行なプリズム状、c.遮光板の上に透過反射板で覆う形状でもよい。遮光板は、例えば黒艶消し塗装のアルミ部材である。
図7の(b)ハロゲンランプではリフレクタの上部を透過反射板にしてもよいし、(c)LEDアレイランプではアレイの筐体上にキセノンランプと同様の構成ができる。
図8の(a)のように透過反射板65は、コンタクトガラス63とリフレクタ64の間に設置されており、原稿読取位置69からレンズ67を通じて撮像素子66へ到達する結像光を遮らない位置にある。すなわちランプでなくリフレクタ側からの原稿面2次反射光の一部をなるべく全反射させる位置に設置されている。
また、図8の(b)のように透過反射板65は、コンタクトガラス63とランプ62の間およびコンタクトガラス63とリフレクタ64の間に設置されており、原稿読取位置69からレンズ67を通じて撮像素子66へ到達する結像光を遮らない位置にある。すなわちランプ側及びリフレクタ側からの原稿面2次反射光の一部をなるべく全反射させる位置にそれぞれ設置されている。
透過反射板65は、例えば、透明ガラス、透明プラスティックなどでもよい。
図6及び図9を用いて、本発明の実施形態に係る画像読取装置の透過反射板65の作用について説明する。
透過反射板65は、ランプ62側から照射された2次照明光(特に最大照度になる読取位置周辺部70を照明する光)になる可能性の高い光の多くを全反射する。この全反射作用により「フレア現象」を低減することができる。図9に示すように、原稿面から戻ってきた反射光は角度θで透過反射板65に入射する。このときスネルの法則より、
n0×Sin(θ+α)=n1×Sinβ
(n0:空気の屈折率、入射角θ、n1:例えばガラスの屈折率、出射角β、α:透過反射板傾き面角度)
臨界角をβとすると、
β=Sin-1(n0/n1)なので、 n0×Sin(θ+α)=n1×Sin(Sin-1(n0/n1))
n0は、通常1なので、
Sin(θ+α)=n1×Sin(Sin-1(1/n1))、
Sin(θ+α)=1、
θ+α=90°、
という関係が成り立つ。故にθ=30°とすれば α=60°となる。
以上より、臨界角β以上の角度で入射した光は、すべて全反射される。この作用は、画像読取装置で2次照明光が発生する限り、キセノンランプ、ハロゲンランプ、LEDアレイランプなどランプの種類を問わずに作用する。
図10を参照して本発明に係る他の実施形態を説明する。
透過反射板65の一部に遮光手段を設ける、すなわち、透過反射板の2次照明光が全反射により出て行く方向の面に、例えば艶消し黒塗料による遮光膜を施す構成とする画像読取装置である。これにより透過反射手段内で全反射した2次照明光をさらに迷光とすることなく完全に吸収し、2次照明光が低減される。
次に図11を参照して本発明に係る他の実施形態を説明する。
透過反射板65の一部の表面に、アルミなどの金属で、蒸着やスパッタリングを施して完全反射手段である鏡面を生成する。鏡面の薄膜を形成する蒸着またはスパッタリングの原料は、例えばコストの安いアルミ、反射率の高い銀などがある。さらに薄膜面にSiO2などの保護層を付加してもよい。
2次照明光となる可能性の高い照明光の一部をリフレクタ64側に反射させ、2次照明光を低減する作用を持つ。
本発明に係る実施形態である画像読取装置において、透過反射板自体の透過率が90%から80%のガラスやプラスチック、または透過反射板の一部にNDフィルタの薄膜が施された構成も可能である(図12、図13)。透過率が90%から80%またはNDフィルタの10%から20%のものを使用することで、透過反射手段内で全反射しない2次照明光を減光し、フレアを低減するという作用を持つ。
透過反射板自体が高屈折率のガラスや透明プラスチックで構成されることも考え得る。透過反射手段が、屈折率の高いガラスであれば、臨界角が大きく、2次照明光になる可能性の高い照明光をより多く全反射させて2次照明光を減光し、フレアを低減するという作用を持つ。透過反射手段が、透明なプラスチックであれば、形状の自由度が大きく、また透過率の調整が比較的簡単なため、2次照明光になる可能性の高い照明光を、より多く減光させて、フレアを低減するという作用を持つ。
画像読取装置の基本構成の概略図である。 画像読取装置の側面の基本構成を示した図である。 スキャナとシートDFが連結した画像読取装置の概略図である。 シートDFによる原稿読取の概略図である。 等倍光学系原稿走査による原稿読取の概略図である。 本発明の一実施形態に係る画像読取装置の概略図である。 本発明の一実施形態に係る画像読取装置の透過反射板の構成を示す図である。 本発明の一実施形態に係る画像読取装置の透過反射手段の構成を示す図である。 本発明の一実施形態に係る画像読取装置の透過反射手段の作用を示す図である。 本発明の一実施形態に係る画像読取装置の透過反射手段の構成を示す図である。 本発明の一実施形態に係る画像読取装置の透過反射手段の構成を示す図である。 本発明の一実施形態に係る画像読取装置の透過反射手段の構成を示す図である。 本発明の一実施形態に係る画像読取装置の透過反射手段の構成を示す図である。 従来の画像読取装置の証明状態図である。 従来の画像読取装置でフレア現象が生じている読取画像例を示す図である。
符号の説明
11 原稿設置場所
12、13 走行体
14 レンズ
15 1次元撮像素子
16 モータ
17 駆動伝達手段
18 画像信号出力ポート
61 原稿
62 ランプ
63 コンタクトガラス
64 リフレクタ
65 透過反射板
66 撮像素子(CCD)
67 結像素子(レンズ)
68 照明光
69 原稿読取位置
70 読取位置周辺
71 遮光板
72 加圧パッド
73、74、75 ミラー
76 プルアウトローラ

Claims (10)

  1. 原稿を給紙する手段と、
    前記原稿を原稿読取位置に搬送する手段と、
    前記原稿の読取位置を照明する照明手段と、
    前記読取位置にある原稿面からの反射光により撮像素子で線順次に原稿画像を読取る手段と、
    前記撮像素子と前記原稿の間に設置されているコンタクトガラス下の読取位置周辺に施された遮光手段と、
    前記コンタクトガラスより下方向の透過反射手段と、を有する画像読取装置。
  2. 前記透過反射手段は、前記照明手段と前記コンタクトガラスとの間に配置されることを特徴とする請求項1記載の画像読取装置。
  3. 前記透過反射手段は、前記照明手段から出射した光を反射させる反射部材と前記コンタクトガラスの間に配置されることを特徴とする請求項1記載の画像読取装置。
  4. 前記透過反射手段は、前記照明手段と前記コンタクトガラスの間と、前記反射部材と前記コンタクトガラスの間に、配置されることを特徴とする請求項1記載の画像読取装置。
  5. 前記透過反射手段の一部に遮光手段を有することを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の画像読取装置。
  6. 前記透過反射手段の一部の表面に完全反射手段を有することを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の画像読取装置。
  7. 前記透過反射手段の透過率が90%から80%であることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の画像読取装置。
  8. 前記透過反射手段は、NDフィルタ特性を有することを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の画像読取装置。
  9. 前記透過反射手段は、屈折率の高いガラスであることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の画像読取装置。
  10. 前記透過反射手段は、透明プラスチックであることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の画像読取装置。
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