JPH08180523A - 磁気記録再生装置 - Google Patents

磁気記録再生装置

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JPH08180523A
JPH08180523A JP6316599A JP31659994A JPH08180523A JP H08180523 A JPH08180523 A JP H08180523A JP 6316599 A JP6316599 A JP 6316599A JP 31659994 A JP31659994 A JP 31659994A JP H08180523 A JPH08180523 A JP H08180523A
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JP
Japan
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area
relative position
recording head
helical track
center
Prior art date
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Pending
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JP6316599A
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English (en)
Inventor
Michifumi Inai
道史 稲井
Soichiro Fujioka
総一郎 藤岡
Haruo Isaka
治夫 井阪
Michifumi Nishida
理史 西田
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B27/00Editing; Indexing; Addressing; Timing or synchronising; Monitoring; Measuring tape travel
    • G11B27/02Editing, e.g. varying the order of information signals recorded on, or reproduced from, record carriers
    • G11B27/022Electronic editing of analogue information signals, e.g. audio or video signals
    • G11B27/024Electronic editing of analogue information signals, e.g. audio or video signals on tapes
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B27/00Editing; Indexing; Addressing; Timing or synchronising; Monitoring; Measuring tape travel
    • G11B27/02Editing, e.g. varying the order of information signals recorded on, or reproduced from, record carriers
    • G11B27/022Electronic editing of analogue information signals, e.g. audio or video signals
    • G11B27/029Insert-editing

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)
  • Management Or Editing Of Information On Record Carriers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 パイロット信号を用いたトラッキング方式を
採用する磁気記録再生装置において、ヘリカルトラック
に曲がりが生じている場合でも、インサート編集時に、
高い編集精度を確保することができる磁気記録再生装置
を提供する。 【構成】 ヘリカルトラック102の略先頭の第1の領
域にはパイロット信号が、続く第2の領域には情報信号
とパイロット信号が記録された磁気テープ101に対し
て、インサート編集を行う際、先立つ再生モードで、編
集領域におけてトラック102の中心と記録ヘッド10
3の中心が一致するように、第1、第2の相対位置検出
手段104、105にてこれらの相対位置を検出し、第
1の領域におけるヘリカルトラックと記録ヘッドとの相
対位置関係を保つようにテープ送りを制御する。編集点
以後、記録ヘッド103は編集領域を消去すると同時に
新たな情報信号に書き換える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像データ,音声デー
タ等の情報信号が記録されている磁気テープに対して、
インサート編集記録する磁気記録再生装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】一般に、記録時に用いたビデオテープレ
コーダー(以下、VTRと記す)と編集時に用いるVT
Rが異なる場合や、記録時と編集時とで用いるVTRが
同一であっても環境変化等によって磁気テープに伸びが
生じた場合には、磁気テープ上に形成されたヘリカルト
ラックと記録ヘッドとの相対位置にズレが生じ、書き換
えるヘリカルトラックが消し残ったり、隣接トラックの
一部を書き換えてしまうので編集精度が保てない。従っ
て、編集精度を保つには、編集領域における記録ヘッド
とヘリカルトラックの正確なトラッキングを行うことが
重要となる。
【0003】ここで、従来の磁気記録再生装置における
編集時の動作について、以下図面を参照しながら説明す
る。
【0004】図7は従来の磁気記録再生装置のブロック
図である。磁気テープ101上には、曲がりの生じたヘ
リカルトラック102が形成されている。また、ヘリカ
ルトラック102は第1の領域と第2の領域に分けられ
ており、先頭の第1の領域にはパイロット信号が記録さ
れ、続く第2の領域は音声領域102a,映像領域10
2b,サブコード領域102cの3つの領域に分割さ
れ、それぞれ音声情報、映像情報、記録情報に付帯する
情報信号が記録され、さらに第2の領域の全域にわたっ
てパイロット信号が多重記録されている。
【0005】さて、上記したような磁気テープ101に
対して、インサート編集記録を行い第2の領域内のサブ
コード領域102cを書き換える場合の動作を説明す
る。
【0006】インサート編集記録に先立つ再生モード
で、再生機能を有する記録ヘッド103は、ヘリカルト
ラック102に記録されている情報信号を再生する。第
1の相対位置検出手段104は、記録ヘッド103によ
り再生されるパイロット信号から、第1の領域における
記録ヘッド103とヘリカルトラック102との相対位
置を検出する。テープ送り制御手段108は、相対位置
誤差検出器109とキャプスタン駆動回路110とキャ
プスタンモータ111で構成されており、相対位置誤差
検出器109は第1の相対位置検出手段104から入力
される相対位置と相対位置指令ref=0との誤差を検
出し、キャプスタン駆動回路110は相対位置誤差検出
器109から入力される誤差に比例した電力をキャプス
タンモータ111に供給する。従って、磁気テープ10
1の走行は、第1の領域において記録ヘッド103の中
心とヘリカルトラック102の中心が一致するように制
御される。
【0007】編集点以後、記録ヘッド103は第2の領
域内のサブコード領域に記録されている情報信号を消去
すると同時に新たな情報信号を記録していく。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した従来
の磁気記録再生装置でインサート編集を行う場合、イン
サート編集記録に先立つ再生モードで、第1の領域にお
ける記録ヘッドの中心とヘリカルトラックとの中心が一
致するようにテープ送りが制御される。しかし、ヘリカ
ルトラックに曲がりが生じている場合には、第2の領域
内の書き換える領域において、記録ヘッドの中心とヘリ
カルトラックの中心とは一致しない。そのため編集点以
後、記録ヘッドが第2の領域内の書き換える領域に記録
されている情報信号を消去するとき、未消去部分が残っ
たり、本来消去すべきでないヘリカルトラックの一部を
消去してしまうため、編集精度が保てないという問題点
を有している。
【0009】本発明はヘリカルトラックに曲がりが生じ
ている場合にも、編集精度の優れた磁気記録再生装置を
提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明の磁気記録再生装置は、ヘリカルトラックの
略先頭の第1の領域にはパイロット信号が記録され、続
く第2の領域には情報信号とパイロット信号が多重記録
されている磁気テープに対して、再生機能を有した記録
ヘッドにより前記第2の領域に記録されている情報信号
の一部または全部を書き換える際に先立つ再生モード
で、前記第2の領域内の書き換える領域において前記記
録ヘッドの中心とヘリカルトラックの中心が略一致する
ような、前記第1の領域における前記記録ヘッドと前記
ヘリカルトラックとの相対位置を検出しり相対位置検出
手段と、編集点以後、前記相対位置検出手段にて検出し
た第1の領域における前記記録ヘッドと前記ヘリカルト
ラックの相対位置関係を保つようにテープ送りを制御す
るテープ送り制御手段とを具備し、前記記録ヘッドは前
記第2の領域に記録された情報信号の一部または全部を
書き換えるものである。
【0011】
【作用】本発明の磁気記録再生装置では、インサート編
集記録する際、第2の領域内の編集領域における記録ヘ
ッドとヘリカルトラックとの相対位置は、記録ヘッドの
中心とヘリカルトラックの中心とが一致するようにテー
プ送りを制御し、記録ヘッドが第2領域内の編集領域を
消去すると同時に新たな情報信号を記録する。
【0012】従って、ヘリカルトラックに曲がりが生じ
ていても、第2の領域内の編集領域において、記録ヘッ
ドの中心とヘリカルトラックの中心が一致するので、第
2の領域内の編集領域を記録ヘッドが書き換える際に、
編集トラックに未消去部分が残ったり、本来消去すべき
でないヘリカルトラックの一部を消去してしまうことは
なく、高い編集精度を確保することが可能である。
【0013】
【実施例】本発明の磁気記録再生装置について、図面を
参照しながら説明する。
【0014】図1は本発明の第1の実施例における磁気
記録再生装置のブロック図である。なお、本実施例の構
成要素のうち、従来例と同一の機能を有する構成要素に
は、従来例と同一の符号を記している。
【0015】磁気テープ101上には、曲がりの生じた
ヘリカルトラック102が形成されている。また、ヘリ
カルトラック102は第1の領域と第2の領域に分けら
れており、先頭の第1の領域にはパイロット信号が記録
され、続く第2の領域は音声領域102a,映像領域1
02b,サブコード領域102cの3つの領域に分割さ
れ、それぞれ音声情報、映像情報、記録情報に付帯する
情報が記録され、さらに、第2の領域の全域にわたって
パイロット信号が多重記録されている。
【0016】さて、上記したような磁気テープ101に
対して、インサート編集記録を行い第2の領域内のサブ
コード領域102cを書き換える場合の動作を説明す
る。
【0017】一般に、インサート編集を行う場合には、
編集点の前から再生モードで磁気テープ101を走行さ
せる調相期間が設けられ、その調相期間中、再生機能を
有した記録ヘッド103にて、ヘリカルトラック102
に記録されている情報信号を再生する。第1の相対位置
検出手段104は、記録ヘッド103によって再生され
たパイロット信号から、第1の領域における記録ヘッド
103とヘリカルトラック102との相対位置を検出
し、記録ヘッド103の中心とヘリカルトラック102
の中心が一致するような相対位置関係にあるとき、相対
位置「0」を出力する。第2の相対位置検出手段105
は、記録ヘッド103によって再生されたパイロット信
号から、第2の領域内のサブコード領域102cにおけ
る記録ヘッド103とヘリカルトラック102の相対位
置を検出し、記録ヘッド103の中心とヘリカルトラッ
ク102の中心が一致するような相対位置関係にあると
き相対位置「0」を出力する。
【0018】出力切り替え手段106は接点aに接続さ
れており、第2の相対位置検出手段105から入力され
る相対位置を出力する。相対位置指令発生手段107
は、接点cに接続されており相対位置指令ref=0を
出力する。テープ送り制御手段108は、相対位置誤差
検出器109とキャプスタン駆動回路110とキャプス
タンモータ111とで構成されている。相対位置誤差検
出器109は、出力切り替え手段106から入力される
相対位置と相対位置指令発生手段107から入力される
相対位置指令refとの誤差を検出し、キャプスタン駆
動回路110は相対位置誤差検出器109が検出した誤
差に比例した電力をキャプスタンモータ111に供給す
るので、相対位置誤差検出器109が検出する誤差が
「0」となるようにテープ送りが制御され、相対位置誤
差検出器109が検出する誤差が「0」となったとき、
引き込み信号を出力切り替え手段106と相対位置指令
発生手段107と出力保持手段112に出力する。
【0019】すなわち、テープ送り制御手段108は、
第2の領域内のサブコード領域102cにおいて記録ヘ
ッド103の中心とヘリカルトラック102の中心とが
一致するようにテープ送りを制御し、第2の領域内のサ
ブコード領域102cにおいて記録ヘッド103とヘリ
カルトラック102の各中心が一致したときに、引き込
み信号を出力切り替え手段106と相対位置指令発生手
段107と出力保持手段112に出力する。
【0020】そして、テープ送り制御手段108から引
き込み信号が入力されたタイミングで、出力保持手段1
12は、第1の相対位置検出手段104から入力される
相対位置をサンプリングし、そのサンプリングした相対
位置Xを保持し相対位置指令発生手段107に出力す
る。さらに、出力切り替え手段106と相対位置指令発
生手段107では、それぞれ接点bと接点dに接続さ
れ、出力切り替え手段106は第1の相対位置検出手段
104から入力される相対位置を出力し、相対位置指令
発生手段107は出力保持手段112から入力される相
対位置Xを相対位置指令refとして出力する。従って
テープ送り制御手段108は、第1の領域における記録
ヘッド103とヘリカルトラック102との相対位置
が、出力保持手段112が出力する相対位置Xとなるよ
うにテープ送りを制御する。これは、第2の領域内のサ
ブコード領域102cにおけるヘリカルトラック102
の中心と記録ヘッド103の中心が一致するように制御
することと等価である。
【0021】編集点以後、記録ヘッド103は第2の領
域内のサブコード領域102cを消去すると同時に新た
な情報信号を記録していく。
【0022】以上の説明からわかるように、インサート
編集に先立つ再生モードで、第2の領域内の編集領域に
おいて記録ヘッドの中心とヘリカルトラックの中心が一
致するような、第1の領域における記録ヘッドとヘリカ
ルトラックの相対位置を検出し、検出した第1の領域に
おける記録ヘッドとヘリカルトラックの相対位置関係を
保つようにテープ送りを制御すれば、記録ヘッドで編集
領域を書き換える際に、書き換える領域が消し残った
り、本来書き換えるべきでないヘリカルトラックの一部
を書き換えてしまうことがないため、高い編集精度が確
保できる。
【0023】なお、本実施例で、インサート編集記録す
る領域を第2の領域内のサブコード領域としているの
は、実施例を説明する上で分かりやすくするためのもの
であり、本発明はこの場合に限定されず、第2の領域の
一部または全部でもよい。また、第1の相対位置検出手
段と第2の相対位置検出手段は、記録ヘッドとヘリカル
トラックの各中心が一致するような相対位置関係にある
とき相対位置「0」を出力し、相対位置指令発生手段
は、初期値として相対位置指令ref=0を出力するの
は、実施例を説明する上で分かりやすくするためのもの
であり、本発明はこの場合に限定されず、種々の変更が
可能である。
【0024】以下、本発明の第2の実施例について説明
する。図2は本発明の第2の実施例における磁気記録再
生装置のブロック図である。なお、本実施例の構成要素
のうち、従来例と同一の機能を有する構成要素には、従
来例と同一の符号を記している。
【0025】第1の実施例で説明したものと同一の磁気
テープ101に対して、インサート編集記録を行い、第
2の領域内のサブコード領域102cを書き換える場合
の動作を説明する。
【0026】インサート編集記録に先立つ再生モード
で、再生機能を有した記録ヘッド103は、ヘリカルト
ラック102に記録されている情報信号を再生する。第
1の相対位置検出手段104は、記録ヘッド103によ
って再生されたパイロット信号から、第1の領域におけ
る記録ヘッド103とヘリカルトラック102との相対
位置を検出し、記録ヘッド103の中心とヘリカルトラ
ック102の中心が一致するような相対位置関係にある
とき相対位置「0」を出力する。第2の相対位置検出手
段105は、記録ヘッド103によって再生されたパイ
ロット信号から、第2の領域内のサブコード領域102
cにおける記録ヘッド103とヘリカルトラック102
の相対位置を検出し、記録ヘッド103の中心とヘリカ
ルトラック102の中心が一致するような相対位置関係
にあるとき相対位置「0」を出力する。
【0027】相対位置指令発生手段107は接点cに接
続されており、相対位置指令ref=0を出力する。テ
ープ送り制御手段108は、相対位置誤差検出器109
とキャプスタン駆動回路110とキャプスタンモータ1
11とで構成されている。相対位置誤差検出器109
は、第1の相対位置検出手段104から入力される相対
位置と相対位置指令発生手段107から入力される相対
位置指令refとの誤差を検出し、キャプスタン駆動回
路110は相対位置誤差検出器109が検出した誤差に
比例した電力をキャプスタンモータ111に供給するの
で、相対位置誤差検出器109が検出する誤差が「0」
となるようにテープ送りが制御され、相対位置誤差検出
器109が検出する誤差が「0」となったとき、引き込
み信号を相対位置指令発生手段107と出力保持手段1
12に出力する。
【0028】すなわち、テープ送り制御手段108は、
第1の領域において記録ヘッド103の中心とヘリカル
トラック102の中心とが一致するようにテープ送りを
制御し、第1の領域において記録ヘッド103とヘリカ
ルトラック102の各中心が一致したときに、引き込み
信号を相対位置指令発生手段107と出力保持手段11
2に出力する。
【0029】そして、テープ送り制御手段108から引
き込み信号が入力されたタイミングで、出力保持手段1
12は、第2の相対位置検出手段104から入力される
相対位置をサンプリングし、そのサンプリングした相対
位置Xを保持し相対位置指令発生手段107に出力す
る。さらに、相対位置指令発生手段107では接点dに
接続され、相対位置指令発生手段107は出力保持手段
112から入力される相対位置Xを相対位置指令ref
として出力する。従ってテープ送り制御手段108は、
第1の領域における記録ヘッド103とヘリカルトラッ
ク102との相対位置が、出力保持手段112が出力す
る相対位置Xとなるようにテープ送りを制御する。これ
は、第2の領域内のサブコード領域102cにおけるヘ
リカルトラック102の中心と記録ヘッド103の中心
が一致するように制御することと等価である。
【0030】編集点以後、記録ヘッド103は第2の領
域内のサブコード領域102cを消去すると同時に新た
な情報信号を記録していく。
【0031】以上の説明からわかるように、インサート
編集に先立つ再生モードで、第2の領域内の編集領域に
おいて記録ヘッドの中心とヘリカルトラックの中心が一
致するような、第1の領域における記録ヘッドとヘリカ
ルトラックの相対位置を検出し、検出した第1の領域に
おける記録ヘッドとヘリカルトラックの相対位置関係を
保つようにテープ送りを制御すれば、記録ヘッドで編集
領域を書き換える際に、書き換える領域が消し残った
り、本来書き換えるべきでないヘリカルトラックの一部
を書き換えてしまうことがないため、高い編集精度が確
保できる。
【0032】なお、本実施例で、インサート編集記録す
る領域を第2の領域内のサブコード領域としているの
は、実施例を説明する上で分かりやすくするためのもの
であり、本発明はこの場合に限定されず、第2の領域の
一部または全部でもよい。また、第1の相対位置位置検
出手段と第2の相対位置検出手段は、記録ヘッドとヘリ
カルトラックの各中心が一致するような相対位置関係に
あるとき相対位置「0」を出力し、相対位置指令発生手
段は初期値として相対位置指令ref=0を出力するの
は、実施例を説明する上で分かりやすくするためのもの
であり、本発明はこの場合に限定されず、種々の変更が
可能である。
【0033】以下、本発明の第3の実施例について説明
する。図3は本発明の第3の実施例における磁気記録再
生装置のブロック図である。なお、本実施例の構成要素
のうち、従来例と同一の機能を有する構成要素には、従
来例と同一の符号を記している。
【0034】第1の実施例で説明したものと同一の磁気
テープ101に対して、インサート編集記録を行い、第
2の領域内のサブコード領域102cを書き換える場合
の動作を説明する。
【0035】インサート編集記録に先立つ再生モード
で、再生ヘッド301は、ヘリカルトラック102に記
録されている情報信号を再生する。第3の相対位置検出
手段302は、再生ヘッド301によって再生されたパ
イロット信号から、第2の領域内のサブコード領域10
2cにおける再生ヘッド301とヘリカルトラック10
2との相対位置を検出し、再生ヘッド301の中心とヘ
リカルトラック102の中心が一致するような相対位置
関係にあるとき相対位置「0」を出力する。テープ送り
制御手段108は、相対位置誤差検出器109とキャプ
スタン駆動回路110とキャプスタンモータ111とで
構成されている。相対位置誤差検出器109は、第3の
相対位置検出手段301から入力される相対位置と相対
位置指令指令ref=0との誤差を検出し、キャプスタ
ン駆動回路110は相対位置誤差検出器109が検出し
た誤差に比例した電力をキャプスタンモータ111に供
給するので、相対位置誤差検出器109が検出する誤差
が「0」となるようにテープ送りは制御される。
【0036】すなわち、テープ送り制御手段108は、
第2の領域内のサブコード領域102cにおいて再生ヘ
ッド301の中心とヘリカルトラック102の中心とが
一致するようにテープ送りを制御する。再生ヘッド30
1と記録ヘッド103とのヘッド段差は、ヘリカルトラ
ックのトラック幅と等しくなるように調整されている。
従って、第2の領域内のサブコード領域102cにおい
て、再生ヘッド301の中心とヘリカルトラック102
の中心が一致するとき、記録ヘッド103の中心とヘリ
カルトラック102の中心も一致している。
【0037】編集点以後、記録ヘッド103は第2の領
域内のサブコード領域102cを消去すると同時に新た
な情報信号を記録していく。
【0038】以上の説明からわかるように、インサート
編集記録を行う編集領域において、再生ヘッドの中心と
ヘリカルトラックの中心が一致するようにテープ送りを
制御すれば、編集領域において記録ヘッドとヘリカルト
ラックの各中心は一致するため、記録ヘッドで編集領域
を書き換える際に、書き換える領域が消し残ったり、本
来書き換えるべきでないヘリカルトラックの一部を書き
換えてしまうことがないため、高い編集精度が確保でき
る。
【0039】なお、本実施例で、インサート編集記録す
る領域を第2の領域内のサブコード領域としているの
は、実施例を説明する上で分かりやすくするためのもの
であり、本発明はこの場合に限定されず、第2の領域の
一部または全部でもよい。また、第3の相対位置検出手
段は再生ヘッドとヘリカルトラックの各中心が一致する
ような相対位置関係にあるとき相対位置「0」を出力
し、相対位置指令ref=0としているのは、実施例を
分かりやすくするためのものであり、本発明はこの場合
に限らず種々の変更が可能である。さらに、記録ヘッド
と再生ヘッドのヘッド段差はヘリカルトラックのトラッ
ク幅と等しくなるように調整されているとしたが、ヘッ
ド段差がトラック幅の整数倍であっても同様の効果が得
られる。
【0040】さて、第3の実施例を説明する上で、再生
ヘッドと記録ヘッドとのヘッド段差は、ヘリカルトラッ
クのトラック幅と等しくなるように調整されているとし
たが、ヘッド段差の調整に誤差が生じている場合にも、
高い編集精度を確保することが望ましい。
【0041】以下、本発明の第4の実施例について説明
する。図4は本発明の第4の実施例における磁気記録再
生装置のブロック図である。なお、本実施例の構成要素
のうち、従来例と同一の機能を有する構成要素には、従
来例と同一の符号を記している。
【0042】第1の実施例で説明したものと同一の磁気
テープ101に対して、インサート編集を行い第2の領
域内のサブコード領域102cを書き換える場合の動作
を説明する。
【0043】インサート編集記録に先立つ再生モード
で、再生機能を有した記録ヘッド103と再生ヘッド3
01は、ヘリカルトラック102に記録されている情報
信号を再生する。第2の相対位置検出手段105は、記
録ヘッド103によって再生されたパイロット信号か
ら、第2の領域内のサブコード領域102cにおける記
録ヘッド103とヘリカルトラック102との相対位置
を検出し、記録ヘッド103の中心とヘリカルトラック
102の中心が一致するような相対位置関係にあるとき
相対位置「0」を出力する。第3の相対位置検出手段3
01は、再生ヘッド301によって再生されたパイロッ
ト信号から、第2の領域内のサブコード領域102cに
おける再生ヘッド301とヘリカルトラック102の相
対位置を検出し、再生ヘッド301の中心とヘリカルト
ラック102の中心が一致するような相対位置関係にあ
るとき相対位置「0」を出力する。
【0044】出力切り替え手段106は接点aに接続さ
ており、第2の相対位置検出手段105から入力される
相対位置が出力される。相対位置指令発生手段107
は、接点cに接続されており、相対位置指令ref=0
を出力する。テープ送り制御手段108は、相対位置誤
差検出器109とキャプスタン駆動回路110とキャプ
スタンモータ111とで構成されている。相対位置誤差
検出器109は、出力切り替え手段106から入力され
る相対位置と相対位置指令発生手段107から入力され
る相対位置指令refとの誤差を検出し、キャプスタン
駆動回路110は相対位置誤差検出器109が検出した
誤差に比例した電力をキャプスタンモータ111に供給
するので、相対位置誤差検出器109が検出する誤差が
「0」となるようにテープ送りは制御され、相対位置誤
差検出器109が検出する誤差が「0」となったとき、
引き込み信号を出力切り替え手段106と相対位置指令
発生手段107と出力保持手段112に出力する。
【0045】すなわち、テープ送り制御手段108は、
第2の領域内のサブコード領域102cにおいて記録ヘ
ッド103の中心とヘリカルトラック102の中心とが
一致するようにテープ送りを制御し、第2の領域内のサ
ブコード領域102cにおいて記録ヘッド103とヘリ
カルトラック102の各中心が一致したときに、引き込
み信号を出力切り替え手段106と相対位置指令発生手
段107と出力保持手段112に出力する。
【0046】そして、テープ送り制御手段108から引
き込み信号が入力されたタイミングで、出力保持手段1
12は、第3の相対位置検出手段302から入力される
相対位置をサンプリングし、そのサンプリングした相対
位置Xを保持し相対位置指令発生手段107に出力す
る。さらに、出力切り替え手段106と相対位置指令発
生手段107では、それぞれ接点bと接点dに接続さ
れ、出力切り替え手段106は第3の相対位置検出手段
302から入力される相対位置を出力し、相対位置指令
発生手段107は出力保持手段112から入力される相
対位置Xを相対位置指令refとして出力する。従って
テープ送り制御手段108は、第2の領域内のサブコー
ド領域102cにおいて、再生ヘッド301とヘリカル
トラック102との相対位置が出力保持手段112が出
力する相対位置Xとなるようにテープ送りを制御する。
これは、第2の領域内のサブコード領域102cにおい
て、記録ヘッド103の中心とヘリカルトラック102
の中心が一致するように制御することと等価である。
【0047】編集点以後、記録ヘッド103は第2の領
域内のサブコード領域102cを消去すると同時に新た
な情報信号を記録していく。
【0048】以上の説明からわかるように、インサート
編集に先立つ再生モードで、第2の領域内の編集領域に
おいて記録ヘッドの中心とヘリカルトラックの中心が一
致するような、第2の領域内の編集領域における再生ヘ
ッドとヘリカルトラックの相対位置を検出し、検出した
第2の領域内の編集領域における再生ヘッドとヘリカル
トラックの相対位置関係を保つようにすれば、記録ヘッ
ドと再生ヘッドとのヘッド段差調整に誤差が生じていて
も、記録ヘッドで編集領域を書き換える際に、書き換え
る領域が消し残ったり、本来書き換えるべきでないヘリ
カルトラックの一部を書き換えてしまうことがないた
め、高い編集精度が確保できる。
【0049】なお、本実施例で、インサート編集記録す
る領域を第2の領域内のサブコード領域としているの
は、実施例を説明する上で分かりやすくするためのもの
であり、本発明はこの場合に限定されず、第2の領域の
一部または全部でもよい。また、第2の相対位置検出手
段は記録ヘッドとヘリカルトラックの各中心が一致する
ような相対位置関係にあるとき、第3の相対位置検出手
段は再生ヘッドとヘリカルトラックの各中心が一致する
ような相対位置関係にあるとき、相対位置「0」を出力
し、相対位置指令発生手段は初期値として相対位置指令
ref=0を出力するのは、実施例を説明する上で分か
り易くするためのものであり、本発明はこの場合に限定
されず種々の変更が可能である。
【0050】以下、本発明の第5の実施例について説明
する。図5は本発明の第5の実施例における磁気記録再
生装置のブロック図である。なお、本実施例の構成要素
のうち、従来例と同一の機能を有する構成要素には、従
来例と同一の符号を記している。
【0051】第1の実施例で説明したものと同一の磁気
テープ101に対して、インサート編集を行い第2の領
域内のサブコード領域102cを書き換える場合の動作
を説明する。
【0052】インサート編集記録に先立つ再生モード
で、再生機能を有した記録ヘッド103と再生ヘッド3
01は、ヘリカルトラック102に記録されている情報
信号を再生する。第2の相対位置検出手段104は、記
録ヘッド103によって再生されたパイロット信号か
ら、第2の領域内のサブコード領域102cにおける記
録ヘッド103とヘリカルトラック102との相対位置
を検出し、記録ヘッド103の中心とヘリカルトラック
102の中心が一致するような相対位置関係にあるとき
相対位置「0」を出力する。第3の相対位置検出手段3
02は、再生ヘッド301によって再生されたパイロッ
ト信号から、第2の領域内のサブコード領域102cに
おける再生ヘッド301とヘリカルトラック102の相
対位置を検出し、再生ヘッド301の中心とヘリカルト
ラック102の中心が一致するような相対位置関係にあ
るとき相対位置「0」を出力する。
【0053】相対位置指令発生手段107は、接点cに
接続されており相対位置指令ref=0を出力する。テ
ープ送り制御手段108は、相対位置誤差検出器109
とキャプスタン駆動回路110とキャプスタンモータ1
11とで構成されている。相対位置誤差検出器109
は、第3の相対位置検出手段302から入力される相対
位置と相対位置指令発生手段107から入力される相対
位置指令refとの誤差を検出し、キャプスタン駆動回
路110は相対位置誤差検出器109が検出した誤差に
比例した電力をキャプスタンモータ111に供給するの
で、相対位置誤差検出器109が検出する誤差が「0」
となるようにテープ送りは制御され、相対位置誤差検出
器109が検出する誤差が「0」となったとき、引き込
み信号を相対位置指令発生手段107と出力保持手段1
12に出力する。
【0054】すなわち、テープ送り制御手段108は、
第2の領域内のサブコード領域102cにおいて再生ヘ
ッド301の中心とヘリカルトラック102の中心とが
一致するようにテープ送りを制御し、第2の領域内のサ
ブコード領域102cにおいて再生ヘッド301とヘリ
カルトラック102の各中心が一致したときに、引き込
み信号を相対位置指令発生手段107と出力保持手段1
12に出力する。
【0055】そして、テープ送り制御手段108から引
き込み信号が入力されたタイミングで、出力保持手段1
12は、第2の相対位置検出手段104から入力される
相対位置をサンプリングし、その相対位置Xを保持し相
対位置指令発生手段107に出力する。さらに、相対位
置指令発生手段107では接点dに接続され、出力保持
手段112から入力される相対位置Xを相対位置指令r
efとして出力する。従ってテープ送り制御手段108
は、第2の領域内のサブコード領域102cにおける再
生ヘッド301とヘリカルトラック102との相対位置
が出力保持手段112が出力する相対位置Xとなるよう
にテープ送りを制御する。これは、第2の領域内のサブ
コード領域102cにおいて、記録ヘッド103の中心
とヘリカルトラックの中心が一致するように制御するこ
とと等価である。
【0056】編集点以後、記録ヘッド103は第2の領
域内のサブコード領域102cを消去すると同時に新た
な情報信号を記録していく。
【0057】以上の説明からわかるように、インサート
編集に先立つ再生モードで、第2の領域内の編集領域に
おいて記録ヘッドの中心とヘリカルトラックの中心が一
致するような、第2の領域内の編集領域における再生ヘ
ッドとヘリカルトラックの相対位置を検出し、検出した
第2の領域内の編集領域における再生ヘッドとヘリカル
トラックの相対位置関係を保つようにすれば、記録ヘッ
ドと再生ヘッドとのヘッド段差調整に誤差が生じていて
も、記録ヘッドで編集領域を書き換える際に、書き換え
る領域が消し残ったり、本来書き換えるべきでないヘリ
カルトラックの一部を書き換えてしまうことがないた
め、高い編集精度が確保できる。
【0058】なお、本実施例で、インサート編集記録す
る領域を第2の領域内のサブコード領域としているの
は、実施例を説明する上で分かりやすくするためのもの
であり、本発明はこの場合に限定されず、第2の領域の
一部または全部でもよい。また、第2の相対位置検出手
段は記録ヘッドとヘリカルトラックの各中心が一致する
ような相対位置関係にあるとき、第3の相対位置検出手
段は再生ヘッドとヘリカルトラックの各中心が一致する
ような相対位置関係にあるとき、相対位置「0」を出力
し、相対位置指令発生手段は初期値として相対位置指令
ref=0を出力するのは、実施例を説明する上で分か
り易くするためのものであり、本実施例はこの場合に限
らず、種々の変更が可能である。
【0059】以下、本発明の第6の実施例について説明
する。図6は本発明の第6の実施例における磁気記録再
生装置のブロック図である。なお、本実施例の構成要素
のうち、従来例と同一の機能を有する構成要素には、従
来例と同一の符号を記している。
【0060】磁気テープ101上には、リニアトラック
601と曲がりの生じたヘリカルトラック102が形成
されている。リニアトラック601には基準信号と同期
したコントロール信号が記録されている。また、ヘリカ
ルトラック102は第1の領域と第2の領域に分けられ
ており、先頭の第1の領域にはパイロット信号が記録さ
れ、続く第2の領域は音声領域102a,映像領域10
2b,サブコード領域102cの3つの領域に分割さ
れ、それぞれ音声情報、映像情報、記録情報に付帯する
情報が記録され、さらに第2の領域の全域にはパイロッ
ト信号が多重記録されている。
【0061】さて、上記したような磁気テープ101に
対して、インサート編集を行い第2の領域内のサブコー
ド領域102cを書き換える場合の動作を説明する。
【0062】インサート編集記録に先立つ再生モード
で、再生機能を有した記録ヘッド103は、ヘリカルト
ラック102に記録されている情報信号を再生し、コン
トロールヘッド602はリニアトラック601に記録さ
れているコントロール信号を再生する。第2の相対位置
検出手段105は、記録ヘッド103によって再生され
たパイロット信号から、第2の領域内のサブコード領域
102cにおける記録ヘッド103とヘリカルトラック
102との相対位置を検出し、記録ヘッド103の中心
とヘリカルトラック102の中心が一致するような相対
位置関係にあるとき相対位置「0」を出力する。位相検
出器603は、コントロールヘッド602が再生したコ
ントロール信号と基準信号発生手段604が発生する基
準信号との位相を検出する。
【0063】出力切り替え手段106は接点aに接続さ
ており、第2の相対位置検出手段105から入力される
相対位置が出力される。相対位置指令発生手段107
は、接点cに接続されており、相対位置指令ref=0
を出力する。テープ送り制御手段108は、相対位置誤
差検出器109とキャプスタン駆動回路110とキャプ
スタンモータ111とで構成されている。相対位置誤差
検出器109は、出力切り替え手段106から入力され
る相対位置と相対位置指令発生手段107から入力され
る相対位置指令refとの誤差を検出し、キャプスタン
駆動回路110は相対位置誤差検出器109が検出した
誤差に比例した電力をキャプスタンモータ111に供給
するので、相対位置誤差検出器109が検出する誤差が
「0」となるようにテープ送りは制御され、相対位置誤
差検出器109が検出する誤差が「0」となったとき、
引き込み信号を出力切り替え手段106と相対位置指令
発生手段107と出力保持手段112に出力する。
【0064】すなわち、テープ送り制御手段108は、
第2の領域内のサブコード領域102cにおいて記録ヘ
ッド103の中心とヘリカルトラック102の中心とが
一致するようにテープ送りを制御し、第2の領域内のサ
ブコード領域102cにおいて記録ヘッド103とヘリ
カルトラック102の各中心が一致したときに、引き込
み信号を出力切り替え手段106と相対位置指令発生手
段107と出力保持手段112に出力する。
【0065】そして、テープ送り制御手段108から引
き込み信号が入力されたタイミングで、出力保持手段1
12は、位相検出器604から入力されるコントロール
信号と基準信号との位相をサンプリングし、そのサンプ
リングした位相Xpを保持し相対位置指令発生手段10
7に出力する。さらに、出力切り替え手段106と相対
位置指令発生手段107では、それぞれ接点bと接点d
に接続され、出力切り替え手段106は位相検出器60
3から入力される位相を出力し、相対位置指令発生手段
107は出力保持手段112から入力される位相Xpを
相対位置指令refとして出力する。従ってテープ送り
制御手段108は、コントロールヘッド602が再生す
るコントロール信号と基準信号発生手段605が出力す
る基準信号との位相が、出力保持手段112が出力する
位相Xpとなるようにテープ送りを制御する。これは、
第2の領域内のサブコード領域102cにおいて、記録
ヘッド103の中心とヘリカルトラックの中心が一致す
るように制御することと等価である。
【0066】編集点以後、記録ヘッド103は第2の領
域内のサブコード領域102cを消去すると同時に新た
な情報信号を記録していく。
【0067】以上の説明からわかるように、インサート
編集に先立つ再生モードで、第2の領域内の編集領域に
おいて記録ヘッドの中心とヘリカルトラックの中心が一
致するような、コントロール信号と基準信号の位相を検
出し、検出したコントロール信号と基準信号の位相関係
を保つようにすれば、記録ヘッドで編集領域を書き換え
る際に、書き換える領域が消し残ったり、本来書き換え
るべきでないヘリカルトラックの一部を書き換えてしま
うことがないため、高い編集精度が確保できる。
【0068】なお、本実施例で、インサート編集記録す
る領域をサブコード領域としているのは、実施例を説明
する上で分かりやすくするためのものであり、本発明は
この場合に限定されず、第2の領域の一部または全部で
もよい。また、第2の相対位置検出手段は、記録ヘッド
とヘリカルトラックの各中心が一致するような相対位置
関係にあるとき相対位置「0」を出力し、相対位置指令
発生手段は初期値として相対位置指令ref=0を出力
するのは、実施例を説明する上で分かり易くするための
ものであり、本発明はこの場合に限られず種々の変更が
可能である。
【0069】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の磁気記録再生装置によれば、磁気テープ上に形成され
ているヘリカルトラックの第2の領域の一部または全部
を書き換える際に、ヘリカルトラックに曲がりが生じて
いる場合でも、第2の領域内の書き換える領域におい
て、記録ヘッドの中心とヘリカルトラックとの中心が一
致するように制御するので、編集点以後、記録ヘッドが
第2の領域内の編集領域を書き換える際、未消去部分が
残ったり、本来消去すべきでないヘリカルトラックの一
部を消去してしまうことはなくなり、従来の磁気記録再
生装置と比較して高い編集精度を確保できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例における磁気記録再生装
置のブロック図
【図2】本発明の第2の実施例における磁気記録再生装
置のブロック図
【図3】本発明の第3の実施例における磁気記録再生装
置のブロック図
【図4】本発明の第4の実施例における磁気記録再生装
置のブロック図
【図5】本発明の第5の実施例における磁気記録再生装
置のブロック図
【図6】本発明の第6の実施例における磁気記録再生装
置のブロック図
【図7】従来例の磁気記録再生装置のブロック図
【符号の説明】
101 磁気テープ 102 ヘリカルトラック 103 記録ヘッド 104 第1の相対位置検出手段 105 第2の相対位置検出手段 106 出力切り換え手段 107 相対位置指令発生手段 108 テープ送り制御手段 109 相対位置誤差検出器 110 キャプスタン駆動回路 111 キャプスタンモータ 112 出力保持手段 301 再生ヘッド 302 第3の相対位置検出手段 601 リニアトラック 602 コントロールヘッド 603 位相検出手段 604 基準信号発生器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 西田 理史 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ヘリカルトラックの略先頭の第1の領域に
    はパイロット信号が記録され、続く第2の領域には情報
    信号とパイロット信号が多重記録されている磁気テープ
    に対して、再生機能を有した記録ヘッドにより前記第2
    の領域に記録されている情報信号の一部または全部を書
    き換える際に先立つ再生モードで、前記第2の領域内の
    書き換える領域において前記記録ヘッドの中心とヘリカ
    ルトラックの中心が略一致するような、前記第1の領域
    における前記記録ヘッドと前記ヘリカルトラックとの相
    対位置を検出する相対位置検出手段と、編集点以後、前
    記相対位置検出手段にて検出した第1の領域における前
    記記録ヘッドと前記ヘリカルトラックとの相対位置関係
    を保つようにテープ送りを制御するテープ送り制御手段
    とを具備し、前記記録ヘッドは前記第2の領域に記録さ
    れた情報信号の一部または全部を書き換えることを特徴
    とする磁気記録再生装置。
  2. 【請求項2】相対位置検出手段は、第2の領域内の書き
    換える領域において記録ヘッドの中心とヘリカルトラッ
    クの中心が略一致するような、第1の領域における前記
    記録ヘッドと前記ヘリカルトラックとの相対位置を、テ
    ープ送り制御手段が前記第2の領域内の書き換える領域
    において前記記録ヘッドの中心と前記ヘリカルトラック
    の中心が略一致するようにテープ送りを制御したとき、
    前記第1の領域における前記記録ヘッドと前記ヘリカル
    トラックとの相対位置として検出することを特徴とする
    請求項1記載の磁気記録再生装置。
  3. 【請求項3】相対位置検出手段は、第2の領域内の書き
    換える領域において記録ヘッドの中心とヘリカルトラッ
    クの中心が略一致するような、第1の領域における前記
    記録ヘッドと前記ヘリカルトラックとの相対位置を、テ
    ープ送り制御手段が前記第1の領域において前記記録ヘ
    ッドの中心と前記ヘリカルトラックの中心が略一致する
    ようにテープ送りを制御したとき、前記第2の領域内の
    書き換える領域における前記記録ヘッドと前記ヘリカル
    トラックとの相対位置として検出することを特徴とする
    請求項1記載の磁気記録再生装置。
  4. 【請求項4】ヘリカルトラックの略先頭の第1の領域に
    はパイロット信号が記録され、続く第2の領域には情報
    信号とパイロット信号が多重記録されている磁気テープ
    に対して、再生機能を有した記録ヘッドにより前記第2
    の領域に記録されている情報信号の一部または全部を書
    き換える際に先立つ再生モードで、前記記録ヘッドを基
    準に所定の段差をもって取り付けられた再生ヘッドの中
    心と前記ヘリカルトラックの中心が、前記第2の領域内
    の書き換える領域において、略一致するように制御し、
    編集点以後、前記記録ヘッドは前記第2の領域に記録さ
    れた情報信号の一部または全部を書き換えることを特徴
    とする磁気記録再生装置。
  5. 【請求項5】ヘリカルトラックの略先頭の第1の領域に
    はパイロット信号が記録され、続く第2の領域には情報
    信号とパイロット信号が多重記録されている磁気テープ
    に対して、再生機能を有した記録ヘッドにより前記第2
    の領域に記録されている情報信号の一部または全部を書
    き換える際に先立つ再生モードで、前記第2の領域内の
    書き換える領域において前記記録ヘッドの中心とヘリカ
    ルトラックの中心が略一致するような、前記第2の領域
    内の書き換える領域における再生ヘッドと前記ヘリカル
    トラックとの相対位置を検出する相対位置検出手段と、
    編集点以後、前記相対位置検出手段にて検出した第2の
    領域内の書き換える領域における前記再生ヘッドと前記
    ヘリカルトラックとの相対位置関係を保つようにテープ
    送りを制御するテープ送り制御手段とを具備し、前記記
    録ヘッドは前記第2の領域に記録された情報信号の一部
    または全部を書き換えることを特徴とする磁気記録再生
    装置。
  6. 【請求項6】相対位置検出手段は、第2の領域内の書き
    換える領域において記録ヘッドの中心とヘリカルトラッ
    クの中心が略一致するような、前記第2の領域内の書き
    換える領域における再生ヘッドと前記ヘリカルトラック
    との相対位置を、テープ送り制御手段が前記第2の領域
    内の書き換える領域において前記記録ヘッドの中心と前
    記ヘリカルトラックの中心が略一致するようにテープ送
    りを制御したとき、前記第2の領域内の書き換える領域
    における前記再生ヘッドと前記ヘリカルトラックとの相
    対位置として検出することを特徴とする請求項5記載の
    磁気記録再生装置。
  7. 【請求項7】相対位置検出手段は、第2の領域内の書き
    換える領域において記録ヘッドの中心とヘリカルトラッ
    クの中心が略一致するような、前記第2の領域内の書き
    換える領域における再生ヘッドと前記ヘリカルトラック
    との相対位置を、テープ送り制御手段が前記第2の領域
    内の書き換える領域において前記再生ヘッドの中心と前
    記ヘリカルトラックの中心が略一致するようにテープ送
    りを制御したとき、前記第2の領域内の書き換える領域
    における前記記録ヘッドと前記ヘリカルトラックとの相
    対位置として検出することを特徴とする請求項5記載の
    磁気記録再生装置。
  8. 【請求項8】リニアトラックには基準信号と同期したコ
    ントロール信号が記録され、ヘリカルトラックの略先頭
    の第1の領域にはパイロット信号が記録され、続く第2
    の領域には情報信号とパイロット信号が多重記録されて
    いる磁気テープに対して、再生機能を有した記録ヘッド
    により前記第2の領域に記録されている情報信号の一部
    または全部を書き換える際に先立つ再生モードで、前記
    第2の領域の書き換える領域において前記記録ヘッドの
    中心とヘリカルトラックの中心が略一致するような、前
    記基準信号と前記コントロール信号との位相を検出する
    検出手段と、編集点以後、前記検出手段にて検出した前
    記基準信号と前記コントロール信号との位相関係を保つ
    ようにテープ送りを制御するテープ送り制御手段とを具
    備し、前記記録ヘッドは前記第2の領域に記録された情
    報信号の一部または全部を書き換えることを特徴とする
    磁気記録再生装置。
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