JPH08180488A - 光磁気記録媒体および光磁気記録装置 - Google Patents

光磁気記録媒体および光磁気記録装置

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JPH08180488A
JPH08180488A JP31706494A JP31706494A JPH08180488A JP H08180488 A JPH08180488 A JP H08180488A JP 31706494 A JP31706494 A JP 31706494A JP 31706494 A JP31706494 A JP 31706494A JP H08180488 A JPH08180488 A JP H08180488A
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 コントロールトラック9には、記録されてい
る情報を消去せずに直接新たな情報を記録する、重ね書
きを行う記録の際の光ビームの強度や外部磁界の強度等
の条件を記録し、コントロールトラック8には重ね書き
を行わない記録の際の条件を記録する。 【効果】 コントロールトラック8およびコントロール
トラック9のどちらか一方から記録の条件を選択的に読
み出すことにより、記録方式が重ね書きを行う記録であ
る光磁気記録装置と、記録方式が重ね書きを行わない記
録である光磁気記録装置との間で光磁気記録媒体を共用
することができる。この結果、光磁気記録媒体の互換性
が向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば光磁気ディス
ク、光カード等の光磁気記録媒体と、上記光磁気記録媒
体を用いて情報の記録等を行う光磁気記録装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】磁性体からなる垂直磁化膜が記録層とし
て基板上に設けられた光磁気記録媒体では、以下の方法
で情報の記録・再生が行われる。
【0003】記録の際には、まず、強力な外部磁界を印
加することによって記録層の磁化の方向を一方向(上向
き、または下向き)に揃えて初期化した後、記録したい
エリアにレーザ光を照射し、照射部分の温度を記録層の
キュリー点近傍以上、もしくは補償点近傍以上の温度ま
で昇温させる。これにより、その部分の保磁力をゼロ、
または、ほとんどゼロとした上で、初期化時とは逆向き
の外部磁界(バイアス磁場)を印加して磁化の向きを反
転させる。レーザ光の照射を止めると記録層の温度は常
温に戻るので、反転した磁化が固定される。このように
して、熱磁気的に情報が記録される。
【0004】再生の際には、直線偏光したレーザ光を光
磁気記録媒体に照射し、その反射光や透過光の偏光面が
記録層の磁化の向きに応じて回転する現象(磁気カー効
果、磁気ファラデー効果)を利用して、光学的な情報の
読み出しが行われる。
【0005】一方、上記のような光磁気記録方式で情報
の記録が行われる光磁気記録媒体は、書き換え可能な大
容量記憶素子としても注目されているが、記録されてい
る情報を別の情報に書き換える際には、書き換える部分
の初期化等により記録されている情報を一旦消去した後
に新たな情報を書き込むという、消去・書き込みの2段
階の動作が必要になり、情報の書換えを迅速に行うこと
ができないという問題点を有していた。そこで、上記問
題点を解決するために、記録されている情報を消去せず
に直接新たな情報を書き込むことができる光磁気記録媒
体、すなわち重ね書きを行う記録が可能な光磁気記録媒
体が従来提案されている。
【0006】上記の重ね書きを行う記録が可能な光磁気
記録媒体として、(a)所定の強度のレーザ光を照射し
ながら、印加する磁界を変調させて情報の書換えを行う
光磁気記録媒体(磁界変調オーバーライト方式の光磁気
記録媒体)と、(b)記録層が少なくとも交換結合二層
膜で構成され、比較的強度の小さな初期化磁界により初
期化を行った後、所定の強度の磁界を印加しながら、照
射する光ビームの強度を変調させて情報の書換えを行う
光磁気記録媒体(光変調オーバーライト方式の光磁気記
録媒体)とが知られている。
【0007】上記従来の光磁気記録媒体は、図16に示
すように、コントロールトラック30を内周部に備えて
おり、記録・再生等を行う際の各種の条件が、コントロ
ールトラック30にあらかじめ記録されている。すなわ
ち、例えば、データの変復調方式、サーボ方式、信号の
変調方式、誤り訂正方式、1トラックあたりのセクタ
数、ディスクの反射率、再生時に許される最大のレーザ
光の強さ、媒体の種類(再生専用・追記型・光変調オー
バーライト方式型・磁界変調オーバーライト方式型等の
区別)、記録に必要なレーザ光および磁界の強さ等に関
する条件がコントロールトラック30から読み出され、
この条件に基づいて記録・再生等が行われるようになっ
ている。
【0008】つまり、各光磁気記録媒体は、どのような
記録・再生方式の装置に用いられるかがあらかじめ設定
され、設定された記録・再生方式に適した記録・再生条
件が、上記のコントロールトラックに記録された状態で
提供される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】前記した光変調オーバ
ーライト方式で情報の書き換えを行うためには、光磁気
記録媒体が交換結合二層膜を備えていることが必要とな
るが、これ以外の記録方式、すなわち、重ね書きを行わ
ない記録および磁界変調オーバーライト方式の記録は、
記録条件を適切に設定することによって、光磁気記録媒
体の層構造にかかわらず行うことができる。
【0010】しかしながら、前記したように、従来の光
磁気記録媒体のコントロールトラックには、どのような
記録・再生方式の装置に用いられるかがあらかじめ設定
され、設定された記録・再生方式に適した記録・再生条
件1種類だけしか記録されていない。つまり、例えば、
重ね書きを行う記録が可能な光磁気記録媒体は、磁界変
調オーバーライト方式あるいは光変調オーバーライト方
式のいずれか一方の記録条件のみが記録されたコントロ
ールトラックだけを備えている。
【0011】このため、例えば、コントロールトラック
に光変調オーバーライト方式の記録条件が記録された光
磁気記録媒体を用いて、磁界変調オーバーライト方式の
記録を行う光磁気記録装置で情報の記録を適切に行うこ
とは、記録条件が異なるため、不可能であった。また、
例えば、重ね書きを行う記録が可能な光磁気記録媒体を
用いて、重ね書きを行わない記録のみが可能な光磁気記
録媒体で適切に記録・再生を行うことも、上記と同様に
不可能であった。
【0012】このように、従来の光磁気記録媒体は、記
録・再生の方式が異なる光磁気記録装置の間で共用され
得ないという問題点を有している。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、請求項1記載の光磁気記録媒体は、重ね書きを行
わない記録の条件を記録した第1のコントロールトラッ
クと、重ね書きを行う記録の条件を記録した第2のコン
トロールトラックとを備えていることを特徴としてい
る。
【0014】請求項2記載の光磁気記録媒体は、請求項
1記載の光磁気記録媒体において、上記の第2のコント
ロールトラックが、磁界変調オーバーライト方式の記録
の条件を記録した第1サブコントロールトラックと、光
変調オーバーライト方式の記録の条件を記録した第2サ
ブコントロールトラックとを備えていることを特徴とし
ている。
【0015】請求項3記載の光磁気記録装置は、情報の
記録および再生を行う記録・再生手段を備え、複数種類
の記録条件が記録された光磁気記録媒体を用いて情報の
記録および再生を行う光磁気記録装置において、予め自
らに設定されている記録方式に基づいて、上記の複数種
類の記録条件の中からある記録条件を選択する条件選択
手段と、選択された記録条件に基づいて上記記録・再生
手段を制御する制御手段とを備えていることを特徴とし
ている。
【0016】
【作用】請求項1記載の構成によれば、第1のコントロ
ールトラックには重ね書きを行わない記録の条件、第2
のコントロールトラックには重ね書きを行う記録の条件
として、光ビームの強度や外部から印加すべき磁界の強
度等についての適切な値がそれぞれ記録されており、こ
の光磁気記録媒体を用いて情報の記録が行われる場合に
は、第1のコントロールトラックおよび第2のコントロ
ールトラックの一方から記録の条件が選択的に読み出さ
れる。これにより、記録方式が重ね書きを行う記録であ
る光磁気記録装置と、記録方式が重ね書きを行わない記
録である光磁気記録装置との間で、光磁気記録媒体を共
用することができ、光磁気記録媒体の互換性が向上す
る。
【0017】請求項2記載の構成によれば、上記の第2
のコントロールトラックが、第1サブコントロールトラ
ックと第2サブコントロールトラックとを備えており、
上記第1サブコントロールトラックには、重ね書きを行
う記録の1つの方式である磁界変調オーバーライト方
式、すなわち所定の強度の光ビームを照射しながら外部
磁界を変調させて印加することにより情報の記録を行う
方式、における光ビームの強度や外部磁界の強度等であ
る記録の条件が記録され、上記第2サブコントロールト
ラックには、重ね書きを行う記録の他の方式である光変
調オーバーライト方式、すなわち所定の強度の外部磁界
を印加しながら、照射する光ビームの強度を変調させる
ことにより情報の記録を行う方式、における記録の条件
が記録されている。
【0018】これにより、光磁気記録装置において、第
1のコントロールトラックおよび、第2のコントロール
トラックにおける第1サブコントロールトラックおよび
第2サブコントロールトラックの内のどれかから、選択
的に記録の条件を読み出すことにより、記録方式が重ね
書きを行わない記録である光磁気記録装置と、磁界変調
オーバーライト方式の光磁気記録装置と、光変調オーバ
ーライト方式の光磁気記録装置との間で、光磁気記録媒
体を共用することができる。この結果、光磁気記録媒体
の互換性が向上する。
【0019】請求項3記載の構成によれば、例えば、重
ね書きを行う記録か否か、および重ね書きを行う記録で
ある場合は磁界変調オーバーライト方式か光変調オーバ
ーライト方式か等が、記録方式として予め設定されてい
る光磁気記録装置に、複数種類の記録条件が記録されて
いる光磁気記録媒体を装着した場合に、上記記録方式に
基づいて、光ビームの強度や外部磁界の強度等である記
録条件を条件選択手段が選択して光磁気記録媒体から読
み出し、選択された記録の条件に基づいて制御手段が記
録・再生手段を制御することにより、情報の記録・再生
が行われる。
【0020】これにより、複数の記録条件が記録されて
いる光磁気記録媒体から、光磁気記録装置自らに設定さ
れている記録方式に適した記録条件が読み出されて、設
定されるため、記録方式の異なる光磁気記録装置におい
て光磁気記録媒体を共用することが可能となる。この結
果、光磁気記録媒体および光磁気記録装置の互換性が向
上する。
【0021】
【実施例】
〔実施例1〕本発明の一実施例について図1ないし図
8、および図15に基づいて説明すれば、以下の通りで
ある。
【0022】本実施例における光磁気記録媒体としての
光磁気ディスクは、図2に示すように、透光性基板1上
に、透光性を有する誘電体層2と、磁性層3と、保護層
4と、反射層5とを順次形成した構成になっている。さ
らに、記録層が劣化しないように、反射層5の上に、オ
ーバーコート膜を形成しても良い。
【0023】磁性層3は、図3に示すように室温での保
磁力が大きく、室温からキュリー点まで垂直磁化となる
特性を示す。
【0024】上記の構成において、重ね書きを行わない
記録を行う場合、まず光磁気ディスクの初期化が行われ
る。すなわち、図4に示すような消去レベル(Pe )の
強度のレーザ光を照射して磁性層3の温度をTe 以上に
し、図5に示すような消去磁界(−He )を印加する。
これにより、図8のS14に示すように、磁性層3の磁
化は一方向(下向き)に揃えられる。
【0025】上記のように初期化が行われた後に、図5
に示すような、上記の消去磁界(−He )と反対の記録
磁界(+HW )を印加しながら、図4に示すような記録
レベル(PW )と再生レベル(Pr )に強度変調された
レーザ光を照射する。これにより、記録レベル(PW
のレーザ光が照射された部位の温度はTW 以上に昇温
し、図8のS12に示すように、磁性層3の磁化の向き
は初期化方向(下向き)と反対方向になる。
【0026】一方、上記の光磁気ディスクを用いて、記
録条件を変えることにより、磁界変調オーバーライト方
式による記録、すなわち重ね書きを行う記録を行うこと
が可能である。なお、この場合は光磁気ディスクの初期
化は不要である。
【0027】すなわち、図6に示すような記録レベル
(PW )のレーザ光を照射して、磁性層3の温度をTW
以上にし、図7に示すような記録磁界(+HW )と消去
磁界(−He )に強度変調された磁界を印加して、記録
磁界(+HW )が印加された部位の磁化の向きを初期化
方向と反対方向(図8では上向き)にすることにより、
情報の書換えを行うことができる。
【0028】なお、レーザ光強度や磁界強度は、光磁気
ディスクの速度(回転数)、レーザ光の照射時間、レー
ザ光の波長、記録周波数等により異なる。従って、重ね
書きを行わない記録におけるPw 、Pe 、Hw 、および
e と、磁界変調オーバーライト方式による記録におけ
るPw 、Pe 、Hw 、およびHe とは、異なる場合も同
一となる場合もある。
【0029】ここで、本実施例の光磁気ディスクのコン
トロールトラックについて、図1に基づいて説明する。
【0030】本光磁気ディスクは、コントロールトラッ
クエリアとデータトラックエリアとに備えている。コン
トロールトラックエリアは、本光磁気ディスクの記録・
再生等の条件に関する情報が、基板に形成された凹凸
(プリピット)によって記録されたコントロールトラッ
クからなり、データトラックエリアは、番地情報(アド
レス)が基板に形成された凹凸(プリピット)により記
録されたエリアと、データを光磁気記録するための光ビ
ームのガイドトラックが基板に形成されたエリアからな
る。
【0031】本光磁気ディスクの透光性基板1における
内周部には、同図に示すように、コントロールトラック
8(第1のコントロールトラック)およびコントロール
トラック9(第2のコントロールトラック)が設けられ
ている。コントロールトラック8には重ね書きを行わな
い記録の条件が、基板に形成された凹凸(プリピット)
により記録され、コントロールトラック9には磁界変調
オーバーライト方式の重ね書きを行う記録の条件が、基
板に形成された凹凸(プリピット)により記録されてい
る。
【0032】また、図15に示すように、本光磁気ディ
スクを用いて情報の記録・再生等を行う光磁気記録装置
は、重ね書きを行わない記録方式と、重ね書きを行う記
録方式とのどちらによって記録を行うかを選択すること
が可能であり、光磁気ディスクにおいて情報の書き込み
および読み出しを行う記録・再生手段と、上記記録・再
生手段を介して光磁気ディスクのコントロールトラック
から適切な記録・再生等の条件を選択的に読み出す条件
選択手段と、読み出された条件に基づいて記録および再
生を行うように、上記記録・再生手段を制御する制御手
段とを備えている。
【0033】上記光磁気記録装置において、本光磁気デ
ィスクを用いて記録・再生等を行う際に、記録の方式が
重ね書きを行わない記録である場合は、光磁気記録装置
に設けられた条件選択手段がコントロールトラック8か
ら重ね書きを行わない記録の条件を読み出し、読み出さ
れた条件にしたがって、制御手段が記録・再生手段を制
御して情報の記録・再生等が行われる。
【0034】一方、記録の方式が、磁界変調オーバーラ
イト方式の重ね書きを行う記録である場合は、上記条件
選択手段がコントロールトラック9から磁界変調オーバ
ーライト方式の記録の条件を読み出し、読み出された条
件にしたがって上記と同様に情報の記録・再生が行われ
る。
【0035】また、記録の方式が、光変調オーバーライ
ト方式の重ね書きを行う記録である場合は、記録および
消去は行わず、データの変復調方式が同じ場合に限っ
て、再生のみを行うように、制御手段が記録・再生手段
を制御する。
【0036】上記の光磁気記録装置における記録の方式
は、装置に初期設定されていても良いし、あるいはユー
ザが選択して設定できるようになっていても良い。ま
た、重ね書きを行う記録および重ね書きを行わない記録
のどちらか一方のみが可能な光磁気記録装置の場合は、
装置に本実施例の光磁気ディスクがセットされた時に、
適切なコントロールトラックを選択して記録条件を読み
出すように構成すれば良い。
【0037】以上で説明したように、本実施例における
光磁気ディスクは、重ね書きを行わない記録および磁界
変調オーバーライト方式の記録のための条件がそれぞれ
記録された2つのコントロールトラックを備えた構成で
ある。これにより、重ね書きを行わない記録および磁界
変調オーバーライト方式の記録の少なくとも一方が可能
な光磁気記録装置において、この光磁気ディスクを用い
て情報の記録を行うことが可能となる。
【0038】また、この光磁気ディスクを用いて記録を
行う光磁気記録装置が、上記の2つのコントロールトラ
ックから、記録方式に応じてどちらか一方を選択して条
件を読み出し、この条件に従って情報の記録を行う構成
とすれば、光磁気記録装置および光磁気ディスクの互換
性が向上し、同一の光磁気ディスクを記録方式の異なる
光磁気記録装置の間で共用することが可能となるという
効果を奏する。
【0039】〔実施例2〕本発明の他の実施例について
図1、図9ないし図13に基づいて説明すれば、以下の
通りである。尚、説明の便宜上、前記の実施例と同様の
機能を有する部分には同一の符号を付記し、その詳細な
説明を省略する。後述するさらに他の実施例においても
同様とする。
【0040】本実施例の光磁気記録媒体としての光磁気
ディスクは、光変調オーバーライト方式を可能とするた
めに、図9に示すように、透光性基板1上に透光性を有
する誘電体層2と、交換結合二層膜としての磁性層6お
よび磁性層7と、保護層4とを順次形成した構成になっ
ている。さらに、ディスク表面を保護するために、保護
層4の上にオーバーコート膜が形成されていても良い。
【0041】磁性層6は、図10に示すように、磁性層
7と比較して、低いキュリー点(TC1)と室温で高い保
磁力(HC1)を有しており、室温からTC1まで垂直磁化
となる遷移金属リッチの特性を示す。磁性層7は、磁性
層6のTC1よりも高いキュリー点(TC2)と室温で磁性
層6のHC1よりも低い保磁力(HC2)を有しており、室
温からTC2まで垂直磁化となる希土類金属リッチの特性
を示す。
【0042】ここで、本発明の光磁気記録媒体を用いた
光変調オーバーライト方式の記録プロセスを説明する。
【0043】このような媒体を用いて、光変調オーバー
ライト方式の記録を行う場合、まず磁性層7の初期化を
行う。すなわち、室温付近においてHC2よりも大きく、
C1よりも小さい初期化磁界(Hinit)を印加し、磁性
層7のトータル磁化の向きのみを一方向に揃える。
【0044】それから、図12に示すようなHinitと反
対方向で小さい強度の記録磁界(HW )を印加しなが
ら、図11に示すように3段階の強度(Ph 、Pl 、P
r )で変調されたレーザ光を照射して磁性層6・7の温
度を局所的に昇温させて情報の書換えを行う。すなわ
ち、強度Ph のレーザ光が照射された部分の温度が磁性
層7のキュリー点であるTC2付近まで昇温するハイプロ
セスと、強度Pl のレーザ光が照射された部分の温度が
磁性層6のキュリー点であるTC1付近まで昇温するロー
プロセスとが繰り返され、重ね書きによる情報の書換え
を行うことが可能となる。
【0045】以下に上記のハイプロセスおよびロープロ
セスについて、図13を参照しながらさらに詳しく説明
する。
【0046】同図において、各矩形は磁性層6および磁
性層7の磁化状態を示しており、横軸は温度を示す。磁
性層6および磁性層7は、希土類遷移金属合金であるた
め、トータル磁化と希土類金属、遷移金属それぞれの副
格子磁化があるが、各層の遷移金属の副格子磁化の向き
を、図中の各層内部に矢印で示す。
【0047】まず室温付近では、磁性層6の磁化の向き
に応じて、2つの状態S1、S2が存在する。前述のよ
うに室温付近での磁性層7の保磁力は小さいので、磁性
層7のトータル磁化は印加される初期化磁界Hinitと平
行になる。磁性層7は希土類金属リッチなので、トータ
ル磁化は遷移金属の副格子磁化と反対向きである。した
がって、副格子磁化はHinitと反対向きになる。
【0048】ハイプロセスにおいて、記録磁界HW が印
加された状態でレーザ光が照射され、レーザ光が照射さ
れた部分の温度が磁性層7のキュリー点であるTC2付近
まで上昇すると、磁性層7の副格子磁化はHW と反対向
きになるように反転する。つまり、状態S1、S2は、
状態S3およびS4を経て状態S5に移行する。
【0049】光磁気ディスクの回転により、レーザ光が
照射される部分が移行し、冷却すると磁性層6の副格子
磁化は、磁性層6と磁性層7との界面に作用する交換力
によって、磁性層7の副格子磁化の向きに揃う。つま
り、状態S5は、状態S6を経て状態S7に移行する。
【0050】さらに、室温でHinitが印加されると、保
磁力が大きい磁性層6の磁化方向は変わらないが、保磁
力が小さい磁性層7の磁化方向は反転する。つまり、状
態S7は、状態S2に移行する。
【0051】次にロープロセスでは、レーザ光が照射さ
れる部分の温度がTc1付近に上昇すると、磁性層7の保
磁力は、HW よりも大きいため、磁性層7の磁化の向き
はHW によって反転することはない。
【0052】光磁気ディスクの回転により、レーザ光の
照射部が移行し、冷却すると、上記のプロセスと同様
に、磁性層6の副格子磁化は、磁性層6と磁性層7との
界面に作用する交換力によって磁性層7の副格子磁化の
向きに揃う。つまり、状態S1、S2は、状態S3を経
て状態S1に移行する。
【0053】以上のように、ハイプロセスの場合、磁性
層6は、状態S1およびS2から、トータル磁化が上向
き(副格子磁化が上向き)の状態S2に移行し、ロープ
ロセスの場合、磁性層6は、状態S1およびS2から、
磁化が下向き(副格子磁化が下向き)の状態S1に移行
する。すなわち、最初の状態がS1あるいはS2のどち
らであるかに関わらず、照射するレーザ光の強度を変調
することのみによって、S1あるいはS2のどちらの状
態へ移行させるかを決定することができる。これによ
り、記録されている情報を消去せずに直接新たな情報を
書き込むことが可能である。
【0054】情報を再生する場合は、記録時よりもかな
り低い強度のレーザ光(Pr )を照射し、その反射光に
おける偏光面の回転を検出することにより再生する。
【0055】なお、レーザ光強度や磁界強度は、光磁気
ディスクの速度(回転数)、レーザ光の照射時間、レー
ザ光の波長、記録周波数等により異なる。従って、重ね
書きを行わない記録におけるPw 、Pe 、Hw 、および
e と、光変調オーバーライト方式による記録における
h 、Pl 、Hw 、およびHinitとは異なる場合も同一
となる場合もある。
【0056】なお、本実施例の光磁気ディスクの透光性
基板1の内周部には、コントロールトラック8、コント
ロールトラック9が設けられている。コントロールトラ
ック8には重ね書きを行わない記録の際の、レーザ光の
強度や外部磁界の強度等の各種の記録の条件が基板に形
成された凹凸(プリピット)により記録され、コントロ
ールトラック9には光変調オーバーライト方式の重ね書
きを行う記録の条件が同様に記録されている。
【0057】前記実施例1で説明したものと同様の光磁
気記録装置において、本実施例の光磁気ディスクを用い
て記録・再生等を行う際に、記録の方式が重ね書きを行
わない記録である場合は、光磁気記録装置に設けられた
条件選択手段がコントロールトラック8から重ね書きを
行わない記録の条件を読み出し、読み出された条件にし
たがって、制御手段が記録・再生手段を制御して情報の
記録・再生等が行われる。
【0058】一方、記録の方式が、光変調オーバーライ
ト方式の重ね書きを行う記録である場合は、上記条件選
択手段がコントロールトラック9から光変調オーバーラ
イト方式の記録の条件を読み出し、読み出された条件に
したがって上記と同様に情報の記録・再生が行われる。
【0059】また、記録の方式が、磁界変調オーバーラ
イト方式の重ね書きを行う記録である場合は、記録およ
び消去は行わず、データの変復調方式が同じ場合に限っ
て、再生のみを行うように、制御手段が記録・再生手段
を制御する。
【0060】以上に説明したように、本実施例の光磁気
ディスクは、光変調オーバーライト方式の記録が可能
な、交換結合二層膜を備えた光磁気ディスクであって、
さらに、重ね書きを行わない記録の条件と、光変調オー
バーライト方式の記録の条件とをそれぞれ記録した2つ
のコントロールトラックを備えた構成である。
【0061】これにより、この光磁気ディスクを、重ね
書きを行わない記録および光変調オーバーライト方式の
記録の少なくとも一方が可能である光磁気記録装置にお
いて、この光磁気ディスクを用いて情報の記録を行うこ
とが可能となる。
【0062】また、この光磁気ディスクを用いて記録を
行う光磁気記録装置が、上記の2つのコントロールトラ
ックから、記録方式に応じてどちらか一方を選択して条
件を読み出し、この条件に従って情報の記録を行う構成
とすれば、光磁気記録装置および光磁気ディスクの互換
性が向上し、同一の光磁気ディスクを記録方式の異なる
光磁気記録装置の間で共用することが可能となるという
効果を奏する。
【0063】〔実施例3〕本発明の他の実施例について
図9および図14に基づいて説明すれば、以下の通りで
ある。
【0064】本実施例の光磁気記録媒体としての光磁気
ディスクは、前記実施例2で説明した図9に示すよう
に、透光性基板1上に透光性を有する誘電体層2と、交
換結合二層膜としての磁性層6および磁性層7と、保護
層4とを順次形成した構成になっている。さらに、記録
層の劣化を防止するために、保護層4の上にオーバーコ
ート層が形成されていても良い。
【0065】この光磁気ディスクは、上記のように交換
結合二層膜を有しているため、前記の実施例2で説明し
た光変調オーバーライト方式の重ね書きを行う記録が可
能であると共に、前記の実施例1で説明した磁界変調オ
ーバーライト方式の重ね書きを行う記録と、重ね書きを
行わない記録との合計3種類の記録方式で情報の記録を
行うことが可能である。
【0066】本実施例の光磁気ディスクの透光性基板1
の内周部には、図14に示すように、コントロールトラ
ック21、コントロールトラック22、コントロールト
ラック23が設けられている。コントロールトラック2
1には重ね書きを行わない記録の条件、コントロールト
ラック22(第1サブコントロールトラック)には磁界
変調オーバーライト方式の記録の条件、コントロールト
ラック23(第2サブコントロールトラック)には光変
調オーバーライト方式の記録の条件が、基板に形成され
た凹凸(プリピット)によりそれぞれ記録されている。
なお、上記の記録の条件とは、各方式の記録を行う際の
レーザ光の強度や外部から印加する磁界の強度等の各種
の条件を含んでいる。
【0067】なお、レーザ光強度や磁界強度は、光磁気
ディスクの速度(回転数)、レーザ光の照射時間、レー
ザ光の波長、記録周波数等により異なる。従って、重ね
書きを行わない記録におけるPw 、Pe 、Hw 、および
e と、磁界変調オーバーライト方式による記録におけ
るPw 、Pe 、Hw 、およびHe と、光変調オーバーラ
イト方式による記録におけるPh 、Pl 、Hw 、および
initとのそれぞれの値は、互いに異なる場合も同一と
なる場合もある。
【0068】本光磁気ディスクを用いて、前記実施例1
で説明したような光磁気記録装置において、情報の記録
・再生等を行う際に、記録の方式が重ね書きを行わない
記録である場合は、この装置に設けられた条件選択手段
がコントロールトラック21から重ね書きを行わない記
録の条件を読み出し、読み出された条件にしたがって、
制御手段が記録・再生手段を制御して情報の記録・再生
等を行う。
【0069】一方、記録の方式が、磁界変調オーバーラ
イト方式の重ね書きを行う記録である場合は、上記条件
選択手段がコントロールトラック22から磁界変調オー
バーライト方式の記録の条件を読み出し、読み出された
条件にしたがって上記と同様に情報の記録・再生を行
う。
【0070】また、記録の方式が、光変調オーバーライ
ト方式の重ね書きを行う記録である場合は、上記条件選
択手段がコントロールトラック23から光変調オーバー
ライト方式の記録の条件を読み出し、読み出された条件
にしたがって上記と同様に情報の記録・再生を行う。
【0071】以上で説明したように、本実施例の光磁気
ディスクは、交換結合二層膜を備えているので光変調オ
ーバーライト方式の記録が可能であると共に、重ね書き
を行わない記録と、磁界変調オーバーライト方式の記録
と、光変調オーバーライト方式の記録との3種類の記録
方式の条件をそれぞれ記憶した3つのコントロールトラ
ックを備えた構成である。
【0072】これにより、上記の3種類の記録方式の内
の少なくとも1つの方式による記録が可能な光磁気記録
装置において、この光磁気ディスクを用いて情報の記録
を行うことが可能となる。
【0073】また、この光磁気ディスクを用いて記録を
行う光磁気記録装置が、上記の3つのコントロールトラ
ックから、記録方式に応じてどちらか一方を選択して条
件を読み出し、この条件に従って情報の記録を行う構成
とすれば、光磁気記録装置および光磁気ディスクの互換
性がさらに向上し、同一の光磁気ディスクを記録方式の
異なる光磁気記録装置の間で共用することができるとい
う効果を奏する。
【0074】なお、上記の各実施例は本発明を限定する
ものではなく、発明の範囲内で様々な変更が可能であ
る。例えば、磁性層3および磁性層6・7の表面には、
再生信号特性を向上させる、もしくは、微小ピット再生
のための再生層が形成されていても良い。また、各コン
トロールトラックは、基板上の互いに異なる箇所に凹凸
(プリピット)にて形成されているが、同一箇所に形成
されていても良いし、試し書きのエリアに形成されてい
ても良く、さらに、凹凸(プリピット)ではなく、光磁
気信号によって形成されていても良い。
【0075】
【発明の効果】以上のように、本発明の請求項1記載の
光磁気記録媒体は、重ね書きを行わない記録の条件を記
録した第1のコントロールトラックと、重ね書きを行う
記録の条件を記録した第2のコントロールトラックとを
備えている構成である。
【0076】これにより、記録方式が重ね書きを行う記
録である光磁気記録装置と、記録方式が重ね書きを行わ
ない記録である光磁気記録装置との間で光磁気記録媒体
を共用することができ、この結果、光磁気記録媒体の互
換性が向上するという効果を奏する。
【0077】請求項2記載の光磁気記録媒体は、上記の
第2のコントロールトラックが、磁界変調オーバーライ
ト方式の記録の条件を記録した第1サブコントロールト
ラックと、光変調オーバーライト方式の記録の条件を記
録した第2サブコントロールトラックとを備えている構
成である。
【0078】これにより、記録方式が重ね書きを行わな
い記録である光磁気記録装置と、記録方式が磁界変調オ
ーバーライト方式である光磁気記録装置と、光変調オー
バーライト方式である光磁気記録装置との間で光磁気記
録媒体を共用することができ、この結果、光磁気記録媒
体の互換性が向上するという効果を奏する。
【0079】請求項3記載の光磁気記録装置は、予め自
らに設定されている記録方式に基づいて、上記の複数種
類の記録条件の中からある記録条件を選択する条件選択
手段と、選択された記録条件に基づいて上記記録・再生
手段を制御する制御手段とを備えている構成である。
【0080】これにより、光磁気記録装置に設定されて
いる記録方式に適した記録条件が設定されて情報の記録
・再生が行われるため、記録方式の異なる光磁気記録装
置において光磁気記録媒体を共用することができ、光磁
気記録媒体および光磁気記録装置の互換性が向上すると
いう効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における光磁気ディスク(光
磁気記録媒体)の構成を示す概略上面図である。
【図2】上記光磁気ディスクの構成を示す断面図であ
る。
【図3】上記光磁気ディスクにおける磁性層の保磁力の
温度依存性を示すグラフである。
【図4】上記光磁気ディスクにおいて、重ね書きを行わ
ない記録の場合に照射されるレーザ光の強度を示す説明
図である。
【図5】上記光磁気ディスクにおいて、重ね書きを行わ
ない記録の場合に印加される外部磁界の強度を示す説明
図である。
【図6】上記光磁気ディスクにおいて、重ね書きを行う
磁界変調オーバーライト方式の記録を行う場合に照射さ
れるレーザ光の強度を示す説明図である。
【図7】上記磁界変調オーバーライト方式の記録を行う
場合に印加される外部磁界の強度を示す説明図である。
【図8】上記磁界変調オーバーライト方式の記録プロセ
スを示す説明図である。
【図9】本発明の他の実施例における光磁気ディスクの
構成を示す断面図である。
【図10】上記光磁気ディスクにおける各磁性層の保磁
力の温度依存性を示すグラフである。
【図11】上記光磁気ディスクにおいて、重ね書きを行
う光変調オーバーライト方式の記録を行う場合に照射さ
れるレーザ光の強度を示す説明図である。
【図12】上記光変調オーバーライト方式の記録を行う
場合に印加される外部磁界の強度を示す説明図である。
【図13】上記光変調オーバーライト方式の記録プロセ
スを示す説明図である。
【図14】本発明の他の実施例における光磁気ディスク
の構成を示す概略上面図である。
【図15】本発明の光磁気記録装置の構成を示すブロッ
ク図である。
【図16】従来の光磁気ディスクの構成を示す概略上面
図である。
【符号の説明】
8 コントロールトラック(第1のコントロールトラ
ック) 9 コントロールトラック(第2のコントロールトラ
ック) 22 コントロールトラック(第1サブコントロール
トラック) 23 コントロールトラック(第2サブコントロール
トラック)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高橋 明 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】重ね書きを行わない記録の条件を記録した
    第1のコントロールトラックと、重ね書きを行う記録の
    条件を記録した第2のコントロールトラックとを備えて
    いることを特徴とする光磁気記録媒体。
  2. 【請求項2】上記の第2のコントロールトラックが、磁
    界変調オーバーライト方式の記録の条件を記録した第1
    サブコントロールトラックと、光変調オーバーライト方
    式の記録の条件を記録した第2サブコントロールトラッ
    クとを備えていることを特徴とする請求項1記載の光磁
    気記録媒体。
  3. 【請求項3】情報の記録および再生を行う記録・再生手
    段を備え、複数種類の記録条件が記録された光磁気記録
    媒体を用いて情報の記録および再生を行う光磁気記録装
    置において、 予め自らに設定されている記録方式に基づいて、上記の
    複数種類の記録条件の中からある記録条件を選択する条
    件選択手段と、選択された記録条件に基づいて上記記録
    ・再生手段を制御する制御手段とを備えていることを特
    徴とする光磁気記録装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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