JPH08179080A - 原子炉圧力容器の鏡板をアダプタ内で貫通する計測柱を密封する装置 - Google Patents

原子炉圧力容器の鏡板をアダプタ内で貫通する計測柱を密封する装置

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JPH08179080A
JPH08179080A JP7229442A JP22944295A JPH08179080A JP H08179080 A JPH08179080 A JP H08179080A JP 7229442 A JP7229442 A JP 7229442A JP 22944295 A JP22944295 A JP 22944295A JP H08179080 A JPH08179080 A JP H08179080A
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tubular
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JP7229442A
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Jacques Malmasson
ジャック・マルマッソン
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A T A Soc Atoranteiiku De Tech
A T A SOC ATORANTEIIKU DE TECHNIC ABUANSE
ATEA SOC ATLANTIQUE DE TECHNIC AVANCEES
Fragema
Original Assignee
A T A Soc Atoranteiiku De Tech
A T A SOC ATORANTEIIKU DE TECHNIC ABUANSE
ATEA SOC ATLANTIQUE DE TECHNIC AVANCEES
Fragema
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Publication date
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    • G21C13/00Pressure vessels; Containment vessels; Containment in general
    • G21C13/02Details
    • G21C13/032Joints between tubes and vessel walls, e.g. taking into account thermal stresses
    • G21C13/036Joints between tubes and vessel walls, e.g. taking into account thermal stresses the tube passing through the vessel wall, i.e. continuing on both sides of the wall
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 原子炉圧力容器の鏡板を貫通する計測柱を、
鏡板に固定される管状のアダプタ内に密封するための密
封装置を提供する。 【解決手段】 計測柱(5)が、軸受面を介してネジの
ような組立手段によって相互に結合される管状部材
(8)と閉鎖カバー(11)とよりなる軸受要素内の密
封ガスケット(16)を押圧する。管状部材(8)およ
びカバー(11)は計測柱(5)の軸線回りに回転対称
な軸受面(33a,34)をそれぞれ具備している。カ
バー(11)および管状部材(8)の間に配される軸受
面(33a,34)は、金属対金属の直接接触によって
炉内の加圧された水を密封する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、原子炉圧力容器
の鏡板をアダプタ内で貫通する計測柱の密封装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】この発明は、特に、原子炉圧力容器の鏡
板を貫通する熱電対柱の通路を密封するために適用され
る。加圧水型原子炉において、炉心を含む圧力容器は、
原子炉の制御棒および円柱形状の熱電対柱のような計測
柱の通路を与える固定アダプタが配される複数の開口を
有する略半球形状の鏡板を具備している。各熱電対柱内
には、炉心の1組の燃料集合体の出口における冷却材の
温度を計測することができる1組の熱電対が配列されて
いる。
【0003】各アダプタは、熱電対柱を案内するために
鏡板の下方に突出する部分と、アダプタの延長上に固定
可能な熱電対柱の管状の軸受組立体を接続するための手
段を有し鏡板の上方に突出する部分とを具備している。
アダプタに固定される軸受組立体の内部には、アダプタ
を軸方向に延設する軸受組立体内の孔を通して熱電対柱
の密封された通路を設けるために熱電対柱の表面に接触
させられる密封された軸受手段が配列されている。
【0004】相互に延長軸上に配される軸受組立体内の
孔およびアダプタ内の孔を貫通する熱電対柱は、引くこ
とによって作動して、熱電対柱を軸方向に移動させるこ
とができる持上げ装置と連動する軸受組立体から突出す
る端部を具備している。これにより、熱電対柱の軸受面
および軸受組立体の密封された軸受手段は、所定の圧力
で接触させられることができる。
【0005】軸受組立体内の熱電対柱の密封された軸受
手段は、一般に、軸受組立体の内孔内に機械加工された
円錐形状の軸受面および熱電対柱の軸受面の形状に対し
て相補的な形状を有する軸受面と、熱電対柱の上端が引
っ張られることによって締め付けが実施されたときに熱
電対柱および軸受組立体の軸受面間において圧縮される
ガスケットとを具備している。
【0006】計測柱の密封装置が、稼働している原子炉
内において所定期間に亙って使用された場合には、アダ
プタから熱電対柱を引き出し、あるいは、密封ガスケッ
トに不具合が生じたときには、熱電対柱および軸受組立
体の軸受面間に挿入されている密封ガスケットを引き出
して新しいガスケットと交換する必要がある。これらの
操作を簡易に実施するために、複数部品により軸受組立
体を製造することが提案されている。
【0007】例えば、仏国特許公報2642217号お
よび仏国特許公報94−03855号は、アダプタの外
側端に締結される管状部材と、該管状部材に取り付けら
れるカバーを形成する環状のフランジと、管状部材とカ
バーとを組み立てるための手段とを具備する軸受組立体
を提案しかつ記載している。ガスケットあるいは熱電対
柱の1組の密封ガスケットは、管状部材に固定された軸
受組立体のカバーの内面を圧迫するようになる。
【0008】管状部材は、アダプタの外側端に、接続フ
ランジによって取り付けられかつ固定され、あるいは、
アダプタの端部に溶接される。管状部材は、軸受組立体
のカバーを組み立てるための手段を受け入れるように機
械加工されたアダプタの上部よりなることとしても同様
である。
【0009】組立手段は、管状部材の側面に開口するよ
うに管状部材に機械加工された空洞内に係合される締結
片に係合させられるネジ形状に製造される。これによれ
ば、組立ネジが焼き付いた場合においてさえ、軸受組立
体は取り外されることができる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】従来の周知の装置にお
いては、カバーと管状部材との間の組立手段間に密着
し、かつ、これによって締め付けられる金属製ガスケッ
トによって、計測柱が貫通する中央開口の周囲に、軸受
組立体の管状部材とカバーとの間の密封が行なわれる。
原子炉の一次冷却材は、きわめて高い圧力(155バー
ル)であるために、軸受組立体のカバーと管状部材とを
組み立てる組立手段によってガスケットにきわめて高い
圧力を印加する必要がある。
【0011】密封ガスケットは、原子炉の使用中におけ
る圧力下において、過度に変形され易い。この変形は、
軸受組立体の要素間接続の密封性を損う原因となる。さ
らに、一般には、計測柱の軸線回りに120゜の角度で
分配され、それぞれが管状部材の締結片に係合される3
つのネジを具備する軸受組立体のカバーと管状部材との
組立手段は、常に十分な圧力でカバーを管状部材に締め
付けておくことはできない。したがって、従来の装置
は、計測柱の周囲に完全な密封状態を提供することがで
きなかった。
【0012】この発明の目的は、加圧水型原子炉圧力容
器の鏡板を貫通する計測柱を、鏡板の貫通開口に固定さ
れ鏡板の外側に突出する管状のアダプタ内に密封するた
めの密封装置を提供することである。密封装置は、鏡板
の外部においてアダプタの端部にその延長軸上に固定さ
れ、アダプタの外側端に一体的に設けられる管状部材
と、該管状部材に取り付けられる環状のカバーとそのカ
バーおよび管状部材を組み立てる組立手段と、計測柱の
軸受面と管状の軸受組立体のカバーの内部との間に配列
される少なくとも1つの環状のガスケットとを有する管
状の軸受組立体を具備する。この密封装置は、優れた効
果を有し、軸受組立体のカバーと管状部材との間の漏洩
を回避することができる。
【0013】
【課題を解決するための手段】この目的のために、軸受
組立体の管状部材およびカバーは、それらの間にアダプ
タの軸線回りに回転対称な軸受面をそれぞれ有してお
り、これら軸受面が、管状部材とカバーとが組立手段に
よって相互に締結されたときに、金属対金属の直接的な
接触を介して、原子炉内の加圧された水を密封するよう
になっている。
【0014】好ましくは、カバーを管状部材上に組み付
ける手段は、少なくとも3つの締結ネジと、例えば、6
個のネジおよび管状部材の外側面に設けられる溝内に係
合する半円環状の2つの締結片とを具備している。該締
結片のそれぞれには、管状部材上にカバーを締結するた
めの3個のネジ孔が設けられている。
【0015】また、好ましい方法では、計測柱の軸受面
と管状の軸受組立体のカバーの内部との間に配列されて
いる環状の密封ガスケットは、小径部によって熱電対柱
を圧し、大径部によって軸受組立体のカバーの内側表面
を圧するような円錐形状の環状の変形可能な金属製ガス
ケットよりなる。
【0016】
【発明の実施の形態】発明を容易に理解するために、添
付図面を参照しつつ限定されない具体例によって以下に
記載する。この発明に係る密封装置の一実施形態は、原
子炉圧力容器の鏡板を貫通する熱電対柱をアダプタ内に
おいて密封することを可能とする。
【0017】図1は、熱電対柱の通路を形成し、この発
明に係る密封装置を装着した原子炉圧力容器の鏡板の貫
通部を垂直面で切断した縦断面図である。図2は、密封
装置の構成要素を示す分解斜視図である。図3および図
4は、密封装置の軸平面による切断面を示している。図
3は、密封装置の締め付け・密封位置を示している。図
4は、密封装置の緩めた位置を示している。図5は、図
3の詳細部4を示す拡大断面図である。
【0018】図1では、容器の鏡板1の下方に突出し熱
電対柱5を案内する部分と、容器の鏡板1の上方に突出
し外側表面にネジ4aが機械加工された張出し部4を構
成する部分とを有するアダプタ3が、圧着あるいは溶接
によって密封状態に固定された開口2によって貫通され
た加圧水型原子炉圧力容器の鏡板1の一部を見ることが
できる。
【0019】アダプタ3の上部4には、アダプタ3の延
長軸上に、アダプタ3の張出し部4のネジ4aに螺合さ
れるネジ孔を有する下側部分7によって熱電対柱5を固
定し密封する組立体6が固定されている。熱電対柱5を
固定し密封するその組立体6は、このようにアダプタ3
の端部に組み付けられる。アダプタ3の張出し部4およ
び固定・密封組立体6の下側部分7は、延出片7が張出
し部4の基端側に向けて螺合されるときに符合するよう
になる環状のガスケット4’,7’を具備している。ガ
スケット4’およびガスケット7’は、部材4,7間の
ネジ結合を密封するように溶接によって連結される。
【0020】鏡板および貫通アダプタ3は、工場で製造
され、原子炉が配備される敷地内に搬送される。熱電対
柱5を固定し密封する装置6は、原子炉所在地において
アダプタの上端に取り付けられ、固定される。固定・密
封組立体6の下側部分は、必要に応じてガスケット4’
と7’との接合箇所を溶かすことによって取り外すこと
ができるように、アダプタの端部に固定される。この取
り外しは、熱電対柱の管貫通金物の交換あるいは例外的
な不都合のためだけに行なわれる。
【0021】固定・密封組立体6は、特殊形状の金属製
ガスケット10を介在させて延出片7に密封状態に組み
付けられる上側部分8を具備している。固定・密封組立
体の部分7,8は、締結フランジ12によって組み付け
られる。締結フランジ12は、2つの部分よりなる。締
結フランジ12は、その2つの部分の端部に配置される
扇形状の対向する突出部を貫通する孔13に挿入される
ネジによって相互に接続され共締めされる。
【0022】締結フランジは、内部に、固定・密封組立
体の延出片および上側部分8の張出し端部7a、8aに
それぞれ機械加工された対応する円錐状の軸受面に接触
させて締め付ける円錐状の軸受面を具備している。アダ
プタ3および固定・密封組立体6は、管形状に形成さ
れ、1組の熱電対15と支持管とからなる熱電対柱の通
路を形成するように相互に延長軸上に配列される。
【0023】熱電対柱を固定するための組立体の上部8
は、密封装置の軸受組立体9の管状部分を構成する。熱
電対柱の軸受組立体9は、管状部材8に加えて、管状部
材に取り付けられ、以下に記述する方式でネジ21によ
って固定される環状のカバーを構成するフランジ11を
具備している。
【0024】2つの部分に製造されネジによって相互に
固定される組立体9のような軸受組立体の場合には、管
状部材8を延出部7上あるいはアダプタの上部4上に溶
接によって固定すること、あるいは、カバー11を組み
付けるための手段を受け入れるように機械加工されたア
ダプタ3の上部4とともに管状部材8を一体的に製造す
ることができる。
【0025】実際には、管状部材8とアダプタとの締結
フランジ12による取り外し可能な接続は、もはや、熱
電対柱5およびその密封ガスケットを取り外すために不
可欠なものではない。この取り外しは、カバー11を軸
受組立体9の管状部材8から分離することによって有効
になる。軸受組立体9の管状部材8およびカバー11
は、相互の延長軸上およびアダプタ3の孔の延長軸上に
配列される複数の孔を有している。
【0026】熱電対柱5は、直径が直立部の直径より小
さく該直立部からほぼ円錐状の肩部によって分離された
上側部を具備する。肩部は、面14を具備しており、こ
の面14によってカバー11の内側下面上に押圧される
密封ガスケット16を熱電対柱が圧するようになってい
る。
【0027】軸受面14を密封ガスケット16に抗して
締め付けるための熱電対柱5の移動は、加圧板17によ
って与えられる。該加圧板17は、貫通するネジ孔を有
し該ネジ孔に螺合する複数加圧ネジ18を備えており、
それらの下端をカバー11を固定するためのネジ21の
頭部に載置している。加圧板17は、計測柱5の端部に
係合されることができる中央開口を有している。
【0028】加圧板17の中央開口の直径より大きな外
径を有し、熱電対柱の上部に周方向に形成された溝内に
係合される2個の半リングよりなる引張りリング19
は、加圧板17によって印加される引張力を熱電対柱5
に伝達することができる。
【0029】この発明に係る密封装置を記述するため
に、図2から図5を参照すると、該密封装置は、特に、
軸受組立体9と、熱電対柱5の密封軸受手段16と、加
圧板17とを具備している。
【0030】図2では、組み立てられる前の密封装置の
種々の構成要素が分解斜視により示されている。管状部
材8およびカバー11は軸受要素9を構成するために相
互に接続されることができるように製造されている。管
状部材8は、側面に設けられる周溝20を有し、該周溝
20内に、管状部材8にカバー11を組み付けるための
ネジ手段の締結片を構成する2つの半リング22a・2
2bが横方向から係合されている。
【0031】管状部材8の溝20上方の上部は、軸方向
に貫通する6個の孔26を有するフランジを形成してお
り、これらの孔26は、管状部材8の軸心回りに相互に
60゜の間隔をおいて配列されている。
【0032】カバー11自体は、それを貫通してその軸
線回りに相互に60゜の間隔をおいて配列される6個の
孔27を有しており、これら孔26と27とは、管状部
材8上に載置されたときに重なる位置に配置されてい
る。各半リング22a・22bは、周溝20内に配され
たときに、管状部材8の軸線回りに相互に60゜の間隔
をおいて配列され孔26の延長上に配置される3個のネ
ジ孔28をそれぞれ有している。
【0033】管状部材8の上部は、さらに、それを貫通
して、2個の隣り合う孔26の間にそれぞれ配列される
4個の孔29を有し、半リング22aおよび22bは、
それぞれ、半リング22a・22bが正確に定められた
方向で周溝20内に係合されたときに孔29の延長上に
配されることができる2個の孔30を2個の隣り合うネ
ジ孔28の間に配列状態に有している。
【0034】カバー11を管状部材8に6個のネジ21
によって固定することができる方向に半リング22a・
22bを保持するために、位置決めピン23が、相互に
一列に配された孔29と孔30に係合される。相互に延
長上に配された孔29および孔30に位置決めピン23
が係合されることができる方向に半リング22a・22
bが位置させられたときには、6個のネジ孔28は、周
溝20上方の管状部材8の上部を貫通する6個の孔26
の延長上に配される。
【0035】これにより、カバー11を固定するために
は、ネジ21が一致した孔27・26に係合させられ、
かつ、半リング22a・22bのネジ孔28に螺合され
ることができるように、6個の孔27と管状部材8の6
個の孔26とを重ねれば十分である。軸受組立体9の2
つの部分はこのようにして組み立てられる。
【0036】カバー11と管状部材8とを組み立てるた
めに6個のネジより少ないネジを使用して行なうことも
できる。しかしながら、少なくとも3個のネジを使用す
る必要がある。3個のネジを使用して組み立てが達成さ
れる場合においても、6個の孔26・27が部材11お
よび部材8に、6個のネジ孔が半リング22a・22b
にそれぞれ設けられていてもよい。ネジ21は、配列さ
れた2つの孔の内の1組の孔に螺合される。ネジ孔が損
傷した場合には、これに代えて、隣接する孔を使用する
こともできる。
【0037】ネジ21は、図3および図4に見られるよ
うに、カバー11を管状部材8上に締結するために、孔
27の拡径された上部を押圧する頭部を有している。カ
バー11を取り付けるときには、カバー11の中央開口
は、より小さい直径を有する熱電対柱5の上部の上方に
係合する。2つの部品からなる軸受リング19および加
圧板17は、カバー11が熱電対柱5の上部に係合でき
るように、まだ、熱電対柱の上部に係合されていない。
【0038】特に、図4に見られるように、カバー11
は、その下面または内面に、熱電対柱5の中央開口通路
の軸線と一致する軸線を有する溝を具備し、該溝の底部
31は、図5に見られるように、熱電対柱5の軸受面1
4に内縁を押圧される熱電対柱5のガスケット16の外
縁のための軸受面を構成する。
【0039】図5では、カバー11は、熱電対柱5のた
めの中央開口の周囲および溝31の周囲に、熱電対柱の
中央開口に対して同心に配列され、カバー11の下面か
ら突出する環状部33を具備している。カバー11のこ
の突出する環状部33は、球扇形状あるいは円環扇形状
に形成された外側面33aを有している。
【0040】カバー11が取り付けられた管状部材8
は、熱電対柱5のための通路を供給するその内孔の上端
に、カバー11の取り付け位置において、熱電対柱5が
カバー11を貫通する中央開口と一列に配列される熱電
対柱5の通路孔の軸線を軸線とする円錐面34を具備す
る。
【0041】カバー11が管状部材8に合わせられる
と、カバー11の球扇形状の面33aは、管状部材8の
円錐面34を押圧するようになる。カバー11と管状部
材8とを組み付けるためのネジ21が締結されると、カ
バー11の軸受面33aが管状部材8の対応する軸受面
上を微少にスライドする。
【0042】カバー11は、6個のネジ21を締め上げ
ることにより管状部材8上に締結され、これによって、
それらの軸受面33a・34を介して均一な締結状態が
達成される。軸受面33aの球面形状は、あらゆる場合
に、軸受面33aと34との間の優れた接触状態を達成
することを可能とする。このようにして、熱電対柱5の
周囲における軸受組立体の要素8・11間の密封が、カ
バー11の突出要素33と管状部材8の円錐状軸受面3
4との金属対金属の直接的な接触によって行なわれる。
【0043】さらに、図5に示すように、熱電対柱のガ
スケット16が締め付けられる位置において、熱電対柱
5とカバー11との間の密封も得られることになる。ガ
スケット16は、ほぼ、円錐状の柔軟な環状壁を有する
形状に構成されており、その小径部を熱電対柱5の軸受
面14上に、大径部を構成する外縁部をカバー11の溝
31の縁に配置するようになっている。
【0044】図3および図4に見られるように、ネジ2
1が螺合されるナットを構成する半リング22a,22
bは、それらの外側面に、ネジ21が焼き付いた場合に
半リング22a,22bおよびネジ21の端部を切断す
るために切断手段を噛み込ませるための空洞を構成する
溝35a,35bを具備している。
【0045】このように、例えば、密封ガスケット16
に近づくため、あるいはアダプタから熱電対柱5を引き
出すため等のような全ての場合に、軸受組立体9は取り
外されることができる。
【0046】図4にみられるように、軸受組立体9を構
成するために、組立体が密封されかつ管状部材8上にカ
バー11が締結された後に、加圧板17が熱電対柱5の
上部の上方に係合される。
【0047】加圧板17は、該加圧板17を貫通し、そ
の上面に機械加工された座グリ25の底面に、加圧板の
軸線回りに相互に120゜の間隔をおいて配列される3
個のネジ孔に係合される3個の加圧ネジ18を具備して
いる。各ネジ18は、座グリ25内に係合される四角形
のベースを有するカップ24内に係合される。カップは
ベースと座グリとの係合によって回転を制限された変形
可能なシェルである。
【0048】各ネジ18は、加圧板17の下方におい
て、ネジ21を締結するために使用されるネジ21頭部
の開口内にその下部によって係合される。2つの部品よ
りなる引張りリング19は、加圧板17の上面の上方の
熱電対柱5の溝内にはめ合わせられる。
【0049】引上げ板17のネジ18を所望の方向に回
転させることにより、この回転が適当な道具の使用によ
って3個のネジに同時に実施されると、加圧板17が持
ち上げられ、2つの部品よりなる引張りリング19を介
して、密封ガスケット16が接触している軸受面14が
溝31の底部に向けて移動され熱電対柱5が引き上げら
れる。
【0050】熱電対柱5が鉛直方向に沿って上方に移動
された後には、図3に示されるように、ガスケット16
が軸受面14とカバー11の溝31の底面との間で締め
付けられる。
【0051】したがって、この発明に係る密封装置は、
カバーの下面および管状部材の内面にそれぞれ加工され
た金属の2つの軸受面の相互作用によって、軸受要素9
の2つの要素間のきわめて良好な密封状態を達成するこ
とができる。きわめて効果的な締結は、カバー11の全
周に分配された6個のネジの使用によって得られ、それ
らの内の3個に関しては第1の半リングに螺合され、他
の3個に関しては第2の半リングに螺合され、これら半
リングは両方とも、管状部材の周囲に加工された溝内に
並置される位置に係合される。上述したように、6個よ
り少ない数でかつ少なくとも3個のネジで締結を達成す
ることができる。
【0052】この発明は、上述された実施の形態に限定
されるものではない。したがって、上述された球状ある
いは円環状とは異なる形状および円錐状とは異なる形状
の2つの要素間の金属対金属の密封を達成するためにカ
バー11および環状要素8の軸受面を使用することを想
定することができる。
【0053】これらの軸受面は、全ての場合において、
熱電対柱の通路の軸線回りの回転体表面を有し、かつ、
締結の際に、軸受要素の2つの構成要素において、一方
の軸受要素を他方に対して微少にスライドさせかつ位置
決めするものである必要がある。この発明に係る密封装
置は、熱電対柱に対してだけでなく、原子炉圧力容器の
鏡板をアダプタ内において貫通する任意の計測柱に対し
て適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】熱電対柱の通路を形成し、この発明に係る密封
装置を装着した原子炉圧力容器の鏡板の貫通部を垂直面
で切断した縦断面図である。
【図2】密封装置を構成する要素を示す分解斜視図であ
る。
【図3】密封装置の締め付け、密封位置を示す軸平面に
よる縦断面図である。
【図4】密封装置の緩めた位置を示す図3と同様の縦断
面図である。
【図5】図3の詳細部4を示す拡大断面図である。
【符号の説明】
1 鏡板 3 アダプタ 5 熱電対柱(計測柱) 8 管状部材 9 軸受組立体 11 カバー 14,33a,34 軸受面 16 密封ガスケット 21 締結ネジ(組立手段) 22a,22b 半リング(組立手段) 28 ネジ孔 31 内部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジャック・マルマッソン フランス・91000・エヴリー・リュ・オー ギュスト・ルノワール・16

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加圧水型原子炉圧力容器の鏡板(1)の
    貫通開口内に固定され鏡板(1)の外部に突出する管状
    のアダプタ(3)内で、圧力容器の鏡板(1)を貫通す
    る計測柱(5)を密封する装置であって、 鏡板(1)の外側でアダプタ(3)の端部に固定され、
    その延長軸上においてアダプタ(3)の外側端と一体化
    される管状部材(8)と、該管状部材(8)に取り付け
    られる環状のカバー(11)と、該カバー(11)と管
    状部材(8)と計測柱の軸受面(14)および管状の軸
    受組立体(9)のカバー(11)の内部(31)の間に
    配列される少なくとも1つの環状の密封ガスケット(1
    6)とを組み立てるための組立手段(21,22a,2
    2b)とを有する管状の軸受組立体(9)とを具備し、 管状部材(8)および管状の軸受組立体(9)のカバー
    (11)が、熱電対柱(5)の軸線回りに回転対称な軸
    受面(33a,34)をそれぞれ具備し、これらが前記
    組立手段(21,22a,22b)によって相互に固定
    されたときに、これらの間に配されるカバー(11)の
    軸受面(33a)と管状部材の軸受面(34)とが、金
    属対金属の直接的な接触によって炉内の加圧された水を
    密封することを特徴とする密封装置。
  2. 【請求項2】 カバー(11)の軸受面(33a)が球
    扇形状を有し、管状部材(8)の軸受面が円錐状を有し
    ていることを特徴とする請求項1記載の密封装置。
  3. 【請求項3】 カバー(11)の球状軸受面(33a)
    が、管状部材(8)に向けられるカバー(11)の面か
    ら突出するカバー(11)の一部(33)に機械加工さ
    れていることを特徴とする請求項2記載の密封装置。
  4. 【請求項4】 管状部材(8)の円錐状軸受面(34)
    が、カバー(11)が取り付けられかつ固定される管状
    部材の端部に配置された管状部材(8)の内孔の一部を
    構成していることを特徴とする請求項3記載の密封装
    置。
  5. 【請求項5】 カバー(11)と管状部材(8)の組立
    手段が、少なくとも3個の締結ネジ(21)を具備し、
    例えば、6個の締結ネジ(21)が熱電対柱(5)の軸
    線回りに相互に60゜の間隔をおいて配列されているこ
    とを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載
    の密封装置。
  6. 【請求項6】 カバー(11)と管状部材(8)の組立
    手段が、管状部材(8)の軸線を軸線とし管状部材の側
    面に機械加工された溝(20)内に並置される位置に係
    合される2個の半リング(22a,22b)を具備し、
    各半リング(22a)は3個の締結ネジ(21)を螺合
    させる3個のネジ孔(28)を具備していることを特徴
    とする請求項5記載の密封装置。
  7. 【請求項7】 計測柱(5)の軸受面(14)とカバー
    (11)の内部(31)との間に配される環状の密封ガ
    スケット(16)が、その小径部によって計測柱(5)
    の軸受面に接触し、大径部によってカバー(11)の内
    部に接触するほぼ円錐状の変形可能な環状の金属壁より
    なることを特徴とする請求項1記載の密封装置。
JP7229442A 1994-09-09 1995-09-06 原子炉圧力容器の鏡板をアダプタ内で貫通する計測柱を密封する装置 Withdrawn JPH08179080A (ja)

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