JPH08178991A - 故障検出装置 - Google Patents

故障検出装置

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JPH08178991A
JPH08178991A JP6320620A JP32062094A JPH08178991A JP H08178991 A JPH08178991 A JP H08178991A JP 6320620 A JP6320620 A JP 6320620A JP 32062094 A JP32062094 A JP 32062094A JP H08178991 A JPH08178991 A JP H08178991A
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JP
Japan
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voltage value
sensor
value
voltage
resistance
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JP6320620A
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English (en)
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Hajime Nomura
肇 野村
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Denso Corp
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NipponDenso Co Ltd
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  • Testing Of Short-Circuits, Discontinuities, Leakage, Or Incorrect Line Connections (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 可変抵抗により電圧値を検出するセンサと、
このセンサ全体の抵抗値より大きい抵抗値をもち、故障
時には電圧値を下げる第1抵抗とを備えた回路におい
て、リーク電流が大きい場合や、他の電子制御ユニット
へアナログ値を出力するような場合でもセンサ周辺の断
線検出の可能な故障検出装置を提供する。 【構成】 A/D変換器AD1 の入力に、C点での断線
時に通電され、端子VTAの電圧を正常時には出力され
ないような低い電圧とするための抵抗R2 の一端を接続
している。またこの抵抗R2 の他端を、抵抗R2 の通
電、非通電を切り換えるためのトランジスタTr1 を介
してGNDに接続している。トランジスタTr1 のON
/OFFはマイコンCPU1 により制御される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は故障検出装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】電源電圧を分圧した電圧値をアナログデ
ータとして出力するセンサの受け回路においてセンサか
らのワイヤの断線を検出するものとして実開昭59−4
2978号公報に開示されるものがある。これは図2中
(b)に図示されている回路のように、センサからのワ
イヤの断線を検出するためにセンサのインピーダンスに
比べ十分に大きい抵抗R1 を端子VTAとアース端子
(以下、GND)との間に設けることにより、断線時に
は端子電圧がGNDレベルに落ちるので、端子VTAの
電圧を測ることにより断線検出ができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし実開昭59−4
2978号公報に開示されているものは、A/D変換器
AD1 のリーク電流が大きい場合や、オペアンプOP1
によるバッファリングを通じて他の電子制御ユニット
(以下、ECU)へアナログ値を出力するような場合に
は、ワイヤ断線時にA/D変換器AD1 およびオペアン
プOP1 のリーク電流が抵抗R1 に流れ、抵抗R1 の抵
抗値が、端子電圧のGNDレベル程度になる所定値より
大きくなるためにA/D変換器AD1 の入力電圧が大き
くなり、図2中(b)に図示されている点すべてでの断
線検出が不可能であった。
【0004】このため本発明は上述の場合でも断線検出
が可能な故障検出装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記問題点を
解決するために、可変抵抗の調整端子の電圧値を検出す
るセンサと、前記センサの調整端子とA/D変換器との
間の経路と並列に接続され、該センサ全体の抵抗値より
大きい抵抗値を有し、前記調整端子の遮断時には前記電
圧値をA/D変換器に入力される電圧値を前記センサの
とりうる値よりも低下させる第1抵抗とを備える故障検
出装置において、前記A/D変換器を介して入力される
前記調整端子の電圧値を測定する電圧測定手段と、該電
圧測定手段により測定した電圧値が正常時に測定され得
る第1の範囲の外にあるときセンサの断線である故障と
判断する故障判断手段と、前記第1抵抗に対して並列に
接続された第2抵抗と、前記電圧測定手段により測定さ
れた電圧値が第1の範囲内にあり、かつ第1の範囲内よ
りも狭く、かつ、前記調整端子が断線している第2の範
囲にあるとき、第2抵抗を強制的に通電状態にして、前
記A/D変換器に入力される電圧値を前記第1の範囲外
に設定する通電手段とを備える故障検出装置を提供する
ものである。
【0006】また可変抵抗により電圧値を検出し、この
電圧値をアナログデータとして出力するセンサと、前記
アナログデータをデジタルデータに変換する変換器と、
前記電圧値を増幅して他の電子制御ユニットに出力する
増幅器と、前記センサ全体の抵抗値より大きい抵抗値を
もち、故障時には前記電圧値を下げる第1抵抗とを備え
る回路の故障検出装置において、前記電圧値を測定する
電圧測定手段と、該電圧測定手段により測定した電圧値
が正常時に測定され得る第1の範囲の外にあるとき故障
と判断する故障判断手段と、前記電圧測定手段により測
定された電圧値が第1の範囲内にあるが、故障のありえ
る第2の範囲にあるとき、故障時にはセンサにより出力
された電圧値を下げる第2抵抗を通電状態にする通電手
段とを備える故障検出装置を提供するものである。
【0007】
【作用】前記構成よりなる本発明によれば、可変抵抗の
調整端子の電圧値を検出するセンサと、このセンサの調
整端子とA/D変換器との間の経路と並列に接続され、
センサ全体の抵抗値より大きい抵抗値を有し、調整端子
の遮断時には電圧値をA/D変換器に入力される電圧値
をセンサのとりうる値よりも低下させる第1抵抗とを備
え、A/D変換器を介して入力される調整端子の電圧値
を測定する。測定された電圧値が正常時に測定され得る
第1の範囲の外にあるときセンサの断線である故障と判
断する。第1抵抗に対して並列に接続された第2抵抗
と、前記電圧測定手段により測定された電圧値が第1の
範囲内にあり、かつ第1の範囲内よりも狭く、かつ、前
記調整端子が断線している第2の範囲にあるとき、第2
抵抗を強制的に通電状態にして、前記A/D変換器に入
力される電圧値を前記第1の範囲外に設定する。
【0008】また可変抵抗により電圧値を検出し、この
電圧値をアナログデータとして出力するセンサと、前記
アナログデータをデジタルデータに変換する変換器と、
前記電圧値を増幅して他の電子制御ユニットに出力する
増幅器と、前記センサ全体の抵抗値より大きい抵抗値を
もち、故障時には前記電圧値を下げる第1抵抗とを備え
る回路の故障検出装置において、前記電圧値を測定する
電圧測定手段と、該電圧測定手段により測定した電圧値
が正常時に測定され得る第1の範囲の外にあるとき故障
と判断する故障判断手段と、前記電圧測定手段により測
定された電圧値が第1の範囲内にあるが、故障のありえ
る第2の範囲にあるとき、故障時にはセンサにより出力
された電圧値を下げる第2抵抗を通電状態にする通電手
段とを備える故障検出装置を提供するものである。可変
抵抗により電圧値を検出するセンサと、このセンサ全体
の抵抗値より大きい抵抗値をもち、故障時には電圧値を
下げる第1抵抗とを備えた回路の故障検出装置におい
て、電圧値を測定し、この電圧値が正常時に測定され得
る第1の範囲の外にあるとき故障と判断するとともに、
電圧値が第1の範囲内にあるが、故障のありえる第2の
範囲にあるとき、故障時にはセンサにより出力された電
圧値を下げる第2抵抗を通電状態にすることにより、先
述の、リーク電流が大きい場合や、他の電子制御ユニッ
トへアナログ値を出力するような場合でも、センサ周辺
すべての点での断線検出装置を提供する。
【0009】
【実施例】以下、本発明を適用したスロットルセンサの
故障検出回路の一実施例を図面を用いて説明する。図2
は従来のスロットル開度の検出回路である。ここで、図
2中(a)はCPU1以外の他のECUと接続されてい
ないスロットル開度の検出回路である。
【0010】スロットルセンサS1 は、一方がGNDに
他方が電源に接続されているとともに、このスロットル
センサS1 上を図示しないスロットル弁の開度に応じて
移動する端子VTAと接続されている。従って、端子V
TAの電位を検出することによりスロットル開度を検出
することができる。端子VTAはA/D変換器AD1
接続されており、スロットルセンサS1 にて検出された
スロットル開度を示す電位であるアナログデータが入力
される。このA/D変換器AD1 に入力されたスロット
ルセンサS1 からのアナログデータ、デジタル信号に変
換後マイクロコンピュータ(以下、マイコン)CPU1
に入力され、このマイコンCPU1 にてスロットル開度
が算出される。
【0011】また、端子VTAとA/D変換器AD1
の間には、ワイヤの断線を検出するために、スロットル
センサS1 のインピーダンスに比べ十分に大きい抵抗値
をもつ抵抗R1 の一端が接続されているとともに、その
抵抗R1 の他端はGNDに接続されている。なおここで
は、スロットルセンサS1 の全抵抗値は10kΩである
とする。そして端子VTAとGND点との間の抵抗R
VTA-GND の抵抗値は正常時には0.2kΩ〜9.8kΩ
の範囲の値をとるものとし、よってその間の電圧VVTA
は0.1V〜4.9Vの値をとるものとする。
【0012】以下、A点(スロットルセンサS1 上の、
端子VTAとセンサ電源(5V)との間)、B点(端子
VTAとセンサGNDとの間)、C点(スロットルセン
サS 1 の接点とECU入力端子VTAとの間)における
断線の検出方法についてそれぞれ述べる。A点断線時に
はVVTA の最大値VVTAMAXは、A/D変換器AD1 の端
子のリーク電流ILKが50nAであるから、
【0013】
【数1】 となる。この0.48mVという値はスロットルセンサ
1 の正常時における最小出力電圧より小さく、つまり
非断線時には出力されない値であるので、A点における
断線検出が可能である。
【0014】B点断線時にはVVTA の最小値VVTAMIN
【0015】
【数2】 となる。この4.94Vという値はスロットルセンサS
1 の正常時における最大出力電圧より大きく、つまり非
断線時には出力されない値であるので、B点における断
線検出も可能である。
【0016】C点断線時にはVVTA の最大値VVTAMAX
【0017】
【数3】 VVTAMAX=750(kΩ)・50(nA)=37.5(mV)<0.1(V) (3) となる。この37.5mVという値は非断線時には出力
されない値であるので、C点における断線検出も可能で
ある。
【0018】上述の図2中(a)の回路に記載されたマ
イコンCPU1以外の他のECUにスロットルセンサS
1 にて検出された信号を出力する回路として図2中
(b)に示される回路が考えられる。この図2中(b)
に示される回路は図2中(a)の回路に加えてオペアン
プOP1 を備え、その入力端子の1つが抵抗R1 の一端
とA/D変換器AD1 の入力端子との間に接続されてい
るとともに、他の入力端子はGNDに抵抗を介して接続
されており、スロットルセンサS1 からのスロットル開
度信号をインピーダンス変換する。この変換されたスロ
ットルセンサS1 からのスロットル開度信号はA/D変
換器AD1 に入力されるとともに、他のECUにも入力
される。
【0019】この場合、A/D変換器AD1 のリーク電
流とオペアンプOP1 のリーク電流とが重畳され、その
合計値はILK=250nA程度となる。このためA点断
線時にはVVTA の最大値VVTAMAX
【0020】
【数4】 となる。この2.4mVという値は非断線時には出力さ
れない値であるので、A点の断線検出は可能である。
【0021】B点断線時にはVVTA の最小値VVTAMIN
【0022】
【数5】 となる。この4.94Vという値は非断線時には出力さ
れない値であるので、B点の断線検出が可能である。
【0023】しかし、C点断線時にはVVTA の最大値V
VTAMAX
【0024】
【数6】 VVTAMAX=750(kΩ)・250(nA)=0.19(V)>0.1(V) (6) となる。この1.9Vという値は非断線時にも出力され
得る値であるので、C点の断線検出は不可能である。
【0025】この例ではリーク電流を増やすためにオペ
アンプOP1 を追加したが、A/D変換器AD1 自体を
リーク電流の小さいものにするときにも同様のことがい
える。C点断線を検出するために、仮に図2中(c)に
示すようにR1 =390kΩとする。つまり図2中
(c)は図2中(b)の抵抗R1 の抵抗値を小さくした
ものである。
【0026】この場合、C点断線時にはVVTA の最大値
VTAMAXは、A/D変換器AD1 のリーク電流とオペア
ンプOP1 のリーク電流との合計値がILK=250nA
程度であるから
【0027】
【数7】 VVTAMAX=390(kΩ)・250(nA)=97.5(V)<0.1(V) (7) となり、断線検出が可能となる。しかしこのとき、B点
断線時にはVVTA の最小値VVTAMIN
【0028】
【数8】 となり、B点での断線検出が不可能となるという問題が
ある。
【0029】次に上述の問題点を解決するための本発明
の一実施例の構成を図1に基づき説明する。本発明に係
る故障検出装置は図2中(b)に示される回路において
A/D変換器AD1 への入力に抵抗R2 の一端を接続し
ている。またこの抵抗R2 の他端を、抵抗R2 への通
電、非通電を切り換えるためのトランジスタTr1 を介
してGNDに接続している。このトランジスタTr1
ON/OFFはマイコンCPU 1 により制御される。こ
のとき抵抗R2 はC点断線時、A/D変換器AD1 への
入力が正常時出力の下限値よりも小さくなるような抵抗
値である。
【0030】ここでは先述の従来例と同様に、スロット
ルセンサS1 の全抵抗値を10kΩ、スロットルセンサ
1 の出力可能範囲を0.1V〜4.9V、抵抗R1
抵抗値をR1 =750kΩ、A/D変換器AD1 のリー
ク電流とオペアンプOP1 のリーク電流との合計値をI
LK=250nAとする。また抵抗R2 の抵抗値をR2
150kΩ、トランジスタTr1 の飽和電圧を50mV
とする。
【0031】この図1の回路の作動を図3に示されてい
るフローチャートに基づき説明する。この処理はA/D
変換器AD1 によるスロットル開度信号のA/D変換タ
イミングごと(8msごと)に実行される。図3のステ
ップ1にてスロットルセンサS1 の出力VVTA が0.1
Vより小さいか否かを判断する。VVTA が0.1Vより
小さくないと判断された場合はステップ2に進み、V
VTA が4.9Vより大きいか否かを判断する。つまりこ
のステップ1およびステップ2ではスロットルセンサ出
力VVTA が0.1V≦VVTA ≦4.9Vにある場合、正
常状態にあると判断することを意味している(以上、故
障判断手段)。
【0032】ステップ3にてVVTA が0.2Vより大き
いか否かを判断する。0.2Vより大きくない場合は断
線の可能性があるため((6)式参照)、ステップ6に
進みトランジスタTr1 を通電状態にしてステップ7に
進む。ステップ3にてVVTA が0.2Vより大きいと判
断された場合はステップ4に進み、VVTA が0.3Vよ
り大きいか否かを判断する。VVTA が0.3Vより大き
いと判断された場合は断線の可能性がないのでステップ
5に進み、トランジスタTr1 を非通電状態にし、ステ
ップ7に進む。ステップ4にてVVTA が0.3Vより大
きくないと判断された場合はそのままステップ7に進む
(以上、通電手段)。このように非断線時でもトランジ
スタTr1 の非通電から通電への切り変わりを低電圧時
に設定しているため、スロットルセンサS1 の端子VT
AとGND間のインピーダンスが小さい状態での切り変
わりとなり、スロットルセンサS 1 の出力VVTA への影
響が小さくなる。
【0033】次にステップ7にて今回の処理においてス
ロットルセンサS1 が非断線状態であると判定し、ステ
ップ8にてVVTA からスロットル開度が算出され、この
処理を終了する。ステップ1およびステップ2にて、V
VTA が0.1V≦VVTA ≦4.9Vにないと判断された
場合、ステップ9にてスロットルセンサS1 が断線状態
にあると判定され、ステップ10にてフェイルセーフの
ために燃料噴射量等の計算に用いるスロットル開度を0
度とする(以上、故障判断手段)。
【0034】ここでA点、B点、C点それぞれにて断線
を起こした場合の処理について述べる。例えばA点での
断線時にはスロットルセンサS1 からの出力がVVTA
2.4mVとなるため((4)式参照)、ステップ1に
てVVTA <0.1Vと判断され、ステップ9にてスロッ
トルセンサS1 が断線状態にあると判定され、ステップ
10にてフェイルセーフのためにスロットル開度が0度
とされる。
【0035】例えばB点での断線時にはスロットルセン
サS1 からの出力VVTA が4.94V以上となるため
((5)式参照)、ステップ2にてVVTA >4.9Vで
あると判断され、ステップ9にてスロットルセンサS1
が断線状態にあると判定され、ステップ10にてフェイ
ルセーフのためにスロットル開度が0度とされる。C点
での断線時にはA/D変換器AD1 およびオペアンプO
1 のリーク電流の影響をうけVVTA <0.19Vとな
る((6)式参照)。これによりステップ3にてVVTA
<0.2Vと判断され、断線の可能性があると判断され
る。そこで断線を確実に検出するために、ステップ6に
てTr1 が通電状態にされる。この状態にてVVTA は7
2.9mVより小さくなり、次回のA/Dタイミング
(次回の処理)においてステップ1にてVVTA <0.1
Vと判断され、ステップ9にてスロットルセンサS1
断線状態にあると判定され、ステップ10にてフェイル
セーフのためにスロットル開度が0度とされる。
【0036】以上のように本発明は、A/D変換器AD
1 のリーク電流とオペアンプOP1のリーク電流との合
計値に影響される端子VTAの電圧を測定し、その電圧
が正常時には測定され得ない値であったならば断線状態
であると判断するとともに、正常時に測定され得る値で
あっても断線状態がありうる値であったならば、抵抗R
2 が通電状態になるようにマイコンCPU1 がトランジ
スタTr1 を制御する。そして、断線時リーク電流は抵
抗R1 と抵抗R2 とに流れるため、このときのA/D変
換器AD1 への入力が正常時出力の下限値より小さくな
るように抵抗R 2 の抵抗値を設定すれば断線検出が可能
となる。
【0037】なお、本実施例ではスロットル開度検出装
置について述べたが、それに限らず、可変抵抗の電圧値
を検出するセンサの受け回路であれば良く、例えばエン
ジンの吸入空気量を検出するエアフローメータのような
ものでもよい。
【0038】
【発明の効果】このように本発明は、リーク電流が大き
い場合や、他の電子制御ユニットへアナログ値を出力す
るような場合でも、センサ周辺すべての点での断線検出
を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の構成図である。
【図2】従来の構成図である。
【図3】本発明の断線判定の処理を表すフローチャート
である。
【図4】本発明のクレーム対応図である。
【符号の説明】
1 スロットルセンサ VTA 端子 AD1 A/D変換器 CPU1 マイクロコンピュータ R1 抵抗 OP1 オペアンプ R2 抵抗 Tr1 トランジスタ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 可変抵抗の調整端子の電圧値を検出する
    センサと、 前記センサの調整端子とA/D変換器との間の経路と並
    列に接続され、該センサ全体の抵抗値より大きい抵抗値
    を有し、前記調整端子の遮断時には前記電圧値をA/D
    変換器に入力される電圧値を前記センサのとりうる値よ
    りも低下させる第1抵抗とを備える故障検出装置におい
    て、 前記A/D変換器を介して入力される前記調整端子の電
    圧値を測定する電圧測定手段と、 該電圧測定手段により測定した電圧値が正常時に測定さ
    れ得る第1の範囲の外にあるときセンサの断線である故
    障と判断する故障判断手段と、 前記第1抵抗に対して並列に接続された第2抵抗と、 前記電圧測定手段により測定された電圧値が第1の範囲
    内にあり、かつ第1の範囲内よりも狭く、かつ、前記調
    整端子が断線している第2の範囲にあるとき、第2抵抗
    を強制的に通電状態にして、前記A/D変換器に入力さ
    れる電圧値を前記第1の範囲外に設定する通電手段とを
    備える故障検出装置。
  2. 【請求項2】 可変抵抗により電圧値を検出し、この電
    圧値をアナログデータとして出力するセンサと、 前記アナログデータをデジタルデータに変換する変換器
    と、 前記電圧値を増幅して他の電子制御ユニットに出力する
    増幅器と、 前記センサ全体の抵抗値より大きい抵抗値をもち、故障
    時には前記電圧値を下げる第1抵抗とを備える回路の故
    障検出装置において、 前記電圧値を測定する電圧測定手段と、 該電圧測定手段により測定した電圧値が正常時に測定さ
    れ得る第1の範囲の外にあるとき故障と判断する故障判
    断手段と、 前記電圧測定手段により測定された電圧値が第1の範囲
    内にあるが、故障のありえる第2の範囲にあるとき、故
    障時にはセンサにより出力された電圧値を下げる第2抵
    抗を通電状態にする通電手段とを備える故障検出装置。
JP6320620A 1994-12-22 1994-12-22 故障検出装置 Withdrawn JPH08178991A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008298426A (ja) * 2007-05-29 2008-12-11 Nec Electronics Corp 半導体装置
JP2012013588A (ja) * 2010-07-02 2012-01-19 Hioki Ee Corp 四端子型インピーダンス測定装置
KR20190065020A (ko) * 2017-12-01 2019-06-11 에이치에스디엔진 주식회사 인덕티브 센서의 단선 검출 장치

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