JPH08178918A - 血液サンプルのヘマトクリット値を測定する計数装置のための制御溶液キット - Google Patents

血液サンプルのヘマトクリット値を測定する計数装置のための制御溶液キット

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JPH08178918A
JPH08178918A JP7230659A JP23065995A JPH08178918A JP H08178918 A JPH08178918 A JP H08178918A JP 7230659 A JP7230659 A JP 7230659A JP 23065995 A JP23065995 A JP 23065995A JP H08178918 A JPH08178918 A JP H08178918A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 血液のヘマトクリット値を測定する計数装置
の正確さを確認するための高価な血液サンプルに代えて
安価な制御溶液を使用する。 【解決手段】 血液サンプルのヘマトクリットの仮レベ
ルを、サンプルイオン種濃度レベルに関連してサンプル
導電率を測定しかつ前記仮レベルを補正することによ
り、測定する計数装置のための制御溶液キットにおい
て、前記イオン種を含んだ水にイオン活性係数増大剤を
混和してなる制御溶液を有し、該制御溶液が前記イオン
種の既知の濃度と既知の等価ヘマトクリット値とを有す
るものである。これにより、上記装置の正確さを確認す
るために従来の血液サンプルに代えて上記制御溶液を使
用してコストを低減し得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、医学的診断及び研
究等で血液サンプル中の種々の成分を測定するのに使用
する血液分析装置の制御溶液キットに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、血液サンプル全体からその中の
血球を所定のサンプル容積まで押詰めた容積比率即ち、
押詰めた赤血球容積/血液サンプル全体は、貧血及び他
の病気の状態を診断するのに有用な目安となる。その比
率は、通常「ヘマトクリット率(hematocrit
ratio)」又は「ヘマトクリット値(hemat
ocrit value)」と呼ばれ、通常血液サンプ
ル全体を遠心分離して血漿から血液を分離することによ
り測定されている。又血液サンプルでは、他は全て一定
であっても、その導電率がそのヘマトクリット値の機能
に応じて変化することが知られている。しかし、他の血
液成分、特に電解液は導電率に大きく影響を及ぼす。も
し導電率の読取り値から信頼できるヘマトクリット値が
得られるのであれば、それらの成分の導電率は正しく意
義あるものになるに違いない。
【0003】血液成分の測定のための自動化装置、例え
ば電解質濃度又は血液中に溶解したガスの分圧を測定す
る装置は、しばしば血液流路に沿って配した電極を使用
する。血液全体が流路中に導入されると、電極により所
望の血液特性の読取りができる。一般には、電極は種々
の血液成分を示す電気信号を供給するのに使用され、そ
の血液成分とは、ナトリウムイオン濃度(〔Na
+ 〕)、カリウムイオン濃度(〔K+ 〕)、カルシウム
イオン濃度(〔Ca++〕)、水素イオン濃度(pH)、
2 に起因する分圧(PO2 )及びCO2 に起因する分
圧(PCO2 )である。
【0004】しかしながら、血液分析装置の流路の種々
の成分、例えば電極又はゴム製入口隔壁を時々交換する
必要があった。更に、特に分析装置が小さいと、曲がっ
た流路は行き止まり部を生じ、血液全体が固まってしま
う。従って、装置を停止、分解、清掃、再組立、再起動
をしなければならずロスタイムを生じていた。
【0005】従って、本出願人は、特願昭61−172
690号により上記問題点を解決し得る方法及び装置を
提案したが、その方法及び装置は本願明細書中にも述べ
られている。これによれば、液体流路に沿ってサンプル
を流しかつ流路中の手段を使うことにより、サンプルの
導電率及びサンプル中のイオン種の濃度を夫々示す電気
信号を得て、血液サンプル中のヘマトクリットレベルを
測定するものであり、標準溶液が、サンプル測定以前又
は以後に同一の流路中に導入される。標準溶液は、既知
のイオン種及び濃度及び既知の「等価の」(equiv
alent)ヘマトクリット値を示す導電率を有するも
のである。かくして、標準溶液との比較により血液サン
プルの導電率を得ることにより、標準溶液(EA ,E
B ,pHA,pHB )の導電率及び既知の等価ヘマトク
リット値(HB)を使用して、仮のサンプルヘマトクリ
ット値を得た後に、更にこの値を血液サンプル及び標準
溶液の各イオン種濃度を使用して補正して正確なサンプ
ルヘマトクリット値を得る作業を、それらの電気信号を
利用して得るようにしている。
【0006】従って、従来、血液サンプルの全体を遠心
分離して血漿から血球を分離しこれを押詰めてヘマトク
リット値を測定するという面倒でかつ時間のかかる作業
を必要とすることなく、血液サンプル及び標準溶液を所
定の液体流路中を流すのみで上記各電気的信号からヘマ
トクリット値を得ることができ、迅速でかつ正確な測定
作業を行なえる。なお、「等価のヘマトクリット値」と
は、本出願においては、標準溶液のヘマトクリットレベ
ルに対応する導電率を有する血液サンプルのヘマトクリ
ットレベルを意味するものとする。これは例え、標準溶
液が血球を何ら含まずかつ実際のヘマトクリット値がゼ
ロであってもそうである。
【0007】ここで、上記装置自体の動作の正確さを時
折り確認することが必要であり、このために装置に対し
て、正確な既知の電解質、PH、血液ガス及びヘマトク
リットレベルを有する血液サンプルを流して上記確認を
行なっていた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、上記装置の
正確さの確認のために使用する血液サンプルは高価であ
るために、血液サンプルに代る代理溶液の出現が望まれ
ていた。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めの本発明の構成は、血液サンプルのヘマトクリットの
仮レベルを、サンプルイオン種濃度レベルに関連してサ
ンプル導電率を測定しかつ前記仮レベルを補正すること
により、測定する計数装置のための制御溶液キットであ
って、前記イオン種を含んだ水にイオン活性係数増大剤
を混和してなる制御溶液を有し、該制御溶液が前記イオ
ン種の既知の濃度と既知の等価ヘマトクリット値とを有
することを特徴とするキットである。
【0010】これにより、制御溶液は所定のイオン濃度
及び所定の等価ヘマトクリット値を有する状態となっ
て、上記血液サンプルの代理溶液の機能を十分に果たし
て装置の正確さを確認することができ、しかもこの制御
溶液は血液サンプルに比してコストを低減し得る。
【0011】なお、イオン活性係数増大剤を加える理由
は、後述されているが、該イオン活性係数増大剤(例え
ばポリオール)は上記イオン種(例えばNa+ )により
イオン化された水に対して混和し易い有機化合物である
から、制御溶液はイオン化した水部分と有機化合物部分
とが分離かつ混和した状態となる。従って、イオン濃度
は有機化合物部分は無視した水部分だけで測定されるの
で見かけ上比較的高い所望のイオン濃度(後述する如
く、例えばNa+ 濃度が約130mM〜150mM)を維持
でき、しかも制御溶液全体の実際のNa+ 濃度は、有機
化合物の量も考慮するので上記130mM〜150mMの値
よりかなり低くなりこれに対応して所望の等価ヘマトク
リット値(例えば約40〜50%)を維持でき、上記血
液サンプルと近似できるのである。
【0012】
【発明の実施の形態】図1に示す如く、分析装置10
は、血液全体の少量(例えば約0.25ml以下)のサン
プルにおける任意の電解質及びガスの濃度の測定を行な
うものであり、その血液は凝結防止のため〔例えばヘパ
リン(肝臓や肺にあって血液の凝固を防ぐ物質)〕によ
りすでに処理されている。特に、処理済サンプルはプロ
ーブ20を介して容器から引出され、サンプル流路に沿
って、廃棄物出口28(図2)から流出する。サンプル
「PO2 ,PCO2 ,〔Na+ 〕,〔K+ 〕,〔C
++〕及びPH」の読取り値はCRTディスプレイ12
及びテーププリンタ14に与えられる。上記流路は、サ
ンプルのヘマトクリット値の測定及び読取りをする手段
を含んでいる。
【0013】上記測定は、後に詳述する如く行なわれ、
これは測定される特性を示す電気信号を発生する電解質
及び関係部品を使用してなされる。値を信号に変換する
ために、電極は交換可能なシリンダからの標準ガス及び
交換可能な流体パック18からの標準流体と共に定期的
に標準化される。なお流体パック18の部品及び動作は
更に後に述べられる。電極及び標準化装置は、制御プロ
グラム及びキーパッド16上への作業者の入来に応答し
てコンピュータ(図13)により制御される。
【0014】A.サンプル流路 図2に示す如く、プローブ20は中空細長の金属チュー
ブ(例えばステンレス鋼)であり、一端に流体入口21
を有しかつ他端は流体流路に接続されている。プローブ
駆動モータ22は、制御器222により制御されて、プ
ローブ20を隔壁組立24を通して長手方向に移動させ
る。一方、プローブ出口は流体の流路に連通したままで
ある。プローブ20の矢印A方向(図2)の最遠方の長
手方向延長部は図2に示されており、そこでは、プロー
ブの流体入口21は隔壁組立24の外方に位置決めさ
れ、かつ入口を通して流路に沿って導かれる血液サンプ
ル26内に浸されている。
【0015】図2は電極組立(図6〜図10に最も良く
示されかつ後に詳述される)を通るサンプル流路を示
す。そのサンプル流路は、抵抗器ヒーター160により
加熱されるヒーターブロック30と「PO2 ,PCO
2 ,PH,〔Ca++〕,〔K+〕、及び〔Na+〕」を夫
々示す信号を発生する電極、ブロック80内の一連の6
個の電極31,33,35,37,39及び41と、基
準ブロック105とを含む。電極の外部の機械的形状は
後に述べられる。電極の電気化学的原理及び構成は従来
と同様である。電極ブロック80から、サンプルは廃棄
物出口28へ流れる。流体流れは蠕動(ぜんどう)ポン
プ29により流路に沿って引出され、そのポンプ29は
制御器229の制御によるステップモータ230により
駆動される。
【0016】流路に沿って、空気検知器が設けてあり、
これにより、空気から液体への変化を示す導電率の変化
を検知する。これにより、空気/液体の変遷の指示が与
えられ、かくして、1つの液体から他の液体への信号の
変化を生じ、サンプル及び標準液の配置を確かめる。特
に、第1の空気検知器32はヒーターブロック30に配
置され、ヒーターブロック30に配された検知器69は
後に詳述する如くヘマトクリットレベル検知器として機
能する。第2の空気検知器103は電極ブロック内に配
されている。最後に、クランプ電極43は廃棄物出口2
8から上流に配されて回路に接続されており、この回路
は通常モードの電圧範囲を最小にし、それにより電極測
定の感度及び安定性を改善せしめている。
【0017】B.標準流路 分析装置は流路に種々の標準流体を流し、かつ流路を洗
い流すよう特に設計されている。又そのことにより、標
準流体どうし又は標準流体と血液サンプル26との間で
汚染し合う機会が最小になるようにしている。図2に最
も良く見られる如く、標準流体は特定の流路及び隔壁組
立24内の室に与えられ、そこから上述したサンプル流
路を通って廃棄物出口28に流れる。標準流体及びそれ
らの流路は次の通りである。
【0018】(1)GA 。これは既知のPO2 及びPC
2 成分を有するガス源であり、メートル計測のソレノ
イドバルブ46(リー社により販売)を介して加温器4
7に接続され、そこからライン48を介して隔壁組立2
4の室49に接続される。
【0019】(2)GB 。これはGA と同様であり、異
なるPO2 及びPCO2 成分を有し、それによりそれら
の2つの電極の標準化を可能とする。GB はソレノイド
バルブ46′、加湿器47′及びライン48′を介して
隔壁組立24の室49に連通している。
【0020】(3)PHA 。これは既知のPHの標準液
であり、ライン53を介して隔壁組立24の室54に流
入する。
【0021】(4)PHB 。これはPHA と同様の標準
液であり、PHA とは異なるPHを有し、ライン53′
を介して隔壁組立室55に流入する。標準液PHB は既
知の等価ヘマトクリット値を示す総導電率を有する。後
に詳述する如く、既知の導電率を有する溶液は、特定の
「等価ヘマトクリット値」を有する血液サンプル全体の
等価物として取扱われる。
【0022】(5)EA 。これは電解質標準液であり、
既知の〔Na+〕,〔K+〕及び〔Ca++〕と、PHB
は異なる既知の等価ヘマトクリット値を示す総導電率と
を有する。EA はライン56を介して隔壁組立室57へ
流入する。
【0023】(6)EB 。これは電解質標準液であり、
A とは異なる既知〔Na++〕,〔K+〕及び〔C
++〕を有する標準液EB はライン58を介して隔壁組
立室60に流入する。
【0024】種々の標準溶液の成分については、後に更
に詳しく述べられる。
【0025】各ライン53,53′,56及び58はピ
ンチバルブ(pinch valve)51を介して流
れ、このバルブ51はモータ63及び制御器64により
制御される。即ち、それらのラインを使用しないとき選
択的かつ個別に該ラインを閉止する。各ライン53,5
3′,56及び58は予熱器52を通過して、標準液を
ヒーターブロック30に入る前に幾分か暖める。洗浄用
ライン61はピンチバルブ51をバイパスして予熱器5
2を通過して隔壁組立室62に至る。ライン48,4
8′,61,56,58,53及び53′は端部に剛性
多プラグ式コネクタ161を有し、このコネクタ161
は隔壁組立24に全てのラインを同時に接続する。特
に、コネクタ161は、隔壁組立室への各入口を囲む隔
壁組立24の凹部内に嵌合される形状となっており、コ
ネクタ161が適切に位置決めされたとき各ライン4
8,53,53′,56,58及び61からの出口は適
当な隔壁組立入口をそれに重なることにより分解可能に
シールする。
【0026】高品質参考溶液(Ref) がライン67を
介して流れ、基準電極34と接触する。そしてそこから
クランプ電極43及び廃棄物出口28間の上記サンプル
流路へ流入する。開いた基準接合点(即ち膜内に収容さ
れていない接合点)を使用することにより、基準溶液の
ために低圧流れの使用が可能となり、これによりサンプ
ル流路又は電極センサの基準溶液による汚染の可能性が
減少される。点線64は空気浴に浸った分析装置の領域
を示し、この空気はファン65により駆動されるヒータ
ー66からくるもので温度を一定とせしめる。なおファ
ン65は制御器66′及びファン故障モニター65′に
接続されている。
【0027】分析装置の3つの特別の特徴が後に詳細さ
れる。即ち、隔壁組立24と、電極組立68(図6)
と、導電率検知器69を介したヘマトクリット検知とで
ある。
【0028】C.隔壁組立 図3,図4,図4A及び図5を参照すると、分解可能な
隔壁組立24は室49,54,55,57,60,62
を有しており、それらはゴム隔壁70(図3)により分
離されている。ゴム隔壁70はプローブ20を受入れる
切れ目を入れられ、プローブ20が組立24を通して延
びる状態でプローブ20の回りでシールを形成してい
る。隔壁組立24により、分析装置は将来のサンプルの
汚染を伴わずサンプル流路に沿って基準流体の一又はそ
れ以上を自動的に流出させることを可能とする。図3,
図4,図4A,図5に最も良く見られる如く、組立24
は一の端部取付ユニット71及び複数の中央隔壁支持体
72を含み、各支持体72は軸方向中央溝74に連通す
る半径方向入口373を有する。円筒形ゴム隔壁70は
端部取付ユニット71及び中央ユニット72の円孔75
内に着座する。
【0029】図4Aは隔壁70の横断図を示し、この場
合隔壁70には組立24内に作用する応力が作用してい
ない。特に、隔壁70の各側面の周囲の非常に小さい
〔例えば0.010インチ(0.25mm)〕環状リム7
0′は、次のように設計されている。即ち、隔壁70が
限定した径の孔75に着座されたとき、隆起部でシール
を行なう半径方向(即ち矢印C方向)の押しつぶし変形
が柔げられ、これによりシール機能が強化され、プロー
ブ20周囲の漏れが減少される。このようにして、上記
隔壁70の設計により、プローブ20の移動に伴い摩擦
及び摩耗を生ずる緊密な嵌合の必要なく適切なシールを
与える。
【0030】組立24は、切れ目のない隔壁を有する全
てのユニットを決まった場所に整合させることにより製
造され、外方スリーブ77はそのとき半組立の外部に位
置決めされる。組立24は次いで超音波により一体に溶
接される。超音波溶接の後、中央溝74にナイフが入れ
られ、各隔壁70に小さな切れ目が刻入される。隔壁7
0は最初に整合配置され次いで切れ目を刻入し、しかも
切れ目の寸法は極小ゆえ、上記整合は保たれたままであ
る。従って、プローブ20がそれらを通って繰返し移動
しても隔壁70の摩耗を減少させることができ、これに
より組立24の有効寿命を長くすることができる。
【0031】隔壁70の切れ目が摩耗すると、組立24
内の室どうしのシールはその影響を受け、汚染の可能性
が高まる。従って、隔壁組立24を時折り交換すること
が必要である。分析装置から組立24の取外しを可能と
するために、端部ユニット71は、図5に示す如く、分
析装置10の取付板163のバネ付勢した掛け金に回転
可能に係合及び係合解除する設計となっている。特に、
取付板163の凹部76、即ち分析装置10の表面には
2つの太い弾性を有する平行のワイヤ73が予めセット
した距離だけ離れて設けられている。組立24のユニッ
ト71は2つの着座柱78を有し、これらはワイヤ73
間に嵌合して位置決めされる平行な平面側部80を夫々
有する。着座柱78のフランジ381は一般には平面で
若干角部に丸みがあり、所定距離だけ離れた直線状平行
溝82(図3)を有する。この所定距離は、ワイヤ73
間の上記距離よりはほんの僅かに小さい。隔壁組立24
を挿入するには、その端部ユニット71を最初の位置で
その側部80をワイヤ73に対し平行かつワイヤ73間
に位置するようにして凹部76内に挿入させる。そし
て、組立24を何れかの方向へ回転させ、ワイヤ73を
溝82内に係合させる。1/8回転させると、ワイヤ7
3は溝82の肩部により弾性的に離間せしめられ、不安
定な位置となる。つまり、上記1/8回転位値から僅か
に回転させることにより、ワイヤ73の付勢力が解除さ
れ安定配置が再び設定される。最初の位置から1/4回
転させると、ワイヤ73は溝82内に着座し組立24を
決まった位置に係止する。更に何れかの方向へ1/4回
転させると、組立24を係止解除できる。
【0032】一旦、組立24が挿入されると、多接続コ
ネクタ161は所定位置に取付けられ、これにより図3
に示す如く、種々の標準化ラインの各々が隔壁組立24
の適切な入口にシール的に重なる。
【0033】D.電極組立 プローブ20に設けた流体流路は、図6〜図11に示す
如く電極組立と連通している。流路はヘマトクリット検
知器69の入口101(図10)を介してヒーターブロ
ック30に入り、ステンレス鋼配管を介した回り道ルー
トをとってヒーターブロック30からの熱伝達を受け
る。ヒーターブロック30は一対の電極102を有する
第1の空気検知器32を含み、各電極102は非活性
(例えばHNO3 によりエッチングされたステンレス
鋼)壁を有する室内で互いに離れて配置されている。電
極102は反射インピーダンス検知器に接続され、この
検知器はデジタル信号に変換される信号を発生し、コン
ピュータ130(図13)を介してプローブ20を制御
する。第1の空気検知器32から、流体は後に詳述する
ヘマトクリット検知器69に至る。
【0034】図8に示す如く、ヒーターブロック30及
び電極ブロック80間の接続は、小片のタイゴン(TM
ノートン社製)配管により行なわれ、この配管は各ブロ
ックの流路からステンレス鋼配管の端部にわたり取付け
られる。タイゴン配管は、ステンレス配管の端部を囲む
各ブロック内の皿穴内に取付けられる。電極ブロック8
0では、流路は各電極31,33,35,37,39,
41(図2)にわたり順次流通する。第2の空気検知器
103(図2)は電極33及び35間に配置され、第1
の空気検知器32と関連して上述した如く動作する。図
9に示す如く、流路はブロック80内で円形電極孔10
4の底部の縦穴間でジグザグ径路となっている。
【0035】電極組立80の下流部品は基準ブロック1
05であり、このブロックはクランプ電極43(図2)
とそれから上流のT形接続部を含む。この接続部は基準
ライン67と連通して基準流体(Ref)を廃棄物出口
28から引出させる。ライン67中の基準電極34は電
極35,37,39,41(即ちPH,〔Ca++〕,
〔K+〕,〔Na+〕電極)のための基準物として機能す
る。2つのガス電極31,33は内部基準物を有する。
【0036】流路は、比較的小さな径(例えば0.7m
m)を有し、図9の如く曲りくねっているので、その中
で血液が凝固する。好ましくは、ヒーターブロック3
0、電極ブロック80及び基準ブロック105は、それ
らの1つを交換したり又はそれらから血液凝固物を取除
く必要があるとき、図8に示す如く、個々に分解したり
交換したりできるよう、分離ユニットとされている。特
に、ヒーターブロック30は背板106を含み、この板
に電極ブロック80がボルト締めされる。くちびるを有
するリテーナ107は背板106の頂部端にネジ込ま
れ、基準ブロック105の頂部の切込みに係合する。又
基準ブロック105の背面の底部のくちびる部108
(図8)は電極ブロック80の頂部の溝に係合する。ブ
ロック30のヒーター及び空気検知器への電気的接続は
多ピン式コネクタ44を介してなされる。ブロック80
及び105の電気部品への接続は、雄型コネクタプラグ
を介してなされ、これによりユニットを容易に分離でき
る。位置決めピン152(図6,図7)は背板106か
ら後方へ延びて、分析装置内の共働する形状の凹部内へ
矢印B方向(図8)に強制されて電極組立をガイドす
る。流路入口109、基準入口110(図9)及び廃棄
物出口28は組立から延びて分析装置内の配管に接続さ
れる。
【0037】これによれば、電極組立80の全ての流体
流路(即ち、ヒーター、電極及び基準ブロックを通って
いる)は単に2本のボルトを取外すのみで、短時間で容
易に分解及び交換ができる。その場合、流路の部品に欠
陥を生ずると、流路は代替部と交換でき又装置は最初の
部品の欠陥を治すための時間を要せず再起動できる。か
くして、装置の停止時間は予備の流路部品を管理するの
みにより、大幅に減少できる。
【0038】各電極31,33,35,37,39,4
1は交換可能なユニットに個別に取付けられており、そ
の1つ(電極ユニット31′)が図11に示してある。
電極ユニット31′は電極支持シリンダ89を有し、こ
のシリンダ89はクリップ81の背部82内の孔83に
移動自在に挿通している。クリップ81はその一端から
延びる弾性変形可能な突起部85を有し、この突起部8
5はその端部にブロック80の溝87に係合する寸法の
係合部86を有する。クリップ81から延びるガイドピ
ン88は、係合部86に対向する端部がブロック80の
孔45に嵌合される。シリンダ89は孔83に容易に嵌
合されるに十分な程小さい径を有し、又圧縮スプリング
90がクリップ81とシリンダ89のフランジとの間に
着座しており、シリンダ89をブロック80の電極孔1
04内へ付勢している。シリンダ89の後部のフランジ
153はシリンダ89がクリップの孔83を通抜けるの
を阻止するものである。PCO2 の電極31がシリンダ
89に接着され、シリンダ89は中空で、配線及び(内
部基準物を有するガス電極であるため)基準電極を収容
し、これにより電極をプラグ91を介して信号発生装置
に電気的に接続する。
【0039】E.ヘマトクリット値検知器 本装置によれば、時間消費、手作業によるきつい遠心分
離作業及び目視測定の必要なく又血液標準物全体の使用
の心配なく、電気的に迅速で正確なヘマトクリット値の
測定を行なうことができる。ヘマトクリット値の測定
は、血液サンプル26の電気的導電率(C)とそのヘマ
トクリット値(H)との関係に基づいて行なわれ、その
関係は次式で与えられる。
【0040】 C=C0 (1−H) ……………………………………(1) ここで、C0 はH=0のときの導電率である。血液分析
装置は1つの抵抗信号を得てそれを夫々異なる既知の導
電率を有する2つの標準溶液(基準液)からの各抵抗信
号と比較することによりサンプルの導電率を測定する。
分析装置は電気部品を含み、それにより重要領域におけ
る直線的な信号対固有抵抗の関係を与える。これによ
り、2つの基準液はサンプルの固有抵抗信号に対応する
値を設定するに十分である。
【0041】血液サンプルの電気的導電率Cは、ヘマト
クリット値に加えて多くの要因、特に種々の電解質の濃
度に依存している。従って、標準流体の導電率のヘマト
クリット値への如何なる変換も必然的にそのような電解
質の濃度レベルを意味している。サンプルの電解質濃度
は、それらの補正を必要とする意図された標準液濃度か
ら十分に変化し得る。しかしながら、標準液において意
図されたナトリウム濃度が実際のサンプル導電率を補正
するのに使用されるなら、得られたヘマトクリット値は
血液のヘマトクリットの測定のために必要な範囲内では
正確であろう。
【0042】一般に、与えられた〔Na+〕レベル及び
与えられた検知器幾何学を考えると、抵抗値(RX)は
図12Aに示す如く、ヘマトクリット値に関与する。同
図ではR0 はH=0での抵抗値である。かくして、RX
は標準液Aの既知の抵抗値(RA)及び既知のヘマトク
リット値(HA)を使用して血液サンプルのヘマトクリ
ット値(HX)を得るのに使用され、これは次式で表わ
される。
【0043】 RX −RA =R0 〔1/(1−HX )−1/(1−HA )〕 ……(2) ここで、R0 はH=0での抵抗値である。R0 を測定す
るために、既知の等価ヘマトクリット値(HB)を有す
る第2の標準液EB が必要である。PH標準液の1つ、
例えばPHB がこの目的のため使用されるのが好まし
い。PHB の抵抗値(RB )及び標準液EA の抵抗値
(RA )を測定することにより、R0 が上記(2)式か
ら測定可能である。一度R0 がわかり、RX 及びRA
測定可能であり、又サンプルのヘマトクリット(HX
が上記(2)式を整理し直すことにより得ることが可能
になると、HA も又知ることができる。
【0044】 1/(1−HX)=1/(1−HA)+(RX −RA)/R0 ……(3) 各標準液の等価ヘマトクリット値HA ,HB は、それら
を実際の全体血液標準に標準化することにより測定され
る。
【0045】〔Na+〕の変化に起因する抵抗値の変化
を補正するために、真実のサンプルのヘマトクリット値
(HX * )はHX から得られ、これは次式で表わされ
る。
【0046】 1/(1−HX * )=1/(1−HX )″(NaX /NaSTD )…(4) ここで、NaSTD は、標準液EA の〔Na+ 〕であり、
又NaX はサンプル〔Na+〕である。
【0047】分析装置を動作させるときは、器具の正確
さを確かめるために外部からの制御溶液を使用すること
が望ましい。外部からの制御溶液は、かつては非常に正
確な既知の電解質、PH、血液ガス及びヘマトクリット
レベルを有する血液サンプル全体であった。しかしなが
ら、血液全体は比較的高価であり、又棚積み寿命が短く
比較的不安定なので取扱いが難しい。
【0048】そういう訳で、十分な制御溶液を与えるに
は、血液全体に十分に似ている代理溶液を使用すること
が望ましい。既知の電解質及びPHを有する安定した水
性緩和材がヘマトクリット値以外の全ての読取りのため
制御液として機能し得る。つまり、そのような緩和材を
ヘマトクリットレベルの制御のために使用するのが難し
い理由は、実際の所、通常の生理的溶液では、ナトリウ
ムイオン濃度が約130mM〜150mMであることであ
る。そのような溶液の導電率は、5%以下の等価ヘマト
クリット値に相当する。その値は約50%という通常の
等価ヘマトクリット値範囲よりはるかに低い。
【0049】制御溶液は、上記5%より大きい通常範囲
の等価ヘマトクリット値を有することが望ましく、その
理由の一部は分析装置回路の直線的な信号対抵抗値の範
囲の限界のためである。ある人は〔Na+〕を減少させ
ることにより、制御溶液の等価ヘマトクリットレベルを
上げようと試みた。しかしそうすると、〔Na+〕は激
しく減少してしまい、それゆえ上記(4)式により要求
された補正において、補正されたヘマトクリット値のあ
らゆる効果的な増大を大幅に相殺してしまうであろう。
【0050】このジレンマは水性制御溶液にイオン活性
係数増大剤を加えることにより解決され、これにより
〔Na+〕の検知電極41により測定されるイオン活性
を増大し又ヘマトクリット抵抗値検知器により測定され
る抵抗値を増大させる。制御溶液にそのようなイオン活
性係数増大剤を含ませる。これにより、実際の〔N
+〕は生理学的レベルより十分低い値のままである
が、〔Na+〕検知電極がそのイオン活性を測定し、上
記増大剤の存在の結果として生ずる増大するNa+ 活性
係数は生理学的〔Na+〕に等しい信号を与えるであろ
う。かくして、上記(4)式の結果として生ずる〔Na
+〕の補正は、制御ヘマトクリットにさほど影響を与え
ないであろう。
【0051】適当なイオン活性係数増大剤はイオン化し
た水に混和し易い有機化合物であり、特にポリエチレン
グリコール、グリセロール、ポリプロピレングリコール
のようなポリオール(polyols)である。そのよ
うなイオン活性増大剤を使用すると、〔Na+〕を通常
範囲(イオン濃度130mM〜150mM)でかつ通常範囲
の等価ヘマトクリット値(40%〜50%)を有する血
液サンプルの導電率特性を有する制御溶液を公式化する
ことが可能である。
【0052】適当な制御溶液は20mM〜60mMの〔Na
+〕、0.5mM〜1.7mMの〔K+〕、0.1mM〜0.5
mMの〔Ca++〕、6.8〜7.6のPH及びグリコール
のような上記増大剤の10%〜50%(v/v)を有す
る。2つの特別な制御溶液は次のようである。
【0053】 制御液#1 制御液#2 〔Na+〕 =52mM 〔Na+〕 =24mM 〔K+〕 =1.5mM 〔K+〕 =0.7mM 〔Ca++〕=0.46mM 〔Ca++〕=0.2mM PH =7.46 PH =7.46 グリコール=38%(v/v) グリセロール=17%(v/v) 適切なPH標準液は次の物で例示される緩和溶液であ
る。
【0054】 PHA :KH2PO4 8.695mM Na2HPO4 30.430mM NaHCO3 0.1040mM 最終PH=7.384 PHB :KH2PO4 25mM Na2PHO4 25mM 最終PH=6.840 〔Na+〕=30〜70mM(望ましくは50mM) 適切な電解質標準液は次の物で例示される。
【0055】EA :〔Na+〕 =120〜160mM
(望ましくは140.0mM) 〔K+〕 =4.00mM 〔Ca++〕=1.00mM EB :〔Na+〕 =75.0mM 〔K+〕 =20.0mM 〔Ca++〕=2.00mM 適切なガス標準物は0〜25%のO2 と0〜15%のC
2 とを有し、残りはN2 である。
【0056】適切な参考物(Ref)及び洗浄用溶液は
当業者には周知である。
【0057】図12を参照すると、溶液がヘマトクリッ
ト検知器69を通過すると、電極115及び116間の
抵抗値は定電流交流回路における反射インピーダンス技
術により測定され、この回路は変圧器を120,121
を介して電極115,116に接続されている。抵抗R
1 (典型的には約20キロオーム)は安定化のために選
定されており、安定化とは例えば電極の境界層容量(b
oundary layer capasitanc
e)からの位相変化に起因する陽極、フィードバックを
避けるものである。変圧器120のコイルの巻き比は
1:1であり、変圧器121のコイル巻き比は25:1
である。回路は交流励起手段及び測定手段を電極から隔
絶させており、これにより、直接的接続及び直流イオン
化効果を防止し、かつ電極において比較的大きな通常モ
ード電圧範囲で機能する能力を与えている。回路は更に
比較的大きな範囲で直線的な信号対固有抵抗の関係を与
えている。
【0058】図12に一層詳細に示す如く、900ヘル
ツの定電圧交流源118は変圧器120の駆動コイルに
接続されている。変圧器120の他のコイルは検知器6
9の電極115に接続されている。電極116は抵抗R
1 を介して変圧器121の駆動コイルに接続されてルー
プ210を形成し、ループ210から電極インピーダン
スは定電流交流回路に接続される。変圧器121はイン
ピーダンス測定回路中の定電流を保持するためのフィー
ドバックを与える。定電流回路、即ち反射インピーダン
ス検知回路から生じた信号は、フィルターを有する出
力、全波整流器181、及び非逆転増幅器182を介し
てマルチプレクサ183に接続される。次表は図12に
示した構成部の値又は部品番号を示す。
【0059】 表1 部 品 値又は部品番号 1 20κΩ R2 20κΩ R3 300κΩ R4 1MΩ R5 100κΩ R6 1MΩ C1 0.0022μF C2 10μF C3 0.1μF C4 0.1μF C5 0.1μF D1 HLMP−1301(ヒューレット・パッカード社) D2 HLMP−1301(ヒューレット・パッカード社) D3 IN821A A1 TL074C(テキサス・インストルメント社) 変圧器120 SP−66(トリアド社) 変圧器121 SP−48(トリアド社) 更に又、図12に示す如く、ナトリウム電極41及び基
準電極34は差動増幅器190に接続され、〔Na+
を示す信号をマルチプレクサ183に供給する。選択器
191は、例えば増幅器190,182又は他の図示し
ない回路からの入力信号を、フィルター187及びアナ
ログ−デジタル変換器188を介してコンピュータ13
0へ出力する。このコンピュータは、インテル社のSB
C80/10Bタイプであり一の8080A CPUマ
イクロプロセッサを有する。
【0060】最初に、標準溶液EA ,EB が流路中に循
回され、コンピュータ130はそれら(EA ,EB )の
各導電率及び〔Na+〕のみならず各HA ,HB ,Na
STD値を示す信号を記憶する。RA ,RB のための値が
既知のHA ,HB ,NaSTD値と共に測定されたとき、
補正されたサンプルのヘマトクリットHX * は、上記計
算を行なうコンピュータ130を使用してRX 及びNa
X を測定することにより得ることができる。上記808
0A CPUマイクロプロセッサの計算を行なうアセン
ブリ語の適切なプログラムは本出願に付録として含まれ
ている。そのプログラムでは、ヘマトクリット値は(H
ct)として言及されている。
【0061】III.動作 分析装置は血液サンプルの特性を測定するのに使用され
る。装置がオンになると、種々のヒーター及び送風機が
互いに釣合って動作し、又ポンプ29(図2)がサンプ
ル流路を介して吸引を行なうよう起動され、標準溶液が
標準ライン67を介してポンピングされる。流路を洗浄
するために、プローブ20(図2)は駆動モータ22に
より引込み変位し、その入口孔21は隔壁組立24の洗
浄室内に位置決めされる。それゆえ、洗浄用流体はライ
ン61を介して引出され、流路を洗浄して廃棄物出口2
8から流出する。
【0062】分析装置が遊び動作しているときは、ポン
プ29は第2の空気検知器103のガス/液体の中間面
をそのまま維持するよう制御される。これにより、ガス
雰囲気中のPCO2 及びPO2 電極を維持する一方、液
体雰囲気中の電解質及びPHを維持する。
【0063】電極標準化のため、プローブ入口21は、
コンピュータ130の制御下で、引続いて各隔壁組立2
4の孔内に導入される。これにより、プローブ20は所
与の孔内に位置決めされ、コンピュータ130はピンチ
バルブ51(図2)のモータ63の制御器64(図2)
又はソレノイドバルブ46及び46′を制御して、所望
の一の標準流体(液体又はガス)のみを隔壁組立24に
通じさせる。その間他の標準流体はピンチバルブ51及
びソレノイドバルブ46,46′によりシールされて、
汚染に対する更なる保証を付加する。液体EA ,EB
PHA 及びPHB を伴う標準化はそれらの一の標準液の
みを順次流路を通して流すことにより達成され、空気検
知器により指示された液体位置に応答して適切にポンプ
29を制御することにより、該標準液をそのままに保持
する。GA 及びGB に伴う標準化はそれらの標準流体を
流路に沿って流すことにより達成される。各標準流体用
の電気信号値はコンピュータ130の記憶手段内に後に
得られる血液サンプル信号値と後に比較を行なうために
記録され記憶される。バルブ46及び46′は夫々二重
ソレノイドバルブを有し、コンピュータ130の制御下
で標準化ガスが測定されつつ流れるのを可能とする。
【0064】分析が必要なとき、標準化は完全に行なわ
れる。そしてプローブ20は十分に延ばされ、血液サン
プル液26を流路へ流通させるが、このサンプルは標準
流体により汚染されることはない。各測定したサンプル
特性を示す信号は、生成されるとコンピュータ130へ
標準溶液EA ,EB 等の信号との比較のため供給され
る。かくして、各特性の値が設定され、これらの値は外
部装置、即ちCRTディスプレイ12及びテーププリン
タ14に供給される。ヘマトクリット測定を除いて、標
準流体及びサンプル信号の発生、それらの信号の比較、
及びサンプル特性の値の計算のため装置の詳細は周知で
あり、ここでは繰返し説明しない。
【0065】図13は、電子部品及びそれらのコンピュ
ータ130への接続の他の側面を示す。特に、同図中、
コンピュータ130への入力は、キーパッド16から又
フィルター187及びA/D(交流/直流)変換器18
8を介したマルチプレクサ183から供給される。コン
ピュータ130はその出力をプローブモータ制御部22
2、ピンチバルブモータ制御器64、サンプル予熱器制
御器160′、空気加熱器及び送風機制御器66′及び
ソレノイドバルブ46,46′に供給する。更に、コン
ピュータ130はその出力をCRTスクリーン12及び
プリンタ14に供給する。
【0066】他の具体例 他の具体例は、上記請求の範囲に含まれている。例え
ば、他の血液構成部又は付加的血液構成部は分析装置に
より検知可能である。〔Cl-〕のような他の電解質は
ヘマトクリットのための代理物として使用できる。その
場合には、標準溶液EA ,EB の適切な〔Cl-〕濃度
は夫々110mM及び60mMである。その場合には、図1
2の符号41(ナトリウム電極)は〔Cl-〕検知電極
になるであろう。上述した電極を隔絶する回路の代わり
に、電極は局部的接地(例えば予熱器内で)を伴い、交
流導電率測定回路に直接的に接続することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】血液分析装置の正面図である。
【図2】図1の分析装置の流体流路及びいくつかの電気
部品の概略構成図である。
【図3】図1の分析装置の隔壁組立及び隔壁取付板の縦
断図である。
【図4】図4は上記隔壁組立及び隔壁取付板の平面図、
図4Aは図3の隔壁組立の隔壁の縦断図である。
【図5】図3の隔壁組立及び隔壁取付板の分解斜視図で
ある。
【図6】図1の分析装置の電極保持組立の側面図であ
る。
【図7】図6中7−7線に沿う縦断矢視図である。
【図8】図8は図6の電極保持組立を分解した一部切截
側面図、図8Aは図6の組立の参考ブロックを図8中8
A−8A線に沿って示す図である。
【図9】図8の9−9線に沿う状態を分解して示す図で
ある。
【図10】図8の10−10線に沿う縦断図である。
【図11】図6の組立に使用する電極クリップの側面図
である。
【図12】図12は図1の分析装置のヘマトクリット検
知器に関する電子部品及び機能を示す図表、図12Aは
固有抵抗対1/(1−ヘマトクリット値)の関係を示す
図表である。
【図13】図1の分析装置の電気的機能を示すブロック
図である。
【符号の説明】
10:分析装置、12:CRTディスプレイ、14:テ
ーププリンタ、20:プローブ、22,63:モータ、
24:隔壁組立、26:サンプル、29:ポンプ、3
0:ヒーターブロック、31,33,35,37,3
9,41:電極、31′:電極ユニット、32,10
3:空気検知器、34:基準電極、43:クランプ電
極、44:多ピン式コネクタ、46,46′:ソレノイ
ドバルブ、47,47′:加湿器、49,54,55,
57,60,62:室、51:ピンチバルブ、52:予
熱器、61:洗浄用ライン、64,66′,222,2
29:制御器、69:ヘマトクリットレベル(導電率)
検知器、70:ゴム隔壁、70′:環状リム、71:端
部取付ユニット、72:中央隔壁支持体、73:ワイ
ヤ、74:軸方向中央溝、75:円孔、76:凹部、7
7:外方スリーブ、78:着座柱、80:平面側部、8
2:平行溝、85:隆起部、89:電極運搬シリンダ、
101:検知器入口、102:電極、104:電極孔、
105:基準ブロック、106:背板、107:リテー
ナ、115,116:電極、120,121:変圧器、
130:コンピュータ、152:位置決めピン、16
0:抵抗器ヒーター、161:多プラグ式コネクタ、1
63:取付板、181:全波整流器、182:非逆転増
幅器、183:マルチプレクサ、188:アナログ−デ
ジタル変換器、190:差動増幅器、191:選択器、
210:ループ、230:ステップモータ、381:フ
ランジ
フロントページの続き (72)発明者 チュン・チャン・ヤング アメリカ合衆国マサチューセッツ州02193, ウェストン,バックスキン・ドライブ 145 (72)発明者 ロバート・エル・コウルマン アメリカ合衆国マサチューセッツ州01701, フレイミンガム,インディアン・ヘッド・ ロード 65 (72)発明者 シェイラ・マリー・フレミング アメリカ合衆国マサチューセッツ州02154, ウォルサム,オレンジ・ストリート 125 (72)発明者 ジョン・エフ・グリムズ アメリカ合衆国マサチューセッツ州01701, フレイミンガム,フェネロン・ロード 30 (72)発明者 ファーディナンド・ボーメイスター アメリカ合衆国ニューハンプシャー州 03063,ナシュア,ワン・ウィンチェスタ ー・ストリート(番地なし) (72)発明者 ロバート・シー・マックインドー・ジュニ ア アメリカ合衆国マサチューセッツ州01525, リンウッド,プルニアー・ストリート 18 (72)発明者 ロウ・カタラノ アメリカ合衆国マサチューセッツ州01721, アシュランド,フランクランド・ロード 31 (72)発明者 パット・コッポラ アメリカ合衆国マサチューセッツ州01803, バーリントン,ファイブ・シーダー・スト リート(番地なし) (72)発明者 フレッド・スパジアニ アメリカ合衆国マサチューセッツ州02173, レキシントン,フェア・オークス・ドライ ブ 41 (72)発明者 ガイ・ロドミスタ アメリカ合衆国マサチューセッツ州01760, ナティック,ナイン・ブルーベリー・ヒ ル・ロード(番地なし) (72)発明者 ジェームズ・イー・フォウラー アメリカ合衆国マサチューセッツ州02172, ウォータータウン,バーナード・アベニュ ー 54

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 血液サンプルのヘマトクリットの仮レベ
    ルを、サンプルイオン種濃度レベルに関連してサンプル
    導電率を測定しかつ前記仮レベルを補正することによ
    り、測定する計数装置のための制御溶液キットであっ
    て、 前記イオン種を含んだ水にイオン活性係数増大剤を混和
    してなる制御溶液を有し、該制御溶液が前記イオン種の
    既知の濃度と既知の等価ヘマトクリット値とを有するこ
    とを特徴とするキット。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の制御溶液キットにし
    て、前記イオン種が〔Na+ 〕又は〔Cl- 〕であるこ
    とを特徴とするキット。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の制御溶液キットにし
    て、前記イオン活性係数増大剤がポリオールであること
    を特徴とするキット。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の制御溶液キットにし
    て、前記ポリオールが、グリセロール及びポリアルキル
    ・グリコールから選択されることを特徴とするキット。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載の制御溶液キットにし
    て、前記イオン種濃度及び前記等価ヘマトクリットレベ
    ルが、生理学的に通常の範囲内にあることを特徴とする
    キット。
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