JPH08178735A - 定量配合計重装置 - Google Patents

定量配合計重装置

Info

Publication number
JPH08178735A
JPH08178735A JP32191094A JP32191094A JPH08178735A JP H08178735 A JPH08178735 A JP H08178735A JP 32191094 A JP32191094 A JP 32191094A JP 32191094 A JP32191094 A JP 32191094A JP H08178735 A JPH08178735 A JP H08178735A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
weighed
unit
container
weight
weighing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP32191094A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3586699B2 (ja
Inventor
Akio Yoshikawa
明男 吉川
Katsuzo Kawanishi
勝三 川西
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yamato Scale Co Ltd
Original Assignee
Yamato Scale Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yamato Scale Co Ltd filed Critical Yamato Scale Co Ltd
Priority to JP32191094A priority Critical patent/JP3586699B2/ja
Publication of JPH08178735A publication Critical patent/JPH08178735A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3586699B2 publication Critical patent/JP3586699B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Weight Measurement For Supplying Or Discharging Of Specified Amounts Of Material (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 減算式計重器の特徴を利用し、各種の被計量
物を手で定量配合するにあたって、被計量物を計重器へ
載せ降ろしする回数を極力減らすと共に、粉体等の場合
は入れすぎを未然に防止するための装置を提供するこ
と。 【構成】 計量部1と制御・指示部2からなる減算式計
重器において、制御・指示部内にテンキー及びモード切
り換え等からなる操作キー部8と、品名と配合量が設定
できる設定画面や、品名と計重された配合量が表示され
る配合計量画面を備えた表示部5と、計重値や設定値を
処理する演算制御部と、それらの値を記憶する記憶部
と、所定量になると報知する所定量報知部10を設け、
設定された品名の被計量物20が入った容器21を計量
部1に載置したとき、総重量を計重し、被計量物を取り
出したとき、取り出された被計量物の重量が算出されて
設定量に対する過不足量として表示され、計重器上で取
り出し量を加減することで定量とし、それを全品種に繰
り返すように構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、薬剤、調味料、塗料
等の粉体や液体のそれぞれ数種を各定量内又は一定の割
合で配合計量したり、ボルト、ナット等の締付材料を1
個当たりの重量値を基に一定数量の割合で配合計量する
定量配合計重装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、粉末薬品の複数種類を調合表を基
にして所定の配合量となるものを少数袋作成したい場合
があったときは、例えば図8に示すようにA、B、Cの
3種類の薬品瓶からそれぞれ粉末を取り出して計重器上
の容器に一定の配合割合で投入するとき、先ずAをスプ
ーンで適当に掬い指示値を注意して見ながら上記容器に
投入して定量になるとスプーン内の薬品を瓶に戻し、次
にBを同様にして定量とし、最後にCを定量として全体
の重量が設定された所定量となるようにして袋に入れて
いた。又別の方法として必要袋数分だけ容器を準備し、
先ずAを必要数だけ計重し、次にBを同様にして計重し
て計重済みのAにそれぞれ投入し、最後にCを同様にし
て計重して所定量となるようにしていた。しかしこのよ
うな粉体や液体等の配合は投入しすぎると取り出すこと
ができないので、再度やり直しをする必要があった。
【0003】又、組立式の整理棚等では、組立に必要な
ボルト、ナット、ワッシャ等が必要数付属されている
が、このように1台の製品に必要な付属部品を1セット
として1袋に入れたい場合がある。例えばボルト50
個、ナット50個、丸ワッシャ100個、スプリングワ
ッシャ100個を1袋に詰めたいときは図9に示すよう
に計数はかりを使用して先ずボルトの単重を設定してボ
ルトを載せ降ろししながら50個を計数して別の容器に
入れ、次にナット、丸ワッシャ及びスプリングワッシャ
を同様にして順次50個、100個及び100個を計数
はかりを用いて計数して上記の容器に入れた後まとめて
1袋に詰め込んで1セットの作業が完了していたが、か
なりの手間がかかっていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来技術の粉
体等の例では、入れすぎると混合してしまい取り出すこ
とができないので、再度計量し直す必要があり、作業者
の細心の注意が必要となり、1回の定量配合作業で、取
る→入れる→余りを戻す等の動作が配合種類の数だけ繰
り返すことになり、同じような被計量物を配合する場合
は間違って配合する可能性があるという問題点があっ
た。又、ボルト、ナット等の例では、それぞれ被計量物
が入った容器から計数はかりにその都度被計量物を載
せ、計数完了後は降ろす必要があり手間がかかるという
問題があった。そこでこの発明は、各種の被計量物を手
で定量配合するにあたって、減算式計量器の活用によ
り、被計量物の計重器への載せ降ろしを極力減らして迅
速にし、しかも入れすぎが未然に防止できて間違いのな
い定量配合計重ができる装置を提供しようとするもので
ある。
【0005】
【問題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、この第1の発明は、計量部と制御・指示部からな
る減算式計重器を用い、上記制御・指示部内に登録モー
ドで品名とその配合量が設定できる設定画面や、計量モ
ードでは上記の品名とその計重された配合量が表示され
る配合計量画面を備えた表示部と、テンキー及びモード
切り換えキー等を有する操作キー部と、計重値を演算し
たり設定値や計重値を表示したり記憶する動作を制御す
る演算制御部と、設定値及び計重値を記憶する記憶部
と、所定量になると警報を発する所定量警報部を設け、
上記設定された品名の粉粒体等の被計量物が入った容器
を計量部に載置したとき、その総重量を計重・記憶し、
その粉粒体等の被計量物を容器から取り出したとき、上
記総重量から計重器上に残った被計量物の総重量を減算
することにより、取り出された被計量物の重量が算出さ
れて上記設定配合量に対する過不足量として表示され、
計重器上の被計量物の上で加減することにより取り出さ
れた重量が設定配合量となったときその表示を零とする
と共に所定量を報知する手段を備え、この手段を全品種
について繰り返して一つの容器に投入配合することを特
徴としている。なお、各品名の被計量物の容器に品名デ
ータを貼付し、それを品名認識装置で読み取ることで、
設定された品名と計重される品名とが照合できる手段を
付加したことを特徴としている。
【0006】又第2の発明は、第1の発明と同様、計量
部と制御・指示部からなる減算式計重器を用い、上記制
御・指示部内に登録モードで1セットにすべき固形物の
品名とその所定数及び単重が設定できる設定画面や、計
量モードでは上記の品名と所定数及び計数値が表示され
る配合計量画面を備えた表示部と、テンキー及びモード
切り換えキー等を有する操作キー部と、計重値や計数値
を演算したり設定値や計数値を表示したり記憶する動作
を制御する演算制御部と、設定値及び計重値を記憶する
記憶部と、所定数になると報知する所定量報知部を設
け、上記設定された固形物の全品種の被計量物が仕切ら
れた箇所にそれぞれ入った容器を載置したとき、その総
重量を計重・記憶し、計量モードで表示された品名の被
計量物を上記仕切られた容器の中から取り出したとき、
上記総重量から計重器上に残った被計量物の総重量を減
算することにより、取り出された被計量物の重量が算出
され引き続きその個数が単重によって割り算されて上記
設定所定数に対する過不足量として表示され、計重器上
の被計量物の上で加減することにより取り出された個数
が設定された所定数となったとき過不足数を零表示する
と共に所定量を報知する手段を備え、この手段を全品種
について繰り返して一つの容器に投入配合することを特
徴としている。なお、全品種の被計量物をそれぞれ入れ
る仕切られた容器において、上記仕切られた箇所に被計
量物指示ランプを設けることで、上記被計量物の容器を
計量部に載置したとき、設定された品名に従って自動的
に取り出し指示ランプを点灯して取り出す被計量物を指
示する手段を付加したことを特徴としている。
【0007】
【作用】この発明の粉体等を扱う第1の発明によれば、
先ず作業メニュー選択画面で登録を選択し、被計量物の
各品名とその配合量を設定することでそれらが記憶さ
れ、次いで計量モードとして上記の設定された品名に従
って被計量物の入った容器を減算式計重器の計量部に載
せることで、その品名が読み取られ、上記の設定された
配合品名と合致すると、容器を含む総量が計重記憶され
る。そこで容器内の被計量物を取り出すと上記記憶され
た総量から計重器上に残った容器を含む被計量物の重量
が減算されて、取り出された被計量物の重量がわかる。
実際の作業は設定値の重量より多い目にスプーンで取り
出すと、設定値と比較されて取り出し過ぎの重量が表示
されるので、計重器上の容器にスプーンから少しずつ表
示が零となり同時に所定量が報知されるまで戻してゆ
く。最後にその取り出した被計量物を配合しようとする
容器に投入することで最初の品名が定量計重される。同
様に配合順序に従って上記作業を繰り返せば、その容器
内は定量配合されたことになる。
【0008】又、この発明の固形部品を個数によりセッ
ト配合するような第2の発明によれば、前述と同様先ず
作業メニュー選択画面で登録を選択して被計量物の各品
名とその所定数を設定することでそれらが記憶され、次
いで計量モードとした上1セットに必要な全品種を区切
った容器にそれぞれ入れた上、減算式計重器の計量部に
載置すると容器を含む総量が計重記憶される。そこで作
業者は上記の区切り箇所に設けられた取り出し指示ラン
プの点灯に従ってその指示された被計量物を取り出して
ゆくと、表示部に取り出すべき残り数が表示されるの
で、その数を表示が零となり同時に所定量が報知される
まで取り出し、その取り出した被計量物を配合しようと
する容器に投入することで最初の品名が定量計重され
る。同様に上記の取り出し指示ランプに従い全品種につ
いて上記作業を繰り返せば、その容器内は定量配合され
たことになる。
【0009】
【実施例】第1の実施例を図1〜図4に示す。図1は計
重器の外観と計重状態を表す図で、図2はこの発明を実
現する計重器の構成を示すブロック図であり、図3は各
モードにおける表示例を示す図である。又図4はこの実
施例のフローチャートである。これらの図において、1
は被計量物20を缶等の容器21に入れて計重するため
に載せる計重器の計量部、2は上記計量部からの計量信
号を処理して重量値を指示したり設定値をモードに従っ
て入力・表示・記憶等を行う制御・指示部である。この
制御・指示部内には下記に記載する要部が内蔵されてい
る。3は計量部1から出力されたアナログ計量信号をデ
ィジタル値に変換するA/D変換器、4はA/D変換器
3から出力されたディジタル信号を受け入れ、一方設定
されたり前回に計重されている値と比較演算したり、そ
れらの動作を制御する演算制御部、5は演算制御部4で
処理された重量値や設定値を表示する表示部、7は電源
部、8はテンキー及びモード切り換え等の操作キー部、
9は設定値及び計重値を記憶する記憶部、10は設定さ
れたそれぞれの品名の目標定量が達成されたことを知ら
せるランプ、ブザー等の所定量報知部、11は外部との
入出力インターフェースであり、これらで上記制御・指
示部2を構成している。又22は配合しようとする被計
量物を入れる容器であり、23は被計量物を取り出すス
プーン、24は缶等の容器21に記されたバーコード等
の品名データ27を読み取るバーコードリーダ等の品名
認識装置である。
【0010】そこでこれらの図で計重作業を順序を追っ
て説明する。先ずステップS1で電源7をONにする
と、ステップS2で表示部5が図3の1に示すような作
業メニュー選択画面となる。次にステップS3で操作キ
ー部8のキーにてモードを登録に選択すると、ステップ
S4で表示部5が図3の2に示す設定画面(但し品名と
配合量等は無表示)となり、ステップS5にて各被計量
物の配合量を設定する。例えば被計量物の品名とその配
合量の基準値を順次A01を102.0gに、A05を
65.5gに、B10を45.0gに等とE25の品名
まで操作キー部8のテンキー等で入力した後、上記配合
量の基準値の範囲幅を+1.0%、−0%として入力す
ることで、図3の2に示すように表示部5が表示され、
同時にステップS6でそれらの設定値が表示されると共
に記憶部9に記憶される。その次に最初の作業メニュー
選択画面に戻し、ステップS7でモードを計量とするこ
とでステップS8で表示部5が図3の3に示す配合計量
画面(但し品名と配合量は無表示)となるので、ステッ
プS5で設定した順序に基づいて先ずステップS9にて
被計量物20の品名A01の入った容器21を計量部1
に載置すると、上記品名A01に対応したバーコード等
のデータ27が上記容器21に貼付されているので、ス
テップS10でバーコードリーダ等の品名認識装置24
によりそのバーコードが読み取られ、ステップS11に
おいてステップS6で記憶された品名が読み出され、今
読み取った品名データとが照合される。YESのときは
直ちにステップS12で上記被計量物A01と容器21
の合計重量W0 が計重されて一旦表示され、記憶部9に
記憶されると上記表示は消去される。同時にステップ1
3で上記の配合計量画面にA01とその品名に対応した
配合量102.0gが図3の3に示すように表示され
る。もしステップS11でNOのときは記憶されている
品名と計量部に載置した品名が異なっているので、ステ
ップS9に戻り一致する品名の容器をさがし再び計量部
に載置する。ここで減算計量の準備が完了したことにな
り、ステップS14でスプーン23で計重器上の被計量
物A01を設定値より多い目に取り出し、残った被計量
物と容器との合計重量W1 が計重されるので、ステップ
S15で記憶部から読み出された総重量W0 から上記の
W1 が減算されスプーンで取り出した重量はW0 −W1
=W2 となり、ステップS16で設定値−W2 として表
示部5に表示される。上記の結果は直ちにステップS1
7で先に設定された定量範囲102.0g〜103.0
g(基準値+1%)が読み出され、仮にスプーンで取り
出した重量W2 が105.0gとすればNOとなりステ
ップS16の表示は3.0gを示すのでステップS21
でスプーン上の被計量物20を容器21に戻してゆき、
上記の定量範囲内になるようにする。このときはステッ
プS15、ステップS16を再び経由してステップS1
7でYESとなり、同時にステップS18で表示部5の
表示は0.0gとなり、ステップ19では所定量報知部
10から報知がランプ、ブザー等で発せられる。そこで
ステップS20でスプーン23に入っている被計量物を
配合しようとする容器22に投入し、最初の品名の定量
計重が完了する。同様にして設定した次の品名A05に
ついてステップS31にてその被計量物が入った容器2
1を計量部1に載置した後、上記の作業をステップS1
0からステップS21で繰り返せばよい。なお、上記の
容器21に貼付されたバーコードの替わりにこの容器に
磁気カードを付属しておき、入出力インターフェース1
1に磁気カードリーダを接続して品名とその配合量デー
タを読み取るようにして設定してもよいし、目で確認し
てYESのキーを押してもよい。又、計重順序を図3の
2に従って説明したが、順序が入れ替わっても設定され
た品名と合致しておればよい。
【0011】第2の実施例を図2及び図5〜図7に示
す。図5は計重器の外観と計重状態を表す図で、図2は
前述の第1実施例と同じブロック図であり、図6も第1
実施例同様各モードにおける表示例を示す図である。又
図7はこの実施例のフローチャートである。なお、図2
と図5で1〜20及び22は第1実施例と同じである
が、25は固形物を複数種配合計重するとき、作業性を
良くするため1セットに必要な被計量物の全品種が仕切
られて入れられる容器であり、26a〜26dは上記の
容器25の仕切られた箇所に取り出すべき品種の被計量
物20をそれぞれ指示するランプである。
【0012】そこでこれらの図で計重作業を順序を追っ
て説明する。先ずステップS41で電源7をONする
と、ステップS42で表示部5が図6の1に示すような
作業メニュー選択画面となることは第1実施例と同じで
ある。次にステップS43で操作キー部8のキーにてモ
ードを登録に選択すると、ステップS44で表示部5が
図6の2に示す設定画面となり(但し品名と所定数及び
単重は無表示)、ステップS45にて各被計量物の所定
数n及び単重を設定する。例えば被計量物の品名毎に順
次Aをn=50、単重=20.0gに、Bをn=50、
単重=10.0gに等とDの品名まで操作キー部8のテ
ンキー等で入力すると、図6の2に示すように表示部5
が表示され、同時にステップS46でそれらの設定値が
表示されると共に記憶部9に記憶される。その次に最初
の作業メニュー選択画面に戻し、ステップS47でモー
ドを計量とすることでステップS48で表示部5が図6
の3に示す配合計量画面(但し品名と所定数は無表示)
となるので、ステップS49にて全品種の被計量物20
が入った容器25を計量部1に載置するとその総重量W
0 が計重されて、ステップS50でその重量値W0 が一
旦表示され、記憶部9に記憶されると上記表示は消去さ
れる。そこでステップS45で設定した品種に基づい
て、ステップS51で被計量物Aの取り出し指示ランプ
26aが点灯し、同時にステップS52で上記の配合計
量画面に品名Aとその所定数n=50が図6の3に示す
ように表示される。ステップS53では上記の指示ラン
プ26aの指示に従い被計量物Aを容器25から取り出
すと計重器上に残った被計量物と容器との合計重量W1
が計重されるので、ステップS54で記憶部から読み出
された当初の総重量W0 から上記のW1 が減算されて、
取り出された被計量物Aの重量WA =W0 −W1 とな
り、引き続き単重が記憶部から読み出されて上記WA の
個数がNA =WA /(Aの単重)として演算される。同
時にステップS55にて−(n−NA )として表示部5
に表示される。仮に取り出した個数が48個であれば図
6の3に示すように計数値が−2として表示され、取り
出す個数がまだ2個不足していることを示している。ス
テップS56では先に記憶された所定数nが読み出され
取り出した個数NA と比較し、一致すればYESとなっ
てステップS57で表示部5の表示は零となり、同時に
ステップS58で所定量報知部10から報知がランプ又
はブザー等で発せられ、ステップS59では被計量物A
の指示ランプ26aが消灯し、更にステップS60で計
重器上に残った重量W1 がステップS50と同様一旦表
示され、記憶部9に記憶されると上記表示は消去され
る。そこでステップS61で取り出した被計量物Aを配
合しようとする容器22に投入し、最初の品名Aの定量
計重が完了する。もしステップS56でNOであればス
テップS53に戻って取り出す個数をYESとなるまで
加減すればよい。ステップS71ではステップS51と
同様設定された次の被計量物Bの取り出し指示ランプ2
6bが点灯するので、ステップS52〜S61を被計量
物Bについて繰り返せばよい。そのときはステップS5
4の減算・演算ではW0 がW1 に、W1 がそのとき残っ
た被計量物の重量W2 にそれぞれ置き替わることにな
る。なお、ステップS71で自動的にBの取り出し指示
ランプ26bが点灯したが、手動モードでキー操作にて
Bに切り替えてもよい。又取り出し順序は必ずしもA、
B、Cの順序でなくてもよい。
【0013】
【発明の効果】この発明によれば、計重器上に載った被
計量物から取り出された被計量物の重量が減算処理でわ
かるので、各種の被計量物を設定された配合量に基づい
て定量配合する際極めて便利であり、特に粉体等の場合
に所定量付近での微調整が被計量物の入った容器の上で
多い目に取り出し少しずつ容器に戻して行えるので効率
よく精度が確保できる上、容器に品名バーコードを貼付
することにより配合品種が判別でき、類似の被計量物が
多い場合でも間違いなく配合作業ができる効果があり、
更に、固形物の部品を個数によりセット配合するような
場合、1セットに必要な全品種を区切った1つの容器に
それぞれ入れて計量部に載置し、上記容器の区切り箇所
にランプ等の指示装置を設置することにより、作業者は
設定された品種に従ってそれぞれの被計量物を容器から
表示に指示される個数により取り出すことで容易に所定
数の配合が間違いなく行えるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明になる第1実施例の計重器の外観と計
重状態を表す図である。
【図2】この発明を実現する計重器の構成を示すブロッ
ク図である。
【図3】この発明の第1実施例の各モードにおける表示
例を示す図である。
【図4】この発明の第1実施例のフローチャートであ
る。
【図5】この発明になる第2実施例の計重器の外観と計
重状態を表す図である。
【図6】この発明の第2実施例の各モードにおける表示
例を示す図である。
【図7】この発明の第2実施例のフローチャートであ
る。
【図8】粉粒体の定量配合計重における従来例の図であ
る。
【図9】固形物の定数配合計重における従来例の図であ
る。
【符号の説明】
1 計重器の計量部 2 計重器の制御・指示部 3 A/D変換器 4 演算制御部 5 表示部 7 電源部 8 操作キー部 9 記憶部 10 所定量報知部 11 入出力インターフェース 20 被計量物 21 缶等の容器 22 定量にしようとする容器 23 スプーン 24 品名認識装置 25 仕切られた容器 26a〜26d 被計量物指示ランプ 27 バーコード等の品名データ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 計量部と制御・指示部からなる減算式計
    重器において、登録モードでは配合する品名とその配合
    量が設定できる設定画面が表示され、計量モードでは上
    記設定された品名と計重された配合量が表示される表示
    部と、テンキー及び上記各モードが選択できるモード切
    り換えキー等を有する操作キー部と、上記制御・指示部
    内に設定値及び計重値等を記憶する記憶部を有し、設定
    された品名の粉粒体等の被計量物が入った容器を計量部
    に載置したとき、その総重量を計重・記憶し、その被計
    量物を上記容器から取り出したとき、制御・指示部内の
    演算制御部において総重量から計重器上に残った被計量
    物の総重量を減算することにより取り出された被計量物
    の重量が算出されて上記設定配合量に対して過不足量と
    して表示され、計量器上の被計量物の上で加減すること
    により取り出された重量が設定配合量となったとき過不
    足量を零表示とすると共に所定量報知部から報知する手
    段を備え、設定された全品種について上記手段を繰り返
    して一つの容器に配合することを特徴とする定量配合計
    重装置。
  2. 【請求項2】 設定された品名の被計量物が入った容器
    を計量部に載置したとき、上記容器に貼付された品名デ
    ータを品名認識装置で読み取り、その品名が上記設定品
    名と合致したことにより上記被計量物とその容器の総重
    量を計重・記憶することを特徴とする請求項1の定量配
    合計重装置。
  3. 【請求項3】 計量部と制御・指示部からなる減算式計
    重器において、登録モードでは1セットにすべき固形物
    の品名とその所定数及び単重が設定できる設定画面が表
    示され、計量モードでは上記設定された品名と所定数及
    び計重値が表示される表示部と、テンキー及び上記各モ
    ードが設定できるモード切り換えキー等を有する操作キ
    ー部と、上記制御・指示部内に設定値及び計重値等を記
    憶する記憶部を有し、設定された全品種の被計量物が仕
    切られた箇所にそれぞれ入った容器を載置したとき、そ
    の総重量を計重・記憶し、計量モードで表示された品名
    の被計量物を上記仕切られた容器の中から取り出したと
    き、制御・指示部内の演算制御部において総重量から計
    重器上に残った被計量物の総重量を減算することにより
    取り出された被計量物の重量が算出され引き続きその個
    数が算出されて上記設定された所定数に対して過不足数
    として表示され、計重器上の被計量物の上で加減するこ
    とにより取り出された個数が設定された所定数となった
    とき過不足数を零表示とすると共に所定量報知部から報
    知する手段を備え、設定された全品種について上記手段
    を繰り返して一つの容器に配合して1セットとなるよう
    にしたことを特徴とする定量配合計重装置。
  4. 【請求項4】 設定された全品種の被計量物が仕切られ
    た箇所にそれぞれ入った容器において、上記仕切られた
    箇所に被計量物指示ランプを設け、上記被計量物の容器
    を計量部に載置したとき、設定された品名に従って自動
    的に取り出し指示ランプを点灯して取り出す被計量物を
    指示することを特徴とする請求項3の定量配合計重装
    置。
JP32191094A 1994-12-26 1994-12-26 定量配合計重装置 Expired - Fee Related JP3586699B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32191094A JP3586699B2 (ja) 1994-12-26 1994-12-26 定量配合計重装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32191094A JP3586699B2 (ja) 1994-12-26 1994-12-26 定量配合計重装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08178735A true JPH08178735A (ja) 1996-07-12
JP3586699B2 JP3586699B2 (ja) 2004-11-10

Family

ID=18137773

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP32191094A Expired - Fee Related JP3586699B2 (ja) 1994-12-26 1994-12-26 定量配合計重装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3586699B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003035593A (ja) * 2001-07-23 2003-02-07 Shimadzu Corp 電子天びん計量システム
JP2007147561A (ja) * 2005-11-30 2007-06-14 Yamato Scale Co Ltd 計量装置
JP2010237122A (ja) * 2009-03-31 2010-10-21 Yamato Scale Co Ltd 計量装置
CN108181226A (zh) * 2015-08-28 2018-06-19 厦门理工学院 一种金属液滴信息采集方法
EP4033211A1 (de) * 2021-01-25 2022-07-27 Patentpool Innovations Management GmbH Absicherung und dokumentation eines verarbeitungsprozesses von rohstoffen zur arzneimittelherstellung

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003035593A (ja) * 2001-07-23 2003-02-07 Shimadzu Corp 電子天びん計量システム
JP2007147561A (ja) * 2005-11-30 2007-06-14 Yamato Scale Co Ltd 計量装置
JP2010237122A (ja) * 2009-03-31 2010-10-21 Yamato Scale Co Ltd 計量装置
CN108181226A (zh) * 2015-08-28 2018-06-19 厦门理工学院 一种金属液滴信息采集方法
EP4033211A1 (de) * 2021-01-25 2022-07-27 Patentpool Innovations Management GmbH Absicherung und dokumentation eines verarbeitungsprozesses von rohstoffen zur arzneimittelherstellung
WO2022156874A1 (de) * 2021-01-25 2022-07-28 Patentpool Innovations Management Gmbh Absicherung und dokumentation eines verarbeitungsprozesses von rohstoffen zur arzneimittelherstellung

Also Published As

Publication number Publication date
JP3586699B2 (ja) 2004-11-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3770069A (en) Computer weigher system with intermediate calculation and display
US5113350A (en) Computerized system for display and storage of materials batching information
JPH08178735A (ja) 定量配合計重装置
US20020074170A1 (en) Display and operating element for an electronic scale
JPH0255919A (ja) 重量ランク別組合せ計量装置
JPH03197826A (ja) 組合せ秤
JPH08145773A (ja) 定量計重方法とその装置
GB1576301A (en) Equipment for counting components by weight
JP5123075B2 (ja) 計量機器用情報処理装置
JP2500570B2 (ja) 電子秤装置
JPS60165522A (ja) 計量装置
EP0318741B1 (en) Division weigher
JP2551303B2 (ja) 計数秤における計数物品の誤り検出方法
JP4687391B2 (ja) 選別機の報知装置
JP2518494B2 (ja) 電子秤装置
JP2546961B2 (ja) 電子秤装置
JP6044953B2 (ja) 計量装置
JP2731313B2 (ja) 電子料金秤
JPH01285825A (ja) 可搬式重量計測装置
JP6284309B2 (ja) 計量装置及び商品生産支援装置
JPH06323895A (ja) 計数秤及び計数方法
JPS61162723A (ja) 電子秤
JPH04164216A (ja) 電子料金秤
JPH036699A (ja) 売上データ処理装置
JP2002350223A (ja) 誤計量防止機能付計量器

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Effective date: 20040312

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040330

A521 Written amendment

Effective date: 20040512

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20040622

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Effective date: 20040714

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees