JPH08178608A - タッチ信号プローブ - Google Patents

タッチ信号プローブ

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JPH08178608A
JPH08178608A JP6324326A JP32432694A JPH08178608A JP H08178608 A JPH08178608 A JP H08178608A JP 6324326 A JP6324326 A JP 6324326A JP 32432694 A JP32432694 A JP 32432694A JP H08178608 A JPH08178608 A JP H08178608A
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posture
signal probe
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JP6324326A
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English (en)
Inventor
Kunitoshi Nishimura
国俊 西村
Kiyokazu Okamoto
清和 岡本
Chihiro Marumo
千尋 丸茂
Kazuhiko Hidaka
和彦 日高
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitutoyo Corp
Mitsutoyo Kiko Co Ltd
Original Assignee
Mitutoyo Corp
Mitsutoyo Kiko Co Ltd
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Publication date
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  • Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】スタイラスが着脱可能であり、構造の小型化低
コスト化を図るとともに信頼性及び精度の向上を図るタ
ッチ信号プローブを提供する。 【構成】可動部材6の第1の収れん部12A,固定部材3の
第2の収れん部16A 及びこれらの収れん部12A,16A を所
定の着座力で付勢する付勢手段17,18 を有し接触子4が
所定の測定力で被測定物と接触する際に第1の収れん部
12A が着座力に抗して第2の収れん部16A から離反し、
かつ、接触子4の接触が解除された際に第1の収れん部
12A が第2の収れん部16A に静止する着座機構7と、第
1の収れん部12A が第2の収れん部16A に静止可能とさ
れる第1姿勢と第1の収れん部12Aが第2の収れん部16A
から外れて可動部材6の固定部材3からの離脱を許容
する第2姿勢とに可動部材6の位置を切り換える位置規
制機構8とを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、タッチ信号プローブに
係り、例えば、三次元測定機等によって被測定物の形状
等を測定する場合に用いられるタッチ信号プローブに関
する。
【0002】
【背景技術】被測定物の形状、寸法等の測定を行う測定
機としてハイトゲージ(一次元測定機)、三次元測定
機、輪郭測定機等が知られているが、その場合の座標検
出や位置検出を行うために、測定機には被測定物との接
触を検出するタッチ信号プローブが用いられている。タ
ッチ信号プローブの代表的な従来例がヨーロッパ特許公
開EP0501710A1 号公報に記載されている。このタッチ信
号プローブの構造が図10及び図11に示されている。
【0003】全体構成を示す図10において、従来のタ
ッチ信号プローブは、被測定物の接触を検知するセンサ
機能を備えたセンサモジュール80と、スタイラスモジ
ュール81と、これらのセンサモジュール80とスタイ
ラスモジュール81とを接続するスタイラス交換部82
とから構成されている。スタイラスモジュール81は、
被測定物と接触する接触子83を先端に有するスタイラ
ス84と、このスタイラス84の誤動作による破損防止
及び測定力の過大な増大防止を図る逃げ機構85とから
構成されている。
【0004】この逃げ機構85は、図11に示される通
り、有底円筒状のケーシング86と、このケーシング8
6に形成された複数の長孔86Aにそれぞれ挿通可能と
された複数の円柱棒87と、これらの円柱棒87の基端
が周面に固定され前記スタイラス84が端面に固定され
た円柱部材88と、この円柱部材88とケーシング86
との間に介装されたばね89とを備え、スタイラス84
に過大な接触力がかかった際に、ばね89の付勢力に抗
してスタイラス84が移動しスタイラス85の誤動作に
よる破損防止を図る構成である。
【0005】図10に示される通り、スタイラス交換部
82は、種々のスタイラス、例えば長さが異なるスタイ
ラスを被測定物の形状に応じて選択交換するものであ
り、センサモジュール80とスタイラスモジュール81
との位置決めを行う位置決め機構90と、これらのモジ
ュール80,81同士を吸着する永久磁石91とから構
成されている。位置決め機構90は、逃げ操作の終了後
の復帰時の位置再現を図るもので、逃げ機構85のケー
シング86に形成された3ケ所のV溝92と、センサモ
ジュール80に設けられ前記3ケ所のV溝92にそれぞ
れ収れんする3個の球93とから構成されている。永久
磁石91の磁力は、逃げ機構85を構成するばね89の
ばね力(加圧力)より大きく設定されており、所定の測
定力に対しては位置決め機構90は動作せず、逃げ機構
85だけが動作することになる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前述の従来例では、逃
げ機構85は、逃げ操作の終了後の復帰時の位置再現の
ため、長孔86A及び円柱棒87の組み合わせから構成
され、この組み合わせはスタイラス交換部82における
位置決め機構90のV溝92及び球93と同様に、両者
の位置を静止位置において一義的に確定するものであ
る。このように、従来例では、同様の機構を有する逃げ
機構85と位置決め機構90とがそれぞれ設けられてい
るため、タッチ信号プローブの寸法が大きくなり、か
つ、製造コストが高いものになるという問題点がある。
さらに、逃げ機構85と位置決め機構90とは、それぞ
れ相対的に移動可能な機構であり、これらの機構を二重
に設けることは、タッチ信号プローブの信頼性及び精度
の悪化を招くことになるという問題点がある。
【0007】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
もので、その目的は、構造の小型化低コスト化を図ると
ともに信頼性及び精度の向上を図るタッチ信号プローブ
を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】そのため、本発明は、逃
げ機構と位置決め機構とを同一の機構で実現することに
より前記目的を達成しようとするものである。具体的に
は、本発明のタッチ信号プローブは、先端に被測定物と
接触する接触子を有するスタイラスと、このスタイラス
が取り付けられた可動部材と、プローブケースに取り付
けられた固定部材と、前記可動部材に形成された第1の
収れん部、前記固定部材に形成された第2の収れん部及
びこの第2の収れん部に前記第1の収れん部を所定の着
座力で付勢する付勢手段を有し前記接触子が所定の測定
力で前記被測定物と接触する場合に前記第1の収れん部
が前記着座力に抗して前記第2の収れん部から離反し、
かつ、前記接触子の被測定物への接触が解除された場合
に前記第1の収れん部が前記着座力で前記第2の収れん
部に静止する着座機構と、前記第1の収れん部が前記第
2の収れん部に静止可能とされる第1姿勢にあっては前
記可動部材の移動範囲を制約して復帰を確実にし、前記
第1の収れん部が前記第2の収れん部から外れて前記可
動部材の前記固定部材からの離脱を許容する第2姿勢に
あっては前記可動部材の移動範囲を機構的に制約しない
位置に退避可能とする位置規制機構とを備えたことを特
徴とする。
【0009】ここで、前記位置規制機構は、内周部に第
1の制限板を有する第1リング部材と、この第1リング
部材と同軸上で重ね合わされ内周部に第2の制限板を有
する第2リング部材とを備え、これらの第1リング部材
と第2リング部材とは相対的に回動可能とされ、前記第
1の制限板と前記第2の制限板とから前記第1姿勢とな
る空間と前記第2姿勢となる空間とを形成する構成でも
よく、あるいは、前記可動部材の前記固定部材からの離
脱を規制するガイド板と、このガイド板を前記可動部材
に対して進退させるアクチュエータとを備え、このアク
チュエータは前進時に前記可動部材を前記第1姿勢とし
後退時に前記可動部材を前記第2姿勢とする構成でもよ
い。また、前記可動部材は、前記スタイラスの軸線上に
ある中心部から互いに等間隔に延びて配置される複数の
腕部と、これらの腕部にそれぞれ設けられた球状部とを
備え、前記固定部材にはV形溝が形成され、前記球状部
の表面が前記第1の収れん部とされ、前記V形溝の表面
が前記第2の収れん部とされる構成でもよい。
【0010】
【作用】測定に先立ち、位置規制機構により可動部材を
第1姿勢の状態にする。この状態で、タッチ信号プロー
ブを移動して測定を行うが、スタイラス先端の接触子が
被測定物に接触すると、その位置が読み取られる。この
場合、接触子が所定の測定力で被測定物に接触すると、
着座機構の第1の収れん部が着座力に抗して第2の収れ
ん部から離反し、スタイラスの誤動作による破損が防止
される。第1の収れん部が着座力に抗して第2の収れん
部から離反しても、位置規制機構により、可動部材が第
1姿勢を保持されているので、第1の収れん部が第2の
収れん部から外れることがない。接触子の被測定物への
接触が解除されると、第1の収れん部が着座力により第
2の収れん部に静止する。
【0011】スタイラスを交換するため、まず、位置規
制機構により可動部材を第2姿勢の状態する。この状態
では、第1の収れん部が第2の収れん部から外れ可動部
材の固定部材からの離脱が許容されるので、スタイラス
を可動部材ごと固定部材から取り外し、新しいスタイラ
スを可動部材ごと固定部材に取り付ける。さらに、次回
の測定のために、位置規制機構により可動部材を第1姿
勢の状態にしておく。この状態では、第1の収れん部が
着座力により第2の収れん部に静止し、可動部材に設け
られたスタイラスは固定部材に正確に位置決めされる。
【0012】ここで、位置規制機構を、内周部に第1の
制限板を有する第1リング部材と、この第1リング部材
と同軸上で重ね合わされ内周部に第2の制限板を有する
第2リング部材とを備えて構成すれば、第1リング部材
と第2リング部材とを相対的に回動することにより、こ
れらの制限板の間の空間から前記第1姿勢と前記第2姿
勢とが形成されるから、位置規制機構の構造を簡易なも
のにできる。
【0013】これに対して、位置規制機構を、可動部材
の固定部材からの離脱を規制するガイド板と、このガイ
ド板を可動部材に対して進退させるアクチュエータとを
備えて構成すれば、アクチュエータを前進させて可動部
材を第1姿勢に保持し、アクチュエータを後退させて可
動部材を第2姿勢に保持できるから、第1姿勢と第2姿
勢との切り換え作業を簡単に行うことができる。
【0014】また、可動部材を中心部から互いに等間隔
に延びて配置される複数の腕部と、これらの腕部にそれ
ぞれ設けられた球状部とを備えて構成し、固定部材にV
形溝を形成し、球状部の表面を第1の収れん部とし、V
形溝の表面を第2の収れん部とすれば、可動部材に設け
られたスタイラスの固定部材ヘの位置決めを簡単な構造
で確実に実現することができる。
【0015】
【実施例】以下に、本発明に係るタッチ信号プローブの
好適な実施例を挙げ、添付の図面を参照しながら詳細に
説明する。ここで、各実施例中、同一構成要素は同一符
号を付して説明を省略又は簡略にする。図1から図6に
は本発明の第1実施例に係るタッチ信号プローブが示さ
れている。図1はタッチ信号プローブの分解斜視図であ
り、図2は一部を切り欠いたタッチ信号プローブの斜視
図である。図1及び図2において、タッチ信号プローブ
は、有底円筒状のプローブケース1と、このプローブケ
ース1の開口端にボルト2で取り付けられた略リング状
の固定部材3と、先端に図示しない被測定物と接触する
接触子4を有するスタイラス5と、このスタイラス5が
取り付けられた可動部材6と、この可動部材6とプロー
ブケース1及び固定部材3との間に設けられた着座機構
7と、可動部材6の位置を切り換える位置規制機構8
(図1では図示せず)とを備えて構成されている。
【0016】スタイラス5は特開平6-221806号で開示さ
れた超音波共振形タッチセンサである。即ち、スタイラ
ス5は、その軸方向の中心部の支持点に設けられた一対
の係合ピン9により可動部材6に支持された略円柱状の
本体5Aと、この本体5Aの一端部に設けられた略球状
の前記接触子4と、本体5Aの他端部に設けられ接触子
4と同重量のバランサ(図示せず)とを備え、本体5A
の中心部には圧電素子10が設けられている。この圧電
素子10は、スタイラス5に振動を付加し、かつ、その
振動変化を検出するもので、加振素子としての加振用電
極と検出素子としての検出用電極とに二分されている。
圧電素子10には、図示しない駆動用電線、検出用電線
及び共通アース電線が接続されている。
【0017】プローブケース1には、図示しない三次元
測定機の移動軸に取り付けるための軸11が固定されて
いる。固定部材3の内周部には複数個(図では3個)の
ブラケット3Aが互いに等間隔で形成されており、これ
らのブラケット3Aのプローブケース側には、それぞれ
V形溝12を有するブロック13が固定されている。固
定部材3は、その外周部がプローブケース1の外周部と
同じ大きさであり、かつ、その内周部は可動部材6が挿
通するのに十分な大きさとされている。
【0018】可動部材6は、スタイラス5を保持する略
円筒状のスタイラスホルダ14と、このスタイラスホル
ダ14に取り付けられスタイラス5の軸線上に位置する
中心部から互いに等間隔に延びて配置される複数個(図
では3個)の腕部15と、これらの腕部15にそれぞれ
設けられた球状部16とから構成されている。これらの
球状部16は、V形溝12に対向配置された略半球状で
ある。腕部15は、プローブケース1の内周半径より短
い長さとされている。
【0019】球状部16の表面16AとV形溝12の表
面12Aとは、可動部材6に取り付けられたスタイラス
5が固定部材3に対して静止する位置が一義的に決定さ
れる第1の収れん部及び第2の収れん部である。可動部
材6とプローブケース1の内部との間には大小2種類の
コイルばね17,18が介装されている(図2に示
す)。このコイルばね17は、第1及び第2の収れん部
同士の位置の復元性を高めるために用いられるもので、
3個の腕部15の中心部とプローブケース1の軸心との
間に配置されている。小さなコイルばね18は、後述す
る固定接点10と移動接点19との押圧用であり、それ
ぞれ腕部15の先端側に1個ずつ、合計3個(図2では
2個のみ示す)配置されている。これらのコイルばね1
8の端部には湾曲板状の固定接点19がそれぞれ設けら
れており(図2参照)、これらの固定接点19に対応す
る移動接点20が各腕部15に設けられている。これら
の移動接点20には、前記駆動用電線、検出用電線及び
共通アース電線が接続されている。
【0020】着座機構7は、球状部16の表面16Aか
ら形成される第1の収れん部と、V形溝12の表面12
Aから形成される第2の収れん部と、この第2の収れん
部に第1の収れん部を所定の着座力(ばね力)で付勢す
る付勢手段としてのコイルばね17,18とを備え、接
触子4が所定の測定力で被測定物と接触する場合に第1
の収れん部が前記着座力に抗して第2の収れん部から離
反し、かつ、接触子4の被測定物への接触が解除された
場合に第1の収れん部が前記着座力で第2の収れん部に
静止するように構成されている。
【0021】コイルばね17,18で付与される着座力
を小さく設定しすぎると、タッチ信号プローブの移動時
の安定性が悪くなり、接触子4が被測定物に接触しない
場合でも接触信号が発生する虞れが強くなる。逆に、着
座力を大きく設定しすぎると、スタイラス5を可動部材
6とともに固定部材3から着脱する時に強い力が必要と
なり、かつ、逃げ動作時の力が大きくなるので、被測定
物に損傷を与える可能性がある。従って、コイルばね1
7,18では、使用する移動速度条件、測定圧条件等を
加味して適性な着座力(ばね力)が設定される。
【0022】位置規制機構8の構造を図3ないし図5に
基づいて説明する。図3(A)(B)には第1の収れん
部と第2の収れん部との位置関係が示されている。図3
(A)に示される通り、球状部16の中心がV形溝12
の両端より内側に位置する場合には、第1の収れん部で
ある球状部16の表面16Aが第2の収れん部であるV
形溝12の表面12Aに静止可能とされるが、図3
(B)に示される通り、球状部16の中心がV形溝12
の両端より外側に位置する場合には、球状部16の表面
16AがV形溝12の表面12Aから外れる。
【0023】そのため、位置規制機構8は、球状部16
の表面16AがV形溝12の表面12Aに静止可能とさ
れる第1姿勢と球状部16の表面16AがV形溝12の
表面12Aから外れて可動部材6の固定部材3からの離
脱を許容する第2姿勢とに可動部材6の位置を切り換え
るもので、図4に示される通り、それぞれプローブケー
ス1と固定部材3との間に介装された第1リング部材2
1及び第2リング部材22を備えた構造である。
【0024】第1リング部材21は、リング本体21A
と、このリング本体21Aの内周部から軸心に向かって
形成された複数個(図4では3個)の第1の制限板21
Bと、リング本体21Aの外周面から突出したピン状の
撮み21Cとを有する。3個の第1の制限板21Bは、
頂部が切り欠かかれた略扇状に形成されており、それぞ
れの間隔が等しい。リング本体21Aと第1の制限板2
1Bとは同一平面内に形成されている。
【0025】第2リング部材22は、リング本体22A
と、このリング本体22Aから軸心に向かって形成され
た3個の第1の制限板22Bと、リング本体22Aの外
周面から突出したピン状の撮み22Cとを有し、第1リ
ング部材21と同軸上で重ね合わされる。3個の第1の
制限板22Bは、前記第1の制限板21Bと同じ大きさ
であり、第2リング部材22の上に第1リング部材21
を配置した状態では、その上面が第1の制限板21Bの
上面と同一平面内に位置する。
【0026】これらのリング部材21,22は、それぞ
れプローブケース1の内周部分に案内された状態で周方
向に回動可能とされ、第1の制限板21Bと第2の制限
板22Bとから、図5(A)に示される通り、腕部15
の左右方向の動きが規制されて可動部材6が第1姿勢の
位置となる空間と、図5(B)に示される通り、可動部
材6が固定部材3から離脱可能とされて第2姿勢の位置
となる空間とが形成される。撮み21C,22Cは、第
1及び第2リング部材21,22を回動操作するもので
あり、プローブケース1の周方向に沿って形成された長
孔(図示せず)から突出されている。
【0027】次に、第1実施例の作用を図6に基づいて
説明する。まず、スタイラス5が取り付けられた可動部
材6を固定部材3に装着する。そのため、図6(A)に
示される通り、位置規制機構8の第1リング部材21と
第2リング部材22とを相対的に回動し、第1の制限板
21Bと第2の制限板22Bとから第2姿勢となる空間
を形成する。第2姿勢となる状態では、V形溝12は第
1及び第2の制限板21B,22Bで閉塞される。この
状態で、第1及び第2の制限板21B,22Bの間の空
間に可動部材6を挿通する。この可動部材6とプローブ
ケース1の内部との間には大小2種類のコイルばね1
7,18が介装されているため、これらのばね17,1
8のばね力に抗して可動部材6をプローブケース1の内
部まで挿入する。
【0028】可動部材6を第1及び第2の制限板21
B,22Bと干渉しない位置までプローブケース1の内
部に退避させ、図6(B)に示される通り、位置規制機
構8の第1リング部材21と第2リング部材22とを相
対的に回動し、第1の制限板21Bと第2の制限板22
Bとから第1姿勢となる空間を形成する。第1姿勢で
は、V形溝12の上部は第1及び第2の制限板21B,
22Bで閉塞されることがない。その後、図6(C)に
示される通り、腕部15がV形溝12と対応する位置す
るまで可動部材6を図中60度回動させる。コイルばね
17,18のばね力により可動部材6は固定部材3側に
付勢され、腕部15に設けられた球状部16の表面16
AはV形溝12の表面12Aに静止し、可動部材6に設
けられたスタイラス5は固定部材3に正確に位置決めさ
れる。スタイラス5が固定部材3に正確に位置決めされ
ると、移動接点20は固定接点19と接触する。
【0029】この状態でタッチ信号プローブを移動して
測定を行う。スタイラス5の接触子4が被測定物に接触
すると、その位置が読み取られる。この場合、接触子4
が所定の測定力で被測定物に接触すると、着座機構7が
作動する。即ち、腕部15に設けられた球状部16の表
面16A(第1の収れん部)が着座力に抗してV形溝1
2の表面12A(第2の収れん部)から離反し、スタイ
ラス5の誤動作による破損が防止される。
【0030】球状部16の表面16Aが着座力に抗して
V形溝12の表面12Aから離反しても、位置規制機構
8により、可動部材6が第1姿勢を保持されているの
で、球状部16の表面16Aが着座力に抗してV形溝1
2の表面12Aから外れることがない。接触子4の被測
定物への接触が解除されると、球状部16の表面16A
がコイルばね17,18の着座力によりV形溝12の表
面12Aに静止する。
【0031】スタイラス5を交換するため、まず、位置
規制機構8により可動部材6を第2姿勢の状態する。こ
の状態では、球状部16の表面16AがV形溝12の表
面12Aから外れ可動部材6の固定部材3からの離脱が
許容されるので、スタイラス5を可動部材6ごと固定部
材3から取り外し、新しいスタイラス5を可動部材6ご
と固定部材に取り付ける。
【0032】従って、第1実施例によれば、接触子4
を有するスタイラス5に可動部材6を取り付け、プロー
ブケース1に固定部材3を取り付けたタッチ信号プロー
ブであって、可動部材6に形成された第1の収れん部、
固定部材3に形成された第2の収れん部及び第2の収れ
ん部に第1の収れん部を所定の着座力で付勢する付勢手
段(コイルばね17,18)を有し接触子4が所定の測
定力で被測定物と接触する場合に第1の収れん部が着座
力に抗して第2の収れん部から離反し、かつ、接触子4
の被測定物への接触が解除された場合に第1の収れん部
が着座力で第2の収れん部に静止する着座機構7と、第
1の収れん部が第2の収れん部に静止可能とされる第1
姿勢にあっては可動部材6の移動範囲を制約して復帰を
確実にし、第1の収れん部が第2の収れん部から外れて
可動部材6の固定部材3からの離脱を許容する第2姿勢
にあっては可動部材6の移動範囲を機構的に制約しない
位置に退避可能とする位置規制機構8と、を備えて構成
したから、逃げ機構と位置決め機構とを一つの機構にま
とめることができて構造の小型化及び低コスト化を図る
ことができ、その上、信頼性及び精度の向上を図ること
ができる。
【0033】また、第1実施例では、内周部に第1の
制限板21Bを有する第1リング部材21と、この第1
リング部材21と同軸上で重ね合わされ内周部に第2の
制限板22Bを有する第2リング部材22とを備えて位
置規制機構8を構成し、第1リング部材21と第2リン
グ部材22とを相対的に回動することにより、これらの
制限板21B,22Bの間の空間から第1姿勢と第2姿
勢とを形成したから、位置規制機構8の構造を簡易なも
のにできる。
【0034】さらに、中心部から互いに等間隔に延び
て配置される複数の腕部15と、これらの腕部15にそ
れぞれ設けられた球状部16とを備えて可動部材6を構
成し、固定部材3にV形溝12を形成し、球状部16の
表面16Aを第1の収れん部とし、V形溝12の表面1
2Aを第2の収れん部としたから、可動部材6に設けら
れたスタイラス5の固定部材3ヘの位置決めを簡単な構
造で確実に実現することができる。
【0035】次に、本発明の第2実施例を図7に基づい
て説明する。図7は本発明の第2実施例に係るタッチ信
号プローブを示す一部を切り欠いた分解斜視図である。
第2実施例のタッチ信号プローブは位置規制機構の構成
が第1実施例と相違するものであり、他の構成は第1実
施例と同じである。第2実施例のタッチ信号プローブ
は、前記プローブケース1と、前記固定部材3と、前記
接触子4を有する前記スタイラス5と、前記可動部材6
と、前記着座機構7と、可動部材6の位置を切り換える
位置規制機構28とを備えて構成されている。位置規制
機構28は、可動部材6の固定部材3からの離脱を規制
するガイド板29と、このガイド板29を可動部材6に
対して進退させるアクチュエータ30とを備えている。
【0036】ガイド板29は、可動部材6の腕部15に
対応して複数枚(図では3枚)の制限板29Aが中心部
から放射状に延びた形状であり、各制限板29Aは、そ
れぞれ両端部が折り曲げられた断面略コ字形に形成され
ている。制限板29Aの折り曲げられた両端部は、その
幅寸法が腕部15の幅よりやや長く形成されている。ガ
イド板29と可動部材6との間には前記大きなコイルば
ね17と小さなコイルばね(図示せず)が介装されてい
る。
【0037】アクチュエータ30は、プランジャーマグ
ネット、エアーシリンダ等の適宜な進退駆動手段から構
成され、前進時に可動部材6の各腕部15をガイド板2
9で支持して第1姿勢とし、後退時に可動部材6と干渉
しない位置までガイド板29を移動して第2姿勢とする
構成である。なお、図7では、便宜上、スタイラス5及
びスタイラスホルダ14の形状が図1及び図2に示され
る第1実施例のものと相違するが、これらの部材の基本
的な構造は第1実施例のものと同じである。
【0038】このような構成の第2実施例によれば、第
1実施例の及びの効果を達成できる他に、位置規制
機構28は、可動部材6の固定部材3からの離脱を規制
するガイド板29と、このガイド板29を可動部材6に
対して進退させるアクチュエータ30とを備え、このア
クチュエータ30は前進時に可動部材6を第1姿勢とし
後退時に可動部材6を第2姿勢とする構成としたから、
第1姿勢と第2姿勢との切り換え作業を簡単に行うこと
ができる。
【0039】以上、本発明について好適な実施例を挙げ
て説明したが、本発明はこの実施例に限定されるもので
はなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の
改良並びに設計の変更が可能なことは勿論である。例え
ば、前記各実施例では、固定部材3を略リング状とし、
固定部材3の内周部にブラケット3Aを介してV形溝1
2を有するブロック13を固定したが、本発明では、図
8に示される通り、プローブケース1の端部から突出し
たL形部材32に前記ブロック13を固定する構造とし
てもよい。
【0040】また、前記各実施例では、可動部材6は、
スタイラス5を保持する略円筒状のスタイラスホルダ1
4を含んで構成されたが、本発明では、図9に示される
通り、スタイラスホルダ14を排し、本体5Aを腕部1
5に直接取り付ける構造でもよい。なお、図9におい
て、符号33は、圧電素子10に接続された駆動用電
線、検出用電線及び共通アース電線であり、符号34
は、接触子4と同重量のバランサである。さらに、スタ
イラス5に特開平6-221806号で開示された超音波共振形
タッチセンサを適用したが、これに限定されるものでは
なく、例えば、特開昭64-69910号に示される圧電センサ
を適用するものでもよく、あるいは、特開平6-34311 号
に示されるセンサ(被測定物と測定球との間の静電容量
から接触を検出するセンサ)に適用してもよい。
【0041】また、前記各実施例では、中心部から互い
に等間隔に延びて配置される複数の腕部15と、これら
の腕部15にそれぞれ設けられた球状部16とを備えて
可動部材6を構成し、固定部材3にV形溝12を形成
し、球状部16の表面16Aを第1の収れん部とし、V
形溝12の表面12Aを第2の収れん部としたが、本発
明では、位置の再現性を高める位置決め機構であるなら
ば、例えば、特公昭58-17402号に示される通り、剛球と
円筒棒とを組み合わせた位置決め機構でもよく、あるい
は、特公昭60-48681号に示される通り、剛球と円錐面と
を組み合わせた位置決め機構でもよい。また、第1実施
例において、第1リング部材21と第2リング部材22
とをそれぞれ回動可能としたが、本発明では、いずれか
一方のリング部材21,22を固定部材3又はプローブ
ケース1に固定するものでもよい。
【0042】さらに、第1実施例では、位置規制機構8
を人手で操作し、第2実施例では、位置規制機構28を
アクチュエータ30で可動するようにしたが、本発明で
は、これに限定するものではなく、例えば、第1実施例
において、位置規制機構8を電気アクチュエータで動か
すようにし、第2実施例において、位置規制機構28を
人手で操作するようにしてもよい。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
接触子を有するスタイラスに可動部材を取り付け、プロ
ーブケースに固定部材を取り付けたタッチ信号プローブ
であって、可動部材に形成された第1の収れん部、固定
部材に形成された第2の収れん部及び第2の収れん部に
第1の収れん部を所定の着座力で付勢する付勢手段を有
し接触子が所定の測定力で被測定物と接触する場合に第
1の収れん部が着座力に抗して第2の収れん部から離反
し、かつ、接触子の被測定物への接触が解除された場合
に第1の収れん部が着座力で第2の収れん部に静止する
着座機構と、前記第1の収れん部が前記第2の収れん部
に静止可能とされる第1姿勢にあっては前記可動部材の
移動範囲を制約して復帰を確実にし、前記第1の収れん
部が前記第2の収れん部から外れて前記可動部材の前記
固定部材からの離脱を許容する第2姿勢にあっては前記
可動部材の移動範囲を機構的に制約しない位置に退避可
能とする位置規制機構とを備えて構成したから、逃げ機
構と位置決め機構とを一つの機構にまとめることができ
て構造の小型化及び低コスト化を図ることができ、その
上、信頼性及び精度の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係るタッチ信号プローブ
の分解斜視図である。
【図2】前記タッチ信号プローブの一部を切り欠いた斜
視図である。
【図3】(A)(B)は第1の収れん部と第2の収れん
部との位置関係を示す概略図である。
【図4】位置規制機構を示す分解斜視図である。
【図5】(A)は可動部材が第1姿勢となる状態を示す
概略図であり、(B)は可動部材が第2姿勢となる状態
を示す概略図である。
【図6】(A)から(C)は第1実施例の作用を説明す
るための概略図である。
【図7】本発明の第2実施例に係るタッチ信号プローブ
の要部を示す斜視図である。
【図8】本発明の変形例に係るタッチ信号プローブの要
部を示す斜視図である。
【図9】本発明の他の変形例に係るタッチ信号プローブ
の要部を示す斜視図である。
【図10】従来例に係るタッチ信号プローブを示す分解
斜視図である。
【図11】従来例の要部を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 プローブケース 3 固定部材 4 接触子 5 スタイラス 6 可動部材 7 着座機構 8,28 位置規制機構 12 V形溝 12A 第2の収れん部であるV形溝の表面 15 腕部 16 球状部 16A 第1の収れん部である球状部の表面 17,18 付勢手段としてのコイルばね 21 第1リング部材 21B 第1の制限板 22 第2リング部材 22B 第2の制限板 29 ガイド板 30 アクチュエータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 日高 和彦 神奈川県川崎市高津区坂戸1−20−1 株 式会社ミツトヨ内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】先端に被測定物と接触する接触子を有する
    スタイラスと、このスタイラスが取り付けられた可動部
    材と、プローブケースに取り付けられた固定部材と、前
    記可動部材に形成された第1の収れん部、前記固定部材
    に形成された第2の収れん部及びこの第2の収れん部に
    前記第1の収れん部を所定の着座力で付勢する付勢手段
    を有し前記接触子が所定の測定力で前記被測定物と接触
    する場合に前記第1の収れん部が前記着座力に抗して前
    記第2の収れん部から離反し、かつ、前記接触子の被測
    定物への接触が解除された場合に前記第1の収れん部が
    前記着座力で前記第2の収れん部に静止する着座機構
    と、前記第1の収れん部が前記第2の収れん部に静止可
    能とされる第1姿勢にあっては前記可動部材の移動範囲
    を制約して復帰を確実にし、前記第1の収れん部が前記
    第2の収れん部から外れて前記可動部材の前記固定部材
    からの離脱を許容する第2姿勢にあっては前記可動部材
    の移動範囲を機構的に制約しない位置に退避可能とする
    位置規制機構とを備えたことを特徴とするタッチ信号プ
    ローブ。
  2. 【請求項2】請求項1記載のタッチ信号プローブにおい
    て、前記位置規制機構は、内周部に第1の制限板を有す
    る第1リング部材と、この第1リング部材と同軸上で重
    ね合わされ内周部に第2の制限板を有する第2リング部
    材とを備え、これらの第1リング部材と第2リング部材
    とは相対的に回動可能とされ、前記第1の制限板と前記
    第2の制限板とから前記第1姿勢となる空間と前記第2
    姿勢となる空間とを形成することを特徴とするタッチ信
    号プローブ。
  3. 【請求項3】請求項1記載のタッチ信号プローブにおい
    て、前記位置規制機構は、前記可動部材の前記固定部材
    からの離脱を規制するガイド板と、このガイド板を前記
    可動部材に対して進退させるアクチュエータとを備え、
    このアクチュエータは前進時に前記可動部材を前記第1
    姿勢とし後退時に前記可動部材を前記第2姿勢とするこ
    とを特徴とするタッチ信号プローブ。
  4. 【請求項4】請求項1から3にいずれか記載のタッチ信
    号プローブにおいて、前記可動部材は前記スタイラスの
    軸線上にある中心部から互いに等間隔に延びて配置され
    る複数の腕部と、これらの腕部にそれぞれ設けられた球
    状部とを備え、前記固定部材にはV形溝が形成され、前
    記球状部の表面が前記第1の収れん部とされ、前記V形
    溝の表面が前記第2の収れん部とされることを特徴とす
    るタッチ信号プローブ。
JP6324326A 1994-12-27 1994-12-27 タッチ信号プローブ Withdrawn JPH08178608A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102338467B1 (ko) * 2020-08-05 2021-12-10 고택성 측정 프로브

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR102338467B1 (ko) * 2020-08-05 2021-12-10 고택성 측정 프로브

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