JPH0817857B2 - 電気かみそり - Google Patents

電気かみそり

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JPH0817857B2
JPH0817857B2 JP30112590A JP30112590A JPH0817857B2 JP H0817857 B2 JPH0817857 B2 JP H0817857B2 JP 30112590 A JP30112590 A JP 30112590A JP 30112590 A JP30112590 A JP 30112590A JP H0817857 B2 JPH0817857 B2 JP H0817857B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) この発明は、円弧形状に湾曲させられ且つ多数のヒゲ
導入孔が設けられた外刃内を内刃が摺接移動して、ヒゲ
導入孔から外刃内に導入されるヒゲを内刃と外刃で切断
するようにした電気かみそりに関するものである。
(従来の技術) 従来、この種の電気かみそりにおいて、例えば特公昭
59−18076号公報に記載されているように、かまぼこ形
状に湾曲させられ且つ多数のヒゲ導入孔が全面に設けら
れた半円筒状の外刃内を内刃体が長手方向に往復駆動さ
せられるようになっている。この内刃体は、通常、長方
形状のフレームと、このフレームの上面に互いに平行か
つ等間隔に配列された半環状形の多数の金属薄板よりな
り、外観形状はほぼかまぼこ形をなし、各薄板の円弧部
のエッジが切刃となっている。
さらに、本出願人は、この種の電気かみそりの発明に
関し特願平2−69370号を出願している。この電気かみ
そりは、内刃を外刃と同じ多数のヒゲ導入孔が全面に設
けられた薄板状の多孔板により形成し、この薄板状の多
孔板の内刃を外刃と同様にかまぼこ形状に湾曲させて内
刃取付台に取り付けた構造であり、この内刃が半円筒状
の外刃内を摺接移動して、ヒゲ導入孔から外刃内に導入
されるヒゲを内刃と外刃で切断するようにしたものであ
る。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、前者の電気かみそりでは、半環状形の
多数の金属薄板よりなる内刃をフレームの上面に互いに
平行かつ等間隔に配列させて取り付け、取り付け後にす
べての内刃の周面を同一形状に研磨しなければならない
ため、手数を要するとともに時間がかかり、内刃体の製
造コストが高くなるという問題があった。
また、内刃と外刃によるヒゲの切断はヒゲに当たる刃
角の部分が鋭角であるのが切れ味を良くするうえで望ま
しい。しかし、多数の内刃を研磨により同一形状に形成
した場合には、内刃の刃角が直角になるため、必ずしも
満足する切れ味が得られない。このため、内刃の角部側
面にエッヂング加工等を施すことにより、内刃の角部を
鋭角に形成することも行われているが、これも手数や時
間がかかり、コスト高になる一因となっていた。
さらに、多数の内刃の先端は外刃内面にバネで押し付
けられていて、この内刃の先端と外刃内面との間にはあ
る程度の押し付け力が作用している。しかし、バネによ
る内刃の外刃に対する押し付け力は内刃の先端方向にの
み作用しているため、内刃の側部と外刃の内側面との間
の押し付け力は先端に比べて小さくなるので、内刃の側
部によるヒゲの切れ味は低下する傾向にあった。
後者の電気かみそりでは、外刃に形成されたヒゲ導入
孔の形状と内刃に形成されたヒゲ導入孔の形状とは同一
で、しかもその孔の形状は矩形又は平行四辺形であるた
め、ヒゲの切断に全く寄与しない内刃の移動方向とほぼ
一致する辺部が外刃及び内刃それぞれのヒゲ導入孔の開
口縁に存在することが判明した。このため、ヒゲ導入孔
の辺部全てがヒゲの切断に有効に働かず、このことは、
ヒゲの切断効率を向上させるうえでの阻害要因になるも
のである。
また、外刃及び内刃それぞれのヒゲ導入孔の辺部のう
ちヒゲの切断に関与する辺部が互いに平行であるため、
必ずしも満足する切れ味が得られていないということも
判った。
そこで、本発明は、ヒゲの切断効率及び切れ味を向上
させる電気かみそりを得ることを目的とするものであ
る。
〔発明の構成〕
(課題を解決するための手段) 請求項1の発明は、駆動体を内蔵する本体と、この本
体に着脱可能な外刃体と、この外刃体の外刃の内面に圧
接される内刃を有するとともに前記駆動体により駆動さ
れる駆動軸に連結された内刃体とを具備したものにおい
て、 前記外刃及び前記内刃は円弧形状に湾曲させられ且つ
多数のヒゲ導入孔が設けられた薄板によりそれぞれ形成
し、前記外刃及び前記内刃のヒゲ導入孔のうち、一方の
ヒゲ導入孔の形状を矩形又は平行四辺形とするととも
に、他方のヒゲ導入孔の形状を前記一方の矩形又は平行
四辺形のヒゲ導入孔の相対向する辺部と略平行な対角線
を有する矩形又は平行四辺形としたものである。
請求項2の発明は、駆動体を内蔵する本体と、この本
体に着脱可能な外刃体と、この外刃体の外刃の内面に圧
接される内刃を有するとともに内刃体取付部材を介して
前記駆動体により往復動される駆動体に連結された内刃
体とを具備したものにおいて、 前記外刃及び前記内刃はかまぼこ形状に湾曲させられ
且つ多数のヒゲ導入孔が設けられた薄板によりそれぞれ
形成し、前記外刃のヒゲ導入孔の形状を矩形又は平行四
辺形とするとともに、内刃のヒゲ導入孔の形状を前記外
刃の矩形又は平行四辺形のヒゲ導入孔の相対向する辺部
と略平行な対角線を有する菱形としたものである。
請求項3の発明は、菱形のヒゲ導入孔を、菱形の対角
線の交点を通り菱形の一つの辺部に垂直な垂線上、及び
菱形の対角線の交点を通り菱形の前記一つの辺部に平行
な平行線上に菱形のヒゲ導入孔の対角線の交点が位置す
るように配列して設けたものである。
請求項4の発明は、菱形のヒゲ導入孔を、菱形の対角
線のうち短い方の対角線が内刃体の往復動方向と一致す
るように配列して設けたものである。
(作用) 請求項1の発明では、外刃及び内刃は円弧形状に湾曲
させられ且つ多数のヒゲ導入孔が設けられた薄板により
それぞれ形成し、前記外刃及び前記内刃のヒゲ導入孔の
うち、一方のヒゲ導入孔の形状を矩形又は平行四辺形と
するとともに、他方のヒゲ導入孔の形状を前記一方の矩
形又は平行四辺形のヒゲ導入孔の相対向する辺部と略平
行な対角線を有する矩形又は平行四辺形としたことによ
り、他方の矩形又は平行四辺形のヒゲ導入孔の4つの辺
部全てを使いかつこの4つの辺部は一方の矩形又は平行
四辺形のヒゲ導入孔の相対向する辺部との間に鋭角のは
さみ角を作ってヒゲを切断するものである。
請求項2の発明では、外刃及び内刃はかまぼこ形状に
湾曲させられ且つ多数のヒゲ導入孔が設けられた薄板に
よりそれぞれ形成し、外刃のヒゲ導入孔の形状を矩形又
は平行四辺形とするとともに、内刃のヒゲ導入孔の形状
を外刃の矩形又は平行四辺形のヒゲ導入孔の相対向する
辺部と略平行な対角線を有する菱形としたことにより、
菱形のヒゲ導入孔の4つの辺部全てを使いかつこの4つ
の辺部と矩形又は平行四辺形のヒゲ導入孔の相対向する
辺部との間に全て等しい鋭角のはさみ角を形成してヒゲ
の切断に際し負荷の均一化を図るものである。
請求項3の発明では、菱形のヒゲ導入孔を、菱形の対
角線の交点を通り菱形の一つの辺部に垂直な垂線上、及
び菱形の対角線の交点を通り菱形の一つの辺部に平行な
平行線上に菱形のヒゲ導入孔の対角線の交点が位置する
ように配列して設けたことにより、隣りあう菱形のヒゲ
導入孔の対向する辺部同士を互いにずらして、内刃の強
度を向上させるものである。
請求項4の発明では、菱形のヒゲ導入孔を、菱形の対
角線のうち短い方の対角線が内刃体の往復動方向と一致
するように配列して設けたことにより、菱形のヒゲ導入
孔の4つの辺部と矩形又は平行四辺形のヒゲ導入孔の相
対向する辺部との間に作られる鋭角のはさみ角を小さく
して、より切れ味を向上させるものである。
(実施例) 本発明の一実施例を第1図ないし第6図に基づいて説
明する。1は図示しないモータ等の駆動体を内蔵する電
気かみそりの本体、2は本体の上部に開口したスリッ
ト、3はスリット2内に設けられたウレタン製のシール
部材、4はモータ等の駆動体に連結されたシール部材3
を貫通して本体1の上方に突出する駆動軸である。この
駆動軸4はモータ等の駆動体によりスリット2の長手方
向に往復駆動するものである。この駆動構造には周知の
構造が採用されているのでその説明は省略する。
この駆動軸4には内刃体取付部材6が上下動自在且つ
任意の方向に傾動自在に取り付けられクリップ5により
抜け止め固定されている。この内刃体取付部材6とシー
ル部材3との間にはスプリング7が介装されていて、内
刃体取付部材6をクリップ5側に付勢している。尚、シ
ール部材3は駆動軸4と一体の支持壁(図示せず)で下
方から支持されているので、スプリング7のバネ力によ
りこのシール部材3が下方に湾曲変形することはなく、
スプリング7のバネ力が弱まることはない。
この内刃体取付部材6には内刃台8が着脱自在に取り
付けられている。内刃台8は板状となっていて、その側
面8a,8bは円弧状に形成されている。この内刃台8の側
面8a,8bにはそれぞれ多数の係止突起9が形成されてお
り、内刃台8の中央部底面には複数の係止爪10が設けら
れ、この係止爪10により内刃台8は内刃体取付部材6に
着脱自在に取り付けられている。
この内刃台8の側面8a,8bには、ステンレス等の刃物
鋼板からなる薄板状の内刃11の両側縁部がそれぞれ取り
付けられている。この取付けは、内刃11の両側縁部にそ
れぞれ設けた係止孔12を係止突起9に挿通したのち、こ
の係止突起9を図の如くカシメることにより行われる。
内刃11は第1図の如くかまぼこ形状に湾曲形成して内刃
台8に取り付けられ、この内刃11と内刃台8とで内刃体
13を形成している。
また、本体1の上端部には方形枠状の外刃ケース14が
着脱自在に装着され、この外刃ケース14の上部開口17に
はかまぼこ形状に湾曲形成した外刃15が着脱自在に装着
され、この外刃15と外刃ケース14とで外刃体16を形成し
ている。なお、外刃15も内刃11と同一の材料すなわち薄
板状のステンレス等の刃物鋼板により形成されている。
内刃11には多数のヒゲ導入孔19が第4図に示す如く内刃
11の全面にわたって開口形成され、配列されている。こ
の内刃11のヒゲ導入孔19の開口縁部には図示しないが外
刃15側に突出する切刃部が形成されている。
この内刃11のヒゲ導入孔19の形状は第5図に示す如く
菱形に形成され、この菱形は4つの辺部aの長さが全て
等しく且つ対角線b,cとの関係がb<cとなっているも
のである。そして、この菱形のヒゲ導入孔19は、菱形の
対角線の交点dを通り菱形の一つの辺部aに垂直な垂線
L1上、及び菱形の対角線の交点dを通り菱形の一つの辺
部aに平行な平行線L2上にヒゲ導入孔19の対角線の交点
dがそれぞれ位置するように配列して設けられている。
しかも、この菱形のヒゲ導入孔19の対角線b,cのうち、
短い方の対角線bは内刃体13の移動方向すなわち往復動
方向Aと一致させ、長い方の対角線cを内刃体13の往復
動方向Aと直交させている。
また、外刃15にも多数のヒゲ導入孔18が第2図に示す
如く外刃15の全面にわたって開口形成され、配列されて
いる。この外刃15のヒゲ導入孔18の開口縁部にも図示し
ないが内刃11側に突出する切刃部が形成されている。
この外刃15のヒゲ導入孔18の形状は第3図に示す如く
矩形又は平行四辺形に形成され、しかも、この矩形又は
平行四辺形のヒゲ導入孔18の相対向する辺部e,fを内刃
体13の往復動方向Aと直交させている。すなわち、この
ヒゲ導入孔18の相対向する辺部e,fは菱形のヒゲ導入孔1
9の対角線cと平行となるものである。。
そこで、外刃15内を内刃11が摺接移動すると、この摺
接移動方向Aと直交する外刃15側の矩形又は平行四辺形
のヒゲ導入孔18の相対向する辺部e,fと、内刃11側の菱
形のヒゲ導入孔19の4つの辺部aとの間のヒゲ切断部に
はそれぞれ鋭角のはさみ角Θが形成され、これらのはさ
み角Θは全て等しくなるものである。
次に、この実施例の作用を説明する。
以上の如く構成された電気かみそりは次のように動作
する。すなわち、スイッチ(図示せず)を投入してモー
タ等の駆動体(図示せず)を駆動すると駆動軸4がスリ
ット2の長手方向に往復駆動し、この往復駆動に伴って
内刃体取付部材6が往復動作する。そして、内刃体13も
スプリング7により外刃15の内面に押し付けられた状態
で、内刃体取付部材6とともに往復動作する。なお、外
刃15及び内刃11はかまぼこ形状に湾曲形成されていると
ともに、内刃11の外面半径が外刃15の内面半径よりも僅
かに大きく形成されているので、内刃11は先端部及び側
面部が外刃15の内面に対して密着した状態で往復動する
ことになる。
そして、この往復動作に伴い、ヒゲが外刃15のヒゲ導
入孔18と内刃11のヒゲ導入孔19に導入されると、このヒ
ゲは外刃15側の矩形又は平行四辺形のヒゲ導入孔18の相
対向する辺部e,fと内刃11側の菱形のヒゲ導入孔19の4
つの辺部aとで挟圧されて切断される。すなわち、ヒゲ
の切断には内刃11側の菱形のヒゲ導入孔19の4つの辺部
aが全て使われ、しかも、この4つの辺部aと外刃15側
の矩形又は平行四辺形のヒゲ導入孔18の相対向する辺部
e,fとの間にはそれぞれ鋭角のはさみ角Θが形成される
ので、内刃11側のヒゲ導入孔19の4つの辺部a全てを有
効に使用して、切れ味を向上させるとともに軽い駆動力
でヒゲを効果的に切断することができる。
また、外刃15側のヒゲ導入孔18の形状を矩形又は平行
四辺形とし、内刃11側のヒゲ導入孔19の形状を菱形とし
たので、これらのはさみ角Θは全て等しくなり、ヒゲの
切断に際し、負荷の均一化がはかれる。なお、鋭角のは
さみ角Θは、ヒゲ導入孔19の菱形形状を変えることによ
り必要に応じて適当な角度に設定でき、このはさみ角Θ
が小さいほど切れ味は向上し且つ負荷の軽減を図ること
ができる。
また、内刃11側の菱形のヒゲ導入孔19を、菱形の対角
線の交点dを通り菱形の一つの辺部aに垂直な垂線L1
上、及び菱形の対角線の交点dを通り菱形の一つの辺部
aに平行な平行線L2上にヒゲ導入孔19の対角線の交点d
がそれぞれ位置するように配列して設け、隣りあう菱形
のヒゲ導入孔19の対向する辺部a、a同士を互いにずら
し、この内刃11の強度を高めている。しかも、菱形のヒ
ゲ導入孔19は、菱形の対角線b,cのうち短い方の対角線
bが内刃体13の往復動方向Aと一致するように配列して
設けられており、内刃11側の菱形のヒゲ導入孔19の4つ
の辺部aと外刃15側の矩形又は平行四辺形のヒゲ導入孔
18の相対向する辺部e,fとの間に形成される鋭角のはさ
み角Θを小さくして、より切れ味を向上させている。
なお、本発明は前記実施例の構成に必ずしも限定され
ない。例えば前記実施例では外刃15側に矩形又は平行四
辺形のヒゲ導入孔18を内刃11側に菱形のヒゲ導入孔19を
それぞれ設けたが、外刃15側に菱形のヒゲ導入孔19を内
刃11側に矩形又は平行四辺形のヒゲ導入孔18をそれぞれ
設けても何ら差しつかえるものではないし、また、菱形
のヒゲ導入孔19に換えて、このヒゲ導入孔19の形状を矩
形又は平行四辺形のヒゲ導入孔18の相対向する辺部e,f
と略平行な対角線を有する矩形又は平行四辺形としたも
のであっても何ら差つかえるものではない。すなわち、
他方のヒゲ導入孔19の形状は4つの辺部a全てがヒゲの
切断に使われ、しかも、この4つの辺部aと一方の矩形
又は平行四辺形のヒゲ導入孔18の相対向する辺部e,fと
の間にそれぞれ鋭角のはさみ角Θが形成されるものであ
れば、必ずしも菱形である必要はなく、矩形又は平行四
辺形であってもよいことはいうまでもない。また、前記
実施例では、往復動式の電気かみそりに設けたものにつ
いて説明したが、回転式の電気かみそりに設けても何ら
差しつかえるものではない。
〔発明の効果〕
請求項1の発明によれば、他方の矩形又は平行四辺形
のヒゲ導入孔の4つの辺部全てを使いかつこの4つの辺
部と一方の矩形又は平行四辺形のヒゲ導入孔の相対向す
る辺部との間にはそれぞれ鋭角のはさみ角が形成される
ので、切れ味を向上させるとともに軽い駆動力でヒゲを
切断することができる。
請求項2の発明によれば、はさみ角は全て等しくな
り、ヒゲの切断に際し、負荷の均一化を図ることができ
る。
請求項3の発明によれば、隣りあう菱形のヒゲ導入孔
の対向する辺部同士を互いにずらして、内刃の強度を向
上させることができる。
請求項4の発明によれば、菱形のヒゲ導入孔の4つの
辺部と矩形又は平行四辺形のヒゲ導入孔の相対向する辺
部との間に作られる鋭角のはさみ角を小さくして、より
切れ味を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の電気かみそりの主要部を分解して示す
分解斜視図、第2図は同かみそりの外刃を展開して示す
展開平面図、第3図は同外刃の一部を拡大して示す部分
拡大図、第4図は同かみそりの内刃を展開して示す展開
平面図、第5図は同内刃の一部を拡大して示す部分拡大
図、第6図は外刃と内刃との関係の一部を拡大して示す
部分拡大図である。 1……本体、4……内刃駆動軸 6……内刃体取付部材、11……内刃 13……内刃体、15……外刃 16……外刃体 18……矩形又は平行四辺形のヒゲ導入孔 19……菱形のヒゲ導入孔 A……内刃体の移動方向 a……ヒゲ導入孔19の4つの辺部 b,c……ヒゲ導入孔19の対角線 d……ヒゲ導入孔19の対角線の交点 e,f……ヒゲ導入孔18の相対向する辺部 Θ……はさみ角

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】駆動体を内蔵する本体と、この本体に着脱
    可能な外刃体と、この外刃体の外刃の内面に圧接される
    内刃を有するとともに前記駆動体により駆動される駆動
    軸に連結された内刃体とを具備したものにおいて、 前記外刃及び前記内刃は円弧形状に湾曲させられ且つ多
    数のヒゲ導入孔が設けられた薄板によりそれぞれ形成
    し、前記外刃及び前記内刃のヒゲ導入孔のうち、一方の
    ヒゲ導入孔の形状を矩形又は平行四辺形とするととも
    に、他方のヒゲ導入孔の形状を前記一方の矩形又は平行
    四辺形のヒゲ導入孔の相対向する辺部と略平行な対角線
    を有する矩形又は平行四辺形としたことを特徴とする電
    気かみそり。
  2. 【請求項2】駆動体を内蔵する本体と、この本体に着脱
    可能な外刃体と、この外刃体の外刃の内面に圧接される
    内刃を有するとともに内刃体取付部材を介して前記駆動
    体により往復動される駆動軸に連結された内刃体とを具
    備したものにおいて、 前記外刃及び前記内刃はかまぼこ形状に湾曲させられ且
    つ多数のヒゲ導入孔が設けられた薄板によりそれぞれ形
    成し、前記外刃のヒゲ導入孔の形状を矩形又は平行四辺
    形とするとともに、内刃のヒゲ導入孔の形状を前記外刃
    の矩形又は平行四辺形のヒゲ導入孔の相対向する辺部と
    略平行な対角線を有する菱形としたことを特徴とする往
    復動式の電気かみそり。
  3. 【請求項3】菱形のヒゲ導入孔を、菱形の対角線の交点
    を通り菱形の一つの辺部に垂直な垂線上、及び菱形の対
    角線の交点を通り菱形の前記一つの辺部に平行な平行線
    上に菱形のヒゲ導入孔の対角線の交点が位置するように
    配列して設けたことを特徴とする請求項2記載の往復動
    式の電気かみそり。
  4. 【請求項4】菱形のヒゲ導入孔を、菱形の対角線のうち
    短い方の対角線が内刃体の往復動方向と一致するように
    配列して設けたことを特徴とする請求項2又は3記載の
    往復動式の電気かみそり。
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