JPH08178326A - 即湯給湯システム - Google Patents

即湯給湯システム

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JPH08178326A
JPH08178326A JP33760794A JP33760794A JPH08178326A JP H08178326 A JPH08178326 A JP H08178326A JP 33760794 A JP33760794 A JP 33760794A JP 33760794 A JP33760794 A JP 33760794A JP H08178326 A JPH08178326 A JP H08178326A
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JP
Japan
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hot water
water supply
pipeline
solenoid valve
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Application number
JP33760794A
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English (en)
Inventor
Koichiro Ito
康一郎 伊藤
Hisashi Sumiya
尚志 炭矢
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Tokyo Gas Co Ltd
Original Assignee
Tokyo Gas Co Ltd
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Publication date
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  • Domestic Hot-Water Supply Systems And Details Of Heating Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】即湯システムにおいて、給湯熱交換器と給湯ヘ
ッダとを結ぶ各管路の管径を小さくしたままで、複数の
給湯栓が同時に使用された場合であっても、湯量変動を
防止することができるようにする。 【構成】給湯熱交換器10と給湯ヘッダ12とを連通さ
せている第一管路14と第二管路16とを接続する接続
管路50を設け、この接続管路50にオン・オフ制御可
能な第一電磁弁52を配置する。さらに、第二管路16
にオン・オフ制御可能な第二電磁弁54を配置する。非
給湯時には、制御装置28を介して、第一電磁弁52を
閉じ、第二電磁弁54を開く。これにより、温水は第一
管路14及び第二管路16内を循環する。給湯時には、
制御装置28を介して、第一電磁弁52を開き、第二電
磁弁54を閉じる。これにより、給湯熱交換器10から
の温水は二つの経路R1,R2を通って給湯ヘッダ12
に供給される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は給湯湯沸し器から給湯ヘ
ッダを介して複数の給湯栓に給湯を行う即湯給湯システ
ムに関し、特には、給湯湯沸し器から給湯ヘッダに温水
を供給する際の温水供給効率を改良した即湯給湯システ
ムに関する。
【0002】
【従来の技術】図3は従来用いられてきた即湯給湯シス
テムの概略図である。この即湯給湯システムは給湯湯沸
し器10と給湯ヘッダ12とを備えている。給水源13
からは第一管路14が延びており、この第一管路14は
給湯湯沸し器10の内部を通った後、給湯ヘッダ12に
接続されている。また、給湯ヘッダ12からは第二管路
16が延びており、第二管路16は給湯湯沸し器10の
上流側において第一管路14と接続されている。
【0003】この第一管路14及び第二管路16は、例
えば、ポリエチレンなどの合成樹脂からつくられてい
る。
【0004】給湯湯沸し器10の内部には、第一管路1
4の下方に二組の給湯メインバーナー18A,18Bが
配置されている。これら二組の給湯メインバーナー18
A,18Bはガス供給管路20を介してガス供給源22
に接続されている。ガス供給管路20上には給湯元ガス
電磁弁24と給湯ガス能力切替電磁弁26とが設けられ
ている。給湯元ガス電磁弁24は第一管路14を流れる
水を加熱するときに開き、二組の給湯メインバーナー1
8A,18Bにガスを供給し、加熱終了のときに閉じ、
給湯メインバーナー18A,18Bへのガス供給を停止
する。一方、給湯ガス能力切替電磁弁26は、第一管路
14を流れる水の加熱の程度の大小に応じて、給湯メイ
ンバーナー18A,18Bへのガス供給を行う。すなわ
ち、使用者が設定した給湯の希望温度が所定値未満であ
る場合には、給湯ガス能力切替電磁弁26は閉じ、この
結果、ガスは給湯メインバーナー18Bにのみ供給され
る。これに対して、給湯の希望温度が所定値以上である
場合には、給湯ガス能力切替電磁弁26は開き、ガスは
給湯メインバーナー18Bにも供給される。これによ
り、第一管路14を流れる水は給湯メインバーナー18
A,18Bの双方により加熱されることになり、水の加
熱が促進される。
【0005】給湯元ガス電磁弁24及び給湯ガス能力切
替電磁弁26は制御装置28に有線で接続されており、
これら二つの弁24,26の開閉は制御装置28により
制御される。
【0006】また、給湯メインバーナー18A,18B
の上方には、給湯メインバーナー18A,18Bに着火
を行うためのイグナイター30Aが設けられている。イ
グナイター30Aも制御装置28に接続されており、イ
グナイター30Aは制御装置28から着火信号を受信す
ることにより、給湯メインバーナー18A,18Bに着
火を行う。
【0007】給湯メインバーナー18A,18Bの下方
には給湯ファン32Aが配置されている。この給湯ファ
ン32Aも制御装置28に接続されている。制御装置2
8から作動開始信号を受信すると、作動を開始し、給湯
メインバーナー18A,18Bに向かって送風を行い、
燃焼用の空気を供給する。さらに、給湯湯沸し器10の
内部で上方に向かって送風を行うことにより、給湯メイ
ンバーナー18A,18Bにおける燃焼に伴って発生し
た排気ガスが排気口34を介して外部へ排出されること
を促進する。
【0008】給水源13と給湯ヘッダ12とを結ぶ第一
管路14には、給水源13と給湯湯沸し器10との間に
おいて、上流側から順に水フィルター36、逆止弁3
8、水量センサー40が配置されている。水フィルター
36は給水源13から供給される水から固形物状の雑物
を除去する。逆止弁38は給水源13から給湯湯沸し器
10に向かう方向にのみ水を流す。この逆止弁38は給
湯ヘッダ12から給水源13に向かって給湯が逆流する
ことを防止するためのものである。水量センサー40は
第一管路14内を流れる水の量を検知し、検知結果を水
量信号として制御装置28に送信する。
【0009】また、給湯湯沸し器10の下流側における
第一管路14上には、水量制御弁42が配置されてい
る。水量制御弁42は制御装置28に接続されており、
制御装置28からの信号に応じて、第一管路14の内部
を閉塞することによって、第一管路14を流れる給湯湯
沸し器10からの温水量を制御する。
【0010】給湯ヘッダ12には5個の給湯栓44a,
44b,44c,44d,44eが接続されている。こ
の給湯ヘッダ12と各水栓及び給湯ヘッダと給湯器の間
の配管は、いわゆるさや管方式が用いられており、各給
湯栓は各給湯栓から延びる管路を介して第一管路14と
接続されている。何れかの給湯栓44a乃至44eが開
かれたときには、給水源13の直圧により、開かれた給
湯栓から給湯が行われる。
【0011】給湯湯沸し器10の上流側において第一管
路14と接続している第二管路16上にはポンプ46が
設けられており、このポンプ46と給湯ヘッダ12との
間には逆止弁48が設けられている。この逆止弁48は
給湯ヘッダ12からポンプ46に向かう方向にのみ水を
流すようになっている。ポンプ46は制御装置28に接
続されており、制御装置28から作動開始信号及び作動
停止信号を受けて、作動開始及び作動停止を行う。
【0012】以上のような構成を有する図3の従来の即
湯給湯システムは以下のように作動する。給湯運転時に
おいては、給湯栓44a〜44eの何れかが開かれる
と、水道水の直圧によって給水源13から水道水が第一
管路14内に流入し、水量センサー40から給水が開始
された旨の給水信号が制御装置28に送信される。制御
装置28はこの給水信号を受信すると、ファン32Aを
起動し、イグナイター20Aに火花を出させ、ガス電磁
弁24を開いて、バーナ18A、18Bの燃焼を開始さ
せる。これにより、湯沸し器内の水が加熱され、給湯ヘ
ッダ12に送られ、開かれた給湯栓を介して給湯され
る。
【0013】一方、各給湯栓44a乃至44eの何れも
が開かれていない場合には、制御装置28はポンプ46
に作動開始信号を送り、ポンプ46を作動させる。ポン
プ46が作動することにより、給湯湯沸し器10におい
て加熱された温水は第一管路14から給湯ヘッダ12を
経て第二管路16内に流入し、ポンプ46を経て、再び
第一管路14に流入する。すなわち、図3の矢印Aで示
すように、第一管路14と第二管路16とからなる循環
管路内を循環する。
【0014】このように、温水が第一管路14及び第二
管路16内を循環している状態においては、逆止弁38
の作用により、循環中の温水が給水源13に向かって、
逆流することはない。
【0015】温水が第一管路14及び第二管路16内を
循環している間に、制御装置28が、例えば、給湯ヘッ
ダ12内の管路に設けられた水流スイッチなどを介し
て、給湯栓44a〜44eの何れかが開かれたことを検
知すると、ポンプ46に作動停止信号を送り、ポンプ4
6の作動を停止させる。これにより、温水の循環は停止
され、前述のように、給水源13の直圧により、開かれ
た給湯栓を介して給湯が行われる。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来の即
湯給湯システムにおいては、給湯熱交換器を持つ給湯器
10と給湯ヘッダ12との間を一対の管路(第一管路1
4及び第二管路16)で連通させているため、施工性と
配管用スペースの確保が重要な問題となっている。施工
性と配管用スペースの確保を容易にするためには、第一
管路14及び第二管路16の管径をできる限り小さくす
ることが要求される。
【0017】しかしながら、各管路14,16の管径を
小さくすると、圧力損失が大きくなり、各管路を介して
搬送可能な湯量は少なくなる。このため、複数の給湯栓
が同時に使用される場合には、湯量変動が大きくなり、
給湯栓により供給される湯量が各給湯栓ごとに異なった
り、あるいは、一つの給湯栓においても時間によって給
湯量が変化したりすることがあった。このため、即湯給
湯システム自体の快適性が低下するという問題があっ
た。
【0018】本発明はこのような従来の即湯給湯システ
ムの問題点に鑑みてなされたものであり、配管用スペー
スの確保を容易にするため、給湯湯沸し器と給湯ヘッダ
とを結ぶ各管路の管径を小さくしたままで、複数の給湯
栓が同時に使用された場合であっても、湯量変動を防止
することができる即湯給湯システムを提供することを目
的とするものである。
【0019】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、本発明に係る即湯給湯システムは、水を加熱する湯
沸し器と、少なくとも一つの給湯栓と接続している給湯
ヘッダと、給水源から前記湯沸し器を通り前記給湯ヘッ
ダに至る第一管路と、前記給湯ヘッダと連通し、かつ、
前記湯沸し器の上流側において前記第一管路と連通する
第二管路と、前記給湯ヘッダから前記湯沸し器に第二管
路を経由して水を送り込むポンプとを備える即湯給湯シ
ステムであって、前記湯沸し器と前記給湯ヘッダーとの
間において前記第一管路の熱交換器の下流の地点から延
び、前記第二管路の給湯ヘッダーとポンプの間の地点に
連通する接続管路と、前記接続管路中に配置されたオン
・オフ制御可能な第一電磁弁と、前記接続管路と前記第
二管路が接続される地点と前記第二管路と前記第一管路
が接続される地点との間において前記第二管路中に配置
されたオン・オフ制御可能な第二電磁弁と、前記第一電
磁弁及び第二電磁弁のオン・オフを制御する制御装置と
を備えることを特徴としている。
【0020】
【作用】本即湯給湯システムにおいては、給湯栓の何れ
もが使用されていない場合には、制御装置は、第一電磁
弁にはオフ信号を送信し、第一電磁弁を閉じた状態にす
るとともに、第二電磁弁にはオン信号を送信し、第二電
磁弁は開いた状態にしておく。これにより、湯沸し器
第一管路 給湯ヘッダ 第二管路 第一管路 湯沸し器
を経路とする循環管路が形成されることになる。
【0021】さらに、制御装置は、このように循環管路
が形成された後、ポンプに作動開始信号を送り、ポンプ
を作動させる。給水源から供給された水道水は第一管路
を経て湯沸し器において加熱され、温水となった後、ポ
ンプの作動により、循環管路内を循環し続ける。
【0022】一方、制御装置が給湯栓の何れかが開かれ
たことを検知すると、制御装置は第一電磁弁にオン信号
を送信し、第一電磁弁を開くとともに、第二電磁弁にオ
フ信号を送り、第二電磁弁を閉じる。さらに、ポンプに
作動停止信号を送り、ポンプの作動を停止させる。
【0023】これにより、前述の循環管路は消失し、循
環管路に代わって、湯沸し器から給湯ヘッダに至る二つ
の経路が形成される。一つは、湯沸し器から第一管路を
介して直接的に給湯ヘッダに至る経路であり、他の一つ
は、湯沸し器から第一管路、接続管路及び第二管路を介
して給湯ヘッダに至る管路である。
【0024】給湯湯沸し器において加熱された温水は、
給水源の直圧によって、このようにして形成された二つ
の管路を流れ、給湯ヘッダに供給され、開かれた給湯栓
を介して給湯される。
【0025】すなわち、本即湯給湯システムにおいて
は、二つの電磁弁のオン・オフを制御装置により制御す
ることにより、給湯栓が開かれていない場合には湯沸し
器と給湯ヘッダとの間で循環管路を形成し、その循環管
路内において温水を循環させておく一方、給湯栓が開か
れた場合には湯沸し器から給湯ヘッダに向かう二つの管
路を形成し、この二つの管路内を給湯ヘッダに向けて温
水を流す。
【0026】このように、本発明に係る即湯給湯システ
ムは、状況に応じて、第一管路と第二管路とを使い分け
ることにより、各管路の管径を小さくしておいても、温
水の搬送量を多くすることを可能にしている。
【0027】
【実施例】図1に本発明に係る即湯給湯システムの一実
施例を示す。なお、図1において図3と同じ符号は同一
又は類似の構成要素を示すものとし、詳細な説明は省略
する。
【0028】本実施例に係る即湯給湯システムにおいて
は、第一管路14と第二管路16とは接続管路50を介
して連通している。この接続管路50は、給湯湯沸し器
10と給湯ヘッダ12との間において第一管路14に接
続し、給湯ヘッダ12と後述する第二電磁弁54との間
において第二管路16に接続している。
【0029】この接続管路50中にはオン・オフ制御可
能な第一電磁弁52が設けられている。この第一電磁弁
52は制御装置28に接続されており、制御装置28か
らオン信号を受信するとオン状態になり、オフ信号を受
信するとオフ状態となるように構成されている。
【0030】また、本実施例に係る即湯給湯システムで
は、図3に示した従来の即湯給湯システムにおける逆止
弁48に代えて、オン・オフ制御可能な第二電磁弁54
が設けられている。この第二電磁弁54も、第一電磁弁
52と同様に、制御装置28に接続されており、制御装
置28からオン信号を受信するとオン状態になり、オフ
信号を受信するとオフ状態となるように構成されてい
る。なお、図1に示されている機器のうち、給湯ヘッダ
は屋内に配置されており、給湯器は屋外に配置されてい
る。ポンプ46、第一電磁弁52、第二電磁弁54は給
湯器内に置かれている。
【0031】次いで、図2を参照して、図1に示した本
実施例に係る即湯給湯システムの作動状態を述べる。図
2に示すように、非給湯時すなわち給湯栓44a乃至4
4eの何れもが使用されていない場合には、制御装置2
8は、第一電磁弁52にはオフ信号を送信し、第一電磁
弁52をオフ状態すなわち閉じた状態にする。これとと
もに、第二電磁弁54にはオン信号を送信し、第二電磁
弁54をオン状態すなわち開いた状態にする。これに加
えて、第一管路14中に設けられている逆止弁38によ
り給湯湯沸し器10から給水源13に向かう流れが防止
されるので、前述の二つの電磁弁52,54のオン・オ
フ制御により、湯沸し器10 第一管路14 給湯ヘッ
ダ12 第二管路16 第一管路14 湯沸し器10を
経路とする循環管路が形成されることになる。
【0032】このように循環管路が形成された後、制御
装置28はポンプ46にオン信号を送り、ポンプ46を
作動させる。このポンプ46の作動により、給水源13
から供給された水道水は第一管路14を経て湯沸し器1
0において加熱され、温水となる。以後、この温水は、
給湯ヘッダ12に供給された後、ポンプ46により、循
環管路内を循環し続ける。
【0033】給湯時の作動は以下の通りである。制御装
置28は給湯栓44a乃至44eの何れかが開かれたこ
とを検知すると、第一電磁弁52にオン信号を送信し、
第一電磁弁52を開く。同時に、第二電磁弁54にオフ
信号を送り、第二電磁弁54を閉じる。さらに、ポンプ
46にオフ信号を送り、ポンプ46の作動を停止させ
る。
【0034】これにより、前述の非給湯時に形成されて
いた循環管路は消失する。この循環管路に代わって、湯
沸し器10から給湯ヘッダ12に至る二つの水流経路R
1,R2が形成される。図1に示すように、水流経路R
1は、湯沸し器10から第一管路14を介して直接的に
給湯ヘッダ12に至る。一方、水流経路R2は湯沸し器
10から第一管路14、接続管路50及び第二管路16
を介して給湯ヘッダ12に至る。
【0035】この給湯時においては、ポンプ46は停止
されているが、給湯栓が開かれているため、給湯湯沸し
器10において加熱された温水には給水源13の直圧が
作用する。このため、温水は直圧の作用を受けて二つの
経路R1,R2を経て給湯ヘッダ12に供給され、開か
れた給湯栓を介して給湯される。
【0036】このように、本実施例に係る即湯給湯シス
テムにおいては、制御装置28が、非給湯時又は給湯時
の何れであるかに応じて、二つの電磁弁52,54のオ
ン・オフを制御する。非給湯時すなわち給湯栓が開かれ
ていない場合には、給湯湯沸し器10と給湯ヘッダ12
との間で第一管路14及び第二管路16からなる循環管
路を形成し、その循環管路内において、給湯湯沸し器1
0によりつくられた温水を循環させておく。給湯時すな
わち何れかの給湯栓が開かれた場合には、給湯湯沸し器
10から給湯ヘッダ12に向かう二つの水流経路R1,
R2を形成し、この二つの水流経路内を給湯湯沸し器1
0から給湯ヘッダ12に向けて温水が流される。
【0037】なお、本実施例においては、湯沸し器とし
て給湯湯沸し器10を用いた場合を例にとったが、本実
施例に係る即湯給湯システムは電気温水器などの他の熱
源に対しても応用することが可能である。
【0038】
【発明の効果】以上のように、本発明に係る即湯給湯シ
ステムによれば、給湯時においては、給湯湯沸し器から
給湯ヘッダへ二つの経路を用いて温水を搬送することが
できるので、圧力損失を小さくすることができ、温水の
搬送能力を倍増させることができる。
【0039】これによって、従来のシステムでは複数の
給湯栓を使用した場合に生じていた給湯ムラを少なくす
ることができ、複数の給湯栓の同時使用性を向上させる
ことが可能である。
【0040】また、給湯時には二つの管路を共に温水搬
送に用いることができるので、各管路の管径を小さくす
ることができ、施工性の向上が可能になるとともに、給
湯湯沸し器と給湯ヘッダとの間の距離を従来のシステム
よりも長くすることが可能になり、給湯湯沸し器又は給
湯ヘッダの取り付け位置の選定の際の自由度を大きくす
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る即湯給湯システムの一実施例の概
略図である。
【図2】非給湯時及び給湯時における二つの電磁弁及び
ポンプの作動状況を示す表である。
【図3】従来の即湯給湯システムの概略図である。
【符号の説明】
10 給湯湯沸し器 12 給湯ヘッ
ダ 14 第一管路 16 第二管路 18A,18B 給湯メインバーナー 20 ガス供給
管路 22 ガス供給源 24 給湯元ガ
ス電磁弁 26 給湯ガス能力切替電磁弁 28 制御装置 30A,30B イグナイター 32A,32B
給湯ファン 34 排気口 36 水フィル
ター 38,48 逆止弁 40 水量セン
サー 42 水量制御弁 44a,44b,44c,44d,44e 給湯栓 46 ポンプ 50 接続管路 52 第一電磁弁 54 第二電磁

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水を加熱する湯沸し器と、 少なくとも一つの給湯栓と接続している給湯ヘッダと、 給水源から前記湯沸し器を通り前記給湯ヘッダに至る第
    一管路と、 前記給湯ヘッダと連通し、かつ、前記湯沸し器の上流側
    において前記第一管路と連通する第二管路と、 前記給湯ヘッダから前記湯沸し器に第二管路を通して水
    を送り込むポンプとを備える即湯給湯システムにおい
    て、 前記湯沸し器と前記給湯ヘッダとの間において前記第一
    管路の湯沸し器の下流の地点から延び、前記第二管路の
    給湯ヘッダとポンプの間の地点に連通する接続管路と、 前記接続管路中に配置されたオン・オフ制御可能な第一
    電磁弁と、 前記接続管路と前記第二管路が接続される地点と前記第
    二管路と前記第一管路が接続される地点との間において
    前記第二管路中に配置されたオン・オフ制御可能な第二
    電磁弁と、 前記第一電磁弁及び第二電磁弁のオン・オフを制御する
    制御装置とを備えることを特徴とする即湯給湯システ
    ム。
  2. 【請求項2】 前記第一管路と前記第二管路の併行施工
    部分は、樹脂管ペアチューブをさや管工法で施工するこ
    とを特徴とする、請求項1に記載の即湯給湯システム。
JP33760794A 1994-12-28 1994-12-28 即湯給湯システム Pending JPH08178326A (ja)

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JP33760794A JPH08178326A (ja) 1994-12-28 1994-12-28 即湯給湯システム

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008292058A (ja) * 2007-05-24 2008-12-04 Jfe Pipe Fitting Mfg Co Ltd 即湯装置
JP2012088012A (ja) * 2010-10-21 2012-05-10 Tokyo Gas Co Ltd 給湯システム
JP2015187511A (ja) * 2014-03-26 2015-10-29 リンナイ株式会社 循環型給湯装置

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