JPH08177817A - 画像形成装置用締結具 - Google Patents
画像形成装置用締結具Info
- Publication number
- JPH08177817A JPH08177817A JP6335864A JP33586494A JPH08177817A JP H08177817 A JPH08177817 A JP H08177817A JP 6335864 A JP6335864 A JP 6335864A JP 33586494 A JP33586494 A JP 33586494A JP H08177817 A JPH08177817 A JP H08177817A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fastener
- image forming
- parts
- forming device
- members
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Electrophotography Configuration And Component (AREA)
- Clamps And Clips (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 画像形成装置用の部品およびユニットを構成
する部材同士を締結するための締結具を改良して、これ
ら部品等の分解性を向上すると共に、それ自体も再使用
できるようにした画像形成装置用締結具を提供する。 【構成】 締結具1は、形状記憶合金、例えばTi-Ni合
金の成形品であり、対向する2つの脚2、2間で、部材
5、5の締結を行う。締結具1を強制的に外すことによ
って分解する。分解時に脚2、2間の間隔が広がったと
しても、逆変態温度である100℃以上に再加熱するこ
とによって、締結具1を元の形状に戻すことができる。
する部材同士を締結するための締結具を改良して、これ
ら部品等の分解性を向上すると共に、それ自体も再使用
できるようにした画像形成装置用締結具を提供する。 【構成】 締結具1は、形状記憶合金、例えばTi-Ni合
金の成形品であり、対向する2つの脚2、2間で、部材
5、5の締結を行う。締結具1を強制的に外すことによ
って分解する。分解時に脚2、2間の間隔が広がったと
しても、逆変態温度である100℃以上に再加熱するこ
とによって、締結具1を元の形状に戻すことができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子写真法を利用した
画像形成装置用の締結具に関する。
画像形成装置用の締結具に関する。
【0002】
【従来の技術】光導電性感光体に静電潜像を形成し、こ
の潜像を帯電している着色粒子(以下、トナーという)
によって現像し、得られたトナーからなる像を転写紙へ
転写する電子写真法を利用した画像形成装置は、例え
ば、複写機、ファクシミリ、プリンター等で実用化さ
れ、広く利用されている。
の潜像を帯電している着色粒子(以下、トナーという)
によって現像し、得られたトナーからなる像を転写紙へ
転写する電子写真法を利用した画像形成装置は、例え
ば、複写機、ファクシミリ、プリンター等で実用化さ
れ、広く利用されている。
【0003】ところで、近時の環境保護あるいは省資源
化への関心が強まっているが、このようななかで、従来
にあっては使用後に廃棄処分の対象としていたトナー容
器等の再生、再使用を検討すべき要請が強まっている。
例えば、特開平5−119546号公報には、トナー容
器の再充填を可能にするために、その充填口に、形状記
憶材料からなる栓部材を設け、この栓部材を抜き取ると
きには、加熱して抜け易くすることが提案されている。
これによれば、トナー容器および栓部材を何回でも使用
することが可能になる。このような再使用等を検討する
上で、複数の部材を互いに締結することにより組立られ
た部品およびユニットにあっては、その分解性および分
別性が問題となる。
化への関心が強まっているが、このようななかで、従来
にあっては使用後に廃棄処分の対象としていたトナー容
器等の再生、再使用を検討すべき要請が強まっている。
例えば、特開平5−119546号公報には、トナー容
器の再充填を可能にするために、その充填口に、形状記
憶材料からなる栓部材を設け、この栓部材を抜き取ると
きには、加熱して抜け易くすることが提案されている。
これによれば、トナー容器および栓部材を何回でも使用
することが可能になる。このような再使用等を検討する
上で、複数の部材を互いに締結することにより組立られ
た部品およびユニットにあっては、その分解性および分
別性が問題となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】すなわち、締結具を使
用して組立られた部品等の分解にあたって、この分解作
業の際に部品に損傷を与えてしまっては、当該部品の再
使用に支障が出る。また、分解性が悪いと、分別した材
料のなかに、異種材料が混入する可能性が大きくなり、
再生材料の特性の維持が難しくなる。そこで、本発明の
目的は、画像形成装置の部品およびユニットを構成する
部材同士を締結するための締結具を改良して、これら部
品等の分解性を向上すると共に、それ自体も再使用でき
るようにした画像形成装置用締結具を提供することにあ
る。
用して組立られた部品等の分解にあたって、この分解作
業の際に部品に損傷を与えてしまっては、当該部品の再
使用に支障が出る。また、分解性が悪いと、分別した材
料のなかに、異種材料が混入する可能性が大きくなり、
再生材料の特性の維持が難しくなる。そこで、本発明の
目的は、画像形成装置の部品およびユニットを構成する
部材同士を締結するための締結具を改良して、これら部
品等の分解性を向上すると共に、それ自体も再使用でき
るようにした画像形成装置用締結具を提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】かかる技術的課題を達成
すべく、本発明にあっては、形状記憶材料からなり、画
像形成装置の部品あるいはユニットを構成する部材同士
を把持することによって締結する構成を採用してある。
すべく、本発明にあっては、形状記憶材料からなり、画
像形成装置の部品あるいはユニットを構成する部材同士
を把持することによって締結する構成を採用してある。
【0006】
【作用】上記の構成によれば、部品あるいはユニットを
分解するときには、形状記憶材料からなる締結具を強制
的に外すことによって行えばよい。これにより、部品あ
るいはユニットに対して直接外力を加えることなく、そ
の分解を行うことができる。したがって、部品を傷つけ
る恐れはなく、部品を再使用することができるだけでな
く、仮に部品を再生する場合に、材料の分別を容易に行
うことができる。締結具は、その元の形状に復帰する温
度まで加熱することで、元来の締結力を発揮する締結具
に復元することができる。したがって、締結具それ自体
も何回でも再使用することができる。形状記憶材料とし
ては、形状記憶合金であっても形状記憶樹脂の何れであ
ってもよい。
分解するときには、形状記憶材料からなる締結具を強制
的に外すことによって行えばよい。これにより、部品あ
るいはユニットに対して直接外力を加えることなく、そ
の分解を行うことができる。したがって、部品を傷つけ
る恐れはなく、部品を再使用することができるだけでな
く、仮に部品を再生する場合に、材料の分別を容易に行
うことができる。締結具は、その元の形状に復帰する温
度まで加熱することで、元来の締結力を発揮する締結具
に復元することができる。したがって、締結具それ自体
も何回でも再使用することができる。形状記憶材料とし
ては、形状記憶合金であっても形状記憶樹脂の何れであ
ってもよい。
【0007】
【実施例】以下に、本発明の実施例を添付した図面に基
づいて説明する。図1ないし図4は、第1実施例の画像
形成装置用締結具1を示す。締結具1は、図面から明き
らかなように、全体として、断面コ字状の形状を有し、
対向する2つの脚2、2を備えて、これら脚2の先端部
分で把持部3が形成されている。すなわち、締結具1の
元の形状は、図4に示すように、一対の脚2、2の先端
部分(把持部3)の間隔が幅狭のa寸法となるように設
定されている。すなわち、締結具1は、形状記憶合金か
らなり、例えばTi-Ni合金(50:50)を素材として約100
℃以上の温度に加熱した金型および素材で図4の形状に
プレス成形することにより成形されている。
づいて説明する。図1ないし図4は、第1実施例の画像
形成装置用締結具1を示す。締結具1は、図面から明き
らかなように、全体として、断面コ字状の形状を有し、
対向する2つの脚2、2を備えて、これら脚2の先端部
分で把持部3が形成されている。すなわち、締結具1の
元の形状は、図4に示すように、一対の脚2、2の先端
部分(把持部3)の間隔が幅狭のa寸法となるように設
定されている。すなわち、締結具1は、形状記憶合金か
らなり、例えばTi-Ni合金(50:50)を素材として約100
℃以上の温度に加熱した金型および素材で図4の形状に
プレス成形することにより成形されている。
【0008】締結具1は、画像形成装置、例えばコピー
機械の部品あるいはユニットを構成する部材(図2に符
号5で示す)同士を締結するのに用いられる。具体的に
は、締結具1の脚2、2で部材5、5の端部を把持する
ことによって、これら部材5、5同士の締結を行う。部
品あるいはユニットを分解するときには、締結具1を強
制的に外すことによって行えばよく、その際に締結具1
が変形したときには、例えば、図3に示すように、脚
2、2間の間隔がa’(a’>a)に広がったときに
は、締結具1を逆変態温度Atまで再加熱することによ
って、締結具1を元の形状(図4参照)に戻すことがで
きる。したがって、締結具1は、その締結力を維持しな
がら、何回でも再使用することができる。また、これに
よって締結された部品等を分解する際に、部材5を傷つ
ける恐れは全くない。
機械の部品あるいはユニットを構成する部材(図2に符
号5で示す)同士を締結するのに用いられる。具体的に
は、締結具1の脚2、2で部材5、5の端部を把持する
ことによって、これら部材5、5同士の締結を行う。部
品あるいはユニットを分解するときには、締結具1を強
制的に外すことによって行えばよく、その際に締結具1
が変形したときには、例えば、図3に示すように、脚
2、2間の間隔がa’(a’>a)に広がったときに
は、締結具1を逆変態温度Atまで再加熱することによ
って、締結具1を元の形状(図4参照)に戻すことがで
きる。したがって、締結具1は、その締結力を維持しな
がら、何回でも再使用することができる。また、これに
よって締結された部品等を分解する際に、部材5を傷つ
ける恐れは全くない。
【0009】図5、図6は、本発明の第2実施例を示す
ものである。この第2実施例の締結具7は、第1実施例
の締結具1と形状の点で異なるだけであり、その他につ
いては第1実施例と同じであるので、以下に、締結具7
の形状について説明をする。締結具7は、図面から明ら
かなように、一方の脚が長く延長されて、この延長部8
の端8aも締結部を構成している。すなわち、図6に示
すように、部品あるいはユニットを構成する複数の部材
9に対して、締結具7の脚2、2間と、延長部8の端8
aとで複数の部材9の締結を行うようになっている。こ
の締結具7にあっても、第1実施例と同一の作用効果を
実現することができる。
ものである。この第2実施例の締結具7は、第1実施例
の締結具1と形状の点で異なるだけであり、その他につ
いては第1実施例と同じであるので、以下に、締結具7
の形状について説明をする。締結具7は、図面から明ら
かなように、一方の脚が長く延長されて、この延長部8
の端8aも締結部を構成している。すなわち、図6に示
すように、部品あるいはユニットを構成する複数の部材
9に対して、締結具7の脚2、2間と、延長部8の端8
aとで複数の部材9の締結を行うようになっている。こ
の締結具7にあっても、第1実施例と同一の作用効果を
実現することができる。
【0010】
【発明の効果】以上の説明から明きらかなように、本発
明によれば、画像形成装置の部品およびユニットの分解
性を向上することができ、これらの再使用あるいは分別
による再生を容易にすることができると共に、締結具そ
れ自体も何回でも再使用することができる。
明によれば、画像形成装置の部品およびユニットの分解
性を向上することができ、これらの再使用あるいは分別
による再生を容易にすることができると共に、締結具そ
れ自体も何回でも再使用することができる。
【図1】第1実施例の締結具の縦断面図である。
【図2】第1実施例の締結具による部品あるいはユニッ
トを構成する部材の締結状態を示す縦断面図である。
トを構成する部材の締結状態を示す縦断面図である。
【図3】第1実施例の締結具において、部品から強制的
に取り外した後の状態を示す縦断面図である。
に取り外した後の状態を示す縦断面図である。
【図4】第1実施例の締結具において、使用前の形状を
示す縦断面図である。
示す縦断面図である。
【図5】第2実施例の締結具の縦断面図である。
【図6】第2実施例の締結具による部品あるいはユニッ
トを構成する部材の締結状態を示す縦断面図である。
トを構成する部材の締結状態を示す縦断面図である。
1 第1実施例の締結具 2 脚 3 脚の把持部 5 被締結部材 7 第2実施例の締結具 9 被締結部材
Claims (2)
- 【請求項1】 形状記憶材料からなり、画像形成装置の
部品あるいはユニットを構成する部材同士を把持するこ
とによって締結するものであることを特徴とする画像形
成装置用締結具。 - 【請求項2】 部材同士の把持部を構成する対向する2
つの脚を有し、断面コ字状の形状を有する請求項1に記
載の締結具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6335864A JPH08177817A (ja) | 1994-12-22 | 1994-12-22 | 画像形成装置用締結具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6335864A JPH08177817A (ja) | 1994-12-22 | 1994-12-22 | 画像形成装置用締結具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08177817A true JPH08177817A (ja) | 1996-07-12 |
Family
ID=18293241
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6335864A Pending JPH08177817A (ja) | 1994-12-22 | 1994-12-22 | 画像形成装置用締結具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08177817A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2012125360A3 (en) * | 2011-03-17 | 2012-11-08 | A. Raymond Et Cie | Smart material actuated fasteners |
-
1994
- 1994-12-22 JP JP6335864A patent/JPH08177817A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2012125360A3 (en) * | 2011-03-17 | 2012-11-08 | A. Raymond Et Cie | Smart material actuated fasteners |
US9488208B2 (en) | 2011-03-17 | 2016-11-08 | A. Raymond & Cie | Smart material actuated fasteners |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
DE69520328D1 (de) | Toner für die Entwicklung elektrostatischer Bilder, Zwei-Komponenten-Entwickler, Entwicklungsmethode, Bilderzeugungsverfahren, Hitzefixierverfahren und Verfahren zur Herstellung von Tonern | |
EP1170939A3 (en) | Method of and apparatus for image formation, and computer product | |
DE69408889D1 (de) | Toner zur Entwicklung elektrostatischer Bilde, Bilderzeugungsgerät und Prozesskassette | |
EP0822460A3 (en) | Magenta toner, process for producing same and color image forming method using same | |
JPH0738084B2 (ja) | 画像形成方法 | |
EP1186960A3 (en) | Toner for developing electrostatic image, process for producing toner for developing electrostatic image, developer for developing electrostatic image, and process for forming image | |
JPH08177817A (ja) | 画像形成装置用締結具 | |
JPH10186955A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2004077842A (ja) | 画像形成装置および画像形成方法 | |
DE60033274D1 (de) | Toner für die Entwicklung elektrostatischer Bilder, Verfahren zu deren Herstellung, Entwickler für die Entwicklung elektrostatischer Bilder, und Bildherstellungsverfahren | |
KR890008621A (ko) | 컬러전자사진방법 및 그 장치 | |
JPS57120956A (en) | Method for fixing toner image of multicolor recording | |
JPH0990701A (ja) | 画像形成装置 | |
DE3886458T2 (de) | Toner zur Entwicklung elektostatischer, latenter Bilder und ein Verfahren zur Herstellung des Toners. | |
DE60234636D1 (de) | Verfahren zur herstellung von elektrostatisch bebilderten lithographie-druckplatten | |
JP2769342B2 (ja) | 転写ドラムの転写材支持シートの取付方法及び転写材支持シート | |
US4579908A (en) | Release agent compound for fixing device in electrophotographic copying machine | |
JPS55137546A (en) | Color image forming apparatus | |
WO2019177123A1 (en) | Packing member and package | |
JP3818498B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JPS63133167A (ja) | プリンタ | |
JP3074899B2 (ja) | クリーニングユニット | |
JP2503794Y2 (ja) | コロナ放電線の防振部材 | |
JPH09156799A (ja) | 画像形成装置 | |
JPH0497186A (ja) | 画像形成装置 |