JPH08177176A - 屋根設置型装置 - Google Patents

屋根設置型装置

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JPH08177176A
JPH08177176A JP6318716A JP31871694A JPH08177176A JP H08177176 A JPH08177176 A JP H08177176A JP 6318716 A JP6318716 A JP 6318716A JP 31871694 A JP31871694 A JP 31871694A JP H08177176 A JPH08177176 A JP H08177176A
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cushioning material
roof tile
tile
mount
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、屋根設置用機器を安定して屋根に
配置することが可能な屋根設置型装置を提供する。 【構成】 屋根瓦上に配置する機器と、該機器を搭載・
固定する架台11と、該架台11と屋根瓦12との間に
配置する緩衝材13とを備えてなる屋根設置型装置にお
いて、前記緩衝材13はその屋根瓦12に接触する部分
が該屋根瓦12の表面形状に対応して形成され、且つそ
の表面に滑り止め溝18が屋根の傾斜方向に対して垂直
方向に形成され、該緩衝材13の厚みを屋根の上段側か
ら下段側にかけて徐々に厚く形成してなることを特徴と
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、屋根設置型装置に関
し、特に太陽電池モジュール,太陽熱温水器等を屋根に
設置してなる屋根設置型装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図4は、従来の屋根設置型装置を説明す
るための斜視図である。
【0003】従来の屋根設置型装置は、太陽電池モジュ
ール,太陽熱温水器等からなる機器と、該機器を搭載す
る架台1と、該架台1と屋根瓦2との間に配置される緩
衝材3とからなる構成である。なお、図中、4は太陽電
池モジュールであり、機器の一例として図に示す。
【0004】従来、瓦屋根の和瓦等の屋根瓦2上に太陽
電池モジュールや太陽熱温水器等の機器を架台1を介し
て配置する場合、架台1と屋根瓦2との間に挟む最適な
クッションを兼ねた緩衝材はなかったため、前記緩衝材
3として厚みのあるネオプレンゴムシート又は厚みの異
なる数枚のネオプレンゴムシートを用い、現場で必要な
大きさにカットして使用していた。該緩衝材3は、排水
の観点により屋根瓦2表面の凹部ではなく、凸部に配置
されてなる。
【0005】和瓦等の屋根瓦2表面は、凹凸が大きい
上、同一勾配の屋根面自体で平面度がでていないことも
あり、架台1と屋根瓦2との間に主として厚みの大きい
10〜20mmのネオプレンゴムシートから切り出した
緩衝材を挟んだり、又は屋根瓦2上に架台1を載せた際
の屋根瓦2とのテーパー状となる隙間に、厚みの異なる
数種のネオプレンゴムシートを切り出した緩衝材を隙間
に差し込んだりしていた。
【0006】また、前記架台2は、鋼材にて製作され、
一方の面が開口された凹状の架台からなり、上段側と下
段側との2本を備え、必要な長さ分だけ長く形成されて
なるものであった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述した屋
根設置型装置では、以下に示すような問題点があった。
【0008】緩衝材3として用いられるネオプレンゴム
シートは、表面が滑らかで摩擦抵抗が小さいため、溝型
鋼や軽量Cリップ溝型鋼で製作された架台1を前記緩衝
材3の上に配置する際、架台1が緩衝材3の上を滑るケ
ースがあり、作業がやりにくいとともに危険性があっ
た。また、該緩衝材3は、当然ながら和瓦等の波形曲面
には馴染まず和瓦の凸部から滑り落ちやすいため、緩衝
材3上に架台1を乗せる際も作業性が悪かった。この作
業性は、屋根の傾斜角度が大きくなるにつれてさらに悪
くなり、危険性も大きくなる。
【0009】この防止策として、架台1に予め緩衝材3
を接着剤等で接着しておくことが考えられるが、屋根瓦
2はその大きさ,波形ピッチの異なる物が数十種類もあ
り、事前に接着しておくことは汎用性がなくなり、経済
性,納期の点で難しい。
【0010】また、緩衝材3は、一部だけに機器と架台
1との重量がかかるため該一部が極端に圧縮変形し、太
陽光下にさらされた場合、3〜5年で緩衝材3に亀裂が
走り、最悪の場合、機能を果たさなくなるといった問題
が生じていた。
【0011】さらに、緩衝材3は、屋根瓦2に対しても
荷重分散が適切に行われず、瓦割れ,雨漏り等の要因の
一つにもなっていた。
【0012】前記ネオプレンゴムシートは、安価で比較
的耐候性も良いが、耐候性特性を得るためにカーボン等
が使用されており、絶縁抵抗特性は良いほうではない。
万一、太陽電池モジュールから架台1に漏れた直流高圧
電流の一部がこのネオプレンゴムシートまで流れたとき
には、前記架台にアースを取ることが義務づけられては
いるが、ガラス質上塗り剤のない瓦の場合、該瓦の表面
が焼け焦げ、焼上げ時に含んだ炭素(カーボン)により
瓦にまで充電され懸念がある。
【0013】また、架台1においても、太陽電池システ
ムが3kW前後の太陽電池用架台となると、寸法的にも
質量的にもかなり大きなものとなり、保管・輸送・一般
家庭屋根上への運び上げ等にクレーン類が必要であっ
た。
【0014】このような問題点から、従来の一般家屋に
おいて屋根上に物を載せるというようなことはあまり考
えられておらず、瓦屋根、特に和瓦であると太陽熱温水
器や太陽電池モジュール等の機器を載せることは非常に
困難な作業であった。
【0015】本発明は、上記課題を解決することを目的
とするものである。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明の屋根設置型装置
は、屋根瓦上に配置する機器と、該機器を搭載・固定す
る架台と、該架台と屋根瓦との間に配置する緩衝材とを
備えてなる屋根設置型装置において、前記緩衝材はその
屋根瓦に接触する部分が該屋根瓦の表面形状に対応して
形成され、且つその表面に滑り止め溝が屋根の傾斜方向
に対して垂直方向に形成され、該緩衝材の厚みを屋根の
上段側から下段側にかけて徐々に厚く形成してなること
を特徴とするものである。
【0017】前記緩衝材は、その架台の搭載面に滑り止
め溝を備えてなることを特徴とするものである。
【0018】前記緩衝材は、高絶縁性物質からなること
を特徴とするものである。
【0019】前記架台は、その緩衝材に搭載される面に
滑り止め溝を備えてなることを特徴とするものである。
【0020】前記架台は複数の四角柱パイプを備え、該
四角柱パイプは複数のパイプ部から構成され、該パイプ
部はその開口部と嵌合する連結体にて接続されてなるこ
とを特徴とするものである。
【0021】
【作用】上記構成により、本発明の屋根設置型装置は、
屋根瓦上に配置する機器を搭載・固定する架台と屋根瓦
との間に介在される緩衝材を、その屋根瓦に接触する部
分が該屋根瓦の表面形状に対応して形成され、且つその
表面に滑り止め溝が屋根の傾斜方向に対して垂直方向に
形成され、その厚みを屋根の上段側から下段側にかけて
徐々に厚く形成してなる構成なので、緩衝材を屋根瓦に
対して隙間なく配置でき、前記滑り止め溝によって屋根
瓦との摩擦抵抗が向上され、これにより緩衝材を屋根瓦
に密着させて配置することができる。また、緩衝材の厚
みを屋根の上段側から下段側にかけて徐々に厚く形成す
ることにより、重なり合うよう配置された屋根瓦におい
て緩衝材を上段側と下段側とに複数配置したとしても、
該複数の緩衝材の架台搭載側表面を一平面とすることが
でき、これによって架台を安定して配置でき、且つ架台
との密着性をも向上できる。
【0022】前記緩衝材の架台と搭載面に滑り止め溝を
設けることにより、架台を緩衝材の搭載面において滑る
ことなく配置できる。
【0023】前記緩衝材を高絶縁性物質から構成するこ
とにより、架台と屋根瓦との絶縁性が図れ、屋根瓦の表
面の焼け焦げ、さらには屋根瓦への充電を防止できる。
【0024】前記架台の緩衝材に搭載される面に滑り止
め溝を設けることにより、架台自体が緩衝材の搭載面に
おいて滑ることなく配置できる。
【0025】前記架台は複数の四角柱パイプを備え、該
四角柱パイプは複数のパイプ部から構成され、該パイプ
部はその開口部と嵌合する連結体にて接続されてなる構
成なので、従来の凹状に代わって四角柱であるため従来
と比較して耐風速を向上でき、また四角柱パイプを複数
のパイプ部に分割可能であるため、これらの保管・輸送
・屋根への運び上げ等が容易に行える。
【0026】
【実施例】図1は、本発明よりなる屋根設置型装置の一
実施例を示す斜視図である。
【0027】図示の如く、本実施例の屋根設置型装置
は、太陽電池モジュール,太陽熱温水器等からなる機器
(図示せず)と、該機器を搭載する架台11と、該架台
11と屋根瓦12との間に配置される緩衝材13とから
なる構成であり、前記架台11は、屋根の傾斜面の上段
側及び下段側に配置され屋根上で耐風速60m/sの風
圧に耐える四角柱パイプ14,15と、前記上段側四角
柱パイプ14と下段側四角柱パイプ15との距離を一定
に保つための位置決めパイプ16とからなり、前記四角
柱パイプ14,15の肉厚を減らし軽量化を図ってな
る。一例として、肉厚は従来の4〜6mmに対して本実
施例では2〜3mmとしてなる。
【0028】また、前記四角柱パイプ14,15の素材
としては、アルミ合金が最適であるが、鋼材に溶融亜鉛
を施したものであっても良い。
【0029】該架台11をアルミ合金より構成すること
により、従来の鋼材よりなる架台と比較して重量を1/
3とすることが可能である。
【0030】前記四角柱パイプ14,15は、長さが
1.0〜2.5mおきに分割することが可能となるよう
複数のパイプ部14a,15aから構成され、該複数の
パイプ部14a,15aは、その開口部に嵌合する連結
体17を用いて、例えば屋根瓦12上でビス数本で簡単
に連結できるものとし、屋根瓦12の大きさに応じて2
〜10本のパイプ部14a,15aを連結させて四角柱
パイプ14,15となる。例えば、連結体17にメネジ
を設けるとともに、パイプ部14a,15aに貫通孔を
設け、パイプ部表面側からオネジを前記貫通孔を介して
メネジに固定することにより連結する。
【0031】前記四角柱パイプ14,15の前記緩衝材
13と接触する面には、滑り止めの細かなV溝(図示せ
ず)がパイプの伸びる方向に複数本設けられてなる。該
V溝は、例えば押出金型にこのピッチ1mm程度の三角
突起を設け、押し出し成型することにより、簡単にこの
滑り止め溝が形成できる。
【0032】前記機器、例えば太陽電池モジュールは、
前記四角柱パイプ14,15を二列に並べた架台11に
ビス等にて取り付けられる。例えば、架台11に設けら
れたメネジにオネジ(六角ボルト等)を使用して固定す
る。
【0033】この架台11は、瓦隙間から突き出させた
金具又はワイヤー等で屋根に固定する。
【0034】前記架台11と和瓦等の屋根瓦12との間
に設けられる緩衝材13は、絶縁抵抗値が高く耐候性・
耐熱・耐寒性に優れたシリコンラバー製からなり、該緩
衝材13は図2に示すように、屋根瓦12の凸部曲面に
合わせて一方の面がテーパー状に成型されてなる。図2
において、(a)は平面図であり、(b)は平面図であ
り、(c)は底面図であり、(d)は側面断面図であ
り、(e)は(a)のA部拡大図である。
【0035】また、該緩衝材13の屋根瓦12との接触
面及び架台11との接触面には滑り止め溝18,19が
形成されてなる。
【0036】該溝18,19は、滑り止めのみではな
く、歪量の変位により隙間の調整機能をももつ。
【0037】前記屋根瓦側の溝18は、半円状の直径5
mmの溝からなり10mmのピッチで屋根の傾斜方向に
対して垂直方向に複数設けられてなる。なお、前記直径
は5mmに限らず、4mm又は6mmであってもよく、
ピッチについても上記数値に限らない。
【0038】また、前記架台側の溝19は、四角柱パイ
プ14,15に対応してV溝からなり全面に細かに設け
られ、前記同様屋根の傾斜方向に対して垂直方向に形成
されてなる。該V溝は、例えば傾斜角45度、1〜2m
mピッチで設けられてなる。緩衝材13の屋根瓦に接す
る面のアールは、平均的な屋根瓦の寸法と形成する。該
緩衝材13は、硬度の柔らかいシリコンラバー(JIS
ゴム硬度20〜30度)からなる構成なので、例えば2
70mm前後の平均寸法瓦よりも多少大きくても小さく
ても使用することが可能である。
【0039】さらに、前記緩衝材13は、屋根瓦上設置
の際の位置決めが容易になるよう、瓦の左端面にピッタ
リ合うアタリ面20を備えてなる。
【0040】加えて、屋根の傾斜方向における各緩衝材
13表面の下端部には、高さ10mm程度のストッパー
21が設けられてなる。このストッパー21も微調がき
くように、例えば上側寸法10mm,下側寸法9mmと
する。
【0041】加えて、通常、屋根瓦12は段重ねに葺か
れているので、この上に緩衝材として均等厚の緩衝材を
使用したのではこの上に置く2本の四角柱パイプ14,
15は同一平面が得られない。即ち、緩衝材13の上段
部においてパイプ14,15が浮いてしまうこととな
る。このため、緩衝材13の下段部と上段部の厚みを例
えば17mmと8mmのように上段部の厚みを小さく設
定する必要がある。これによって二列の四角柱パイプで
なす平面を同一レベルに合わせることができるものであ
る。
【0042】このような緩衝材13は、上に載せる架台
11及び機器の重量によって、屋根瓦2枚に対して1
個、又は屋根瓦3枚に対して1個というように、瓦の許
容荷重に合わせて配置する。そして、屋根瓦上での平面
精度の悪さによる隙間を、緩衝材13を溝18の形成さ
れた方向に対して垂直方向、即ち傾斜方向に動かすこと
により、隙間なく緩衝材13を設置できる。
【0043】前記シリコンラバーは、従来の緩衝材に用
いられていたネオプレンシートゴムよりも硬度が柔らか
いので、シリコンラバーの前記溝18を除く部分全てが
屋根瓦12に密着し、広く荷重分散を行うことができ
る。また、15〜20年の長期の圧縮に対しても弾性を
保持することが可能であるため、弾性劣化することなく
緩衝効果を維持できる。
【0044】上記実施例においては、四角柱パイプ1
4,15を屋根の傾斜方向に対して垂直方向に配置した
が、図3に示すように、四角柱パイプ22,23を屋根
の傾斜方向に対して平行方向に配置してもよい。図中、
22a,23aはパイプ部である。
【0045】この場合、緩衝材13の架台側の溝19は
傾斜方向に形成され、また傾斜方向に対して垂直方向の
緩衝材13の両端部にストッパーを設ける必要があり。
該ストッパー間に四角柱パイプ22,23が入り込むよ
う配置される。
【0046】上記機器は、太陽電池モジュール,太陽熱
温水器に限らず、屋根瓦12上に配置される機器であれ
ば何でも良く、例えば衛星放送用等のパラボナアンテナ
等であっても良い。
【0047】このように、上記実施例の屋根設置型装置
は、屋根瓦12上に配置する機器を搭載・固定する架台
11と屋根瓦12との間に介在される緩衝材13を、そ
の屋根瓦13に接触する面が該屋根瓦13の表面形状に
対応して形成され、且つその表面に滑り止め溝18が屋
根の傾斜方向に対して垂直方向に形成され、その厚みを
屋根の上段側から下段側にかけて徐々に厚く形成してな
る構成なので、緩衝材13を屋根瓦12に対して隙間な
く配置でき、前記滑り止め溝18によって屋根瓦12と
の摩擦抵抗が向上され、これにより緩衝材13を屋根瓦
12に密着させて配置するものである。また、緩衝材1
3の厚みを屋根の上段側から下段側にかけて徐々に厚く
形成することにより、重なり合うよう配置された屋根瓦
12において緩衝材13を上段側と下段側とに複数配置
したとしても、該複数の緩衝材13の架台11搭載側表
面を一平面とすることができ、これによって架台11を
安定して配置され、且つ架台11との密着性をも向上さ
れる。したがって、屋根瓦12上の緩衝材13の配置及
び該緩衝材13上の架台11の配置の作業性が向上さ
れ、且つ危険性が低減される。
【0048】前記緩衝材13の架台11と搭載面に滑り
止め溝19を設けることにより、架台11を緩衝材13
の搭載面において滑ることなく配置される。
【0049】前記緩衝材13を高絶縁性物質から構成す
ることにより、架台11と屋根瓦12との絶縁性が図
れ、屋根瓦の表面の焼け焦げ、さらには屋根瓦への充電
が防止される。
【0050】前記架台11の緩衝材13に搭載される面
に滑り止め溝を設けることにより、架台11自体が緩衝
材13の搭載面において滑ることなく配置できる。
【0051】前記架台11は複数の四角柱パイプ14,
15を備え、該四角柱パイプ14,15は複数のパイプ
部14a,15aから構成され、該パイプ部14a,1
5aはその開口部と嵌合する連結体17にて接続されて
なる構成なので、従来の凹状に代わって四角柱であるた
め従来と比較して耐風速を向上し、また四角柱パイプ1
4,15を複数のパイプ部14a,15aに分割可能で
あるため、これらの保管・輸送・屋根への運び上げ等が
容易に行える。特に、屋根への運び上げを人力にて行う
ことが可能である。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の屋根設置
型装置によれば、屋根瓦上に配置する機器を搭載・固定
する架台と屋根瓦との間に介在される緩衝材を、その屋
根瓦に接触する面が該屋根瓦の表面形状に対応して形成
され、且つその表面に滑り止め溝が屋根の傾斜方向に対
して垂直方向に形成され、その厚みを屋根の上段側から
下段側にかけて徐々に厚く形成してなる構成なので、緩
衝材を屋根瓦に対して隙間なく配置でき、前記滑り止め
溝によって屋根瓦との摩擦抵抗が向上され、これにより
緩衝材を屋根瓦に密着させて配置することが可能であ
る。また、緩衝材の厚みを屋根の上段側から下段側にか
けて徐々に厚く形成することにより、重なり合うよう配
置された屋根瓦において緩衝材を上段側と下段側とに複
数配置したとしても、該複数の緩衝材の架台搭載側表面
を一平面とすることができ、これによって架台を安定し
て配置され、且つ架台との密着性をも向上される。した
がって、屋根瓦上の緩衝材の配置及び該緩衝材上の架台
の配置の作業性が向上され、且つ危険性が低減される。
【0053】前記緩衝材の架台と搭載面に滑り止め溝を
設けることにより、架台を緩衝材の搭載面において滑る
ことなく配置される。
【0054】前記緩衝材を高絶縁性物質から構成するこ
とにより、架台と屋根瓦との絶縁性が図れ、屋根瓦の表
面の焼け焦げ、さらには屋根瓦への充電が防止される。
【0055】前記架台の緩衝材に搭載される面に滑り止
め溝を設けることにより、架台自体が緩衝材の搭載面に
おいて滑ることなく配置される。
【0056】前記架台は複数の四角柱パイプを備え、該
四角柱パイプは複数のパイプ部から構成され、該パイプ
部はその開口部と嵌合する連結体にて接続されてなる構
成なので、従来の凹状に代わって四角柱であるため従来
と比較して耐風速を向上でき、また四角柱パイプを複数
のパイプ部に分割可能であるため、これらの保管・輸送
・屋根への運び上げ等が容易に行え、特に屋根への運び
上げを人力にて行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例よりなる屋根設置用装置を示
す斜視図である。
【図2】緩衝材の具体的な構造を示す図である。
【図3】他の実施例よりなる屋根設置用装置を示す斜視
図である。
【図4】従来の屋根設置型装置を示す斜視図である。
【符号の説明】
11 架台 12 屋根瓦 13 緩衝材 14,15,22,23 四角柱パイプ 14a,15a,22a,23a パイプ部 17 連結体 18,19 滑り止め溝

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 屋根瓦上に配置する機器と、該機器を搭
    載・固定する架台と、該架台と屋根瓦との間に配置する
    緩衝材とを備えてなる屋根設置型装置において、 前記緩衝材はその屋根瓦に接触する部分が該屋根瓦の表
    面形状に対応して形成され、且つその表面に滑り止め溝
    が屋根の傾斜方向に対して垂直方向に形成され、該緩衝
    材の厚みを屋根の上段側から下段側にかけて徐々に厚く
    形成してなることを特徴とする屋根設置型装置。
  2. 【請求項2】 前記緩衝材は、その架台の搭載面に滑り
    止め溝を備えてなることを特徴とする請求項1記載の屋
    根設置型装置。
  3. 【請求項3】 前記緩衝材は、高絶縁性物質からなるこ
    とを特徴とする請求項1記載の屋根設置型装置。
  4. 【請求項4】 前記架台は、その緩衝材に搭載される面
    に滑り止め溝を備えてなることを特徴とする請求項1記
    載の屋根設置型装置。
  5. 【請求項5】 前記架台は複数の四角柱パイプを備え、
    該四角柱パイプは複数のパイプ部から構成され、該パイ
    プ部はその開口部と嵌合する連結体にて接続されてなる
    ことを特徴とする請求項1記載の屋根設置型装置。
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