JPH08175747A - 印刷装置の用紙折りたたみ装置 - Google Patents
印刷装置の用紙折りたたみ装置Info
- Publication number
- JPH08175747A JPH08175747A JP32430594A JP32430594A JPH08175747A JP H08175747 A JPH08175747 A JP H08175747A JP 32430594 A JP32430594 A JP 32430594A JP 32430594 A JP32430594 A JP 32430594A JP H08175747 A JPH08175747 A JP H08175747A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- swing fin
- swing
- fin
- printing apparatus
- power
- Prior art date
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- Withdrawn
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Landscapes
- Handling Of Continuous Sheets Of Paper (AREA)
- Folding Of Thin Sheet-Like Materials, Special Discharging Devices, And Others (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、印刷装置において折りミシン目付
連続紙を折りたたむ用紙折りたたみ装置に関するもので
あり、その目的は、印刷装置の電源投入時にオペレータ
がスイングフィンをイニシャルポジションにセットする
操作をなくし、オペレータの負担を軽減することにあ
る。 【構成】 印刷装置の電源が切断された時のスイングフ
ィン14の振り方向(時計回り/反時計回り)を認識で
きるラッチリレー31と、ホームポジションまでのスイ
ングフィン14の移動量(モータ駆動パルス数)を検出
できる駆動パルスカウント部30を備え、再度、印刷装
置の電源が投入された時に、自動的に電源が切断された
時のスイングフィン14の状態を認識でき、かつ、スイ
ングフィン14をその状態にセットする。
連続紙を折りたたむ用紙折りたたみ装置に関するもので
あり、その目的は、印刷装置の電源投入時にオペレータ
がスイングフィンをイニシャルポジションにセットする
操作をなくし、オペレータの負担を軽減することにあ
る。 【構成】 印刷装置の電源が切断された時のスイングフ
ィン14の振り方向(時計回り/反時計回り)を認識で
きるラッチリレー31と、ホームポジションまでのスイ
ングフィン14の移動量(モータ駆動パルス数)を検出
できる駆動パルスカウント部30を備え、再度、印刷装
置の電源が投入された時に、自動的に電源が切断された
時のスイングフィン14の状態を認識でき、かつ、スイ
ングフィン14をその状態にセットする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、印刷装置において折り
ミシン目付連続紙を折りたたむ用紙折りたたみ装置に関
するものである。
ミシン目付連続紙を折りたたむ用紙折りたたみ装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の技術を図面を参照して説明する。
図2は折りミシン目付連続紙を用いる印刷装置を示す模
式図である。ここでは、レーザビームプリンタを例にそ
の動作を説明する。感光体1は帯電器2により一様に帯
電されたあと、露光器4によりレーザ光が照射され、表
面に静電潜像が形成される。前記静電潜像は、現像器6
においてトナーにより現像され、トナー像が形成され
る。一方、ホッパ内の用紙13は、頁の先頭(用紙折り
ミシン目)が転写器7の位置で感光体1上のトナー像の
先頭と合致するように、トラクタ8a、8bにより搬送
され、転写器7によりトナー像は用紙13上に転写され
る。その後、用紙13は定着器9により加熱、加圧され
ながら搬送されてトナー像は用紙13に溶融、定着され
る。印刷の終了した用紙13は、その折りミシン目に従
い、スイングフィン14の揺動動作により折り分けられ
た後、回転するパドル15により折りたたみ状態を整え
られながらスタッカテーブル16上に積み上げられる。
図2は折りミシン目付連続紙を用いる印刷装置を示す模
式図である。ここでは、レーザビームプリンタを例にそ
の動作を説明する。感光体1は帯電器2により一様に帯
電されたあと、露光器4によりレーザ光が照射され、表
面に静電潜像が形成される。前記静電潜像は、現像器6
においてトナーにより現像され、トナー像が形成され
る。一方、ホッパ内の用紙13は、頁の先頭(用紙折り
ミシン目)が転写器7の位置で感光体1上のトナー像の
先頭と合致するように、トラクタ8a、8bにより搬送
され、転写器7によりトナー像は用紙13上に転写され
る。その後、用紙13は定着器9により加熱、加圧され
ながら搬送されてトナー像は用紙13に溶融、定着され
る。印刷の終了した用紙13は、その折りミシン目に従
い、スイングフィン14の揺動動作により折り分けられ
た後、回転するパドル15により折りたたみ状態を整え
られながらスタッカテーブル16上に積み上げられる。
【0003】図3はスイングフィンユニットを示す斜視
図である。ステッピングモータ17の回転はギヤヘッド
18により減速され、、タイミングベルト19によりス
イングフィンシャフト21に固定されたプーリ20に伝
達される。また、スイングフィンシャフト21には、一
対のスイングフィン14が固定されている。即ち、本ス
イングフィンユニットにおいて、スイングフィン14を
揺動動作させるには、ステッピングモータ17を時計回
り/反時計回りに回転方向を切り替えて回転させればよ
い。従って、スイングフィン14の振り角もステッピン
グモータ17の動作パルス数を管理することで自由に選
択できる。
図である。ステッピングモータ17の回転はギヤヘッド
18により減速され、、タイミングベルト19によりス
イングフィンシャフト21に固定されたプーリ20に伝
達される。また、スイングフィンシャフト21には、一
対のスイングフィン14が固定されている。即ち、本ス
イングフィンユニットにおいて、スイングフィン14を
揺動動作させるには、ステッピングモータ17を時計回
り/反時計回りに回転方向を切り替えて回転させればよ
い。従って、スイングフィン14の振り角もステッピン
グモータ17の動作パルス数を管理することで自由に選
択できる。
【0004】スイングフィンシャフト21には、エンコ
ーダプレート23が固定されており、ホトインタラプタ
22との位置関係により、スイングフィン14の位置を
検出する。本発明の中では、エンコーダプレート23が
ホトインタラプタ22の光路を開閉し、ON/OFFさ
せる位置、つまり、スイングフィン14が真下を向いた
位置を基準位置(以下、ホームポジションという)と設
定する。
ーダプレート23が固定されており、ホトインタラプタ
22との位置関係により、スイングフィン14の位置を
検出する。本発明の中では、エンコーダプレート23が
ホトインタラプタ22の光路を開閉し、ON/OFFさ
せる位置、つまり、スイングフィン14が真下を向いた
位置を基準位置(以下、ホームポジションという)と設
定する。
【0005】図4は従来のスイングフィン制御部を示す
構成図である。スイングフィン制御部は、マイクロコン
ピュータ、ROM、RAM等からなるマイクロコンピュ
ータ部24、ステッピングモータ制御部25、ドライバ
部26、ステッピングモータ17及び用紙長検出部27
から構成されている。それぞれの詳細は、一般的なステ
ッピングモータ制御系であるため説明を省略する。
構成図である。スイングフィン制御部は、マイクロコン
ピュータ、ROM、RAM等からなるマイクロコンピュ
ータ部24、ステッピングモータ制御部25、ドライバ
部26、ステッピングモータ17及び用紙長検出部27
から構成されている。それぞれの詳細は、一般的なステ
ッピングモータ制御系であるため説明を省略する。
【0006】スイングフィン14は、印刷装置の電源が
投入されるとホームポジションにセットされる。次に、
用紙の長さを検出する用紙長検出部27からの用紙長デ
ータがマイクロコンピュータ部24に取り込まれ、特定
点での用紙の折りミシン目の山、谷に合わせて、山スイ
ッチ28または谷スイッチ29を押下したタイミングで
用紙長ごとに決められたイニシャルポジションにスイン
グフィン14が移動する。
投入されるとホームポジションにセットされる。次に、
用紙の長さを検出する用紙長検出部27からの用紙長デ
ータがマイクロコンピュータ部24に取り込まれ、特定
点での用紙の折りミシン目の山、谷に合わせて、山スイ
ッチ28または谷スイッチ29を押下したタイミングで
用紙長ごとに決められたイニシャルポジションにスイン
グフィン14が移動する。
【0007】ここで、図5及び図6を用いてイニシャル
ポジションについて説明する。一般にレーザビームプリ
ンタでは、文字の転写点からスイングフィン14の先端
までの距離は一定である。従って、用紙を装填した時の
スイングフィン14の先端から用紙の折りミシン目まで
の距離Lは各種用紙長により変化する。スイングフィン
14が用紙の折りミシン目の山、谷に合わせてタイミン
グよく折り返すには用紙ごとに振り始め位置を決めてお
き、そこから揺動動作を始める必要がある。その振り始
め位置が、イニシャルポジションである。ここで、スイ
ングフィン14がイニシャルポジションから振り始める
方向が時計回りなのか、反時計回りなのかは、特定点に
おける用紙の折りミシン目が山であるのか、谷であるの
かに合わせて押下される山スイッチ28及び谷スイッチ
29によって決定される。
ポジションについて説明する。一般にレーザビームプリ
ンタでは、文字の転写点からスイングフィン14の先端
までの距離は一定である。従って、用紙を装填した時の
スイングフィン14の先端から用紙の折りミシン目まで
の距離Lは各種用紙長により変化する。スイングフィン
14が用紙の折りミシン目の山、谷に合わせてタイミン
グよく折り返すには用紙ごとに振り始め位置を決めてお
き、そこから揺動動作を始める必要がある。その振り始
め位置が、イニシャルポジションである。ここで、スイ
ングフィン14がイニシャルポジションから振り始める
方向が時計回りなのか、反時計回りなのかは、特定点に
おける用紙の折りミシン目が山であるのか、谷であるの
かに合わせて押下される山スイッチ28及び谷スイッチ
29によって決定される。
【0008】図4および図6を用いて具体的に説明す
る。前述したように、イニシャルポジションにおけるス
イングフィン14は、特定点での用紙の折りミシン目が
山であるか、谷であるかにより、振り始める方向が時計
回りなのか、反時計回りなのか決定される。今、ある用
紙のイニシャルポジションがホームポジションよりもモ
ータ駆動パルスにしてkパルス分だけ左側であり、時計
回りに回転が必要であるとする(例えば、特定点におけ
る用紙ミシン目が山である時は時計回りに振り始めると
する)。その位置を図6のイニシャルポジションAで示
す。すると、マイクロコンピュータ部24内のROMよ
りホームポジションからイニシャルポジションAまで移
動するのに必要なモータ駆動パルス数k及びモータの回
転方向データ(時計回り)がマイクロコンピュータに送
られ、山スイッチ28が押下されたタイミングでスイン
グフィン14が移動し始め、モータの駆動パルスカウン
ト値が0になった位置で停止する。次にプリンタから印
刷命令が入り、用紙が送行を始める。
る。前述したように、イニシャルポジションにおけるス
イングフィン14は、特定点での用紙の折りミシン目が
山であるか、谷であるかにより、振り始める方向が時計
回りなのか、反時計回りなのか決定される。今、ある用
紙のイニシャルポジションがホームポジションよりもモ
ータ駆動パルスにしてkパルス分だけ左側であり、時計
回りに回転が必要であるとする(例えば、特定点におけ
る用紙ミシン目が山である時は時計回りに振り始めると
する)。その位置を図6のイニシャルポジションAで示
す。すると、マイクロコンピュータ部24内のROMよ
りホームポジションからイニシャルポジションAまで移
動するのに必要なモータ駆動パルス数k及びモータの回
転方向データ(時計回り)がマイクロコンピュータに送
られ、山スイッチ28が押下されたタイミングでスイン
グフィン14が移動し始め、モータの駆動パルスカウン
ト値が0になった位置で停止する。次にプリンタから印
刷命令が入り、用紙が送行を始める。
【0009】この時、用紙長の1/2を折り畳むのに必
要なモータ駆動パルス数をNとすると、イニシャルポジ
ションAから折り返し点Bまでのモータ駆動パルス数:
N−kが演算され、用紙の送行が開始されたタイミング
でスイングフィン14がイニシャルポジションAから折
り返し点Bに移動する。この時、モータ駆動パルス数:
N−kがカウントされ、カウント値が0となった位置で
スイングフィン14を一定時間停止させた後、折り返し
点Bからホームポジション方向(反時計回り)に移動す
る。以上のようにして用紙長によって変わるスイングフ
ィン14の振り始め位置(イニシャルポジション)、振
り始め方向及び用紙の折りミシン目の山、谷に合わせた
折り返し点が決定される。
要なモータ駆動パルス数をNとすると、イニシャルポジ
ションAから折り返し点Bまでのモータ駆動パルス数:
N−kが演算され、用紙の送行が開始されたタイミング
でスイングフィン14がイニシャルポジションAから折
り返し点Bに移動する。この時、モータ駆動パルス数:
N−kがカウントされ、カウント値が0となった位置で
スイングフィン14を一定時間停止させた後、折り返し
点Bからホームポジション方向(反時計回り)に移動す
る。以上のようにして用紙長によって変わるスイングフ
ィン14の振り始め位置(イニシャルポジション)、振
り始め方向及び用紙の折りミシン目の山、谷に合わせた
折り返し点が決定される。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】従来のスイングフィン
ユニットの制御部では、印刷装置の電源が切断された時
にその時のスイングフィンの停止位置を記憶できなかっ
た。そのため、次に印刷装置の電源が投入された時に、
スイングフィンをイニシャルポジションにセットするた
めにオペレータが、特定点での用紙折りミシン目の状態
(ミシン目が山なのか、谷なのか)を認識し、それに合
わせた山スイッチまたは谷スイッチを押下する必要があ
り、オペレータに負担がかかるという問題があった。
ユニットの制御部では、印刷装置の電源が切断された時
にその時のスイングフィンの停止位置を記憶できなかっ
た。そのため、次に印刷装置の電源が投入された時に、
スイングフィンをイニシャルポジションにセットするた
めにオペレータが、特定点での用紙折りミシン目の状態
(ミシン目が山なのか、谷なのか)を認識し、それに合
わせた山スイッチまたは谷スイッチを押下する必要があ
り、オペレータに負担がかかるという問題があった。
【0011】従って、本発明の目的は、印刷装置の電源
が切断された時のスイングフィンの停止位置及び振り始
め方向を、次に印刷装置の電源が投入された時にオペレ
ータが操作することなく認識できスイングフィンをその
状態にセットし、適正な方向に振り始められるようにし
た用紙折りたたみ装置を提供することにある。
が切断された時のスイングフィンの停止位置及び振り始
め方向を、次に印刷装置の電源が投入された時にオペレ
ータが操作することなく認識できスイングフィンをその
状態にセットし、適正な方向に振り始められるようにし
た用紙折りたたみ装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的は、折りミシン
目付連続紙を積層するテーブルと、前記テーブル上に折
りミシン目付連続紙を揺動動作により折りたたむスイン
グフィンと、前記スイングフィンを駆動する駆動手段
と、前記駆動手段を制御する制御手段と、折りミシン目
付連続紙の折りたたみ長さを検出する用紙長検出手段を
備えた印刷装置の用紙折りたたみ装置において、前記ス
イングフィンの揺動方向を記憶する不揮発性の揺動方向
記憶手段と、前記スイングフィンの位置を検出する位置
検出手段と、印刷装置の電源が投入された時に前記スイ
ングフィンが基準位置まで移動する移動量を算出する移
動量算出手段を設けることにより達成される。
目付連続紙を積層するテーブルと、前記テーブル上に折
りミシン目付連続紙を揺動動作により折りたたむスイン
グフィンと、前記スイングフィンを駆動する駆動手段
と、前記駆動手段を制御する制御手段と、折りミシン目
付連続紙の折りたたみ長さを検出する用紙長検出手段を
備えた印刷装置の用紙折りたたみ装置において、前記ス
イングフィンの揺動方向を記憶する不揮発性の揺動方向
記憶手段と、前記スイングフィンの位置を検出する位置
検出手段と、印刷装置の電源が投入された時に前記スイ
ングフィンが基準位置まで移動する移動量を算出する移
動量算出手段を設けることにより達成される。
【0013】
【作用】上記構成によれば、印刷装置の電源が投入され
た時、位置検出手段によって検出された位置に移動量算
出手段によって算出された移動量だけスイングフィンが
移動し、自動的にスイングフィンが電源が切断された時
の状態にセットされるので、スイングフィンをイニシャ
ルポジションにセットするためのオペレータの操作をな
くすことができる。
た時、位置検出手段によって検出された位置に移動量算
出手段によって算出された移動量だけスイングフィンが
移動し、自動的にスイングフィンが電源が切断された時
の状態にセットされるので、スイングフィンをイニシャ
ルポジションにセットするためのオペレータの操作をな
くすことができる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。図1は本発明となる用紙折りたたみ装置の制御部
を示す構成図である。スイングフィンユニットの構成は
図3に示す従来のものと同様である。従来技術からの改
良点は、図1に示すようにスイングフィンの制御部に、
スイングフィン14が動作中(印刷装置が印刷動作中)
に現在、スイングフィンが時計回りに揺動しているの
か、または反時計回りに揺動しているのか認識し、さら
に印刷装置の電源が切断されても、その時のスイングフ
ィン14の移動方向(時計回り/反時計回り)を記憶保
持できるラッチリレー31を設けたこと、また、印刷装
置の電源が投入された時に、スイングフィン14がホー
ムポジションにセットされる際、ホームポジションまで
のスイングフィンの移動量(モータの駆動パルス数)を
算出する駆動パルス数カウント部30を設けたことであ
る。
する。図1は本発明となる用紙折りたたみ装置の制御部
を示す構成図である。スイングフィンユニットの構成は
図3に示す従来のものと同様である。従来技術からの改
良点は、図1に示すようにスイングフィンの制御部に、
スイングフィン14が動作中(印刷装置が印刷動作中)
に現在、スイングフィンが時計回りに揺動しているの
か、または反時計回りに揺動しているのか認識し、さら
に印刷装置の電源が切断されても、その時のスイングフ
ィン14の移動方向(時計回り/反時計回り)を記憶保
持できるラッチリレー31を設けたこと、また、印刷装
置の電源が投入された時に、スイングフィン14がホー
ムポジションにセットされる際、ホームポジションまで
のスイングフィンの移動量(モータの駆動パルス数)を
算出する駆動パルス数カウント部30を設けたことであ
る。
【0015】図1のスイングフィンの制御部について説
明する。印刷装置が印刷動作中にある時、スイングフィ
ン14は用紙の折りミシン目に合わせて、交互に時計回
り/反時計回りへの移動をする。ここで、スイングフィ
ン14が時計回りに移動を始める時に、マイクロコンピ
ュータ部24より、例えば、ラッチリレー31をON側
にセットする信号を出力し、反対に反時計回りに移動を
始める時にはラッチリレー31をOFF側にセットする
信号を出力して、常に現在のスイングフィン14の移動
方向をラッチリレー31に記憶させておく。ラッチリレ
ー31は、印刷装置の電源が切断され給電を絶たれても
ON/OFFを記憶保持できるものである。これによ
り、再度、印刷装置の電源が投入された時に、マイクロ
コンピュータ部24がラッチリレー31の状態がON
か、OFFなのか認識して、次にスイングフィン14が
時計回り/反時計回りのどちらに移動すればよいか判断
できる。
明する。印刷装置が印刷動作中にある時、スイングフィ
ン14は用紙の折りミシン目に合わせて、交互に時計回
り/反時計回りへの移動をする。ここで、スイングフィ
ン14が時計回りに移動を始める時に、マイクロコンピ
ュータ部24より、例えば、ラッチリレー31をON側
にセットする信号を出力し、反対に反時計回りに移動を
始める時にはラッチリレー31をOFF側にセットする
信号を出力して、常に現在のスイングフィン14の移動
方向をラッチリレー31に記憶させておく。ラッチリレ
ー31は、印刷装置の電源が切断され給電を絶たれても
ON/OFFを記憶保持できるものである。これによ
り、再度、印刷装置の電源が投入された時に、マイクロ
コンピュータ部24がラッチリレー31の状態がON
か、OFFなのか認識して、次にスイングフィン14が
時計回り/反時計回りのどちらに移動すればよいか判断
できる。
【0016】次に、印刷装置の電源が投入された時、従
来技術と同様にスイングフィン14はホームポジション
にセットされる。ただし、この時のスイングフィン14
のホームポジションまでの移動量(モータの駆動パルス
数m)を駆動パルス数カウント部31により算出し、マ
イクロコンピュータ部24のRAMに記憶する。さら
に、スイングフィン14がホームポジションより左側に
あるのか、右側にあるのか認識するために、ホームポジ
ションにセットされる前の状態でのホトインタラプタ2
2のON/OFFの出力もRAMに記憶する。
来技術と同様にスイングフィン14はホームポジション
にセットされる。ただし、この時のスイングフィン14
のホームポジションまでの移動量(モータの駆動パルス
数m)を駆動パルス数カウント部31により算出し、マ
イクロコンピュータ部24のRAMに記憶する。さら
に、スイングフィン14がホームポジションより左側に
あるのか、右側にあるのか認識するために、ホームポジ
ションにセットされる前の状態でのホトインタラプタ2
2のON/OFFの出力もRAMに記憶する。
【0017】このRAMに記憶されたモータ駆動パルス
数mとホトインタラプタ22の出力データがマイクロコ
ンピュータ部24に送られて、ステッピングモータ17
が駆動し、スイングフィン14は、印刷装置の電源が投
入される前の位置に戻ることができ、そして、印刷装置
から印刷命令が入った時、マイクロコンピュータ部24
は、ラッチリレー31のON/OFF信号により、スイ
ングフィン14のこの位置からの移動方向(時計回り/
反時計回り)を決定する。また、この時、従来技術と同
様に折り返し点Bまでのモータ駆動パルス数:N−mが
演算され、用紙の送行が開始されたタイミングでマイク
ロコンピュータ部24からステッピングモータ制御部2
5へ、モータ駆動パルス数:N−mが送られ、モータが
回転駆動してスイングフィン14が折り返し点Bに移動
される。
数mとホトインタラプタ22の出力データがマイクロコ
ンピュータ部24に送られて、ステッピングモータ17
が駆動し、スイングフィン14は、印刷装置の電源が投
入される前の位置に戻ることができ、そして、印刷装置
から印刷命令が入った時、マイクロコンピュータ部24
は、ラッチリレー31のON/OFF信号により、スイ
ングフィン14のこの位置からの移動方向(時計回り/
反時計回り)を決定する。また、この時、従来技術と同
様に折り返し点Bまでのモータ駆動パルス数:N−mが
演算され、用紙の送行が開始されたタイミングでマイク
ロコンピュータ部24からステッピングモータ制御部2
5へ、モータ駆動パルス数:N−mが送られ、モータが
回転駆動してスイングフィン14が折り返し点Bに移動
される。
【0018】以上のように、印刷装置の電源が切断され
た時のスイングフィン14の状態を、次に印刷装置の電
源が投入された時に自動的に認識でき、かつ、その状態
にセットすることによりスイングフィン14をイニシャ
ルポジションにセットするオペレータの操作をなくすこ
とが可能となる。
た時のスイングフィン14の状態を、次に印刷装置の電
源が投入された時に自動的に認識でき、かつ、その状態
にセットすることによりスイングフィン14をイニシャ
ルポジションにセットするオペレータの操作をなくすこ
とが可能となる。
【0019】
【発明の効果】本発明によれば、印刷装置の電源を投入
する度にスイングフィンをイニシャルポジションにセッ
トするためのオペレータの操作をなくし、オペレータへ
の負担を軽減することができる。
する度にスイングフィンをイニシャルポジションにセッ
トするためのオペレータの操作をなくし、オペレータへ
の負担を軽減することができる。
【図1】 本発明となる用紙折りたたみ装置の制御部を
示す構成図である。
示す構成図である。
【図2】 レーザビームプリンタを示す模式図である。
【図3】 スイングフィンを示す斜視図である。
【図4】 従来技術によるスイングフィンの制御部を示
す構成図である。
す構成図である。
【図5】 スイングフィンのイニシャルポジションの説
明図である。
明図である。
【図6】 スイングフィンの動作の説明図である。
14はスイングフィン、15はパドル、16はスタッカ
テーブル、17はステッピングモータ、18はギヤヘッ
ド、19はタイミングベルト、20はプーリ、21はス
イングフィンシャフト、22はホトインタラプタ、23
はエンコーダプレート、24はマイクロコンピュータ
部、25はステッピングモータ制御部、26はドライバ
部、27は用紙長検出部、28は山スイッチ、29は谷
スイッチ、30は駆動パルス数カウント部、31はラッ
チリレーである。
テーブル、17はステッピングモータ、18はギヤヘッ
ド、19はタイミングベルト、20はプーリ、21はス
イングフィンシャフト、22はホトインタラプタ、23
はエンコーダプレート、24はマイクロコンピュータ
部、25はステッピングモータ制御部、26はドライバ
部、27は用紙長検出部、28は山スイッチ、29は谷
スイッチ、30は駆動パルス数カウント部、31はラッ
チリレーである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 相田 敏 茨城県ひたちなか市武田1060番地 日立工 機株式会社内
Claims (3)
- 【請求項1】 折りミシン目付連続紙を積層するテーブ
ルと、前記テーブル上に折りミシン目付連続紙を揺動動
作により折りたたむスイングフィンと、前記スイングフ
ィンを駆動する駆動手段と、前記駆動手段を制御する制
御手段と、折りミシン目付連続紙の折りたたみ長さを検
出する用紙長検出手段を備えた印刷装置の用紙折りたた
み装置において、 前記スイングフィンの揺動方向を記憶する不揮発性の揺
動方向記憶手段と、前記スイングフィンの位置を検出す
る位置検出手段と、印刷装置の電源が投入された時に前
記スイングフィンが基準位置まで移動する移動量を算出
する移動量算出手段を設けたことを特徴とする印刷装置
の用紙折りたたみ装置。 - 【請求項2】 前記揺動方向記憶手段は、ラッチリレー
であることを特徴とする請求項1記載の印刷装置の用紙
折りたたみ装置。 - 【請求項3】 前記移動量算出手段は、前記駆動手段の
駆動パルス数を算出する駆動パルス数カウンタであるこ
とを特徴とする請求項1記載の印刷装置の用紙折りたた
み装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32430594A JPH08175747A (ja) | 1994-12-27 | 1994-12-27 | 印刷装置の用紙折りたたみ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32430594A JPH08175747A (ja) | 1994-12-27 | 1994-12-27 | 印刷装置の用紙折りたたみ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08175747A true JPH08175747A (ja) | 1996-07-09 |
Family
ID=18164327
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32430594A Withdrawn JPH08175747A (ja) | 1994-12-27 | 1994-12-27 | 印刷装置の用紙折りたたみ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08175747A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2005123556A1 (ja) * | 2004-06-22 | 2005-12-29 | Toray Engineering Co., Ltd. | 折り畳み装置及び印刷システム |
JP2006008266A (ja) * | 2004-06-22 | 2006-01-12 | Toray Eng Co Ltd | 折り畳み装置及び印刷システム |
-
1994
- 1994-12-27 JP JP32430594A patent/JPH08175747A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2005123556A1 (ja) * | 2004-06-22 | 2005-12-29 | Toray Engineering Co., Ltd. | 折り畳み装置及び印刷システム |
JP2006008266A (ja) * | 2004-06-22 | 2006-01-12 | Toray Eng Co Ltd | 折り畳み装置及び印刷システム |
US7673864B2 (en) | 2004-06-22 | 2010-03-09 | Toray Engineering Co., Ltd. | Folding device and printing system |
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