JPH0817536B2 - 電池の充電装置 - Google Patents
電池の充電装置Info
- Publication number
- JPH0817536B2 JPH0817536B2 JP1170764A JP17076489A JPH0817536B2 JP H0817536 B2 JPH0817536 B2 JP H0817536B2 JP 1170764 A JP1170764 A JP 1170764A JP 17076489 A JP17076489 A JP 17076489A JP H0817536 B2 JPH0817536 B2 JP H0817536B2
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- charging current
- charging
- battery
- battery voltage
- charge
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Description
【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明はニッケルカドミウム電池等の電池を充電する
電池の充電装置に関するものである。
電池の充電装置に関するものである。
ニッケルカドミウム電池の充電装置において、交流電
源1の電圧が急激に変動すると、充電電源を構成する電
源トランス2の出力電圧も変動して充電電流が変動す
る。第2図に示すように充電時の電池電圧は、充電電流
により異なり、充電電流が大きくなれば電池電圧は高く
なり、充電電流が小さくなれば電池電圧は低くなる。電
池の満充電検出方法として、電池電圧の最大値から所定
量ΔV降下した時満充電と検出するいわゆる−ΔV方式
を用いると、電源事情が悪く交流電源の電圧変動が大き
い場合、電池電圧の変動がΔVの設定値を越え満充電以
前に満充電と誤検出して充電を停止してしまうという問
題があった。
源1の電圧が急激に変動すると、充電電源を構成する電
源トランス2の出力電圧も変動して充電電流が変動す
る。第2図に示すように充電時の電池電圧は、充電電流
により異なり、充電電流が大きくなれば電池電圧は高く
なり、充電電流が小さくなれば電池電圧は低くなる。電
池の満充電検出方法として、電池電圧の最大値から所定
量ΔV降下した時満充電と検出するいわゆる−ΔV方式
を用いると、電源事情が悪く交流電源の電圧変動が大き
い場合、電池電圧の変動がΔVの設定値を越え満充電以
前に満充電と誤検出して充電を停止してしまうという問
題があった。
本発明の目的は、上記した従来技術の欠点をなくし、
急激な電源変動によって満充電と誤検出するのを防止
し、満充電以前に充電を停止するのを防止することであ
る。
急激な電源変動によって満充電と誤検出するのを防止
し、満充電以前に充電を停止するのを防止することであ
る。
本発明は、急激な電源変動により充電電流が変動して
いる時は、−ΔV満充電検出動作を行わず、充電電流が
所定の範囲にある場合のみ−ΔV満充電検出動作を行う
ようにしたことを特徴とするものである。
いる時は、−ΔV満充電検出動作を行わず、充電電流が
所定の範囲にある場合のみ−ΔV満充電検出動作を行う
ようにしたことを特徴とするものである。
第1図は本発明の一実施例を示す回路図、第3図A〜
Cは本発明の一実施例を示すフローチャートである。図
において、1は交流電源、2は電源トランス、3、4、
7、8は整流ダイオード、5、6は本発明制御素子を構
成するSCRであって、後述する如く、充電電流を所定値
に制御する定電流制御及び充電の開始及び終了の制御を
行う。9は抵抗9a〜9c、演算増幅器9d、コンデンサ9eか
らなる充電電流検出手段、10はボルテージレギュレータ
10a、ダイオード10b、平滑コンデンサ10cからなる定電
流電源で、後述するマイコン11等の電源となる。11は演
算手段(CPU)11a、ROM11b、RAM11c、タイマ11d、外部
割り込み入力ポート11e、入力ポート11f、出力ポート11
g、A/Dコンバータ11hからなるマイコンである。12は抵
抗12aと12bからなる電池電圧検出手段で、電池組14の電
池電圧を分圧する。13はトランジスタ13a、抵抗13b、13
c、ダイオード13dからなるSCR点弧手段、14は充電され
る電池組で、複数の電池14a及び電池14aの温度が所定値
以上となった時にその接点を開くサーモスタット14bか
らなる。16はトランジスタ16a、抵抗16b〜16dからなる
電池接続検出手段である。17はトランジスタ17a、抵抗1
7b、17cからなる電源ゼロクロス検出手段で、電源電圧
が零電圧のときマイコン11の外部割り込み入力ポート11
eに割り込み信号を発生する。15は前記電源トランス
2、整流ダイオード3、4、7、8、SCR5、6、充電電
流検出手段9、定電圧電源10、マイコン11、電池電圧検
出手段12、SCR点弧手段13、電池接続検出手段16、電源
ゼロクロス検出手段17からなる充電装置である。
Cは本発明の一実施例を示すフローチャートである。図
において、1は交流電源、2は電源トランス、3、4、
7、8は整流ダイオード、5、6は本発明制御素子を構
成するSCRであって、後述する如く、充電電流を所定値
に制御する定電流制御及び充電の開始及び終了の制御を
行う。9は抵抗9a〜9c、演算増幅器9d、コンデンサ9eか
らなる充電電流検出手段、10はボルテージレギュレータ
10a、ダイオード10b、平滑コンデンサ10cからなる定電
流電源で、後述するマイコン11等の電源となる。11は演
算手段(CPU)11a、ROM11b、RAM11c、タイマ11d、外部
割り込み入力ポート11e、入力ポート11f、出力ポート11
g、A/Dコンバータ11hからなるマイコンである。12は抵
抗12aと12bからなる電池電圧検出手段で、電池組14の電
池電圧を分圧する。13はトランジスタ13a、抵抗13b、13
c、ダイオード13dからなるSCR点弧手段、14は充電され
る電池組で、複数の電池14a及び電池14aの温度が所定値
以上となった時にその接点を開くサーモスタット14bか
らなる。16はトランジスタ16a、抵抗16b〜16dからなる
電池接続検出手段である。17はトランジスタ17a、抵抗1
7b、17cからなる電源ゼロクロス検出手段で、電源電圧
が零電圧のときマイコン11の外部割り込み入力ポート11
eに割り込み信号を発生する。15は前記電源トランス
2、整流ダイオード3、4、7、8、SCR5、6、充電電
流検出手段9、定電圧電源10、マイコン11、電池電圧検
出手段12、SCR点弧手段13、電池接続検出手段16、電源
ゼロクロス検出手段17からなる充電装置である。
次に、第3図A〜Cのフローチャートをもとに動作の
説明をする。
説明をする。
充電装置15に電池組14が接続されると電池接続検出手
段16の信号によりマイコン11は電池組14の接続を判別
し、電源ゼロクロス検出手段17からの外部割り込みを許
可して充電を開始し、定電流充電制御(ステップ201〜2
05)及び−ΔV満充電検出動作(ステップ401〜405)を
行う。定電流充電制御は充電電流検出手段9及びA/Dコ
ンバータ11hを介して得られた充電電流データInewと予
めROM11bに書き込まれた充電電流設定データすなわち基
準充電電流値Icmdの差をもとにタイマセット時間(SCR
5、6の点弧時間)を演算し、電池組14への充電電流が
一定になるように制御する。すなわちInewとIcmdが等し
い時はタイマセット時間をそのままにしてSCR5、6の導
通角を変えない。またInewがIcmdより小さい時はタイマ
セット時間を減らしてSCR5、6の導通角を大きくする
(ステップ204)。逆にInewがIcmdより大きい時はタイ
マセット時間を増してSCR5、6の導通角を小さくし(ス
テップ205)、電池組14に流れる充電電流がIcmdになる
ように制御する。
段16の信号によりマイコン11は電池組14の接続を判別
し、電源ゼロクロス検出手段17からの外部割り込みを許
可して充電を開始し、定電流充電制御(ステップ201〜2
05)及び−ΔV満充電検出動作(ステップ401〜405)を
行う。定電流充電制御は充電電流検出手段9及びA/Dコ
ンバータ11hを介して得られた充電電流データInewと予
めROM11bに書き込まれた充電電流設定データすなわち基
準充電電流値Icmdの差をもとにタイマセット時間(SCR
5、6の点弧時間)を演算し、電池組14への充電電流が
一定になるように制御する。すなわちInewとIcmdが等し
い時はタイマセット時間をそのままにしてSCR5、6の導
通角を変えない。またInewがIcmdより小さい時はタイマ
セット時間を減らしてSCR5、6の導通角を大きくする
(ステップ204)。逆にInewがIcmdより大きい時はタイ
マセット時間を増してSCR5、6の導通角を小さくし(ス
テップ205)、電池組14に流れる充電電流がIcmdになる
ように制御する。
−ΔV満充電検出動作は、電池電圧検出手段12及びA/
Dコンバータ11hを介して得られた電池電圧データVnew
が、電池組14のピーク電圧データVpeakより大きい時はV
newを新しいVpeakとしてRAM11cに書き込む(ステップ40
3)。また、充電が進み電池電圧が降下してきて、Vnew
がVpeakより小さくなるとVnewとVpeakの差と予めROM11b
に書き込まれた−ΔVデータVdelを比較し(ステップ40
4)、Vpeak-VnewがVdelより大きい時は、満充電と判別
し充電を停止する(ステップ405)。
Dコンバータ11hを介して得られた電池電圧データVnew
が、電池組14のピーク電圧データVpeakより大きい時はV
newを新しいVpeakとしてRAM11cに書き込む(ステップ40
3)。また、充電が進み電池電圧が降下してきて、Vnew
がVpeakより小さくなるとVnewとVpeakの差と予めROM11b
に書き込まれた−ΔVデータVdelを比較し(ステップ40
4)、Vpeak-VnewがVdelより大きい時は、満充電と判別
し充電を停止する(ステップ405)。
電源変動により充電電流が変動している時は、電池電
圧も変動しているので、定電流充電制御の後、InewとIc
mdの差Ierrと予めROM11bに書き込まれた充電電流偏差デ
ータIdelを比較し(ステップ302)、IerrがIdelより大
きい場合、すなわち充電電流データと充電電流設定デー
タの差が大きい時は−ΔV満充電検出動作を行わないで
ステップ201に戻る。またIdelがIerrより大きい場合、
すなわち充電電流データと充電電流設定データの差が小
さい時は−ΔV満充電検出動作を行うようにステップ40
1に進む。
圧も変動しているので、定電流充電制御の後、InewとIc
mdの差Ierrと予めROM11bに書き込まれた充電電流偏差デ
ータIdelを比較し(ステップ302)、IerrがIdelより大
きい場合、すなわち充電電流データと充電電流設定デー
タの差が大きい時は−ΔV満充電検出動作を行わないで
ステップ201に戻る。またIdelがIerrより大きい場合、
すなわち充電電流データと充電電流設定データの差が小
さい時は−ΔV満充電検出動作を行うようにステップ40
1に進む。
マイコン11は、電源ゼロクロス検出手段17からの外部
割り込みで、充電電流のデータを充電電流検出手段9及
びA/Dコンバータ11hを介して入力し、RAM11cのInewデー
タエリアにストアし(ステップ501)、電池電圧のデー
タを電池電圧検出手段12及びA/Dコンバータ11hを介して
入力し、RAM11cのVnewデータエリアにストアし(ステッ
プ502)、タイマセット時間を設定する(ステップ50
3)。また、内部タイマ11dの割り込みでSCR5、6の点弧
制御を行う(ステップ601〜603)。
割り込みで、充電電流のデータを充電電流検出手段9及
びA/Dコンバータ11hを介して入力し、RAM11cのInewデー
タエリアにストアし(ステップ501)、電池電圧のデー
タを電池電圧検出手段12及びA/Dコンバータ11hを介して
入力し、RAM11cのVnewデータエリアにストアし(ステッ
プ502)、タイマセット時間を設定する(ステップ50
3)。また、内部タイマ11dの割り込みでSCR5、6の点弧
制御を行う(ステップ601〜603)。
本発明によれば、交流電源電圧の変動により充電電流
が変動して電池電圧が変動しても、満充電以前に充電が
停止することを防止できる。またそのための構成も、充
電電流を所定値にする定電流制御のために元々ある充電
電流検出手段の検出出力を流用して行うようにしたの
で、付加すべき部品もなく簡単になると共にマイコンの
ソフトを変更するだけでよく、付加価値の高い充電装置
を安価に提供できる等の作用効果を奏し得る。
が変動して電池電圧が変動しても、満充電以前に充電が
停止することを防止できる。またそのための構成も、充
電電流を所定値にする定電流制御のために元々ある充電
電流検出手段の検出出力を流用して行うようにしたの
で、付加すべき部品もなく簡単になると共にマイコンの
ソフトを変更するだけでよく、付加価値の高い充電装置
を安価に提供できる等の作用効果を奏し得る。
第1図は本発明の一実施例を示すブロック回路図、第2
図は充電電流と電池電圧の関係図、第3図A〜Cは本発
明の一実施例を示すフローチャートである。 図において、1は交流電源、3、4、7、8は整流ダイ
オード、5、6はSCR、9は充電電流検出手段、11はマ
イコン、12は電池電圧検出手段、14は電池組である。
図は充電電流と電池電圧の関係図、第3図A〜Cは本発
明の一実施例を示すフローチャートである。 図において、1は交流電源、3、4、7、8は整流ダイ
オード、5、6はSCR、9は充電電流検出手段、11はマ
イコン、12は電池電圧検出手段、14は電池組である。
Claims (1)
- 【請求項1】交流電源及び整流ダイオードからなる充電
電源と充電される電池との間に接続された制御素子と、
充電電流を検出する充電電流検出手段と、電池電圧を検
出する電池電圧検出手段と、充電電流検出手段によって
検出された充電電流値と基準充電電流値とを比較し、充
電電流が基準充電電流値となるように制御素子を制御す
る定電流制御手段と、前記電池電圧検出手段によって検
出された電池電圧が、検出された電池電圧の最大値から
所定量ΔVだけ降下した時満充電と検出し、前記制御素
子をオフにして充電を停止させる満充電検出手段とを備
え、定電流制御手段及び満充電検出手段をマイコンによ
り構成した電池の充電装置であって、 前記充電電流検出手段によって検出された充電電流が所
定範囲内にない時、前記満充電検出手段の検出動作を禁
止するようにしたことを特徴とする電池の充電装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1170764A JPH0817536B2 (ja) | 1989-06-30 | 1989-06-30 | 電池の充電装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1170764A JPH0817536B2 (ja) | 1989-06-30 | 1989-06-30 | 電池の充電装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0336936A JPH0336936A (ja) | 1991-02-18 |
JPH0817536B2 true JPH0817536B2 (ja) | 1996-02-21 |
Family
ID=15910945
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1170764A Expired - Fee Related JPH0817536B2 (ja) | 1989-06-30 | 1989-06-30 | 電池の充電装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0817536B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3073975B1 (ja) * | 1999-02-03 | 2000-08-07 | 本田技研工業株式会社 | ハイブリッド車両の制御装置 |
JP2007159292A (ja) * | 2005-12-06 | 2007-06-21 | Sony Corp | 充電装置 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6227000U (ja) * | 1985-07-31 | 1987-02-18 | ||
JPH01136534A (ja) * | 1987-11-19 | 1989-05-29 | Matsushita Electric Works Ltd | 充電回路 |
-
1989
- 1989-06-30 JP JP1170764A patent/JPH0817536B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0336936A (ja) | 1991-02-18 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |