JPH08175077A - 筆記具 - Google Patents
筆記具Info
- Publication number
- JPH08175077A JPH08175077A JP33723494A JP33723494A JPH08175077A JP H08175077 A JPH08175077 A JP H08175077A JP 33723494 A JP33723494 A JP 33723494A JP 33723494 A JP33723494 A JP 33723494A JP H08175077 A JPH08175077 A JP H08175077A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- label
- shaft
- flat portion
- writing instrument
- flat
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Mechanical Pencils And Projecting And Retracting Systems Therefor, And Multi-System Writing Instruments (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 軸３の後部に平坦部３Ｂを形成し、この平坦
部３Ｂに名前等を表示するラベル４を貼着する。更に平
坦部３Ｂの縁３Ｃがラベル４の厚さ以上隆起して構成す
る。 【効果】 携帯時にラベル４に物品が接触する心配がな
く、ラベル４が剥がれる恐れがない。
部３Ｂに名前等を表示するラベル４を貼着する。更に平
坦部３Ｂの縁３Ｃがラベル４の厚さ以上隆起して構成す
る。 【効果】 携帯時にラベル４に物品が接触する心配がな
く、ラベル４が剥がれる恐れがない。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、名前等を表示するラベ
ルを軸に貼着し、学童が使用することを目的とした筆記
具に関するものである。
ルを軸に貼着し、学童が使用することを目的とした筆記
具に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来の筆記具は、軸が断面円形に形成さ
れて平坦部がなく、ラベルを貼着する位置がなかった。
従って、学童が使用する鉛筆においては、軸の後部をナ
イフで削り、そこに名前を記入して表示を行っていた。
れて平坦部がなく、ラベルを貼着する位置がなかった。
従って、学童が使用する鉛筆においては、軸の後部をナ
イフで削り、そこに名前を記入して表示を行っていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかし、断面円形の軸
にラベルを貼着する場合には、ラベルが傾いたり、曲面
に沿ってラベルが彎曲されるために、ラベルに記載され
た表示が大変見にくく、その上、携帯時に衣服等の物品
に接触するとラベルがはがれる恐れがあった。また、軸
をナイフで削って名前を記入する場合には、大変手間が
かかるとともに、外嵌も損なわれるものであった。本発
明は、上記した課題を解消する筆記具を提供することを
目的とするものである。
にラベルを貼着する場合には、ラベルが傾いたり、曲面
に沿ってラベルが彎曲されるために、ラベルに記載され
た表示が大変見にくく、その上、携帯時に衣服等の物品
に接触するとラベルがはがれる恐れがあった。また、軸
をナイフで削って名前を記入する場合には、大変手間が
かかるとともに、外嵌も損なわれるものであった。本発
明は、上記した課題を解消する筆記具を提供することを
目的とするものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、軸の後部に平坦部を形成し、該平坦部に名
前等を表示するラベルを貼着し、更に平坦部の縁がラベ
ルの厚さ以上隆起したことを要旨とする。従って、携帯
時に平坦部の縁には物品が接触してもラベルに物品が接
触することはない。
に本発明は、軸の後部に平坦部を形成し、該平坦部に名
前等を表示するラベルを貼着し、更に平坦部の縁がラベ
ルの厚さ以上隆起したことを要旨とする。従って、携帯
時に平坦部の縁には物品が接触してもラベルに物品が接
触することはない。
【０００５】
【実施例】本発明の実施例を図１、図２および図３によ
り説明する。ノック部材１の筒部１Ａ内孔に長手方向に
伸びた突部１Ｂを等間隔に４個形成する。更に、ノック
部材１の筒部１Ａには長手方向に伸びた切溝１Ｃが並列
に形成されて撓み可能な弾性片１Ｄを形成し、該弾性片
１Ｄに隆起した係止部１Ｅを形成する。ノック部材１の
芯挿入口１Ｆの底部はすり鉢状に形成され、ノック部材
１の後部外面には凹条１Ｇが形成される。ポリプロピレ
ン等の合成樹脂製の蓋２の固定部２Ａ内面に等間隔に３
個突部２Ｂが形成され、かつ固定部２Ａの外面に円周方
向に伸びた凹部２Ｃが形成される。固定部２Ａには屈曲
可能な帯片２Ｄにより開閉部２Ｅが連結され、開閉部２
Ｅの内面に等間隔に３個突起２Ｆを形成する。開閉部２
Ｅの外周面には、前記帯片２Ｄと対向する位置に周方向
に突出した突出片２Ｇを形成する。該蓋２は固定部２Ａ
の突部２Ｂが前記ノック部材１の凹条１Ｇに嵌め込まれ
て固定され、前記ノック部材１の芯挿入口１Ｆが固定部
２Ａの内側に位置する。蓋２の開閉部２Ｅに形成された
突起２Ｆを固定部２Ａの凹部２Ｃに嵌合し、ノック部材
１に形成された前記芯挿入口１Ｆを閉鎖する。円筒形の
軸３の後部には外周方向に隆起した貼着部３Ａが長手方
向に伸びて形成され、該貼着部３Ａの表面には平坦部３
Ｂが形成される。平坦部３Ｂの縁３Ｃは後述するラベル
４の厚さ以上隆起して形成される。更に軸３の平坦部３
Ｂのほぼ中心部には開口窓３Ｄが形成されている。該開
口窓３Ｄに軸３の後端より挿入したノック部材１の係止
部１Ｅを嵌め込み、係止部１Ｅは開口窓３Ｄ内を長手方
向に適宜の距離摺動可能に構成する。ノック部材１は、
軸筒３の内段３Ｅとノック部材１の前端との間に張架さ
れたリターンスプリング５により長手方向後方に付勢さ
れる。更に軸３の平坦部３Ｂには、名前等を表示したラ
ベル４が貼着され、軸３の開口窓３Ｄを覆い隠してい
る。平坦部３Ｂの縁３Ｃがラベル４の厚さ以上隆起して
いるので、平坦部３Ｂに貼着されたラベル４は、縁３Ｃ
より突出することはない。芯繰出用の機構部は、チャッ
ク６とパイプ状の芯タンク７をコネクター８を介して連
結し、チャック６の頭部６Ａに締リング９を外嵌する。
この締リング９を受け止める連結具１０と前記コネクタ
ー８との間にスプリング１１を張架し構成する。この機
構部の芯タンク７およびコネクター８が軸３の前部孔３
Ｆを挿通し、軸３内に内蔵される。しかも芯タンク７の
後部は前記ノック部材１の筒部１Ａ内孔に挿入され、筒
部１Ａ内孔に形成された突部１Ｂにより芯タンク７の横
振れが規制される。軸３の前端と軸３の前部に螺合され
た口金１２の内段により前記連結具１０を挾持し、機構
部を取り付ける。口金１２内には芯１３を適宜の力で保
持するゴム等の弾性体で構成された芯ホルダー１４が内
蔵されている。
り説明する。ノック部材１の筒部１Ａ内孔に長手方向に
伸びた突部１Ｂを等間隔に４個形成する。更に、ノック
部材１の筒部１Ａには長手方向に伸びた切溝１Ｃが並列
に形成されて撓み可能な弾性片１Ｄを形成し、該弾性片
１Ｄに隆起した係止部１Ｅを形成する。ノック部材１の
芯挿入口１Ｆの底部はすり鉢状に形成され、ノック部材
１の後部外面には凹条１Ｇが形成される。ポリプロピレ
ン等の合成樹脂製の蓋２の固定部２Ａ内面に等間隔に３
個突部２Ｂが形成され、かつ固定部２Ａの外面に円周方
向に伸びた凹部２Ｃが形成される。固定部２Ａには屈曲
可能な帯片２Ｄにより開閉部２Ｅが連結され、開閉部２
Ｅの内面に等間隔に３個突起２Ｆを形成する。開閉部２
Ｅの外周面には、前記帯片２Ｄと対向する位置に周方向
に突出した突出片２Ｇを形成する。該蓋２は固定部２Ａ
の突部２Ｂが前記ノック部材１の凹条１Ｇに嵌め込まれ
て固定され、前記ノック部材１の芯挿入口１Ｆが固定部
２Ａの内側に位置する。蓋２の開閉部２Ｅに形成された
突起２Ｆを固定部２Ａの凹部２Ｃに嵌合し、ノック部材
１に形成された前記芯挿入口１Ｆを閉鎖する。円筒形の
軸３の後部には外周方向に隆起した貼着部３Ａが長手方
向に伸びて形成され、該貼着部３Ａの表面には平坦部３
Ｂが形成される。平坦部３Ｂの縁３Ｃは後述するラベル
４の厚さ以上隆起して形成される。更に軸３の平坦部３
Ｂのほぼ中心部には開口窓３Ｄが形成されている。該開
口窓３Ｄに軸３の後端より挿入したノック部材１の係止
部１Ｅを嵌め込み、係止部１Ｅは開口窓３Ｄ内を長手方
向に適宜の距離摺動可能に構成する。ノック部材１は、
軸筒３の内段３Ｅとノック部材１の前端との間に張架さ
れたリターンスプリング５により長手方向後方に付勢さ
れる。更に軸３の平坦部３Ｂには、名前等を表示したラ
ベル４が貼着され、軸３の開口窓３Ｄを覆い隠してい
る。平坦部３Ｂの縁３Ｃがラベル４の厚さ以上隆起して
いるので、平坦部３Ｂに貼着されたラベル４は、縁３Ｃ
より突出することはない。芯繰出用の機構部は、チャッ
ク６とパイプ状の芯タンク７をコネクター８を介して連
結し、チャック６の頭部６Ａに締リング９を外嵌する。
この締リング９を受け止める連結具１０と前記コネクタ
ー８との間にスプリング１１を張架し構成する。この機
構部の芯タンク７およびコネクター８が軸３の前部孔３
Ｆを挿通し、軸３内に内蔵される。しかも芯タンク７の
後部は前記ノック部材１の筒部１Ａ内孔に挿入され、筒
部１Ａ内孔に形成された突部１Ｂにより芯タンク７の横
振れが規制される。軸３の前端と軸３の前部に螺合され
た口金１２の内段により前記連結具１０を挾持し、機構
部を取り付ける。口金１２内には芯１３を適宜の力で保
持するゴム等の弾性体で構成された芯ホルダー１４が内
蔵されている。
【０００６】この実施例の場合には、軸３の隆起した貼
着部３Ａの平坦部３Ｂにラベル４が貼着されるので、ラ
ベル４を貼着する作業が容易になるとともに、ラベル４
の表示が大変見やすくなるものである。
着部３Ａの平坦部３Ｂにラベル４が貼着されるので、ラ
ベル４を貼着する作業が容易になるとともに、ラベル４
の表示が大変見やすくなるものである。
【０００７】その上、ノック部材１の係止部１Ｅを係止
する軸３の開口窓３Ｄがラベル４により覆い隠されるの
で、見栄えも良くなるものである。
する軸３の開口窓３Ｄがラベル４により覆い隠されるの
で、見栄えも良くなるものである。
【０００８】尚、上記実施例はノック式シャープペンシ
ルにおいて本発明を説明したが、本発明はノック式シャ
ープペンシルに限らずボールペン、サインペン等種々の
筆記具に利用できるものである。
ルにおいて本発明を説明したが、本発明はノック式シャ
ープペンシルに限らずボールペン、サインペン等種々の
筆記具に利用できるものである。
【０００９】
【発明の効果】以上説明した本発明の筆記具は、軸の後
部に形成した平坦部にラベルを貼着し、更に平坦部の縁
がラベルの厚さ以上隆起したことを特徴とする。従っ
て、携帯時に平坦部の縁には物品が接触してもラベルに
物品が接触する心配はなく、ラベルが剥がれる恐れは全
くない。
部に形成した平坦部にラベルを貼着し、更に平坦部の縁
がラベルの厚さ以上隆起したことを特徴とする。従っ
て、携帯時に平坦部の縁には物品が接触してもラベルに
物品が接触する心配はなく、ラベルが剥がれる恐れは全
くない。
【図１】本発明の筆記具を示す平面図である。
【図２】本発明の筆記具を示す断面図である。
【図３】図２のＡ−Ａ線を示す断面図である。
１ ノック部材 １Ｄ ノック部材１の弾性片 １Ｅ ノック部材１の係止部 ２ 蓋 ３ 軸 ３Ａ 軸３の貼着部 ３Ｂ 軸３の平坦部 ３Ｃ 軸３の縁 ３Ｄ 軸３の開口窓 ４ ラベル ６ チャック ７ 芯タンク １３ 芯
Claims (3)
- 【請求項１】 軸の後部に平坦部を形成し、該平坦部に
名前等を表示するラベルを貼着し、更に平坦部の縁がラ
ベルの厚さ以上隆起したことを特徴とする筆記具。 - 【請求項２】 軸の後部に外周部より隆起した貼着部を
形成し、該貼着部に平坦部を形成したことを特徴とする
請求項１記載の筆記具。 - 【請求項３】 ノック部材を押圧することにより芯タン
クの前部に設けられたチャックを前進させて芯を繰り出
す筆記具において、後部に平坦部を形成し、該平坦部に
開口窓を形成した軸と、筒部に弾性片を形成し、該弾性
片に隆起した係止部を形成したノック部材と、ノック部
材の後部に設けられた蓋とからなり、ノック部材の係止
部を前記軸の開口窓に適宜の距離摺動可能に係止し、前
記平坦部に名前等を表示するラベルを貼着したことを特
徴とする請求項１または請求項２記載の筆記具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33723494A JPH08175077A (ja) | 1994-12-26 | 1994-12-26 | 筆記具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33723494A JPH08175077A (ja) | 1994-12-26 | 1994-12-26 | 筆記具 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08175077A true JPH08175077A (ja) | 1996-07-09 |
Family
ID=18306715
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP33723494A Pending JPH08175077A (ja) | 1994-12-26 | 1994-12-26 | 筆記具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08175077A (ja) |
-
1994
- 1994-12-26 JP JP33723494A patent/JPH08175077A/ja active Pending
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