JPH08174408A - 平面研磨装置 - Google Patents

平面研磨装置

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JPH08174408A
JPH08174408A JP33629294A JP33629294A JPH08174408A JP H08174408 A JPH08174408 A JP H08174408A JP 33629294 A JP33629294 A JP 33629294A JP 33629294 A JP33629294 A JP 33629294A JP H08174408 A JPH08174408 A JP H08174408A
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JP
Japan
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internal gear
carrier
vibration
sun gear
gear
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP33629294A
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English (en)
Inventor
Isao Nagahashi
橋 勲 長
Shiyunji Hakomori
守 駿 二 箱
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SpeedFam Co Ltd
Original Assignee
SpeedFam Co Ltd
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Publication date
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  • Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 太陽歯車及び内歯歯車の振動を防止してキャ
リヤがうねりによるダメージを受けないようにする。 【構成】 平面研磨装置における太陽歯車4及び内歯歯
車5を流体軸受10a及び10bにより回転自在に支持
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ラッピング装置、ポリ
ッシング装置、ホーニング装置等のような平面研磨装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ラッピング装置やポリッシング装置、ホ
ーニング装置等の平面研磨装置は、一般に、研磨すべき
ワークを保持させたキャリヤを太陽歯車及び内歯歯車に
噛合させ、これら両歯車を駆動回転させてキャリヤを遊
星運動させながら、ワークを回転する上下の定盤により
両側から挟んで研磨加工するように構成されている。と
ころが、従来の平面研磨装置は、太陽歯車及び内歯歯車
が転がり軸受により支持されていたため、軸受部材の摩
耗によりがたつきを生じ易く、これが加工中の太陽歯車
及び内歯歯車に上下動や横揺れ等の振動を発生させ、そ
の振動がキャリヤにうねりなどを生じさせて、該キャリ
ヤに変形や破損等の大きなダメージを与えると共に、研
磨精度も低下させる大きな原因となっていた。特に太陽
歯車及び内歯歯車に上下方向の振動が発生した場合に
は、これらの歯車との噛合位置においてキャリヤの外周
部に浮上方向の負荷が作用し、該キャリヤ外周が上方に
反った状態のまま研磨が行われるため、キャリヤがその
ような形状に変形してしまい、ついには割れ等を生じる
ことになる。半導体ウエハの研磨においては、数分の1
ミリというような極薄のキャリヤも使用されているた
め、上記太陽歯車及び内歯歯車の振動がキャリヤに及ぼ
す影響は非常に大きい。従って、キャリヤの保護と研磨
精度の向上とを図るためには、上述した太陽歯車及び内
歯歯車の振動を防止することが望ましいが、加工時の振
動は小径の太陽歯車よりも大径の内歯歯車の方に発生し
易く、その振動幅も内歯歯車の方が大きく、しかも、研
磨装置が大型化して内歯歯車の径が大きくなる程その傾
向が顕著であるため、少なくとも内歯歯車の振動を防止
することがキャリヤの保護と研磨精度の向上とを図る上
で有効である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、加工
中の内歯歯車の振動を防止して、キャリヤがうねりを生
じないようにすることにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明の平面研磨装置は、ワークを保持するキャリ
ヤ、該キャリヤを遊星運動させる回転自在の太陽歯車及
び内歯歯車、上記キャリヤに保持されたワークを両側か
ら挟んで研磨する回転自在の上下の定盤、上記両歯車及
び上下の定盤を駆動回転させる駆動軸を備えてなり、上
記太陽歯車及び内歯歯車のうち少なくとも内歯歯車が流
体軸受により回転自在に支持されていることを特徴とす
るものである。
【0005】
【作用】振動が発生し易く且つ振動幅の大きい内歯歯車
が流体軸受により支持されているから、加工時に該内歯
歯車の振動が発生せず、従って、キャリヤのうねりが生
じないから、その破損や研磨精度の低下が防止される。
【0006】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照しなが
ら詳細に説明するに、図1に示す研磨装置は、機体Aに
取り付けられたシリンダ7のロッド7aに吊設されて該
ロッド7aの伸縮により昇降自在の上定盤1、該上定盤
1に対向する下定盤2、複数のキャリヤ3、これらのキ
ャリヤ3と噛合して該キャリヤ3を遊星運動させる太陽
歯車4及び内歯歯車5を備え、各キャリヤ3に保持させ
たワーク6を回転する上下の定盤1,2により両側から
挟んで研磨加工するものである。
【0007】上記両定盤1,2及び両歯車4,5は、同
心状に位置する駆動軸1a,2a,4a,5aを介して
図示しない駆動源に接続され、所定の回転方向に所定の
回転数で駆動されるようになっている。これらの駆動軸
のうち下定盤駆動軸2aと太陽歯車駆動軸4a及び内歯
歯車駆動軸5aは、それぞれ下定盤2と太陽歯車4及び
内歯歯車5に常時連結された状態にあるが、中心に位置
する上定盤駆動軸1aは、その上端に伏せたキャップ形
をなすドライバ8を有し、上定盤1が図1の位置に下降
したときに、該上定盤1側に設けたフック9がドライバ
8の外面の溝8aに嵌入することにより該ドライバ8を
介して上定盤1と係合し、上定盤1が上昇したときは該
上定盤1から離れるようになっている。
【0008】上記上定盤1及び下定盤2は、転がり軸受
等の図示しない適宜の軸受手段により回転自在に支持さ
れ、一方、太陽歯車4及び内歯歯車5は、流体軸受10
a及び10bにより回転自在に支持されている。即ち、
太陽歯車4及び内歯歯車5の下面には、円筒状の回転筒
部13a及び13bがそれぞれ一体に形成され、これに
対して機体A側には、上記回転筒部13a及び13bに
対応する位置に円筒状の固定軸15a及び15bがそれ
ぞれ形成され、該固定軸15a及び15bの上端に潤滑
油17が充填された環状溝16a及び16bが設けられ
ており、該環状溝16a及び16b内に上記回転筒部1
3a及び13bが嵌合している。また、上記太陽歯車4
及び内歯歯車5は、上記太陽歯車駆動軸4a及び内歯歯
車駆動軸に対し、キー17とキー溝18とによって各駆
動軸の軸線方向に若干の自由度をもって連結されてい
る。
【0009】上記構成を有する平面研磨装置は、各駆動
軸1a,2a,4a,5aにより、太陽歯車4及び内歯
歯車5を所要の方向及び速度で回転させてキャリヤ3を
遊星運動させると共に、上下の定盤1,2を回転させな
がら、各キャリヤ3に保持させたワークをこれら上下の
定盤1,2により両側から挟んで研磨加工するものであ
る。
【0010】このとき、太陽歯車4及び内歯歯車5を支
持する流体軸受10a及び10bにおいては、回転筒部
13a及び13bが潤滑油による油圧の作用によって環
状溝16a及び16bの溝底との間に一定の間隙を保っ
た状態に支持されて回転するため、これらの太陽歯車4
及び内歯歯車5には振動が発生せず、両歯車は非常に安
定した状態で回転する。このため、これらの歯車4,5
と噛合するキャリヤ3にうねりが生じることがなく、う
ねりが生じないから、うねりによるキャリヤ3の変形や
破損等が発生せず、研磨精度も向上する。上記回転筒部
13a及び13bが回転時に油圧の作用力によって若干
浮上する場合でも、太陽歯車4及び内歯歯車5が駆動軸
4a,4bに対して軸線方向に若干の自由度を持ってい
るため、その浮上は円滑である。
【0011】上記実施例では、太陽歯車4と内歯歯車5
の両方を流体軸受10a及び10bにより支持させてい
るが、太陽歯車4に比べて大径で重量が大きい故に振動
し易く且つその振動幅も大きい内歯歯車5だけを流体軸
受で支持させても良い。あるいは、内歯歯車5と下定盤
2を流体軸受で支持させることも、太陽歯車4と内歯歯
車5と下定盤2とを流体軸受により支持させることもで
きる。
【0012】
【発明の効果】このように本発明によれば、大径で振動
し易く且つその振動幅も大きい内歯歯車を流体軸受で支
持させることにより、加工中の該内歯歯車の振動を防止
して振動によるキャリヤのうねりを防ぐことができ、こ
れにより、該キャリヤの破損をなくすと共に、研磨精度
の低下を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る平面研磨装置の一実施例を示す平
面図である。
【符号の説明】
1 上定盤 2 下定盤 3 キャリヤ 4 太陽歯車 5 内歯歯車 6 ワーク 1a,2a,3a,4a 駆動軸 10a,10b 流体軸受

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ワークを保持するキャリヤ、該キャリヤを
    遊星運動させる回転自在の太陽歯車及び内歯歯車、上記
    キャリヤに保持されたワークを両側から挟んで研磨する
    回転自在の上下の定盤、上記両歯車及び上下の定盤を駆
    動回転させる駆動軸を備えてなり、上記太陽歯車及び内
    歯歯車のうち少なくとも内歯歯車が流体軸受により回転
    自在に支持されていることを特徴とする平面研磨装置。
JP33629294A 1994-12-22 1994-12-22 平面研磨装置 Withdrawn JPH08174408A (ja)

Priority Applications (1)

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JP33629294A JPH08174408A (ja) 1994-12-22 1994-12-22 平面研磨装置

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JP33629294A JPH08174408A (ja) 1994-12-22 1994-12-22 平面研磨装置

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JPH08174408A true JPH08174408A (ja) 1996-07-09

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ID=18297599

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JP33629294A Withdrawn JPH08174408A (ja) 1994-12-22 1994-12-22 平面研磨装置

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103831712A (zh) * 2014-03-07 2014-06-04 宇环数控机床股份有限公司 一种用于双面精密磨削、研磨组合机床的下盘装置
CN109848837A (zh) * 2019-03-26 2019-06-07 平庆义 一种机械加工研磨设备
CN110103134A (zh) * 2019-05-14 2019-08-09 应达利电子股份有限公司 晶片加工方法

Cited By (4)

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CN103831712B (zh) * 2014-03-07 2016-02-10 宇环数控机床股份有限公司 一种用于双面精密磨削、研磨组合机床的下盘装置
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Effective date: 20020305