JPH08174356A - 部品組立装置 - Google Patents
部品組立装置Info
- Publication number
- JPH08174356A JPH08174356A JP6326777A JP32677794A JPH08174356A JP H08174356 A JPH08174356 A JP H08174356A JP 6326777 A JP6326777 A JP 6326777A JP 32677794 A JP32677794 A JP 32677794A JP H08174356 A JPH08174356 A JP H08174356A
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- Japan
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- work
- robot
- robots
- assembling apparatus
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 組立工数の多い部品であっても、少ないスペ
ースでしかも効率的に生産できるようにする。 【構成】 複数の作業ステージ5A,5B,5Cにおい
て作業可能なロボット20A〜20Eと、これらのロボ
ットに協調して動作することができる無人搬送車15A
〜15Cとで構成され、これらの無人搬送車は、ロボッ
トの作業中に、ワークを前後左右上下に動かすことでロ
ボットの一軸を担わせ、固定配置されているロボットの
作業範囲を疑似的に広げ、生産ラインの縮小化と作業効
率の向上を図る。
ースでしかも効率的に生産できるようにする。 【構成】 複数の作業ステージ5A,5B,5Cにおい
て作業可能なロボット20A〜20Eと、これらのロボ
ットに協調して動作することができる無人搬送車15A
〜15Cとで構成され、これらの無人搬送車は、ロボッ
トの作業中に、ワークを前後左右上下に動かすことでロ
ボットの一軸を担わせ、固定配置されているロボットの
作業範囲を疑似的に広げ、生産ラインの縮小化と作業効
率の向上を図る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、たとえばインストルメ
ントパネルのように加工および組立工数の多い自動車部
品を効率的に生産することが可能な部品組立装置に関す
る。
ントパネルのように加工および組立工数の多い自動車部
品を効率的に生産することが可能な部品組立装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】周知のように、自動車は非常に多くの部
品から構成されている。この自動車部品の中でも、イン
ストルメントパネルは組立工数や加工工数が多い部品で
ある。
品から構成されている。この自動車部品の中でも、イン
ストルメントパネルは組立工数や加工工数が多い部品で
ある。
【0003】このようなインストルメントパネルを従来
の生産ラインを用いて製造しようとすると、一例として
図5に示すような生産ラインを構成する必要がある。
の生産ラインを用いて製造しようとすると、一例として
図5に示すような生産ラインを構成する必要がある。
【0004】このライン構成は、要求される作業内容に
応じて技術者によって適宜デザインされるものである
が、従来は基本的には1台のロボットで1種類の作業を
行うようにしてあることから、インストルメントパネル
のように作業工数の多い部品の組立には、非常に多くの
作業ステージを必要とする。
応じて技術者によって適宜デザインされるものである
が、従来は基本的には1台のロボットで1種類の作業を
行うようにしてあることから、インストルメントパネル
のように作業工数の多い部品の組立には、非常に多くの
作業ステージを必要とする。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来行われているデザインに基づいて生産ラインを
構成した場合には、1つの作業ステージで基本的に1種
類の作業を行うようになっていることから、製造する部
品の作業工数に応じた作業ステージを用意する必要があ
り、インストルメントパメルのような部品の製造ライン
は、図5のように非常に多くのロボットや生産機械を必
要とし、その生産ラインの所用スペースも非常に広いス
ペースが必要とされる。
うな従来行われているデザインに基づいて生産ラインを
構成した場合には、1つの作業ステージで基本的に1種
類の作業を行うようになっていることから、製造する部
品の作業工数に応じた作業ステージを用意する必要があ
り、インストルメントパメルのような部品の製造ライン
は、図5のように非常に多くのロボットや生産機械を必
要とし、その生産ラインの所用スペースも非常に広いス
ペースが必要とされる。
【0006】したがって、生産ラインを構成するために
多額の資金が必要となり、また、多くの種類の生産機械
を必要とすることからその保守など多くの間接費もかか
るという問題がある。
多額の資金が必要となり、また、多くの種類の生産機械
を必要とすることからその保守など多くの間接費もかか
るという問題がある。
【0007】本発明は、このような従来の問題点を解消
するためになされたものであり、組立工数の多い部品で
あっても、ロボットおよび無人搬送車によって構成され
るステージで効率的に生産することができ、生産ライン
の省スペース化と生産効率の向上を図ることができる部
品組立装置の提供を目的とするものである。
するためになされたものであり、組立工数の多い部品で
あっても、ロボットおよび無人搬送車によって構成され
るステージで効率的に生産することができ、生産ライン
の省スペース化と生産効率の向上を図ることができる部
品組立装置の提供を目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明は、ワークを各作業ステージに搬送する搬送台
車と、当該搬送台車に載置されているワークに対して所
定の作業を行うロボットと、前記搬送台車と当該ロボッ
トの動作を協調制御する制御手段とを有することを特徴
とする。
の本発明は、ワークを各作業ステージに搬送する搬送台
車と、当該搬送台車に載置されているワークに対して所
定の作業を行うロボットと、前記搬送台車と当該ロボッ
トの動作を協調制御する制御手段とを有することを特徴
とする。
【0009】この搬送台車は、予め定められた軌道上を
走行するのみならず、ワークを上下あるいは左右にスラ
イドさせる機構を有することを特徴とする。
走行するのみならず、ワークを上下あるいは左右にスラ
イドさせる機構を有することを特徴とする。
【0010】また、ロボットは、必要に応じて2つの作
業ステージの作業を行うことを特徴とする。
業ステージの作業を行うことを特徴とする。
【0011】これらのロボットは、作業内容に応じて作
業ツールを取り替えることができ、さらに柔らかいワー
クに対しても作業を行うことができる力覚センサを備え
たロボットであることを特徴とする。
業ツールを取り替えることができ、さらに柔らかいワー
クに対しても作業を行うことができる力覚センサを備え
たロボットであることを特徴とする。
【0012】前記制御手段は、前記ロボットがワークに
対して作業を行っているときに、前記搬送台車が前記ロ
ボットの作業の補助となるように、前記搬送台車に、必
要に応じてワークを前後左右上下に移動させる命令を出
力することを特徴とする。
対して作業を行っているときに、前記搬送台車が前記ロ
ボットの作業の補助となるように、前記搬送台車に、必
要に応じてワークを前後左右上下に移動させる命令を出
力することを特徴とする。
【0013】
【作用】このように構成した本発明の部品組立装置は、
各請求項毎に次のように作用することになる。
各請求項毎に次のように作用することになる。
【0014】搬送台車に載置されたワークは所定のステ
ージまで搬送され、ロボットによって所定の作業が行わ
れる。制御手段は、ロボットを所定のプログラムにした
がって動作させ、搬送台車をこのロボットの動作に協調
させて動作させる。
ージまで搬送され、ロボットによって所定の作業が行わ
れる。制御手段は、ロボットを所定のプログラムにした
がって動作させ、搬送台車をこのロボットの動作に協調
させて動作させる。
【0015】つまり、搬送台車はロボットの片腕を担う
ように動作が制御され、ワークに対する作業はロボット
と搬送台車双方が動きながら行われることになる。
ように動作が制御され、ワークに対する作業はロボット
と搬送台車双方が動きながら行われることになる。
【0016】この搬送台車は、予め定められた軌道上を
走行するのみならず、ワークを上下あるいは左右にスラ
イドさせる機構を有するので、ロボットの動作に協調さ
せながら作業を効率的に行わせることができるようにな
る。
走行するのみならず、ワークを上下あるいは左右にスラ
イドさせる機構を有するので、ロボットの動作に協調さ
せながら作業を効率的に行わせることができるようにな
る。
【0017】そして、このロボットは、必要に応じて2
つの作業ステージに対して作業を行うことができるの
で、作業効率の向上とロボット稼働率の向上を図ること
ができる。
つの作業ステージに対して作業を行うことができるの
で、作業効率の向上とロボット稼働率の向上を図ること
ができる。
【0018】また、このロボットは、作業内容に応じて
作業ツールを取り替えることができ、さらに柔らかいワ
ークに対しても作業を行うことができる力覚センサを備
えた両腕ロボットおよび多軸型ロボットによって構成さ
れているので、大きな部品や重い部品でも取り扱うこと
ができ、また、ワークの硬さなどに拘らず柔軟な作業を
行わせることができる。
作業ツールを取り替えることができ、さらに柔らかいワ
ークに対しても作業を行うことができる力覚センサを備
えた両腕ロボットおよび多軸型ロボットによって構成さ
れているので、大きな部品や重い部品でも取り扱うこと
ができ、また、ワークの硬さなどに拘らず柔軟な作業を
行わせることができる。
【0019】さらに、制御手段は、前記ロボットがワー
クに対して作業を行っているときに、前記搬送台車がロ
ボットの作業の補助となるように、前記搬送台車に、必
要に応じてワークを前後左右上下に移動させる命令を出
力するので、ロボットと搬送台車が共同して1つの作業
を行うことができ、効率的な作業が可能となる。
クに対して作業を行っているときに、前記搬送台車がロ
ボットの作業の補助となるように、前記搬送台車に、必
要に応じてワークを前後左右上下に移動させる命令を出
力するので、ロボットと搬送台車が共同して1つの作業
を行うことができ、効率的な作業が可能となる。
【0020】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図1は、本発明にかかる部品組立装置の概略構
成図である。
明する。図1は、本発明にかかる部品組立装置の概略構
成図である。
【0021】図示されているように、この部品組立装置
は、3か所の作業ステージ5A,5B,5Cと、これら
の作業ステージにワークを搬入する協調型の無人搬送車
(以下、単にAGVという)15A,15B,15C
と、さらに、これらの作業ステージに搬入されたワーク
に対して加工,組立などの作業を行うロボット20A〜
20Bによって構成されている。
は、3か所の作業ステージ5A,5B,5Cと、これら
の作業ステージにワークを搬入する協調型の無人搬送車
(以下、単にAGVという)15A,15B,15C
と、さらに、これらの作業ステージに搬入されたワーク
に対して加工,組立などの作業を行うロボット20A〜
20Bによって構成されている。
【0022】本発明にかかる部品組立装置では、1つの
作業領域に1台のAGVを割り当て、各ロボットは複数
の作業ステージの仕事をこなせるように配置している。
作業領域に1台のAGVを割り当て、各ロボットは複数
の作業ステージの仕事をこなせるように配置している。
【0023】AGV15A〜15Cは、載置しているワ
ークをロボットの作業の進行に合わせて前後左右上下方
向に移動させる機能を有しているものである。たとえ
ば、作業ステージ5Aにワークを搬送するAGV15A
はフロントドアをワークとして載置しているが、このフ
ロントドアに対して作業を行うロボット20A,20
B,20Dの動きに協調させてAGV15Aを前進させ
たり後退させたり、さらにはフロントドアを進行方向左
右に移動あるいは上下に移動させたりする。このような
機能を持たせることによって、各ロボットの作業範囲を
疑似的に広げたり、共同作業を行う複数のロボットの作
業効率を向上することができる。
ークをロボットの作業の進行に合わせて前後左右上下方
向に移動させる機能を有しているものである。たとえ
ば、作業ステージ5Aにワークを搬送するAGV15A
はフロントドアをワークとして載置しているが、このフ
ロントドアに対して作業を行うロボット20A,20
B,20Dの動きに協調させてAGV15Aを前進させ
たり後退させたり、さらにはフロントドアを進行方向左
右に移動あるいは上下に移動させたりする。このような
機能を持たせることによって、各ロボットの作業範囲を
疑似的に広げたり、共同作業を行う複数のロボットの作
業効率を向上することができる。
【0024】図1に示した実施例では、ロボット20
B,20C,20Dは作業ツールを作業内容に応じて交
換する機能を有している。このため、これらのロボット
の近傍には必要な作業ツールを載置するツールスタンド
が設けられている。ロボット20A,20Eは、部品台
に載置されている部品をAGVに載置されているワーク
に取り付けるなどの作業を行うものである。
B,20C,20Dは作業ツールを作業内容に応じて交
換する機能を有している。このため、これらのロボット
の近傍には必要な作業ツールを載置するツールスタンド
が設けられている。ロボット20A,20Eは、部品台
に載置されている部品をAGVに載置されているワーク
に取り付けるなどの作業を行うものである。
【0025】尚、これらのロボットはAGVと協調して
作業を行うロボットであり、たとえば、長尺のワークを
取り扱うことが可能な両腕ロボットや通常用いられる多
軸型のロボットなど、異なる種類のロボットがその作業
ステージで扱う仕事の種類に応じて配置される。
作業を行うロボットであり、たとえば、長尺のワークを
取り扱うことが可能な両腕ロボットや通常用いられる多
軸型のロボットなど、異なる種類のロボットがその作業
ステージで扱う仕事の種類に応じて配置される。
【0026】また、これらのロボットは、1つの作業ス
テージでの作業を受け持つのではなく、複数のステージ
の作業を行うことができるようにしてある。たとえば、
ロボット20Bは、作業ステージ5Aと5Bに対して作
業を行うことができ、ロボット20Dは、作業ステージ
15A〜15Cの3カ所のステージについて作業を行う
ことができるようになっている。
テージでの作業を受け持つのではなく、複数のステージ
の作業を行うことができるようにしてある。たとえば、
ロボット20Bは、作業ステージ5Aと5Bに対して作
業を行うことができ、ロボット20Dは、作業ステージ
15A〜15Cの3カ所のステージについて作業を行う
ことができるようになっている。
【0027】このように構成された部品組立装置は図2
に示すような制御系によって制御される。
に示すような制御系によって制御される。
【0028】この図において、生産計画管理用コンピュ
ータ25は、各販売店からの受注状況に基づいて生産計
画を作成するコンピュータである。統合コントローラ3
0は、ロボット20A〜20Eの動作を個別に制御する
とともにAGV15A〜15Cの動作を制御するコンピ
ュータである。部品搬送装置28は、各作業ステージに
部品を搬送するAGV以外の搬送装置である。
ータ25は、各販売店からの受注状況に基づいて生産計
画を作成するコンピュータである。統合コントローラ3
0は、ロボット20A〜20Eの動作を個別に制御する
とともにAGV15A〜15Cの動作を制御するコンピ
ュータである。部品搬送装置28は、各作業ステージに
部品を搬送するAGV以外の搬送装置である。
【0029】以上のように構成されている本発明にかか
る部品搬送装置は、図3および図4に示したフローチャ
ートにしたがって次のように動作することになる。図3
のフローチャートは、統合コントローラによって行われ
る処理である。
る部品搬送装置は、図3および図4に示したフローチャ
ートにしたがって次のように動作することになる。図3
のフローチャートは、統合コントローラによって行われ
る処理である。
【0030】S1 統合コントローラ30は、生産計画管理用コンピュータ
25によって計算された生産計画を入力する。この生産
計画は、たとえば、今日の午前中にはどの車種の自動車
を何台製造するか、というようなものである。
25によって計算された生産計画を入力する。この生産
計画は、たとえば、今日の午前中にはどの車種の自動車
を何台製造するか、というようなものである。
【0031】S2 統合コントローラ30は、各ロボットの制御を行うロボ
ットコントローラ40A〜40Cからロボットの動作状
態,すなわちロボットがどの様な作業のどのステップを
実行しているのか、という情報を入力する。
ットコントローラ40A〜40Cからロボットの動作状
態,すなわちロボットがどの様な作業のどのステップを
実行しているのか、という情報を入力する。
【0032】S3 S2のステップの処理に引き続き、AGV15A〜15
Cの動作状態を入力する。
Cの動作状態を入力する。
【0033】S4 つぎに、統合コントローラ30は、部品搬送装置28に
よって各作業ステージに搬送した部品数を入力する。
よって各作業ステージに搬送した部品数を入力する。
【0034】S5 以上、S1からS4までの処理が終了したら、各ロボッ
トの制御を行うロボットコントローラ40A〜40Cに
所定の作業を行うように指示し、各AGV15A〜15
Cの動作を制御する。
トの制御を行うロボットコントローラ40A〜40Cに
所定の作業を行うように指示し、各AGV15A〜15
Cの動作を制御する。
【0035】S6 以上の処理は、すべての作業が終了するまで継続して行
われる。
われる。
【0036】図4のフローチャートは、ロボットコント
ローラの処理であり、図3のフローチャートのS5のス
テップのサブルーチンフローチャートを示すものであ
る。
ローラの処理であり、図3のフローチャートのS5のス
テップのサブルーチンフローチャートを示すものであ
る。
【0037】S10 ロボットコントローラ40A〜40Cは、統合コントロ
ーラ30からの指示を入力する。
ーラ30からの指示を入力する。
【0038】S11 ロボットコントローラ40A〜40Cは、統合コントロ
ーラ30からの指示にしたがってロボットのプログラム
およびAGVの動作プログラムを読み込む。
ーラ30からの指示にしたがってロボットのプログラム
およびAGVの動作プログラムを読み込む。
【0039】S12 ロボットコントローラ40A〜40Cは、この読み込ん
だプログラムにしたがってロボットとAGVとを協調さ
せて動作させる。たとえば、図1に示してあるロボット
20A,20B,20DがAGV15Aに載置されてい
るフロントドアに必要な部品を取り付けたり、孔を開け
たり、溶接したりなどの作業を行い、AGV15Aはこ
の作業が効率的に行われるように載置されているフロン
トドアをロボットの動きに協調させて前後上下左右方向
に移動させる。
だプログラムにしたがってロボットとAGVとを協調さ
せて動作させる。たとえば、図1に示してあるロボット
20A,20B,20DがAGV15Aに載置されてい
るフロントドアに必要な部品を取り付けたり、孔を開け
たり、溶接したりなどの作業を行い、AGV15Aはこ
の作業が効率的に行われるように載置されているフロン
トドアをロボットの動きに協調させて前後上下左右方向
に移動させる。
【0040】このように、AGVとロボットとを協調さ
せて制御すると、AGVの動作がロボットの作業範囲を
拡大するように作用し、また、ロボットの作業の能率も
向上させることにもなる。
せて制御すると、AGVの動作がロボットの作業範囲を
拡大するように作用し、また、ロボットの作業の能率も
向上させることにもなる。
【0041】以上のように、本発明に係る部品作成装置
では複数の作業ステージに種々の作業を行うことができ
るような異なる種類のロボットを配置し、これらの作業
ステージにロボットの動作と協調制御されるAGVで部
品を搬入するようにしているので、見掛上の作業領域を
拡大することができるようになり、所用スペースの縮小
化を図ることができるようになる。
では複数の作業ステージに種々の作業を行うことができ
るような異なる種類のロボットを配置し、これらの作業
ステージにロボットの動作と協調制御されるAGVで部
品を搬入するようにしているので、見掛上の作業領域を
拡大することができるようになり、所用スペースの縮小
化を図ることができるようになる。
【0042】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば各請求
項ごとに次のような効果を奏することになる。
項ごとに次のような効果を奏することになる。
【0043】請求項1に記載の発明にあっては、制御手
段は搬送台車とロボットとを協調制御するので、搬送台
車をロボットの軸として機能させることができ、生産ラ
インの省スペース化を図ることができるようになる。
段は搬送台車とロボットとを協調制御するので、搬送台
車をロボットの軸として機能させることができ、生産ラ
インの省スペース化を図ることができるようになる。
【0044】請求項2に記載の発明によれば、搬送台車
は、予め定められた軌道上を走行するのみならず、ワー
クを上下あるいは左右にスライドさせる機構を有するの
で、ワークの位置を3次元方向に移動させることがで
き、ロボットの作業の効率化を図ることができるように
なる。
は、予め定められた軌道上を走行するのみならず、ワー
クを上下あるいは左右にスライドさせる機構を有するの
で、ワークの位置を3次元方向に移動させることがで
き、ロボットの作業の効率化を図ることができるように
なる。
【0045】請求項3に記載の発明によれば、ロボット
は、必要に応じて2つの作業ステージの作業を行うよう
になっているので、作業の効率化を図ることができるよ
うになる。
は、必要に応じて2つの作業ステージの作業を行うよう
になっているので、作業の効率化を図ることができるよ
うになる。
【0046】請求項4に記載の発明によれば、ロボット
は、作業内容に応じて作業ツールを取り替えることがで
き、さらに柔らかいワークに対しても作業を行うことが
できる力覚センサを備えた両腕ロボットおよび多軸型ロ
ボットによって構成しているので、弾性変形を起こして
しまうような比較的柔らかい部品の組立も行うことがで
きるようになる。
は、作業内容に応じて作業ツールを取り替えることがで
き、さらに柔らかいワークに対しても作業を行うことが
できる力覚センサを備えた両腕ロボットおよび多軸型ロ
ボットによって構成しているので、弾性変形を起こして
しまうような比較的柔らかい部品の組立も行うことがで
きるようになる。
【0047】請求項5に記載の発明によれば、制御手段
は、前記ロボットがワークに対して作業を行っていると
きに、前記搬送台車がロボットの作業の補助となるよう
に、前記搬送台車に、必要に応じてワークを前後左右上
下に移動させる命令を出力するので、ロボットと搬送台
車とを協調して制御することができ、作業の効率化や生
産ラインの省スペース化を図ることができるようにな
る。
は、前記ロボットがワークに対して作業を行っていると
きに、前記搬送台車がロボットの作業の補助となるよう
に、前記搬送台車に、必要に応じてワークを前後左右上
下に移動させる命令を出力するので、ロボットと搬送台
車とを協調して制御することができ、作業の効率化や生
産ラインの省スペース化を図ることができるようにな
る。
【図1】 本発明にかかる部品組立装置の概略構成図で
ある。
ある。
【図2】 本発明にかかる部品組立装置の制御系のブロ
ック図である。
ック図である。
【図3】 図2に示した制御系の動作を示すフローチャ
ートである。
ートである。
【図4】 図2に示した制御系の動作を示すフローチャ
ートである。
ートである。
【図5】 従来の生産ライン構成の一例を示す図であ
る。
る。
5A〜5C…作業ステージ、 15A〜15C…無人搬送車、 20A〜20E…ロボット、 25…生産計画管理用コンピュータ、 30…統合コントローラ、 40A〜40C…ロボットコントローラ。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成7年3月16日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 渡辺 晋一 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日産 自動車株式会社内
Claims (5)
- 【請求項1】 ワークを各作業ステージ(5A〜5c)
に搬送する搬送台車(15A〜15C)と、 当該搬送台車(15A〜15C)に載置されているワー
クに対して所定の作業を行うロボット(20A〜20
E)と、 前記搬送台車(15A〜15C)と当該ロボット(20
A〜20E)の動作を協調制御する制御手段(30,4
0A〜40C……)とを有することを特徴とする部品組
立装置。 - 【請求項2】前記搬送台車(15A〜15C)は、予め
定められた軌道上を走行するのみならず、ワークを上下
あるいは左右にスライドさせる機構を有することを特徴
とする請求項1記載の部品組立装置。 - 【請求項3】前記ロボット(20A〜20E)は、必要
に応じて2つの作業ステージ(5A,5C)の作業を行
うことを特徴とする請求項1記載の部品組立装置。 - 【請求項4】前記ロボット(20A〜20E)は、作業
内容に応じて作業ツールを取り替えることができ、さら
に柔らかいワークに対しても作業を行うことができる力
覚センサを備えたロボットであることを特徴とする請求
項1記載の部品組立装置。 - 【請求項5】前記制御手段(30,40A〜40C)
は、前記ロボット(20A〜20E)がワークに対して
作業を行っているときに、前記搬送台車(15A〜15
C)が前記ロボット(20A〜20E)の作業の補助と
なるように、前記搬送台車(15A〜15C)に、必要
に応じてワークを前後左右上下に移動させる命令を出力
することを特徴とする請求項1記載の部品組立装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6326777A JPH08174356A (ja) | 1994-12-28 | 1994-12-28 | 部品組立装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6326777A JPH08174356A (ja) | 1994-12-28 | 1994-12-28 | 部品組立装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08174356A true JPH08174356A (ja) | 1996-07-09 |
Family
ID=18191591
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6326777A Pending JPH08174356A (ja) | 1994-12-28 | 1994-12-28 | 部品組立装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08174356A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US11237819B2 (en) | 2019-07-29 | 2022-02-01 | Seiko Epson Corporation | Program transfer system performing machine learning for preceding robotic work data and robot system having the program transfer system |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5049778A (ja) * | 1973-09-04 | 1975-05-02 | ||
JPS61241034A (ja) * | 1985-04-19 | 1986-10-27 | Nissan Motor Co Ltd | ロボツトによる組立方法 |
JPH05200638A (ja) * | 1992-01-22 | 1993-08-10 | Mazda Motor Corp | 小物部品の組付方法および装置 |
-
1994
- 1994-12-28 JP JP6326777A patent/JPH08174356A/ja active Pending
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