JPH08174285A - 固液分離装置 - Google Patents
固液分離装置Info
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- JPH08174285A JPH08174285A JP6322423A JP32242394A JPH08174285A JP H08174285 A JPH08174285 A JP H08174285A JP 6322423 A JP6322423 A JP 6322423A JP 32242394 A JP32242394 A JP 32242394A JP H08174285 A JPH08174285 A JP H08174285A
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B30—PRESSES
- B30B—PRESSES IN GENERAL
- B30B9/00—Presses specially adapted for particular purposes
- B30B9/02—Presses specially adapted for particular purposes for squeezing-out liquid from liquid-containing material, e.g. juice from fruits, oil from oil-containing material
- B30B9/12—Presses specially adapted for particular purposes for squeezing-out liquid from liquid-containing material, e.g. juice from fruits, oil from oil-containing material using pressing worms or screws co-operating with a permeable casing
- B30B9/128—Vertical or inclined screw presses
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- B30B9/00—Presses specially adapted for particular purposes
- B30B9/02—Presses specially adapted for particular purposes for squeezing-out liquid from liquid-containing material, e.g. juice from fruits, oil from oil-containing material
- B30B9/12—Presses specially adapted for particular purposes for squeezing-out liquid from liquid-containing material, e.g. juice from fruits, oil from oil-containing material using pressing worms or screws co-operating with a permeable casing
- B30B9/18—Presses specially adapted for particular purposes for squeezing-out liquid from liquid-containing material, e.g. juice from fruits, oil from oil-containing material using pressing worms or screws co-operating with a permeable casing with means for adjusting the outlet for the solid
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- Treatment Of Sludge (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 装置全体の高さを高くすることなく、しかも
排出管部の容積が少ないコンパクトな構成で、かつスク
リューと排出管の内壁との接触をなくする。 【構成】 垂直又は傾斜状に配置されたスクリュー又は
リボンスクリュー１９の回転によって固液分離しつつ固
体分を排出管に送りだす固液分離装置において、前記ス
クリュー又はリボンスクリュー１９の上方位置に逆送ス
クリュー２７ａ及び／又は２７ｂを設置する。これら両
スクリュー１９，２７ａ及び／又は２７ｂの境界部に次
工程への排出管３１の入口を設ける。
排出管部の容積が少ないコンパクトな構成で、かつスク
リューと排出管の内壁との接触をなくする。 【構成】 垂直又は傾斜状に配置されたスクリュー又は
リボンスクリュー１９の回転によって固液分離しつつ固
体分を排出管に送りだす固液分離装置において、前記ス
クリュー又はリボンスクリュー１９の上方位置に逆送ス
クリュー２７ａ及び／又は２７ｂを設置する。これら両
スクリュー１９，２７ａ及び／又は２７ｂの境界部に次
工程への排出管３１の入口を設ける。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば台所から出る生
ゴミを破砕した後の固液分離装置に関するものである。
ゴミを破砕した後の固液分離装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】台所からでる生ゴミを水切りする、すな
わち固液分離するものとしては、濾過部（スクリーン）
を有する内外筒を同心状に組み合わせて作った環状空
間、またはスクリーンを有する外筒内にコイル状スクリ
ュー（リボンスクリュー）を回転自在に配置したもの等
がある。
わち固液分離するものとしては、濾過部（スクリーン）
を有する内外筒を同心状に組み合わせて作った環状空
間、またはスクリーンを有する外筒内にコイル状スクリ
ュー（リボンスクリュー）を回転自在に配置したもの等
がある。
【０００３】ところで、これらの固液分離装置にあって
は、前記したリボンスクリューの上端に次工程への排出
口を配置し、次工程への搬送は、排出口と連続して比
較的大きな曲率で湾曲した排出管１を接続し、この排出
管１の曲率に応じて湾曲した心線ワイヤー２の外周に弾
性体３を前記リボンスクリューと同じ巻き方向の螺旋状
に設置したもの（図４参照）、また、前記排出管１内
に、それぞれに前記リボンスクリューと同じ巻き方向の
スクリューブレード５を設置した多数の自在継ぎ手４を
配置し、これらスクリューブレード５間には隙間を空け
て互いに干渉しないようにしたもの（図５参照）、ある
いは、前記リボンスクリューの上端にやのような
スクリューではなく羽根６を設置したもの（図６参
照）、等によって行っている。
は、前記したリボンスクリューの上端に次工程への排出
口を配置し、次工程への搬送は、排出口と連続して比
較的大きな曲率で湾曲した排出管１を接続し、この排出
管１の曲率に応じて湾曲した心線ワイヤー２の外周に弾
性体３を前記リボンスクリューと同じ巻き方向の螺旋状
に設置したもの（図４参照）、また、前記排出管１内
に、それぞれに前記リボンスクリューと同じ巻き方向の
スクリューブレード５を設置した多数の自在継ぎ手４を
配置し、これらスクリューブレード５間には隙間を空け
て互いに干渉しないようにしたもの（図５参照）、ある
いは、前記リボンスクリューの上端にやのような
スクリューではなく羽根６を設置したもの（図６参
照）、等によって行っている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、や
のような排出管内にスクリューを配置したものでは、排
出管の曲率が大きいので装置全体の高さが高くなる（排
出管部の高さが装置全体の高さの１／３程度を占める）
ばかりでなく、排出管内に配置するスクリュー軸として
ワイヤーや自在継ぎ手を使用しているので、構造的にス
クリューと排出管の内壁との隙間が一定に保たれず、ス
クリューと前記内壁が接触する場合がある。従って、接
触時の摩擦抵抗に抗してスクリューを回転できるだけの
駆動力が必要であるとともに、スクリューや内壁の摩耗
や騒音発生の問題がある。
のような排出管内にスクリューを配置したものでは、排
出管の曲率が大きいので装置全体の高さが高くなる（排
出管部の高さが装置全体の高さの１／３程度を占める）
ばかりでなく、排出管内に配置するスクリュー軸として
ワイヤーや自在継ぎ手を使用しているので、構造的にス
クリューと排出管の内壁との隙間が一定に保たれず、ス
クリューと前記内壁が接触する場合がある。従って、接
触時の摩擦抵抗に抗してスクリューを回転できるだけの
駆動力が必要であるとともに、スクリューや内壁の摩耗
や騒音発生の問題がある。
【０００５】また、のような排出管内に羽根を配置し
たものでは、排出管の内壁との摩擦抵抗によって排出が
困難と成り易い。容易に排出するためには排出管の曲率
を大きくしなければならず、装置全体の高さが高くなる
ばかりか、排出力の作用しない領域の容量が多くなって
運転の停止時に排出管内に残存するゴミ固形物量が多く
なり、悪臭発生の原因になる。
たものでは、排出管の内壁との摩擦抵抗によって排出が
困難と成り易い。容易に排出するためには排出管の曲率
を大きくしなければならず、装置全体の高さが高くなる
ばかりか、排出力の作用しない領域の容量が多くなって
運転の停止時に排出管内に残存するゴミ固形物量が多く
なり、悪臭発生の原因になる。
【０００６】本発明は、上記した従来の問題点に鑑みて
なされたものであり、装置全体の高さを高くすることな
く、しかも排出管部の容積が少ないコンパクトな構成
で、かつスクリューと排出管の内壁との接触がない固液
分離装置を提供することを目的としている。
なされたものであり、装置全体の高さを高くすることな
く、しかも排出管部の容積が少ないコンパクトな構成
で、かつスクリューと排出管の内壁との接触がない固液
分離装置を提供することを目的としている。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、本発明の固液分離装置は、垂直又は傾斜状に配
置されたスクリュー又はリボンスクリューの回転によっ
て固液分離しつつ固体分を排出管に送りだす固液分離装
置において、前記スクリュー又はリボンスクリューの上
方位置に逆送スクリューを設置するとともに、これら両
スクリューの境界部に次工程への排出管の入口を設けて
いるのであり、その際、両スクリューを自在継ぎ手で連
結するとともに、上方位置に設置する逆送スクリューの
巻き方向を垂直又は傾斜状に配置されたスクリュー又は
リボンスクリューの巻き方向と反対となし、かつこの逆
送スクリューの軸を垂直又は傾斜状に配置されたスクリ
ュー又はリボンスクリューの軸に対して０〜３０°傾斜
させて配置したり、また、上方位置に設置する逆送スク
リューの軸を垂直又は傾斜状に配置されたスクリュー又
はリボンスクリューの軸に対して３０°以上傾斜させて
配置するとともに、逆送スクリューの回転を垂直又は傾
斜状に配置されたスクリュー又はリボンスクリューと別
の動力伝達機構を介して行ったり、また、これら両者の
逆送スクリューを、垂直又は傾斜状に配置されたスクリ
ュー又はリボンスクリューの上方位置に設置したりして
いるのである。
ために、本発明の固液分離装置は、垂直又は傾斜状に配
置されたスクリュー又はリボンスクリューの回転によっ
て固液分離しつつ固体分を排出管に送りだす固液分離装
置において、前記スクリュー又はリボンスクリューの上
方位置に逆送スクリューを設置するとともに、これら両
スクリューの境界部に次工程への排出管の入口を設けて
いるのであり、その際、両スクリューを自在継ぎ手で連
結するとともに、上方位置に設置する逆送スクリューの
巻き方向を垂直又は傾斜状に配置されたスクリュー又は
リボンスクリューの巻き方向と反対となし、かつこの逆
送スクリューの軸を垂直又は傾斜状に配置されたスクリ
ュー又はリボンスクリューの軸に対して０〜３０°傾斜
させて配置したり、また、上方位置に設置する逆送スク
リューの軸を垂直又は傾斜状に配置されたスクリュー又
はリボンスクリューの軸に対して３０°以上傾斜させて
配置するとともに、逆送スクリューの回転を垂直又は傾
斜状に配置されたスクリュー又はリボンスクリューと別
の動力伝達機構を介して行ったり、また、これら両者の
逆送スクリューを、垂直又は傾斜状に配置されたスクリ
ュー又はリボンスクリューの上方位置に設置したりして
いるのである。
【０００８】
【作用】本発明の固液分離装置は、垂直又は傾斜状に配
置されたスクリュー又はリボンスクリューの回転によっ
て固液分離しつつ固体分を排出管に送りだす固液分離装
置において、前記スクリュー又はリボンスクリューの上
方位置に逆送スクリューを設置するとともに、これら両
スクリューの境界部に次工程への排出管の入口を設けて
いるので、排出管の高さが低くなって装置全体の高さを
抑制できるとともに、排出管部容積を少なくできる。加
えて、逆送スクリューは両端で支持できるので、逆送ス
クリューと内壁との接触がない。
置されたスクリュー又はリボンスクリューの回転によっ
て固液分離しつつ固体分を排出管に送りだす固液分離装
置において、前記スクリュー又はリボンスクリューの上
方位置に逆送スクリューを設置するとともに、これら両
スクリューの境界部に次工程への排出管の入口を設けて
いるので、排出管の高さが低くなって装置全体の高さを
抑制できるとともに、排出管部容積を少なくできる。加
えて、逆送スクリューは両端で支持できるので、逆送ス
クリューと内壁との接触がない。
【０００９】
【実施例】以下、本発明の固液分離装置を図１〜図３に
示す実施例に基づいて説明する。図１は本発明の固液分
離装置の第１の実施例を断面して示す概略図、図２は同
じく第２の実施例を断面して示す概略図、図３は同じく
第３の実施例を断面して示す概略図である。
示す実施例に基づいて説明する。図１は本発明の固液分
離装置の第１の実施例を断面して示す概略図、図２は同
じく第２の実施例を断面して示す概略図、図３は同じく
第３の実施例を断面して示す概略図である。
【００１０】図１において、１１は網目状の部材で形成
される濾過内筒１１ａと同じく網目状の部材で形成され
る濾過外筒１１ｂを同心状に配置した濾過部であり、濾
過内筒１１ａの下端は排水管１２に接続され、濾過外筒
１１ｂの下端は機台１３に固定されている。
される濾過内筒１１ａと同じく網目状の部材で形成され
る濾過外筒１１ｂを同心状に配置した濾過部であり、濾
過内筒１１ａの下端は排水管１２に接続され、濾過外筒
１１ｂの下端は機台１３に固定されている。
【００１１】１４は前記機台１３に軸受け１５を介して
回転自在に支持された駆動輪であり、その下部外周にギ
ア１６を外嵌状に固定し、このギア１６に噛合するピニ
オン１７に駆動源である例えばモータ１８の回転を伝達
することで回転するようになっている。そして、この駆
動輪１４の上面には前記した濾過内筒１１ａと濾過外筒
１１ｂで形成される環状空間１１ｃに挿入されるコイル
状のリボンスクリュー１９が取り付けられている。
回転自在に支持された駆動輪であり、その下部外周にギ
ア１６を外嵌状に固定し、このギア１６に噛合するピニ
オン１７に駆動源である例えばモータ１８の回転を伝達
することで回転するようになっている。そして、この駆
動輪１４の上面には前記した濾過内筒１１ａと濾過外筒
１１ｂで形成される環状空間１１ｃに挿入されるコイル
状のリボンスクリュー１９が取り付けられている。
【００１２】２０は前記リボンスクリュー１９の上端外
周側に取り付けられた回転伝達板であり、この回転伝達
板２０の下面には、機台１３上に前記濾過部１１を覆う
ように設置されたケーシング２１と濾過部１１とで形成
される環状空間内において、濾過外筒１１ｂの高さ方向
略全域をカバーできる長さで、かつその側面が濾過外筒
１１ｂの外周面と若干の間隔を存して配置された掻き取
り板２２が垂下状に取り付けられている。
周側に取り付けられた回転伝達板であり、この回転伝達
板２０の下面には、機台１３上に前記濾過部１１を覆う
ように設置されたケーシング２１と濾過部１１とで形成
される環状空間内において、濾過外筒１１ｂの高さ方向
略全域をカバーできる長さで、かつその側面が濾過外筒
１１ｂの外周面と若干の間隔を存して配置された掻き取
り板２２が垂下状に取り付けられている。
【００１３】２３は前記リボンスクリュー１９の上端内
周側に取り付けられた回転板であり、この回転板２３に
おける前記濾過内筒１１ａと同軸心位置には、濾過内筒
１１ａと相対回転が自在なように回転軸２４が貫通配置
されている。そして、この回転軸２４の下端に濾過内筒
１１ａ内に挿入される掃除スクリュー２５が取り付けら
れ、また回転軸２４の上部には前記リボンスクリュー１
９で送られつつ固液分離される生ゴミ固形物の脱水効率
を制御するためのプラグ２６が取り付けられている。こ
の掃除スクリュー２５は、その外周部が濾過内筒１１ａ
の内周面と若干の隙間を存し、かつ濾過内筒１１ａの高
さ方向略全域をカバーできる長さを有している。
周側に取り付けられた回転板であり、この回転板２３に
おける前記濾過内筒１１ａと同軸心位置には、濾過内筒
１１ａと相対回転が自在なように回転軸２４が貫通配置
されている。そして、この回転軸２４の下端に濾過内筒
１１ａ内に挿入される掃除スクリュー２５が取り付けら
れ、また回転軸２４の上部には前記リボンスクリュー１
９で送られつつ固液分離される生ゴミ固形物の脱水効率
を制御するためのプラグ２６が取り付けられている。こ
の掃除スクリュー２５は、その外周部が濾過内筒１１ａ
の内周面と若干の隙間を存し、かつ濾過内筒１１ａの高
さ方向略全域をカバーできる長さを有している。
【００１４】２７ａは前記リボンスクリュー１９の上方
位置に回転が自在なように設置した逆送スクリューであ
り、前記回転軸２４と自在継ぎ手２８を介して連結さ
れ、リボンスクリュー１９の回転と同調して回転するよ
うに成されている。ところで、この逆送スクリュー２７
ａはリボンスクリュー１９と反対方向の巻き方向となさ
れ、かつ、この逆送スクリュー２７ａはその軸をリボン
スクリュー１９の軸に対して０〜３０°傾斜させて配置
している。
位置に回転が自在なように設置した逆送スクリューであ
り、前記回転軸２４と自在継ぎ手２８を介して連結さ
れ、リボンスクリュー１９の回転と同調して回転するよ
うに成されている。ところで、この逆送スクリュー２７
ａはリボンスクリュー１９と反対方向の巻き方向となさ
れ、かつ、この逆送スクリュー２７ａはその軸をリボン
スクリュー１９の軸に対して０〜３０°傾斜させて配置
している。
【００１５】なお、図１中、２９はケーシング２１の下
方に設置された搬入管、３０ａ，３０ｂはケーシング２
１に設けられた排水管、３１は前記ケーシング２１の上
端におけるリボンスクリュー１９と逆送スクリュー２７
ａとの境界部にケーシング２１と連続して取り付けられ
た排出管を示す。
方に設置された搬入管、３０ａ，３０ｂはケーシング２
１に設けられた排水管、３１は前記ケーシング２１の上
端におけるリボンスクリュー１９と逆送スクリュー２７
ａとの境界部にケーシング２１と連続して取り付けられ
た排出管を示す。
【００１６】図１に示す本発明の固液分離装置の第１の
実施例は、上記したような構成であり、例えば洗皿（シ
ンカー）から排出され、破砕された生ゴミは水道水と一
緒に搬入管２９を通って濾過部１の環状空間１１ｃに導
かれる。環状空間１１ｃ内の前記生ゴミと水道水は、モ
ータ１８によってピニオン１７，ギア１６，駆動輪１４
を介して回転されているリボンスクリュー１９によって
上方に移動される。この上方への移動中、水分は濾過内
筒１１ａから排水管１２を通り、また、濾過外筒１１ｂ
から排水管３０ｂを通って排水される。この時、濾過外
筒１１ｂからの排水は、先ず下方の排水管３０ｂから流
出するが、仮に濾過外筒１１ｂの下部が目詰まりすると
上方の排水管３０ａから流出することになる。
実施例は、上記したような構成であり、例えば洗皿（シ
ンカー）から排出され、破砕された生ゴミは水道水と一
緒に搬入管２９を通って濾過部１の環状空間１１ｃに導
かれる。環状空間１１ｃ内の前記生ゴミと水道水は、モ
ータ１８によってピニオン１７，ギア１６，駆動輪１４
を介して回転されているリボンスクリュー１９によって
上方に移動される。この上方への移動中、水分は濾過内
筒１１ａから排水管１２を通り、また、濾過外筒１１ｂ
から排水管３０ｂを通って排水される。この時、濾過外
筒１１ｂからの排水は、先ず下方の排水管３０ｂから流
出するが、仮に濾過外筒１１ｂの下部が目詰まりすると
上方の排水管３０ａから流出することになる。
【００１７】リボンスクリュー１９によって順次上方に
移動されてきて水分が次第に除去されてきた生ゴミはリ
ボンスクリュー１９の上端に配置したプラグ２６の作用
により脱水効率を調整されて生ゴミ固形物となり、リボ
ンスクリュー１９の上方に排出される。
移動されてきて水分が次第に除去されてきた生ゴミはリ
ボンスクリュー１９の上端に配置したプラグ２６の作用
により脱水効率を調整されて生ゴミ固形物となり、リボ
ンスクリュー１９の上方に排出される。
【００１８】この時、前記生ゴミ固形物はさらに上方に
搬送されようとするが、リボンスクリュー１９と逆送ス
クリュー２７ａは回転軸２４，自在継ぎ手２８を介して
連結されているので、この逆送スクリュー２７ａの作用
によって斜め下方に押されて横方向の搬送力が発生し、
排出管３１へと排出される。
搬送されようとするが、リボンスクリュー１９と逆送ス
クリュー２７ａは回転軸２４，自在継ぎ手２８を介して
連結されているので、この逆送スクリュー２７ａの作用
によって斜め下方に押されて横方向の搬送力が発生し、
排出管３１へと排出される。
【００１９】なお、前記した生ゴミを固液分離して排出
管３１へと排出する間、モータ１８の回転はピニオン１
７，ギア１６，駆動輪１４，リボンスクリュー１９，回
転伝達板２０及び回転板２３，回転軸２４を介して掻き
取り板２２及び掃除スクリュー２５に伝達され、濾過内
筒１１ａの内周面や濾過外筒１１ｂの外周面に、粘着性
のあるもの，微粒子のドロドロしたものが付着するのを
防止している。
管３１へと排出する間、モータ１８の回転はピニオン１
７，ギア１６，駆動輪１４，リボンスクリュー１９，回
転伝達板２０及び回転板２３，回転軸２４を介して掻き
取り板２２及び掃除スクリュー２５に伝達され、濾過内
筒１１ａの内周面や濾過外筒１１ｂの外周面に、粘着性
のあるもの，微粒子のドロドロしたものが付着するのを
防止している。
【００２０】図１に示す実施例における掃除スクリュー
２５に代えて掻き取り板を設置してもよく、また掻き取
り板２２に代えて掃除スクリューを設置してもよい。ま
た、図１に示す実施例では掻き取り板２２及び掃除スク
リュー２５の回転力はリボンスクリュー１９の回転力と
一緒に取り出しているが、周知の動力伝達機構によって
別に取り出してもよい。
２５に代えて掻き取り板を設置してもよく、また掻き取
り板２２に代えて掃除スクリューを設置してもよい。ま
た、図１に示す実施例では掻き取り板２２及び掃除スク
リュー２５の回転力はリボンスクリュー１９の回転力と
一緒に取り出しているが、周知の動力伝達機構によって
別に取り出してもよい。
【００２１】図２は上記した図１の逆送スクリュー２７
ａに代えて、リボンスクリュー１９の軸に対して３０°
以上傾斜させて逆送スクリュー２７ｂを配置したもので
ある。そして、この逆送スクリュー２７ｂの回転はリボ
ンスクリュー１９と別の動力伝達機構によって行ってい
るのである。例えばモータ１８の出力軸にカップリング
３２を介して動力伝達軸３３を接続するとともに、この
動力伝達軸３３の他端に傘歯車３４ａを設置し、この傘
歯車３４ａに噛合する傘歯車３４ｂを逆送スクリュー２
７ｂを取り付けた回転軸３５に設置する等である。
ａに代えて、リボンスクリュー１９の軸に対して３０°
以上傾斜させて逆送スクリュー２７ｂを配置したもので
ある。そして、この逆送スクリュー２７ｂの回転はリボ
ンスクリュー１９と別の動力伝達機構によって行ってい
るのである。例えばモータ１８の出力軸にカップリング
３２を介して動力伝達軸３３を接続するとともに、この
動力伝達軸３３の他端に傘歯車３４ａを設置し、この傘
歯車３４ａに噛合する傘歯車３４ｂを逆送スクリュー２
７ｂを取り付けた回転軸３５に設置する等である。
【００２２】この図２に示す本発明の固液分離装置の第
２の実施例では、例えばシンカーから排出され、破砕さ
れた生ゴミは水道水と一緒に搬入管２９を通って濾過部
１の環状空間１１ｃに導かれ、モータ１８によってピニ
オン１７，ギア１６，駆動輪１４を介して回転されてい
るリボンスクリュー１９によって上方に移動される。そ
して、この上方への移動中、水分は濾過内筒１１ａから
排水管１２を通り、また、濾過外筒１１ｂから排水管３
０ｂ又は３０ａを通って排水されることは図１に示す第
１の実施例と同じである。
２の実施例では、例えばシンカーから排出され、破砕さ
れた生ゴミは水道水と一緒に搬入管２９を通って濾過部
１の環状空間１１ｃに導かれ、モータ１８によってピニ
オン１７，ギア１６，駆動輪１４を介して回転されてい
るリボンスクリュー１９によって上方に移動される。そ
して、この上方への移動中、水分は濾過内筒１１ａから
排水管１２を通り、また、濾過外筒１１ｂから排水管３
０ｂ又は３０ａを通って排水されることは図１に示す第
１の実施例と同じである。
【００２３】また、リボンスクリュー１９で順次上方に
移動されてきて水分が次第に除去されてきた生ゴミはリ
ボンスクリュー１９の上端に配置したプラグ２６の作用
により脱水効率を調整されて生ゴミ固形物となり、リボ
ンスクリュー１９の上方に排出されることも図１に示す
第１の実施例と同じである。
移動されてきて水分が次第に除去されてきた生ゴミはリ
ボンスクリュー１９の上端に配置したプラグ２６の作用
により脱水効率を調整されて生ゴミ固形物となり、リボ
ンスクリュー１９の上方に排出されることも図１に示す
第１の実施例と同じである。
【００２４】この時、前記生ゴミ固形物はさらに上方に
搬送されようとするが、図２に示す第２の実施例では、
逆送スクリュー２７ｂの作用によって生ゴミ固形物は横
方向の搬送力が発生し、排出管３１へと排出される。
搬送されようとするが、図２に示す第２の実施例では、
逆送スクリュー２７ｂの作用によって生ゴミ固形物は横
方向の搬送力が発生し、排出管３１へと排出される。
【００２５】図３は上記した図１の逆送スクリュー２７
ａと図２の逆送スクリュー２７ｂの両者を備えたもので
ある。この図３に示す本発明の固液分離装置の第３の実
施例では、リボンスクリュー１９の上方に排出された生
ゴミ固形物は、逆送スクリュー２７ａ，２７ｂの作用に
よって横方向の搬送力が発生し、排出管３１へと排出さ
れる。なお、図１〜図３中の３６は逆送スクリュー２７
ａ，２７ｂの支持軸受けである。
ａと図２の逆送スクリュー２７ｂの両者を備えたもので
ある。この図３に示す本発明の固液分離装置の第３の実
施例では、リボンスクリュー１９の上方に排出された生
ゴミ固形物は、逆送スクリュー２７ａ，２７ｂの作用に
よって横方向の搬送力が発生し、排出管３１へと排出さ
れる。なお、図１〜図３中の３６は逆送スクリュー２７
ａ，２７ｂの支持軸受けである。
【００２６】なお、図１〜図３に示す実施例では濾過内
筒１１ａ，濾過外筒１１ｂは、円筒状のものを示した
が、截頭円錐筒状でもよい。この場合、リボンスクリュ
ー１９も同様である。また、本実施例では濾過部１１を
垂直配置し、逆送スクリュー２７ａ，２７ｂを傾斜配置
したものを示したが、濾過部１１を傾斜配置し、逆送ス
クリュー２７ａ，２７ｂを垂直配置してもよい。さら
に、リボンスクリュー１９も本実施例のように同一ピッ
チでなく、ピッチを変化させたものを使用してもよい。
またさらに、リボンスクリュー１９に代えて通常のスク
リューを用いても良く、また、濾過部１１は図１〜図３
に示したような内外二重管構成したものでなくても、例
えば特開平５−１８４９６３号公報に記載されたような
筒状の濾過外筒に通常のスクリューを設置したものであ
ってもよい。
筒１１ａ，濾過外筒１１ｂは、円筒状のものを示した
が、截頭円錐筒状でもよい。この場合、リボンスクリュ
ー１９も同様である。また、本実施例では濾過部１１を
垂直配置し、逆送スクリュー２７ａ，２７ｂを傾斜配置
したものを示したが、濾過部１１を傾斜配置し、逆送ス
クリュー２７ａ，２７ｂを垂直配置してもよい。さら
に、リボンスクリュー１９も本実施例のように同一ピッ
チでなく、ピッチを変化させたものを使用してもよい。
またさらに、リボンスクリュー１９に代えて通常のスク
リューを用いても良く、また、濾過部１１は図１〜図３
に示したような内外二重管構成したものでなくても、例
えば特開平５−１８４９６３号公報に記載されたような
筒状の濾過外筒に通常のスクリューを設置したものであ
ってもよい。
【００２７】以上説明した本発明の固液分離装置は、図
示省略したが、流し台の外部に設置したり、また流し台
の下部に設置したりして使用する。
示省略したが、流し台の外部に設置したり、また流し台
の下部に設置したりして使用する。
【００２８】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の固液分離
装置は、垂直又は傾斜状に配置されたスクリュー又はリ
ボンスクリューの回転によって固液分離しつつ固体分を
排出管に送りだす固液分離装置において、前記スクリュ
ー又はリボンスクリューの上方位置に逆送スクリューを
設置するとともに、これら両スクリューの境界部に次工
程への排出管の入口を設けているので、排出管の高さが
低くなって装置全体の高さを抑制できるとともに、排出
管部容積を少なくできて生ゴミ固形物の残存物がなくな
り悪臭の発生が防げる。加えて、逆送スクリューは両端
で支持できるので、逆送スクリューと内壁とは接触せ
ず、逆送スクリューや排出管の摩耗がなく、小さい駆動
力でかつ装置寿命も長くなる。
装置は、垂直又は傾斜状に配置されたスクリュー又はリ
ボンスクリューの回転によって固液分離しつつ固体分を
排出管に送りだす固液分離装置において、前記スクリュ
ー又はリボンスクリューの上方位置に逆送スクリューを
設置するとともに、これら両スクリューの境界部に次工
程への排出管の入口を設けているので、排出管の高さが
低くなって装置全体の高さを抑制できるとともに、排出
管部容積を少なくできて生ゴミ固形物の残存物がなくな
り悪臭の発生が防げる。加えて、逆送スクリューは両端
で支持できるので、逆送スクリューと内壁とは接触せ
ず、逆送スクリューや排出管の摩耗がなく、小さい駆動
力でかつ装置寿命も長くなる。
【図１】本発明の固液分離装置の第１の実施例を断面し
て示す概略図である。
て示す概略図である。
【図２】同じく第２の実施例を断面して示す概略図であ
る。
る。
【図３】同じく第３の実施例を断面して示す概略図であ
る。
る。
【図４】濾過部の排出側に設置した従来の搬送手段の一
例を示す図である。
例を示す図である。
【図５】濾過部の排出側に設置した従来の搬送手段の他
の例を示す図である。
の例を示す図である。
【図６】濾過部の排出側に設置した従来の搬送手段の他
の例を示す図である。
の例を示す図である。
１１ 濾過部 １８ モータ １９ リボンスクリュー ２７ａ 逆送スクリュー ２７ｂ 逆送スクリュー ２８ 自在継ぎ手 ３１ 排出管 ３２ カップリング ３３ 動力伝達軸 ３４ａ 傘歯車 ３４ｂ 傘歯車 ３５ 回転軸
Claims (4)
- 【請求項１】 垂直又は傾斜状に配置されたスクリュー
又はリボンスクリューの回転によって固液分離しつつ固
体分を排出管に送りだす固液分離装置において、前記ス
クリュー又はリボンスクリューの上方位置に逆送スクリ
ューを設置するとともに、これら両スクリューの境界部
に次工程への排出管の入口を設けたことを特徴とする固
液分離装置。 - 【請求項２】 請求項１記載の固液分離装置において、
両スクリューを自在継ぎ手で連結するとともに、上方位
置に設置する逆送スクリューの巻き方向を垂直又は傾斜
状に配置されたスクリュー又はリボンスクリューの巻き
方向と反対となし、かつこの逆送スクリューの軸を垂直
又は傾斜状に配置されたスクリュー又はリボンスクリュ
ーの軸に対して０〜３０°傾斜させて配置したことを特
徴とする固液分離装置。 - 【請求項３】 請求項１記載の固液分離装置において、
上方位置に設置する逆送スクリューの軸を垂直又は傾斜
状に配置されたスクリュー又はリボンスクリューの軸に
対して３０°以上傾斜させて配置するとともに、逆送ス
クリューの回転を垂直又は傾斜状に配置されたスクリュ
ー又はリボンスクリューと別の動力伝達機構を介して行
うことを特徴とする固液分離装置。 - 【請求項４】 請求項２記載の逆送スクリューと請求項
３記載の逆送スクリューの両者を、垂直又は傾斜状に配
置されたスクリュー又はリボンスクリューの上方位置に
設置したことを特徴とする固液分離装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6322423A JPH08174285A (ja) | 1994-12-26 | 1994-12-26 | 固液分離装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6322423A JPH08174285A (ja) | 1994-12-26 | 1994-12-26 | 固液分離装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08174285A true JPH08174285A (ja) | 1996-07-09 |
Family
ID=18143503
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6322423A Pending JPH08174285A (ja) | 1994-12-26 | 1994-12-26 | 固液分離装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08174285A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009022934A (ja) * | 2007-07-23 | 2009-02-05 | Tsukishima Kikai Co Ltd | ろ過装置 |
| JP2011020079A (ja) * | 2009-07-17 | 2011-02-03 | Hitachi Plant Technologies Ltd | し渣分離脱水機 |
| CN111722499A (zh) * | 2019-03-22 | 2020-09-29 | 富士施乐株式会社 | 输送部件、输送装置和图像形成装置 |
-
1994
- 1994-12-26 JP JP6322423A patent/JPH08174285A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009022934A (ja) * | 2007-07-23 | 2009-02-05 | Tsukishima Kikai Co Ltd | ろ過装置 |
| JP2011020079A (ja) * | 2009-07-17 | 2011-02-03 | Hitachi Plant Technologies Ltd | し渣分離脱水機 |
| CN111722499A (zh) * | 2019-03-22 | 2020-09-29 | 富士施乐株式会社 | 输送部件、输送装置和图像形成装置 |
| CN111722499B (zh) * | 2019-03-22 | 2024-03-19 | 富士胶片商业创新有限公司 | 输送部件、输送装置和图像形成装置 |
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