JPH08172919A - 多機能付きスペーサーを備える集合鉢 - Google Patents
多機能付きスペーサーを備える集合鉢Info
- Publication number
- JPH08172919A JPH08172919A JP6324288A JP32428894A JPH08172919A JP H08172919 A JPH08172919 A JP H08172919A JP 6324288 A JP6324288 A JP 6324288A JP 32428894 A JP32428894 A JP 32428894A JP H08172919 A JPH08172919 A JP H08172919A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、多機能付きスペーサーを備える集
合鉢に関する。 【構成】 節水対策の向上と、この向上に基づく小容量
タンク及び小容量ポンプ等の採用及び装置の小型化、又
は集合鉢の軽量化、内鉢の固定化・交換又は組み替え等
の容易化等を意図する本発明の多機能付きスペーサーを
備える集合鉢１は、集合鉢１には前記目的のために設け
られる多機能付きスペーサー２と、この多機能付きスペ
ーサーに設けられた一個又は数個の隙間２１１と、この
一個又は数個の隙間に挿設される一個又は数個の内鉢３
と、で構成される。
合鉢に関する。 【構成】 節水対策の向上と、この向上に基づく小容量
タンク及び小容量ポンプ等の採用及び装置の小型化、又
は集合鉢の軽量化、内鉢の固定化・交換又は組み替え等
の容易化等を意図する本発明の多機能付きスペーサーを
備える集合鉢１は、集合鉢１には前記目的のために設け
られる多機能付きスペーサー２と、この多機能付きスペ
ーサーに設けられた一個又は数個の隙間２１１と、この
一個又は数個の隙間に挿設される一個又は数個の内鉢３
と、で構成される。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、多機能付きスペーサー
を備える集合鉢に関する。
を備える集合鉢に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、集合鉢に数個の内鉢（中鉢）を組
み付けてなる自動給水（自動給液を含む。以下同じ）タ
ンクを備えた構成では、内鉢と集合鉢との隙間には土、
ハイドロカルチャー（ハイドロボール）、水苔、ロック
ウール、栽培地等の培地が充填され、場合によりこの培
地に植物が栽培されており、多用途、多目的な集合鉢又
は高級嗜好の大型集合鉢として重宝されている。しか
し、前記隙間に培地が充填される構成（培地充填とす
る。）では、集合鉢への給水量が多量となり易く、多量
の水（溶液を含む）の確保すること、及び多量の水を貯
留するために大容量（大型）のタンク及び大容量（大
型）のポンプを装備すること、等が必要とされ問題とな
る。また前記の如く、培地充填では、培地自体の重量に
よる重さに、更に内鉢等の重量が加味されることから、
この集合鉢全体の重量が重くなること、及び運搬及び持
ち上げ等の作業に難渋すること、又はタンク装備方式で
は、タンクの構造、強度等の面で工夫が要求されるこ
と、等の課題がある。更に培地充填では内鉢の植え替え
・組み替え等の際に、培地が崩れるので、新しい内鉢の
挿設時に、培地の取り出し等の作業、又は余分な手間、
その他処理が必要となり煩わしい処である。更には培地
の中でも比較的高価な、例えば、ハイドロカルチャーで
はその必要量を少なくした効率的な植生等（栽培、成
育、販売、設置等）が要望されている。
み付けてなる自動給水（自動給液を含む。以下同じ）タ
ンクを備えた構成では、内鉢と集合鉢との隙間には土、
ハイドロカルチャー（ハイドロボール）、水苔、ロック
ウール、栽培地等の培地が充填され、場合によりこの培
地に植物が栽培されており、多用途、多目的な集合鉢又
は高級嗜好の大型集合鉢として重宝されている。しか
し、前記隙間に培地が充填される構成（培地充填とす
る。）では、集合鉢への給水量が多量となり易く、多量
の水（溶液を含む）の確保すること、及び多量の水を貯
留するために大容量（大型）のタンク及び大容量（大
型）のポンプを装備すること、等が必要とされ問題とな
る。また前記の如く、培地充填では、培地自体の重量に
よる重さに、更に内鉢等の重量が加味されることから、
この集合鉢全体の重量が重くなること、及び運搬及び持
ち上げ等の作業に難渋すること、又はタンク装備方式で
は、タンクの構造、強度等の面で工夫が要求されるこ
と、等の課題がある。更に培地充填では内鉢の植え替え
・組み替え等の際に、培地が崩れるので、新しい内鉢の
挿設時に、培地の取り出し等の作業、又は余分な手間、
その他処理が必要となり煩わしい処である。更には培地
の中でも比較的高価な、例えば、ハイドロカルチャーで
はその必要量を少なくした効率的な植生等（栽培、成
育、販売、設置等）が要望されている。
【０００３】以上のような課題があることに鑑み、その
課題解決の一環として先行技術を調査した処、次のよう
な先願考案（以下、単に考案とする。）が見当りまし
た。（１）実開平３−２２６４１号の水上花壇の考案、
即ち、発泡樹脂よりなる浮上集合鉢に、内鉢を挿入し得
る多数の凹入部を設ける構成であり、浮上性及び軽量化
を意図する。（２）実開平３−１０５２４８号の植物栽
培床の考案、即ち、ケーシングと栽培用凹部との隙間に
不規則形状の発泡粒子が局部的に融着されて多数の不規
則な空隙を形成した発泡合成樹脂製の通水性栽培床体を
設ける構成であり、軽量化及び酸素補給を意図する。
（３）実開平４−９７５４６号の観賞用植物栽培装置の
考案、即ち、枠体と鉢との隙間にブロック状のスペーサ
ーを介在する構成で、装置全体の軽量化、レイアウトの
変更容易化を意図する。（４）実開平５−３９２４６号
植栽容器の考案、即ち、枠体と鉢との隙間に、空気を封
入したスペーサーを介在し、鉢の位置を自由にアレンジ
可能とする目的にある。
課題解決の一環として先行技術を調査した処、次のよう
な先願考案（以下、単に考案とする。）が見当りまし
た。（１）実開平３−２２６４１号の水上花壇の考案、
即ち、発泡樹脂よりなる浮上集合鉢に、内鉢を挿入し得
る多数の凹入部を設ける構成であり、浮上性及び軽量化
を意図する。（２）実開平３−１０５２４８号の植物栽
培床の考案、即ち、ケーシングと栽培用凹部との隙間に
不規則形状の発泡粒子が局部的に融着されて多数の不規
則な空隙を形成した発泡合成樹脂製の通水性栽培床体を
設ける構成であり、軽量化及び酸素補給を意図する。
（３）実開平４−９７５４６号の観賞用植物栽培装置の
考案、即ち、枠体と鉢との隙間にブロック状のスペーサ
ーを介在する構成で、装置全体の軽量化、レイアウトの
変更容易化を意図する。（４）実開平５−３９２４６号
植栽容器の考案、即ち、枠体と鉢との隙間に、空気を封
入したスペーサーを介在し、鉢の位置を自由にアレンジ
可能とする目的にある。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】以上で詳述した各考案
等は、それぞれスペーサーを利用して、例えば、軽量
化、鉢のレイアウト（植木の配列変更）を図る構造であ
る。確かに、発泡樹脂及び／又は各種形状のスペーサー
を組合せ利用することにより、前述の効果は期待でき
る。しかしながら、何れの考案も、前述の目的達成の範
囲内に留まっている。それが為、例えば、鉢ヘの給水は
従来と同様であつて、所謂鉢全体に給水することから、
この給水用の水を貯留及び給送するには大きな容量（大
型）のタンク及びポンプが要求されるとともに、装置全
体も大型となる等の課題がある。即ち、節水対策が不十
分であるので、この節水対策の不十分性に起因する大容
量のタンク等装備の必要性、並びに装置全体（主とし
て、タンク）の大型化、又は高コスト化等を招来する課
題がある。一方、前述の各考案では、この集合鉢の上部
（鉢上部、鉢上面）に植生する手段が採用されておら
ず、片手落ちであり、グリーン環境、室内造園に最適な
商品とは言い難い、また美的観点並びに商品価値等の面
から改良されるべきる課題である。
等は、それぞれスペーサーを利用して、例えば、軽量
化、鉢のレイアウト（植木の配列変更）を図る構造であ
る。確かに、発泡樹脂及び／又は各種形状のスペーサー
を組合せ利用することにより、前述の効果は期待でき
る。しかしながら、何れの考案も、前述の目的達成の範
囲内に留まっている。それが為、例えば、鉢ヘの給水は
従来と同様であつて、所謂鉢全体に給水することから、
この給水用の水を貯留及び給送するには大きな容量（大
型）のタンク及びポンプが要求されるとともに、装置全
体も大型となる等の課題がある。即ち、節水対策が不十
分であるので、この節水対策の不十分性に起因する大容
量のタンク等装備の必要性、並びに装置全体（主とし
て、タンク）の大型化、又は高コスト化等を招来する課
題がある。一方、前述の各考案では、この集合鉢の上部
（鉢上部、鉢上面）に植生する手段が採用されておら
ず、片手落ちであり、グリーン環境、室内造園に最適な
商品とは言い難い、また美的観点並びに商品価値等の面
から改良されるべきる課題である。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記に鑑み、本発明は、
節水対策の向上、集合鉢の軽量化、内鉢の固定化・交換
又は組み替え等の容易化、等を意図して下記の構成を採
用する。
節水対策の向上、集合鉢の軽量化、内鉢の固定化・交換
又は組み替え等の容易化、等を意図して下記の構成を採
用する。
【０００６】即ち、本発明の多機能付きスペーサーを備
える集合鉢は、集合鉢に節水化、集合鉢の軽量化、内鉢
の固定化・交換又は組み替え等の容易化を目的に設けら
れる多機能付きスペーサーと、この多機能付きスペーサ
ーに設けられた一個又は数個の隙間と、この一個又は数
個の隙間に挿設される一個又は数個の内鉢と、で構成さ
れる。
える集合鉢は、集合鉢に節水化、集合鉢の軽量化、内鉢
の固定化・交換又は組み替え等の容易化を目的に設けら
れる多機能付きスペーサーと、この多機能付きスペーサ
ーに設けられた一個又は数個の隙間と、この一個又は数
個の隙間に挿設される一個又は数個の内鉢と、で構成さ
れる。
【０００７】更に本発明は、前述の節水対策の向上、こ
の向上に基づく小容量（小型）のタンク及びポンプ等の
採用並びに装置の小型化、また集合鉢の軽量化、内鉢の
固定化・交換又は組み替え等の容易化、更に断熱性向上
等の多機能を発揮できる構成とするために下記の構成を
採用した。
の向上に基づく小容量（小型）のタンク及びポンプ等の
採用並びに装置の小型化、また集合鉢の軽量化、内鉢の
固定化・交換又は組み替え等の容易化、更に断熱性向上
等の多機能を発揮できる構成とするために下記の構成を
採用した。
【０００８】即ち、本発明の多機能付きスペーサーを備
える集合鉢は、集合鉢に節水化、集合鉢の軽量化、内鉢
の固定化・交換又は組み替えの容易化、断熱性向上、タ
ンク及びポンプの小容量化等を目的に設けられる多機能
付きスペーサーと、この多機能付きスペーサーに設けら
れた一個又は数個の隙間と、この一個又は数個の隙間に
挿設される一個又は数個の内鉢と、で構成される。
える集合鉢は、集合鉢に節水化、集合鉢の軽量化、内鉢
の固定化・交換又は組み替えの容易化、断熱性向上、タ
ンク及びポンプの小容量化等を目的に設けられる多機能
付きスペーサーと、この多機能付きスペーサーに設けら
れた一個又は数個の隙間と、この一個又は数個の隙間に
挿設される一個又は数個の内鉢と、で構成される。
【０００９】
【作用】次に本発明の作用（内鉢の植付け、組付け等）
について説明する。
について説明する。
【００１０】図１〜図３の如く、タンクに載架された集
合鉢には、一個又は数個の内鉢（以下、原則として内鉢
とする。）を収容するための一個又は数個の隙間（以
下、原則として隙間とする。）を有する発泡プラスチッ
ク等の多機能付きスペーサーが装填されており、かつ集
合鉢の上部には培地を充填する空間が設けられている。
そこで、先ず、例えば、多機能付きスペーサーの各隙間
に所定の各内鉢をそれぞれ挿設し、その後、この内鉢と
集合鉢との隙間に培地を形成し、この培地に植生又はミ
ニの植木鉢を配列する。この状態において、給水する
が、その一例を説明すると、タンクの水室（貯留室又は
灌水室等の部を云う。）に充填されている水は、エアポ
ンプより供給されるエアによる加圧等の手段により押し
上げられ、当該水室に接続する給水管を介して集合鉢に
定量の水を供給する。この際に、集合鉢には多機能付き
スペーサーが挿設されているので、この容積分水の供給
量が節約でき、所謂節水効果が期待できる。尚、前記エ
アポンプを利用する構成では、他に当該エア供給用のエ
アポンプを作動する各種電源、ソレノイド、開閉弁、及
びエア排気用の開閉弁、水位計等の付帯設備が設けられ
る。
合鉢には、一個又は数個の内鉢（以下、原則として内鉢
とする。）を収容するための一個又は数個の隙間（以
下、原則として隙間とする。）を有する発泡プラスチッ
ク等の多機能付きスペーサーが装填されており、かつ集
合鉢の上部には培地を充填する空間が設けられている。
そこで、先ず、例えば、多機能付きスペーサーの各隙間
に所定の各内鉢をそれぞれ挿設し、その後、この内鉢と
集合鉢との隙間に培地を形成し、この培地に植生又はミ
ニの植木鉢を配列する。この状態において、給水する
が、その一例を説明すると、タンクの水室（貯留室又は
灌水室等の部を云う。）に充填されている水は、エアポ
ンプより供給されるエアによる加圧等の手段により押し
上げられ、当該水室に接続する給水管を介して集合鉢に
定量の水を供給する。この際に、集合鉢には多機能付き
スペーサーが挿設されているので、この容積分水の供給
量が節約でき、所謂節水効果が期待できる。尚、前記エ
アポンプを利用する構成では、他に当該エア供給用のエ
アポンプを作動する各種電源、ソレノイド、開閉弁、及
びエア排気用の開閉弁、水位計等の付帯設備が設けられ
る。
【００１１】一方、集合鉢に設けた内鉢を組み替える場
合には、先ず、植生した植物又はミニの植木鉢を外した
後（各状況により、この取外しが不要の場合も有り得
る。）、内鉢を取り外す、この際に、内鉢の取外しによ
る孔（従来の培地）の崩れはなく、簡易かつ安全に取り
外し作業ができる利点と、次の新しい内鉢の挿設もワン
タッチでできる。このような作業を内鉢の数に応じてな
す。この作業及び手順によって、前記内鉢の交換（組み
替え）が終了するので、必要に応じて植生又はミニの植
木鉢の設置作業がなされる。
合には、先ず、植生した植物又はミニの植木鉢を外した
後（各状況により、この取外しが不要の場合も有り得
る。）、内鉢を取り外す、この際に、内鉢の取外しによ
る孔（従来の培地）の崩れはなく、簡易かつ安全に取り
外し作業ができる利点と、次の新しい内鉢の挿設もワン
タッチでできる。このような作業を内鉢の数に応じてな
す。この作業及び手順によって、前記内鉢の交換（組み
替え）が終了するので、必要に応じて植生又はミニの植
木鉢の設置作業がなされる。
【００１２】尚、図４の如く、タンクに載架された集合
鉢には、一個又は数個の内鉢（以下、原則として内鉢と
する。）を収容するための一個又は数個の隙間（以下、
原則として隙間とする。）を有する発泡プラスチック等
の多機能付きスペーサーが装填されており、かつ集合鉢
の上部まで、多機能付きスペーサーが設けられる一例で
ある。他の作用は前述の例とほぼ同様である。
鉢には、一個又は数個の内鉢（以下、原則として内鉢と
する。）を収容するための一個又は数個の隙間（以下、
原則として隙間とする。）を有する発泡プラスチック等
の多機能付きスペーサーが装填されており、かつ集合鉢
の上部まで、多機能付きスペーサーが設けられる一例で
ある。他の作用は前述の例とほぼ同様である。
【００１３】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照にして
説明する。
説明する。
【００１４】１は集合鉢で、この集合鉢１には節水化、
集合鉢の軽量化、内鉢の固定化・交換（植え替え）又は
組み替え等の容易化、断熱性向上、タンク及びポンプの
小容量化等の多目的を達成し得る多機能付きスペーサー
２が設けられるとともに、この一例では集合鉢１の上部
１１１に培地Ａ又はミニの植木鉢を設けるための空間部
Ｂを設けるようにして多機能付きスペーサー２が装填さ
れる（図１〜図３）。また他の一例では集合鉢１の上部
１１１まで多機能付きスペーサー２が装填される（図
４）。この多機能付きスペーサー２には一個又は数個の
内鉢３を挿設するための隙間２１１（孔）が一個又は数
個形成されている。尚、多機能付きスペーサー２は一体
形状が理想であるが限定されない。また前述の如く、集
合鉢１内に設けられる多機能付きスペーサー２の高さは
原則として自由である。更には多機能付きスペーサー２
が集合鉢１を兼用する場合も有り得る。また多機能付き
スペーサー２に経時的に溶け出し作用又は機能する薬
品、養液、空気、有用微生物等の植物用、作物用の成育
部材（成育、成育抑制、他の目的等を含む）を含有する
ことも有り得る。
集合鉢の軽量化、内鉢の固定化・交換（植え替え）又は
組み替え等の容易化、断熱性向上、タンク及びポンプの
小容量化等の多目的を達成し得る多機能付きスペーサー
２が設けられるとともに、この一例では集合鉢１の上部
１１１に培地Ａ又はミニの植木鉢を設けるための空間部
Ｂを設けるようにして多機能付きスペーサー２が装填さ
れる（図１〜図３）。また他の一例では集合鉢１の上部
１１１まで多機能付きスペーサー２が装填される（図
４）。この多機能付きスペーサー２には一個又は数個の
内鉢３を挿設するための隙間２１１（孔）が一個又は数
個形成されている。尚、多機能付きスペーサー２は一体
形状が理想であるが限定されない。また前述の如く、集
合鉢１内に設けられる多機能付きスペーサー２の高さは
原則として自由である。更には多機能付きスペーサー２
が集合鉢１を兼用する場合も有り得る。また多機能付き
スペーサー２に経時的に溶け出し作用又は機能する薬
品、養液、空気、有用微生物等の植物用、作物用の成育
部材（成育、成育抑制、他の目的等を含む）を含有する
ことも有り得る。
【００１５】１０は給水用のタンクで、このタンク１０
には水室１１、通水管１２又給水管１３、又は図示しな
いがエアポンプを作動する電源、また配管に設けた電磁
弁、ソレノイド、及びタンク１０内のエアを排気する開
閉弁、更には水位計等の付帯設備が設けられる。
には水室１１、通水管１２又給水管１３、又は図示しな
いがエアポンプを作動する電源、また配管に設けた電磁
弁、ソレノイド、及びタンク１０内のエアを排気する開
閉弁、更には水位計等の付帯設備が設けられる。
【００１６】
【発明の効果】以上で説明した如く、集合鉢に一個又は
数個の隙間を有する多機能付きスペーサーを設け、この
多機能付きスペーサーの一個又は数個の隙間に一個又は
数個の内鉢を挿設する構成であるので、集合鉢の節水化
及び軽量化、内鉢の固定化・交換又は組み替え等の容易
化、等が達成される。また節水対策の向上が達成される
結果として、例えば、小容量のタンク及びポンプ等の採
用、並びに装置の小型化が達成されること、更に断熱性
向上等の多機能を発揮できる。
数個の隙間を有する多機能付きスペーサーを設け、この
多機能付きスペーサーの一個又は数個の隙間に一個又は
数個の内鉢を挿設する構成であるので、集合鉢の節水化
及び軽量化、内鉢の固定化・交換又は組み替え等の容易
化、等が達成される。また節水対策の向上が達成される
結果として、例えば、小容量のタンク及びポンプ等の採
用、並びに装置の小型化が達成されること、更に断熱性
向上等の多機能を発揮できる。
【００１７】また本発明は、集合鉢に一個又は数個の隙
間を有する多機能付きスペーサーを設け、この多機能付
きスペーサーの一個又は数個の隙間に一個又は数個の内
鉢を挿設し、前記多機能付きスペーサーの上面（集合鉢
の上部）に空間部を形成し、この空間部に培地又はミニ
の植木鉢を設ける構成であるので、豪華なグリーン環境
の出現及び室内造園に途を開く優れた発明である。
間を有する多機能付きスペーサーを設け、この多機能付
きスペーサーの一個又は数個の隙間に一個又は数個の内
鉢を挿設し、前記多機能付きスペーサーの上面（集合鉢
の上部）に空間部を形成し、この空間部に培地又はミニ
の植木鉢を設ける構成であるので、豪華なグリーン環境
の出現及び室内造園に途を開く優れた発明である。
【図１】本発明の一例を示し、その全体の一部欠截の斜
視図である。
視図である。
【図２】本発明の一例を示し、その全体の拡大平面図で
ある。
ある。
【図３】本発明の一例を示し、その使用状態示す斜視図
である。
である。
【図４】本発明の他の一例を示し、その全体の一部欠截
の斜視図である。
の斜視図である。
１ 集合鉢 １１１ 上部 ２ 多機能付きスペーサー ２１１ 隙間 ３ 内鉢 １０ タンク １１ 水室 １２ 通水管 １３ 給水管 Ａ 培地 Ｂ 空間部
Claims (5)
- 【請求項１】 集合鉢に節水化、集合鉢の軽量化、内鉢
の固定化・交換又は組み替え等の容易化を目的に設けら
れる多機能付きスペーサーと、この多機能付きスペーサ
ーに設けられた一個又は数個の隙間と、この一個又は数
個の隙間に挿設される一個又は数個の内鉢と、で構成さ
れる多機能付きスペーサーを備える集合鉢。 - 【請求項２】 集合鉢に節水化、集合鉢の軽量化、内鉢
の固定化・交換又は組み替えの容易化、断熱性向上、タ
ンク及びポンプの小容量化等を目的に設けられる多機能
付きスペーサーと、この多機能付きスペーサーに設けら
れた一個又は数個の隙間と、この一個又は数個の隙間に
挿設される一個又は数個の内鉢と、で構成される多機能
付きスペーサーを備える集合鉢。 - 【請求項３】 上記集合鉢に自動給水・給液用のタンク
を設けてなる請求項１又は請求項２の多機能付きスペー
サーを備える集合鉢。 - 【請求項４】 上記集合鉢の上部でかつ多機能付きスペ
ーサーの上面に空間部を設け、この空間部に培地又はミ
ニの植木鉢を設ける構成とした請求項１、２又は請求項
３の多機能付きスペーサーを備える集合鉢。 - 【請求項５】 上記多機能付きスペーサーに経時的に溶
け出す等の薬品、養液等の植物用、作物用の成育部材を
含有する構成とした請求項１、２、３又は請求項４の多
機能付きスペーサーを備える集合鉢。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6324288A JPH08172919A (ja) | 1994-12-27 | 1994-12-27 | 多機能付きスペーサーを備える集合鉢 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6324288A JPH08172919A (ja) | 1994-12-27 | 1994-12-27 | 多機能付きスペーサーを備える集合鉢 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08172919A true JPH08172919A (ja) | 1996-07-09 |
Family
ID=18164140
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6324288A Pending JPH08172919A (ja) | 1994-12-27 | 1994-12-27 | 多機能付きスペーサーを備える集合鉢 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08172919A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6901700B2 (en) * | 2002-08-13 | 2005-06-07 | Grzegorz Trabka | Combination planter |
| KR101024968B1 (ko) * | 2008-05-23 | 2011-03-25 | 동양대학교 산학협력단 | 재배관을 이용한 입상식 농작물 재배장치 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0670537B2 (ja) * | 1982-04-07 | 1994-09-07 | 三洋電機株式会社 | 吸収冷凍機の熱源蒸気流量制御装置 |
-
1994
- 1994-12-27 JP JP6324288A patent/JPH08172919A/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0670537B2 (ja) * | 1982-04-07 | 1994-09-07 | 三洋電機株式会社 | 吸収冷凍機の熱源蒸気流量制御装置 |
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