JPH08172839A - スイーパ - Google Patents

スイーパ

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Publication number
JPH08172839A
JPH08172839A JP6326692A JP32669294A JPH08172839A JP H08172839 A JPH08172839 A JP H08172839A JP 6326692 A JP6326692 A JP 6326692A JP 32669294 A JP32669294 A JP 32669294A JP H08172839 A JPH08172839 A JP H08172839A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
clutch
blower
sweeper
speed
driving
Prior art date
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Pending
Application number
JP6326692A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuo Yamaguchi
哲雄 山口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Kubota Corp filed Critical Kubota Corp
Priority to JP6326692A priority Critical patent/JPH08172839A/ja
Publication of JPH08172839A publication Critical patent/JPH08172839A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Harvester Elements (AREA)
  • Arrangement Of Transmissions (AREA)
  • Hydraulic Clutches, Magnetic Clutches, Fluid Clutches, And Fluid Joints (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ブロワへの伝動系の保護を図る点にある。 【構成】 エンジン15から電磁式クラッチ25を介し
て刈芝吸引用ブロワ5に動力供給を行うように構成する
とともに、エンジン15の回転速度がアイドリング回転
速度である1500RPM以下であるときに、電磁式ク
ラッチ25を入り状態に切り換えるようにしてある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、刈芝を導入する回収ヘ
ッドから、刈芝を収容する回収容器へ至る回収経路に、
吸い込み用のブロアを設けるとともに、前記ブロアとそ
のブロアを駆動する原動部との伝動系にクラッチを介装
し、前記クラッチを人為操作指令に基づいて入り切り操
作する制御手段を設けてあるスイーパに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ブロワに対しては起動用の操作ス
イッチが運転部の操作パネル等に設けてあり、その操作
スイッチを操作するとクラッチが繋がり、ブロワが起動
していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ブロワ
はその構造上慣性能率が大きくその為に瞬間的に高速回
転動力を作用させると、その伝動系に大きな駆動力が作
用するところから、変速ショックが大きく、伝動系の破
損に繋がることもある。勿論、このような場合を想定し
て伝動系を強化することも考えられるが、必要以上に過
剰品質となるので、製造コストの高騰化に繋がるだけで
ある。本発明の目的は、上記実情に鑑みてなされたもの
であって、クラッチを繋ぐ際の伝動回転速度を管理する
ことによって、上記した不都合な状態を回避するように
する点にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明による特徴構成
は、前記原動部の回転速度を検出する回転検出手段を設
け、前記制御手段で、前記回転検出手段が通常の運転速
度よりも低速回転速度以下の回転速度を検出している場
合に、前記クラッチを入り状態に切換えできるようにし
てある点にあり、その作用効果は次の通りである。
【0005】
【作用】つまり、原動部の回転速度が前記した低速回転
速度でないとクラッチを入り状態に切り換えることがで
きないように制御することによって、高速状態でのブロ
ワの起動を回避できる。
【0006】
【発明の効果】従って、ブロワが起動する場合は低速で
立ち上がることになるので、変速ショックは少なく、か
つ、高速状態で起動することは避けられるので、伝動系
に無理な荷重を作用させることはなく、必要以上の強固
な構造を採用する必要もない。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1に示すように、スイーパは、芝刈り機で刈取
られて芝地に散在放置された刈芝を回転ブラシで掻き上
げて、その掻き上げた刈芝を回収容器に集めるように構
成している。詳述すると、スイーパは、左右一対の前車
輪1,1と、左右一対の後車輪2,2とで走行可能に支
持した乗用走行車体3の前後車輪1,2間に、回収ヘッ
ド4を上下動可能に配備するとともに、車体3上には刈
芝吸い上げ用のブロワ5と、回収容器6とを搭載した構
成となっている。回収ヘッド4は、ホイールゲージ7を
介して接地追従させ、内装した回転ブラシ8で掃き上げ
た刈芝をダクト9を介してブロワ5に吸引させて、回収
容器6に送り込むように構成している。
【0008】回収容器6は、第1油圧シリンダ10で昇
降される四連リンク機構11で支持されており、ブロア
5に対して接続及び分離可能に構成されている。そし
て、回収容器6の後部開口部を開閉する蓋体12を横軸
芯周りで揺動操作可能に、かつ、第1油圧シリンダ10
で上昇された回収容器6の前記後部開口部が下方に向く
ように、回収容器6をダンプ姿勢に横軸芯周りで揺動変
更可能に、二つの油圧シリンダ13を設けている。
【0009】次に、前車輪1,1及び後車輪2,2を駆
動するための構造について説明する。図1及び図2に示
すように、乗用走行車体3の前部に搭載された原動部と
してのエンジン15の出力軸15aに、前車輪駆動用油
圧ポンプ16aと、後車輪駆動用油圧ポンプ17aとが
駆動されるように設けられている。そして、前車輪駆動
用油圧ポンプ16aと、そのポンプ16aからの圧油で
回転駆動される前車輪駆動用油圧モータ16bとにわた
る油圧回路を第1油圧回路16として構成しているとと
もに、後車輪駆動用油圧ポンプ17aと、そのポンプ1
7aからの圧油で回転駆動される後車輪駆動用油圧モー
タ17bとにわたる油圧回路を第2油圧回路17として
構成している。前車輪駆動用油圧ポンプ16aからの動
力が前車輪1,1の差動機構18に伝達されて前車輪
1,1が駆動される。又、後車輪駆動用油圧ポンプ17
aからの動力が後車輪2,2の差動機構19に伝達され
て後車輪2,2が駆動される。そして、前車輪駆動用ポ
ンプ16aにおける吐き出しがわ油路及び吸い込みがわ
油路のそれぞれと、後車輪駆動用油圧ポンプ17aの吐
き出しがわ油路及び吸い込みがわ油路のそれぞれとを、
全閉可能な可変絞り機構20,20を介して接続してい
る。この両可変絞り機構20,20は、その絞り操作が
同じようになされるよう連動するものであって、乗用走
行車体3における操縦部にその絞り操作を行うための操
作レバーを設けている。尚、前車輪駆動用ポンプ16a
と後車輪駆動用ポンプ17aの圧油吐出量を連動して変
更できるようにしているとともに、前記操縦部に設けた
ペダルやレバー等の変速操作具でその変更操作が行える
ようにしている。
【0010】上記構成により、例えばゴルフ場の芝地に
刈取り放置された刈芝を回収除去するために、上記スイ
ーパを走行させながら回収ヘッド4の回転ブラシ8で刈
芝を掃き出して、ブロワ5でその刈芝を吸引して回収容
器6に回収する。回収容器6が満杯になると車体を所定
の回収場所にまで移動させ、ここで回収容器6を持ち上
げてダンプ姿勢にした状態で蓋体12を開放姿勢にする
ことで回収した刈芝を放出するのである。
【0011】又、前車輪1,1を駆動するための第1油
圧回路16と、後車輪2,2を駆動するための第2油圧
回路17とが、全閉可能な可変絞り機構20,20で接
続されているから、走行時に前車輪1,1と後車輪2,
2との一方でスリップが生じがちになって推進性能が低
くなっているときには、可変絞り機構20,20を適宜
な開状態にすることで、第1油圧回路16と第2油圧回
路17との間を圧油が流動できることにより、前車輪
1,1の駆動速度と後車輪の駆動速度とが同じになるよ
うにして、スリップの発生を解消できる。尚、可変絞り
機構20,20を全閉状態にすることで、前車輪1,1
と後車輪2,2の駆動が独立してなされる。
【0012】そして、図2及び図3に示すように、エン
ジン15の出力軸15aからの動力でブロワ5が駆動さ
れるように構成しているとともに、ブロワ5の駆動軸5
aで駆動される油圧ポンプ21及び油圧モータ22で前
記回転ブラシ8が回転駆動されるように構成している。
このエンジン出力軸15aとブロワ駆動軸5aとに渡っ
てベルト伝動機構14が設けてあり、このベルト伝動機
構14をエンジン出力軸15aに取付られた出力プーリ
23とブロワ駆動軸5aに取り付けられた入力プーリ2
4とで構成し、出力プーリ23をエンジン出力軸15a
に電磁式クラッチ25を介して連係して、ブロワ5への
動力を入り切りするように構成してある。
【0013】次に、電磁式クラッチ25の制御について
説明する。図3に示すように、エンジン15の出力回転
速度を検出する回転検出手段としては電磁ピックアップ
式回転センサ26を設けるとともに、ブロワ5に対する
入り切り操作スイッチ27を設け、これらセンサ26と
スイッチ27からの情報に基づいて制御装置28が電磁
式クラッチ25の入り切り操作を行うようにしてある。
この操作スイッチ27は、乗用走行車体3の運転部とラ
ジコン用送信機に設けてあり、いずれの操作も可能にな
っている。
【0014】回転センサ26の検出回転速度がアイドリ
ング回転速度(例えば1500RPM)以下の低速回転
速度を検出したならば、電磁式クラッチ25を入り作動
できるようにする。したがって、この状態で操作スイッ
チ27を入り操作すれば、ブロワ5を回転駆動できるよ
うになるが、前記した低速回転速度を越える回転速度を
検出するならば操作スイッチ27を操作してもクラッチ
25は伝動状態には切り換わらない。このような、制御
構成を採ることによって、エンジン15が通常の運転速
度となる高速回転状態であれば、クラッチ25は繋がら
ず、ブロワ5に大きな駆動ショックが作用することにな
る高速回転状態で接続を未然に回避できる。
【0015】〔別実施例〕 原動部の回転速度を検出する手段としては、電磁ピ
ックアップ以外にエンコーダ、ポテンショメータ等が使
用可能である。 回転検出手段としては、エンジン15の回転速度を
直接検出する以外に、スロットル開度又はハンドアクセ
ルレバーの操作位置等を検出するものであってもよい。 電磁式クラッチ25を入り状態にできる低速回転速
度としては、必ずしも、1500RPMに限定されるも
のではなく、ブロワ5の強度等との兼ね合いで決定され
るものであり、上下に幾らかの幅を持たせた数値を選定
することができる。 クラッチ25としては必ずしも電磁式クラッチであ
る必要はなく、通常の摩擦クラッチ又はベルトクラッチ
等を電動シリンダ等で駆動切換できる構成のものでもよ
い。 原動部としては、電動モータ等を利用したものでも
よい。
【0016】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構造に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】スイーパを示す全体側面図
【図2】スイーパにおける動力系統図
【図3】ブロワ用電磁クラッチに対する制御構成図
【符号の説明】
4 回収ヘッド 5 ブロワ 6 回収容器 15 原動部 25 クラッチ 26 回転検出手段 28 制御手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 刈芝を導入する回収ヘッド(4)から、
    刈芝を収容する回収容器(6)へ至る回収経路に、吸い
    込み用のブロア(5)を設けるとともに、前記ブロア
    (5)とそのブロア(5)を駆動する原動部(15)と
    の伝動系にクラッチ(25)を介装し、前記クラッチ
    (25)を人為操作指令に基づいて入り切り操作する制
    御手段(28)を設けてあるスイーパであって、 前記原動部(15)の回転速度を検出する回転検出手段
    (26)を設け、前記制御手段(28)で、前記回転検
    出手段(26)が通常の運転速度よりも低速回転速度以
    下の回転速度を検出している場合に、前記クラッチ(2
    5)を入り状態に切換えできるようにしてあるスイー
    パ。
JP6326692A 1994-12-28 1994-12-28 スイーパ Pending JPH08172839A (ja)

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JP6326692A JPH08172839A (ja) 1994-12-28 1994-12-28 スイーパ

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JP6326692A JPH08172839A (ja) 1994-12-28 1994-12-28 スイーパ

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ID=18190602

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JP6326692A Pending JPH08172839A (ja) 1994-12-28 1994-12-28 スイーパ

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005013086A (ja) * 2003-06-26 2005-01-20 Bunmei Noki Kk さとうきび収穫機の油圧駆動装置
JP2014113069A (ja) * 2012-12-06 2014-06-26 Iseki & Co Ltd 草刈機
JP2016093207A (ja) * 2016-02-26 2016-05-26 井関農機株式会社 草刈機
JP2016116528A (ja) * 2016-02-26 2016-06-30 井関農機株式会社 草刈機
JP2018011614A (ja) * 2017-10-25 2018-01-25 井関農機株式会社 草刈機
JP2019080514A (ja) * 2017-10-30 2019-05-30 株式会社クボタ 作業機

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