JPH08172727A - 組電池の保護装置 - Google Patents

組電池の保護装置

Info

Publication number
JPH08172727A
JPH08172727A JP6314826A JP31482694A JPH08172727A JP H08172727 A JPH08172727 A JP H08172727A JP 6314826 A JP6314826 A JP 6314826A JP 31482694 A JP31482694 A JP 31482694A JP H08172727 A JPH08172727 A JP H08172727A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
battery
light emitting
emitting diode
voltage
diode
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP6314826A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3419122B2 (ja
Inventor
Hideaki Horie
英明 堀江
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP31482694A priority Critical patent/JP3419122B2/ja
Publication of JPH08172727A publication Critical patent/JPH08172727A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3419122B2 publication Critical patent/JP3419122B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Protection Of Static Devices (AREA)
  • Charge And Discharge Circuits For Batteries Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】転極したセルが生じた場合でも、電池が急速に
劣化されない範囲では他の正常なセルによって安全に放
電を継続でき、かつ電池の急速劣化に近づいた場合には
確実にそれを検知できる組電池の保護装置を提供する。 【構成】一つの二次電池からなるセルまたは複数のセル
からなるモジュールを、複数個直列または直並列に接続
した組電池1と、各セルまたは各モジュールごとに電池
の極性と逆極性に並列に接続されたダイオード5と、上
記ダイオードごとにそれぞれ並列に接続された回路であ
って、電池の正常極性を+方向としたときに、セルの急
速劣化が開始される下限の電圧をVb、組電池の最大放
電電流を流した場合における上記ダイオードの接合電圧
をVd、発光ダイオードを点灯させる電圧をV1とした
場合に、Vb<V1<Vd<0なる条件で上記発光ダイ
オードを点灯させる発光ダイオード点灯回路(6、7、
8の回路)と、を備えた組電池の保護回路。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数個の二次電池を直
列接続または直並列接続して用いる組電池の保護装置に
関し、特にリチウムイオン電池のような非水系電解質二
次電池の組電池に好適な保護装置に関する。
【0002】
【従来技術】電気自動車等の動力源としては、二次電池
(単一の電池からなるセルまたは複数のセルからなるモ
ジュール)を必要な容量に相当する分だけ複数個直列ま
たは直並列に接続した組電池が用いられる。このような
組電池は、多数の電池(例えば電気自動車では100〜
250セル程度)を用いているので、電池系の信頼性を
確保することが重要である。すなわち、組電池を構成し
ている電池のうちの何れかが過放電や過充電等によって
機能が低下すると組電池全体の機能が低下するおそれが
ある。
【0003】従来の電池を保護する装置としては、例え
ば、特開昭59−96655号公報(以下従来例1と記
す)、特開昭61−206179号公報(以下、従来例
2と記す)、特開平3−208265号公報(以下、従
来例3と記す)、特開平3−279883号公報(以
下、従来例4と記す)および特開平5−258778号
公報(以下、従来例5と記す)等に記載されたものがあ
る。上記従来例1に記載の技術は、複数のセルを直列接
続したニッケル・カドミウム電池において、各セルごと
に並列にダイオードを接続することにより、放電電圧が
所定値以下になった場合に定電圧放電させ、それより電
圧が低下しないようにしたものである。また、従来例2
に記載の技術は、複数のセルを直列接続したリチウム電
池において、各セルごとに並列にダイオード(ツェナダ
イオードまたは発光ダイオード)を接続することによ
り、各セルごとに印加される充電電圧の不均衡を解消
し、各セルを均等に充電するようにしたものである。ま
た、従来例3に記載の技術は、ナトリウム・硫黄バッテ
リのような高温度で動作する電池において、温度が所定
値以下に低下したセルを検出し、そのセルを短絡するこ
とにより、温度の低下による転極を防止するものであ
る。また、従来例4に記載の技術は、複数のセルの最小
単位ごとに電圧検出器を設け、過放電によって端子電圧
が所定値以下に低下したセルが発生した場合には、警報
を発するか、もしくは電源回路を遮断するようにしたも
のである。また、従来例5に記載の技術は、複数のセル
を直列に接続した電池において、逆極性に並列接続した
2個の発光ダイオードと抵抗との直列回路を各セルごと
に並列に接続し、各セルごとの電圧に差が生じると、そ
の電位差によって上記発光ダイオードが発光するのを、
光ファイバケーブルを介して集中監視装置で検出するこ
とにより、過充電および過放電を監視するようにしたも
のである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、各従来
技術においては、それぞれ過充電や過放電を防止するよ
うになっているが、次のごとき点において不十分であっ
た。例えば、電気自動車等においては、複数個の二次電
池を必要とする容量分だけ直列または直並列に接続した
組電池が用いられる。このような組電池の場合には、放
電容量(放電可能な電気量)の減少程度が各電池によっ
て異なっている。例えば各電池間には製造バラツキがあ
り、また組電池で使用した場合の温度分布が均一でない
等の理由により、自己放電量や充電受入率(充放電効
率)に差があるので、放電容量の減少程度が各電池によ
って異なっている。そのためDOD(放電深度:全放電
で100%、満充電で0%)0%からの放電容量には各
電池にバラツキが生じ、それによって組電池としての放
電容量が減少する。すなわち、放電時には、放電容量の
小さくなった電池は早く放電終了して過放電状態とな
り、この過放電になっている電池が他の電池の負荷とな
って、全ての電池がDOD100%にならないうちに電
圧が低下し、組電池としては放電終了になってしまう。
また、電池の放電末期には、内部抵抗が増大して内
部発熱が大きくなることによる劣化、電池系物質が不
安定になるための劣化、局所的に大きな電流が流れる
ことによる劣化、等の原因で電池の劣化が進むので、上
記の過放電状態となった電池は、寿命の劣化が大きくな
る。一方、充電時には、放電時にDOD100%になら
なかった電池が先にDOD0%に達して電圧が上昇し、
充電が終了してしまうが、放電時に過放電になった電池
はDOD0%にならないままで充電が終了するので、D
ODの差は広がり、各電池の放電容量の差も広がる。上
記のように、組電池においては、充放電を繰り返すうち
に、各セルの放電容量や寿命にバラツキが生じてしま
う。
【0005】ところで、電気自動車等の交通機関におい
ては、駆動用電池が放電終了しそうな状態であっても、
充電ステーションや自宅まで走行を継続する場合があ
る。このような場合に、駆動用電池を構成する多数のセ
ルのうちで、上記のように、放電容量が低下しているセ
ルは、他のセルよりも先に放電終了し、転極して端子電
圧が逆極性(マイナス)になってしまう場合がある。そ
して過放電が更に進むと、電池の電解質が分解し、電池
が急速に劣化してガスが発生するおそれがある。したが
って、複数のセルのうちの或るセルが過放電となって転
極しても、電池内圧力が電池ケースの弾性変形限界値以
下の範囲では、他の正常なセルによって放電を継続する
ことが出来、かつ、電池内圧力が電池ケースの弾性変形
限界値に近づいた場合には確実にそれを検知することが
必要である。前記の各従来例は、上記のごとき機能は有
していなかった。
【0006】本発明は、上記のごとき従来技術の問題を
解決するためになされたものであり、転極したセルが生
じた場合でも、電池が急速な劣化を開始しない範囲で
は、他の正常なセルによって安全に放電を継続すること
が出来、かつ、電池が急速に劣化を開始する範囲に近づ
いた場合には確実にそれを検知することの出来る組電池
の保護装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明においては、特許請求の範囲に記載するよう
に構成している。すなわち、請求項1に記載の発明にお
いては、一つの二次電池からなるセルまたは複数のセル
からなるモジュールを、複数個直列または直並列に接続
した組電池と、各セルまたは各モジュールごとに、電池
の極性と逆極性に並列に接続されたダイオードと、上記
ダイオードごとにそれぞれ並列に接続された回路であっ
て、電池の正常極性を+方向としたときに、セルが急速
に劣化を開始する下限の電圧をVb、組電池の最大放電
電流を流した場合における上記ダイオードの接合電圧を
Vd、発光ダイオードを点灯させる電圧をV1とした場
合に、 Vb<V1 <Vd<0 なる条件で、上記発光ダイオードを点灯させる発光ダイ
オード点灯回路と、を備えたものである。なお、上記の
構成は、例えば後記図1の実施例に相当する。
【0008】また、請求項2に記載の発明は、上記請求
項1の構成に、少なくともツェナダイオードと第2の発
光ダイオードとの直列回路からなり、上記ダイオードご
とにそれぞれ並列に接続された回路であって、セルが急
速に劣化を開始する上限の電圧をVc、最大充電電流に
対する上記ツェナダイオードのツェナ電圧をVz、上記
第2の発光ダイオードを点灯させる電圧をV2とした場
合に、 0<Vz<V2 <Vc なる条件で、上記第2の発光ダイオードを点灯させる第
2発光ダイオード点灯回路を付加したものである。な
お、上記の構成は、例えば後記図5の実施例に相当す
る。
【0009】また、請求項3に記載の発明は、請求項1
または請求項2に記載の構成に、上記発光ダイオードの
点灯を検出し、点灯時に組電池の充電または放電を停止
させる手段を付加したものである。なお、上記の構成
は、例えば後記図6の実施例に相当する。また、請求項
4に記載の発明は、上記ダイオードが導通した場合に第
3の発光ダイオードを点灯させる回路を付加したもので
ある。なお、上記の構成は、例えば後記図4の実施例に
相当する。また、請求項5に記載の発明は、請求項4に
おいて、上記第3の発光ダイオードの点灯を検出し、点
灯状態の積算時間、すなわち点灯した各発光ダイオード
の継続時間の和が所定値以上に達した場合に、放電電流
の低減または遮断(負荷低減または負荷駆動停止)の制
御を行なう手段を備えたものである。なお、上記の構成
は、例えば後記図7の実施例に相当する。また、請求項
6に記載の発明は、電池の各ユニットの圧力および温度
を検出する手段と、上記圧力および温度と、電池の電圧
とに応じて電池の非適正状態を検出する手段を備えたも
のである。なお、上記の構成は、例えば後記図8の実施
例に相当する。また、上記二次電池は、例えば、請求項
7に記載のごとく、非水系電解質二次電池、例えばリチ
ウムイオン電池である。ただし、鉛−酸二次電池等の他
の二次電池の組電池においても本発明を適用することが
出来る。
【0010】
【作用】二次電池においては、放電終止電圧に達した場
合でも、直ぐに電池急速な劣化が開始されるわけではな
く、多少の余裕範囲がある。例えば、詳細を後述するよ
うに、リチウムイオン電池の場合には、正常動作範囲は
+4.0V〜+2.4V程度の範囲であるが、過放電によ
って実際に電解質が分解して電池の劣化が始まるのは、
転極した後の−4.4V程度からである。したがって電
圧が低下して0V以下に転極した後も−4.4Vより高
い範囲では、その電池から電力を取り出すことは出来な
くても、他の正常な電池を動作させることが出来れば、
組電池としての機能は保つことが出来る。本発明は、上
記のごとき考察に基づいてなされたものであり、請求項
1の構成においては、各セルまたは各モジュールごと
に、電池の極性と逆極性に並列に接続されたダイオード
を備え、電池が転極した後は上記のダイオードを介して
電流が流れるようにし、他の正常な電池の動作に支障を
生じることなく、かつ、当該電池もそれ以上放電しない
ように構成したものであり、また、当該電池の電圧がさ
らに低下して、電池の急速な劣化を生じるおそれのある
場合には、発光ダイオードを点灯させて急速な劣化の直
前状態であることを報知するように構成している。
【0011】また、請求項2においては、請求項1の構
成に、過充電時の保護回路と過充電による急速な劣化の
直前状態を報知する発光ダイオードとを付加したもので
ある。また、請求項3においては、上記発光ダイオード
の点灯を検出し、点灯時に組電池の充電または放電を停
止させる手段(例えば図6のフォトカプラ21、22と
保護制御装置23)を備え、急速な劣化の直前状態時に
は自動的に充放電を停止させるようにしたものである。
また、請求項4においては、上記ダイオードが導通した
場合、すなわち電池が転極した場合に、それを表示する
第3の発光ダイオードを設けたものである。
【0012】このようにすれば、放電が終了している電
池が存在し、組電池としての残存容量が乏しいことを報
知し、運転者等に最寄りの充電ステーションへ向かうよ
うに促すことが出来る。
【0013】また、請求項5においては、請求項4の第
3の発光ダイオードの点灯を検出し、点灯状態の積算時
間が所定値以上に達した場合に、放電電流の低減または
遮断の制御を行なうものである。第3の発光ダイオード
が点灯したこと自体は、急速な劣化の直前状態ではない
が、転極した電池の数や継続時間が多い場合には、組電
池としての残存容量が小さくなっているので、放電電流
を低減または遮断するものである。また、請求項6にお
いては、電池の電圧による非適正状態検出に加えて、電
池の圧力と温度をも検出し、それに非適正状態が生じた
場合にも負荷停止等の保護動作を行なわせるものであ
る。すなわち、電解質が分解してガスが発生すると圧力
が大幅に上昇し、また温度も大幅に上昇する。したがっ
て何らかの原因で電圧が適正値を示した場合であっても
圧力や温度が大幅に上昇した場合には、電池が非適正状
態であると判断することが出来る。また、請求項7に記
載のように、本発明は、リチウムイオン電池のような非
水系電解質二次電池に特に好適である。一般に、非水系
電解質二次電池はユニットが完全に密閉されているた
め、電解質が分解してガスが発生すると圧力が大幅に上
昇するおそれがあり、また温度上昇も大幅である。した
がって本発明のような保護装置を設けると特に有益であ
る。
【0014】
【実施例】以下、本発明を実施例に基づいて詳細に説明
する。図1は本発明の第1の実施例図である。まず、図
1(a)において、1は組電池であり、1a〜1nから
なる各電池(単一の電池からなるセルまたは複数のセル
からなるモジュール)を直列に接続したものである。な
お、直並列に接続したものでもよい。また、2は制御装
置であり、組電池1の電力で負荷3を駆動する際の電力
供給を制御するものである。例えば、制御装置2は電気
自動車における直流−交流変換用コンバータと制御用コ
ンピュータからなる回路であり、負荷3は電気自動車駆
動用モータである。なお、上記の制御装置2と負荷3の
部分は組電池の出力(放電)回路であり、以下に記載す
る4の部分が本実施例の保護回路の部分である。4は保
護回路であり、電池1aに逆極性で並列に接続されたダ
イオード5と、発光ダイオード6、ツェナダイオード7
および抵抗8の直列回路(ダイオード5に並列に接続)
と、から構成されている。なお、図1では、電池1aに
接続した保護回路のみを図示しているが、保護回路4は
電池1a〜1nのそれぞれに設けられている。また、上
記の発光ダイオード6、ツェナダイオード7および抵抗
8の直列回路の代わりに、図1(b)に示すように、発
光ダイオード6’と抵抗8’の直列回路を用いてもほぼ
同様に動作する。
【0015】以下、図2に基づいて作用を説明する。図
2は、電池1aにおける動作領域および保護回路4にお
ける電流経路を示す図である。図2において、線分、
、、は電池1aの動作領域を示し、は正常動作
領域、は過放電による転極領域、は過充電時のバイ
パス領域(詳細は図5の実施例で説明)、は急速な劣
化を生じていない領域と急速劣化領域を示す。また、急
速な劣化を生じる上限の電圧Vcは、過充電によって電
池が急速に劣化を開始する電圧であり、急速な劣化を生
じる下限の電圧Vbは過放電によって電池が急速に劣化
を開始する電圧である。また、Vdは組電池の最大放電
電流を流した場合におけるダイオード5の接合電圧、V
1は発光ダイオード6を点灯させる電圧である。なお、
電池1aの正常極性をプラス方向とすれば、上記Vd、
1、Vbは図示のようにマイナスの値となる。また、
2とVzに関しては図5の実施例で説明する。
【0016】図2に示すように、単位の電池1aにおけ
る動作は、充電末期(充電終止電圧)から放電末期(放
電終止電圧)までの範囲が正常動作範囲であるが、この
正常動作範囲を逸脱しても直ちに電池が急速な劣化を開
始するものではなく、電池が急速な劣化を開始する上限
の電圧Vcおよび急速な劣化を生じる下限の電圧Vbま
でには多少の余裕がある。
【0017】以下、放電時について説明する。正常動作
領域においては、’に示すように、電流経路は電池1
aを正常方向に流れる。その状態で放電を継続し、放電
終止電圧(放電末期)に達してもなお放電を継続する
と、電池の電圧は更に低下して0Vよりも低くなる。こ
の状態で他の電池1b〜1nに放電容量が残っている場
合には、他の電池の放電は継続するが、電池1aでは、
転極が生じて電圧が逆極性となる。電池1aが転極する
と、ダイオード5は順方向バイアスされるために導通
し、’に示すように、電流経路は保護回路4を経由す
る経路となる。したがって、図3のダイオード特性に示
すように、組電池の最大放電電流(最大負荷電流)Ima
xを流した場合におけるダイオード5の接合電圧Vdが
急速な劣化を生じる下限の電圧Vbに達しないように設
定しておけば、他の電池よりも先に放電終了した電池1
aの急速な劣化を防止しながら、しかも他の電池の電力
を有効に活用して負荷の運転を継続することが出来る。
なお、通常のダイオードの接合電圧Vdは0.6V〜1.
0V程度(図1の方向では−0.6V〜−1.0V)であ
るのに対し、例えばリチウムイオン電池の急速な劣化を
生じる下限の電圧Vbは−4.4V程度であるから、上
記の条件を十分に満足することが出来る。また、何らか
の原因で、電池1aの電圧が更に低下して所定値V1
達すると、ツェナダイオード7が導通して発光ダイオー
ド6が点灯し、電圧が適正範囲外に低下したことを報知
する。この所定値V1を上記ダイオード5の接合電圧V
dと急速な劣化を生じる下限の電圧Vbとの間の値に設
定しておけば、ダイオード5による保護作用の限界を越
えた場合に、電池が急速な劣化に至る前に非適正状態を
報知することが出来る。このような非適正状態が検知さ
れた場合には、後記図6の実施例で説明するように、手
動または自動的に負荷を遮断する等の措置を行なうこと
により、電池の急速な劣化を防止することが出来る。な
お、図1(b)のように、ツェナダイオード7を省略し
た場合には、発光ダイオード6’を点灯させる所定値V
1が多少不正確になるが、基本的には上記と同様に動作
する。上記のように、図1の実施例においては、組電池
中のいずれかの電池が先に放電を終了した場合でも、そ
の電池に急速な劣化を生じさせることなしに、他の電池
の電力で負荷駆動を継続することが出来るので、例え
ば、電気自動車の場合においては最寄りの充電ステーシ
ョンや自宅まで走行を継続することが出来る。また、当
該電池がさらに電圧低下して急速な劣化のおそれがある
場合には、急速な劣化に至る前にそれを報知するので、
負荷停止等の適切な措置を行なって電池急速な劣化を確
実に避けることが出来る。なお、上記の説明において
は、電池1aを例として説明したが、電池1a〜1nの
いずれの場合でも同様である。
【0018】次に、図4は、本発明の第2の実施例図で
ある。この実施例は、前記図1の実施例に、ダイオード
5が導通したこと、すなわち電池が転極したことを報知
する回路を付加したものである。図4において、9はト
ランジスタ、10〜12は抵抗、13は発光ダイオー
ド、14はバックアップ用に電池であり、その他、図1
と同符号は同一物を示す。
【0019】前記図1と同様に、電池1aが転極してダ
イオード5が導通すると、トランジスタ9が導通し、電
池14の電力で発光ダイオード13が点灯する。上記の
ように、図4の回路においては、電池1aが転極した場
合に発光ダイオード13を点灯させるので、過放電状態
の電池があることを早い時期に報知し、負荷の運転終了
や充電を促す等の適切な措置を行なわせることが出来
る。その他の作用効果は、前記図1の場合と同様であ
る。
【0020】次に、図5は、本発明の第3の実施例図で
ある。この実施例は、図1の実施例に過充電保護機能を
付加したものである。図5において、15は過充電保護
用のツェナダイオード、16は抵抗、17、18は発光
ダイオード、19、20は抵抗である。発光ダイオード
17と抵抗19の直列回路は、前記図1(b)の発光ダ
イオード6’と抵抗8’の直列回路と同じ機能を有し、
前記のように、電池1aの電圧が低下して所定値V1
達した場合に発光ダイオード17が点灯し、電圧が適正
範囲外に低下したことを報知するものである。なお、上
記の所定値V1で点灯させるためには、発光ダイオード
17の特性に合わせて抵抗19の値を設定すればよい。
【0021】一方、ツェナダイオード15と抵抗16の
直列回路は、過充電保護の回路である。充電時に電池1
aの電圧が上昇してツェナダイオード15のツェナ電圧
に達すると、ツェナダイオード15が導通し、電流経路
は前記図2の’に示すように保護回路4を経由する経
路となる。そのため、電池1aの電圧はそれ以上に上昇
することなく、電池は安全に保たれる。また、何らかの
原因で、電池1aの電圧が更に上昇して所定値V2に達
すると、発光ダイオード18が点灯し、電圧が適正範囲
外に上昇したことを報知する。この所定値V2を上記ツ
ェナダイオード15のツェナ電圧Vzと電池が急速に劣
化を開始する上限の電圧Vcとの間の値に設定しておけ
ば、ツェナダイオード15による保護作用の限界を越え
た場合に、電池が急速に劣化する前に非適正状態を報知
することが出来る。このような非適正状態が検知された
場合には、後記図6の実施例で説明するように、手動ま
たは自動的に充電装置を遮断する等の措置を行なうこと
により、電池の急速な劣化を防止することが出来る。な
お、上記の所定値V2で点灯させるためには、発光ダイ
オード18の特性に合わせて抵抗20の値を設定すれば
よい。前記図2の充電時バイパス領域は、上記のVz
からV2までの領域である。その他の作用効果は、前記
図1の実施例と同様である。上記のように、図5の実施
例においては、過放電時の保護と報知機能に加えて過充
電時の保護と報知機能を備えている。
【0022】次に、図6は、本発明の第4の実施例図で
ある。この実施例は、前記図5の実施例に充放電を停止
させる保護制御装置を付加したものである。図6におい
て、21、22はフォトカプラ、23はコンピュータや
アナログ回路で構成された保護制御装置である。フォト
カプラ21は、発光ダイオード18の発光を検出し、フ
ォトカプラ22は、発光ダイオード17の発光を検出す
る。したがって前記のように過放電時に発光ダイオード
17が点灯した場合や過充電時に発光ダイオード18が
点灯した場合には、フォトカプラ21、22が信号を保
護制御装置23に送る。保護制御装置23では、フォト
カプラの信号を検出すると、負荷駆動用の制御装置2や
図示しない充電装置を制御して、それ以上の過充電や過
放電が生じないように制御する。なお、図6において
は、電池1aの部分のみを示しているが、電池1a〜1
nのそれぞれの発光ダイオードがフォトカプラ21、2
2と結合されており、どの電池での非適正状態も検出で
きるようになっている。
【0023】次に、図7は、本発明の第5の実施例図で
ある。図7において、13a〜13nは、それぞれ前記
図4で説明した発光ダイオード13、すなわち電池が転
極した場合に点灯する発光ダイオードである。そしてフ
ォトカプラ24a〜24nは、各発光ダイオード13a
〜13nと結合しており、それらの発光ダイオードが発
光すると、検出信号を保護制御装置25へ送る。保護制
御装置25は、上記の検出信号の積算時間すなわち点灯
した各発光ダイオードごとの継続時間の和を求め、その
値に応じて警報を発する。例えば、積算時間が第1の所
定値に達すると表示装置26で表示したり、更に大きな
第2の所定値に達すると警報信号を発生する。また、負
荷の制御装置2を制御して負荷を減少(放電電流低減)
させたり、負荷駆動を停止させるように構成してもよ
い。電池が転極して発光ダイオード13a〜13nが点
灯したこと自体は、非適正状態発生ではないが、転極し
た電池の数や継続時間が多い場合には、組電池としての
残存容量が小さくなっているので、転極した電池の数や
継続時間大きい場合すなわち上記の積算時間が大きくな
った場合には、放電電流を低減または遮断するものであ
る。その他の作用効果は、前記図4の実施例と同様であ
る。
【0024】次に、図8は、本発明の第6の実施例図で
ある。図8において、27はフォトカプラ、28は各電
池ユニット内の圧力を検出する圧力センサ、29は各電
池ユニットの温度を検出する温度センサ、30は保護制
御装置である。この実施例は、電池の電圧による非適正
状態の検出に加えて、電池の圧力と温度をも検出し、そ
れに非適正状態が生じた場合にも保護制御装置30によ
って負荷停止等の保護動作を行なわせるものであり、電
圧、圧力、温度の各要素に基づいて総合的な電池保護を
行なうものである。すなわち、電解質が分解してガスが
発生すると圧力が大幅に上昇し、また温度も大幅に上昇
する。したがって何らかの原因で電圧が非適正状態の値
を示さない場合であっても圧力や温度が大幅に上昇した
場合には、電池に非適正状態が生じたものと判断するこ
とが出来る。このような場合には保護制御装置30が負
荷駆動を停止させるように制御する。なお、図8におい
ては、保護回路4は図1のものを示しているが、図5の
ように充電保護機能を有するものを用いてもよい。その
場合には、図5の発光ダイオード17と18(図5)の
それぞれに結合する2系統のフォトカプラ27が必要で
ある。また、図8においては、電池1aの部分のみを示
しているが、電池1a〜1nのそれぞれの発光ダイオー
ドがフォトカプラ27と結合されており、どの電池での
非適正状態も検出できるようになっている。なお、これ
まで説明した各実施例を、相互に適宜組み合わせた構成
としてもよい。
【0025】次に、実際の電池の例について説明する。
例えば、リチウムイオン電池のような非水系電解質二次
電池では、図9に示すように、電池の電圧が±4.4V
を越えると電解液の分解が始まり、電池の急速劣化が生
じる。また、正常動作範囲は充電終止電圧が4.0V程
度、放電終止電圧が2.4V程度である。したがって図
10に示すように、前記図2の電池が急速に劣化を開始
する上限の電圧Vc≒4.4V、急速に劣化を開始する
下限の電圧Vb≒−4.4V、組電池の最大放電電流を
流した場合におけるダイオード5の接合電圧Vd≒−
1.0V、ツェナダイオード15のツェナ電圧Vz≒4.
1V程度に設定し、発光ダイオード6を点灯させる電圧
1は−1.0Vと−4.4Vの間の値(例えば−1.5
V)、発光ダイオード18を点灯させる電圧V2は4.1
Vと4.4Vの間の値(例えば4.3V)に設定すればよ
い。
【0026】
【発明の効果】以上説明したごとく、本発明において
は、組電池中のいずれかの電池が先に放電を終了した場
合でも、その電池を急速に劣化させることなしに、他の
電池の電力で負荷駆動を継続することが出来るので、緊
急時には組電池としての能力を極限まで利用することが
出来る。また、当該電池がさらに電圧低下して急速劣化
のおそれがある場合には、急速劣化に至る前にそれを報
知するので、負荷停止等の適切な措置を行なって電池の
急速劣化を確実に避けることが出来る、という効果が得
られる。また、充電保護機能を設けた構成においては、
充電時についても上記と同様の保護を行なうことが出来
る。また、発光ダイオードの点灯を検出して充放電を停
止させる構成においては、電池の急速劣化の直前に自動
的に充電や放電を停止させ、電池を安全に保護すること
が出来る。また、電池が転極した場合に発光ダイオード
を点灯させる構成においては、過放電状態の電池がある
ことを早い時期に報知し、負荷の運転終了や充電を促す
等の適切な措置を行なわせることが出来る。また、点灯
状態の積算時間が所定値以上に達した場合に、放電電流
の低減または遮断の制御を行なう手段を備えた構成にお
いては、転極した電池の数や継続時間が多く、組電池と
しての残存容量が小さくなった場合に、放電電流を低減
または遮断することによって電池を保護することが出来
る。また、電池ユニットの圧力と温度を制御要素に付加
したものおいては、電圧、圧力、温度の各要素に基づい
て総合的な電池保護を行なうことが出来る、等の効果が
得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例図。
【図2】二次電池における動作領域と電流経路を示す
図。
【図3】ダイオードの特性曲線を示す特性図。
【図4】本発明の第2の実施例図。
【図5】本発明の第3の実施例図。
【図6】本発明の第4の実施例図。
【図7】本発明の第5の実施例図。
【図8】本発明の第6の実施例図。
【図9】リチウムイオン電池の分解特性を示す特性図。
【図10】リチウムイオン電池における動作領域を示す
図。
【符号の説明】
1…組電池 5…ダイオード 1a〜1n…電池 6、6’…発光ダイオ
ード 2…制御装置 7…ツェナダイオード 3…負荷 8、8’…抵抗 4…保護回路 9…トランジスタ 10〜12…抵抗 15…ツェナダイオー
ド 13…発光ダイオード 16…抵抗 14…電池 17、18…発光ダイ
オード 19、20…抵抗 26…表示装置 21、22…フォトカプラ 27…フォトカプラ 23…保護制御装置 28…圧力センサ 24…フォトカプラ 29…温度センサ 25…保護制御装置 30…保護制御装置

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一つの二次電池からなるセルまたは複数の
    セルからなるモジュールを、複数個直列または直並列に
    接続した組電池と、 各セルまたは各モジュールごとに、電池の極性と逆極性
    に並列に接続されたダイオードと、 上記ダイオードごとにそれぞれ並列に接続された回路で
    あって、電池の正常極性を+方向としたときに、セルが
    急速に劣化を開始する下限の電圧をVb、組電池の最大
    放電電流を流した場合における上記ダイオードの接合電
    圧をVd、発光ダイオードを点灯させる電圧をV1とし
    た場合に、 Vb<V1 <Vd<0 なる条件で、上記発光ダイオードを点灯させる発光ダイ
    オード点灯回路と、 を備えたことを特徴とする組電池の保護装置。
  2. 【請求項2】一つの二次電池からなるセルまたは複数の
    セルからなるモジュールを、複数個直列または直並列に
    接続した組電池と、 各セルまたは各モジュールごとに、電池の極性と逆極性
    に並列に接続されたダイオードと、 上記ダイオードごとにそれぞれ並列に接続された回路で
    あって、電池の正常極性を+方向としたときに、セルが
    急速に劣化を開始する下限の電圧をVb、組電池の最大
    放電電流を流した場合における上記ダイオードの接合電
    圧をVd、第1の発光ダイオードを点灯させる電圧をV
    1とした場合に、 Vb<V1 <Vd<0 なる条件で、上記第1の発光ダイオードを点灯させる第
    1発光ダイオード点灯回路と、 少なくともツェナダイオードと第2の発光ダイオードと
    の直列回路からなり、上記ダイオードごとにそれぞれ並
    列に接続された回路であって、セルが急速に劣化を開始
    する上限の電圧をVc、最大充電電流に対する上記ツェ
    ナダイオードのツェナ電圧をVz、上記第2の発光ダイ
    オードを点灯させる電圧をV2とした場合に、 0<Vz<V2 <Vc なる条件で、上記第2の発光ダイオードを点灯させる第
    2発光ダイオード点灯回路と、 を備えたことを特徴とする組電池の保護装置。
  3. 【請求項3】上記発光ダイオードの点灯を検出し、点灯
    時に組電池の充電または放電を停止させる手段を備えた
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の組電
    池の保護装置。
  4. 【請求項4】上記ダイオードが導通した場合に第3の発
    光ダイオードを点灯させる回路を、上記各セルまたは各
    モジュールごとに設けたことを特徴とする請求項1乃至
    請求項3のいずれかに記載の組電池の保護装置。
  5. 【請求項5】上記第3の発光ダイオードの点灯を検出
    し、点灯状態の積算時間、すなわち点灯した各発光ダイ
    オードの継続時間の和が所定値以上に達した場合に、放
    電電流の低減または遮断の制御を行なう手段を備えたこ
    とを特徴とする請求項4に記載の組電池の保護装置。
  6. 【請求項6】電池の各ユニットの圧力および温度を検出
    する手段と、 上記圧力および温度と、電池の電圧とに応じて電池の非
    適正状態を検出する手段を備えたことを特徴とする請求
    項1乃至請求項5のいずれかに記載の組電池の保護装
    置。
  7. 【請求項7】上記二次電池は、非水系電解質二次電池で
    あることを特徴とする請求項1乃至請求項6の何れかに
    記載の組電池の保護装置。
JP31482694A 1994-12-19 1994-12-19 組電池の保護装置 Expired - Lifetime JP3419122B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31482694A JP3419122B2 (ja) 1994-12-19 1994-12-19 組電池の保護装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31482694A JP3419122B2 (ja) 1994-12-19 1994-12-19 組電池の保護装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08172727A true JPH08172727A (ja) 1996-07-02
JP3419122B2 JP3419122B2 (ja) 2003-06-23

Family

ID=18058069

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP31482694A Expired - Lifetime JP3419122B2 (ja) 1994-12-19 1994-12-19 組電池の保護装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3419122B2 (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008205920A (ja) * 2007-02-21 2008-09-04 Mitsubishi Electric Corp フォトカプラ回路
WO2009152642A1 (zh) * 2008-06-18 2009-12-23 Meng Zhong 主动式自发光led灯
JP2010102944A (ja) * 2008-10-23 2010-05-06 Fujitsu Telecom Networks Ltd 放電装置
JP2010225332A (ja) * 2009-03-19 2010-10-07 Toshiba Corp 組電池システム及び組電池の保護装置
KR20140087425A (ko) * 2012-12-29 2014-07-09 한국단자공업 주식회사 차량용 배터리팩의 전원 차단 장치
WO2020115991A1 (ja) * 2018-12-07 2020-06-11 Fdk株式会社 充電器及び充電方法

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008205920A (ja) * 2007-02-21 2008-09-04 Mitsubishi Electric Corp フォトカプラ回路
WO2009152642A1 (zh) * 2008-06-18 2009-12-23 Meng Zhong 主动式自发光led灯
JP2010102944A (ja) * 2008-10-23 2010-05-06 Fujitsu Telecom Networks Ltd 放電装置
JP2010225332A (ja) * 2009-03-19 2010-10-07 Toshiba Corp 組電池システム及び組電池の保護装置
US8508190B2 (en) 2009-03-19 2013-08-13 Kabushiki Kaisha Toshiba Assembled battery system and assembled battery protection device
KR20140087425A (ko) * 2012-12-29 2014-07-09 한국단자공업 주식회사 차량용 배터리팩의 전원 차단 장치
WO2020115991A1 (ja) * 2018-12-07 2020-06-11 Fdk株式会社 充電器及び充電方法
JP2020092566A (ja) * 2018-12-07 2020-06-11 Fdk株式会社 充電器及び充電方法
US11742685B2 (en) 2018-12-07 2023-08-29 Fdk Corporation Charger and charging method

Also Published As

Publication number Publication date
JP3419122B2 (ja) 2003-06-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0440756B1 (en) Battery assembly and charging system
KR102016752B1 (ko) 배터리 팩 및 배터리 팩 제어방법
EP3678272B1 (en) Apparatus, battery system and method for controlling main battery and sub battery
KR100544845B1 (ko) 전기 자동차용 전원 장치
JP5488877B2 (ja) 電動工具
WO1998038721A1 (fr) Dispositif d'alimentation en energie
JP2000092733A (ja) 組電池の充電状態調整方法および組電池の充電状態調整装置
JP2005269752A (ja) ハイブリッドカーの電源装置
JP2008312282A (ja) 車両用電源装置の制御方法
JP3219524B2 (ja) 二次電池の過放電保護回路
JP2000102185A (ja) 二次電池パック
KR20170060849A (ko) 배터리 팩 및 이를 포함하는 전기 구동 차량
JP2002034166A (ja) 二次電池の保護装置
JP3419122B2 (ja) 組電池の保護装置
JP3419115B2 (ja) 組電池の充放電保護装置
US11588189B2 (en) Battery control method
KR102433599B1 (ko) 모션 센서가 있는 재충전 배터리 시스템
US5825157A (en) Camera using solar battery
JP2003158827A (ja) リチウムイオン電池の充電方法および充電装置ならびに放電制御装置
JPH11113183A (ja) バッテリ装置
JP2001339867A (ja) 電池とモーターを内蔵する電気機器
JPH09308121A (ja) 蓄電手段を有する車両用電源装置
JPH0455781A (ja) 電池の残容量表示装置
JP2004111132A (ja) 電源装置
KR102538244B1 (ko) 다이오드를 이용한 배터리 이상 방지 장치 및 방법

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090418

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090418

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100418

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110418

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120418

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130418

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130418

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140418

Year of fee payment: 11

EXPY Cancellation because of completion of term