JPH08172498A - 複合画像形成装置および複合画像形成装置の予約出力方法 - Google Patents

複合画像形成装置および複合画像形成装置の予約出力方法

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JPH08172498A
JPH08172498A JP31719094A JP31719094A JPH08172498A JP H08172498 A JPH08172498 A JP H08172498A JP 31719094 A JP31719094 A JP 31719094A JP 31719094 A JP31719094 A JP 31719094A JP H08172498 A JPH08172498 A JP H08172498A
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unit
memory
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signal
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JP31719094A
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Akihiro Sonobe
明広 園部
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 各機能処理に基づく画像情報を時間を予約し
たユーザだけがマシンを専有しながら出力することがで
きる。 【構成】 比較処理部COM1と比較処理部COM2と
の比較結果に基づいてコア部10が各機能処理に対応す
る各画像情報の前記プリンタからの出力を制御する構成
を特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ファクシミリ通信機能
処理,ファイル機能処理,プリント機能処理,コピー機
能処理に基づく画像情報を出力可能な複合画像形成装置
および複合画像形成装置の予約出力方法に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、システム複合画像形成装置は、プ
リンタ機能,コピー機能等の操作が競合した場合、すな
わち、バッティングした場合、先に入力キーを押したも
のが優先されて出力される。
【0003】また、各機能処理に対応した優先モードを
指定可能なものもあり、その場合は、優先モードで指定
された方が出力されていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来の複
合画像形成装置では、プリンタ機能に基づく画像出力中
にコピー処理機能を実行したい場合、あるいは優先モー
ド指定ができない場合は、プリンタ機能に基づく画像出
力が終了するまで待たなければならない。
【0005】また、逆にコピー機能処理中にプリンタ機
能に基づく画像出力を行なおうとするときも同様であ
る。
【0006】さらに、優先モードがある場合でも、優先
モードを使用した者はいいが、優先モード以外を使用し
た出力が中断してしまう。
【0007】以上のように、従来機では、プリンタ機能
およびコピー機能を使用しようとするユーザーをすべて
満足させることはできなかった。
【0008】つまり、プリンタ機能処理に基づく画像出
力をしたい時やコピー機能処理に基づく画像出力をした
い時、すなわち、ユーザが任意に設定した時刻に画像を
出力することが自由に選べなかった。そのため、画像出
力の終了見通しをユーザーが把握できず、競合する状態
で複合機能処理を並列的に行うため、ユーザが意図する
1つの機能を集中的に使用して画像を出力することがで
きず、非常に複合画像処理効率が悪いという問題点があ
った。
【0009】本発明は、上記の問題点を解消するために
なされたもので、本発明に係る第1〜第3の発明の目的
は、各機能処理に基づく画像情報を時間を予約したユー
ザだけがマシンを専有しながら出力することができると
ともに、ユーザーが画像出力する時間の見通しを立てな
がら待ち時間なしに各機能処理に基づく各画像情報を効
率的に出力できる複合画像形成装置および複合画像形成
装置の予約出力方法を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明に係る第1の発明
は、リーダ部とプリンタ部とを有し、ファクシミリ通信
機能処理,ファイル機能処理,プリント機能処理,コピ
ー機能処理を実行可能な複合画像形成装置において、各
機能処理に基づく画像出力の出力時間および各機能処理
を要求するユーザ情報を入力する第1の入力手段と、こ
の入力手段から入力された前記出力時間と前記ユーザ情
報とを記憶する記憶手段と、現在時間およびユーザ情報
を入力する第2の入力手段と、前記第1および第2の入
力手段から入力された現在時間と予約時間とを比較する
第1の比較手段と、前記第1および第2の入力手段から
入力された各ユーザ情報を比較する第2の比較手段と、
前記第1の比較手段と第2の比較手段との比較結果に基
づいて各機能処理に対応する各画像情報の前記プリンタ
部からの出力を制御する制御手段とを設けたものであ
る。
【0011】本発明に係る第2の発明は、ファクシミリ
通信機能処理をファイル機能処理,プリント機能処理,
コピー機能処理よりも優先処理する優先モードを設定す
るモード設定手段を設け、制御手段が前記優先モードの
設定状態および前記第1の比較手段と第2の比較手段と
の比較結果に基づいて各機能処理に対応する各画像情報
の前記プリンタ部からの出力を制御するものである。
【0012】第3の発明は、リーダ部とプリンタ部とを
有し、ファクシミリ通信機能処理,ファイル機能処理,
プリント機能処理,コピー機能処理を実行可能な複合画
像形成装置の予約出力方法において、現在時間が予約時
間かどうかを判定する第1の判定工程と、コード入力を
催促する催促工程と、入力されたコードが予約コードと
一致するかどうかを判定する第2の判定工程と、機能選
択操作を許可する第1の許可工程と、選択された機能を
判定する第3の判定工程と、該選択された工程がプリン
ト機能である場合に、入力コードが予約コードと一致す
るかどうかを判定する第4の判定工程と、前記入力コー
ドが予約コードと一致すると判定された場合に、プリン
ト機能に基づく予約出力を許可する第2の許可工程と、
前記入力コードが予約コードと一致しないと判定された
場合に、プリント機能に基づく予約出力を禁止する禁止
工程とを有するものである。
【0013】
【作用】第1の発明において、第1の比較手段と第2の
比較手段との比較結果に基づいて制御手段が各機能処理
に対応する各画像情報の前記プリンタ部からの出力を制
御して、各ユーザが設定した予約時間内であれば各機能
処理に基づく画像を優先的に出力することを可能とす
る。
【0014】第2の発明において、ファクシミリ通信機
能処理を優先とするモードの設定状態と第1の比較手段
と第2の比較手段との比較結果に基づいて制御手段が各
機能処理に対応する各画像情報の前記プリンタ部からの
出力を制御して、予約時間内であっても、ファクシミリ
通信機能処理に基づく画像を優先して出力することを可
能とする。
【0015】第3の発明において、選択された工程がプ
リント機能である場合に、入力コードが予約コードと一
致するかどうかを判定する第4の判定工程により、前記
入力コードが予約コードと一致すると判定された場合
に、プリント機能に基づく予約出力を許可し、あるいは
前記入力コードが予約コードと一致しないと判定された
場合に、プリント機能に基づく予約出力を禁止して、予
約コードおよび予約時間を登録した予約者からのプリン
ト機能要求を連続して印刷させる処理をプログラマブル
に実行可能とする。
【0016】
【実施例】図1は本発明の一実施例を示す複合画像形成
装置の構成を説明するブロック図である。
【0017】図1において、1は原稿を画像データに変
換する画像入力装置(以下リーダ部と記す)、2は複数
種類の記録紙カセットを有し、プリント命令により画像
データを記録紙上に可視像として出力する画像出力装置
(以下プリンタと記す)、3は前記リーダ部1と電気的
に接続された外部装置であり、各種の機能を有する。
【0018】外部装置3は、ファクシミリ部4、ファイ
ル部5、またファイル部5と接続されている外部記憶装
置520、コンピュータと接続するためのコンピュータ
インタフェイス部7、コンピュータからの情報を可視像
とするためのフォーマッタ部8、リーダ部1からの情報
を蓄積したり、コンピュータから送られてきた情報を一
時的に蓄積するためのイメージメモリ部9、及び上記各
機能を制御するコア部10からなる。
【0019】以下、詳細に各部の機能を説明する。 〔リーダ部1の説明〕リーダ部1の詳細な説明を図2,
図3を用いて行う。
【0020】図2は、図1に示したリーダ部1およびプ
リンタ2の構成を説明する概略断面図である。
【0021】図において、101は原稿給送装置で、原
稿台上に蓄積された原稿は、1枚づつ順次原稿台ガラス
102面上に搬送される。原稿が搬送されると、スキャ
ナ部のランプ103が点灯、かつスキャナ・ユニット1
04が移動して原稿を照射する。原稿の反射光は、ミラ
ー105,106,107を介してレンズ108を通過
し、その後CCDイメージ・センサ部109(以下CC
Dと記す。)に入力される。
【0022】次に、図3を用いてリーダ部1内の画像処
理について詳しく説明する。
【0023】図3は、図1に示したリーダ部1の画像処
理構成を説明するブロック図である。
【0024】図において、CCD109に入力された画
像情報は、ここで光電変換され電気信号に変換される。
CCD109からのカラー情報は、次の増幅器110
R,110G,110BでA/D変換器111の入力信
号レベルに合わせて増幅される。A/D変換器111か
らの出力信号は、シェーディング回路112に入力さ
れ、ここでランプ103の配光ムラや、CCD109の
感度ムラが補正される。シェーディング回路112から
の信号は、Y信号・色検出回路113及び外部I/F切
り替え回路119に入力される。
【0025】Y信号生成・色検出回路113は、シェー
ディング回路112からの信号を下記第(1)式で演算
を行いY信号を得る。
【0026】 Y=0.3R+0.6G+0.1B ……(1) さらに、R,G,Bの信号から7つの色に分離し各色に
対する信号を出力する色検出回路を有する。Y信号生成
・色検出回路113からの出力信号は、変倍・リピート
回路114に入力される。スキャナユニット104の走
査スピードにより副走査方向の変倍を変倍回路・リピー
ト回路114により主走査方向の変倍を行う。また変倍
・リピート回路114により複数の同一画像を出力する
ことが可能である。輪郭・エッジ強調回路115は、変
倍・リピート回路114からの信号の高周波成分を強調
することによりエッジ強調および輪郭情報を得る。輪郭
・エッジ強調回路115からの信号は、マーカエリア判
定・輪郭生成回路116とパターン化・太らせ・マスキ
ング・トリミング回路117に入力される。
【0027】マーカエリア判定・輪郭生成回路116
は、原稿上の指定された色のマーカペンで書かれた部分
を読みとりマーカの輪郭情報を生成し、つぎのパターン
化・太らせ・マスキング・トリミング回路117でこの
輪郭情報から太らせやマスキングやトリミングを行う。
また、Y信号生成・色検出回路113からの色検出信号
によりパターン化を行う。
【0028】パターン化・太らせ・マスキング・トリミ
ング回路117からの出力信号は、レーザドライバ回路
118に入力され各種処理された信号をレーザを駆動す
るための信号に変換する。レーザドライバの信号は、2
のプリンタに入力され可視像として画像形成が行われ
る。
【0029】次に、外部装置とのI/Fを行う外部I/
F切り替え回路119について説明する。外部I/F切
り替え回路119は、リーダ部1から画像情報を外部装
置3に出力する場合、パターン化・太らせ・マスキング
・トリミング回路117からの画像情報をコネクタ12
0に出力する。
【0030】また、外部装置3からの画像情報をリーダ
部1が入力する場合、外部切り替え回路119は、コネ
クタ120からの画像情報をY信号生成・色検出回路1
13に入力する。
【0031】上記の各画像処理は、CPU122の指示
により行われる。またCPU122によって設定された
値によりエリア生成回路121は、上記画像処理に必要
な各種のタイミング信号を生成する。さらにCPU12
2に内蔵されている通信機能を用いて外部装置3との通
信を行う。SUB・CPU123は、操作部124の制
御を行うと共にSUB・CPUに内蔵されている通信機
能を用いて外部装置3との通信を行う。 〔プリンタ2の説明〕以下、図2を参照してプリンタ2
の構成および動作について説明する。
【0032】プリンタ2に入力された信号は、露光制御
部201にて光信号に変換されて画像信号に従い感光体
202を照射する。照射光によって感光体202上に作
られた潜像は現像器203によって現像される。上記現
象とタイミングを併せて被転写紙積載部204、もしく
は205より転写紙が搬送され、転写部206に於て、
上記現象された像が転写される。転写された像は定着部
207にて被転写紙に定着された後、排紙部208より
装置外部に排出される。
【0033】排紙部208から出力された転写紙は、ソ
ータ220でソート機能が働いている場合には、各ビン
にに、またはソート機能が働いていない場合には、ソー
タの最上位のビンに排出される。
【0034】続いて、順次読み込む画像を1枚の出力用
紙の両面に出力する方法について説明する。
【0035】定着部207で定着された出力用紙を、一
度、排紙部208まで搬送後、用紙の向きを反転して搬
送方向切り替え部材209を介して再給紙用被転写紙積
載部210に搬送する。次の原稿が準備されると、上記
プロセスと同様にして原稿画像が読みとられるが、転写
紙については再給紙被転写紙積載部210より給紙され
るので、結局、同一出力紙の表面、裏面に2枚の原稿画
像を出力することができる。なお、2aはプリンタコン
トローラである。 〔コア部10の説明〕以下、図4を参照してコア部10
の構成および動作について説明する。
【0036】図4は、図1に示したコア部10の構成を
説明するブロック図である。
【0037】図において、コア部10のコネクタ100
1は、リーダ部1のコネクタ120とケーブルで接続さ
れる。コネクタ1001には、4種類の信号が内蔵され
ており信号1057は、8bit多値のビデオ信号であ
る。信号1055は、ビデオ信号を制御する制御信号で
ある。信号1051は、リーダ部1内のCPU122と
通信を行う。信号1052は、リーダ部1内のSUB・
CPU123と通信を行う。信号1051と信号105
2は、通信用IC1002で通信プロトコル処理されC
PUバス1053を介してCPU1003に通信情報を
伝達する。
【0038】信号1057は、双方向のビデオ信号ライ
ン上の信号であり、リーダ部1からの情報をコア部10
で受け取ることや、コア部10からの情報をリーダ部1
に出力することが可能である。信号1057は、バッフ
ァ1010に接続され、ここで双方向信号から片方向の
信号1058と信号1070に分離される。
【0039】信号1058は、リーダ部1からの8ビッ
ト多値のビデオ信号であり次段のLUT1011に入力
される。LUT1011では、リーダ部1からの画像情
報をルックアップテーブルにより所望する値に変換す
る。LUT1011からの出力信号1059は2値化回
路1012または、セレクタ1013に入力される。
【0040】2値化回路1012には、多値の信号10
59を固定のスライスレベルで2値化する単純2値化機
能、スライスレベルが注目画素の回りの画素の値から変
動する変動スライスレベルによる2値化機能、および誤
差拡散法による2値化機能を有する。2値化された情報
は「0」の時「00H」、「1」の時「FFH」の多値
信号に変換され、次段のセレクタ1013に入力され
る。セレクタ1013は、LUT1011からの信号
か、または2値化回路1012の出力信号かを選択す
る。セレクタ1013からの出力信号1060は、セレ
クタ1014に入力する。
【0041】セレクタ1014は、ファクシミリ部4,
ファイル部5,コンピュータインタフェース部7,フォ
ーマッタ部8,イメージメモリ部9からの出力ビデオ信
号をそれぞれコネクタ1005,1006,1007,
1008,1009を介してコア部10に入力した信号
1064とセレクタ1013の出力信号1060をCP
U1003の指示により選択する。
【0042】セレクタ1014の出力信号1061は、
回転回路1015、またはセレクタ1016に入力され
る。回転回路1015は入力した画像信号を+90度,
−90度,+180度に回転する機能を有する。回転回
路1015は、リーダ部1から出力された情報を2値化
回路1012で2値信号に変換された後、回転回路10
15にリーダからの情報を記憶する。
【0043】次にCPU1003からの指示により回転
回路1015は、記憶した情報を回転して読み出す。セ
レクタ1016は、回転回路1015の出力信号106
2と、回転回路1015の入力信号1061のどちらか
を選択し、信号1063として、ファクシミリ部4との
コネクタ1005、ファイル部5とのコネクタ100
6、コンピュータインタフェイス部とのコネクタ100
7、フォーマッタ部8とのコネクタ1008、イメージ
メモリ部とのコネクタ1009とセレクタ1017に入
力する。
【0044】信号1063はコア部10からファクシミ
リ部4、ファイル部5コンピュータインタフェース部
7、フォーマッタ部8、イメージメモリ部9に画像情報
の転送を行う同期式8ビットの片方向ビデオバスであ
る。信号1064は、ファクシミリ部4、ファイル部
5、コンピュータインタフェイス部7、フォーマッタ部
8、イメージメモリ部9から画像情報の転送を同期式8
ビットの片方向ビデオバスを介して行うである。
【0045】上記の信号1063と信号1064の同期
式バスの制御を行っているのがビデオ制御回路1004
であり、ビデオ制御回路1004からの出力信号105
6によって制御を行う。コネクタ1005〜コネクタ1
009には、ほかに信号1054がそれぞれ接続され
る。信号1054は、双方向の16ビットCPUバスで
あり、非同期式によるデータ・コマンドのやり取りを行
う。ファクシミリ部4、ファイル部5、コンピュータイ
ンタフェイス部7、フォーマッタ部8、イメージメモリ
部9とコア部10との情報の転送には、上記の2つのビ
デオバス1063,1064とCPUバス1054によ
って可能である。
【0046】ファクシミリ部4、ファイル部5、コンピ
ュータインタフェース部7、フォーマッタ部8、イメー
ジメモリ部9からの信号1064は、セレクタ1014
とセレクタ1017に入力する。セレクタ1016は、
CPU1003の指示により信号1064を次段の回転
回路1015に入力する。
【0047】セレクタ1017は、信号1063と信号
1064をCPU1003の指示により選択する。セレ
クタ1017の出力信号1065は、パターンマッチン
グ1018とセレクタ1019に入力する。パターンマ
ッチング1018は、入力信号1065を予め決められ
たパターンとパターンマッチングを行いパターンが一致
した場合、予め決められた多値の信号を信号ライン10
66に出力する。パターンマッチングで一致しなかった
場合は、入力信号1065を信号1066に出力する。
【0048】セレクタ1019は信号1065と信号1
066をCPU1003の指示により選択する。セレク
タ1019の出力信号1067は、次段のLUT102
0に入力する。
【0049】LUT1020は、プリンタ2に画像情報
を出力する際にプリンタの特性に合わせて入力信号10
67を変換する。セレクタ1021は、LUT1020
の出力信号1068と信号1065をCPU1003の
指示により選択する。セレクタ1021の出力信号は次
段の拡大回路1022に入力する。
【0050】拡大回路1022は、CPU1003から
の指示によりX方向、Y方向独立に拡大倍率を設定する
ことが可能である。拡大方法は、1次の線形補間方法で
ある。拡大回路1022の出力信号1070はバッファ
1010に入力される。バッファ1010に入力した信
号1070は、CPU1003の指示により双方向信号
1057となりコネクタ1001を介しプリンタ2に送
られプリントアウトされる。
【0051】以下、コア部10と各部の信号の流れを説
明する。 〔ファクシミリ部4の情報によるコア部10の動作〕フ
ァクシミリ部4に情報を出力する場合について説明す
る。
【0052】CPU1003は、通信IC1002を介
して、リーダ部1のCPU122と通信を行い、原稿ス
キャン命令を出す。リーダ部1は、この命令により原稿
をスキャナユニット104がスキャンすることにより、
画像情報をコネクタ120に出力する。
【0053】リーダ部1と外部装置3は、ケーブルで接
続されておりリーダ部1からの情報は、コア部10のコ
ネクタ1001に入力される。コネクタ1001に入力
された画像情報は、多値8bitの信号ライン1057
を通ってバッファ1010に入力する。バッファ101
0はCPUの指示により双方向信号1057を片方向信
号として信号ライン1058を介してLUT1011に
入力する。LUT1011ではリーダ部1からの画像情
報をルックアップテーブルを用いて所望する値に変換す
る。
【0054】例えば、原稿の下地を飛ばすことなどが可
能である。LUT1011の出力信号1059は次段の
2値化回路1012に入力する。2値化回路1012は
8bit多値信号1059を2値化信号に変換する。2
値化回路1012は、2値化された信号が「0」の場合
「00H」、「1」の場合「FFH」と2つの多値の信
号に変換する。
【0055】2値化回路1012の出力信号は、セレク
タ1013、セレクタ1014を介し回転回路1015
または、セレクタ1016に入力される。回転回路10
15の出力信号1062もセレクタ1016に入力さ
れ、セレクタ1016は、信号1061か、信号106
2のどちらかを選択する。信号の選択は、CPU100
3がCPUバス1054を介してファクシミリ部4と通
信を行うことにより決定する。セレクタ1016からの
出力信号1063は、コネクタ1005を介してファク
シミリ部4に送られる。
【0056】次にファクシミリ部4からの情報を受け取
る場合について説明する。
【0057】ファクシミリ部4からの画像情報はコネク
タ1005を介して信号ライン1064に伝送される。
信号1064は、セレクタ1014とセレクタ1017
に入力する。CPU1003の指示によりプリンタ2に
ファクシミリ受信時の画像を回転して出力する場合に
は、セレクタ1014に入力した信号1064を回転回
路1015で回転処理する。回転回路1015からの出
力信号1062はセレクタ1016、セレクタ1017
を介してパターンマッチング1018に入力する。
【0058】信号1064を、信号1065に出力す
る。CPU1003の指示によりファクシミリ受信時の
画像をそのままプリンタ2に出力する場合には、セレク
タ1017に入力した信号1064をパターンマッチン
グ1018に入力する。
【0059】パターンマッチング1018は、ファクシ
ミリ受信した際の画像のガタガタを滑らかにする機能を
有する。パターンマッチングされた信号は、セレクタ1
019を介してLUT1020に入力する。LUT10
20は、ファクシミリ受信した画像をプリンタ2に所望
する濃度で出力するために、LUT1020のテーブル
をCPU1003で変更可能となっている。LUT10
20の出力信号1068は、セレクタ1021を介して
拡大回路1022に入力する。
【0060】拡大回路1022は、2つの値(00H,
FFH)を有する8bit多値を、1次の線形補間法に
より拡大処理を行う。拡大回路1022からの多くの値
を有する8bit多値信号は、バッファ1010とコネ
クタ1001を介してリーダ部1に送られる。
【0061】リーダ部1は、この信号をコネクタ120
を介し外部I/F切り替え回路119に入力される。外
部I/F切り替え回路119は、ファクシミリ部4から
の信号をY信号生成・色検出回路113に入力する。Y
信号生成・色検出回路113からの出力信号は、前記し
たような処理をされた後、プリンタ2に出力され出力用
紙上に画像形成が行われる。 〔ファイル部5の情報によるコア部10の動作〕ファイ
ル部5に情報を出力する場合について説明する。
【0062】CPU1003は、通信IC1002を介
して、リーダ部1のCPU122と通信を行い、原稿ス
キャン命令を出す。リーダ部1は、この命令により原稿
をスキャナユニット104がスキャンすることにより、
画像情報をコネクタ120に出力する。リーダ部1と外
部装置3は、ケーブルで接続されておりリーダ部1から
の情報は、コア部10のコネクタ1001に入力され
る。コネクタ1001に入力された画像情報は、バッフ
ァ1010によって片方向の信号1058となる。
【0063】多値8bitの信号である信号1058は
LUT1011によって所望する信号に変換する。LU
T1011の出力信号1059は、セレクタ1013、
セレクタ1014、セレクタ1016を介してコネクタ
1006に入力する。即ち2値化回路1012および回
転回路1015の機能を用いずに8bit多値のままフ
ァイル部5に転送する。CPU1003のCPUバス1
054を介してファイル部5との通信により2値化信号
のファイリングを行う場合には、2値化回路1012、
回転回路1015の機能を使用する。2値化処理および
回転処理は、上記したファクシミリの場合と同様なため
略す。
【0064】次にファイル部5からの情報を受け取る場
合に付いて説明する。
【0065】ファイル部5からの画像情報はコネクタ1
006を介し、信号1064としてセレクタ1014か
セレクタ1017に入力する。8bit多値のファイリ
ングの場合はセレクタ1017へ、2値のファイリング
の場合には、セレクタ1014または、1017に入力
することが可能である。2値のファイリングの場合は、
ファクッスと同様な処理の為略す。多値のファイリング
の場合セレクタ1017からの出力信号1065をセレ
クタ1019を介してLUT1020に入力する。
【0066】LUT1020では、所望するプリント濃
度に合わせてCPU1003の指示によりルックアップ
テーブルを作成する。LUT1020からの出力信号1
068は、セレクタ1021を介して拡大回路1022
に入力する。拡大回路1022によって所望する拡大率
に拡大した8bit多値信号1070は、バッファ10
10、コネクタ1001を介してリーダ部1に送られ
る。リーダ部1に送られたファイル部の情報は、上記し
たファクシミリと同様に、プリンタ2に出力され出力用
紙上に画像形成が行われる。 〔コンピュータ・インタフェース部7の情報のよるコア
部10の動作〕コンピュータ・インタフェース部7は、
外部装置3に接続されるコンピュータとのインタフェイ
スを行う。コンピュータ・インタフェースとしてSCS
I,RS232C,セントロニクスをもつ。コンピュー
タ・インタフェース部7は、上記3種類のインタフェー
スを持ち、各インタフェースからの情報は、コネクタ1
007とデータバス1054を介しCPU1003に送
られる。CPU1003は、送られてきた内容から各種
の制御を行う。 〔フォーマッタ部8の情報によるコア部10の動作〕フ
ォーマッタ部8は、上に述べたコンピュータ・インタフ
ェース部7から送られてきた文書ファイルなどのコマン
ドデータをイメージデータに展開する機能を有する。C
PU1003は、コンピュータ・インタフェース部7か
らデータバス1054を介して送られてきたデータが、
フォーマッタ部に関するデータであると判断すると、コ
ネクタ1008を介しフォーマッタ部に転送する。
【0067】フォーマッタ部8は、転送されたデータか
ら可視像としてメモリに展開する。次にフォーマッタ部
8からの情報を受け取り出力用紙上に画像形成を行う手
順について説明する。フォーマッタ部8からの画像情報
はコネクタ1008を介して、信号ライン1064に2
つの値(00H,FFH)を有する多値信号として伝送
される。信号1064は、セレクタ1014、セレクタ
1017に入力される。CPU1003の指示によりセ
レクタ1014および1017を制御する。以後、上記
したファクシミリの場合と同様な為略す。 〔イメージ・メモリ部9の情報によるコア部10の動
作〕イメージ・メモリ部9に情報を出力する場合につい
て説明する。
【0068】CPU1003は、通信IC1002を介
して、リーダ部1のCPU122と通信を行い、原稿ス
キャン命令を出す。リーダ部1は、この命令により原稿
をスキャナユニット104がスキャンすることにより、
画像情報をコネクタ120に出力する。リーダ部1と外
部装置3は、ケーブルで接続されておりリーダ部1から
の情報は、コア部10のコネクタ1001に入力され
る。
【0069】コネクタ1001に入力された画像情報
は、多値8bitの信号ライン1057、バッファ10
10を介してLUT1011に送られる。LUT101
1の出力信号1059は、セレクタ1013,101
4,1016,コネクタ1009を介してイメージメモ
リ部9へ、多値画像情報を転送する。イメージメモリ部
9に記憶された画像情報は、コネクタ1009のCPU
バス1054を介してCPU1003に送られる。CP
U1003は、上に述べたコンピュータインタフェース
部7にイメージメモリ部9から送られてきたデータを転
送する。コンピュータインタフェース部7は、上記した
3種類のインタフェース(SCSI,RS232C,セ
ントロニクス)のうちで所望するインタフェースでコン
ピュータに転送する。
【0070】次に、イメージメモリメモリ部9からの情
報を受け取る場合について説明する。
【0071】まず、コンピュータインタフェース部7を
介してコンピュータから画像情報がコア部10に送られ
る。コア部10のCPU1003は、コンピュータ・イ
ンタフェース部7からCPUバス1054を介して送ら
れきたデータが、イメージメモリ部9に関するデータで
あると判断すると、コネクタ1009を介してイメージ
メモリ部9に転送する。
【0072】次に、イメージメモリ部9は、コネクタ1
009を介して8bit多値信号1064をセレクタ1
014,セレクタ1017に伝送する。セレクタ101
4または、セレクタ1017からの出力信号は、CPU
1003の指示により、上記したファクシミリと同様
に、プリンタ2に出力され出力用紙上に画像形成が行わ
れる。 〔ファクシミリ部4の説明〕以下、図5を参照して図4
に示したファクシミリ部4の構成および動作について説
明する。
【0073】図5は、図4に示したファクシミリ部4の
構成を説明するブロック図である。
【0074】この図に示すように、ファクシミリ部4
は、コネクタ400でコア部10と接続され各種信号の
やり取りを行う。コア部10からの2値情報をメモリA
405〜メモリD408のいずれかに記憶する場合に
は、コネクタ400からの信号453が、メモリコント
ローラ404に入力され、メモリコントローラの制御下
でメモリA405、メモリB406、メモリC407、
メモリD408のいずれか、または2組のメモリをカス
ケード接続したものに記憶される。
【0075】メモリコントローラ404は、CPU41
2の指示により、メモリA405、メモリB406、メ
モリC407、メモリD408とCPUバス462とデ
ータのやり取りを行うモードと、符号化、復号化機能を
有するCODEC411のCODECバス463とデー
タのやり取りを行うモードと、メモリA405、メモリ
B406、メモリC407、メモリD408の内容をD
MAコントローラ402の制御によって変倍回路403
からのバス454とデータのやり取りを行うモードと、
タイミング生成回路409の制御下で2値のビデオ入力
データ454をメモリA405〜メモリD408のいず
れかに記憶するモードと、メモリA405〜メモリD4
08のいずれかからメモリ内容を読みだし信号ライン4
52に出力するモードの5つの機能を有する。
【0076】メモリA405、メモリB406、メモリ
C407、メモリD408は、それぞれ2Mbytes
の容量を有し、400dpiの解像度でA4相当の画像
を記憶する。タイミング生成回路409は、コネクタ4
00と信号ライン459で接続されており、コア部10
からの制御信号(NSYNC,HEN,VSYNC,V
EN)のより起動され、下記の2つの機能を達成するた
めの信号を生成する。
【0077】1つは、コア部10からの画像信号をメモ
リA405〜メモリD408のいずれか1つのメモリ、
または2つのメモリに記憶する機能、2つは、メモリA
405〜メモリD408のいずれか1つから読みだし信
号ライン452に伝送する機能である。
【0078】デュアルポートメモリ410は、信号ライ
ン461を介してコア部10のCPU1003とまた、
信号ライン462を介してファクシミリ部4のCPU4
12が接続されている。各々のCPUは、このデュアル
ポートメモリ410を介してコマンドのやり取りを行
う。SCSIコントローラ413は、図1のファクシミ
リ部4に接続されているハードディスク(HD)とのイ
ンタフェイスを行う。
【0079】ファクシミリ送信時や、ファクシミリ受信
時のデータなどを蓄積する。CODEC411は、メモ
リA405〜メモリD408のいずれかに記憶されてい
るイメージ情報を読みだしMH,MR,MMR方式の所
望する方式で、符号化を行った後、メモリA405〜メ
モリD408のいずれかに符号化情報として記憶する。
また、メモリA405〜メモリD408に記憶されてい
る符号化情報を読みだしMH,MR,MMR方式の所望
する方式で復号化を行った後、メモリA405〜メモリ
D408のいずれかに復号化情報すなわちイメージ情報
として記憶する。
【0080】MODEM414は、CODEC411ま
たはSCSIコントローラ413に接続されているハー
ドディスクからの符号化情報を電話回線上に電送するた
めに変調する機能と、NCU415から送られて来た情
報を復調し符号化情報に変換し、CODEC411また
は、SCSIコントローラ413に接続されているハー
ドディスクに符号化情報を転送する。NCU415は、
電話回線と直接接続され電話局などに設置されている交
換機と所定の手順により情報のやり取りを行う。
【0081】ファクシミリ送信における一実施例を説明
する。リーダ部1からの2値化画像信号は、コネクタ4
00より入力され信号ライン453を通りメモリコント
ローラ404に達する。信号453はメモリコントロー
ラ404によってメモリA405に記憶する。メモリA
405によって記憶するタイミングは、リーダ部1から
のタイミング信号459によってタイミング生成回路4
09で生成される。CPU412は、メモリコントロー
ラ404のメモリA405及びメモリB406をCOD
EC411のバスライン463に接続する。
【0082】CODEC411は、メモリA405から
イメージ情報を読みだしMR法により符号化を行い符号
化情報をメモリB406に書き込む。A4サイズのイメ
ージ情報をCODEC411が符号化すると、CPU4
12は、メモリコントローラ404にメモリB406を
CPUバス462に接続する。CPU412は、符号化
された情報をメモリB406より順次読みだしMODE
M414に転送する。MODEM414は、符号化され
た情報を変調しNCUを介し電話回線上にファクシミリ
情報を送信する。
【0083】次に、ファクシミリ受信における一実施例
を説明する。電話回線より送られて来た情報は、NCU
415に入力し、NCU415で所定の手順で電話回線
と接続する。NCU415からの情報は、MODEM4
14に入り復調される。CPU412は、CPUバス4
62を介してMODEM414からの情報をメモリC4
07に記憶する。1画面の情報がメモリC407に記憶
するとCPU412は、メモリコントローラ404を制
御することによりメモリC407のデータライン457
をCODEC411のライン463に接続する。
【0084】CODEC411は、メモリC407の符
号化情報を順次読みだし復号化すなわちイメージ情報と
してメモリD408に記憶する。CPU412は、デュ
アルポートメモリ410を介してコア部10のCPU1
003と通信を行い、メモリD408からコア部を通り
プリンタ2に画像をプリントタ出力するための設定を行
う。設定が終了すると、CPU412は、タイミング生
成回路409に起動をかけ、信号ライン460から所定
のタイミング信号をメモリコントローラに出力する。メ
モリコントローラ404は、タイミング生成回路409
からの信号に同期してメモリD408からイメージ情報
を読み出し、信号ライン452に伝送し、コネクタ40
0に出力する。コネクタ400からプリンタ3に出力す
るまでは、コア部で説明したので略す。 〔ファイル部5の説明〕ファイル部5の詳細な説明を図
6を用いて行う。
【0085】図6は、図4に示したファイル部5の構成
を説明するブロック図である。
【0086】ファイル部5は、コネクタ500でコア部
10と接続され各種信号のやり取りを行う。多値入力信
号551は、圧縮回路503に入力し、ここで多値画像
情報から圧縮情報に変換しメモリコントローラ510に
出力する。圧縮回路503の出力信号552は、メモリ
コントローラ510の制御下でメモリA506、メモリ
B507、メモリC508、メモリD509のいずれ
か、または2組のメモリをカスケード接続したものに記
憶される。
【0087】メモリコントローラ510は、CPU51
6の指示により、メモリA506、メモリB507、メ
モリC508、メモリD509とCPUバス560とデ
ータのやり取りを行うモードと、符号化・復号化を行う
CODEC517のCODECバス570とデータのや
り取りを行うモードと、メモリA506、メモリB50
7、メモリ508、メモリD509の内容をDMAコン
トローラ518の制御によって変倍回路511からのバ
ス562とデータのやり取りを行うモードと、タイミン
グ生成回路514の制御下で信号563をメモリA50
6〜メモリD509のいずれかに記憶するモードと、メ
モリA506〜メモリD509のいずれかからメモリ内
容を読みだし信号ライン558に出力するモードの5つ
の機能を有する。
【0088】メモリA506、メモリB507、メモリ
C508、メモリD509は、それぞれ2Mbytes
の容量を有し、400dpiの解像度でA4相当の画像
を記憶する。タイミング生成回路514は、コネクタ5
00と信号ライン553で接続されており、コア部10
からの制御信号(HSYNC,HEN,VSYNC,V
EN)により起動され、下記の2つの機能を達成するた
めの信号を生成する。
【0089】1つは、コア部10からの情報をメモリA
506〜メモリD509のいずれか1つのメモリ、また
は2つのメモリに記憶する機能、2つは、メモリA50
6〜メモリD509のいずれか1つから読みだし信号ラ
イン556に伝送する機能である。デュアルポートメモ
リ515は、信号ライン554を介してコア部10のC
PU1003、信号ライン560を介してファイル部5
のCPU516が接続されている。各々のCPUは、こ
のデュアルポートメモリ515を介してコマンドのやり
取りを行う。
【0090】SCSIコントローラ519は、図1のフ
ァイル部5に接続されている外部記憶装置520とのイ
ンタフェイスを行う。外部記憶装置520とのインタフ
ェイスを行う。外部記憶装置520は、具体的には可換
式の光磁気ディスク521で構成され、画像情報などの
データの蓄積を行う。CPDEC517は、メモリA5
06〜メモリD509のいずれかに記憶されているイメ
ージ情報を読みだしMH,MR,MMR方式の所望する
方式で復号化を行った後、メモリA506〜メモリD5
09のいずれかに符号化情報として記憶する。また、メ
モリA506〜メモリD509に記憶されている符号化
情報を読みだしMH、MR、MMR方式の所望する方式
で復号化を行った後、メモリA506〜メモリD509
のいずれかに復号化情報すなわちイメージ情報として記
憶する。
【0091】外部記憶装置520にファイル情報を蓄積
する一実施例を説明する。
【0092】リーダ部1からの8bit多値画像信号
は、コネクタ500より入力され信号ライン551を通
り圧縮回路503に入力する。信号551は、圧縮回路
503に入力されここで圧縮情報552に変換される。
圧縮情報552は、メモリコントローラ510に入力す
る。メモリコントローラ510は、コア部10からの信
号553によってタイミング生成回路559でタイミン
グ信号559を生成し、この信号に従って圧縮信号55
2をメモリA506に記憶する。CPU516は、メモ
リコントローラ510のメモリA506及びメモリB5
07をCODEC517のバスライン570に接続す
る。
【0093】CODEC517は、メモリA506から
圧縮された情報を読みだしMR法により符号化を行い符
号化情報をメモリB507に書き込む。CODEC51
7が符号化を終了すると、CPU516は、メモリコン
トローラ510のメモリB507をCPUバス560に
接続する。CPU516は、符号化された情報をメモリ
B507より順次読み出し、SCSIコントローラ51
9に転送する。SCSIコントローラ519は、符号化
された情報572を外部記憶装置520に記憶する。
【0094】次に、外部記憶装置520から情報を取り
出しプリンタ2に出力する一実施例を説明する。
【0095】情報の検索・プリントのコマンドを受け取
ると、CPU516は、SCSIコントローラ519を
介して外部記憶装置520から符号化された情報を受取
り、その符号化情報をメモリC508に転送する。この
ときメモリコントローラ510は、CPU516の指示
によりCPUバス560をメモリC508のバス566
に接続する。メモリC508への符号化情報の転送が終
了すると、CPU516は、メモリコントローラ510
を制御することにより、メモリC508とメモリD50
9をCODEC517のバス570に接続する。
【0096】CODEC517は、メモリC508から
符号化情報を読みとり順次復号化した後、メモリD50
9に転送する。プリンタに出力する際に拡大・縮小など
の変倍が必要な場合、メモリD509を変倍回路511
のバス562に接続し、DMAコントローラ518の制
御下でメモリD509の内容を変倍する。CPU516
は、デュアルポートメモリ515を介してコア部10の
CPU1003と通信を行い、メモリD509からコア
部10を通りプリンタ2に画像をプリント出力するため
の設定を行う。
【0097】該設定が終了すると、CPU516は、タ
イミング生成回路514に起動をかけ信号ライン559
から所定のタイミング信号をメモリコントローラ510
は、タイミング生成回路514からの信号に同期してメ
モリD509から復号化情報を読みだし、信号ライン5
56に伝送する。信号ライン556は、伸張回路504
に入力し、ここで情報を伸張する。伸張回路504の出
力信号555は、コネクタ500を介しコア部10に出
力する。コネクタ500からプリンタ2に出力するまで
は、コア部10で説明したので略す。 〔コンピュータ・インタフェース部7の説明〕コンピュ
ータ・インタフェース部7の説明を図7を用いて行う。
【0098】図7は、図4に示したコンピュータ・イン
タフェース部7の構成を説明するブロック図である。
【0099】コネクタA700及びコネクタB701
は、SCSIインタフェース用のコネクタである。コネ
クタC702は、セントロニクスインタフェース用コネ
クタである。コネクタD703は、RS232Cインタ
フェース用コネクタである。コネクタE707は、コア
部10と接続するためのコネクタである。
【0100】SCSIインタフェースは、2つのコネク
タ(コネクタA707、コネクタB701)を有し、複
数のSCSIインタフェースを有する機器を接続する場
合には、コネクタA700、コネクタB701を用いて
カスケード接続する。また、外部記憶装置520とコン
ピュータを1対1で接続する場合には、コネクタA70
0とコンピュータをケーブルで接続し、コネクタB70
1にはターミネイタを接続するか、コネクタB701と
コンピュータをケーブルで接続し、コネクタA700に
ターネイタを接続する。コネクタA700またはコネク
タB701から入力される情報は、信号ライン751を
介してSCSI・I/F−A704またはSCSI・I
/F−708に入力する。SCSI・I/F−A704
またはSCSI・I/F−B708は、SCSIのプロ
トコルによる手続きを行ったのちデータを信号ライン7
54を介してコネクタ707Eに出力する。
【0101】コネクタE707は、コア部10のCPU
バス1054に接続されており、コア部10のCPU1
003は、CPUバス1054から、SCSI・I/F
用コネクタ(コネクタA700、コネクタB701)に
入力した情報を受け取る。コア部10のCPU1003
からのデータをSCSI・コネクタ(コネクタA700
・コネクタB701)に出力する場合は、上記と逆の手
順によって行われる。
【0102】セントロニクス・インタフェース705
は、コネクタC702に接続され、信号ライン752を
介してセントロニクスI/F705に入力される。セン
トロニクスI/F705は決められたプロトコルの手順
によりデータの受信を行い、信号ライン754を介して
コネクタE707に出力する。コネクタE707は、コ
ア部10のCPUバス1054に接続されており、コア
部10のCPU1003は、CPUバス1054から、
セントロニクスI/F用コネクタ(コネクタC702)
に入力した情報を受け取る。
【0103】RS232Cインタフェース706は、コ
ネクタD703に接続され、信号ライン753を介して
RS232C・I/F706に入力される。RS232
C・I/F706は決められたプロトコルの手順により
データの受信を行い、信号ライン754を介してコネク
タE707に出力する。コネクタE707は、コア部1
0のCPUバス1054に接続されており、コア部10
のCPU1003は、CPUバス1054から、RS2
32C・I/F用コネクタ(コネクタD703)に入料
した情報を受け取る。コア部10のCPU1003から
のデータをRS232C・I/F用コネクタ(コネクタ
D703)に出力する場合は、上記と逆の手順によって
行われる。 〔フォーマッタ部8の説明〕フォーマッタ部8の説明を
図8を用いて行う。
【0104】図8は、図4に示したフォーマッタ部8の
構成を説明するブロック図である。
【0105】先に説明したコンピュータ・インタフェー
ス部7からのデータは、コア部10で判別され、フォー
マッタ部8に関するデータである場合には、コア部10
のCPU1003は、コア部10のコントローラ100
8及びフォーマッタ部8のコネクタ800を介してコン
ピュータからのデータをデュアルポートメモリ803に
転送する。フォーマッタ部8のCPU809は、デュア
ルポートメモリ803からコンピュータから送られて来
たコードデータを受け取る。
【0106】CPU809は、このコードデータを順次
イメージデータに展開し、メモリコントローラ808を
介してメモリA806、またはメモリB807にイメー
ジデータを転送する。メモリA806及びメモリB80
7は、各1Mbytesの容量を持ち、1つのメモリ
(メモリA806または、メモリB807)で300d
piの解像度でA4の用紙サイズまで対応可能である。
300dpiの解像度でA3用紙まで対応する場合に
は、メモリA806とメモリB807をカスケード接続
してイメージデータを展開する。上記のメモリの制御
は、CPU809からの指示によりメモリコントローラ
808によって行われる。
【0107】また、イメージデータの展開の際、文字や
図形などの回転が必要な場合には、回転回路804にて
回転したのちメモリA806またはメモリB807に転
送する。メモリA806またはメモリB807にイメー
ジデータの展開が終了すると、CPU809は、メモリ
コントローラ808を制御しメモリA806のデータバ
スライン858または、メモリB807のデータバスラ
イン859をメモリコントローラ808の出力ライン8
55に接続する。
【0108】次に、CPU809は、デュアルポートメ
モリ803を介しコア部10のCPU1003と通信を
行いメモリA806または、メモリB807から画像情
報を出力するモードに設定する。コア部10のCPU1
003は、コア部10内の通信IC1002を介しリー
ダ部1のCPU122に内蔵している通信機能を用いて
CPU122にプリント出力モードに設定する。プリン
ト出力モードに設定する。
【0109】コア部10のCPU1003は、コントロ
ーラ1008、及びフォーマッタ部8のコネクタ800
を介してタイミング生成回路802に起動をかける。タ
イミング生成回路802は、コア部10からの信号に応
じてメモリコントローラ808にメモリA806または
メモリB807から画像情報を読みだす為のタイミング
信号を発生する。メモリA806または、メモリB80
7からの画像情報は、信号ライン858を介してメモリ
コントローラ808に入力される、メモリコントローラ
808から出力画像情報は、信号ライン851及びコネ
クタ800を介してコア部10に転送する。コア部10
からプリンタ2の出力に関しては、コア部10で説明し
たので略す。 〔イメージメモリ部9の説明〕イメージメモリ部9の説
明を図9を用いて説明する。
【0110】図9は、図4に示したイメージメモリ部9
の構成を説明するブロック図である。
【0111】イメージメモリ部9は、コネクタ900で
コア部10と接続され各種信号のやり取りを行う。多値
入力信号954は、メモリコントローラ905の制御下
でメモリ904に記憶される。メモリコントローラ90
5は、CPU906の指示により、メモリ904とCP
Uバス957とデータのやり取りを行うモードと、タイ
ミング生成回路902の制御下で信号954をメモリ9
04に記憶するモードと、メモリ904からメモリ内容
を読みだし信号ライン955に出力するモードの3つの
機能を有する。メモリ904は、32Mbytesの容
量を有し、400dpiの解像度、及び256階調でA
3相当の画像を記憶する。
【0112】タイミング生成回路902は、コネクタ9
00と信号ライン952で接続されており、コア部10
からの制御信号(HSYNC,HEN,VSYNC,V
EN)のより起動され、下記の2つの機能を達成するた
めの信号を生成する。1つは、コア部10からの情報を
メモリ904に記憶する機能、2つは、メモリ904か
ら読み出し信号ライン955に伝送する機能である。デ
ュアルポートメモリ903は、信号ライン953を介し
てコア部10のCPU1003、信号ライン957を介
してイメージメモリ部9のCPU906が接続されてい
る。各々のCPUは、このデュアルポートメモリ903
を介してコマンドのやり取りを行う。
【0113】イメージメモリ部9に画像情報を蓄積し、
この情報をコンピュータに転送する一実施例を説明す
る。
【0114】リーダ部1からの8bit多値画像信号
は、コネクタ900より入力され信号ライン954を介
しメモリコントローラ905に入力する。メモリコント
ローラ905は、コア部10からの信号952によって
タイミング生成回路902でタイミング信号956を生
成し、この信号に従って信号954をメモリ904に記
憶する。CPU906は、メモリコントローラ905の
メモリ904をCPUバス957に接続する。
【0115】CPU906は、メモリ904から順次イ
メージ情報を読みだしデュアルポートメモリ903に転
送する。コア部10のCPU1003は、イメージメモ
リ部9のデュアルポートメモリ903のイメージ情報を
信号ライン953、コネクタ900を介して読みとり、
この情報をコンピュータ・インタフェース部7に転送す
る。コンピュータ・インタフェース部7からコンピュー
タに情報を転送することは、上記で説明しているため略
す。
【0116】次に、コンピュータから送られて来たイメ
ージ情報をプリンタ2に出力する一実施例を説明する。
【0117】コンピュータから送られて来たイメージ情
報は、コンピュータ・インタフェース部7を介してコア
部10に送られる。コア部10のCPU1003はCP
Uバス1054及びコネクタ1009を介してイメージ
メモリ部9のデュアルポートメモリ903にイメージ情
報を転送する。
【0118】この時CPU906は、メモリコントロー
ラ905を制御しCPUバス957をメモリ904のバ
スに接続する。CPU906は、デュアルポートメモリ
903からイメージ情報をメモリコントローラ905を
介してメモリ904に転送する。メモリ904へイメー
ジ情報を転送し終わると、CPU906は、メモリコン
トローラ905を制御しメモリ904のデータラインを
信号955に接続する。
【0119】CPU906は、デュアルポートメモリ9
03を介してコア部10にCPU1003と通信を行
い、メモリ904からコア部10を通りプリンタ2に画
像をプリント出力するための設定を行う。
【0120】該設定が終了すると、CPU906は、タ
イミング生成回路902に起動をかけ信号ライン956
から所定のタイミング信号をメモリコントローラ905
に出力する。メモリコントローラ905は、タイミング
生成回路902からの信号に同期してメモリ904から
イメージ情報を読み出し、信号ライン955に伝送しコ
ネクタ900に出力する。コネクタ900からプリンタ
2に出力するまでは、コア部10で説明したので略す。 〔第1の予約処理〕例えば図3に示した操作部124か
ら予約時間入力をできるようにする。この際、個人コー
ドを入力し、予約時間ができた時に、個人コードを入力
することにより、マシンを使用可能とする。
【0121】その際、図10に示すような画面を操作部
124上に出して、ユーザーに入力させる。
【0122】以下、図11を参照して本発明に係る複合
画像形成装置における第1の予約処理動作について説明
する。
【0123】図11は本発明に係る複合画像形成装置に
おける第1の予約処理を説明する図である。
【0124】図において、TM1は予約時間で、操作部
124から入力され、図示しない不揮発性RAM上に記
憶されている。TM2は現在時間で、図示しないタイマ
回路から入力される。CODE1は予約コードで、図示
しない不揮発性RAM上に記憶されている。CODE2
は現在入力コードで、操作部124からユーザ入力され
たコードに対応する。
【0125】COM1は比較処理部で、現在時間TM2
が予約時間TM1内ならば予約有効時間を示す出力CO
M1−OUTを出力する。COM2は比較処理部で、予
約コードCODE1と現在入力コードCODE2とが一
致する場合に、出力COM2−OUTを出力する。
【0126】これにより、図3に示したサブCPU12
3は、出力COM1−OUT,出力COM2−OUTが
ともに「1」の場合に、現在入力コードを操作部124
から入力したユーザからの機能処理を有効とし、他の機
能処理要求を制限して、当該ユーザからの機能処理要求
を連続的に処理する。 〔第2の予約処理〕一方、図12に示すように、上記予
約時間TM1内に複合画像形成装置に対してファクシミ
リの受信がきた時に、FAX受信を優先するモードを設
けるこの場合、図13に示すように、予約時間TM1内
であってもFAX受信の場合は、コア部10がファクシ
ミリ機能に基づく画像情報を優先して出力されるように
それぞれの信号をゲート処理により制御し、優先しない
場合はFAX受信をファクシミリ紙部4のメモリ405
〜408に蓄えるようにファクシミリ機能を制御しても
よい。 〔第3の予約処理〕また、上記予約時間TM1をコンピ
ュータから外部装置3を介して画面から直接的に入力ま
たは管理できるようにしても良い。
【0127】以下、本実施例と第1,第2の発明の各手
段との対応及びその作用について図3および図10〜図
13等を参照して説明する。
【0128】第1の発明は、リーダ部1とプリンタ2と
を有し、ファクシミリ通信機能処理,ファイル機能処
理,プリント機能処理,コピー機能処理を実行可能な複
合画像形成装置において、各機能処理に基づく画像出力
の出力時間および各機能処理を要求するユーザ情報を入
力する第1の入力手段(操作部124)と、この入力手
段から入力された前記出力時間と前記ユーザ情報とを記
憶する記憶手段と、現在時間およびユーザ情報を入力す
る第2の入力手段(操作部124)と、前記第1および
第2の入力手段から入力された現在時間と予約時間とを
比較する第1の比較手段(例えばサブCPU123内に
設けるられる比較処理部COM1)と、前記第1および
第2の入力手段から入力された各ユーザ情報を比較する
第2の比較手段(例えばサブCPU123内に設けるら
れる比較処理部COM2)と、前記第1の比較手段と第
2の比較手段との比較結果に基づいて各機能処理に対応
する各画像情報の前記プリンタ2からの出力を制御する
制御手段(コア部10)とを設け、比較処理部COM1
と比較処理部COM2との比較結果に基づいてコア部1
0が各機能処理に対応する各画像情報の前記プリンタ2
からの出力を制御して、各ユーザが設定した予約時間内
であれば各機能処理に基づく画像を優先的に出力するこ
とを可能とする。
【0129】第2の発明は、ファクシミリ通信機能処理
をファイル機能処理,プリント機能処理,コピー機能処
理よりも優先処理する優先モードを設定するモード設定
手段を設け、ファクシミリ通信機能処理を優先とするモ
ードの設定状態と第1の比較手段と第2の比較手段との
比較結果に基づいて制御手段が各機能処理に対応する各
画像情報の前記プリンタ部からの出力を制御して、予約
時間内であっても、ファクシミリ通信機能処理に基づく
画像を優先して出力することを可能とする。
【0130】以下、図14〜図16を参照して本発明に
係る複合画像形成装置の予約出力方法を説明する。
【0131】図14,図15は、図1に示した複合画像
形成装置の要部構成ブロック図であり、複合画像形成装
置の予約出力の設定およびその制御に係る部分を示し、
図1,図4と同一のものには同一の符号を付してある。
【0132】図15において、1003−1はメモリ
で、操作部124からあるいはホストコンピュータイン
タフェース部7を介してホストコンピュータ等から設定
された予約時間,予約コードを記憶する。なお、メモリ
1003−1は、不揮発性メモリ媒体あるいはRAMと
バックアップ機能処理部を備えるメモリ機構として構成
されているものとし、電源がオンオフされても、所定数
の予約時間,予約コードを記憶しているように構成され
ている。
【0133】図16は本発明に係る複合画像形成装置の
予約出力方法の一実施例を示すフローチャートである。
なお、(1)〜(14)は各ステップを示す。
【0134】先ず、CPU1003は、現在時間が予約
時間かどうかを判定し(1)、NOならば操作部12
4,FAX出力,プリンタ出力を許可する(2)。
【0135】一方、ステップ(1)の判定でYESの場
合は、操作部124の操作画面上に”コードを入力して
下さい”と表示し(3)、該表示に応答して使用者が操
作部124のキーを操作してコードが入力されると、該
入力されたコードが既にメモリ1003−1に登録され
ている予約コードと一致する稼働かを判定し(4)、N
Oならば全ての動作を受け付けないように制御する
(5)。
【0136】一方、ステップ(4)の判定でYESの場
合は、予約時間と現在時間とを比較して一致するかどう
かを判定し(6)、NOならばステップ(5)に戻り、
YESならば操作部124の操作を許可する(7)。
【0137】次いで、操作部124の画面に「コピー,
FAX,コンピュータ出力,ファイルのいずれかの機能
を選択して下さい」等の機能選択を催促するメッセージ
を表示し、該表示中に、コンピュータが選択された場合
には(8)、さらに、コンピュータからの入力コードが
予約コードが一致するかどうかを判定し(12)、NO
ならば出力を禁止して(14)、処理を終了する。
【0138】一方、ステップ(12)の判定でYESの
場合には、コンピュータインタフェース部7を介してコ
ンピュータから入力される入力コードに対する出力を許
可して(13)、処理を終了する。
【0139】一方、ステップ(8)の判定でコンピュー
タ以外の機能、すなわち、コピー,FAX,FILE等
の機能が選択されたと判定した場合には、操作部124
を解放し(9)、コンピュータから入力がなされている
かどうかを判定し(10)、YESならばコンピュータ
からの出力を禁止させ(14)、処理を終了する。
【0140】一方、ステップ(10)でNOの場合は、
コンピュータから入力の出力を許可して(11)、処理
を終了する。
【0141】以下、本実施例と第1〜第の発明の各工程
との対応及びその作用について図16を参照して説明す
る。
【0142】第3の発明は、リーダ部1とプリンタ2と
を有し、ファクシミリ通信機能,ファイル機能処理,プ
リント機能処理,コピー機能処理を実行可能な複合画像
形成装置の予約出力方法において、現在時間が予約時間
かどうかを判定する第1の判定手段(図16のステップ
(1))と、コード入力を催促する催促工程(図16の
ステップ(3))と、入力されたコードが予約コードと
一致するかどうかを判定する第2の判定工程(図16の
ステップ(4),(6))と、機能選択操作を許可する
第1の許可工程(図16のステップ(7))と、選択さ
れた機能を判定する第3の判定工程(図16のステップ
(8))と、該選択された工程がプリント機能である場
合に、入力コードが予約コードと一致するかどうかを判
定する第4の判定工程(図16のステップ(12))
と、前記入力コードが予約コードと一致すると判定され
た場合に、プリント機能に基づく予約出力を許可する第
2の許可工程(図16のステップ(13))と、前記入
力コードが予約コードと一致しないと判定された場合
に、プリント機能に基づく予約出力を禁止する禁止工程
(図16のステップ(14))とを実行して、予約コー
ドおよび予約時間を登録した予約者からのプリント機能
要求を連続して印刷させる処理をプログラマブルに実行
可能とする。
【0143】これにより、操作部124より予約された
予約コードとおよび予約時間は、サブCPU123を介
してコア部10のCPU1003に送信される。CPU
1003は与えられた予約内容により各機能の優先度を
決めて行く。
【0144】例えばコピー優先になっていた場合は、サ
ブCPU123に通信し、操作画面上でコピー以外のモ
ードを受け付けることを禁止する。この際、予約コード
がある場合は、操作部124を介してサブCPU123
経由で予約コードが入力されないと、CPU1003は
サブCPU123に操作可能の通信を行わない様に制御
する。
【0145】この状態のときに、FAXが入力されてき
た場合は、CPU412にCODEC411を介してメ
モリ404〜408に記憶するに留め出力は行わない。
また、コンピュータから出力信号が入力される場合は、
CPU809に通信しコンピュータ信号を受け付けない
様に制御する。
【0146】さらに、このときファイルを使用しようと
しても操作部124からの入力は既に禁止されている
し、コンピュータからの信号も受け付けない様に制御す
る。
【0147】このような制御は、操作部124からの入
力だけでなく、コンピュータからの入力によって制御で
きるように構成してもよいことはいうまでもない。
【0148】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る第1
の発明によれば、第1の比較手段と第2の比較手段との
比較結果に基づいて制御手段が各機能処理に対応する各
画像情報の前記プリンタ部からの出力を制御して、各ユ
ーザが設定した予約時間内であれば各機能処理に基づく
画像を優先的に出力することができる。
【0149】第2の発明によれば、ファクシミリ通信機
能処理を優先とするモードの設定状態と第1の比較手段
と第2の比較手段との比較結果に基づいて制御手段が各
機能処理に対応する各画像情報の前記プリンタ部からの
出力を制御して、予約時間内であっても、ファクシミリ
通信機能処理に基づく画像を優先して出力することがで
きる。 第3の発明によれば、選択された工程がプリン
ト機能である場合に、入力コードが予約コードと一致す
るかどうかを判定する第4の判定工程により、前記入力
コードが予約コードと一致すると判定された場合に、プ
リント機能に基づく予約出力を許可し、あるいは前記入
力コードが予約コードと一致しないと判定された場合
に、プリント機能に基づく予約出力を禁止するので、予
約コードおよび予約時間を登録した予約者からのプリン
ト機能要求を連続して印刷させる処理をプログラマブル
に実行させることができる。
【0150】従って、各機能処理に基づく画像情報を時
間を予約したユーザだけがマシンを専有しながら出力す
ることができるとともに、ユーザーが画像出力する時間
の見通しを立てながら待ち時間なしに各機能処理に基づ
く各画像情報を効率的に出力できる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す複合画像形成装置の構
成を説明するブロック図である。
【図2】図1に示したリーダ部およびプリンタの構成を
説明する概略断面図である。
【図3】図1に示したリーダ部の画像処理構成を説明す
るブロック図である。
【図4】図1に示したコア部の構成を説明するブロック
図である。
【図5】図4に示したファクシミリ部の構成を説明する
ブロック図である。
【図6】図4に示したファイル部の構成を説明するブロ
ック図である。
【図7】図4に示したコンピュータ・インタフェース部
の構成を説明するブロック図である。
【図8】図4に示したフォーマッタ部の構成を説明する
ブロック図である。
【図9】図4に示したイメージメモリ部の構成を説明す
るブロック図である。
【図10】図3に示した操作部に表示される予約時間設
定画面の一例を示す図である。
【図11】本発明に係る複合画像形成装置における第1
の予約処理を説明する図である。
【図12】本発明に係る複合画像形成装置における予約
優先処理を説明する図である。
【図13】本発明に係る複合画像形成装置における予約
優先処理を説明する図である。
【図14】図1に示した複合画像形成装置の要部構成ブ
ロック図である。
【図15】図1に示した複合画像形成装置の要部構成ブ
ロック図である。
【図16】本発明に係る複合画像形成装置の予約出力方
法の一実施例を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 リーダ部 2 プリンタ部 10 コア部 COM1 比較処理部 COM2 比較処理部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リーダ部とプリンタ部とを有し、ファク
    シミリ通信機能処理,ファイル機能処理,プリント機能
    処理,コピー機能処理を実行可能な複合画像形成装置に
    おいて、各機能処理に基づく画像出力の出力時間および
    各機能処理を要求するユーザ情報を入力する第1の入力
    手段と、この第1の入力手段から入力された前記出力時
    間と前記ユーザ情報とを記憶する記憶手段と、現在時間
    およびユーザ情報を入力する第2の入力手段と、前記第
    1および第2の入力手段から入力された現在時間と予約
    時間とを比較する第1の比較手段と、前記第1および第
    2の入力手段から入力された各ユーザ情報を比較する第
    2の比較手段と、前記第1の比較手段と第2の比較手段
    との比較結果に基づいて各機能処理に対応する各画像情
    報の前記プリンタ部からの出力を制御する制御手段とを
    具備したことを特徴とする複合画像形成装置。
  2. 【請求項2】 ファクシミリ通信機能処理をファイル機
    能処理,プリント機能処理,コピー機能処理よりも優先
    処理する優先モードを設定するモード設定手段を設け、
    制御手段が前記優先モードの設定状態および前記第1の
    比較手段と第2の比較手段との比較結果に基づいて各機
    能処理に対応する各画像情報の前記プリンタ部からの出
    力を制御することを特徴とする請求項1記載の複合画像
    形成装置。
  3. 【請求項3】 リーダ部とプリンタ部とを有し、ファク
    シミリ通信機能処理,ファイル機能処理,プリント機能
    処理,コピー機能処理を実行可能な複合画像形成装置の
    予約出力方法において、現在時間が予約時間かどうかを
    判定する第1の判定工程と、コード入力を催促する催促
    工程と、入力されたコードが予約コードと一致するかど
    うかを判定する第2の判定工程と、機能選択操作を許可
    する第1の許可工程と、選択された機能を判定する第3
    の判定工程と、該選択された工程がプリント機能である
    場合に、入力コードが予約コードと一致するかどうかを
    判定する第4の判定工程と、前記入力コードが予約コー
    ドと一致すると判定された場合に、プリント機能に基づ
    く予約出力を許可する第2の許可工程と、前記入力コー
    ドが予約コードと一致しないと判定された場合に、プリ
    ント機能に基づく予約出力を禁止する禁止工程とを有す
    ることを特徴とする複合画像形成装置の予約出力方法。
JP31719094A 1994-12-20 1994-12-20 複合画像形成装置および複合画像形成装置の予約出力方法 Pending JPH08172498A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012194618A (ja) * 2011-03-15 2012-10-11 Oki Data Corp 画像形成装置及び画像形成システム
US8339657B2 (en) 2006-03-31 2012-12-25 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image data processing apparatus

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8339657B2 (en) 2006-03-31 2012-12-25 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image data processing apparatus
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