JPH08171551A - 情報処理端末及び情報提供システム - Google Patents

情報処理端末及び情報提供システム

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JPH08171551A
JPH08171551A JP31347694A JP31347694A JPH08171551A JP H08171551 A JPH08171551 A JP H08171551A JP 31347694 A JP31347694 A JP 31347694A JP 31347694 A JP31347694 A JP 31347694A JP H08171551 A JPH08171551 A JP H08171551A
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JP
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Application number
JP31347694A
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English (en)
Inventor
Yoshinobu Naito
芳信 内藤
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EKUSHINGU KK
Brother Industries Ltd
Xing Inc
Original Assignee
EKUSHINGU KK
Brother Industries Ltd
Xing Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 課金通信網で規定される通信方式以外の通信
方式で、情報を受信可能な情報処理装置を提供する。 【構成】 情報通信網7を介して情報センタ3にアクセ
ス可能な第1通信制御装置27と、課金機能を持つ課金
通信網5を介して課金センタ1にアクセス可能な第2通
信制御装置28とを備え、第1通信制御装置27は、課
金通信網5よりも通信速度が高速に設定された情報通信
網7にアクセス可能に構成されていることを特徴とし、
カラオケ演奏情報やゲームソフト情報のような比較的大
量の情報を短時間で受信することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、情報センタから情報処
理端末に対して実情報を送信可能であると共に、その実
情報に対する使用料金の課金機能を備えた情報提供シス
テム及びそのシステムに用いて有効な情報処理端末に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えば日本におけるキャプテ
ンシステム等のようにビデオテックス通信システムが各
種実用化されている。ビデオテックス通信は、通信網を
介して利用者端末を情報センタに接続し、利用者端末か
らの要求に応じて、情報センタに蓄積された例えば文字
図形情報を提供する会話型画像情報信である。そして、
情報センタから提供した情報の料金を回収するため、通
信網は課金機能を備えている。この通信網(課金通信網
と呼ぶ)は、例えば電話網とビデオテックス通信処理装
置(VCP)とにより構成され、情報センタへの接続・
交換はもちろん、提供した情報料の課金処理を行なうこ
とができる。そのためこの課金機能を用いて、情報料の
回収代行等が可能となるのである。
【0003】このような課金通信網の一つとしてのビデ
オテックス網における通信方式について考えると、この
通信サービスの初期段階においては、上りは通信速度7
5bpsのITU(国際電気通信連合)−T勧告V.2
3に規定され、下りは通信速度4800bpsのITU
−T勧告V.27terに規定されていた。その後、上
り下りとも通信速度1200bpsのITU−T勧告
V.22や通信速度2400bpsのITU−T勧告
V.22bisによる全二重通信がサポートされた。さ
らに1994年11月には、ISDN基本インタフェー
スでの通信速度2400bpsのITU−T勧告V.2
2bisが開始され、1995年3月には、通信速度9
600bpsのITU−T勧告V.32による全二重通
信がサポートされる予定となっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな課金通信網を用いた従来のシステムでは、課金通信
網のみを用いて情報センタから情報処理端末に情報を転
送しているため、上述した通信方式に限定されてしまっ
ていた。そのため、例えば上記通信方式による規定より
も高速なデータ通信を行ったり、パケット網によるパケ
ット通信を行ったりすることはできなかった。
【0005】そこで、本発明は上記問題点を解決するた
めになされたものであり、課金通信網で規定される通信
方式以外の通信方式で、情報処理端末に情報を送信可能
な情報提供システムを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段、作用および発明の効果】
上記目的を達成するために成された請求項1記載の発明
は、情報通信機能を持つ情報通信網を介して情報センタ
にアクセス可能な第1の通信手段と、課金機能を持つ課
金通信網を介して課金センタにアクセス可能な第2の通
信手段と、前記情報通信網を介して前記情報センタより
受信した実情報を記憶しておくための端末側実情報記憶
手段と、前記実情報を用いて所定の処理を実行可能な情
報処理実行手段と、前記課金通信網の課金機能による課
金処理を要求する課金処理要求手段とを備え、前記第1
の通信手段は、前記課金通信網の通信方式とは異なる通
信方式の前記情報通信網にアクセス可能であることを特
徴とする情報処理端末である。
【0007】なお、前記第1の通信手段は、請求項2に
示すように、前記課金通信網よりも通信速度が高速に設
定された前記情報通信網にアクセス可能に設定すること
が考えられる。また、請求項3に示すように、回線交換
及びパケット交換での通信が可能であり、その2方式を
任意に切り替えて通信可能な前記情報通信網にアクセス
可能に設定したりすることが考えられる。
【0008】また、請求項4記載の発明は、請求項1〜
3いずれかに記載の情報処理端末と、実情報を記憶する
実情報記憶手段と、該実情報記憶手段に記憶された実情
報を前記情報通信網を介して送信する実情報送信手段と
を有する情報センタと、課金通信網による課金機能を利
用した課金を実行させる課金制御手段を有する課金セン
タとを備えることを特徴とする情報提供システムであ
る。
【0009】本情報提供システムによれば、情報センタ
からは、実情報送信手段によって情報通信網を介して実
情報を送信することができ、情報処理端末では、第1の
通信手段によって情報センタから受信した実情報を端末
側実情報記憶手段に記憶しておき、情報処理実行手段
は、その実情報を用いて所定の処理を実行することがで
きる。
【0010】また、情報処理端末の第2の通信手段は、
課金機能を持つ課金通信網にアクセスでき、課金処理要
求手段は、課金通信網の課金機能による課金処理を要求
することができる。この課金処理の要求に対して、課金
センタは、課金通信網による課金機能を利用した課金を
実行させることができるのである。したがって、情報処
理端末の情報処理実行手段によって使用された情報の使
用料は、この課金通信網を介することで、人の手を煩わ
さずに、自動的に回収することが可能となる。
【0011】そして、情報通信網は課金通信網の通信方
式とは異なる通信方式での通信機能を持つ。つまり、課
金通信網は所定の通信プロトコルに規定されるため、例
えばその通信速度も、上述したITU−T勧告に従うた
めに数千bps程度の限定されてしまっていたが、例え
ば請求項2に示す情報処理端末では、第1の通信手段
が、課金通信網よりも通信速度が高速に設定された情報
通信網にアクセス可能である。
【0012】情報センタから送信する実情報としては、
例えば従来のキャプテンシステムでも採用されていたよ
うな天気予報情報や交通情報等の主に文字情報だけでな
く、カラオケ演奏情報やゲームソフト情報等も考えられ
る。このような場合に、請求項2に示すように高速通信
が可能な情報通信網により送信すれば、カラオケ演奏情
報やゲームソフト情報のように比較的大量の情報であっ
ても短時間で送信することができる。
【0013】また、課金通信網の場合には、回線交換方
式に限定されてしまっていたが、別系統の情報通信網で
あれば、請求項3に示すように回線交換及びパケット交
換での通信が可能であり、その2方式を任意に切り替え
て可能とすること等も可能となる。したがって、請求項
3に示す情報処理端末では、第1の通信手段が、その回
線交換及びパケット交換での通信が可能であり、その2
方式を任意に切り替えて通信可能な情報通信網にアクセ
スすることができるので、パケット交換方式での通信の
メリットを享受できる。例えば、情報センタからは比較
的データ長の短い情報が断続的に送信されるような場合
には、通信コストを低くでき、しかもリアルタイム性の
高い通信にすることができる。また通信網の使用効率を
高くすることもできる。
【0014】
【実施例】以下、本発明を具体化した一実施例を図面を
参照して説明する。図1は、実施例の情報提供システム
の概略構成図、図2はそのシステムの構成要素である情
報処理端末の構成を示すブロック図である。
【0015】図1に示すように、本情報提供システム
は、課金センタ1と複数の情報処理端末10とが、課金
通信網5を介して接続されていると共に、情報センタ3
と複数の情報処理端末10とが、情報通信網7を介して
接続されて構成されている。また、課金センタ1と情報
センタ3同士も接続されている。
【0016】課金通信網5は、例えばビデオテックス通
信網やダイヤルキューツー通信網のように、情報料に対
して課金する機能を持つものである。現在の日本国内で
は、ビデオテックス網とダイヤルキューツー網がその代
表的なものとして知られておいる。ダイヤルキューツー
網は基本的に時間単位の従量計算であり、ビデオテック
ス網は、情報の内容毎に任意の料金を設定可能であり、
いわゆるキャプテンシステム等に用いられている。
【0017】その課金機能の一例として、ビデオテック
ス通信網について説明すると、ビデオテックス通信網
は、具体的には例えば各情報処理装置10に接続された
公衆電話回線とビデオテックス通信処理装置(VCP)
とで構成されている。このVCPが、ビデオテックス通
信網にアクセスしようとしている公衆電話回線(現状と
しては特番166と5桁の課金センタ番号をダイヤルし
た公衆電話回線)の課金センタ1への接続・交換、利用
者端末である情報処理装置の管理及び課金センタ1への
加入者管理、通信料及び電話会社が代理徴収する情報使
用料の課金、情報処理装置と課金センタ1との間の会話
制御、プロトコル変換やコード/パターン変換などの変
換処理等の通信処理機能を提供する。
【0018】そして、このような課金通信網5の一つと
してのビデオテックス網における通信方式について補足
説明すると、上り下りとも通信速度1200bpsのI
TU−T勧告V.22や通信速度2400bpsのIT
U−T勧告V.22bisによる全二重通信がサポート
されており、さらに1994年11月には、ISDN基
本インタフェースでの通信速度2400bpsのITU
−T勧告V.22bisが開始され、1995年3月に
は、通信速度9600bpsのITU−T勧告V.32
による全二重通信がサポートされる予定となっている。
【0019】一方、情報通信網7は、情報センタ3から
の情報を情報処理端末10に送信したり、あるいは必要
に応じて情報処理端末10の稼働情報を情報センタ3に
送信するためにも利用される。そして、この情報通信網
7は、上記課金通信網5のような所定の通信プロトコル
に限定されるものではないので、例えばISDN回線交
換Bchで通信を行えば、通信速度が64kbps、実
効速度でも60kbpsという高速通信が可能となる。
あるいは、課金通信網5が回線交換方式に限定されてし
まっている場合でも、この別系統の情報通信網7であれ
ば、例えばDDX−Pパケット交換網を採用すれば、パ
ケット交換方式で情報を転送することが可能となる。
【0020】情報処理端末10の構成について説明す
る。ここでは、カラオケ演奏処理が可能な端末として説
明する。図2に示すように、中央制御装置31は課金制
御プログラム31aに従って所定の課金制御処理を実行
するのであるが、この中央制御装置31には、端末側実
情報記憶手段としてのハードディスク33、情報処理実
行手段としての音声再生回路35及び画面表示制御装置
26、第1の通信手段に相当する情報通信網用の第1通
信制御装置27及び第2の通信手段に相当する課金通信
網用の第2通信制御装置28が接続されており、音声再
生回路35にはミキサアンプ38が、画面表示制御装置
26にはテレビモニタ29がそれぞれ接続されている。
また、ミキサアンプ38にはスピーカ41とマイクロフ
ォン43が接続されている。
【0021】第1通信制御装置27は、情報通信網7に
接続するためのものであるので、例えば上記ISDN回
線交換Bchによる通信を行う場合には、ディジタル高
速通信が可能な通信制御装置を採用する。また、DDX
−Pパケット交換網を採用している場合、あるいは回線
交換方式とパケット交換方式とを切替可能なものが採用
されていた場合には、それぞれそれらに対応可能な通信
制御装置が用いられている。
【0022】また、第2通信制御装置28は課金通信網
5用なので、当然その課金通信網5の通信プロトコルに
対応するような通信制御装置が用いられている。つま
り、通信速度が2400bpsの課金通信網5であれ
ば、その通信速度に対応する通信制御装置が用いられ
る。
【0023】なお、前記ハードディスク33には予め数
千曲程度のカラオケ曲情報が記憶されており、さらに、
情報センタ3より新曲データを受信して、このハードデ
ィスク33に記憶させることができる。また、1曲分の
カラオケ曲情報は、曲同士を識別するための識別情報で
ある曲番号情報と、実体情報とから構成されている。こ
の内の実体情報は、伴奏音楽の情報であるMIDI(Mu
sical Instrument Digital Interface)規格の演奏情報
や、歌詞情報及び背景映像情報からなっている。背景映
像情報は曲毎に対応した映像情報を符号化したものであ
る。
【0024】そして、上記後から受信する新曲データの
場合には、そのカラオケ曲情報はそのままでは使用でき
ないようにスクランブル情報が付加されている。使用す
るためには、課金通信網5に第2通信制御装置を通して
接続し、中央制御装置31が課金制御プログラム31a
を実行することによって、課金通信網5による課金機能
を利用した所定の課金処理が行われると、上記スクラン
ブルが解除されて通常のカラオケ曲情報として使用する
ことができる状態となる。
【0025】なお、この中央制御装置31による課金制
御プログラム31aに従った所定の課金制御処理の実行
が、本発明における課金処理要求手段としての処理の実
行に該当する。この課金処理を要求するための処理につ
いては後で詳しく説明する。カラオケ曲情報が使用でき
るようになると、利用者は図示しない操作パネルあるい
はリモコン等を操作することで歌いたい曲を選択する。
すると中央制御装置31は、所定のカラオケ演奏プログ
ラムに従って、カラオケ演奏処理を実行する。簡単に説
明すると、中央制御装置31は、選択された曲に対応す
る演奏情報、歌詞情報および背景映像情報をハードディ
スク33から読み出し、演奏情報は音声再生回路35
に、歌詞情報および背景映像情報は画面表示制御装置2
6にそれぞれ転送する。
【0026】音声再生回路35に出力された演奏情報
は、アナログの演奏信号に変換された後、ミキサアンプ
38へ送られて電気的に増幅されるとともに、マイクロ
フォン43を介して入力する利用者の歌声と適度な割合
でミキシングされる。ミキシングされた音声信号は、ス
ピーカ41により演奏音として外部へ出力される。
【0027】一方、演奏情報と同期して出力される歌詞
情報は、画面表示制御装置26において、後述する背景
映像信号と合成(スーパーインポーズ)されてテレビモ
ニタ29に表示される。これにより、テレビモニタ29
には、背景映像に歌詞テロップが合成された状態で表示
される。
【0028】続いて、課金センタ1及び情報センタ3の
構成を図3を参照して説明する。課金センタ1は、ホス
トコンピュータ51と、記憶装置53と、入力装置55
と、通信制御装置57と、プリンタ59と、CRT61
とを備えている。記憶装置53は、ホストコンピュータ
51が作動するための各種制御プログラムや、前記各情
報処理装置10毎の課金情報等を記憶するためのもので
ある。なお、このホストコンピュータ51は、特許請求
の範囲に示した課金センタ側の課金制御手段に相当す
る。
【0029】また、入力装置55からは各種指令を入力
することができ、例えば、記憶装置53に記憶された各
情報処理端末10毎の課金情報を基にして課金実績等を
作成させたり、それをプリンタ59によって印刷させた
り、CRT61に表示させたりすることができる。
【0030】一方、情報センタ3も課金センタ1と同様
の構成であり、ホストコンピュータ71と、記憶装置7
3と、入力装置75と、通信制御装置77と、プリンタ
79と、CRT81とを備えている。記憶装置73は、
ホストコンピュータ71が作動するための各種制御プロ
グラムや、情報処理端末10に送信するための新曲デー
タ及びその新曲データの配信記録等を記憶するためのも
のである。なお、記憶装置73が特許請求の範囲に示し
た実情報記憶手段に、またホストコンピュータ71が実
情報送信手段にそれぞれ相当する。
【0031】また、入力装置75からは各種指令を入力
することができ、例えば、記憶装置73に記憶された各
情報処理装置10毎の配信記録等をプリンタ79によっ
て印刷させたり、CRT81に表示させたりすることが
できる。なお、課金センタ1の通信制御装置57と情報
センタ3の通信制御装置77とは接続されており、相互
に情報通信が可能とされている。
【0032】次に、上記構成を有する本実施例の情報提
供システムにおける新曲データの受信に係る処理につい
て、図4に示す情報処理端末10と情報センタ3との間
の通信シーケンス図を参照して示す。情報処理端末10
が情報センタ3に対して発信し、接続できた後にパスワ
ードを情報センタ3に送信する。情報センタ3では通信
制御装置77を介してこれを受け取り、ホストコンピュ
ータ71が電話番号やパスワード等で端末照合を行い、
情報センタ3に登録されている情報処理端末であれば、
照合正常を返送する。情報処理端末10はこの照合正常
を受信して情報センタ3が受付可能状態となって後に、
上記新曲データの有無を問い合わせるのである。
【0033】情報センタ3では、この問い合わせを受け
付けて新曲データを検索し、問い合わせの回答を情報処
理端末10に送信する。つまり、新曲データが有るか無
いかを示す回答である。情報処理端末10では、この回
答結果に基づいて新曲データが有るか無いか判断し、新
曲データが有る場合には情報センタ3に新曲データの送
信を要求する。情報センタ3はこの要求に応じて該当す
る新曲データを記憶装置73から読み出して、通信制御
装置77を介して情報通信網7に送信する。情報通信網
7として上述したISDN回線交換Bchを採用すれ
ば、その通信速度が64kbps、実効速度でも60k
bpsという高速通信が可能となるため、上記新曲デー
タの送信時間は非常に短時間で済む。
【0034】そして、情報処理端末10は、情報通信網
7を介して送信されてきた新曲データを受信して、ハー
ドディスク33に記憶する。続いて、課金にかかる処理
について、図5に示す情報処理端末10と課金センタ1
との間の通信シーケンス図を参照して説明する。
【0035】情報処理端末10において、例えば利用者
が指示入力等をすると、課金通信網5に接続して、課金
センタ1に発呼する。図5に示すように、情報処理端末
10が課金センタ1に対して発信し、接続できた後にパ
スワードを課金センタ1に送信する。課金センタ1では
通信制御装置57を介してこれを受け取り、ホストコン
ピュータ51が電話番号やパスワード等で端末照合を行
い、課金センタ1に登録されている情報処理端末であれ
ば、照合正常を返送する。情報処理端末10はこの照合
正常を受信して課金センタ1が受付可能状態となって後
に、上記課金情報要求を送信するのである。
【0036】この課金情報要求が課金センタ1からなさ
れると、課金センタ1では、所定の料金を課金するため
の課金情報を記憶装置53から読み出して、課金通信網
5を介して情報処理端末10に送信する。この料金は、
例えば月毎に定額にしてもよいし、またその新曲データ
数に応じて変えてもよい。
【0037】このように課金センタ1が課金通信網5を
介して課金情報を送信することによって、課金通信網5
の課金機能により課金がなされる。例えば該当する情報
処理端末10に対して1000円なり2000円といっ
た金額を課金する。この課金実績は、情報処理端末10
毎に対応する料金ファイルに積算されていき、例えば通
常の電話料金と併せて回収されることとなる。
【0038】なお、情報処理端末10では、この課金情
報を受信すると、新曲データのスクランブルを解除し
て、通常のカラオケ演奏に利用できるようなカラオケ曲
情報にする。カラオケ演奏にかかる作動は上述したので
ここでは省略する。上述した本実施例の情報提供システ
ムによれば、以下のような効果を奏する。
【0039】情報センタ3からは、第1通信制御装置
27及び情報通信網7を介して実情報としての新曲デー
タを情報処理端末10に送信することができ、情報処理
端末10では、情報センタ3から受信した新曲データを
ハードディスク33に記憶しておき、その新曲データを
用いてカラオケ演奏処理を実行することができる。
【0040】また、情報処理端末10は課金通信網5
にもアクセスでき、課金センタ1に対して課金情報要求
を送信することができる。この課金処理の要求に対し
て、課金センタ1は、課金通信網5による課金機能を利
用した課金を実行させることができるのである。したが
って、情報処理端末10によって使用される新曲データ
の使用料は、この課金通信網を介することで、人の手を
煩わさずに、自動的に回収することが可能となる。
【0041】そして、情報通信網7は課金通信網5の通
信方式とは異なる通信方式での通信機能を持つ。つま
り、課金通信網5は所定の通信プロトコルに規定される
ため、例えばその通信速度も、上述したITU−T勧告
に従うために数千bps程度の速度に限定されてしまっ
ていたが、この情報通信網7は、上記課金通信網5のよ
うな所定の通信プロトコルに限定されるものではないの
で、例えばISDN回線交換Bchで通信を行えば、通
信速度が64kbps、実効速度でも60kbpsとい
う高速通信が可能となる。あるいは、課金通信網5が回
線交換方式に限定されてしまっている場合でも、この別
系統の情報通信網7であれば、例えばDDX−Pパケッ
ト交換網を採用すれば、パケット交換方式で情報を転送
することが可能となる。そのため、上記,の基本的
な効果に加えて、以下のような効果を奏する。
【0042】情報センタ3から送信する実情報として
は、例えば従来のキャプテンシステムでも採用されてい
たような天気予報情報や交通情報等の主に文字情報だけ
でなく、上記実施例のカラオケ曲情報やあるいはゲーム
ソフト情報等も考えられる。このような場合に、高速通
信が可能な情報通信網7によって送信すれば、カラオケ
曲情報やゲームソフト情報、あるいは映像情報のような
比較的大量の情報であっても短時間で送信することがで
きる。
【0043】また、課金通信網5が回線交換方式に限
定されている場合でも、別系統の情報通信網7であれ
ば、例えばDDX−Pパケット交換網を採用してパケッ
ト交換方式で情報を転送することもできるし、また、回
線交換及びパケット交換での通信が可能であり、その2
方式を任意に切り替えて可能とすること等も可能とな
る。
【0044】パケット交換方式での通信のメリットにつ
いて補足する。例えば、情報センタ3からは比較的デー
タ長の短い情報が断続的に送信されるような場合には、
通信コストを低くでき、しかもリアルタイム性の高い通
信にすることができる。また通信網の使用効率を高くす
ることもできる。
【0045】以上本発明はこの様な実施例に何等限定さ
れるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲にお
いて種々なる態様で実施し得る。例えば、上記実施例に
おいては、図3に示すように、課金センタ1と情報セン
タ3とを独立に構成し、それぞれがホストコンピュータ
51,71を備えるものとしたが、両方の機能を兼ね備
えたサービスセンタとして構成してもよい。その場合に
は、ホストコンピュータや入力装置、あるいはプリンタ
やCRTを一つにしても構わない。また、記憶装置も一
つにして、課金処理のための制御プログラムと情報送信
処理のための制御プログラムを記憶させたり、それぞれ
に関係する実績等を記憶するエリアを設ける等すること
も考えられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例の情報提供システムの概略構成図であ
る。
【図2】 情報提供システムの構成要素である情報処理
端末の構成を示すブロック図である。
【図3】 情報提供システムの構成要素である課金セン
タ及び情報センタの構成を示すブロック図である。
【図4】 情報処理端末と情報センタとの間の通信シー
ケンス図である。
【図5】 情報処理端末と課金センタとの間の通信シー
ケンス図である。
【符号の説明】
1…課金センタ 3…情報センタ 5…課金通信網 7…情報通信網 10…情報処理端末 26…画面表示制御
装置 27…第1通信制御装置 28…第2通信制御
装置 29…テレビモニタ 31…中央制御装置 33…ハードディスク 35…音声再生回路 38…ミキサアンプ 41…スピーカ 43…マイクロフォン 51,71…ホストコンピュータ 53,73…記憶
装置 55,75…入力装置 57,77…通信
制御装置 59,79…プリンタ 61,81…CR

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報通信機能を持つ情報通信網を介して
    情報センタにアクセス可能な第1の通信手段と、 課金機能を持つ課金通信網を介して課金センタにアクセ
    ス可能な第2の通信手段と、 前記情報通信網を介して前記情報センタより受信した実
    情報を記憶しておくための端末側実情報記憶手段と、 前記実情報を用いて所定の処理を実行可能な情報処理実
    行手段と、 前記課金通信網の課金機能による課金処理を要求する課
    金処理要求手段とを備え、 前記第1の通信手段は、前記課金通信網の通信方式とは
    異なる通信方式の前記情報通信網にアクセス可能である
    ことを特徴とする情報処理端末。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の情報処理端末において、 前記第1の通信手段は、前記課金通信網よりも通信速度
    が高速に設定された前記情報通信網にアクセス可能であ
    ることを特徴とする情報処理端末。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載の情報処理端末
    において、 前記第1の通信手段は、回線交換及びパケット交換での
    通信が可能であり、その2方式を任意に切り替えて通信
    可能な前記情報通信網にアクセス可能であることを特徴
    とする情報処理端末。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3いずれかに記載の情報処理
    端末と、 実情報を記憶する実情報記憶手段と、該実情報記憶手段
    に記憶された実情報を前記情報通信網を介して送信する
    実情報送信手段とを有する情報センタと、 課金通信網による課金機能を利用した課金を実行させる
    課金制御手段を有する課金センタとを備えることを特徴
    とする情報提供システム。
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