JPH08171374A - 広告再生装置 - Google Patents

広告再生装置

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JPH08171374A
JPH08171374A JP6313475A JP31347594A JPH08171374A JP H08171374 A JPH08171374 A JP H08171374A JP 6313475 A JP6313475 A JP 6313475A JP 31347594 A JP31347594 A JP 31347594A JP H08171374 A JPH08171374 A JP H08171374A
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Application number
JP6313475A
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English (en)
Inventor
Yasutada Aoyama
泰忠 青山
Toshinori Taniguchi
利典 谷口
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EKUSHINGU KK
Brother Industries Ltd
Xing Inc
Original Assignee
EKUSHINGU KK
Brother Industries Ltd
Xing Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 再生装置側で個々のCMの再生時間帯、回
数、期間などの再生条件に従ってCMをタイムリーに提
供し、広告効果の向上を図ること。 【構成】 本広告再生装置では、広告記憶装置29に
は、広告データに再生条件データを付加した広告データ
が記憶されており、広告制御装置23は、設定された検
索条件に適合する再生条件データを有する広告データ3
1を広告記憶装置29から抽出すると共に、抽出された
広告データ31に基づいて広告情報を再生する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば街頭端末やカラ
オケ装置等の不特定多数の利用者を想定した情報出力装
置に装備されて、この情報出力装置が本来の用途に使用
されていないアイドル状態にあるときを利用して広告情
報を再生する広告再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、コマーシャル(以降CMという)
は放送業界においては、広告主と例えばテレビ局等の広
告配信者との契約のなかでCMを流す期間、回数、そし
て時間帯などが規定される場合が多い。広告配信者は広
告主より提供される広告を契約に従って、例えば2カ月
間にわたって夜8時から10時の時間帯に合計400回
という条件で広告を放送する。また、街頭情報端末につ
いてはサービスを行わないアイドル時間を利用して広告
の内容に関わらず順次、蓄積された広告情報を再生して
いた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、放送に
よる広告が、放送する時間、時期などを予めプログラム
されて厳密に管理されているのに対して、複数の広告デ
ータを蓄積しその中からランダムに抽出した広告データ
を表示再生する街頭端末などでは、蓄積された広告デー
タをどの時間帯に、何回、いつの時期に再生表示するか
は、考慮されていなかった。従って、時間帯によって客
層が変わる場合などにその客層に合わせた適切な広告を
流すことができなかった。また、蓄積された広告データ
を、いつからいつまでの期間、何回再生すればよいかと
いった管理を端末側ではできないという問題があった。
【0004】本発明は、街頭端末等を使用する広告再生
装置において、各々の広告データについて再生条件に関
わる再生条件データを付加することにより、再生装置側
で個々のCMの再生時間帯、回数、期間などの再生条件
に従ってCMをタイムリーに提供し、広告効果の向上を
図ることを目的としてなされた。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の手段として、請求項1記載の広告再生装置は、複数の
広告データから抽出された広告データに基づいて広告情
報を再生する広告再生装置において、前記広告データに
再生条件データを付加した条件付広告データを記憶する
記憶手段と、再生条件に対応する検索条件を設定する検
索条件設定手段と、前記設定された検索条件に適合する
前記再生条件データを有する前記条件付広告データを前
記記憶手段から抽出する抽出手段と、該抽出された条件
付広告データの前記広告データに基づいて広告情報を再
生する再生手段とを設けている。
【0006】請求項2記載の広告再生装置は、請求項1
記載の広告再生装置において、時刻を算出する時計手段
を設け、前記検索条件設定手段は、該時計手段によって
算出された時刻を検索条件として設定し、前記条件デー
タが前記広告データを再生すべき時刻の範囲を特定する
再生時刻データを含んでいる。
【0007】請求項3記載の広告再生装置は、請求項1
記載の広告再生装置において、月日を算出する暦手段
と、前記検索条件設定手段は、該暦手段によって算出さ
れた月日を検索条件として設定し、前記条件データが前
記広告データを再生すべき月日の範囲を特定する再生月
日データを含んでいる。
【0008】請求項4記載の広告再生装置は、請求項1
記載の広告再生装置において、前記時計手段は前記暦手
段を兼ねて月日および時刻を算出し、前記検索条件設定
手段は、該時計手段によって算出された月日および時刻
の双方または一方を検索条件として設定し、前記条件デ
ータが前記広告データを再生すべき月日の範囲および時
刻の範囲の双方または一方を特定する再生時期データを
含んでいる。
【0009】
【作用】上記の構成になる請求項1記載の広告再生装置
においては、記憶手段は、広告データに再生条件データ
を付加した条件付広告データを記憶する。検索条件設定
手段は、再生条件に対応する検索条件を設定する。抽出
手段は、設定された検索条件に適合する再生条件データ
を有する条件付広告データを記憶手段から抽出する。再
生手段は、抽出された条件付広告データの広告データに
基づいて広告情報を再生する。
【0010】再生条件として例えば「土曜日、日曜日に
再生する」を設定し、これを再生条件データとして広告
データに付加して条件付広告データとし、検索条件とし
て当日の曜日を設定すれば、「土曜日、日曜日」になる
と、この再生条件データを有する条件付広告データが抽
出されて再生される。同様に、再生条件と検索条件の設
定に応じて、所望の再生時間帯や期間などを選定して広
告再生できるので、CMをタイムリーに提供し、広告効
果の向上を図れる。
【0011】請求項2記載の広告再生装置においては、
時計手段は時刻を算出し、条件設定手段は、時計手段に
よって算出された時刻を検索条件として設定する。条件
データには、広告データを再生すべき時刻の範囲を特定
する再生時刻データが含まれている。
【0012】例えば再生すべき時刻の範囲を10時〜1
4時としてこの範囲を再生時刻データとして広告データ
に付加して条件付広告データとし、検索条件として時計
手段にて算出される時刻を設定すれば、10時〜14時
の範囲で、この再生条件データを有する条件付広告デー
タが抽出されて再生される。このように、各広告データ
毎に特定の時間帯を選定して広告再生できるので、例え
ば街頭端末等の時間帯による利用者層に応じた広告デー
タを選定して広告再生することができる。
【0013】請求項3記載の広告再生装置においては、
暦手段は月日を算出し、条件設定手段は、暦手段によっ
て算出された月日を検索条件として設定する。条件デー
タには、広告データを再生すべき月日の範囲を特定する
再生月日データが含まれている。
【0014】例えば再生すべき月日の範囲を1月〜2月
としてこの範囲を再生時刻データとして広告データに付
加して条件付広告データとし、検索条件として暦手段に
て算出される月日を設定すれば、1月〜2月の範囲で、
この再生条件データを有する条件付広告データが抽出さ
れて再生される。このように、各広告データ毎に特定の
月日の範囲を選定して広告再生できるので、例えば季節
等に応じた広告データを選定して広告再生することがで
きる。
【0015】請求項4記載の広告再生装置においては、
時計手段は暦手段を兼ねて月日および時刻を算出し、条
件設定手段は、時計手段によって算出された月日および
時刻の双方または一方を検索条件として設定する。条件
データには、広告データを再生すべき月日の範囲および
時刻の範囲の双方または一方を特定する再生時期データ
が含まれている。
【0016】これにより、例えば1月〜2月に10時〜
14時の範囲で広告再生するといった期間と時間帯を特
定しての広告再生ができる。また、月日の範囲あるいは
時刻の範囲の一方を特定して、請求項2または3記載の
構成と同様に作用させることもできる。したがって、一
層きめ細かいタイミングでの広告再生が可能となる。
【0017】
【実施例】次に、本発明の広告再生装置を街頭端末と呼
ばれる対話型情報提供装置において具体化した一実施例
について図面を参照して説明する。図1に示すように、
対話型情報提供装置1は、ユーザの要望に応じて情報を
提供するための情報端末ブロックINBと情報端末ブロ
ックINBによる情報提供がアイドル状態にあるときに
広告を再生出力するための広告再生ブロックADBとを
備えている。
【0018】情報端末ブロックINBには、タッチパネ
ル(図示略)を有するユーザインタフェース(ユーザI
/F)3が備えられており、ユーザはタッチパネルを操
作することにより、このユーザインタフェース3を介し
て情報の提供を要求することができる。このユーザイン
タフェース3は、中央制御装置5と接続されている。こ
の中央制御装置5はいわゆるCPUであり、図示しない
ROMに格納されているプログラム並びにユーザインタ
フェース3から入力された指令に応じてさまざまな制御
処理を実行可能である。
【0019】この中央制御装置5には、インタフェース
7およびデータベース9が接続されており、インタフェ
ース7を介して広告再生ブロックADB側と信号の送受
を行うことができる。データベース9は図示しないハー
ドディスクを内蔵するハードディスクドライブ装置であ
り、ハードディスクに格納されている情報データを読出
すことができる。この情報データは、映像用データと音
声用データとで構成されているが、各情報データには検
索用のタグデータが含まれており、中央制御装置5がタ
グデータを指示することで、指示されたタグデータを有
する情報データをデータベース9から出力させることが
できる。
【0020】データベース9には表示制御装置11が接
続されており、データベース9からから出力された情報
データの映像用データおよび音声用データは、この表示
制御装置11においてそれぞれ映像信号および音声信号
に変換される。これら映像信号と音声信号とは、広告再
生ブロックADB内に設けられている切替装置13へと
送信される。切替装置13は、送信されてきた映像信号
をモニタテレビ(TV)15に出力し映像として表示さ
せ、送信されてきた音声信号をアンプ17に出力する。
アンプ17は、送信されてきた音声信号を増幅してスピ
ーカ19から音声出力させる。
【0021】こうした構成により、情報端末ブロックI
NBは、ユーザインタフェース3を介してのユーザの要
求に応じた情報データの出力をデータベース9に指令で
き、この指令に応じてデータベース9から表示制御装置
11へ出力された情報データが、表示制御装置11で映
像信号と音声信号とに変換されて、モニタテレビ15で
映像出力されスピーカ19から音声出力される。なお、
情報データによっては音声用データを欠くものもあり、
その場合は映像のみが出力されることになる。
【0022】次に、広告再生ブロックADBについて説
明する。広告再生ブロックADBは、情報端末ブロック
INB側のインタフェース7と接続されたインタフェー
ス21を備えており、このインタフェース21は、広告
再生ブロックADBの中枢となる広告制御装置23に接
続されている。
【0023】この広告制御装置23は、情報端末ブロッ
クINBの中央制御装置5と同様にCPUであり、図示
しないROMに格納されているプログラムに従ってさま
な制御処理を実行可能である。広告制御装置23には、
リアルタイムクロックであるタイマ25が接続されてお
り、広告制御装置23はタイマ25が算出する暦日(年
月日)および時刻(時、分、秒)を読込みできる。ま
た、広告制御装置23にはRAM27が接続されてお
り、広告制御装置23はRAM27にデータを出力して
記憶させることとRAM27に記憶されているデータを
読出すことができる。
【0024】さらに、広告制御装置23には、図示しな
いCD−ROMを内蔵してCD−ROMに記録されてい
るデータを読出して出力できるCD−ROMドライブで
ある広告記憶装置29が接続されている。このCD−R
OMには、図2に示される構造の広告用データ31が複
数記録されている。図2に示すように、広告用データ3
1は、広告用データ31を識別するためのタイトルデー
タ33、期間データ35a、時間帯データ35b並びに
再生回数データ35cからなる再生条件データ35およ
び1件分の広告(約15秒の再生時間)に対応する広告
映像データと広告音声データとが含まれる広告データ3
7から構成されている。つまり、広告用データ31は、
広告データ37に記録されている広告1件分毎に作成さ
れており、CD−ROMには複数件の広告に対応する広
告用データ31が記録されている。
【0025】再生条件データ35中の期間データ35a
には、広告データ37に記録されている広告を再生出力
すべき再生期間が記録されている。この再生期間は、
年、月、日を単位として設定でき、1995年の1年間
や1995年〜1996年の2年間のように年を単位と
する設定、1995年1月や1995年1月〜3月のよ
うに月を単位とする設定、1995年1月15日〜19
95年2月14日のように日を単位としする設定が可能
である。
【0026】時間帯データ35bは、1日の内でいずれ
の時間帯に広告を再生出力すべきかを規定する再生時間
帯が記録されており、この実施例では分単位での設定が
可能となっている。具体的には、0時00分〜23時5
9分の間で、任意の開始時分と終了時分を設定できる。
【0027】再生回数データ35cは、上述の期間デー
タ35aで設定されている期間内に何回の再生出力が必
要かが記録されており、その期間内に再生回数データ3
5cに記録されでいる回数だけ再生出力されることにな
る。ここで広告再生ブロックADBの説明に戻ると、図
1に示すように、広告記憶装置29には広告表示制御装
置39が接続されている。この広告表示制御装置39
は、情報端末ブロックINBの表示制御装置11と同様
に、広告記憶装置29からから出力された広告データの
広告映像データおよび広告音声データを、それぞれ映像
信号および音声信号に変換して切替装置13に出力する
ものである。
【0028】したがって、切替装置13には、情報端末
ブロックINBの表示制御装置11からと広告再生ブロ
ックADBの広告表示制御装置39からとの2つの源か
らの映像信号および音声信号が入力されることになる。
ただし、切替装置13は広告制御装置23からの指令に
よって回路を切替えて、表示制御装置11からの信号ま
たは広告表示制御装置39からの信号を択一的にモニタ
テレビ15とアンプ17に出力する。このため、モニタ
テレビ15の映像出力およびスピーカ19の音声出力が
混乱することはない。
【0029】次に、上記の構成になる対話型情報提供装
置1の動作について説明する。初めに、情報端末ブロッ
クINBの動作について、中央制御装置5で実行される
情報提供処理ルーチンのフローチャート(図3)を参照
して説明する。対話型情報提供装置1が起動されると、
中央制御装置5は図3に示される情報提供処理を実行す
る。まず中央制御装置5は、ユーザインタフェース3を
介して入力される利用者からのリクエストを待つ(S1
0)。利用者のリクエストがあれば(S10でYE
S)、中央制御装置5はS20に移行して、インタフェ
ース7、21を介して広告再生ブロックADBの広告制
御装置23に広告再生中であるかを問い合わせる信号を
出力し、これに応答して広告制御装置23から出力され
る応答信号に基づいて広告再生ブロックADBが広告再
生中であるか否かを判定する。
【0030】広告再生ブロックADBが広告再生中であ
れば(S20でYES)、中央制御装置5はS30に移
行して、広告再生ブロックADBの広告制御装置23に
対して再生停止命令を出力する。一方、広告再生ブロッ
クADBが広告再生中でなかった場合(S20でNO)
またはS30の処理を実行した後に、中央制御装置5は
S40へ進む。なお、広告再生ブロックADBでの広告
再生の停止に伴って、広告制御装置23は切替装置13
に指令して、表示制御装置11からの信号をモニタテレ
ビ15およびアンプ17に出力すべく回路を切替えさせ
ている。
【0031】S40では、中央制御装置5は、ユーザイ
ンタフェース3を介して入力されれた利用者のリクエス
トに応じた情報データを、データベース9から検索す
る。この検索が完了すると、中央制御装置5は、広告再
生ブロックADBからの再生終了を示すステータス信号
の送信を待ち(S50)、ステータス信号を受信したな
らば(S50でYES)、S60へ移行してS40で検
索した情報データの出力をデータベース9に指令する。
データベース9から出力される情報データは、前述のよ
うにしてモニタテレビ15に映像表示され、スピーカ1
9から音声出力される。
【0032】このように、情報端末ブロックINBは、
ユーザインタフェース3を介して利用者からリクエスト
があれば、広告再生ブロックADBの広告再生を停止さ
せて、リクエストに応じた情報データをモニタテレビ1
5およびスピーカ19から出力する。
【0033】次に、広告再生ブロックADBの動作につ
いて、広告制御装置23で実行される広告再生処理ルー
チンのフローチャート(図4)を参照して説明する。図
4に示すように、対話型情報提供装置1が起動される
と、広告再生ブロックADBの広告制御装置23は、タ
イマ25が算出したリアルタイムを読込んで、その年月
日時分をRAM27に転送して記憶させる(S11
0)。
【0034】次に広告制御装置23は、広告記憶装置2
9に蓄積されている複数の広告用データのヘッダ部分と
なっているタイトルデータ33および再生条件データ3
5を1つ1つ読み出して、S110でRAM27に記憶
させた年月日を再生期間に含み、RAM27に記憶させ
た時分以後の30分間を再生時間帯に含む広告用データ
を抽出し、抽出した広告用データのタイトルデータをR
AM27に記憶させる(S120)。
【0035】次に、広告制御装置23は、前ステップで
抽出した広告用データの再生順を決定するためにRAM
27上でのタイトルデータの並び替えによるランダム化
を実行する(S130)。これらS110〜S130の
処理で広告再生に必要な一連の準備が整えた後、広告制
御装置23は、情報端末ブロックINBが情報提供サー
ビス中か否かのステータスを、インタフェース21、7
を介して中央制御装置5から取得する(S140)。こ
こで、情報端末ブロックINBが情報提供サービス中で
あれば(S140でYES)、広告制御装置23は、設
定された時間だけ待機してから(S150)、S140
に回帰して再度ステータスを取得する。
【0036】情報端末ブロックINBがサービス中でな
ければ(S140でNO)、広告制御装置23は、S1
20で抽出しておいた広告用データの内で再生順が最も
早いものの広告データの出力を広告記憶装置29に指令
する(S160)。広告記憶装置29から出力された広
告データは、広告表示制御装置39に送られ、広告デー
タの広告映像データは映像信号に変換され広告音声デー
タは音声信号に変換され、それぞれ切替装置13に出力
される。切替装置13は、映像信号をモニタテレビ15
に出力し、音声信号をアンプ17に出力する。映像信号
はモニタテレビ15にて映像表示され、音声信号はアン
プ17で増幅されてスピーカ19から音声出力される。
【0037】こうして1件の広告データに基づく広告の
再生が終了すると、広告制御装置23は、広告用データ
の再生順を示すポインタを1つ進める(S170)。続
いて、広告制御装置23は、現在の時刻をタイマ25か
ら読み込む(S180)。ここで読み込んだ時刻と前回
読み込んだ時刻とを比較して(S190)、30分以上
経過している場合には(S190でYES)、各広告用
データの再生条件を見直して再度抽出するために、S1
20に戻る。また、経過時間が30分以内であれば(S
190でNO)、S140に回帰してS190までの処
理を繰り返す。
【0038】なお、広告データを1回再生する毎に、そ
の広告用データの再生実績データが1ずつインクリメン
トされて記録される。この再生実績データが再生回数デ
ータと一致すれば、その広告用データに記録されている
広告データが規定の回数だけ再生されたことになり、以
後、この広告用データがS120の処理で抽出されるこ
とはなくなる。
【0039】以上のように、広告再生ブロックADBで
は、広告用データの期間データおよび時間帯データに基
づいて、広告データを設定された再生期間内の設定され
た再生時間帯に再生出力できる。再生条件に従ってCM
をタイムリーに提供できるので、広告効果の向上を図れ
る。
【0040】しかも、再生期間並びに再生時間帯を特定
して広告再生できるので、例えば季節等に応じた広告デ
ータを選定して広告再生することや対話型情報提供装置
1の時間帯による利用者層に応じた広告データを選定し
て広告再生すること等きめ細かいタイミングでの広告再
生が可能となる。
【0041】さらに、対話型情報提供装置1の情報端末
ブロックINBがサービス中ではない=アイドル状態に
あるときにCMを提供するので、対話型情報提供装置1
のアイドル時間を有効に活用できる。このように、本実
施例の対話型情報提供装置1は上述の構成を備えること
によって上述の作用、効果を発揮するが、この対話型情
報提供装置1においては、広告再生ブロックADBが本
発明の広告再生装置に相当している。また、広告再生ブ
ロックADB中の広告制御装置23が本発明の検索条件
設定手段および抽出手段として機能し、広告記憶装置2
9が本発明の記憶手段に相当し、タイマ25が本発明の
暦手段を兼ねる時計手段に相当し、切替装置13、モニ
タテレビ15、アンプ17、スピーカ19および広告表
示制御装置39によって再生手段が構成されている。さ
らに、広告記憶装置29に記憶されている広告用データ
が本発明の条件付広告データであり、再生条件データ3
5が条件データである。
【0042】以上、実施例に従って、本発明について説
明したが、本発明はこのような実施例に限定されるもの
ではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲でさまざまに
実施できることは言うまでもない。例えば、上記の実施
例では広告再生装置を対話型情報提供装置(街頭端末)
に組み込んでいるが、対話型情報提供装置に代えてカラ
オケ装置に広告再生装置を組み込んでもよい。あるい
は、市町村の役所で使用されている戸籍謄本や住民票の
自動発行装置に本発明の広告再生装置を組み込んで、自
治体の行事の案内等の公報活動の一環として利用するこ
ともできる。いずれの場合も、その装置(カラオケ装置
等)が本来の用途に使用されていないアイドル時間を利
用することになり、そのような装置の有効利用が可能と
なる。
【0043】また、上記の実施例では記憶手段としてC
D−ROMを使用しているが、CD−ROMに代えてハ
ードディスクやレーザディスク等を使用できる。この記
憶手段としては記憶容量が大きくアクセスが速いことが
望ましいが、広告データの総量が少なければ、ビデオテ
ープ等を使用することもできる。同様に、記憶手段から
抽出した広告用データのタイトルデータを記憶させるた
めにRAMを使用しているが、RAMに限定されるもの
ではなく、随時の書込みと読み出しが可能なメモリであ
ればよい。
【0044】さらに、実施例では広告再生に当たっての
時間帯の区分を30分で区切っているが、かならずしも
30分で区切る必要はなく、15分、20分あるいは1
時間等任意に区分してよい。なお、検索条件項目として
は、上記に例示した期間データ、時間帯データおよび回
数データの他に広告再生装置の設置場所に関するロケー
ションデータ、広告内容の分類(品目やサービスの種
別)に関するジャンルデータ等、任意の検索条件項目を
付加することや前述の期間データ、時間帯データおよび
回数データ等のいずれかの検索条件項目を削除すること
も可能であり、それらの検索条件を、例えば検索条件項
目設定手段としてのDIPスイッチ23aにより任意に
設定できるようにしてもよい。要は、広告に応じてそれ
を再生すべきタイミングを特定できればよいのであり、
その条件付けに何等限定はない。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の広
告再生装置は、再生条件と検索条件の設定に応じて、所
望の再生時間帯や期間などを選定して広告再生できるの
で、CMをタイムリーに提供し、広告効果の向上を図れ
る。
【0046】請求項2記載の広告再生装置は、各広告デ
ータ毎に特定の時間帯を選定して広告再生できるので、
例えば街頭端末等の時間帯による利用者層に応じた広告
データを選定して広告再生することができる。請求項3
記載の広告再生装置は、各広告データ毎に特定の月日の
範囲を選定して広告再生できるので、例えば季節等に応
じた広告データを選定して広告再生することができる。
【0047】請求項4記載の広告再生装置は、期間と時
間帯を特定しての広告再生ができる。また、月日の範囲
あるいは時刻の範囲の一方を特定して、請求項2または
3記載の構成と同様に作用させることもできる。したが
って、一層きめ細かいタイミングでの広告再生が可能と
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例の対話型情報提供装置の概略構成を示
すブロック図である。
【図2】 実施例の対話型情報提供装置の広告再生ブロ
ックに記憶されている広告用データのデータ構造の説明
図である。
【図3】 実施例の対話型情報提供装置の情報端末ブロ
ックで実行される情報提供処理ルーチンのフローチャー
トである。
【図4】 実施例の対話型情報提供装置の広告再生ブロ
ックで実行される広告再生処理ルーチンのフローチャー
トである。
【符号の説明】
1・・・対話型情報提供装置(広告再生装置)、13・
・・切替装置(再生手段)、15・・・モニタテレビ
(再生手段)、17・・・アンプ(再生手段)、19・
・・スピーカ(再生手段)、23・・・広告制御装置
(検索条件設定手段、抽出手段)、25・・・タイマ
(時計手段、暦手段)、29・・・広告記憶装置(記憶
手段)、31・・・広告用データ(条件付広告デー
タ)、33・・・タイトルデータ、35・・・再生条件
データ(条件データ)、35a・・・期間データ(条件
データ)、35b・・・時間帯データ(条件データ)、
35c・・・再生回数データ(条件データ)、37・・
・広告データ、39・・・広告表示制御装置(再生手
段)、ADB・・・広告再生ブロック(広告再生装
置)、INB・・・情報端末ブロック。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の広告データから抽出された広告デ
    ータに基づいて広告情報を再生する広告再生装置におい
    て、 前記広告データに再生条件データを付加した条件付広告
    データを記憶する記憶手段と、 前記再生条件に対応する検索条件を設定する検索条件設
    定手段と、 前記設定された検索条件に適合する前記再生条件データ
    を有する前記条件付広告データを前記記憶手段から抽出
    する抽出手段と、 該抽出された条件付広告データの前記広告データに基づ
    いて広告情報を再生する再生手段とを設けたことを特徴
    とする広告再生装置。
  2. 【請求項2】 時刻を算出する時計手段を設け、 前記検索条件設定手段は、該時計手段によって算出され
    た時刻を検索条件として設定し、 前記条件データが前記広告データを再生すべき時刻の範
    囲を特定する再生時刻データを含むことを特徴とする請
    求項1記載の広告再生装置。
  3. 【請求項3】 月日を算出する暦手段と、 前記検索条件設定手段は、該暦手段によって算出された
    月日を検索条件として設定し、 前記条件データが前記広告データを再生すべき月日の範
    囲を特定する再生月日データを含むことを特徴とする請
    求項1記載の広告再生装置。
  4. 【請求項4】 前記時計手段は前記暦手段を兼ねて月日
    および時刻を算出し、 前記検索条件設定手段は、該時計手段によって算出され
    た月日および時刻の双方または一方を検索条件として設
    定し、 前記条件データが前記広告データを再生すべき月日の範
    囲および時刻の範囲の双方または一方を特定する再生時
    期データを含むことを特徴とする請求項1記載の広告再
    生装置。
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