JPH08171315A - 電子写真装置 - Google Patents
電子写真装置Info
- Publication number
- JPH08171315A JPH08171315A JP6313737A JP31373794A JPH08171315A JP H08171315 A JPH08171315 A JP H08171315A JP 6313737 A JP6313737 A JP 6313737A JP 31373794 A JP31373794 A JP 31373794A JP H08171315 A JPH08171315 A JP H08171315A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vibration
- cleaning member
- amplitude
- photosensitive drum
- toner
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Cleaning In Electrography (AREA)
- Control Or Security For Electrophotography (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 クリーニング部材の振動抑制を的確に行い、
従ってトナーの消費を抑制するとともに、異常音の発生
を確実に防止する。 【構成】 レーザ光で露光することにより感光体ドラム
上に作成された静電潜像をトナーにより現像し、これを
転写紙に転写する電子写真装置において、転写紙への転
写を行った後の感光体ドラム上に付着した未転写トナー
を感光体ドラムの表面に当接しながら、感光体ドラムか
ら除去するクリーニング部材と、このクリーニング部材
の振動を検出する振動センサ１１と、この振動センサか
らの検出振動の振幅と予め設定された所定振幅とを比較
し、その検出振動の振幅が所定振幅以上のとき、振動抑
制制御信号を出力する比較器２７と、この比較器からの
振動抑制制御信号に基づいて、感光体ドラムへクリーニ
ング部材の振動抑制用の特定パターンを露光する振動抑
制制御を行う。
従ってトナーの消費を抑制するとともに、異常音の発生
を確実に防止する。 【構成】 レーザ光で露光することにより感光体ドラム
上に作成された静電潜像をトナーにより現像し、これを
転写紙に転写する電子写真装置において、転写紙への転
写を行った後の感光体ドラム上に付着した未転写トナー
を感光体ドラムの表面に当接しながら、感光体ドラムか
ら除去するクリーニング部材と、このクリーニング部材
の振動を検出する振動センサ１１と、この振動センサか
らの検出振動の振幅と予め設定された所定振幅とを比較
し、その検出振動の振幅が所定振幅以上のとき、振動抑
制制御信号を出力する比較器２７と、この比較器からの
振動抑制制御信号に基づいて、感光体ドラムへクリーニ
ング部材の振動抑制用の特定パターンを露光する振動抑
制制御を行う。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、感光体ドラム上に作成
された静電潜像をトナーにより現像する電子写真装置に
関する。
された静電潜像をトナーにより現像する電子写真装置に
関する。
【０００２】
【従来の技術】電子写真装置においては、クリーニング
部材を感光体ドラムに接触して配設し、感光体ドラム上
に作成された静電潜像に基づいてトナーで現像したもの
を転写紙へ転写した場合に感光体ドラム上に残る未転写
トナーをこのクリーニング部材で除去するようになって
いる。
部材を感光体ドラムに接触して配設し、感光体ドラム上
に作成された静電潜像に基づいてトナーで現像したもの
を転写紙へ転写した場合に感光体ドラム上に残る未転写
トナーをこのクリーニング部材で除去するようになって
いる。
【０００３】このような電子写真装置として、例えばレ
ーザプリンタの構成を図６に示す。１は感光体ドラム
で、この感光体ドラム１はメインモータ（図示しない）
により一方向、すなわち図中時計方向に回転駆動される
ものであり、その感光体ドラム１の周囲には電子写真プ
ロセス機構として、感光体ドラム１の表面の感光層を均
一に帯電させる帯電部２、この帯電部２によって帯電さ
れた感光層に画像情報に基づいてレーザ光を照射して静
電潜像を形成するレーザ光学系３、前記感光層上に形成
された静電潜像にトナーを付着させて現像する現像部
４、搬送路を搬送される転写紙５に現像部４で現像され
た画像を転写する転写部６、感光体ドラム１の表面に付
着した未転写トナーを感光体ドラム１から除去するクリ
ーニング部材７、感光体ドラム１を除電する除電部８が
順に配置されている。
ーザプリンタの構成を図６に示す。１は感光体ドラム
で、この感光体ドラム１はメインモータ（図示しない）
により一方向、すなわち図中時計方向に回転駆動される
ものであり、その感光体ドラム１の周囲には電子写真プ
ロセス機構として、感光体ドラム１の表面の感光層を均
一に帯電させる帯電部２、この帯電部２によって帯電さ
れた感光層に画像情報に基づいてレーザ光を照射して静
電潜像を形成するレーザ光学系３、前記感光層上に形成
された静電潜像にトナーを付着させて現像する現像部
４、搬送路を搬送される転写紙５に現像部４で現像され
た画像を転写する転写部６、感光体ドラム１の表面に付
着した未転写トナーを感光体ドラム１から除去するクリ
ーニング部材７、感光体ドラム１を除電する除電部８が
順に配置されている。
【０００４】前記転写部６は前記感光体ドラム１の上側
に位置し、その転写部６に向けて一側部に設けられた給
紙カセット（図示しない）からピックアップローラ等の
ローラ９の動作によって用紙が所定のタイミングで１枚
ずつ搬送されるようになっている。
に位置し、その転写部６に向けて一側部に設けられた給
紙カセット（図示しない）からピックアップローラ等の
ローラ９の動作によって用紙が所定のタイミングで１枚
ずつ搬送されるようになっている。
【０００５】上記給紙カセットから感光ドラム１へ搬送
された用紙５は、転写部６により感光体ドラム１のトナ
ー像が転写された後に除電部８で除電され、さらに定着
器（図示しない）によって加圧加熱定着されるようにな
っている。そして定着された用紙５はプリンタ本体外に
排出されるようになっている。
された用紙５は、転写部６により感光体ドラム１のトナ
ー像が転写された後に除電部８で除電され、さらに定着
器（図示しない）によって加圧加熱定着されるようにな
っている。そして定着された用紙５はプリンタ本体外に
排出されるようになっている。
【０００６】上記クリーニング部材７は、未転写トナー
を受ける箱体７ａ及びこの箱体７に設けられたブレード
７ｂから構成される。このブレード７ｂは、その先端部
が感光ドラム１の表面に当接し、感光体ドラム１の回転
により表面に付着した未転写トナーを摩擦力で箱体７ａ
内へかき落とすようになっている。
を受ける箱体７ａ及びこの箱体７に設けられたブレード
７ｂから構成される。このブレード７ｂは、その先端部
が感光ドラム１の表面に当接し、感光体ドラム１の回転
により表面に付着した未転写トナーを摩擦力で箱体７ａ
内へかき落とすようになっている。
【０００７】このクリーニング部材７のブレード７ｂが
感光体ドラム１に接触する部分は、少なくとも転写紙５
の幅以上になるようにしなければならないため、幅が広
い転写紙５に印字するものでは、特にブレード７ｂと感
光体ドラム１との接触部分が多くなってしまう。このよ
うな場合には、ブレード７ｂと感光体ドラム１との摩擦
が大きくなるため、ブレード７ｂ及び箱体７ａの振動も
大きくなり、異常音が発生するという問題があった。
感光体ドラム１に接触する部分は、少なくとも転写紙５
の幅以上になるようにしなければならないため、幅が広
い転写紙５に印字するものでは、特にブレード７ｂと感
光体ドラム１との接触部分が多くなってしまう。このよ
うな場合には、ブレード７ｂと感光体ドラム１との摩擦
が大きくなるため、ブレード７ｂ及び箱体７ａの振動も
大きくなり、異常音が発生するという問題があった。
【０００８】このようなクリーニング部材７における異
常音の発生を抑制するため、電子写真装置においては、
従来、電源投入時や複数の転写紙５への連続印刷を行う
場合等にそれぞれの転写紙５への出力を行う前に、これ
から印字する情報とは別に、例えば格子状のデータから
構成される特定パターンを感光体ドラム１に露光して感
光体ドラム１上に一様にトナーを付着させるような振動
抑制処理を行っていた。
常音の発生を抑制するため、電子写真装置においては、
従来、電源投入時や複数の転写紙５への連続印刷を行う
場合等にそれぞれの転写紙５への出力を行う前に、これ
から印字する情報とは別に、例えば格子状のデータから
構成される特定パターンを感光体ドラム１に露光して感
光体ドラム１上に一様にトナーを付着させるような振動
抑制処理を行っていた。
【０００９】これにより、感光体ドラム１上に付着した
特定パターンのトナーは、潤滑材の役目を果たし、クリ
ーニング部材７のブレード７ｂと感光体ドラム１の表面
との摩擦は軽減され、クリーニング部材７の振動が抑制
される。こうして異常音の発生を防止していた。
特定パターンのトナーは、潤滑材の役目を果たし、クリ
ーニング部材７のブレード７ｂと感光体ドラム１の表面
との摩擦は軽減され、クリーニング部材７の振動が抑制
される。こうして異常音の発生を防止していた。
【００１０】
【発明が解決しようとする課題】一般に、上述の異常音
はクリーニング部材７の振動の振幅が大きいほど、大き
なレベルで発生する。従って、クリーニング部材７の振
動があっても、その振幅が比較的小さい場合は異常音は
発生しない。
はクリーニング部材７の振動の振幅が大きいほど、大き
なレベルで発生する。従って、クリーニング部材７の振
動があっても、その振幅が比較的小さい場合は異常音は
発生しない。
【００１１】しかしながら、上述したような電子写真装
置においては、クリーニング部材７の振動の振幅の大き
さに関わらず、異常音の発生が起こっていないときで
も、電源投入時や複数の転写紙への連続印刷を行う場合
等の所定時期には、特定パターンのトナー付着による振
動抑制処理を必ず行うようになっていたため、無駄なト
ナー消費が行われるという問題があった。
置においては、クリーニング部材７の振動の振幅の大き
さに関わらず、異常音の発生が起こっていないときで
も、電源投入時や複数の転写紙への連続印刷を行う場合
等の所定時期には、特定パターンのトナー付着による振
動抑制処理を必ず行うようになっていたため、無駄なト
ナー消費が行われるという問題があった。
【００１２】また、このようなクリーニング部材７の振
動による騒音抑制処理に使用するトナーの消費量が多く
なるため、実際の印字に使用できるトナーの量が減って
しまい、装置全体の印字可能枚数が減少してしまうとい
う問題があった。
動による騒音抑制処理に使用するトナーの消費量が多く
なるため、実際の印字に使用できるトナーの量が減って
しまい、装置全体の印字可能枚数が減少してしまうとい
う問題があった。
【００１３】そこで、本発明は、クリーニング部材の振
動抑制を的確に行うことができ、従ってトナーの消費を
抑制することができ、しかも異常音の発生を確実に防止
することができる電子写真装置を提供しようとするもの
である。
動抑制を的確に行うことができ、従ってトナーの消費を
抑制することができ、しかも異常音の発生を確実に防止
することができる電子写真装置を提供しようとするもの
である。
【００１４】
【課題を解決するための手段】本発明は、レーザ光で露
光することにより感光体ドラム上に作成された静電潜像
をトナーにより現像し、これを転写紙に転写する電子写
真装置において、転写紙への転写を行った後の感光体ド
ラム上に付着した未転写トナーを感光体ドラムの表面に
当接しながら、感光体ドラムから除去するクリーニング
部材と、このクリーニング部材の振動を検出する振動検
出手段と、この振動検出手段からの検出振動の振幅と予
め設定された所定振幅とを比較し、その検出振動の振幅
が所定振幅以上になったとき、振動抑制制御信号を出力
する振幅比較手段と、この振幅比較手段からの振動抑制
制御信号に基づいて、感光体ドラムへクリーニング部材
の振動抑制用の特定パターンを露光する振動抑制制御手
段とを設けたものである。
光することにより感光体ドラム上に作成された静電潜像
をトナーにより現像し、これを転写紙に転写する電子写
真装置において、転写紙への転写を行った後の感光体ド
ラム上に付着した未転写トナーを感光体ドラムの表面に
当接しながら、感光体ドラムから除去するクリーニング
部材と、このクリーニング部材の振動を検出する振動検
出手段と、この振動検出手段からの検出振動の振幅と予
め設定された所定振幅とを比較し、その検出振動の振幅
が所定振幅以上になったとき、振動抑制制御信号を出力
する振幅比較手段と、この振幅比較手段からの振動抑制
制御信号に基づいて、感光体ドラムへクリーニング部材
の振動抑制用の特定パターンを露光する振動抑制制御手
段とを設けたものである。
【００１５】
【作用】このような構成の本発明においては、振動検出
手段で検出したクリーニング部材の検出振動の振幅と予
め設定された所定振幅とを比較し、その検出振動の振幅
が所定振幅以上になったとき、振幅比較手段が振動抑制
制御信号を出力する。すると、振動抑制制御手段はこの
振動抑制制御信号に基づいて感光体ドラムへクリーニン
グ部材の振動抑制用の特定パターンを露光する。
手段で検出したクリーニング部材の検出振動の振幅と予
め設定された所定振幅とを比較し、その検出振動の振幅
が所定振幅以上になったとき、振幅比較手段が振動抑制
制御信号を出力する。すると、振動抑制制御手段はこの
振動抑制制御信号に基づいて感光体ドラムへクリーニン
グ部材の振動抑制用の特定パターンを露光する。
【００１６】
【実施例】以下、本発明をレーザプリンタに適用した場
合の実施例を図面を参照して説明する。なお、本実施例
において、図６と同一部分には同一符号を付して詳細な
説明を省略する。
合の実施例を図面を参照して説明する。なお、本実施例
において、図６と同一部分には同一符号を付して詳細な
説明を省略する。
【００１７】図１は、本実施例にかかるレーザプリンタ
の感光体ドラム１周辺の構成を示す図で、図６と異なる
のは、クリーニング部材７の箱体７ａ上にクリーニング
部材７の振動を検出する振動検出手段としての振動セン
サ１１を設けた点である。
の感光体ドラム１周辺の構成を示す図で、図６と異なる
のは、クリーニング部材７の箱体７ａ上にクリーニング
部材７の振動を検出する振動検出手段としての振動セン
サ１１を設けた点である。
【００１８】この振動センサ１１は、具体的にはクリー
ニング部材７のブレード７ｂと感光体ドラム１の表面と
の振動を間接的に検出するものであり、印刷時には図３
に示すような振動波形が得られる。
ニング部材７のブレード７ｂと感光体ドラム１の表面と
の振動を間接的に検出するものであり、印刷時には図３
に示すような振動波形が得られる。
【００１９】すなわち、クリーニング部材７の振動波形
は、比較的小さい振動波形Ａと比較的大きい振動波形Ｂ
に分けられる。このうち比較的小さい振動波形Ａの場合
には人間の可聴レベルまでに達しないレベルの音が発生
するが、異常音にまでは至らないと考えられる。これに
対し、比較的大きい振動波形Ｂの場合には、人間の可聴
レベルまでに達するレベルである異常音が発生すると考
えられる。
は、比較的小さい振動波形Ａと比較的大きい振動波形Ｂ
に分けられる。このうち比較的小さい振動波形Ａの場合
には人間の可聴レベルまでに達しないレベルの音が発生
するが、異常音にまでは至らないと考えられる。これに
対し、比較的大きい振動波形Ｂの場合には、人間の可聴
レベルまでに達するレベルである異常音が発生すると考
えられる。
【００２０】比較的小さい振動Ａの場合はさらに、最も
小さい振幅の微小振動及びこの微小振動よりも振幅が大
きい異常音発生直前振動ａに分けられる。この異常音発
生直前振動ａは、異常音が発生するまでの中間の段階の
レベルであり、いわば異常音発生の前兆といえる。
小さい振幅の微小振動及びこの微小振動よりも振幅が大
きい異常音発生直前振動ａに分けられる。この異常音発
生直前振動ａは、異常音が発生するまでの中間の段階の
レベルであり、いわば異常音発生の前兆といえる。
【００２１】従って、本発明は、このような異常音発生
直前振動ａが生じた場合に、特定パターンの出力による
振動抑制制御を実行して、クリーニング部材７の振動を
抑制して、異常音の発生を事前に防止するものである。
直前振動ａが生じた場合に、特定パターンの出力による
振動抑制制御を実行して、クリーニング部材７の振動を
抑制して、異常音の発生を事前に防止するものである。
【００２２】図２は、図１に示すレーザプリンタの制御
部の一部構成を示すブロック図で、２１は制御部本体を
構成するＭＰＵ（Micro Processing Unit ）、２２はレ
ーザ光学系３に設けられた半導体レーザ２３を駆動する
レーザ駆動回路、２４はＩ／Ｏポートである。これらＭ
ＰＵ２１と、半導体レーザ２３、Ｉ／Ｏポート２４とは
データバス、アドレスバス、制御バス等のバスラインに
より相互に接続されている。
部の一部構成を示すブロック図で、２１は制御部本体を
構成するＭＰＵ（Micro Processing Unit ）、２２はレ
ーザ光学系３に設けられた半導体レーザ２３を駆動する
レーザ駆動回路、２４はＩ／Ｏポートである。これらＭ
ＰＵ２１と、半導体レーザ２３、Ｉ／Ｏポート２４とは
データバス、アドレスバス、制御バス等のバスラインに
より相互に接続されている。
【００２３】上記振動センサ１１からの検出振動は、演
算増幅器２５を備えた増幅回路２６を介して振幅比較手
段としての比較器２７の反転端子（−）に供給されるよ
うになっている。また、この比較器２７の非反転端子
（＋）は比較器２７の基準電圧をつくる抵抗２８，２９
を備えた分圧回路の分圧点に接続されている。
算増幅器２５を備えた増幅回路２６を介して振幅比較手
段としての比較器２７の反転端子（−）に供給されるよ
うになっている。また、この比較器２７の非反転端子
（＋）は比較器２７の基準電圧をつくる抵抗２８，２９
を備えた分圧回路の分圧点に接続されている。
【００２４】この比較器２７は、増幅器２６で増幅され
た振動センサ１１からの検出振動の振幅と予め設定され
た所定振幅とを比較して、検出振動の振幅が所定振幅以
上である場合に、Ｈレベルな制御信号（振動抑制制御信
号）を前記Ｉ／Ｏポート２４を介してＭＰＵ２１に供給
するようになっている。このＭＰＵ２１は比較器２７か
らの振動抑制制御信号を入力すると、図３に示す異常音
発生直前振動Ｂであると判断するようになっている。
た振動センサ１１からの検出振動の振幅と予め設定され
た所定振幅とを比較して、検出振動の振幅が所定振幅以
上である場合に、Ｈレベルな制御信号（振動抑制制御信
号）を前記Ｉ／Ｏポート２４を介してＭＰＵ２１に供給
するようになっている。このＭＰＵ２１は比較器２７か
らの振動抑制制御信号を入力すると、図３に示す異常音
発生直前振動Ｂであると判断するようになっている。
【００２５】このような構成の本実施例においては、電
源が投入されると、従来と同様にまず振動抑制処理が行
われる。すなわち、図４（ａ）に示すようなミラーモー
タ駆動制御信号がオンすると、レーザ光学系に設けられ
たミラーモータが駆動し、ポリゴンミラーが回転する。
源が投入されると、従来と同様にまず振動抑制処理が行
われる。すなわち、図４（ａ）に示すようなミラーモー
タ駆動制御信号がオンすると、レーザ光学系に設けられ
たミラーモータが駆動し、ポリゴンミラーが回転する。
【００２６】このミラーモータ駆動制御信号がオンとな
ってから、所定時間Ｔ1 経過後にメインモータ駆動制御
信号がオンとなるとともに、除電部駆動制御信号がオン
となる。これにより、メインモータの駆動により感光体
ドラム１等が駆動するとともに、除電部８に設けられた
除電ランプがオンする。
ってから、所定時間Ｔ1 経過後にメインモータ駆動制御
信号がオンとなるとともに、除電部駆動制御信号がオン
となる。これにより、メインモータの駆動により感光体
ドラム１等が駆動するとともに、除電部８に設けられた
除電ランプがオンする。
【００２７】そして、ミラーモータ駆動制御信号がオン
となってから、所定時間Ｔ2 経過後に帯電部駆動信号が
オンとなり、所定時間Ｔ3 経過後に現像部駆動制御信号
がオンとなる。これにより、帯電部２が通電され、現像
部４の現像バイアスがオンされる。
となってから、所定時間Ｔ2 経過後に帯電部駆動信号が
オンとなり、所定時間Ｔ3 経過後に現像部駆動制御信号
がオンとなる。これにより、帯電部２が通電され、現像
部４の現像バイアスがオンされる。
【００２８】次に、ミラーモータ駆動制御信号がオンと
なってから、所定時間Ｔ4 経過後、例えば格子状の特定
パターンのレーザ出力による振動制御が行われる。この
振動制御は、具体的には図（ｂ）に示すような特定パタ
ーンデータをレフトマージンデータとしてセットし、こ
の特定パターンデータに基づいて図５（ａ）に示すよう
な主走査方向クロック信号及び同図（ｃ）に示す副走査
クロック信号に同期してレーザ光学系３の半導体レーザ
２３を所定時間Ｔ5 だけオン・オフ制御する。こうし
て、感光体ドラム１への特定パターンが露光され、電源
投入時のイニシャル振動制御が行われる。
なってから、所定時間Ｔ4 経過後、例えば格子状の特定
パターンのレーザ出力による振動制御が行われる。この
振動制御は、具体的には図（ｂ）に示すような特定パタ
ーンデータをレフトマージンデータとしてセットし、こ
の特定パターンデータに基づいて図５（ａ）に示すよう
な主走査方向クロック信号及び同図（ｃ）に示す副走査
クロック信号に同期してレーザ光学系３の半導体レーザ
２３を所定時間Ｔ5 だけオン・オフ制御する。こうし
て、感光体ドラム１への特定パターンが露光され、電源
投入時のイニシャル振動制御が行われる。
【００２９】これにより、感光体ドラム１上に付着した
特定パターンのトナーは、潤滑材の役目を果たし、クリ
ーニング部材７のブレード７ｂと感光体ドラム１の表面
との摩擦は軽減され、クリーニング部材７の振動が抑制
される。
特定パターンのトナーは、潤滑材の役目を果たし、クリ
ーニング部材７のブレード７ｂと感光体ドラム１の表面
との摩擦は軽減され、クリーニング部材７の振動が抑制
される。
【００３０】上述したようなレーザプリンタのイニシャ
ル振動制御が終了した後、振動センサ１１によるクリー
ニング部材７の振動検出が行われる。そして、クリーニ
ング部材７の振動の振幅が所定振幅以上になったとき、
すなわちクリーニング部材７の振動が図３に示す異常音
発生直前振動ａとなったとき、図５に示すような特定パ
ターンのトナー付着による振動制御が再度行われる。
ル振動制御が終了した後、振動センサ１１によるクリー
ニング部材７の振動検出が行われる。そして、クリーニ
ング部材７の振動の振幅が所定振幅以上になったとき、
すなわちクリーニング部材７の振動が図３に示す異常音
発生直前振動ａとなったとき、図５に示すような特定パ
ターンのトナー付着による振動制御が再度行われる。
【００３１】これにより、感光体ドラム１上に付着した
特定パターンのトナーは、潤滑材の役目を果たし、クリ
ーニング部材７のブレード７ｂと感光体ドラム１の表面
との摩擦は軽減され、クリーニング部材７の振動は異常
音発生直前振動ａから微小振動に戻る。従って、クリー
ニング部材７の振動が比較的大きい振動波形Ｂになるこ
とはない。こうして、クリーニング部材７の振動が抑制
され、異常音の発生を事前に防止することができる。
特定パターンのトナーは、潤滑材の役目を果たし、クリ
ーニング部材７のブレード７ｂと感光体ドラム１の表面
との摩擦は軽減され、クリーニング部材７の振動は異常
音発生直前振動ａから微小振動に戻る。従って、クリー
ニング部材７の振動が比較的大きい振動波形Ｂになるこ
とはない。こうして、クリーニング部材７の振動が抑制
され、異常音の発生を事前に防止することができる。
【００３２】このように、イニシャル振動制御後はクリ
ーニング部材７の振動を監視し、クリーニング部材７の
振動が異常音発生直前振動ａとなったとき、特定パター
ンのトナー付着による振動制御を行うため、振動抑制を
的確に行うことができる。これにより、振動制御による
トナーの消費量を節約することができ、装置全体の印字
可能枚数の減少を防止することができる。しかも、異常
音の発生を確実に防止することができる。
ーニング部材７の振動を監視し、クリーニング部材７の
振動が異常音発生直前振動ａとなったとき、特定パター
ンのトナー付着による振動制御を行うため、振動抑制を
的確に行うことができる。これにより、振動制御による
トナーの消費量を節約することができ、装置全体の印字
可能枚数の減少を防止することができる。しかも、異常
音の発生を確実に防止することができる。
【００３３】なお、本実施例においては、振動センサ１
１は箱体７ａに設け、ブレード７ｂの振動を間接的に検
出するものについて述べたが、必ずしもこれに限定され
るものではなく、振動センサ１１をブレード７ｂに設
け、ブレード７ｂの振動を直接的に検出するものであっ
てもよい。
１は箱体７ａに設け、ブレード７ｂの振動を間接的に検
出するものについて述べたが、必ずしもこれに限定され
るものではなく、振動センサ１１をブレード７ｂに設
け、ブレード７ｂの振動を直接的に検出するものであっ
てもよい。
【００３４】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、ク
リーニング部材の振動抑制を的確に行うことができ、従
ってトナーの消費を抑制することができ、しかも異常音
の発生を確実に防止することができる電子写真装置を提
供できるものである。
リーニング部材の振動抑制を的確に行うことができ、従
ってトナーの消費を抑制することができ、しかも異常音
の発生を確実に防止することができる電子写真装置を提
供できるものである。
【図１】本発明の実施例にかかるレーザプリンタの要部
構成を示す断面図。
構成を示す断面図。
【図２】図１に示すレーザプリンタの制御部の一部構成
を示すブロック図。
を示すブロック図。
【図３】図１に示すクリーニング部材の振動と異常音の
発生との関係を示す図。
発生との関係を示す図。
【図４】同実施例における電源投入時のイニシャル動作
の制御タイミングを示す図。
の制御タイミングを示す図。
【図５】同実施例におけるクリーニング部材の振動抑制
制御の制御タイミングを示す図。
制御の制御タイミングを示す図。
【図６】従来のレーザプリンタの要部構成を示す断面
図。
図。
１…感光体ドラム ５…転写紙 ７…クリーニング部材 １１…振動センサ ２１…ＭＰＵ ２３…半導体レーザ ２７…比較器
Claims (1)
- 【請求項１】 レーザ光で露光することにより感光体ド
ラム上に作成された静電潜像をトナーにより現像し、こ
れを転写紙に転写する電子写真装置において、前記転写
紙への転写を行った後の前記感光体ドラム上に付着した
未転写トナーを前記感光体ドラムの表面に当接しなが
ら、前記感光体ドラムから除去するクリーニング部材
と、このクリーニング部材の振動を検出する振動検出手
段と、この振動検出手段からの検出振動の振幅と予め設
定された所定振幅とを比較し、その検出振動の振幅が所
定振幅以上になったとき、振動抑制制御信号を出力する
振幅比較手段と、この振幅比較手段からの振動抑制制御
信号に基づいて、前記感光体ドラムへ前記クリーニング
部材の振動抑制用の特定パターンを露光する振動抑制制
御手段とを設けたことを特徴とする電子写真装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP06313737A JP3126609B2 (ja) | 1994-12-16 | 1994-12-16 | 電子写真装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP06313737A JP3126609B2 (ja) | 1994-12-16 | 1994-12-16 | 電子写真装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08171315A true JPH08171315A (ja) | 1996-07-02 |
| JP3126609B2 JP3126609B2 (ja) | 2001-01-22 |
Family
ID=18044924
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP06313737A Expired - Fee Related JP3126609B2 (ja) | 1994-12-16 | 1994-12-16 | 電子写真装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3126609B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8364069B2 (en) | 2010-02-19 | 2013-01-29 | Fuji Xerox Co., Ltd. | Cleaning device, image forming apparatus, and lubricant |
-
1994
- 1994-12-16 JP JP06313737A patent/JP3126609B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8364069B2 (en) | 2010-02-19 | 2013-01-29 | Fuji Xerox Co., Ltd. | Cleaning device, image forming apparatus, and lubricant |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3126609B2 (ja) | 2001-01-22 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP2001282012A (ja) | 画像形成装置 | |
| US20070122172A1 (en) | Image forming method and image forming apparatus using the same | |
| JP2001305930A (ja) | 画像形成装置に接続する後処理装置の制御方法 | |
| JP3126609B2 (ja) | 電子写真装置 | |
| US6628905B2 (en) | Image forming apparatus | |
| US5758229A (en) | Method of controlling the charging operation of the contact charger of an electrophotographic apparatus to prevent the contact charger from being contaminated | |
| JPH10240004A (ja) | 画像形成装置 | |
| JPH1091007A (ja) | 電子写真現像方式を採用した画像形成装置の不良転写抑制方法 | |
| JPH09114274A (ja) | 転写装置 | |
| JP2001117325A (ja) | 帯電装置および画像形成装置 | |
| JPH10133531A (ja) | 画像形成装置 | |
| KR0177094B1 (ko) | 접촉대전기의 오염을 방지하기위한 대전전압 제어방법 | |
| JP3545775B2 (ja) | 画像形成方法および装置 | |
| JP3605650B2 (ja) | 画像形成装置 | |
| KR0160558B1 (ko) | 전자사진 현상방식의 화상형성장치에서 접촉대전기의 오염을 방지하기 위한 대전 제어방법 | |
| JP2003167496A (ja) | 画像形成装置 | |
| JP2002091182A (ja) | 画像形成装置 | |
| JP2005010809A (ja) | 画像形成装置 | |
| JPH03180884A (ja) | 像形成装置 | |
| JP2023173149A (ja) | 画像形成装置 | |
| JP2981248B2 (ja) | 画像形成装置の転写装置 | |
| JP2001100585A (ja) | 定着装置，及び画像形成装置 | |
| KR100385067B1 (ko) | 현상제를 공급하기 위한 판 형태의 도전성 탄성부재를갖는 화상형성 장치 | |
| JPH04211281A (ja) | 電子写真プリント装置 | |
| JPH02281269A (ja) | 画像形成装置 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |