JPH08170913A - 測距装置 - Google Patents

測距装置

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JPH08170913A
JPH08170913A JP6314626A JP31462694A JPH08170913A JP H08170913 A JPH08170913 A JP H08170913A JP 6314626 A JP6314626 A JP 6314626A JP 31462694 A JP31462694 A JP 31462694A JP H08170913 A JPH08170913 A JP H08170913A
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JP
Japan
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distance
setting
point
setting means
specific
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JP6314626A
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Inventor
Hajime Oda
肇 織田
Takuma Takahashi
▲琢▼磨 高橋
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Seikosha KK
Original Assignee
Seikosha KK
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Publication date
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Priority to FR9514869A priority patent/FR2728337B1/fr
Priority to US08/574,125 priority patent/US5828584A/en
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01SRADIO DIRECTION-FINDING; RADIO NAVIGATION; DETERMINING DISTANCE OR VELOCITY BY USE OF RADIO WAVES; LOCATING OR PRESENCE-DETECTING BY USE OF THE REFLECTION OR RERADIATION OF RADIO WAVES; ANALOGOUS ARRANGEMENTS USING OTHER WAVES
    • G01S7/00Details of systems according to groups G01S13/00, G01S15/00, G01S17/00
    • G01S7/48Details of systems according to groups G01S13/00, G01S15/00, G01S17/00 of systems according to group G01S17/00
    • G01S7/483Details of pulse systems
    • G01S7/486Receivers

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Radar, Positioning & Navigation (AREA)
  • Remote Sensing (AREA)
  • Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
  • Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)
  • Measurement Of Optical Distance (AREA)
  • Optical Radar Systems And Details Thereof (AREA)
  • Radar Systems Or Details Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 距離領域の設定が簡単に行える測距装置を提
供する。 【構成】 物体までの距離を測定する測距手段と、測距
手段の測距結果を判定する判定手段と、測距手段が測距
可能な測距範囲のうちの特定の距離点を設定する第1の
設定手段及び、前記特定の距離点を含む所定の距離範囲
を設定する第2の設定手段を備え、前記判定手段は、前
記第2の設定手段が設定した距離点によって分割される
複数の距離領域もしくは前記特定の距離点と前記第2の
設定手段が設定した距離点によって分割される複数の距
離領域のうち、どの領域内の距離であるかを判定するよ
うにしてある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、物体迄の距離を測定す
る測距装置に関するものである。さらに詳しくは、測距
装置の測距範囲を複数の測距領域に分割した時に、測距
装置の測距結果が分割されたどの領域に属するのかを判
定して、その結果を出力出来る測距装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、測距装置の測距範囲を複数の測距
領域に分割した時に、測距装置の測距結果が分割された
どの領域に属するのかを判定して、その結果を出力出来
る測距装置が考えられる。例えば、図8(c)に示す様
に、測距装置の測距範囲を3つの領域Z61、Z62、
Z63に分割する場合、独立した2つの分割点設定手段
により図8(a)及び(b)に示す様に、遠側の分割点
Pa、及び、近側の分割点Pbを設定すれば良い。この
時、2つの分割点設定手段として、例えば各々4ビット
の入力端子の電圧レベルの組合せにより各々16種類の
固定の分割点(これをPa0〜Pa15及びPb0〜P
b15とする)を設定する様な構成が考えられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の測距装置を図7
に示すように、並べて設置された幅wのベルトコンベア
BC1、BC2、BC3上の商品の通過を検出する物体
検出装置Mに応用する場合を考えると、ベルトコンベア
BC1の右端を1つの分割点Pbに、ベルトコンベアB
C2の右端を他の分割点Paに設定すれば、ベルトコン
ベアBC1上に商品Sが有る場合は距離領域Z61に、
ベルトコンベアBC2上に有る場合は距離領域Z62
に、ベルトコンベアBC3上に有る場合は距離領域Z6
3に属すると判定出来る。
【0004】しかし、従来の測距装置では、独立した2
つの分割点設定手段により遠側分割点Pa及び、近側分
割点Pbをそれぞれ別々に設定しなければならなかった
ので、物体検知装置Mとベルトコンベアの距離を変えた
場合(図7で物体検知装置Mを実線で描いた位置から点
線で描いた位置まで移動したような場合)には2つの分
割点設定手段により距離分割点PaとPbの両方を新し
い距離に設定しなおさねばならないというわずらわしさ
があった。
【0005】また、たとえば道路の通行量調査におい
て、調査対象となる通行帯の幅を、指定された距離値に
一定割合を乗じた値に設定したい場合なども同様の不具
合があった。
【0006】本発明の目的は、上記問題点を解決し、検
出したい距離領域の幅や割合が決まっている様な場合に
距離領域の設定が簡単に行える測距装置を提供するする
ことにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するため
に、本発明では、物体までの距離を測定する測距手段
と、前記測距手段の測距結果を判定する判定手段と、前
記判定手段に接続され、前記測距手段が測距可能な測距
範囲のうちの特定の距離点を設定する第1の設定手段
と、前記特定の距離点の近側と遠側にそれぞれ1つの距
離点を設定する第2の設定手段とを備え、前記判定手段
は、前記第2の設定手段が設定した距離点によって分割
される複数の距離領域もしくは前記特定の距離点と前記
第2の設定手段が設定した距離点によって分割される複
数の距離領域のうち、どの領域内の距離であるかを判定
する判定手段であることを特徴とする。
【0008】第2の設定手段は前記特定の距離点の近側
と遠側に、所定の等しい距離をそれぞれ設定する設定手
段であっても良いし、前記特定の距離点の近側と遠側
に、特定の距離点の距離値の所定割合で示される距離を
それぞれ設定する設定手段であっても良い。
【0009】又、第2の設定手段は前記特定の距離点の
近側または遠側に、所定の距離を設定する設定手段であ
っても良いし、前記特定の距離点の近側または遠側に、
特定の距離点の距離値の所定割合で示される距離を設定
する設定手段であっても良い。
【0010】又、前記判定手段は、前記第1及び第2の
設定手段及の状態と、前記測距手段の測距結果とを比較
し得る状態へ変換するための演算手段を含んでいる。
【0011】更に、前記演算手段を簡単にし、判定回路
を簡略化するため、前記第1の設定手段及び第2の設定
手段が設定し得る距離点の距離情報を有する記憶手段を
備えても良い。
【0012】
【実施例】以下、本発明の詳細を添付図面に示した実施
例に沿って説明する。
【0013】図1は本発明の第1実施例の構成を示す回
路ブロック図である。簡単のために、1つの第1の設定
手段と1つの第2の設定手段により、1つの特定の距離
点の近側と遠側に設定された2つの距離分割点によっ
て、3つの距離領域に分割する場合について示してあ
る。 図1において、1は物体T迄の距離を測定して結
果をデジタル的な信号に変換して出力する測距手段であ
り、例えば、赤外線を発光して物体Tからの反射光を位
置検出素子(PSD)等により検出するものや、超音波
を利用するもの等が考えられる。3はデジタルスイッチ
等による第1の設定手段であり、これを切り換えること
により、複数本の信号線の電圧レベルが変化するもので
ある。図1では4本の信号線3a、3b、3c、3dの
場合を示してあり、各々の信号線の電圧レベルの組合せ
により16種類の設定が可能である。第1の設定手段3
は、前記測距手段1の測距範囲のうちの特定の距離点
(以後特定点という)を設定するためのものである。
【0014】4は第2の設定手段であり、設定手段3と
同様に、4本の信号線4a、4b、4c、4dにより1
6種類の設定が可能である。第2の設定手段4は、前記
第1の設定手段3が設定した特定点の近側と遠側に所定
の距離範囲ΔLを設定するためのものである。
【0015】この関係を図2の線図により説明する。図
2において、横軸は測距手段1からの距離(L)を示し
てあり、最遠点をLF(例えば3.7m)、最近点をL
N(例えば0.5m)としてある。今、測距範囲(LN
F)を16等分し、第1の設定手段3の16種類の設定
をこれにあてはめた場合を考える。前記特定点をPAと
すれば、特定点PAは図2の(a)に示す様に、PAn
(n=0〜15の自然数)の距離点のいずれかを設定す
ることが出来る。図2では特定点PAはPA8(n=
8)に設定した場合を示してあり、測距手段1からの距
離は2.1m(0.5m+0.2×8m)となる。
【0016】第2の設定手段4は16種類の距離範囲Δ
Lの設定が可能であるが、今、1ステップを5cmとし
た場合を考える。特定点PAから近側へ距離範囲ΔLを
とった距離点をPB1(以後分割点PB1という)、遠
側へ距離範囲ΔLをとった距離点をPB2(以後分割点
PB2という)とすれば、分割点PB1とPB2は1.
3m(2.1m−0.05m×16)と2.9m(2.
1m+0.05m×16)の範囲を10cm毎に設定出
来る。図2(b)では第2の設定手段は8ステップ目、
即ち、特定点2.1mに対して±40cmを設定した場
合を示してあり、分割点PB1とPB2の測距手段1か
らの距離は各々1.7mと2.5mに設定されたことに
なる。
【0017】尚、上記例では第2の設定手段4の距離範
囲ΔLは1ステップ5cm一定としたが、この距離範囲
ΔLは第2の設定手段4の設定位置、即ち、4本の信号
線4a、4b、4c、4dの電圧レベルの組み合わせに
より、例えば2、4、5、10、・・・・25、30、
50cmの様に特定の値を設定しても良い。
【0018】図1に戻って、2は判定手段であり、測距
手段1の測距結果が、分割点PB1と分割点PB2によ
って分割される3つの距離領域Z1、Z2、Z3(図2
(C)参照)のうち、どの領域にあるのかを判定し、出
力端子O1、O2、O3に出力する。例えば、測距手段
1の測距結果が1.1mであれば距離領域Z1であるか
らO1のみを高電位にし、同様に、測距手段1の測距結
果が2.2mであれば距離領域Z2であるからO2のみ
を高電位にし、測距手段1の測距結果が2.8mであれ
ば距離領域Z3であるからO3のみを高電位にする。
【0019】なお、測距手段1の測距結果が測距範囲L
NFをはずれていた場合は、出力端子O1〜O3をすべ
て高電位にするなど、通常とは異なる出力を行ってもよ
いし、他の出力端子を設けてこれに出力してもよい。
【0020】次に判定手段2の実際の判定方法について
説明する。測距手段1は、まず物体Tに向けて赤外線を
投光し、その反射光を位置検出素子(以下PSDとい
う)によって受光する。物体Tまでの距離が変化する
と、PSDに入射する光の位置が変化し、PSDはその
入射位置をi1、i2という2方向の電流に変換する。
ここでi1はPSDの近距離端の電流、i2は遠距離端
の電流に相当する。そのようにして出力した電流i1、
i2から式(1)に基づいて、物体Tまでの距離に一義
的に対応する次の数NPを得る。
【0021】 NP=i1/(i1+i2) (1) ここで、数NPは距離Lの逆数にほぼ比例している。従
って、測距手段1の測距結果がどの領域に属するかを判
定するためには、第1の設定手段3や第2の設定手段4
が設定した前記分割点PB1やPB2の状態を互いに比
較しうる量に変換して比較する必要がある。図1の2a
はこの演算を行うための演算手段である。
【0022】図3は前記数NPと、測距手段1から物体
T迄の距離Lの関係を示したグラフである。最近点LN
及び、最遠点LFに対応する数は測距手段1の構成によ
って決まる値であり、これらをそれぞれNPN、NPF
とする。
【0023】今、設定された分割点の距離値LPに相当
するパルス数をNPxとすると下記演算式(2)〜
(4)が成立する。
【0024】 NPx=(NPN-NPF)・(1/LP-1/LN)/(1/LN-1/LF)+NPN ・・・(2) LPB1=LPA−△T×m ・・・(3) LPB2=LPA+△T×m ・・・(4) 但し、LPAは特定点PAの距離値であり、LPB1、
LPB2はそれぞれ分割点PB1、PB2の距離値であ
る。(mは各々1〜16の自然数である。)LPにはL
PB1又は、LPB2を代入する。
【0025】なお、前記の説明で分割点PB1及びPB
2の距離LPB1及びLPB2がそれぞれ1.7m、
2.5mと記載してあるのは上記(3)及び(4)式を
用いて計算した結果である。今、NPN=800、NP
F=200とし、上記分割点のパルス数をそれぞれNP
B1、NPB2とすれば、上記(2)式によりNPB1
=310、NPB2=245が得られる。従って、測距
手段1の測距結果の数が245より小さければ測距結果
は距離領域Z3に、測距手段1の測距結果のパルス数が
245以上310以下であれば測距結果は距離領域Z2
に、測距手段1の測距結果のパルス数が310より大き
ければ測距結果は距離領域Z1に、それぞれ属すること
を判定出来る。
【0026】なお、上記実施例では数NPは距離Lの逆
数にほぼ比例しているとして演算式(2)に従って演算
するようにしているが、これに補正項を設けても良い
し、測距手段の種類によって最適な演算式を用いること
により判定精度を上げることができる。
【0027】さらに、上記実施例では第2の設定手段4
は特定点PAの近側と遠側に、一定の等しい距離範囲を
それぞれ設定する様にしたので特定点PAの距離が変わ
っても分割点PB2とPB1の間隔は一定となるが、用
途によっては特定点PAの近側と遠側に、特定点PAの
距離値の所定割合で示される距離範囲を設定する様にし
ても良い。即ち、第2の設定手段は例えば2%、4%、
6%、・・・・、10%、15%、20%などのように
設定が可能であり、15%に設定されている場合は第1
の設定手段3により特定点の距離が2.1mに設定され
た場合、分割点PB1は1.785m(2.1m×0.
85)に、分割点PB2は2.415m(2.1m×
1.15)に設定される。又、特定点PAが1.4mに
設定された場合には、分割点PB1は1.19m(1.
4m×0.85)に、分割点PB2は1.61m(1.
4m×1.15)に設定される。従って、特定点PAの
距離が変わると分割点PB2とPB1の間隔は変化す
る。
【0028】なお、上記実施例では特定点PAの近側と
遠側に等しい距離範囲を設定するようにしたが近側と遠
側の距離の比率が所定の値になるようにしてもよい。即
ち、第2の設定手段は分割点PB1とPB2の差の距離
を16種類(例えば60cm)を設定できるようにし、
特定点PAに対して例えば近側に30%(18cm)、
遠側に70%(42cm)の比率で設定する。
【0029】さらに、第2の設定手段の設定の方法とし
ては上記に限らず下記に示すように種々の変形が可能で
ある。
【0030】図4と図5は分割点と距離領域の関係を示
す図である。
【0031】図4は第1の設定手段により設定された特
定点PAに対し、第2の設定手段はその特定点PAより
遠側にのみ所定距離範囲を設定する場合である。第2の
設定手段が例えば10cm毎に16ステップ設定可能で
あり、いま8ステップ目即ち80cmに設定した場合、
特定点PAがPA6(1.7m)とすれば分割点PB3
は2.5m(1.7m+0.8m)となる。そして特定
点PAと分割点PB3によって測距範囲は3つの距離領
域Z1、Z2、Z3に分割される。
【0032】同様にして、図5は第1の設定手段により
設定された特定点PAに対し、第2の設定手段はその特
定点PAより近側にのみ所定距離範囲を設定する場合で
ある。第2の設定手段が例えば10cm毎に16ステッ
プ設定可能であり、いま8ステップ目即ち80cmに設
定した場合、特定点PAがPA10(2.5m)とすれ
ば分割点PB4は1.7m(2.5m−0.8m)とな
る。そして特定点PAと分割点PB4によって測距範囲
は3つの距離領域Z1、Z2、Z3に分割される。
【0033】次に本発明の第2実施例について図6に沿
って説明する。図6は第2実施例の構成を示す回路ブロ
ック図である。図6において、62は第1実施例と同様
に測距手段1の測距結果がどの距離領域に属するかを判
定する判定手段である。5は記憶手段である。図1と同
一のものには同一の符号を付す。
【0034】記憶手段5は第1の設定手段3及び、第2
の設定手段4の設定に対応した分割点PB1及びPB2
の全ての距離値を、あらかじめ第1実施例で示した計算
式(3)、(4)によって計算し、これを記憶してい
る。
【0035】図6において、第1の設定手段3及び第2
の設定手段4が設定されると、判定手段62は上記記憶
手段5から分割点PB1及びPB2の距離値を読み取
る。その結果を式(2)により対応する数NPに変換し
て、測距手段1の測距結果と比較することにより属する
領域を判定する。従って、判定手段62は式(3)、
(4)の演算を行う必要がなくなる。
【0036】また、上記実施例では距離値を記憶手段5
に記憶する様にしたが、あらかじめ上記式(2)、
(3)、(4)により計算された距離値に対応する数N
Pを直接記憶手段5に記憶させるようにしてもよい。こ
れにより、上記式(2)の演算も不要となり、判定手段
62の構造を簡略化出来る。
【0037】なお、上記第1、第2の実施例では特定点
PAは距離範囲LNFを等分割するようにしたが、これ
に限らず、分数関数や対数関数などの関係に基づいた所
定の法則に従って分割幅を変えるようにしてもよい。た
とえば近距離では分割幅を細かくして遠距離では分割幅
を粗くするなど種々の変形が可能である。
【0038】さらに、本実施例では簡単のために1つの
特定点により2つの分割点を設定し、3つの距離領域に
分割する場合について示したが、これに限らず、2つの
特定点により互いに前後しない4つの分割点を設定し、
5つの距離領域を設定するなど距離領域を増やすことも
可能である。
【0039】さらに、本実施例では第1の設定手段3及
び第2の設定手段4は4ビットの信号線により16種類
の特定点や分割点の幅を設定出来る様にしたが、このビ
ット数はこれより多くしてもよいし、少なくてもよい。
【0040】
【発明の効果】本発明の構成によれば、例えば並べて設
置された複数のベルトコンベア上の商品の通過を検出す
る物体検出装置において、物体検知装置とベルトコンベ
アの設置距離を変更した場合は、物体検知装置とベルト
コンベアの一端または中央までの距離を測って第1の設
定手段を設定し直すのみでよく、従来のように複数のベ
ルトコンベアまでの距離を測るかまたは1つのベルトコ
ンベアまでの距離を測り、ベルトコンベアの幅をその値
に加えて2つの距離を算出し、第1の設定手段と第2の
設定手段の両方を設定し直すという操作が不要となる。
【0041】また、例えば道路の通行量調査において、
調査対象となる通行帯の幅を、指定された距離値に一定
割合を乗じた値に設定したい場合においては、道路の幅
が変わったりした時にも第1の設定手段を設定し直すの
みでよくなった。
【0042】このように、本発明の構成によれば、検出
したい距離領域の幅や割合が決まっているような場合
に、物体検知装置の設置場所を変えても、距離領域の設
定が簡単に行える測距装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の構成を示す回路ブロック
図である。
【図2】本発明の実施例を説明するための線図である。
【図3】本発明の判定手段の判定方法を説明するための
グラフである。
【図4】本発明の分割点と距離領域の関係を示す線図で
ある。
【図5】本発明の分割点と距離領域の関係を示す線図で
ある。
【図6】本発明の第2実施例の構成を示す回路ブロック
図である。
【図7】発明が解決しようとする課題を説明するための
図である。
【図8】従来例を説明するための線図である。
【符号の説明】
1 測距手段 2、62 判定手段 3 第1の設定手段 4 第2の設定手段 2a 演算手段 5 記憶手段

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 物体までの距離を測定する測距手段と、
    前記測距手段の測距結果を判定する判定手段と、前記判
    定手段に接続され、前記測距手段が測距可能な測距範囲
    のうちの特定の距離点を設定する第1の設定手段と、前
    記特定の距離点の近側と遠側にそれぞれ1つの距離点を
    設定する第2の設定手段とを備えた測距装置であって、
    前記判定手段は、前記第2の設定手段が設定した距離点
    によって分割される複数の距離領域もしくは前記特定の
    距離点と前記第2の設定手段が設定した距離点によって
    分割される複数の距離領域のうち、どの領域内の距離で
    あるかを判定する判定手段であることを特徴とする測距
    装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のものにおいて、前記第2
    の設定手段は、前記特定の距離点の近側と遠側に、所定
    の等しい距離をそれぞれ設定する設定手段であることを
    特徴とする測距装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のものにおいて、前記第2
    の設定手段は、前記特定の距離点の近側と遠側に、特定
    の距離点の距離値の所定割合で示される距離をそれぞれ
    設定する設定手段であることを特徴とする測距装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載のものにおいて、前記第2
    の設定手段は、前記特定の距離点の近側または遠側に、
    所定の距離を設定する設定手段であることを特徴とする
    測距装置。
  5. 【請求項5】 請求項1記載のものにおいて、前記第2
    の設定手段は、前記特定の距離点の近側または遠側に、
    特定の距離点の距離値の所定割合で示される距離を設定
    する設定手段であることを特徴とする測距装置。
  6. 【請求項6】 請求項1記載のものにおいて、前記判定
    手段は、前記設定手段及び他の設定手段の状態と、前記
    測距手段の測距結果とを比較し得る状態へ変換するため
    の演算手段を含むことを特徴とする測距装置。
  7. 【請求項7】 物体までの距離を測定する測距手段と、
    前記測距手段の測距結果を判定する判定手段と、前記判
    定手段に接続され、前記測距手段が測距可能な測距範囲
    のうちの特定の距離点を設定する第1の設定手段及び、
    前記特定の距離点を含む所定の距離範囲を設定する第2
    の設定手段と、前記第1の設定手段及び第2の設定手段
    が設定し得る距離点の距離情報を有する記憶手段を備え
    た測距装置であって、前記判定手段は、前記第2の設定
    手段が設定した距離点によって分割される複数の距離領
    域もしくは前記特定の距離点と前記第2の設定手段が設
    定した距離点によって分割される複数の距離領域のう
    ち、どの領域内の距離であるかを判定する判定手段であ
    ることを特徴とする測距装置。
JP6314626A 1994-09-28 1994-12-19 測距装置 Pending JPH08170913A (ja)

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JP6314626A JPH08170913A (ja) 1994-12-19 1994-12-19 測距装置
DE19533121A DE19533121A1 (de) 1994-09-28 1995-09-07 Entfernungsmeßgerät
GB9523837A GB2296616B (en) 1994-12-19 1995-11-22 Distance measuring device
FR9514869A FR2728337B1 (fr) 1994-12-19 1995-12-14 Dispositif de mesure de distance
US08/574,125 US5828584A (en) 1994-12-19 1995-12-18 Device for determining a distance range of an object

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