JPH0816929B2 - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JPH0816929B2
JPH0816929B2 JP61258607A JP25860786A JPH0816929B2 JP H0816929 B2 JPH0816929 B2 JP H0816929B2 JP 61258607 A JP61258607 A JP 61258607A JP 25860786 A JP25860786 A JP 25860786A JP H0816929 B2 JPH0816929 B2 JP H0816929B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はオリジナル画像上のランダムな位置に所定の
形状をパターンを発生させて、もとの画像を変換する画
像処理装置に関する。
[従来の技術] デジタル画像処理に関しては、各分野に於て種々の機
器、種々の方法が開発されており、写真等の自然画像も
デジタル画像データとして入力することにより、例えば
濃度変換、階調変換、モザイク処理、切抜き合成等の処
理を行つて、クリエイテイブな画像を作り出すことが可
能になつている。この様な方法として、1つは画面全体
に画一的に濃度変換、階調変換、モザイク処理等の処理
を行うものであり、操作者は何の指示もいらない代り
に、画面全体が同一のパターンの繰返しとなり、メリハ
リがなく、面白味のない画像になつてしまう欠点があつ
た。
また他の方法としては、デイジタイザ等の画像入力手
段や乱数発生手段を用いて画面内の箇所を指示し、この
部分だけに例えば濃度変換、色変換、切抜き合成等の処
理を行うものがある。これは画面内に処理を加えた部分
と処理を加えない部分が作られるので、画像にメリハリ
ができ、処理した上から再度処理することにより、種々
のパターンが作り出される為、きわめてクリエイテイブ
な画像が作り出せる。
[発明が解決しようとする問題点] しかし、これらの方法は乱数を発生させたり、操作者
の指示によつて実行されるため時間がよけいにかかつて
しまうという問題点があつた。さらに、乱数によりラン
ダムに指示された画素の座標値を記憶するには、大きな
メモリ量を要し、特に高解像の画像データでは膨大なも
のとなつていた。
本発明は上記従来例に鑑みてなされたもので、座標フ
ァイルのデータ領域を処理対象の画像領域より大きく作
成しておき、そのデータ領域より変換処理に使用する部
分を決定するので、同一の座標ファイルを用いても、高
速に異なる画像に変換することができる画像処理装置を
提供することを目的とする。
[問題点を解決するための手段] 上記目的を達成するために本発明の画像処理装置は以
下のような構成を備える。
処理対象となる画像データよりも広い領域内で画素を
ランダムに指定する指定手段と、 前記指定手段により指定された画素をほぼ中心とする
複数画素からなる所定パターンを発生する発生手段と、 前記所定パターン内の複数の画素の色を前記指定され
た画素の色に変換すべく、前記所定パターン内の各画素
の座標を前記指定された画素の座標に関連する変換情報
とし、座標ファイルを作成する形成手段と、 前記指定手段によるランダムな画素の指定、前記発生
手段による所定パターンの発生及び前記形成手段による
座標ファイルの形成を複数回繰り返し、処理対象となる
画像データよりも広い領域の座標ファイルを完成させる
制御手段と、 前記制御手段によって形成された座標ファイルのうち
変換処理に使用する部分を決定する決定手段と、 前記決定手段によって決定された部分の座標ファイル
を用いて、入力した画像データの画素の色を前記座標フ
ァイルの変換情報によって指定される前記画像データの
対応する座標の画素の色に変換する変換手段とを有す
る。
[作用] 以上の構成により、処理対象となる画像データよりも
広い領域内でランダムに指定された画素をほぼ中心とす
る所定パターン内の複数画素の座標を、指定された画素
に関連する変換情報とし、座標変換ファイルを作成す
る。そして、形成された座標ファイルの内、変換処理に
使用する部分を決定し、決定された部分の座標ファイル
を用いて、入力した画像データの画素の色を、その座標
ファイルの変換情報によって指定される画像データの対
応する座標の画素の色に変換する。
[実施例] 以下、添付図面を参照して本発明の実施例を詳細に説
明する。
[画像処理装置の構成の説明(第1図)] 第1図は本実施例の画像処理装置の構成図である。
図中、1はTVカメラやドラムスキヤナ等の画像入力部
で、写真フイルムやプリント画像等の原稿画像を光電的
に読取り、A/D変換を行つてデジタル信号に変換してCPU
2に入力する。2は装置全体の制御を行うCPUで、第2図
以降のフローチヤートで示す制御プログラムやデータを
格納するROM、ワークエリアとしてのRAM等を備えてい
る。3は画像メモリで、画像入力部1よりのオリジナル
画像データを格納する画像メモリ31と、後述する各種画
像処理を行つた処理画像データを格納する画像メモリ32
とを備えている。
4は後述する各種画像処理コマンドを入力する、例え
ばキーボードやデジタイザ等のコマンド入力部である。
キーボードの場合は各種処理に対応するコマンドキーを
押下することにより、デジタイザの場合はデジタイザ盤
面上のメニユー、あるいはCRT画面上に表示されたメニ
ユーをカーソル等によつて指示することによりコマンド
指示が行われる。5は各種画像処理コマンドに対応する
座標変換フアイルを格納するデータフアイルである。
6は画像メモリ3の画像データあるいはコマンド入力
用のメニユー表示等を行うCRTである。CPU2はコマンド
入力部4よりの処理コマンドに対応して、座標変換フア
イルをデータフアイル5より読出し、画像メモリ31のオ
リジナル画像データに必要な処理を行つて画像メモリ32
に格納する。この様にして作成された画像データはプリ
ンタあるいはフイルムコーダ等の出力部7により印刷さ
れる。
[モザイク処理の説明(第2図〜第4図)] 第2図は画像にモザイク処理を施した1例を示す図で
ある。
20は横方向にx0個、縦方向にy0個の画素で構成され
た、不図示のオリジナル画像をモザイク22によつて等分
割にモザイク処理した画像で、左上端の座標が(1,
1)、右下端の座標が(x0,y0)で示されている。21は画
像20にランダムに配置されるモザイクで、その大きさは
横幅が(2m+1)、縦幅は(2n+1)である。但し、こ
こでm,nは正の数である。
第3図はデータフアイル5に格納されるモザイク処理
用の座標変換フアイルを作成するフローチヤートであ
る。
まずステツプS1で、オリジナル画像の各画素に対して
変換したX座標、Y座標を格納するための配列X(x0,y
0),Y(x0,y0)をCPU2のRAMに用意する。
次にステツプS2で、配列の各要素X(x,y),Y(x,y)
にオリジナル画像の座標値(x,y)に対応する座標値を
代入する。これにより配列要素X(x,y)=x,Y(x,y)
=yとなる。但し、1≦x≦x0,1≦y≦y0である。これ
は、乱数によつてモザイクを発生させても、最後まで座
標変換が一度も行われない画素が発生する可能性がある
ために、全ての要素の座標値を予め設定しておくもので
ある。
次にステツプS3に進み、モザイク21の個数を計数する
カウンタJを“1"にする。ステツプS4では乱数を発生さ
せて、オリジナル画面の座標内におけるモザイク21の中
心座標(xr,yr)を発生する。但し、1≦xr≦x0,1≦yr
≦y0である。次にステツプS5で中心座標(xr,yr)を中
心とするモザイク領域の全ての要素の座標(X,Y)に、
中心座標(xr,yr)をセットする。このモザイク領域に
は、モザイク21のサイズを基に、xr−m+1〜xr+m−
1,yr−n+1〜yr+n−1の範囲の座標値を有する要素
が該当する。
次にステツプS6に進み、モザイク21の黒枠領域となる
要素のX座標、Y座標に“0"を代入する。この黒枠領域
はそれぞれ(xr−m,yr−n〜yr+n),(xr+m,yr−n
〜yr+n),(xr−m〜xr+m,yr−n),(xr−m〜xr
+m,yr+n)で示される4角形の直線領域である。な
お、この黒枠領域は、画像全体に締まりを与えるために
加えられているもので、この領域を示す値は必ずしも
“0"である必要はなく、画面の領域から外れた範囲の値
であれば何でも良く、X,Y座標の少なくとも一方だけ
を、画面の領域から外れた範囲の値に変更して黒枠領域
を示す様にしても良いことはもちろんである。
ステツプS7ではモザイク21を計数するカウンタJを+
1し、ステツプS8ではモザイク21の個数であるN回分繰
り返したかを調べる。モザイク21の個数がN個にならな
ければステツプS4に戻り、前述の動作を繰り返し実行す
るが、モザイク21の個数がN個になるとステツプS9に進
み、各要素のX座標、Y座標の値をデータフアイル5に
格納して処理を終了する。
第4図は本実施例のモザイク処理のフローチヤートで
ある。
まずステツプS10で画像入力部1よりオリジナル画像
デジタルデータを入力し、ステツプS11でオリジナル画
像データを画像メモリ31に格納する。次にステツプS12
で画面全体に横2m+1、縦2n+1の大きさを有する黒枠
付きのモザイク処理を行い、これを画像メモリ32に格納
する。これは第2図に示した様にオリジナル画像をモザ
イク22でマス目状に分割し、各モザイク22の中を同一色
にし、そして各モザイク22間の境界部の画素を黒色に変
えるものである。この後、ステツプS14〜S22でランダム
のモザイク21を発生させる。
ステツプS13でX,Y方向の座標カウンタを共に“1"と
し、ステツプS14で、第3図のフローチヤートを基に作
成したデータフアイル5より座標変換値を読出す。ステ
ツプS15では配列X(x,y),Y(x,y)の少なくともいず
れかが“0"かどうか、即ちモザイクの境界領域かをみ
る。境界領域のときはステツプS16に進み、画像メモリ3
2の対応する座標に黒色を入れる。境界領域でない時は
ステツプS17に進み、データフアイル5中の座標変換値
が、もとの座標値に等しい、即ち、X(x,y)=xかつ
Y(x,y)=yかどうかをみる。もとの座標値に等し
い、即ち座標変換がなされていない時は何もせずにステ
ツプS19に進むが、それ以外のときはステツプS18に進
み、画像メモリ31の対応するオリジナル画像の座標(X,
Y)の色を画像メモリ32の座標(x,y)に入れる。
ステツプS19,20でx方向の1ライン分の画素がチエツ
クされたかをみる。1ライン分の画素のチエツクが終了
すると、ステツプS21に進みy方向に1ライン進み、次
のラインのチエツクを行う。1画面分の処理が終了する
と、画像メモリ32に処理済の画像データが格納され、ス
テツプS24で画像メモリ32の画像データを出力部7に出
力して処理が完了する。
この様に、あらかじめデータフアイル5に座標変換フ
アイルを用意しておけば、画素を順次に処理していくこ
とができ、その都度乱数を用いてランダムに座標値を発
生させ、その座標値に該当する画素の周辺を処理するス
テツプを繰返すのに比べて、処理の高速化を計ることが
できる。
[油絵風処理の説明(第5図〜第8図)] 第5図は他の実施例を示すオリジナル画像上のランダ
ムな位置に、筆のタツチを示すブロツク50を配置する例
を示す図である。
51は横方向x0個、縦方向y0個の画素で構成されるオリ
ジナル画像で、画像の左上端の座標が(1,1)、右下端
の座標が(x0,y0)で示されている。50は第6図にその
形状を示す、横7画素、縦5画素で構成された筆のタツ
チを示すブロツクで、オリジナル画像のランダムな位置
にN個配置され、自然画像をあたかも油絵で描いた様に
処理するものである。
第7図はデータフアイル5に格納する油絵風処理用の
座標変換フアイル作成処理のフローチヤートである。
第3図のフローチヤートと同様にして、ステツプS30
〜S32で配列X(x0,y0),Y(x0,y0)を用意し、配列の
全ての要素にオリジナル画像51の座標値(1〜x0,1〜
y0)をセットする。ステツプS33では乱数を発生させ
て、オリジナル画像51の座標内におけるブロツク50の中
心52の座標(Xr,yr)を得る。ステツプS34ではブロツク
50に相当する画素の座標を全て(xr,yr)とする。即ちx
r−3≦x≦xr+3,yr−2≦y≦yr+2の範囲内にある
画素のうち、ブロツク50内に存在する画素のX,Y座標を
(xr,yr)とするものである。
第3図のフローチヤートと大きく異なる点は、油絵風
の処理の場合は、黒枠で囲む部分(境界領域)が存在し
ないので、第3図のステツプS6に相当する処理が第7図
の処理では省略されている。
N個のブロツク50が画像上に形成されるとステツプS3
7にみ、X座標、Y座標の値をそのままデータフアイル
5に収納するのではなく、X座標、Y座標とその画素の
座標値x,yとの差、X−x,Y−yの値を収納する。これ
は、X座標、Y座標の値をそのままデータフアイル5に
収納すると、X座標の値は1〜x0、Y座標の値は1〜y0
の値となり、各要素に対してx0,y0を満たすデータ領域
を用意しなければならず、非常に多くのメモリを要す
る。
しかし本実施例の如くデータ領域の座標値の差をとつ
て収納すれば、座標変換が行われても、その座標値はせ
いぜい筆のタツチの形状の大きさ以内となるため、X−
xが−3〜+3,Y−yが−2〜+2の範囲内に収まるこ
とになる。これによりデータ領域が小さくなり、メモリ
を大幅に節約できるという効果がある。
第8図は他の実施例の座標変換フアイルを用いた油絵
風処理のフローチヤートで、第4図のフローチヤートと
基本的に同じであるが、第4図のと比較して大きく異な
る点は、座標変換フアイルの座標値は差分値として入つ
ている点、及び黒枠領域がない点、更に油絵風処理では
オリジナル画像の上に筆タツチを加えていくため、画像
メモリ32に前もつてオリジナル画像を処理して格納する
必要はない点にある。
ステツプS40〜S42は第4図のステツプS10〜S13に等し
いので説明を略し、ステツプS43より説明を行う。ステ
ツプS43ではデータフアイル5よりX,Y座標の差、ΔX,Δ
Yを読込み、ステツプS44で画像メモリ31のオリジナル
画像の座標(x+ΔX,y+ΔY)の色を画像メモリ32の
座標(x,y)に格納する。このようにして、1≦x≦x0,
1≦y≦y0の1画面分の全画素が画像メモリ32に構成さ
れるとステツプS50に進み、画像メモリ32の処理済画像
を出力部7に出力して処理を終了する。
この様に、データフアイル5にX座標、Y座標の差分
値を収納しておけば、データフアイル5として必要なメ
モリの容量を大幅に節約できるという効果がある。な
お、この処理で、黒枠付きの処理を行いたい場合は、筆
のタツチの形状として必要な値から外れた値(第6図の
場合例えばY座標に−3を代入する)をデータフアイル
に収納しておき、処理時にその値に応じて黒色に変換す
る処理を行うと良い。
[処理画像領域よりも座標変換フアイルのデータ領域を
大きくした例の説明(第9図〜第11図)] 第9図は処理画像領域91とデータ領域92の関係を示す
図で、91は処理画像領域を示し、前述の実施例と同様に
横x0,縦y0個の画素で構成されていて、左上端の座標
(xs,ys)を基準として、データ領域92内を処理画像領
域91がはみ出ない範囲で移動可能となつている。データ
領域92は処理画像領域91より大きい領域1≦x≦xd,1≦
y≦yd(但しxd>x0,yd>y0)を有する座標変換フアイ
ルのデータ領域である。
第10図はデータファイル5にデータ領域92の範囲の座
標変換ファイルを作成する、更に他の実施例のフローチ
ヤートである。本フローチヤートは第7図のフローチヤ
ートと配列X,Yのデイメンジヨンが異なるのみで、全く
同一であるからその説明を省略する。
第11図は処理画像領域よりも大きいデータ領域を有す
る座標変換ファイルをデータファイル5に格納している
場合の、更に他の実施例の油絵風処理のフローチヤート
である。
ステツプS70,S71で画像入力部1よりオリジナル画像
が画像メモリ31に格納される。ステツプS72では乱数を
発生させて、座標変換ファイルのスタート座標(xs,
ys)を求める。但し、ここで1≦xs≦xd−x0,1≦ys≦yd
−y0の範囲にあることはもちろんである。ステツプS73
ではx,y方向のカウンタを共に“1"とし、ステツプS74で
データファイル中の座標変換ファイルより差分Δx(x
+xs−1,y+ys−1),ΔY(x+xs−1,y+ys−1)を
読み出す。従つてまず最初にオリジナル画像の座標
(xs,ys)に対応する差分データが読出され、ステツプS
75,S76でそれぞれx+ΔX,y+ΔYが処理画像領域91内
にあるかをみる。領域91内にない時はそれぞれステツプ
S76,S78で差分データを“0"にするが、領域91内にある
時はステツプS79に進む。
ステツプS79ではオリジナル画像の座標(x+ΔX,y+
ΔY)の色を、処理画像の座標(x,y)に格納する。こ
の様にして画像メモリ32に処理済画像を格納していき、
オリジナル画像の全ての画素に対して処理が完了する
と、ステツプS85で出力部7に出力して処理を終了す
る。
この様にデータファイル5の座標変換ファイルを処理
画像領域よりも大きく作つておき、画像領域の位置をラ
ンダムに変えながら処理を行うことによつて、同一の座
標変換ファイルを用いて処理を行つても、その度に違う
結果が得られることになり、種々の処理結果のバリエー
シヨンを作り出すことができる。なお、この方法を用い
て処理を行う場合、x+ΔX,y+ΔYの値が処理画像領
域を出てしまう場合があるので、この場合はステツプS7
6とステツプS78とで、それぞれΔXとΔYを“0"にして
から処理を行つている。
以上説明した如く本実施例によれば、座標変換ファイ
ルを予め作成して用意しておくことにより、毎回毎回乱
数を発生させて形状を配置していくのに比べ、高速に処
理できるという効果がある。
また他の実施例によれば、座標変換ファイル情報とし
て座標値の差分をメモリに格納することにより、メモリ
の容量を大幅に減少できるという効果がある。
また更に他の実施例によれば、座標変換ファイルのデ
ータ領域を処理画像領域より大きく作成しておき、デー
タ領域よりランダムに処理画像領域を選択することによ
り、同一の変換ファイルを用いても、異なる画像に変換
できるという効果がある。
[発明の効果] 以上説明したように本発明によれば、座標ファイルの
データ領域を処理対象の画像領域より大きく作成してお
き、そのデータ領域より変換処理に使用する部分を決定
するので、同一の座標ファイルを用いても、高速に異な
る画像に変換することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本実施例の画像処理装置の構成図、 第2図はモザイク処理を示す概念図、 第3図はモザイク処理用の座標変換ファイル作成のフロ
ーチヤート、 第4図はモザイク処理のフローチヤート、 第5図は油絵風処理を示す概念図、 第6図は筆のタツチの形状を示す図、 第7図は油絵風処理用の座標変換ファイル作成のフロー
チヤート、 第8図は油絵風処理のフローチヤート、 第9図は座標変換ファイルを処理画像領域よりも大きく
した場合の概念図、 第10図は第9図の場合の座標変換ファイル作成のフロー
チヤート、 第11図は油絵風処理を第9図の場合で処理するフローチ
ヤートである。 図中、1……画像入力部、2……CPU、3……画像メモ
リ、4……コマンド入力部、5……データファイル、6
……CRT、7……出力部、51……オリジナル画像、21…
…ランダムモザイク、22……モザイク、31,32……画像
メモリ、50……ブロツク、52……中心画素、91……処理
画像領域、92……データ領域である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】処理対象となる画像データよりも広い領域
    内で画素をランダムに指定する指定手段と、 前記指定手段により指定された画素をほぼ中心とする複
    数画素からなる所定パターンを発生する発生手段と、 前記所定パターン内の複数の画素の色を前記指定された
    画素の色に変換すべく、前記所定パターン内の各画素の
    座標を前記指定された画素の座標に関連する変換情報と
    し、座標ファイルを作成する形成手段と、 前記指定手段によるランダムな画素の指定、前記発生手
    段による所定パターンの発生及び前記形成手段による座
    標ファイルの形成を複数回繰り返し、処理対象となる画
    像データよりも広い領域の座標ファイルを完成させる制
    御手段と、 前記制御手段によって形成された座標ファイルのうち変
    換処理に使用する部分を決定する決定手段と、 前記決定手段によって決定された部分の座標ファイルを
    用いて、入力した画像データの画素の色を前記座標ファ
    イルの変換情報によって指定される前記画像データの対
    応する座標の画素の色に変換する変換手段と、 を有することを特徴とする画像処理装置。
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