JPH08169010A - ポリマーの造粒方法および装置 - Google Patents
ポリマーの造粒方法および装置Info
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- JPH08169010A JPH08169010A JP7213657A JP21365795A JPH08169010A JP H08169010 A JPH08169010 A JP H08169010A JP 7213657 A JP7213657 A JP 7213657A JP 21365795 A JP21365795 A JP 21365795A JP H08169010 A JPH08169010 A JP H08169010A
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29B—PREPARATION OR PRETREATMENT OF THE MATERIAL TO BE SHAPED; MAKING GRANULES OR PREFORMS; RECOVERY OF PLASTICS OR OTHER CONSTITUENTS OF WASTE MATERIAL CONTAINING PLASTICS
- B29B9/00—Making granules
- B29B9/02—Making granules by dividing preformed material
- B29B9/06—Making granules by dividing preformed material in the form of filamentary material, e.g. combined with extrusion
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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- B29B9/06—Making granules by dividing preformed material in the form of filamentary material, e.g. combined with extrusion
- B29B9/065—Making granules by dividing preformed material in the form of filamentary material, e.g. combined with extrusion under-water, e.g. underwater pelletizers
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ペレットの切断品質を大幅に高める。
【解決手段】 ポリマー溶融物の造粒方法では、ポリマ
ー溶融物が造粒装置のハウジング内で少なくとも二つの
部分流に分割される。この部分流は偏向され、そして互
いに空間的に分離されかつ加熱可能である少なくとも2
個のダイプレートに供給される。そして、ポリマー溶融
物流は、ダイプレートの下流の切断装置によってペレッ
トの形に変えられ、そして冷却媒体によって後処理され
る。ポリマー溶融物の造粒装置のハウジング4は押出し
装置11の出口端部に連結されている。始動弁はハウジ
ング4内で位置を変更可能なコック1を備えている。コ
ック1は作動位置で押出し装置に連通する入口18を有
し、この入口の側方に、この入口に接続された出口を有
する。この出口にそれぞれ、ハウジング内で分岐空間2
が接続し、この分岐空間が死点からほとんど空いてお
り、かつコックとダイプレート3と接続している。
ー溶融物が造粒装置のハウジング内で少なくとも二つの
部分流に分割される。この部分流は偏向され、そして互
いに空間的に分離されかつ加熱可能である少なくとも2
個のダイプレートに供給される。そして、ポリマー溶融
物流は、ダイプレートの下流の切断装置によってペレッ
トの形に変えられ、そして冷却媒体によって後処理され
る。ポリマー溶融物の造粒装置のハウジング4は押出し
装置11の出口端部に連結されている。始動弁はハウジ
ング4内で位置を変更可能なコック1を備えている。コ
ック1は作動位置で押出し装置に連通する入口18を有
し、この入口の側方に、この入口に接続された出口を有
する。この出口にそれぞれ、ハウジング内で分岐空間2
が接続し、この分岐空間が死点からほとんど空いてお
り、かつコックとダイプレート3と接続している。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ポリマーの造粒
(ペレット化)方法および装置に関する。
(ペレット化)方法および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】プラスチックの製造方法では一般的に、
配合相は造粒作業で終了する。この造粒作業では、ポリ
マー溶融物は適当な造粒装置内で、貯蔵、搬送および処
理できるような状態に、すなわちペレットの形に変えら
れる。そのために、所望の処理能力に依存して、いろい
ろな造粒方法が用いられる。大きな処理能力のために
は、今までのところ水中造粒が最も適切であった。
配合相は造粒作業で終了する。この造粒作業では、ポリ
マー溶融物は適当な造粒装置内で、貯蔵、搬送および処
理できるような状態に、すなわちペレットの形に変えら
れる。そのために、所望の処理能力に依存して、いろい
ろな造粒方法が用いられる。大きな処理能力のために
は、今までのところ水中造粒が最も適切であった。
【0003】この方法では、例えばドイツ連邦共和国特
許第3815897号明細書によって知られているよう
に、造粒すべきポリマー溶融物が始動弁と、もし適切で
あればスクリーン交換器を経てダイプレートに押され、
ダイプレートの下流の切断装置によって製造されたペレ
ットは、冷却水流によって乾燥装置に供給される。ダイ
プレートでの正確な切断がペレットの品質にとってきわ
めて重要である。できるだけ平らなダイプレートの切断
面が、正確な切断のために必須である。
許第3815897号明細書によって知られているよう
に、造粒すべきポリマー溶融物が始動弁と、もし適切で
あればスクリーン交換器を経てダイプレートに押され、
ダイプレートの下流の切断装置によって製造されたペレ
ットは、冷却水流によって乾燥装置に供給される。ダイ
プレートでの正確な切断がペレットの品質にとってきわ
めて重要である。できるだけ平らなダイプレートの切断
面が、正確な切断のために必須である。
【0004】しかしながら、従来使用された造粒装置で
は問題が起きた。なぜなら、数トン/時間の大きな処理
能力のために必要な、直径が450mm以上の大きなダ
イプレートがその外面の温度差によって絶えず変形する
からである。この場合、変形の程度は、ダイプレートの
合成および直径と、ポリマー溶融物によって生じる温度
差や圧力差に依存する。ダイプレートが大きくなればな
るほど、変形が大きくなり、その結果、造粒時に正確な
切断がもはや不可能である。ダイプレートの変形は特
に、大きな溶融物流動指数を有するポリマー、特に50
(g/10分、230℃、荷重2.16kg)よりも大
きな溶融物流動指数を有するポリプロピレンを切断また
は造粒するときに不利な作用を及ぼす。
は問題が起きた。なぜなら、数トン/時間の大きな処理
能力のために必要な、直径が450mm以上の大きなダ
イプレートがその外面の温度差によって絶えず変形する
からである。この場合、変形の程度は、ダイプレートの
合成および直径と、ポリマー溶融物によって生じる温度
差や圧力差に依存する。ダイプレートが大きくなればな
るほど、変形が大きくなり、その結果、造粒時に正確な
切断がもはや不可能である。ダイプレートの変形は特
に、大きな溶融物流動指数を有するポリマー、特に50
(g/10分、230℃、荷重2.16kg)よりも大
きな溶融物流動指数を有するポリプロピレンを切断また
は造粒するときに不利な作用を及ぼす。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、特に
高い溶融物流動指数を有するポリマー溶融物をパレット
化するときに、ペレットの切断品質を大幅に改善するこ
とである。
高い溶融物流動指数を有するポリマー溶融物をパレット
化するときに、ペレットの切断品質を大幅に改善するこ
とである。
【0006】
【課題を解決するための手段】意外にも、ポリマー、特
に、例えば50(g/10分、230℃、荷重2.16
kg)よりも大きな溶融物流動指数を有するポリプロピ
レンのような高い溶融物流動指数を有するポリマーが、
問題なく造粒可能であり、従来用いられたダイプレート
の欠点が回避され、そしてポリマー溶融物の大きな処理
能力が達成される方法を装置を見出すことができた。
に、例えば50(g/10分、230℃、荷重2.16
kg)よりも大きな溶融物流動指数を有するポリプロピ
レンのような高い溶融物流動指数を有するポリマーが、
問題なく造粒可能であり、従来用いられたダイプレート
の欠点が回避され、そしてポリマー溶融物の大きな処理
能力が達成される方法を装置を見出すことができた。
【0007】本発明によるポリマー溶融物の造粒方法
は、造粒すべきポリマー溶融物が造粒装置のハウジング
内で少なくとも二つの部分流に分割され、この部分流が
それぞれ偏向され、そして互いに空間的に分離されかつ
加熱可能である少なくとも2個のダイプレートに供給さ
れ、二つの部分流がダイプレートに付設された切断装置
によってペレットの形に変えられ、そして冷却媒体によ
って後処理されることを特徴とする。
は、造粒すべきポリマー溶融物が造粒装置のハウジング
内で少なくとも二つの部分流に分割され、この部分流が
それぞれ偏向され、そして互いに空間的に分離されかつ
加熱可能である少なくとも2個のダイプレートに供給さ
れ、二つの部分流がダイプレートに付設された切断装置
によってペレットの形に変えられ、そして冷却媒体によ
って後処理されることを特徴とする。
【0008】本発明によるこの方法を実施するための装
置は、始動弁が造粒装置のハウジング内に配置され、こ
のハウジングが押出し装置の出口端部に連結され、始動
弁がコックを備え、このコックがハウジング内でその位
置を変更可能であり、コックが作動位置で押出し装置に
連通する入口を有し、この入口の側方に、この入口に接
続された少なくとも2個の出口が設けられ、この出口に
それぞれ、ハウジング内で分岐空間が接続し、この分岐
空間が死点からほとんど空いており、かつコックと、加
熱可能で空間的に互いに分離された少なくとも2個のダ
イプレート(3)とを接続していることを特徴とする。
置は、始動弁が造粒装置のハウジング内に配置され、こ
のハウジングが押出し装置の出口端部に連結され、始動
弁がコックを備え、このコックがハウジング内でその位
置を変更可能であり、コックが作動位置で押出し装置に
連通する入口を有し、この入口の側方に、この入口に接
続された少なくとも2個の出口が設けられ、この出口に
それぞれ、ハウジング内で分岐空間が接続し、この分岐
空間が死点からほとんど空いており、かつコックと、加
熱可能で空間的に互いに分離された少なくとも2個のダ
イプレート(3)とを接続していることを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図1〜5に
基づいて詳細に説明する。実施の形態が示すように、上
流の押出し機11によって混ぜ合わせて作られたポリマ
ー溶融物は、二つの部分流に分割される。この分割は造
粒装置(ペレット化装置)14のコック1で行われる。
この造粒装置では、始動弁13と造粒ハウジング4が一
体であり、従ってユニットを形成している。図1,2に
示すように、造粒装置14はフランジ15によって押出
し装置、例えば押出し機11に固定連結されている。押
出し機11の出口はハウジング4内に配置された穴16
によってコック1に接続されている。このコック1はハ
ウジング4内で位置を移動可能であり、ピストン/シリ
ンダユニット6によって動かされる。コック1は始動操
作のために、入口19と二次出口7を備えている。この
位置で、二次出口から、ポリマー溶融物がハウジング4
の外へ流れる。作動位置において、造粒すべきポリマー
溶融物は押出し機の出口とコック1の入口18を通って
コック1に入り、コック1内で溶融物流れの分割が行わ
れ、部分流が側方に配置された出口5,5′を通って分
岐空間2,2′に達する。この場合、コック1の側方の
出口5,5′は、ポリマー流れの分割と部分流の偏向が
行われるように位置決めされている。部分流は好ましく
はそれぞれ、45〜120°偏向される。図3に示すよ
うに、各々90°偏向されると特に好ましい。この場
合、出口5,5′は同一寸法の二つの穴である。分岐空
間2,2′はそれぞれ、コック1を同一の二つのダイプ
レート3,3′に接続する。このダイプレートにはそれ
ぞれ、溶融物を均一に分配するために、円錐形の押しの
け体17,17′が設けられている。この場合、分岐空
間は、できるだけ短い溶融物通路を形成するよう採寸さ
れている。この種の造粒装置では、コック1を備える代
わりに、本発明による装置は、同様な形状の固定配置さ
れた要素を備えていてもよい。ダイプレート直径D(図
3)、ダイの数およびダイ直径dは、所望の処理能力
(流量)、使用される上流の押出し機11の出力、所望
のペレット寸法およびペレット化すべきポリマーに依存
する。
基づいて詳細に説明する。実施の形態が示すように、上
流の押出し機11によって混ぜ合わせて作られたポリマ
ー溶融物は、二つの部分流に分割される。この分割は造
粒装置(ペレット化装置)14のコック1で行われる。
この造粒装置では、始動弁13と造粒ハウジング4が一
体であり、従ってユニットを形成している。図1,2に
示すように、造粒装置14はフランジ15によって押出
し装置、例えば押出し機11に固定連結されている。押
出し機11の出口はハウジング4内に配置された穴16
によってコック1に接続されている。このコック1はハ
ウジング4内で位置を移動可能であり、ピストン/シリ
ンダユニット6によって動かされる。コック1は始動操
作のために、入口19と二次出口7を備えている。この
位置で、二次出口から、ポリマー溶融物がハウジング4
の外へ流れる。作動位置において、造粒すべきポリマー
溶融物は押出し機の出口とコック1の入口18を通って
コック1に入り、コック1内で溶融物流れの分割が行わ
れ、部分流が側方に配置された出口5,5′を通って分
岐空間2,2′に達する。この場合、コック1の側方の
出口5,5′は、ポリマー流れの分割と部分流の偏向が
行われるように位置決めされている。部分流は好ましく
はそれぞれ、45〜120°偏向される。図3に示すよ
うに、各々90°偏向されると特に好ましい。この場
合、出口5,5′は同一寸法の二つの穴である。分岐空
間2,2′はそれぞれ、コック1を同一の二つのダイプ
レート3,3′に接続する。このダイプレートにはそれ
ぞれ、溶融物を均一に分配するために、円錐形の押しの
け体17,17′が設けられている。この場合、分岐空
間は、できるだけ短い溶融物通路を形成するよう採寸さ
れている。この種の造粒装置では、コック1を備える代
わりに、本発明による装置は、同様な形状の固定配置さ
れた要素を備えていてもよい。ダイプレート直径D(図
3)、ダイの数およびダイ直径dは、所望の処理能力
(流量)、使用される上流の押出し機11の出力、所望
のペレット寸法およびペレット化すべきポリマーに依存
する。
【0010】従って、ダイプレート3,3′の直径は変
更することができ、それぞれの意図する用途に適合可能
である。例えば、450mm、好ましくは360mmま
での直径を有するダイプレートは、50(g/10分、
230℃、荷重2.16kg)以上の溶融物流動指数を
有するポリマーを造粒するために適している。 しかし
ながら、低い溶融物流動指数を有するポリマーを造粒す
るときには、比較的に大きなダイプレートを使用するこ
とができる。
更することができ、それぞれの意図する用途に適合可能
である。例えば、450mm、好ましくは360mmま
での直径を有するダイプレートは、50(g/10分、
230℃、荷重2.16kg)以上の溶融物流動指数を
有するポリマーを造粒するために適している。 しかし
ながら、低い溶融物流動指数を有するポリマーを造粒す
るときには、比較的に大きなダイプレートを使用するこ
とができる。
【0011】従って、所望の処理能力に依存して、ある
いはダイプレート直径に依存して、ダイの数を変更可能
であり、各々の周囲の状況に適合させることができる。
ダイの数は50〜500が好ましいが、ダイの数は上述
のように、所定の要求に従って増大させることもできる
し、減少させることもできる。この場合、ダイ直径d
(図3)は好ましくは1〜5mmである。
いはダイプレート直径に依存して、ダイの数を変更可能
であり、各々の周囲の状況に適合させることができる。
ダイの数は50〜500が好ましいが、ダイの数は上述
のように、所定の要求に従って増大させることもできる
し、減少させることもできる。この場合、ダイ直径d
(図3)は好ましくは1〜5mmである。
【0012】例えば蒸気、高温油または電流によって、
ダイプレートを加熱することができる。この場合、通過
量に関して2個のダイプレート3,3′で同一の状態を
得ること、従って同一のペレットを得ることが有利であ
る。これは例えば、別個の加熱回路によって加熱される
ダイプレート3,3′によって、および適当な温度チェ
ックで決まるダイプレート温度によって調節される通過
量によって達成可能である。適当な冷却媒体は例えば
水、窒素または空気である。冷却媒体として水が好んで
用いられる。例えば水中造粒の場合に、各々の水の量を
注意深くチェックできるようにするため、および異なる
冷却水温度で作動できるようにするために、本発明によ
る方法の場合には、別々の冷却水回路または冷却水供給
部を使用することができる。
ダイプレートを加熱することができる。この場合、通過
量に関して2個のダイプレート3,3′で同一の状態を
得ること、従って同一のペレットを得ることが有利であ
る。これは例えば、別個の加熱回路によって加熱される
ダイプレート3,3′によって、および適当な温度チェ
ックで決まるダイプレート温度によって調節される通過
量によって達成可能である。適当な冷却媒体は例えば
水、窒素または空気である。冷却媒体として水が好んで
用いられる。例えば水中造粒の場合に、各々の水の量を
注意深くチェックできるようにするため、および異なる
冷却水温度で作動できるようにするために、本発明によ
る方法の場合には、別々の冷却水回路または冷却水供給
部を使用することができる。
【0013】ダイプレート3,3′にはそれぞれ、駆動
ユニット9と切断刃ヘッド10からなる切断装置8が付
設されている。溶融物は本発明による装置では、押出し
装置、すなわち押出し機11から、穴16と入口18を
通ってコック内1に流れる。溶融物はそして、穴または
出口5,5′から分岐空間2,2′へ流れ、ダイプレー
ト3,3′に達し、ダイプレートから出るときに、ペレ
ットに切断される。しかしながら、溶融物を二つ以上の
部分流に分割し、部分流と同じ数のダイプレートに供給
することができる。この場合、部分流の数の上限は、機
械の構造に関するファクターによって決まる。
ユニット9と切断刃ヘッド10からなる切断装置8が付
設されている。溶融物は本発明による装置では、押出し
装置、すなわち押出し機11から、穴16と入口18を
通ってコック内1に流れる。溶融物はそして、穴または
出口5,5′から分岐空間2,2′へ流れ、ダイプレー
ト3,3′に達し、ダイプレートから出るときに、ペレ
ットに切断される。しかしながら、溶融物を二つ以上の
部分流に分割し、部分流と同じ数のダイプレートに供給
することができる。この場合、部分流の数の上限は、機
械の構造に関するファクターによって決まる。
【0014】本発明による方法と本発明による装置は特
に、例えば50〜500の溶融物流動指数を有する熱可
塑性物質、例えばポリプロピレンを造粒するのに適して
いる。本発明による方法と本発明による装置は、大きな
処理能力のための公知の造粒技術の欠点を生じないで、
大きな処理能力を得ることができる。従って、本発明で
は、造粒作業のときに複雑な要求を有利に満足すること
ができる。例えば、少ない構成要素によって多量を製品
を造粒することができるという特別な成果が得られる。
に、例えば50〜500の溶融物流動指数を有する熱可
塑性物質、例えばポリプロピレンを造粒するのに適して
いる。本発明による方法と本発明による装置は、大きな
処理能力のための公知の造粒技術の欠点を生じないで、
大きな処理能力を得ることができる。従って、本発明で
は、造粒作業のときに複雑な要求を有利に満足すること
ができる。例えば、少ない構成要素によって多量を製品
を造粒することができるという特別な成果が得られる。
【0015】例えば50よりも大きな溶融物流動指数を
有するポリマーを造粒する場合には、処理能力は6t/
hまで達する。しかし、低い溶融物流動指数のポリマー
の造粒の場合には、例えば20t/hまで達する大きな
処理能力またはそれ以上の処理能力が可能である。
有するポリマーを造粒する場合には、処理能力は6t/
hまで達する。しかし、低い溶融物流動指数のポリマー
の造粒の場合には、例えば20t/hまで達する大きな
処理能力またはそれ以上の処理能力が可能である。
【図1】本発明による装置の実施の形態の側面図であ
る。
る。
【図2】図1の装置の平面図である。冷却媒体12A,
12A′のための入口と出口が示してある。
12A′のための入口と出口が示してある。
【図3】図1のA−A線に沿った、作動位置にあるコッ
ク1とダイプレート3,3′を備えた始動弁の断面図で
ある。
ク1とダイプレート3,3′を備えた始動弁の断面図で
ある。
【図4】図1のB−B線に沿ってコックを示す図であ
る。このコックは作動位置18と始動位置19のための
入口を示している。
る。このコックは作動位置18と始動位置19のための
入口を示している。
【図5】図4のC−C線に沿った、始動位置にあるコッ
クの横断面図である。この場合、溶融物は下方へ90°
偏向される。
クの横断面図である。この場合、溶融物は下方へ90°
偏向される。
1 コック 2,2′ 分岐空間 3,3′ ダイプレート 4 ハウジング 5,5′ 出口 11 押出し装置 13 始動弁 18 入口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // B29K 23:00
Claims (10)
- 【請求項1】 造粒すべきポリマー溶融物が造粒装置の
ハウジング内で少なくとも二つの部分流に分割され、こ
の部分流がそれぞれ偏向され、そして互いに空間的に分
離されかつ加熱可能である少なくとも2個のダイプレー
トに供給され、二つの部分流がダイプレートに付設され
た切断装置によってペレットの形に変えられ、そして冷
却媒体によって後処理されることを特徴とするポリマー
溶融物の造粒方法。 - 【請求項2】 ポリマー溶融物の分割が、造粒装置内に
固定設置された、対応する形を有する要素内で行われる
ことを特徴とする請求項1記載のポリマー溶融物の造粒
方法。 - 【請求項3】 ポリマー溶融物の分割が始動弁のコック
内で行われることを特徴とする請求項1記載のポリマー
溶融物の造粒方法。 - 【請求項4】 部分流がそれぞれ45〜120°偏向さ
れることを特徴とする請求項1記載のポリマー溶融物の
造粒方法。 - 【請求項5】 ポリマー溶融物が二つの部分流に分割さ
れ、この部分流が空間的に分離されかつ加熱可能である
2個のダイプレートに供給されることを特徴とする請求
項1記載のポリマー溶融物の造粒方法。 - 【請求項6】 ポリマーとしてポリプロプレンが使用さ
れることを特徴とする請求項1記載のポリマー溶融物の
造粒方法。 - 【請求項7】 始動弁(13)が造粒装置のハウジング
(4)内に配置され、このハウジングが押出し装置(1
1)の出口端部に連結され、始動弁(13)がコック
(1)を備え、このコックがハウジング(4)内でその
位置を変更可能であり、コック(1)が作動位置で押出
し装置(11)に連通する入口(18)を有し、この入
口の側方に、この入口に接続された少なくとも2個の出
口(5)が設けられ、この出口にそれぞれ、ハウジング
内で分岐空間(2)が接続し、この分岐空間が死点から
ほとんど空いており、かつコック(1)と、加熱可能で
空間的に互いに分離された少なくとも2個のダイプレー
ト(3)とを接続していることを特徴とするポリマー溶
融物の造粒装置。 - 【請求項8】 コック(1)が二つの出口(5,5′)
を備え、この出口にそれぞれ分岐空間(2,2′)が接
続され、この分岐空間が死点からほとんど空いており、
かつ空間的に分離された加熱可能な2個のダイプレート
(3,3′)とコックとを接続していることを特徴とす
る請求項7記載のポリマー溶融物の造粒装置。 - 【請求項9】 装置が冷却媒体のための分離された2個
の供給部に接続されていることを特徴とする請求項7記
載のポリマー溶融物の造粒装置。 - 【請求項10】 ダイプレートが1〜5mmのダイ直径
を有する50〜500個のダイを有することを特徴とす
る請求項7記載のポリマー溶融物の造粒装置。
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