JPH08168462A - 食器洗浄機用の小物食器かご - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】底部材(1) とこれから直立した骨組み状の周壁
(2) とからなり、前記底部材(1) には、多数の水切孔
(4)(4)を具備させた食器洗浄機用の小物食器かごにおい
て、これに収容した小物食器が確実に乾燥されるように
すること。 【構成】底部材(1) の上面部を、その頂部から他方の端
縁に向って全体的に傾斜する全体傾斜部とし、この全体
傾斜部を、これの傾斜方向に対して略直角方向に傾斜す
る多数の部分傾斜部(15)(15)が並設される構成としたこ
と。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【利用分野】本発明は、食器洗浄機の洗浄室内に配置さ
れて、箸やスプーン等の小物食器を収容する小物食器か
ごに関するものである。

【０００２】

【従来技術および問題点】上記小物食器かご(A) とし
て、従来から、実公平５−３２０５３号に開示されるも
のがある。このものは、図１に示すように、食器洗浄機
の洗浄室(S) 内に出し入れ自在に配置された食器かご
(C) に脱着可能に装備したものである。この小物食器か
ご(A) は、同図及び図２に示すように、その全体が細長
い矩形箱状に構成され、その底部材(1) は、幅方向の中
央部が頂部となる山形断面に形成されている。そして、
この底部材(1) の頂部には、その長手方向に沿って所定
間隔で複数の支柱(21)(21)が直立している。又、これら
支柱(21)(21)には、前記幅方向両側に突出する複数の支
持杆(22)(22)が上下に所定間隔にて具備されており、こ
れら支持杆(22)(22)の先端相互が前記長手方向にわたっ
て延びる複数の水平桟(23)(23)を介して連結されてい
る。これら水平桟(23)(23)と前記長手方向の両端の支柱
(21)(21)により、この小物食器かご(A) の骨組み状の周
壁(2) が構成されている。更に、前記底板(1) には、多
数の水切孔(4)(4)が設けられている。尚、前記周壁(2)
内は、支柱(21)(21)及びこれらを連結する水平桟(24)(2
4)からなる区画壁(W) により区画され、小物食器(M₁)(M
₁)は、前記区画部に略直立姿勢にて収容される。

【０００３】このものでは、前記周壁(2) が骨組み状で
あるから、食器洗浄機の洗浄動作時に下方のノズルアー
ム(N) から噴射された洗浄水が、この周壁(2) の間隙を
通過して小物食器(M₁)(M₁)にあたりこれらが洗浄され
る。そして、前記洗浄水は、傾斜面部(11)(11)に沿って
流下し、又は、上記水切孔(4)(4)を通過して、この小物
食器かご(A) 内から流出する。この後の乾燥動作時に
は、前記周壁(2) の間隙及び水切孔(4)(4)を介して温風
がこの小物食器かご(A) 内を通過して、前記小物食器(M
₁)(M₁)が乾燥される。

【０００４】ところが、この先行技術のものでは、次の
ような問題がある。上記傾斜面部(11)(11)は、底部材
(1) の長手方向に真直ぐな平面部に形成され、又、小物
食器かご(A) 内に収容した小物食器(M₁)(M₁)は、通常、
その下端が矩形状断面となったものが多いから、前記小
物食器(M₁)(M₁)の下端が、図２及び図３に示すように、
前記傾斜面部(11)(11)に対して線接触してこの接触部分
が大きい状態となり易い。これにより、上記洗浄動作が
終了して小物食器かご(A) 内から洗浄水が流出した後
も、前記傾斜面部(11)と小物食器(M₁)の下端との間に、
表面張力により水滴が残留付着した状態となり易い。こ
の付着水滴は、この後の乾燥工程においても蒸発しにく
いから、この乾燥工程終了後に取り出した小物食器(M₁)
(M₁)の下端の水分を布巾等で拭き取らなければならなか
った。

【０００５】

【課題】本発明は、このような点に鑑みてなされたもの
であり、『底部材(1) とこれから直立した骨組み状の周
壁(2) とからなり、前記底部材(1) には、多数の水切孔
(4)(4)を具備させた食器洗浄機用の小物食器かご』にお
いて、これに収容した小物食器が確実に乾燥されるよう
にすることをその課題とする。 ［請求項１の発明］

【０００６】

【技術的手段】上記課題を解決するために講じた本発明
の技術的手段は、『底部材(1) の上面部を、その頂部か
ら他方の端縁に向って全体的に傾斜する全体傾斜部と
し、この全体傾斜部を、これの傾斜方向に対して略直角
方向に傾斜する多数の部分傾斜部(15)(15)が並設される
構成とした』ことである。

【０００７】

【作用】本発明の上記技術的手段は次のように作用す
る。底部材(1) の上面部は、多数の部分傾斜部(15)(15)
が連続的に並設された全体傾斜部となっている。これら
部分傾斜部(15)(15)は、前記全体傾斜部の頂部から最下
端縁の範囲全域においてこれの傾斜方向に対して略直角
方向に傾斜した構成であるから、この小物食器かご内に
立てて収容した小物食器の下端は、前記部分傾斜部(15)
(15)に跨って対接した状態、つまり、前記上面部に対し
て、点接触した状態となる。これにより、食器洗浄機の
洗浄動作が終了して、この小物食器かご内から洗浄水が
流出され終った状態で、前記小物食器の下端に、水滴が
残留付着されにくい。

【０００８】

【効果】本発明は上記構成であるから次の特有の効果を
有する。食器洗浄機の洗浄動作が終了して、この小物食
器かご内から洗浄水が流出され終った状態で、前記小物
食器の下端に水滴が残留付着されにくいから、この後の
乾燥工程において小物食器が確実に乾燥されるものとな
る。 ［請求項５の発明］この請求項５の発明は、上記請求項
４の発明において、『部分傾斜部(15)(15)を矩形状と
し、これら部分傾斜部(15)(15)間の谷底部(18)を、水切
孔(4)(4)の境界部とした』ものである。

【０００９】この小物食器かごでは、これから洗浄水が
排水される際に、この洗浄水は、部分傾斜部(15)(15)に
沿ってこれら間の谷底部(18)に集まり、この谷底部(18)
に沿って全体傾斜部の傾斜方向に流下する。このとき、
前記部分傾斜部(15)(15)が矩形状であり、前記谷底部(1
8)が水切孔(4)(4)の境界部となっていることから、前記
谷底部(18)は、底部材(1) の幅方向に直線状に連続する
ものとなり、これにより、前記谷底部(18)を洗浄水が流
下する際の流下抵抗が少なく、この流下がスムーズとな
る。

【００１０】従って、洗浄水の流下効率が向上し、この
小物食器かご全体の排水効率が向上するものとなる。 ［請求項６の発明］この請求項６の発明は、上記請求項
５の発明において、『部分傾斜部(15)(15)間の谷底部(1
8)における水切孔(4)(4)の周壁からリブ(5) を垂下させ
た』ものである。

【００１１】このものでは、谷底部(18)における水切孔
(4)(4)の周壁からリブ(5) が垂下しているから、この谷
底部(18)の両側に位置する水切孔(4)(4)内に流入した洗
浄水は、前記リブ(5) との接触により表面張力でこのリ
ブ(5) に引きつけられてこれに沿って流下し易いものと
なる。これにより、前記洗浄水が水切孔(4)(4)内に留る
傾向となる不都合が防止され、前記水切孔(4)(4)内への
洗浄水の通過がスムーズとなる。従って、上記排水効率
がより一層向上する。

【００１２】又、前記排水完了時点で、水切孔(4)(4)内
に水滴が残留しにくいから、この後の乾燥工程におい
て、水切孔(4)(4)を乾燥用温風が確実に通過するものと
なり、上記小物食器乾燥がより一層確実となる。

【００１３】

【実施例】以下本発明の実施例を図面に基づいて説明す
る。この実施例は、図４及び図５に示すように、食器洗
浄機の食器かご(C) に脱着自在に装備する形式の小物食
器かご(A) としたものであり、これの周壁(2) を、基本
的に既述従来例と同様の骨組み構造としている。

【００１４】前記小物食器かご(A) は、合成樹脂製であ
り、図５〜図８に示すように、その全体が細長い矩形箱
状に構成されている。そして、その底部材(1) の上面部
は、図６及び図８に示すように、幅方向の中央部が頂部
となる山形断面に形成され、この上面部が既述請求項１
に記載の全体傾斜部となる。又、この全体傾斜部の両側
部が既述請求項２に記載の傾斜面部(11)(11)となる。更
に、これら傾斜面部(11)(11)の夫々は、図９に示すよう
に、この底部材(1) の長手方向に傾斜する多数の矩形状
の部分傾斜部(15)(15)を前記長手方向に並設した構成で
ある。又、これら部分傾斜部(15)(15)は、その傾斜面の
向きが交互に反対向きに連続する形状であり、これら部
分傾斜部(15)(15)間の頂部(19)と谷底部(18)とが交互に
現れる。更に、前記傾斜面部(11)(11)の下端から支持片
(12)(12)が垂下している。

【００１５】そして、前記底部材(1) の頂部には、これ
の長手方向に沿って所定間隔で複数の支柱(21)(21)が直
立している。そして、各支柱(21)には、図６及び図８に
示すように、底部材(1) の幅方向両側に、上下方向に所
定ピッチにて突出し且つ各側で高さを違えた複数の支持
杆(22)(22)が具備されている。又、各側において同じ高
さの支持杆(22)(22)の先端相互は、底部材(1) の長手方
向にわたって延びる水平桟(23)(23)によって連結されて
いる。これら水平桟(23)(23)と長手方向両端の支柱(21)
(21)が、この小物食器かご(A) の骨組み状の周壁(2) を
構成する。更に、支柱(21)(21)相互は、上下方向に所定
ピッチで配置し且つ前記長手方向にわたって延びる水平
桟(24)(24)により連結されている。この小物食器かご
(A) では、前記周壁(2) 内が、支柱(21)(21)及び水平桟
(24)(24)からなる区画壁(W) により区画され、各区画部
が小物食器(M₁)(M₁)の収容部となる。

【００１６】更に、上記底部材(1) の頂部下面には、図
７及び図８に示すように、長手方向にわたって補強用の
中央片(17)が垂下しており、又、上記部分傾斜部(15)(1
5)相互の境界部の下面には、前記中央片(17)と上記支持
片(12)(12)との間にわたって複数の垂下板(52)(52)が垂
下している。更に、上記した各部分傾斜部(15)には、こ
の底部材(1) の長手方向に長い矩形状の複数の水切孔
(4)(4)が前記底部材(1) の幅方向に並設されている。そ
して、各水切孔(4) における長手方向の両端に上記垂下
板(52)(52)が隣接した構成となっている。

【００１７】尚、上記底部材(1) の支持片(12)(12)に
は、下端縁から切り込んだ半円形の切欠部(13)(13)が設
けられ、この小物食器かご(A) を食器かご(C) 内に収容
すると、この食器かご(C) の構成線材が、前記切欠部(1
3)(13)内に入り込んで、この小物食器かご(A) が食器か
ご(C) 内にズレ止め状態にセットされる。更に、この実
施例では、図４及び図５に示すように、食器洗浄機の洗
浄室(S)内に、これの前方開閉部(K) から引き出し可能
な一対の食器かご(C)(C)を上下２段に収容し、下方の食
器かご(C) 内にこれの前後方向にわたって上記構成の小
物食器かご(A) が収容される。尚、前記食器かご(C)(C)
の夫々の下方近傍には、ノズルアーム(N)(N)が回転自在
に配置され、又、洗浄室(S) の底部には、これに温風を
供給する為の温風供給路(P) が連通し、洗浄室(S) の後
壁下部に吹き出し口(P₁)が開口している。

【００１８】次に、この小物食器かご(A) の使用の実際
について以下に説明する。先ず、小物食器かご(A) 内
に、使用済みの箸やスプーン等の小物食器(M₁)(M₁)を収
容する。このとき、底部材(1) の上面部が、上記部分傾
斜部(15)(15)から構成されているから、この小物食器か
ご(A) 内に収容した小物食器(M₁)(M₁)の下端は、図９に
示すように、前記上面部に対して点接触するものとな
る。

【００１９】そして、この小物食器かご(A) を下方の食
器かご(C) 内に上記のようにセットし、更に、この食器
かご(C) を洗浄室(S) 内にセットする。この後、食器洗
浄機を動作させると、ノズルアーム(N) から噴射された
洗浄水が前記小物食器かご(A) 内の小物食器(M₁)(M₁)に
あたり、これらに付着した残滓が除去される。この洗浄
水は、下方に落下して、部分傾斜部(15)(15)に沿って流
下し、又は、水切孔(4)(4)を通過して、小物食器かご
(A) 内から排水される。

【００２０】この排水に際して、前記洗浄水は、部分傾
斜部(15)(15)に沿ってこれら間の谷底部(18)に集まり、
この谷底部(18)に沿って流下する。このとき、前記部分
傾斜部(15)(15)が矩形状であり、前記谷底部(18)が水切
孔(4)(4)の境界部となっていることから、前記谷底部(1
8)は、底部材(1) の幅方向に直線状に連続する。これに
より、前記谷底部(18)を洗浄水が流下する際の流下抵抗
が少なく、この流下がスムーズとなる。従って、この小
物食器かごの排水効率が向上する。

【００２１】又、上記谷底部(18)における水切孔(4)(4)
の周縁には、上記垂下板(52)(52)が連設されているか
ら、水切孔(4)(4)内に流入した洗浄水は、前記垂下板(5
2)との接触による表面張力によりこの垂下板(52)に沿っ
て流下し易いものとなり、前記水切孔(4)(4)内への洗浄
水の通過がスムーズとなる。これにより、上記排水効率
が一層向上する。前記垂下板(52)が請求項６に記載のリ
ブ(5) となる。

【００２２】そして、食器洗浄機の洗浄動作が終了し
て、この小物食器かご(A) 内から洗浄水が流出され終っ
た状態では、小物食器(M₁)(M₁)の下端と部分傾斜部(15)
(15)との上記点接触により、前記下端に水滴が残留付着
されにくい。又、水切孔(4)(4)内に水滴が付着しても、
これら水切孔(4)(4)の周縁に上記垂下板(52)(52)が設け
られているから、これらに前記水滴が触れてその表面張
力により流下し易いものとなる。

【００２３】この後、食器洗浄機が乾燥工程に移ると、
上記したように、小物食器(M₁)(M₁)の下端に水滴が残留
付着されず、又、水切孔(4)(4)内が水滴付着状態となら
ずにこれら水切孔(4)(4)に温風が確実に通過するから、
小物食器(M₁)(M₁)の乾燥が確実となる。 ［変形例について］ ．上記実施例では、全体を細長い矩形箱状に形成した
が、これを、他の形状としてもよい。又、周壁(2) は、
洗浄水が通過可能な骨組み状であるかぎり、上記実施例
以外の構成としてもよい。

【００２４】．全体傾斜部は、上記山形断面のものに
限定されない。例えば、その全体が一方向に傾斜したも
のでもよい。 ．部分傾斜部(15)(15)の傾斜面の向きが交互に反対向
きとなる構成としたが、これを、図１０に示すように、
前記傾斜面の向きが同じ向きとなる構成としてもよい。
この場合でも、上記と同様に、小物食器(M₁)(M₁)の下端
と部分傾斜部(15)(15)との上記点接触状態が確保され
る。

【００２５】．部分傾斜部(15)(15)間の谷底部(18)と
水切孔(4)(4)との位置関係は、上記実施例のものに限定
されない。これを、例えば、図１１に示すように、部分
傾斜部(15)(15)の中ほどに水切孔(4)(4)の境界部が位置
する構成としてもよい。更に、この変形例では、谷底部
(18)を平面部に形成したが、これを屈曲断面に形成して
もよい。

【００２６】．洗浄室(S) 内に装備するものであるか
ぎり、上記実施例のように食器かご(C) に収容する形式
でなくてもよい。 ．上記温風供給路(P) の吹き出し口(P₁)を天井面に設
けて、洗浄室(S) に対して上方から下方に温風が吹き出
されるようにしてもよい。

【図面の簡単な説明】

【図１】従来例の小物食器かご(A) を洗浄室(S) にセッ
トした状態の説明図

【図２】従来例の小物食器かご(A) の断面図

【図３】これの底部材(1) と小物食器(M₁)の下端との接
触部の説明図

【図４】本願発明実施例の小物食器かご(A) を洗浄室
(S) にセットした状態の説明図

【図５】本願発明実施例の小物食器かご(A) の装着説明
図

【図６】これの側面図

【図７】これの底面図

【図８】これの断面図

【図９】これの底部材(1) と小物食器(M₁)の下端との接
触部の説明図

【図１０】部分傾斜部(15)(15)の変形例の斜視図

【図１１】水切孔(4)(4)の位置を変えた場合の断面図

【符号の説明】

(1) ・・・底部材 (2) ・・・周壁 (4) ・・・水切孔 (15)・・・部分傾斜部 (11)・・・傾斜面部 (5) ・・・リブ

Claims (6)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 底部材(1) とこれから直立した骨組み状
   の周壁(2) とからなり、前記底部材(1) には、多数の水
   切孔(4)(4)を具備させた食器洗浄機用の小物食器かごに
   おいて、 底部材(1) の上面部を、その頂部から他方の端縁に向っ
   て全体的に傾斜する全体傾斜部とし、この全体傾斜部
   を、これの傾斜方向に対して略直角方向に傾斜する多数
   の部分傾斜部(15)(15)が並設される構成とした食器洗浄
   機用の小物食器かご。
2. 【請求項２】 底部材(1) の平面形状を矩形状に形成す
   ると共に、全体傾斜部を、これの幅方向の中央部が頂部
   となる山形断面に形成し、その両側の傾斜面部(11)(11)
   の夫々を、上記部分傾斜部(15)(15)から構成した請求項
   １に記載の食器洗浄機用の小物食器かご。
3. 【請求項３】 部分傾斜部(15)(15)の傾斜面の向きを同
   じ向きとした請求項１又は２に記載の食器洗浄機用の小
   物食器かご。
4. 【請求項４】 部分傾斜部(15)(15)の傾斜面の向きを交
   互に反対向きとした請求項１又は２に記載の食器洗浄機
   用の小物食器かご。
5. 【請求項５】 部分傾斜部(15)(15)を矩形状とし、これ
   ら部分傾斜部(15)(15)間の谷底部(18)を、水切孔(4)(4)
   の境界部とした請求項４に記載の食器洗浄機用の小物食
   器かご。
6. 【請求項６】 部分傾斜部(15)(15)間の谷底部(18)にお
   ける水切孔(4)(4)の周壁からリブ(5) を垂下させた請求
   項５に記載の食器洗浄機用の小物食器かご。