JPH08168458A - 調理鍋の自動洗清浄乾燥方法 および装置 - Google Patents

調理鍋の自動洗清浄乾燥方法 および装置

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JPH08168458A
JPH08168458A JP6339394A JP33939494A JPH08168458A JP H08168458 A JPH08168458 A JP H08168458A JP 6339394 A JP6339394 A JP 6339394A JP 33939494 A JP33939494 A JP 33939494A JP H08168458 A JPH08168458 A JP H08168458A
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drying
cleaned
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compressed air
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JP6339394A
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Hirobumi Hashimoto
博文 橋本
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Hanshin Koki KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】料理店や食堂において、料理を炒め物した後の
調理鍋を、調理鍋のよごれ具合に対応して、自動的に洗
浄と清浄そして乾燥させるまでの、1連の工程をコンピ
ュータで制御して行なうため、調理人の肉体的および精
神的疲労を極力少なくし、調理の多忙時間帯でも余裕を
もって、調理に専念できる上、洗清浄された被洗浄鍋
は、自動洗清浄ならびに乾燥することにより、清潔度が
均一な調理鍋が、次の調理に供されることになる。 【構成】調理鍋を洗清浄する装置本体と、洗浄後乾燥さ
せる乾燥部、そして洗清浄動作と乾燥動作を制御する制
御装置から構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、料理店や食堂におい
て、料理を炒物したあとの該調理鍋を、自動的に洗浄と
清浄を行ない、その後上記調理鍋を乾燥させるまでの、
1連の工程を省人化し、機械装置で自動的に行なうため
の方法および装置に関するもの。
【0002】
【従来の技術】従来の使用済みでよごれた調理鍋の洗浄
は、厨房内にいる調理人が、1つの調理が終わるたびご
とに、手作業で該調理鍋を洗浄しているので非能率的で
ある。また、たとえば比較的大きな食堂などでは、料理
の品数が多く、その各料理が終わるたびごとに、使用済
みの調理鍋を、手洗い方法で洗浄のみをしている。この
ような状況下では、1時的に料理数が増加する時間帯
(昼食や夕食時間)では、客の注文に即座に応対するこ
とができず、その結果調理人の労働が1時的にせよ、肉
体的にはもちろん、精神的にも過大の負担となり、また
注文した客も料理が出来るまで、長時間待たざるを得な
い。さらに、調理人が該使用済の調理鍋を、手洗いムラ
や、ひいては不完全な洗浄状態で、次の調理に使ってい
るのが現状である。このように調理鍋の洗浄と清浄、そ
して乾燥までの1連の工程を、1つの流れ作業として、
自動化された洗清浄装置付き乾燥装置は皆無である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記のように、料理店
や食堂において使用済の調理鍋を、洗浄と清浄そして乾
燥までを、自動的に行なわせるために、炒物等でよごれ
た使用済みの調理鍋Pを、調理人が鍋受台6上に置き、
カバー2をセットするだけで、カバー2に設置されてい
るスイッチ(図示は省略した)が作動して発信し、制御
装置18内のコンピュータに組み込まれたプログラムに
よって、確実な動作が逐行できる。この動作によって、
使用済みのよごれた調理鍋は、完全に洗浄と清浄ならび
に乾燥が行なわれ、次の調理に支障なく使用することが
できる。
【0004】
【問題を解決するための手段】前記の目的を達成させる
ために、本発明の調理鍋の自動洗清浄乾燥方法および装
置は、調理人が使用済みのよごれた料理鍋Pを、鍋受台
6上に置きカバー2をセットするだけで、よごれた使用
済みの調理鍋Pは、次の動作順序で完全に洗清浄と乾燥
が行なわれる。 1、調理鍋のよごれ面を、圧搾空気または圧搾空気と水
噴射あるいは圧搾空気と温水噴射で洗浄する(この方法
を今後噴射洗浄と表現する)。 2、上記同面を、洗浄ブラシ3が回転しながらブラッシ
ングを行ないさらに、該洗浄ブラシ3の上下運動の動作
による振動運動で、効率よく調理鍋Pのよごれ面の洗浄
を行なう(この方法を今後振動ブラッシングと表現す
る)。 3、上記洗浄ブラシ3の振動運動の際、よごれ面の状態
によリ、スプレーノズル5(5′)から、圧搾空気と水
または圧搾空気と温水、あるいは単独に水または温水の
みを、該調理鍋Pのよごれ面に向かって、間欠時間ある
いは一定時間に噴射させて、回転ブラシ3による振動運
動と回転運動の併用運動効果で、ブラッシングがもっと
も効率よく、よごれ面を洗浄させることができる(この
方法を今後ブラッシング洗浄と表現する)。 4、上記同面をブラッシング洗浄後、圧搾空気または圧
搾空気と水噴射、あるいは圧搾空気と温水噴射で、ブラ
ッシング洗浄されたよごれ面の清浄を行なう(この方法
を今後噴射清浄と表現する)。 5、次に上記同面を温風噴射で乾燥させて、完全な洗清
浄と乾燥工程を行なう。すなわち噴射洗浄→振動ブラッ
シング→ブラッシング洗浄→噴射清浄→温風乾燥が1連
の工程である。 6、上記1から5までの動作順序で、被洗浄鍋面のよご
れ状態により、部分的に上記工程を省略する場合もあり
得る。 7、上記1から5までの動作の作動時間は、制御装置1
8内のコンピュータに、最適の時間を設定し、これをプ
ログラムにして制御させる。 以上のように、被洗浄される調理鍋Pの大きさや形状あ
るいは、よごれ具合などが変わった場合でも、1度調理
者が制御装置18内の、コンピュータのプログラムに、
作動順序や動作方法と作動時間を、教示することにより
被洗浄面に最適の、洗・清浄と乾燥サイクルを、総合的
に判断してこれを制御する、自動制御装置を設けたもの
である。
【0005】
【作用】本発明の、調理鍋Pの自動洗清浄乾燥方法およ
び装置は、調理で使用されたあとの、よごれた調理鍋P
の洗浄と清浄および乾燥を、被洗浄される調理鍋Pの形
状と大きさおよびよごれ具合の状態に対応して、前記の
洗浄タイムや清浄タイムならびに乾燥タイムが設定でき
るから、従来の調理人の鍋洗い作業が開放されるばかり
でなく、人手作業による洗浄程度が異なることによる、
不都合が生ずることがまったくなくなる。
【0006】上記のように、調理人は調理にのみ専念す
ることができることから、肉体的な疲労はもちろんのこ
と、精神的な負担も軽減できる。したがって実動の調理
時間の短縮も可能となり、調理人の人手不足の解消にも
つながる。
【0007】
【実施例】本発明の実施例を図面によって説明する。図
1は、本発明装置の断面図である。調理で使用された調
理鍋Pは、装置本体1のカバー2が開けられている状態
の時、鍋受台6に設けられた、洗浄ブラシ3上に凹面を
下に向けて載せる。
【0008】装置本体1とカバー2とは、カバー2がヒ
ンジ19で開閉自在に、装置本体1と係合されているか
ら、被洗浄調理鍋Pを、洗浄ブラシ3上に載せたあと、
カバー2の開放状態から、装置本体1に蓋をするように
カバー2を閉める。
【0009】前記カバー2と装置本体1とが、完全に閉
め切られた位置に、スイッチ等(図示せず)を設置する
ことにより、該スイッチ等の発信で、制御装置18内の
コンピュータがこの信号を受け取り、前記洗浄・乾燥サ
イクルの1サイクルが始動となる。
【0010】図1に示す装置本体1内には、図2にも拡
大図として示したロータの駆動部と、さらに図3および
図4にも示す、回転ブラシ3と回転スプレー5から構成
されている洗浄ブラッシング部と、該装置を洗清浄・乾
燥工程の1サイクルとして、制御する作動系統として、
図5に示す配管系統図の装置1式が、配管ユニット17
として装置本体1内に装備されている。
【0011】上記のように、装備されている本発明装置
の振動と回転動作の駆動についての説明は、図2を引用
して説明を行ない、洗清浄用の洗浄ブラシ3とスプレー
5についての説明は、図3と図4を引用して説明する。
さらに、洗清浄と乾燥の作動態様の説明を、図5を引用
して説明する。
【0012】本発明装置の装置本体1には、自在車16
が設けられているので、調理場内の任意な場所へ、移動
と設置が可能である(該自在車16はブレーキ付自在車
とする)。
【0013】図2に示すロータ7の駆動部分の拡大図を
引用して、前記洗浄ブラシ3の駆動ブラッシングの作動
態様を説明する。
【0014】ロータ7の回転運動は、可変速モータ15
の回転力がプーリ14を回し、ベルト13を介してプー
リ12に伝わる。プーリ12には、従動軸20が嵌着さ
れており、この従動軸20には、ギア11と球面凸プー
リ9も嵌着されている。また、従動軸20の回転力をロ
ータ7側に、スムーズに伝えられるように、軸受21を
合理的な形状に設けられる。
【0015】前記従動軸20は、可変速モータ15の回
転力を、スムーズに伝えるプーリ14が回転することに
よりベルト13に伝わり、さらにプーリ12を回転させ
る。このプーリ12とギア11および球面凸プーリ9
は、前記従動軸20と嵌着されているから同時に回転す
る。この回転力によりギア11と歯合している、ギア1
0によってロータ7は回転運動を行なう。
【0016】前記ロータ7が、回転運動することによ
り、同ロータ7に挿着された斜溝プーリ8も回転運動を
するが、該斜溝プーリ8には、文字通り上下運動させた
いストロークに相当する角度だけ、溝を斜めに設けられ
ている。
【0017】前記球面凸プーリ9と斜溝プーリ8とは、
球面凸プーリ9の球面突堤輪が、斜溝プーリ8の溝内を
回転することにより、ロータ7は上下運動する。このよ
うにロータ7は、球面凸プーリ9と斜溝プーリ8の回転
運動で上下運動をすると共に、ギア11と歯合している
ギア10も、前記のとおり回転運動を継続するので、ギ
ア10の上下運動のストロークに相当する長さの歯幅
を、ギア11に設ければよい。
【0018】次にロータ7の上部に設けられた、洗浄ブ
ラシ3とスプレー装置について、図3と図4を引用して
説明する。
【0019】まず図3のロータ7の上面端に設けられ
た、鍋受台6の上表面に、洗浄ブラシ3とスプレーヘッ
ド4を設ける。洗浄ブラシ3の取付形状は、被洗浄鍋の
洗浄面の形状に、適合するような形状を構成し、また洗
浄ブラシ3の長さは、被洗浄面の長さより少し長い目に
設ける。さらに該洗浄ブラシ3の取付脚部分には、バネ
22を挟挿させて、洗浄ブラシ3に弾力性を持たせて取
り付ける。このように、洗浄ブラシ3を設けることによ
り、ロータ7が1回転すれば、洗浄ブラシ3は前記のと
おり1回上下運動を起こすことから、可変速モータ15
の連続運転で、前記洗浄ブラシ3は、連続して上下運動
すなわち振動運動を起こす。また被洗浄面のよごれ具合
に対応して、洗浄ブラシ3の回転と振動運動の速度を、
最適な速度に選定できるように、ロータ7の駆動源モー
タを可変速式駆動モータとする。
【0020】さらに図3に示す洗浄ブラシ3は、同図
〔a〕と〔c〕に示すように、被洗浄鍋Pの直径の長さ
プラスαの長さに、相当するように設ければ前記ロータ
7が、1回転すると被洗浄面を2回ブラッシングを行な
うことになる。
【0021】前記洗浄ブラシ3を、図4〔a〕と〔c〕
に示すような、被洗浄面の半径プラスαの長さに、相当
する長さだけ設けた場合は、ロータ7が1回転すると、
被洗浄面は1回ブラッシングを行なうことになる。
【0022】前記スプレーヘッド4ならびにスプレーノ
ズル5の設置方法は、図3に示されるように、洗浄ブラ
シ3に対して、直交するように設けられている(この角
度は1例であり、あまり角度にこだわる必要もない)。
スプレーノズル5の設置数や、洗清浄用噴流の噴射方向
についても被洗浄面の形状やよごれ具合などに、適切に
対応したものとなることはいうまでもない。
【0023】前記スプレーノズル5から、被洗浄面に向
かって洗浄と清浄の噴射動作の作動時間の設定は、間欠
時間あるいは一定時間の連続噴射によるが、この噴射形
態の設定も、図1に示す制御装置18内のコンピュータ
のプログラムにより自動的に制御される。
【0024】前記スプレーノズル4から、噴射される圧
搾空気または水(加温器を経由した圧搾空気と水も含め
る)あるいは洗剤の供給方法は、図5に示される配管系
統図例のように、回転継手69と可撓管70を用いるこ
とで供給が可能となる。つまり、供給源となる配管ユニ
ット17は、固定部分に設置されており、他方上記スプ
レーノズル4は、回転運動と上下運動を併用した合成運
動となるから、前記回転運動は回転接手69を用いて解
決し、さらに上記上下運動は、可撓管70を装備するこ
とで、装置運転上なんら支障なく運転ができる。
【0025】次に、図5に示す配管系統例を引用して、
洗浄と清浄ならびに乾燥動作の説明をする。尚図5の配
管系統例は、前記のとおり被洗浄面のよごれ具合によっ
て、それに最適な回路構成とすべきであることはもちろ
んである。
【0026】図5に示す配管系統図例は、圧搾空気のみ
が作動に必要な圧力と流量に、調整されてスプレーノズ
ル5(5′)より、被洗浄面に噴射動作をしている状態
である。また、各ストップ弁51、52、53は開放状
態とする。 1.噴射洗浄動作の場合 1)圧搾空気のみで洗浄 電磁方向制御弁57がOFF(閉)の状態で、作動圧力
を圧力調整弁54で圧力調整をしておく。次に前記電磁
方向制御弁57のON(開)・・・・・図示どおり・・
・・・で、流量調整弁62で流量を調整された圧搾空気
は、逆止弁68−1を通って、回転接手69と可撓管7
0を経由して、スプレーヘッド4(4′)に供給され、
そしてスプレーノズル5(5′)から、各方向へ均一に
圧搾空気をを噴射して被洗浄面の洗浄を行なう。 2)圧搾空気と水で洗浄 上記1)の動作の時、さらに電磁方向制御弁60がOF
F(閉)の時、作動圧力を圧力調整弁55で調整してお
く。次に前記電磁方向制御弁60のON(開)により、
流量調整弁65で流量調整された水が、逆止弁68−4
を通って、回転接手69と可撓管70を経由して、スプ
レーヘッド4(4′)から、スプレーノズル5(5′)
へと供給され、各方向へ均一に水が噴射され、上記1)
の動作で噴射されている圧搾空気と、合流した噴流とな
って被洗浄面の洗浄を行なう。 3)圧搾空気と温水で洗浄 上記1)の動作のとき、電磁方向制御弁59がON
(開)により、流量調整弁64により流量が調整された
水が、加温器67に入り温水とされた該温水が、逆止弁
68−3を通って、回転接手69と可撓管70を経由し
て、スプレーヘッド4(4′)からスプレーノズル5
(5′)へ導かれ、上記1)の動作で噴射されている圧
搾空気と合流した噴流となって、各方向へ均一に圧搾空
気と温水が同時に噴射され、被洗浄面の洗浄を行なう。 2.ブラッシング洗浄動作の場合 1)水のみで洗浄 電磁方向制御弁60のON(開)で、圧力調整弁55と
流量調整弁65で、圧力と流量がそれぞれ調整された水
が、逆止弁68−4を通り、回転接手69と可撓管70
から、スプレーヘッド4(4′)、スプレーノズル5
(5′)へと、導かれ各方向へ均一に、水噴射が行なわ
れ被洗浄面の洗浄が行なわれる。 2)温水のみで洗浄 電磁方向制御弁59のON(開)で圧力調整弁55と流
量調整弁64で、圧力と流量がそれぞれ調整された水が
加温器67に入り、加温されて温水となった該温水が、
逆止弁68−3を通り、回転接手69と可撓管70か
ら、スプレーヘッド4(4′)スプレーノズル5
(5′)へと通じて、各方向へ均一に温水を噴射し、被
洗浄面の洗浄を行なう。 3)圧搾空気と水で洗浄 上記1−2)の場合と同じ動作となる。 4)圧搾空気と温水で洗浄 上記1−3)の場合と同じ動作となる。 3.噴射清浄の場合 1)圧搾空気のみで清浄 上記1−1)の場合と同じ動作となる。 2)圧搾空気と水で清浄 上記1−2)の場合と同じ動作となる。 3)圧搾空気と温水で清浄 上記1−3)の場合と同じ動作となる。 4.上記各洗浄1、噴射洗浄動作の場合と2、ブラッシ
ング洗浄動作の場合に、被洗浄面のよごれの具合に応じ
て、スポット的に洗剤を噴射させて、被洗浄面の洗浄を
もっとも合理的かつ能率的に洗浄を行なう。すなわち該
洗剤噴射動作は、制御装置18内のコンピュータに組み
込まれた、プログラムにより作動するものであるが、そ
の動作設定は、ストップ弁53が開の状態で洗剤(多く
の場合は水溶性洗剤)の圧力を圧力調整弁56で設定す
る。次に、電磁方向制御弁61をON(開)として、洗
浄するのに必要な洗剤の量を流量制御弁66で設定す
る。このように、設定された洗剤の圧力と噴射量は、前
記制御装置18内のコンピュータの発信で必要なとき
に、被洗浄面に向けて噴射洗浄を行なう。 5.温風乾燥の場合 電磁方向制御弁58のON(開)で、圧力調整弁54と
流量調整弁63により、圧力と流量がそれぞれ調整され
た圧搾空気が、加温器67に入り温風となって、逆止弁
68−2を経て回転接手69と可撓管70から、スプレ
ーヘッド4(4′)に導かれ、スプレーノズル5
(5′)から各方向へ、均一な温風が吹き付けられ、前
記各方法で洗・清浄された調理鍋の被洗浄面に付着する
水滴を、吹きとばすと同時に該面を温風乾燥させる。
【0027】
【発明の効果】本発明の調理鍋の自動洗清浄乾燥方法お
よび装置は、以上のように構成されるので、次のような
効果が期待できる。
【0028】請求項1および2の構成により、使用済み
の調理鍋のよごれ面の洗浄と清浄そして乾燥を、人手に
頼らず本装置にて自動的に行なわれるために、調理人の
個人差による洗いムラが発生せず、しかも完全に衛生面
でも良好な状態が保たれる。
【0029】また従来の調理鍋の洗浄は、厨房内の調理
人が1つの調理が終わるたびごとに、1つづつ手洗いし
ていたので非能率的であった。このような状況下では、
料理の品数が増える時間帯などでは、この手作業に費や
す時間が多く、料理人の肉体的負担はもちろん精神的な
負担も多かったが、本発明の自動洗清浄乾燥装置では、
全く人手に頼ることがないので、完全な被洗浄鍋の洗清
浄ならびに乾燥が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明装置の断面図。
【図2】図1に示すロータ(7)の駆動部分の拡大図。
【図3】図1に示す回転ブラシ(3)と同回転スプレー
ヘッド(4)の部分拡大図で、〔a〕は平面図。〔b〕
は右側面図で〔c〕は正面図。
【図4】図3と異なる形状の回転ブラシ(3´)と同回
転スプレーヘッド(4´)で、〔a〕は平面図。〔b〕
は右側面図で〔c〕は正面図。
【図5】この発明装置のエアー・水・洗剤の配管系統図
例である。
【符号の説明】
1 装置本体 2 カバー 3,3′ 洗浄ブラシ 4,4′ スプレーヘッド 5,5′ スプレーノズル 6 鍋受台 7 ロータ 8 斜溝プーリ 9 球面凸プーリ 10,11 ギ ア 12,14 プーリ 13 ベルト 15 可変速モータ 16 自在車 17 配管ユニット 18 制御装置 19 ヒンジ 20 従動軸 21 軸 受 22,22′ バ ネ 51,52,53 ストップ弁 54,55,56 圧力調整弁 57,58,59,60,61 電磁方向制御弁 62,63,64,65,66 流量調整弁 67 加温器 68 逆止弁 69 回転接手 70 可撓管

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 調理に使用した調理鍋の汚れを、自動的
    に洗浄・清浄し、そのあと乾燥させる装置で、実施例記
    載の振動ブラッシングと、ブラッシング洗浄および噴射
    洗清浄ならびに噴射乾燥を、1連の工程として行なわせ
    るために、洗浄ブラシ(3)と噴射ノズル(5)に、回
    転と振動運動を与えながら洗清浄をおこない、さらに洗
    清浄後の被洗浄面を、噴射乾燥させることを特徴とする
    自動洗清浄乾燥装置。
  2. 【請求項2】 調理に使用した調理鍋の汚れを、自動的
    に洗浄・清浄し、そのあと乾燥させる装置で、前記請求
    項1記載の、振動ブラッシングとブラッシング洗浄およ
    び噴射洗清浄ならびに噴射乾燥を、1連の工程として行
    なわせるために、前記関連動作をコンピュータがプログ
    ラム通り、自動制御する自動制御装置(18)を有する
    ことを、特徴とする自動洗清浄乾燥方法。
JP6339394A 1994-12-16 1994-12-16 調理鍋の自動洗清浄乾燥方法 および装置 Pending JPH08168458A (ja)

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