JP3372981B2 - 洗浄装置 - Google Patents
洗浄装置Info
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- JP3372981B2 JP3372981B2 JP04208693A JP4208693A JP3372981B2 JP 3372981 B2 JP3372981 B2 JP 3372981B2 JP 04208693 A JP04208693 A JP 04208693A JP 4208693 A JP4208693 A JP 4208693A JP 3372981 B2 JP3372981 B2 JP 3372981B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、組合せ計量装置のよ
うな計量装置のホッパや供給トラフなどを洗浄する洗浄
装置に関するものである。
うな計量装置のホッパや供給トラフなどを洗浄する洗浄
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】組合せ計量装置は、菓子や果物、野菜の
ような個々の重量にばらつきのある被計量物を複数個集
めて目標重量とするものである(たとえば、特開昭63
−30725号公報参照)。この種の組合せ計量装置の
一例を図8に示す。
ような個々の重量にばらつきのある被計量物を複数個集
めて目標重量とするものである(たとえば、特開昭63
−30725号公報参照)。この種の組合せ計量装置の
一例を図8に示す。
【0003】図8において、搬送コンベア1は、手作業
で載せられた被計量物を分散フィーダ2の中央へ落下さ
せる。分散フィーダ2の周縁には、多数の供給トラフ3
が設けられている。各供給トラフ3は振動することで、
分散フィーダ2上の被計量物を、多数のプールホッパ4
に送出する。各プールホッパ4には、ゲート5が設けら
れており、また、その下方に計量ホッパ6が設けられて
いる。各計量ホッパ6には、ホッパ重量計量器7および
ゲート8が設けられている。ゲート8の下方には大きな
集合排出シュート9が設けられており、計量ホッパ6で
得られた被計量物の重量を組み合わせることで、被計量
物を一まとめにして目標重量とする。なお、ゲート5,
8は、進退するホッパ開閉具10が開閉用リンク11を
押圧することにより、開閉する。
で載せられた被計量物を分散フィーダ2の中央へ落下さ
せる。分散フィーダ2の周縁には、多数の供給トラフ3
が設けられている。各供給トラフ3は振動することで、
分散フィーダ2上の被計量物を、多数のプールホッパ4
に送出する。各プールホッパ4には、ゲート5が設けら
れており、また、その下方に計量ホッパ6が設けられて
いる。各計量ホッパ6には、ホッパ重量計量器7および
ゲート8が設けられている。ゲート8の下方には大きな
集合排出シュート9が設けられており、計量ホッパ6で
得られた被計量物の重量を組み合わせることで、被計量
物を一まとめにして目標重量とする。なお、ゲート5,
8は、進退するホッパ開閉具10が開閉用リンク11を
押圧することにより、開閉する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この種の組合せ計量装
置では、被計量物である食品の種類が変わると、それに
伴って、食品が接触する供給トラフ3やホッパ4,6の
内面を洗浄する必要がある。ここで、これらの供給トラ
フ3やホッパ4,6は数が多く、しかも、皿などの食器
に比べ大型である。しかも、ホッパ4,6は、角筒状の
形状であるから、ホッパ4,6の内面に洗浄液を噴き付
けるのが困難であり、そのため、皿などの食器に比べ洗
浄が容易でない。したがって、ホッパ4,6を万遍なく
洗浄するには、極めて多数の洗浄用ノズルが必要になる
が、ノズルを多数設けると、洗浄装置が複雑になるなど
の問題が生じる。
置では、被計量物である食品の種類が変わると、それに
伴って、食品が接触する供給トラフ3やホッパ4,6の
内面を洗浄する必要がある。ここで、これらの供給トラ
フ3やホッパ4,6は数が多く、しかも、皿などの食器
に比べ大型である。しかも、ホッパ4,6は、角筒状の
形状であるから、ホッパ4,6の内面に洗浄液を噴き付
けるのが困難であり、そのため、皿などの食器に比べ洗
浄が容易でない。したがって、ホッパ4,6を万遍なく
洗浄するには、極めて多数の洗浄用ノズルが必要になる
が、ノズルを多数設けると、洗浄装置が複雑になるなど
の問題が生じる。
【0005】したがって、この発明の共通の目的は、供
給トラフやホッパなどの計量装置用部品の洗浄装置にお
いて、少ないノズルにより万遍なく洗浄することであ
る。
給トラフやホッパなどの計量装置用部品の洗浄装置にお
いて、少ないノズルにより万遍なく洗浄することであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段および作用】上記目的を達
成するために、請求項1の発明は、洗浄液にエアを混合
して洗浄液を発泡させる発泡装置と、洗浄室の上部に設
けられ上記発泡装置に連通して上記発泡した洗浄液を下
方の計量装置用部品に散布するノズルと、このノズルを
水平面内で移動させるノズル移動装置とを備えている。
成するために、請求項1の発明は、洗浄液にエアを混合
して洗浄液を発泡させる発泡装置と、洗浄室の上部に設
けられ上記発泡装置に連通して上記発泡した洗浄液を下
方の計量装置用部品に散布するノズルと、このノズルを
水平面内で移動させるノズル移動装置とを備えている。
【0007】請求項1の発明によれば、ノズルを水平面
内で移動させているので、ノズルの数を少なくし得る。
しかも、発泡した洗浄液を散布するので、泡の塊の大き
さにより、下方に落下する発泡洗浄液の軌跡にばらつき
が生じる。したがって、少ないノズルであっても、洗浄
液を万遍なく計量装置用部品に散布することができる。
内で移動させているので、ノズルの数を少なくし得る。
しかも、発泡した洗浄液を散布するので、泡の塊の大き
さにより、下方に落下する発泡洗浄液の軌跡にばらつき
が生じる。したがって、少ないノズルであっても、洗浄
液を万遍なく計量装置用部品に散布することができる。
【0008】また、食器を洗浄する一般の洗浄器では、
ノズルからの洗浄液を食器の表面に噴き付け易いので、
温水や洗浄液の圧力により食器の表面の汚れを削り取る
ことができるのに対し、ホッパのように、深い筒状のも
のは、圧力水を内面に噴き付けるのが困難である。した
がって、かかる一般的な方法では、汚れを除去すること
ができない。これに対し、請求項1の発明は、発泡した
洗浄液を散布するので、発泡洗浄液をホッパの内面に付
着させて一定時間放置すれば、被洗浄面に洗浄液を直接
噴き付けなくても、発泡洗浄液の強い界面活性力によ
り、汚れを除去し得る。
ノズルからの洗浄液を食器の表面に噴き付け易いので、
温水や洗浄液の圧力により食器の表面の汚れを削り取る
ことができるのに対し、ホッパのように、深い筒状のも
のは、圧力水を内面に噴き付けるのが困難である。した
がって、かかる一般的な方法では、汚れを除去すること
ができない。これに対し、請求項1の発明は、発泡した
洗浄液を散布するので、発泡洗浄液をホッパの内面に付
着させて一定時間放置すれば、被洗浄面に洗浄液を直接
噴き付けなくても、発泡洗浄液の強い界面活性力によ
り、汚れを除去し得る。
【0009】請求項2の発明は、洗浄液または温水の少
なくとも一方を噴出するノズルをノズル支持アームの旋
回中心から離れた位置で支持させ、このノズル支持アー
ムをメインアームの旋回中心から離れた位置で旋回自在
に支持させ、上記ノズル支持アームおよびメインアーム
を旋回させてノズルの位置を変化させる旋回駆動装置を
設けている。
なくとも一方を噴出するノズルをノズル支持アームの旋
回中心から離れた位置で支持させ、このノズル支持アー
ムをメインアームの旋回中心から離れた位置で旋回自在
に支持させ、上記ノズル支持アームおよびメインアーム
を旋回させてノズルの位置を変化させる旋回駆動装置を
設けている。
【0010】請求項2の発明によれば、ノズル支持アー
ムと、メインアームおよび旋回駆動装置により、ノズル
の位置を変化させることができるから、ノズルの数を少
なくし得る。特に、メインアームに旋回自在に取り付け
たノズル支持アームにノズルを取り付け、両アームを旋
回させるから、ノズルが複雑な軌跡を描いて移動するの
で、ノズルが著しく広範囲を移動する。したがって、ノ
ズルの本数を著しく少なくすることができる。
ムと、メインアームおよび旋回駆動装置により、ノズル
の位置を変化させることができるから、ノズルの数を少
なくし得る。特に、メインアームに旋回自在に取り付け
たノズル支持アームにノズルを取り付け、両アームを旋
回させるから、ノズルが複雑な軌跡を描いて移動するの
で、ノズルが著しく広範囲を移動する。したがって、ノ
ズルの本数を著しく少なくすることができる。
【0011】請求項3の発明は、洗浄液を圧送する洗浄
液圧送管と、温水を圧送する温水圧送管とを合流させた
兼用通路を設け、洗浄液または温水を選択的に上記兼用
通路に導出する弁装置を設け、上記兼用通路をノズルに
連通させている。
液圧送管と、温水を圧送する温水圧送管とを合流させた
兼用通路を設け、洗浄液または温水を選択的に上記兼用
通路に導出する弁装置を設け、上記兼用通路をノズルに
連通させている。
【0012】請求項3の発明によれば、弁装置を切り換
えることにより、兼用通路に洗浄液または温水を選択的
に導出するから、1本のノズルから洗浄液および温水を
散布し得るので、ノズルの本数が半分になる。
えることにより、兼用通路に洗浄液または温水を選択的
に導出するから、1本のノズルから洗浄液および温水を
散布し得るので、ノズルの本数が半分になる。
【0013】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図面にしたがっ
て説明する。図1において、洗浄装置は、洗浄室20を
構成する洗浄器本体21および開閉扉22を有してい
る。上記洗浄室20には、二点鎖線で示すように、計量
装置用部品である供給トラフ3(図8)やホッパ4,6
を載せた洗浄用台車23が搬入される。洗浄室20の上
部には、ファンFの吹出口および一対の洗浄用ノズル3
0が設けられており、洗浄室20の下部には殺菌用ノズ
ル24が設けられている。なお、洗浄用台車23には、
台車ベース23a上に供給トラフ3(図8)が載置さ
れ、その上方に、ゲート5,8(図8)を開放した状態
でホッパ4,6が複数段引っ掛けられる。
て説明する。図1において、洗浄装置は、洗浄室20を
構成する洗浄器本体21および開閉扉22を有してい
る。上記洗浄室20には、二点鎖線で示すように、計量
装置用部品である供給トラフ3(図8)やホッパ4,6
を載せた洗浄用台車23が搬入される。洗浄室20の上
部には、ファンFの吹出口および一対の洗浄用ノズル3
0が設けられており、洗浄室20の下部には殺菌用ノズ
ル24が設けられている。なお、洗浄用台車23には、
台車ベース23a上に供給トラフ3(図8)が載置さ
れ、その上方に、ゲート5,8(図8)を開放した状態
でホッパ4,6が複数段引っ掛けられる。
【0014】つぎに、洗浄室20に供給される流体の系
統について説明する。図2に示すように、洗浄装置は、
第1および第2温水タンク31A,31Bを有してい
る。これらの温水タンク31A,31Bには、冷水導入
管32および一対の第1バルブV1A,V1Bを介し
て、冷水Wが供給される。また、上記温水タンク31
A,31Bには、スチーム導入管34および一対の第2
バルブV2A,V2Bを介してスチームSが導入され
る。このスチームSは、温水タンク31A,31B内の
冷却水を昇温させて、温水Hを製造する。
統について説明する。図2に示すように、洗浄装置は、
第1および第2温水タンク31A,31Bを有してい
る。これらの温水タンク31A,31Bには、冷水導入
管32および一対の第1バルブV1A,V1Bを介し
て、冷水Wが供給される。また、上記温水タンク31
A,31Bには、スチーム導入管34および一対の第2
バルブV2A,V2Bを介してスチームSが導入され
る。このスチームSは、温水タンク31A,31B内の
冷却水を昇温させて、温水Hを製造する。
【0015】上記温水タンク31A,31Bは、それぞ
れ、一対の温水導出管35および第3バルブV3A,V
3Bを介して、1つの温水ポンプ36に連通している。
温水ポンプ36は、温水圧送管37、希釈用温水圧送管
37Aおよび第4バルブV4を介して発泡装置38に連
通している。したがって、発泡装置38には、温水タン
ク31A,31Bの温水Hが圧送される。
れ、一対の温水導出管35および第3バルブV3A,V
3Bを介して、1つの温水ポンプ36に連通している。
温水ポンプ36は、温水圧送管37、希釈用温水圧送管
37Aおよび第4バルブV4を介して発泡装置38に連
通している。したがって、発泡装置38には、温水タン
ク31A,31Bの温水Hが圧送される。
【0016】一方、上記発泡装置38には、洗浄原液ポ
ンプ39のポンプ圧力により、洗浄原液タンク40の洗
浄原液Cが供給されるとともに、エア導入管41および
第5バルブV5を介して加圧エアAが供給される。上記
発泡装置38はたとえば混合栓からなり、洗浄原液Cを
温水Hで希釈するとともに、希釈した洗浄液に加圧エア
Aを混合して、洗浄液を発泡させるものである。発泡し
た洗浄液(以下、「発泡洗浄液」という。)Bは、洗浄
液圧送管42から導出される。
ンプ39のポンプ圧力により、洗浄原液タンク40の洗
浄原液Cが供給されるとともに、エア導入管41および
第5バルブV5を介して加圧エアAが供給される。上記
発泡装置38はたとえば混合栓からなり、洗浄原液Cを
温水Hで希釈するとともに、希釈した洗浄液に加圧エア
Aを混合して、洗浄液を発泡させるものである。発泡し
た洗浄液(以下、「発泡洗浄液」という。)Bは、洗浄
液圧送管42から導出される。
【0017】上記温水圧送管37は、上記希釈用温水圧
送管37Aと予洗リンス用温水圧送管37Bとに分れて
いる。この予洗リンス用温水圧送管37Bと上記洗浄液
圧送管42とは、合流しており、兼用通路43に連通し
ている。この兼用通路43は、上記一対の洗浄用ノズル
30に連通している。したがって、第4および第5バル
ブV4,V5と、予洗リンス用温水圧送管37Bに設け
た第6バルブV6を選択的に開閉することで、洗浄用ノ
ズル30は、発泡洗浄液Bまたは温水Hを、下方の計量
装置用部品に散布する。なお、洗浄用ノズル30は、発
泡洗浄液Bまたは温水Hを下方に向って円錐状に散布す
る。また、第4〜第6バルブV4〜V6は、発泡洗浄液
Bまたは温水Hを選択的に兼用通路43に導出する弁装
置を構成している。
送管37Aと予洗リンス用温水圧送管37Bとに分れて
いる。この予洗リンス用温水圧送管37Bと上記洗浄液
圧送管42とは、合流しており、兼用通路43に連通し
ている。この兼用通路43は、上記一対の洗浄用ノズル
30に連通している。したがって、第4および第5バル
ブV4,V5と、予洗リンス用温水圧送管37Bに設け
た第6バルブV6を選択的に開閉することで、洗浄用ノ
ズル30は、発泡洗浄液Bまたは温水Hを、下方の計量
装置用部品に散布する。なお、洗浄用ノズル30は、発
泡洗浄液Bまたは温水Hを下方に向って円錐状に散布す
る。また、第4〜第6バルブV4〜V6は、発泡洗浄液
Bまたは温水Hを選択的に兼用通路43に導出する弁装
置を構成している。
【0018】上記スチームSは、上記スチーム導入管3
4および第7バルブV7を介して殺菌用ノズル24から
噴出され、洗浄室20内を所定温度(80℃以上)まで
昇温させる。上記第1〜第7バルブV1〜V7、温水ポ
ンプ36および洗浄原液ポンプ39は、後述するよう
に、制御装置(図示せず)により、開閉ないし作動制御
がなされる。
4および第7バルブV7を介して殺菌用ノズル24から
噴出され、洗浄室20内を所定温度(80℃以上)まで
昇温させる。上記第1〜第7バルブV1〜V7、温水ポ
ンプ36および洗浄原液ポンプ39は、後述するよう
に、制御装置(図示せず)により、開閉ないし作動制御
がなされる。
【0019】つぎに、図1の上記兼用通路43の詳細な
構造と、洗浄用ノズル30を水平面内で移動させるノズ
ル移動装置50について説明する。上記ノズル移動装置
50は、駆動中空シャフト62を有している。この駆動
中空シャフト62は、洗浄器本体21の天井部に固定し
た第1のベアリングケース53に回転自在に支持されて
いる。洗浄器本体21の上には駆動モータMが設置され
ており、この駆動モータMによって、図3(a)に示す
ように、プーリ51およびベルト52を介して、駆動中
空シャフト62が回転される。
構造と、洗浄用ノズル30を水平面内で移動させるノズ
ル移動装置50について説明する。上記ノズル移動装置
50は、駆動中空シャフト62を有している。この駆動
中空シャフト62は、洗浄器本体21の天井部に固定し
た第1のベアリングケース53に回転自在に支持されて
いる。洗浄器本体21の上には駆動モータMが設置され
ており、この駆動モータMによって、図3(a)に示す
ように、プーリ51およびベルト52を介して、駆動中
空シャフト62が回転される。
【0020】上記駆動中空シャフト62の下端部には、
中空のメインアーム54の中央部が固着されている。こ
のメインアーム54は、一方の先端部に、第2のベアリ
ングケース55を介して、図3(b)のノズル支持アー
ム56を旋回自在に支持している。このノズル支持アー
ム56の両先端部には、洗浄用ノズル30が支持されて
いる。
中空のメインアーム54の中央部が固着されている。こ
のメインアーム54は、一方の先端部に、第2のベアリ
ングケース55を介して、図3(b)のノズル支持アー
ム56を旋回自在に支持している。このノズル支持アー
ム56の両先端部には、洗浄用ノズル30が支持されて
いる。
【0021】図3(a)の上記第1のベアリングケース
53には、固定スプロケット57が固定されている。一
方、上記ノズル支持アーム56の上部に連結された従動
中空シャフト63には、従動スプロケット58が固定さ
れている。上記固定スプロケット57と従動スプロケッ
ト58とは、チェーン59を介して、互いに係合してお
り、したがって、メインアーム54の旋回により、従動
スプロケット58は自転しながら、固定スプロケット5
7のまわりを公転する。つまり、駆動モータMの回転
で、駆動中空シャフト62およびメインアーム54が、
図4の二点鎖線のように、時計回りに旋回するととも
に、チェーン59により従動スプロケット58が回転す
ることで、ノズル支持アーム56がメインアーム54の
先端部を中心として、反時計回りに旋回する。こうし
て、ノズル移動装置50は洗浄用ノズル30を水平面内
において移動させる。なお、図3(a)の駆動モータ
M,プーリ51,ベルト52,固定スプロケット57,
従動スプロケット58およびチェーン59は、メインア
ーム54およびノズル支持アーム56を旋回させて、洗
浄用ノズル30の位置を変化させる旋回駆動装置60を
構成している。
53には、固定スプロケット57が固定されている。一
方、上記ノズル支持アーム56の上部に連結された従動
中空シャフト63には、従動スプロケット58が固定さ
れている。上記固定スプロケット57と従動スプロケッ
ト58とは、チェーン59を介して、互いに係合してお
り、したがって、メインアーム54の旋回により、従動
スプロケット58は自転しながら、固定スプロケット5
7のまわりを公転する。つまり、駆動モータMの回転
で、駆動中空シャフト62およびメインアーム54が、
図4の二点鎖線のように、時計回りに旋回するととも
に、チェーン59により従動スプロケット58が回転す
ることで、ノズル支持アーム56がメインアーム54の
先端部を中心として、反時計回りに旋回する。こうし
て、ノズル移動装置50は洗浄用ノズル30を水平面内
において移動させる。なお、図3(a)の駆動モータ
M,プーリ51,ベルト52,固定スプロケット57,
従動スプロケット58およびチェーン59は、メインア
ーム54およびノズル支持アーム56を旋回させて、洗
浄用ノズル30の位置を変化させる旋回駆動装置60を
構成している。
【0022】上記駆動中空シャフト62,メインアーム
54,従動中空シャフト63および図3(b)のノズル
支持アーム56は、中空になっており、その内部に兼用
通路43を形成している。上記メインアーム54内の兼
用通路43は、図1の第1のロータリージョイント43
aおよび兼用配管43bを介して、前述の図2の上記予
洗リンス用温水圧送管37Bおよび洗浄液圧送管42に
連通している。また、図3(a)のメインアーム54内
の兼用通路43は、エルボ43cおよび第2のロータリ
ージョイント43dなどを介して、従動中空シャフト6
3内の兼用通路43に連通している。一方、メインアー
ム54内の兼用通路43は、一端が第2のベアリングケ
ース55に閉塞されており、他端が図4のバランサ61
に閉塞されている。したがって、図3(a)の駆動中空
シャフト62内に導入された発泡洗浄液Bまたは温水H
は、メインアーム54,エルボ43c,第2のロータリ
ージョイント43d,従動中空シャフト63およびノズ
ル支持アーム56内の兼用通路43を介して、洗浄用ノ
ズル30から散布される。
54,従動中空シャフト63および図3(b)のノズル
支持アーム56は、中空になっており、その内部に兼用
通路43を形成している。上記メインアーム54内の兼
用通路43は、図1の第1のロータリージョイント43
aおよび兼用配管43bを介して、前述の図2の上記予
洗リンス用温水圧送管37Bおよび洗浄液圧送管42に
連通している。また、図3(a)のメインアーム54内
の兼用通路43は、エルボ43cおよび第2のロータリ
ージョイント43dなどを介して、従動中空シャフト6
3内の兼用通路43に連通している。一方、メインアー
ム54内の兼用通路43は、一端が第2のベアリングケ
ース55に閉塞されており、他端が図4のバランサ61
に閉塞されている。したがって、図3(a)の駆動中空
シャフト62内に導入された発泡洗浄液Bまたは温水H
は、メインアーム54,エルボ43c,第2のロータリ
ージョイント43d,従動中空シャフト63およびノズ
ル支持アーム56内の兼用通路43を介して、洗浄用ノ
ズル30から散布される。
【0023】図1の洗浄器本体21の上部には、制御装
置70が設けられている。この制御装置70は、図示し
ないタイマと、図5のように、現在行っている工程を表
示するランプ71と、当該工程の設定時間を表示する表
示部72とを有しており、以下に説明するように、洗浄
装置の動作を制御する。
置70が設けられている。この制御装置70は、図示し
ないタイマと、図5のように、現在行っている工程を表
示するランプ71と、当該工程の設定時間を表示する表
示部72とを有しており、以下に説明するように、洗浄
装置の動作を制御する。
【0024】まず、図6のフローチャートを用いて、洗
浄方法の概略について説明する。この図において、ステ
ップS1でスタートすると、ステップS2に進み、第1
温水タンク31Aまたは第2温水タンク31B(図2)
の冷水を昇温させるなどの準備工程に入る。その後、ス
テップS3に進み、準備が完了した後、ステップS4
で、オペレータが運転スイッチを投入する。つづいて、
ステップS5〜S10のように、予洗工程、発泡洗浄液
散布工程、放置工程、リンス工程、殺菌工程および乾燥
工程を経て、一回の洗浄が終了する。この際、制御装置
70は、各ステップS5〜S10の各工程において、図
2の各バルブV1〜V7の開閉や、ポンプ36,39の
停止・作動などの動作を切り換えるとともに、各工程に
入るごとに各タイマを作動させ、当該タイマのタイムア
ップ後、当該タイマをリセットするとともに、次の工程
のタイマを作動させて、自動運転を行う。なお、一方の
温水タンク31A,31Bから、温水ポンプ36に温水
Hを供給する間に、他方の温水タンク31A,31Bの
冷水WをスチームSにより昇温させる。
浄方法の概略について説明する。この図において、ステ
ップS1でスタートすると、ステップS2に進み、第1
温水タンク31Aまたは第2温水タンク31B(図2)
の冷水を昇温させるなどの準備工程に入る。その後、ス
テップS3に進み、準備が完了した後、ステップS4
で、オペレータが運転スイッチを投入する。つづいて、
ステップS5〜S10のように、予洗工程、発泡洗浄液
散布工程、放置工程、リンス工程、殺菌工程および乾燥
工程を経て、一回の洗浄が終了する。この際、制御装置
70は、各ステップS5〜S10の各工程において、図
2の各バルブV1〜V7の開閉や、ポンプ36,39の
停止・作動などの動作を切り換えるとともに、各工程に
入るごとに各タイマを作動させ、当該タイマのタイムア
ップ後、当該タイマをリセットするとともに、次の工程
のタイマを作動させて、自動運転を行う。なお、一方の
温水タンク31A,31Bから、温水ポンプ36に温水
Hを供給する間に、他方の温水タンク31A,31Bの
冷水WをスチームSにより昇温させる。
【0025】つぎに、洗浄装置の詳細な動作について説
明する。まず、予め、第1バルブV1A,V1Bの一方
を開放して、冷水Wを温水タンク31A,31Bの一方
に給水する。所定水位まで給水がなされると、一方の第
2バルブV2A,V2Bを開放して、温水タンク31
A,31BにスチームSを吹き込むことにより、冷水W
を所定温度まで昇温させておく。
明する。まず、予め、第1バルブV1A,V1Bの一方
を開放して、冷水Wを温水タンク31A,31Bの一方
に給水する。所定水位まで給水がなされると、一方の第
2バルブV2A,V2Bを開放して、温水タンク31
A,31BにスチームSを吹き込むことにより、冷水W
を所定温度まで昇温させておく。
【0026】洗浄の必要が生じたら、図8の計量装置か
らホッパ4,6および供給トラフ3を取り外し、ホッパ
4,6のゲート5,8を開放した状態で、図1の洗浄用
台車23に引っ掛けるとともに、供給トラフ3を載置
し、洗浄用台車23を洗浄室20内に搬入する。
らホッパ4,6および供給トラフ3を取り外し、ホッパ
4,6のゲート5,8を開放した状態で、図1の洗浄用
台車23に引っ掛けるとともに、供給トラフ3を載置
し、洗浄用台車23を洗浄室20内に搬入する。
【0027】予洗工程では、図2の第3バルブV3Aお
よび第6バルブV6を開放するとともに、温水ポンプ3
6を作動させて、温水Hを温水導出管35,温水圧送管
37および兼用通路43を介して洗浄用ノズル30から
下方のホッパ4,6(図1)に散布する。この予洗中に
は、図3の駆動モータMが回転駆動することにより、プ
ーリ51,ベルト52および駆動中空シャフト62を介
して、メインアーム54が図4の二点鎖線のように旋回
する。このメインアーム54の旋回に伴い、旋回駆動装
置60およびチェーン59によって、従動スプロケット
58およびノズル支持アーム56が二点鎖線のように旋
回する。このように、メインアーム54が旋回しなが
ら、このメインアーム54の先端に取り付けたノズル支
持アーム56が旋回することで、洗浄用ノズル30が水
平面内の種々の位置に移動しながら、温水Hを下方に散
布する。なお、この洗浄用ノズル30の動作は、以下の
発泡洗浄液散布工程およびリンス工程においても、同様
であり、したがって、その説明を省略する。
よび第6バルブV6を開放するとともに、温水ポンプ3
6を作動させて、温水Hを温水導出管35,温水圧送管
37および兼用通路43を介して洗浄用ノズル30から
下方のホッパ4,6(図1)に散布する。この予洗中に
は、図3の駆動モータMが回転駆動することにより、プ
ーリ51,ベルト52および駆動中空シャフト62を介
して、メインアーム54が図4の二点鎖線のように旋回
する。このメインアーム54の旋回に伴い、旋回駆動装
置60およびチェーン59によって、従動スプロケット
58およびノズル支持アーム56が二点鎖線のように旋
回する。このように、メインアーム54が旋回しなが
ら、このメインアーム54の先端に取り付けたノズル支
持アーム56が旋回することで、洗浄用ノズル30が水
平面内の種々の位置に移動しながら、温水Hを下方に散
布する。なお、この洗浄用ノズル30の動作は、以下の
発泡洗浄液散布工程およびリンス工程においても、同様
であり、したがって、その説明を省略する。
【0028】発泡洗浄液散布工程では、図2の一方の第
3バルブV3A,V3Bが開放され、第6バルブV6が
閉止される。また、第4バルブV4および第5バルブV
5が開放されるとともに、温水ポンプ36および洗浄原
液ポンプ39が作動する。したがって、発泡装置38に
は、温水H,洗浄原液Cおよび加圧エアAが導入されて
発泡洗浄液Bが作られる。この発泡洗浄液Bは、兼用通
路43を介して、洗浄用ノズル30から下方に散布さ
れ、ホッパ4,6(図1)の内面などに発泡洗浄液Bが
付着する。
3バルブV3A,V3Bが開放され、第6バルブV6が
閉止される。また、第4バルブV4および第5バルブV
5が開放されるとともに、温水ポンプ36および洗浄原
液ポンプ39が作動する。したがって、発泡装置38に
は、温水H,洗浄原液Cおよび加圧エアAが導入されて
発泡洗浄液Bが作られる。この発泡洗浄液Bは、兼用通
路43を介して、洗浄用ノズル30から下方に散布さ
れ、ホッパ4,6(図1)の内面などに発泡洗浄液Bが
付着する。
【0029】放置工程では、全てのバルブV1〜V7が
閉止されるとともに、ポンプ36,39の作動を停止し
て、所定時間放置する。これにより、発泡洗浄液Bの界
面活性効果等によって、ホッパ4,6(図1)などの内
面の汚れが除去される。
閉止されるとともに、ポンプ36,39の作動を停止し
て、所定時間放置する。これにより、発泡洗浄液Bの界
面活性効果等によって、ホッパ4,6(図1)などの内
面の汚れが除去される。
【0030】リンス工程では、前述の予洗工程と同様に
して、温水Hを洗浄用ノズル30から散布し、ホッパ
4,6(図1)などの表面に付着している発泡洗浄液B
を洗い落とす。
して、温水Hを洗浄用ノズル30から散布し、ホッパ
4,6(図1)などの表面に付着している発泡洗浄液B
を洗い落とす。
【0031】殺菌工程では、バルブV7を開放して、ス
チームSを洗浄室20内に導入し、洗浄室20内を所定
の高温に一定時間保持することで殺菌する。乾燥工程で
は、図1のファンFを作動させて、洗浄室20内に風を
送ることで、ホッパ4,6などを乾燥させる。なお、そ
の後、台車23を洗浄室20内から取り出す。
チームSを洗浄室20内に導入し、洗浄室20内を所定
の高温に一定時間保持することで殺菌する。乾燥工程で
は、図1のファンFを作動させて、洗浄室20内に風を
送ることで、ホッパ4,6などを乾燥させる。なお、そ
の後、台車23を洗浄室20内から取り出す。
【0032】上記構成において、この洗浄装置は、発泡
洗浄液Bを散布するので、上記のように、発泡洗浄液B
をホッパ4,6などの内面に付着させた状態で一定時間
放置することによって、ホッパ4,6などの内面に洗浄
液を直接噴き付けなくても、発泡洗浄液Bの強い界面活
性力により、汚れを除去し得る。したがって、深い筒状
のホッパ4,6であっても、自動洗浄を行うことができ
る。
洗浄液Bを散布するので、上記のように、発泡洗浄液B
をホッパ4,6などの内面に付着させた状態で一定時間
放置することによって、ホッパ4,6などの内面に洗浄
液を直接噴き付けなくても、発泡洗浄液Bの強い界面活
性力により、汚れを除去し得る。したがって、深い筒状
のホッパ4,6であっても、自動洗浄を行うことができ
る。
【0033】また、この洗浄装置は、発泡洗浄液Bを散
布するので、泡の塊の大きさにばらつきが生じるのであ
るが、泡の塊の大きさにより、下方に落下する発泡洗浄
液Bの軌跡にばらつきが生じる。しかも、図4のメイン
アーム54に旋回自在に取り付けたノズル支持アーム5
6に洗浄用ノズル30を取り付け、両アーム54,56
を旋回させるから、洗浄用ノズル30が、洗浄室20の
ほぼ全域にわたって移動する。したがって、発泡洗浄液
Bを万遍なくホッパ4,6(図1)などに散布すること
ができるから、少ない洗浄用ノズル30でホッパ4,6
(図1)などの洗浄を行うことができる。
布するので、泡の塊の大きさにばらつきが生じるのであ
るが、泡の塊の大きさにより、下方に落下する発泡洗浄
液Bの軌跡にばらつきが生じる。しかも、図4のメイン
アーム54に旋回自在に取り付けたノズル支持アーム5
6に洗浄用ノズル30を取り付け、両アーム54,56
を旋回させるから、洗浄用ノズル30が、洗浄室20の
ほぼ全域にわたって移動する。したがって、発泡洗浄液
Bを万遍なくホッパ4,6(図1)などに散布すること
ができるから、少ない洗浄用ノズル30でホッパ4,6
(図1)などの洗浄を行うことができる。
【0034】さらに、図2の第4〜第6バルブV4〜V
6を切り換えることにより、兼用通路43を介して洗浄
用ノズル30に、発泡洗浄液Bまたは温水Hを選択的に
供給するので、洗浄用ノズル30の本数が半分になる。
6を切り換えることにより、兼用通路43を介して洗浄
用ノズル30に、発泡洗浄液Bまたは温水Hを選択的に
供給するので、洗浄用ノズル30の本数が半分になる。
【0035】また、上記実施例では、2つの温水タンク
31A,31Bを設け、温水ポンプ36に温水Hを供給
する温水供給系統を2系統設けたので、2つの温水タン
ク31A,31Bから交互に温水ポンプ36に温水Hを
供給し得る。したがって、複数の組合せ計量装置の洗浄
を次々と行うことができる。
31A,31Bを設け、温水ポンプ36に温水Hを供給
する温水供給系統を2系統設けたので、2つの温水タン
ク31A,31Bから交互に温水ポンプ36に温水Hを
供給し得る。したがって、複数の組合せ計量装置の洗浄
を次々と行うことができる。
【0036】また、この実施例では、制御装置70(図
1)が、各工程の終了とともに、タイマをリセットする
から、各工程の作動時間を、その都度設定する必要がな
い。
1)が、各工程の終了とともに、タイマをリセットする
から、各工程の作動時間を、その都度設定する必要がな
い。
【0037】なお、この発明において、洗浄用ノズル3
0は、1個または3個以上設けてもよい。また、図4の
洗浄用ノズル30およびノズル支持アーム56は、それ
ぞれ、ノズル支持アーム56およびメインアーム54の
先端に支持させる必要はなく、ノズル支持アーム56お
よびメインアーム54の旋回中心から離れた位置に支持
させればよい。
0は、1個または3個以上設けてもよい。また、図4の
洗浄用ノズル30およびノズル支持アーム56は、それ
ぞれ、ノズル支持アーム56およびメインアーム54の
先端に支持させる必要はなく、ノズル支持アーム56お
よびメインアーム54の旋回中心から離れた位置に支持
させればよい。
【0038】ところで、上記実施例では、洗浄用ノズル
30が下方に向って発泡洗浄液Bまたは温水Hに噴出し
て散布したが、この発明では、かかる方法に限定されな
い。たとえば、図7(a)の変形例に示すように、洗浄
器本体21に固定したベアリングケース55Aに回転管
43eを回転自在に支持させ、洗浄用ノズル30を水平
方向に向って開口させてもよい。
30が下方に向って発泡洗浄液Bまたは温水Hに噴出し
て散布したが、この発明では、かかる方法に限定されな
い。たとえば、図7(a)の変形例に示すように、洗浄
器本体21に固定したベアリングケース55Aに回転管
43eを回転自在に支持させ、洗浄用ノズル30を水平
方向に向って開口させてもよい。
【0039】また、図4の実施例では、両アーム54,
56を旋回駆動させることにより、洗浄用ノズル30を
移動させたが、請求項1の発明では、かかる方法に限定
されない。たとえば、図7(b)の上記変形例に示すよ
うに、回転管43eの先端部43fを水平方向に曲げる
ことによって、発泡洗浄液Bまたは温水Hの噴出力の反
力により、洗浄用ノズル30を鉛直軸Vのまわりに回転
させてもよい。
56を旋回駆動させることにより、洗浄用ノズル30を
移動させたが、請求項1の発明では、かかる方法に限定
されない。たとえば、図7(b)の上記変形例に示すよ
うに、回転管43eの先端部43fを水平方向に曲げる
ことによって、発泡洗浄液Bまたは温水Hの噴出力の反
力により、洗浄用ノズル30を鉛直軸Vのまわりに回転
させてもよい。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように、各請求項の発明に
よれば、角筒状のホッパの洗浄を、少ないノズルで行う
ことができる。また、請求項1の発明によれば、界面活
性力が強い発泡洗浄液を散布するので、被洗浄面に洗浄
液を直接噴き付けるのが困難なホッパなどの部品であっ
ても、汚れを除去し得る。
よれば、角筒状のホッパの洗浄を、少ないノズルで行う
ことができる。また、請求項1の発明によれば、界面活
性力が強い発泡洗浄液を散布するので、被洗浄面に洗浄
液を直接噴き付けるのが困難なホッパなどの部品であっ
ても、汚れを除去し得る。
【図1】この発明の一実施例にかかる洗浄装置の一部を
破断した概略側面図である。
破断した概略側面図である。
【図2】ノズルから噴出される流体の系統図である。
【図3】ノズル移動装置および旋回駆動装置の正面図お
よび側面図である。
よび側面図である。
【図4】同平面図である。
【図5】表示パネルの一部を示す正面図である。
【図6】洗浄の概略工程を示すフローチャートである。
【図7】(a)はノズルの移動装置の変形例を示す側面
図、(b)は図7(a)の7b−7b線断面図である。
図、(b)は図7(a)の7b−7b線断面図である。
【図8】組合せ計量装置を示す概略構成図である。
3,4,6…計量装置用部品、20…洗浄室、30…
(洗浄用)ノズル、37…温水圧送管、38…発泡装
置、42…洗浄液圧送管、43…兼用通路、50…移動
装置、54…メインアーム、56…ノズル支持アーム、
60…旋回駆動装置、V4〜V6…弁装置、A…エア、
B…(発泡)洗浄液、H…温水。
(洗浄用)ノズル、37…温水圧送管、38…発泡装
置、42…洗浄液圧送管、43…兼用通路、50…移動
装置、54…メインアーム、56…ノズル支持アーム、
60…旋回駆動装置、V4〜V6…弁装置、A…エア、
B…(発泡)洗浄液、H…温水。
フロントページの続き
(72)発明者 小山 信夫
大阪府大阪市北区天満1丁目5番20号
株式会社石田衡器製作所 大阪支店内
(72)発明者 岩本 正昭
大阪府大阪市北区天満1丁目5番20号
株式会社石田衡器製作所 大阪支店内
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
B08B 3/10
Claims (3)
- 【請求項1】 計量装置用部品の洗浄装置であって、 洗浄液にエアを混合して洗浄液を発泡させる発泡装置
と、 洗浄室の上部に設けられ、上記発泡装置に連通して上記
発泡した洗浄液を下方の計量装置用部品に散布するノズ
ルと、 このノズルを水平面内で移動させるノズル移動装置とを
備えた洗浄装置。 - 【請求項2】 計量装置用部品の洗浄装置であって、 洗浄液または温水の少なくとも一方を噴出するノズルを
ノズル支持アームの旋回中心から離れた位置で支持さ
せ、このノズル支持アームをメインアームの旋回中心か
ら離れた位置で旋回自在に支持させ、 上記ノズル支持アームおよびメインアームを旋回させて
ノズルの位置を変化させる旋回駆動装置を設けた洗浄装
置。 - 【請求項3】 計量装置用部品の洗浄装置であって、 洗浄液を圧送する洗浄液圧送管と、温水を圧送する温水
圧送管とを合流させた兼用通路を設け、洗浄液または温
水を選択的に上記兼用通路に導出する弁装置を設け、上
記兼用通路をノズルに連通させた洗浄装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04208693A JP3372981B2 (ja) | 1993-02-05 | 1993-02-05 | 洗浄装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04208693A JP3372981B2 (ja) | 1993-02-05 | 1993-02-05 | 洗浄装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06226220A JPH06226220A (ja) | 1994-08-16 |
JP3372981B2 true JP3372981B2 (ja) | 2003-02-04 |
Family
ID=12626226
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP04208693A Expired - Fee Related JP3372981B2 (ja) | 1993-02-05 | 1993-02-05 | 洗浄装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3372981B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7287535B2 (en) | 2003-05-01 | 2007-10-30 | Fine Machine Kataoka Co., Ltd. | Work washing apparatus |
JP2006294856A (ja) * | 2005-04-11 | 2006-10-26 | Sansha Electric Mfg Co Ltd | 半導体ウエハ洗浄用ノズル装置 |
CN107413542A (zh) * | 2017-09-26 | 2017-12-01 | 桂林净美机电有限公司 | 空化喷嘴旋转头 |
CN115283328A (zh) * | 2022-06-27 | 2022-11-04 | 深圳格兰达智能装备股份有限公司 | 一种高压水气除屑装置 |
-
1993
- 1993-02-05 JP JP04208693A patent/JP3372981B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06226220A (ja) | 1994-08-16 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |