JPH08166322A - リターンロス測定方法及びその装置 - Google Patents
リターンロス測定方法及びその装置Info
- Publication number
- JPH08166322A JPH08166322A JP6310497A JP31049794A JPH08166322A JP H08166322 A JPH08166322 A JP H08166322A JP 6310497 A JP6310497 A JP 6310497A JP 31049794 A JP31049794 A JP 31049794A JP H08166322 A JPH08166322 A JP H08166322A
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- Japan
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- laser light
- light source
- coupler
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 測定精度が高く再現性のよいリターンロス測
定方法及びその装置を提供する。 【構成】 レーザ光源1から出射したレーザ光を被測定
物3に入射する際に生じる反射光を光検出器5で受光し
て被測定物3のリターンロスを測定するリターンロス測
定方法において、レーザ光源1から出射したレーザ光を
無偏光化手段6で無偏光化した後被測定物3に入射させ
ることを特徴としている。
定方法及びその装置を提供する。 【構成】 レーザ光源1から出射したレーザ光を被測定
物3に入射する際に生じる反射光を光検出器5で受光し
て被測定物3のリターンロスを測定するリターンロス測
定方法において、レーザ光源1から出射したレーザ光を
無偏光化手段6で無偏光化した後被測定物3に入射させ
ることを特徴としている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、レーザ光源から出射し
たレーザ光を被測定物に入射する際に生じる反射光を光
検出器で受光して被測定物のリターンロスを測定するリ
ターンロス測定方法及びその装置に関する。
たレーザ光を被測定物に入射する際に生じる反射光を光
検出器で受光して被測定物のリターンロスを測定するリ
ターンロス測定方法及びその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば光分波器や光分配器等の光学部品
にレーザ光源からレーザ光を入射すると、光学部品でレ
ーザ光の一部が反射して損失(リターンロス)となる。
にレーザ光源からレーザ光を入射すると、光学部品でレ
ーザ光の一部が反射して損失(リターンロス)となる。
【0003】図5はリターンロスを測定する測定方法の
従来例を示す図である。
従来例を示す図である。
【0004】同図において例えばレーザダイオードから
なるレーザ光源(以下「LD光源」という。)1から出
射したレーザ光はカプラ2の入力側カプラ端2aに入射
する。レーザ光はカプラ2の出力側カプラ端2bから被
測定物側3に入射するが、一部のレーザ光はカプラ2で
分岐されて出力側カプラ端2cからLD光源1の光出力
の変化量を検出する光検出器4へ入射する。
なるレーザ光源(以下「LD光源」という。)1から出
射したレーザ光はカプラ2の入力側カプラ端2aに入射
する。レーザ光はカプラ2の出力側カプラ端2bから被
測定物側3に入射するが、一部のレーザ光はカプラ2で
分岐されて出力側カプラ端2cからLD光源1の光出力
の変化量を検出する光検出器4へ入射する。
【0005】被測定物3に入射したレーザ光は被測定物
3でその一部が反射される。被測定物3で反射したレー
ザ光は、カプラ2で分岐され一部はLD光源1側へ戻
り、残りの反射光は入力側カプラ端2dからリターンロ
スを検出する光検出器5へ入射する。尚、光検出器4で
はLD光源1の光出力変化量を検出し、リターンロス測
定値を補正する。これによりリターンロス測定の精度を
高めている。
3でその一部が反射される。被測定物3で反射したレー
ザ光は、カプラ2で分岐され一部はLD光源1側へ戻
り、残りの反射光は入力側カプラ端2dからリターンロ
スを検出する光検出器5へ入射する。尚、光検出器4で
はLD光源1の光出力変化量を検出し、リターンロス測
定値を補正する。これによりリターンロス測定の精度を
高めている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来例のようにLD光源を用いてリターンロス測定を
行うと、レーザ光の干渉性が高いために微小な反射光間
の干渉によってリターンロス測定値が2〜3dB変動す
る。このため測定精度及び再現性が劣化する。
た従来例のようにLD光源を用いてリターンロス測定を
行うと、レーザ光の干渉性が高いために微小な反射光間
の干渉によってリターンロス測定値が2〜3dB変動す
る。このため測定精度及び再現性が劣化する。
【0007】そこで、本発明の目的は、上記課題を解決
し、測定精度が高く再現性のよいリターンロス測定方法
及びその装置を提供することにある。
し、測定精度が高く再現性のよいリターンロス測定方法
及びその装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、レーザ光源から出射したレーザ光を被測定
物に入射する際に生じる反射光を光検出器で受光して被
測定物のリターンロスを測定するリターンロス測定方法
において、レーザ光源から出射したレーザ光を無偏光化
手段で無偏光化した後被測定物に入射させるものであ
る。
に本発明は、レーザ光源から出射したレーザ光を被測定
物に入射する際に生じる反射光を光検出器で受光して被
測定物のリターンロスを測定するリターンロス測定方法
において、レーザ光源から出射したレーザ光を無偏光化
手段で無偏光化した後被測定物に入射させるものであ
る。
【0009】本発明は、レーザ光源と、一方の入力側カ
プラ端がこのレーザ光源に接続され出力側カプラ端が被
測定物に接続されたカプラと、このカプラの他方の入力
側カプラ端に接続され被測定物からの反射光を受光して
被測定物のリターンロスを測定するための光検出器とを
備えたリターンロス測定装置において、レーザ光源とカ
プラとの間に無偏光化手段を設けたものである。
プラ端がこのレーザ光源に接続され出力側カプラ端が被
測定物に接続されたカプラと、このカプラの他方の入力
側カプラ端に接続され被測定物からの反射光を受光して
被測定物のリターンロスを測定するための光検出器とを
備えたリターンロス測定装置において、レーザ光源とカ
プラとの間に無偏光化手段を設けたものである。
【0010】上記構成に加え本発明は、無偏光化手段
を、長さの比が1対2の2本の偏波面保存光ファイバを
一方の主軸に対して略45度傾けて接続した偏波面保存
光ファイバで構成してもよい。
を、長さの比が1対2の2本の偏波面保存光ファイバを
一方の主軸に対して略45度傾けて接続した偏波面保存
光ファイバで構成してもよい。
【0011】上記構成に加え本発明は、無偏光化手段を
レーザ光源の出射ポートに設けられ600rpm以上で
回転するλ/2板で構成してもよい。
レーザ光源の出射ポートに設けられ600rpm以上で
回転するλ/2板で構成してもよい。
【0012】上記構成に加え本発明は、無偏光化手段を
レーザ光源の出射ポートに設けられそれぞれ600rp
m以上で回転するλ/2板及びλ/4板で構成してもよ
い。
レーザ光源の出射ポートに設けられそれぞれ600rp
m以上で回転するλ/2板及びλ/4板で構成してもよ
い。
【0013】
【作用】上記構成によれば、レーザ光源の出射ポートに
無偏光化手段を設けて無偏光化したレーザ光を被測定物
に入射するようにしたので、被測定物から無偏光化され
た反射光が光検出器で検出される。この反射光は干渉性
が低いため干渉によるリターンロス測定値の変動が低減
する。
無偏光化手段を設けて無偏光化したレーザ光を被測定物
に入射するようにしたので、被測定物から無偏光化され
た反射光が光検出器で検出される。この反射光は干渉性
が低いため干渉によるリターンロス測定値の変動が低減
する。
【0014】
【実施例】以下、本発明の一実施例を添付図面に基づい
て詳述する。尚、図5に示した従来例と同様の部材には
共通の符号を用いた。
て詳述する。尚、図5に示した従来例と同様の部材には
共通の符号を用いた。
【0015】図1は本発明のリターンロス測定方法を適
用した装置の一実施例を示す図である。
用した装置の一実施例を示す図である。
【0016】同図において、LD光源1の出射ポート1
aに無偏光化(デポラライズ)手段としてのパンダ型の
偏波面保存光ファイバ6の一端(図では左端)が接続さ
れており、偏波面保存光ファイバ6の他端(右端)がカ
プラ2の一方の入力側カプラ端2aに接続されている。
カプラ2の一方の出力側カプラ端2bは被測定物3の入
射ポート3aに接続されている。カプラ2の他方の出力
側カプラ端2cには光検出器4が接続され、他方の入力
側カプラ端2dには光検出器5が接続されている。光検
出器4はLD光源1の光出力変動をモニタし、光検出器
5はリターンロス値を測定する。尚、光検出器4はリタ
ーンロス測定値に対し、LD光源1の光出力変動分を補
正するためのものである。光検出器4,5には例えばフ
ォトトランジスタが用いられるが、これに限定されるも
のではなく、光を電気に変換できれば他の部材を用いて
もよい。
aに無偏光化(デポラライズ)手段としてのパンダ型の
偏波面保存光ファイバ6の一端(図では左端)が接続さ
れており、偏波面保存光ファイバ6の他端(右端)がカ
プラ2の一方の入力側カプラ端2aに接続されている。
カプラ2の一方の出力側カプラ端2bは被測定物3の入
射ポート3aに接続されている。カプラ2の他方の出力
側カプラ端2cには光検出器4が接続され、他方の入力
側カプラ端2dには光検出器5が接続されている。光検
出器4はLD光源1の光出力変動をモニタし、光検出器
5はリターンロス値を測定する。尚、光検出器4はリタ
ーンロス測定値に対し、LD光源1の光出力変動分を補
正するためのものである。光検出器4,5には例えばフ
ォトトランジスタが用いられるが、これに限定されるも
のではなく、光を電気に変換できれば他の部材を用いて
もよい。
【0017】LD光源1から出射したレーザ光は、デポ
ラライズ用の偏波面保存光ファイバ6に入射するように
なっている。
ラライズ用の偏波面保存光ファイバ6に入射するように
なっている。
【0018】ここで偏波面保存光ファイバ6は図2に示
すように長さの比が1:2(=L1 :L2 )の2本の偏
波面保存光ファイバ6a,6bを同軸結合したものであ
り、その結合部6cは2本の偏波面保存光ファイバ6
a,6bの主軸AX1 ,AX2 が45°傾くように接続
されている。尚、ここで主軸AX1 ,AX2 とは偏波面
保存光ファイバ6a,6bの中心及び2本のコアを横切
る径方向の軸とする。
すように長さの比が1:2(=L1 :L2 )の2本の偏
波面保存光ファイバ6a,6bを同軸結合したものであ
り、その結合部6cは2本の偏波面保存光ファイバ6
a,6bの主軸AX1 ,AX2 が45°傾くように接続
されている。尚、ここで主軸AX1 ,AX2 とは偏波面
保存光ファイバ6a,6bの中心及び2本のコアを横切
る径方向の軸とする。
【0019】偏波面保存光ファイバ6から出射したレー
ザ光は、カプラの入力側カプラ端2aに入射し出力側カ
プラ端2bと出力側カプラ端2cとから出射するように
なっている。
ザ光は、カプラの入力側カプラ端2aに入射し出力側カ
プラ端2bと出力側カプラ端2cとから出射するように
なっている。
【0020】次に実施例の作用を述べる。
【0021】LD光源1の出射ポート1aからレーザ光
が偏波面保存光ファイバ6に入射すると、レーザ光がデ
ポラライズ化されてカプラ2の入力側カプラ端2aに入
射する。レーザ光はカプラ2で分岐され、一方が被測定
物3に入射し他方が光検出器4に入射する。被測定物3
に入射したレーザ光の一部は反射して再びカプラ2の出
力側カプラ端2bに入射する。カプラ2に再入射したレ
ーザ光はカプラ2で分岐されてLD光源1に戻ると共に
光検出器5に入射する。光検出器5に入射したレーザ光
は無偏光化されているので干渉性が低く、リターンロス
測定値の変動が低下する。
が偏波面保存光ファイバ6に入射すると、レーザ光がデ
ポラライズ化されてカプラ2の入力側カプラ端2aに入
射する。レーザ光はカプラ2で分岐され、一方が被測定
物3に入射し他方が光検出器4に入射する。被測定物3
に入射したレーザ光の一部は反射して再びカプラ2の出
力側カプラ端2bに入射する。カプラ2に再入射したレ
ーザ光はカプラ2で分岐されてLD光源1に戻ると共に
光検出器5に入射する。光検出器5に入射したレーザ光
は無偏光化されているので干渉性が低く、リターンロス
測定値の変動が低下する。
【0022】ここで、偏波面保存光ファイバ6に入射す
る前のレーザ光の偏光度は約100%である。これに対
し偏波面保存光ファイバ6を通過した後のレーザ光の偏
光度は10%以下である。これから偏波面保存光ファイ
バ6を通過した後のLD光は干渉性が低下し、リターン
ロス測定時の変動を低減することができる。なお、偏波
面保存光ファイバ6の長さL(L1 +L2 )は数1式と
なるように設定する。
る前のレーザ光の偏光度は約100%である。これに対
し偏波面保存光ファイバ6を通過した後のレーザ光の偏
光度は10%以下である。これから偏波面保存光ファイ
バ6を通過した後のLD光は干渉性が低下し、リターン
ロス測定時の変動を低減することができる。なお、偏波
面保存光ファイバ6の長さL(L1 +L2 )は数1式と
なるように設定する。
【0023】
【数1】L>fc/(c×τp) (但し、fcは光源のコヒーレント長、cは光速、τp
は偏波モード分散) 以上において本実施例によれば、LD光源1から出射し
たレーザ光を偏波面保存光ファイバ6で無偏光化した後
被測定物3に入射させるので、レーザ光の干渉性が低下
して干渉によるリターンロス測定値の変動が低減し、測
定精度及び再現性が向上する。尚、本実施例では偏波面
保存光ファイバ6としてパンダ型の偏波面保存光ファイ
バを用いたがこれに限定されるものではなく他の種類の
偏波面保存光ファイバを用いてもよいのはいうまでもな
い。
は偏波モード分散) 以上において本実施例によれば、LD光源1から出射し
たレーザ光を偏波面保存光ファイバ6で無偏光化した後
被測定物3に入射させるので、レーザ光の干渉性が低下
して干渉によるリターンロス測定値の変動が低減し、測
定精度及び再現性が向上する。尚、本実施例では偏波面
保存光ファイバ6としてパンダ型の偏波面保存光ファイ
バを用いたがこれに限定されるものではなく他の種類の
偏波面保存光ファイバを用いてもよいのはいうまでもな
い。
【0024】図3は本発明のリターンロス測定方法を適
用した装置の他の実施例の概念図である。
用した装置の他の実施例の概念図である。
【0025】図1に示した実施例との相違点は、無偏光
化手段としてλ/2板を用いて回転させた点である。
化手段としてλ/2板を用いて回転させた点である。
【0026】同図において7は略円形のλ/2板であり
モータ8で回転するようになっている。λ/2板7は、
LD光源1の出力ポート1aと、一端が入力側カプラ端
2aに接続された光ファイバ9の他端との間に配置さ
れ、このモータ8によって約600rpm(回転数は6
00rpm以上であればよい)の高速で回転するように
なっている。尚、光ファイバ9は偏波面保持型ではなく
通常の光ファイバでよい。
モータ8で回転するようになっている。λ/2板7は、
LD光源1の出力ポート1aと、一端が入力側カプラ端
2aに接続された光ファイバ9の他端との間に配置さ
れ、このモータ8によって約600rpm(回転数は6
00rpm以上であればよい)の高速で回転するように
なっている。尚、光ファイバ9は偏波面保持型ではなく
通常の光ファイバでよい。
【0027】このようなリターンロス測定装置において
も、λ/2板7を高速回転させることによりLD光源1
からのレーザ光を無偏光化することができるので、図1
に示したリターンロス測定装置同様、測定精度及び再現
性が高い測定を行うことができる。
も、λ/2板7を高速回転させることによりLD光源1
からのレーザ光を無偏光化することができるので、図1
に示したリターンロス測定装置同様、測定精度及び再現
性が高い測定を行うことができる。
【0028】図4は本発明のリターンロス測定方法を適
用した装置のさらに他の実施例の概念図である。
用した装置のさらに他の実施例の概念図である。
【0029】図2に示した実施例との相違点は、λ/2
板の他にλ/4板を用いて回転させた点である。
板の他にλ/4板を用いて回転させた点である。
【0030】同図において10は略円形のλ/4板であ
り、λ/2板7と同様、モータ8,11で回転するよう
になっている。λ/2板7及びλ/4板10は、LD光
源1の出力ポート1aと光ファイバ9の他端との間に配
置され、モータ8,11によって約600rpm(回転
数は600rpm以上であればよい)の高速で回転する
ようになっている。
り、λ/2板7と同様、モータ8,11で回転するよう
になっている。λ/2板7及びλ/4板10は、LD光
源1の出力ポート1aと光ファイバ9の他端との間に配
置され、モータ8,11によって約600rpm(回転
数は600rpm以上であればよい)の高速で回転する
ようになっている。
【0031】このようなリターンロス測定装置において
も、λ/4板7及びλ/2板10を高速回転させること
により、LD光源1からのレーザ光を無偏光化すること
ができるので、図1に示したリターンロス測定装置同
様、測定精度及び再現性が高い測定を行うことができる
(図3に示した実施例よりデポラライズ効果が高い)。
尚、図4に示した実施例ではλ/4板7の右側にλ/2
板10を配置したが、逆に配置してもよい。またλ/4
板7とλ/2板10とをそれぞれ別々に回転させるよう
にしたがこれに限定されるものではなく、1つのモータ
で同時に回転させてもよい。
も、λ/4板7及びλ/2板10を高速回転させること
により、LD光源1からのレーザ光を無偏光化すること
ができるので、図1に示したリターンロス測定装置同
様、測定精度及び再現性が高い測定を行うことができる
(図3に示した実施例よりデポラライズ効果が高い)。
尚、図4に示した実施例ではλ/4板7の右側にλ/2
板10を配置したが、逆に配置してもよい。またλ/4
板7とλ/2板10とをそれぞれ別々に回転させるよう
にしたがこれに限定されるものではなく、1つのモータ
で同時に回転させてもよい。
【0032】
【発明の効果】以上要するに本発明によれば、次のよう
な優れた効果を発揮する。
な優れた効果を発揮する。
【0033】レーザ光源の出射ポートに無偏光化手段を
設けて無偏光化したレーザ光を被測定物に入射するよう
にしたので、レーザ光の干渉性が低下する。このため干
渉によるリターンロス測定値の変動が低減し、測定精度
及び再現性が向上する。
設けて無偏光化したレーザ光を被測定物に入射するよう
にしたので、レーザ光の干渉性が低下する。このため干
渉によるリターンロス測定値の変動が低減し、測定精度
及び再現性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のリターンロス測定方法を適用した装置
の一実施例を示す概念図である。
の一実施例を示す概念図である。
【図2】図1に示した装置に用いられる偏波面保存光フ
ァイバの分解図である。
ァイバの分解図である。
【図3】本発明のリターンロス測定方法を適用した装置
の他の実施例の概念図である。
の他の実施例の概念図である。
【図4】本発明のリターンロス測定方法を適用した装置
のさらに他の実施例の概念図である。
のさらに他の実施例の概念図である。
【図5】リターンロスを測定する測定方法の従来例を示
す図である。
す図である。
1 レーザ光源(LD光源) 2 カプラ 3 被測定物 4,5 光検出器 6 無偏光化手段(偏波面保存光ファイバ)
Claims (6)
- 【請求項1】 レーザ光源から出射したレーザ光を被測
定物に入射する際に生じる反射光を光検出器で受光して
被測定物のリターンロスを測定するリターンロス測定方
法において、上記レーザ光源から出射したレーザ光を無
偏光化手段で無偏光化した後被測定物に入射させること
を特徴とするリターンロス測定方法。 - 【請求項2】 レーザ光源と、一方の入力側カプラ端が
このレーザ光源に接続され出力側カプラ端が被測定物に
接続されたカプラと、このカプラの他方の入力側カプラ
端に接続され被測定物からの反射光を受光して被測定物
のリターンロスを測定するための光検出器とを備えたリ
ターンロス測定装置において、上記レーザ光源と上記カ
プラとの間に無偏光化手段を設けたことを特徴とするリ
ターンロス測定装置。 - 【請求項3】 上記無偏光化手段を、長さの比が1対2
の2本の偏波面保存光ファイバを一方の主軸に対して略
45度傾けて接続した偏波面保存光ファイバで構成した
請求項2記載のリターンロス測定装置。 - 【請求項4】 上記偏波面保存光ファイバの長さはレー
ザ光源の偏光度が10%以下となるように長くした請求
項2記載のリターンロス測定装置。 - 【請求項5】 上記無偏光化手段をレーザ光源の出射ポ
ート側に設けられ600rpm以上で回転するλ/2板
で構成した請求項2記載のリターンロス測定装置。 - 【請求項6】 上記無偏光化手段をレーザ光源の出射ポ
ートに設けられそれぞれ600rpm以上で回転するλ
/2板及びλ/4板で構成した請求項2記載のリターン
ロス測定装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6310497A JPH08166322A (ja) | 1994-12-14 | 1994-12-14 | リターンロス測定方法及びその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6310497A JPH08166322A (ja) | 1994-12-14 | 1994-12-14 | リターンロス測定方法及びその装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08166322A true JPH08166322A (ja) | 1996-06-25 |
Family
ID=18005943
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6310497A Pending JPH08166322A (ja) | 1994-12-14 | 1994-12-14 | リターンロス測定方法及びその装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08166322A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008300619A (ja) * | 2007-05-31 | 2008-12-11 | Ihi Corp | レーザアニール装置及びレーザアニール方法 |
KR20210052786A (ko) * | 2019-10-31 | 2021-05-11 | 한국원자력연구원 | 라이다 장치 |
-
1994
- 1994-12-14 JP JP6310497A patent/JPH08166322A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008300619A (ja) * | 2007-05-31 | 2008-12-11 | Ihi Corp | レーザアニール装置及びレーザアニール方法 |
KR20210052786A (ko) * | 2019-10-31 | 2021-05-11 | 한국원자력연구원 | 라이다 장치 |
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