JPH08165619A - 路面設置型道路信号装置 - Google Patents

路面設置型道路信号装置

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JPH08165619A
JPH08165619A JP6334265A JP33426594A JPH08165619A JP H08165619 A JPH08165619 A JP H08165619A JP 6334265 A JP6334265 A JP 6334265A JP 33426594 A JP33426594 A JP 33426594A JP H08165619 A JPH08165619 A JP H08165619A
Authority
JP
Japan
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outer case
hole
signal apparatus
large diameter
diameter portion
Prior art date
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Pending
Application number
JP6334265A
Other languages
English (en)
Inventor
Kanji Suzuki
幹治 鈴木
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S T ENERG KK
Original Assignee
S T ENERG KK
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Publication date
Application filed by S T ENERG KK filed Critical S T ENERG KK
Priority to JP6334265A priority Critical patent/JPH08165619A/ja
Publication of JPH08165619A publication Critical patent/JPH08165619A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 路面設置型道路信号装置の耐荷重性を改善し
耐久性を向上させると共にメンテナンスを容易ならしめ
る。 【構成】 内部底面の四隅角部にねじ孔7が形成された
略々四角形状の地中固定用のアウターケース1と、外周
縁が該アウターケース1の上端開口縁2に被ることなく
上端面が該アウターケース1の上端開口縁2の水準から
少し突出するように該アウターケース1内に収容できる
信号装置本体10とからなり、該信号装置本体10に太
陽電池12と蓄電池13と発光ダイオード19が水密状
なるように封止状態で設けられ、該信号装置本体10の
四隅角部には上方の大径部39aと下方の小径部39b
よりなる貫通孔39が形成され、該貫通孔39に角孔付
ボルトをその頭部が大径部39a内に収まるように貫挿
して前記ねじ孔7に螺合することにより該信号装置本体
10をアウターケース1内に着脱自在に収容した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は路面に設置される発光式
の道路信号装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】光源として発光ダイオードが内蔵され路
面に設置して使用される道路信号装置は、本発明者が先
に発明し特許された特公平4−36206号公報,特公
平4−58841号公報,特公平4−58842号公報
等により知られいる。
【0003】図6および図7に上記刊行物に示された道
路信号装置を例示する。同図において、aは地中に埋設
される略四角形の箱体、bは上面中央に太陽電池cを配
してなる信号装置本体である。信号装置本体bの周囲四
辺には箱体aの上端開口縁上に被るようにフランジ部d
が一体に形成され、該フランジ部dに発光ダイオードか
らなる光源eが設けられ、周囲四方に信号光線を放射で
きるようにしている。なおfは信号装置本体bの下側に
支持された蓄電池および電子回路基板、hは箱体aの上
端開口縁に設けられた水密シール用のオーリング、gは
フランジ部dの角部に貫挿され箱体aに対して該フラン
ジ部dを固着しているボルトである。
【0004】このように従来の信号装置は路面に四角形
の穴を掘ってフランジ部dの下面が路面i上に被るよう
に箱体aを該穴に埋設する構造であった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで上記従来の構
造の信号装置では、信号装置本体bの路面iからの突出
高さが高いため自動車が乗り上げると衝撃が大きく危険
であると共に、信号装置本体bに自動車の荷重が繰り返
し掛かることによつてフランジ部dが変形し易く、その
変形により光源eが外に飛び出して破壊するおそれがあ
った。
【0006】また上記従来の構造の信号装置は、設置現
場にてメンテナンスのためにボルトgを緩めて信号装置
本体bを箱体a中から引き出すに際してフランジ部dを
持ち上げるほかなかったので、該フランジ部dを変形し
易い欠点がある。また雪積のある地方では除雪車に傷付
けられるのを防ぐために従来から冬期には該信号装置本
体bを箱体a中から撤去し該箱体a中にその空間を埋め
る蓋状の物体を収容していたが、ボルトgを抜いたねじ
孔に土,埃が詰まるので、再び信号装置本体bを入れて
ボルトgを螺合するのに手間が掛かる状況であった。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の路面設置型道路
信号装置は上記課題を解決しようとするもので、内部底
面の四隅角部にねじ孔が形成された略々四角形状の地中
固定用のアウターケースと、外周縁が該アウターケース
の上端開口縁に被ることなく上端面が該アウターケース
の上端開口縁の水準から少し突出するように該アウター
ケース内に収容できる信号装置本体とからなり、該信号
装置本体に太陽電池と蓄電池と発光ダイオードが水密状
なるように封止状態で設けられ、該信号装置本体の四隅
角部には上方の大径部と下方の小径部よりなる貫通孔が
形成され、該貫通孔に角孔付ボルトをその頭部が大径部
内に収まるように貫挿して前記ねじ孔に螺合することに
より該信号装置本体をアウターケース内に着脱自在に収
容してなることを特徴とする。
【0008】また本発明は上記路面設置型道路信号装置
において、貫通孔の大径部内周にねじ溝を形成し、該大
径部内に防塵用の栓を着脱自在に嵌入、または吊上用の
アイボルトを螺着し得るようにしたことを特徴とする。
【0009】
【作用】信号装置本体がアウターケースに保護され耐荷
重性も増すので変形等のおそれが少なくできる。また、
アイボルトを使用することによりアウターケース中から
の信号装置本体の取出しが容易となり、防塵用の栓を設
けることによりその螺合も容易となる。
【0010】
【実施例】次に図1〜図5に従い本発明の一実施例を説
明する。図1にこの路面設置型道路信号装置の外観斜視
図、図2にその縦断面図、図3,図4,図5に分解斜視
図を示す。図中符号1は上端開口縁2が路面水準と一致
するように地中に埋設されるアルミダイキャスト製のア
ウターケースで、該アウターケース1は平面四角形であ
るがその四隅角部が45度に面取りされているので八角
形状に近似した形態となっている。該アウターケース1
の下面には地中での移動を防ぐ目的と放熱性を良くする
ためのフイン3が形成されている。そして該アウターケ
ース1の内周縁に段部4が形成され、該段部4上面の内
縁寄りに水封用のオーリング5を配設し得る周溝6を形
成すると共に、該段部4上の該周溝6の外側で四隅角部
に相当する位置にねじ孔7が形成されている。なお8は
後述するビス33の頭部が収り得る開孔である。
【0011】10は信号装置本体で、該信号装置本体1
0はアウターケース1内に殆んど隙間なく収容できる平
面四角形(面取りのための八角形)になるように組付基
板11がアルミダイキャストにより形成され、該組付基
板11は中央の四角形部分を上部に太陽電池12を収容
するための空間と下部に蓄電池13を収容するため空間
に仕切する仕切板14が一体に形成され、該組付基板1
1の各辺の外側縁寄りには図5に示したように貫通孔1
5が形成され、該貫通孔15にレンズ体16を収容し、
クサビ状の止着片17を該レンズ体16の背面21に当
るように該レンズ体16と共に該貫通孔15中に装入
し、該止着片17をビス18により組付基板11に止着
することで、該レンズ体16を貫通孔15中に固定でき
るようにしている。該レンズ体16は赤色または黄色の
透明な合成樹脂により形成されその下部にスカート部2
0が一体に形成され、該スカート部20中に発光ダイオ
ード19が上面に止着されたプリント基板23が収容で
きるようにしている。該発光ダイオード19から出た光
は図2に示したように該レンズ体16の背面21で反射
し前面22より地表面をはうような低い角度で放射され
る。
【0012】30は上面に蓄電池13を安定的に保持し
得るように凹窪32が形成された蓋板で、該蓋板30は
組付基板11の下面にビス33により固着される。34
は該組付基板11の下面に周溝35を形成し、レンズ他
位16をその内側とするように配設されたオーリング
で、該ビス33を締付けることにより該オーリングによ
り組付基板11の下面を水封し、レンズ体16,プリン
ト基板23,蓄電池13等に雨水が侵入しないようにし
ている。
【0013】そして、該組付基板11の四隅角部に上方
の大径部39aと下方の小径部39bとからなる貫通孔
39を形成し、該大径部39aの内周にねじ溝を形成し
該貫通孔39に六角孔付ボルト40をその頭部が該大径
部39a内に収まるように貫通しアウターケース1のね
じ孔7に該六角孔付ボルト40を螺着することによりア
ウターケース1中に該信号装置本体10を収容固定す
る。そのとき六角孔付ボルト40の締付によりオーリン
グ5が蓋板30の下面に密着することによりさらに水封
がなされる。
【0014】このように構成した路面設置型道路信号装
置は、交差点中心の路面に適宜大きさの丸穴を埋ってア
ウターケース1をその上端開口縁2が路面42の水準と
同じになるように配置し該アウターケース1の周囲に樹
脂モルタル43を充填することにより該アウターケース
1を移動不能に地中に固定し、次いで予め蓋板30が封
止された信号装置本体10を該アウターケース1中に収
容し六角孔付ボルト40により締付固着する。そして該
六角孔付ボルト40の頭部を大径部39a中に収めると
共に、該大径部39aにゴム性等の防塵用の栓44を嵌
入して普段の使用に供する。このため大径部39aのね
じ溝は該栓44に被われ土,埃等が付着するのが防がれ
る。そして、昼間に太陽電池12により発電された電力
が蓄電池13に蓄積され、夜間に該蓄電池13の電力に
より発光ダイオード19が点滅し、自動車,歩行者等の
交通信号として機能する。
【0015】そして、メンテナンス、或いは故障時等に
は栓44をネジ巻し等の工具を用いて大径部39a中か
ら離脱させ、六角孔付ボルト40を緩めて取り去り、該
大径部39aに図3に示したようにアイボルト45を螺
合し、信号装置本体10を吊上げることによりアウター
ケース1中から該信号装置本体10を取り出す。そして
該アウターケース1中に新らたな信号装置本体10を入
れ替えたり、或いは冬期等のために該アウターケース1
を埋める蓋状の物体(図示せず)を収容しておく。この
場合六角孔付ボルト40を螺合させるねじ孔7はアウタ
ーケース1内底部に設けられるので、土,埃等が侵入し
難く再螺合を容易ならしめる。
【0016】この路面設置型道路信号装置では、信号装
置本体10の上端面がアウターケース1の上端開口縁2
から少し突出するだけであるので自動車が乗り上げても
衝撃が少ないと共に、従来の装置のフランジ部のよう
に、信号装置本体10の外周縁がアウターケース1の上
端開口縁2上に被らないので、信号装置本体10はアウ
ターケース1により完全に保護され衝撃によりレンズ等
が破損するおそれが少ない。
【0017】
【発明の効果】このように本発明の路面設置型道路信号
装置は、信号装置本体がアウターケースにより保護され
ることによって、耐荷重性が増し耐久性が向上するので
故障のおそれを低減させると共に、信号装置本体のアウ
ターケース中への収容,取出しを容易ならしめメンテナ
ンスをし易くする有益な効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る路面設置型信号装置の設置状況を
示した斜視図。
【図2】図1の縦断面図。
【図3】本発明に係る路面設置型信号装置を取出したと
きの斜視図。
【図4】本発明に係る路面設置型信号装置の分解斜視
図。
【図5】本発明に係る路面設置型信号装置のレンズ体の
分解斜視図。
【図6】従来の路面設置型信号装置の斜視図。
【図7】図6の縦断面図。
【符号の説明】
1 アウターケース 2 上端開口縁 4 段部 5 オーリング 6 周溝 7 ねじ孔 10 信号装置本体 11 組付基板 12 太陽電池 13 蓄電池 14 仕切板 15 貫通孔 16 レンズ体 17 止着片 19 発光ダイオード 20 スカート部 23 プリント基板 30 蓋板 33 ビス 39 貫通孔 39a 大径部 39b 小径部 40 六角孔付ボルト 42 路面 43 樹脂モルタル 44 栓 45 アイボルト

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部底面の四隅角部にねじ孔が形成され
    た略々四角形状の地中固定用のアウターケースと、外周
    縁が該アウターケースの上端開口縁に被ることなく上端
    面が該アウターケースの上端開口縁の水準から少し突出
    するように該アウターケース内に収容できる信号装置本
    体とからなり、該信号装置本体に太陽電池と蓄電池と発
    光ダイオードが水密状なるように封止状態で設けられ、
    該信号装置本体の四隅角部には上方の大径部と下方の小
    径部よりなる貫通孔が形成され、該貫通孔に角孔付ボル
    トをその頭部が大径部内に収まるように貫挿して前記ね
    じ孔に螺合することにより該信号装置本体をアウターケ
    ース内に着脱自在に収容してなることを特徴とした路面
    設置型道路信号装置。
  2. 【請求項2】 貫通孔の大径部内周にねじ溝を形成し、
    該大径部内に防塵用の栓を着脱自在に嵌入、または吊上
    用のアイボルトを螺着し得るようにした請求項1に記載
    の路面設置型道路信号装置。
JP6334265A 1994-12-15 1994-12-15 路面設置型道路信号装置 Pending JPH08165619A (ja)

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JP6334265A JPH08165619A (ja) 1994-12-15 1994-12-15 路面設置型道路信号装置

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JP6334265A JPH08165619A (ja) 1994-12-15 1994-12-15 路面設置型道路信号装置

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JPH08165619A true JPH08165619A (ja) 1996-06-25

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JP6334265A Pending JPH08165619A (ja) 1994-12-15 1994-12-15 路面設置型道路信号装置

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JP (1) JPH08165619A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100725119B1 (ko) * 2006-08-10 2007-06-04 허민 도로교통용 안전표시장치
JP2009155957A (ja) * 2007-12-27 2009-07-16 Sekisui Jushi Co Ltd 自発光装置
JP2009155958A (ja) * 2007-12-27 2009-07-16 Sekisui Jushi Co Ltd 自発光装置
JP2009221818A (ja) * 2008-03-19 2009-10-01 Sekisui Jushi Co Ltd 自発光道路鋲

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JP2009155957A (ja) * 2007-12-27 2009-07-16 Sekisui Jushi Co Ltd 自発光装置
JP2009155958A (ja) * 2007-12-27 2009-07-16 Sekisui Jushi Co Ltd 自発光装置
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