JPH08165516A - 絶縁部材およびこれを使用した高周波加熱装置 - Google Patents
絶縁部材およびこれを使用した高周波加熱装置Info
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- JPH08165516A JPH08165516A JP33195294A JP33195294A JPH08165516A JP H08165516 A JPH08165516 A JP H08165516A JP 33195294 A JP33195294 A JP 33195294A JP 33195294 A JP33195294 A JP 33195294A JP H08165516 A JPH08165516 A JP H08165516A
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- H05B—ELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
- H05B6/00—Heating by electric, magnetic or electromagnetic fields
- H05B6/02—Induction heating
- H05B6/10—Induction heating apparatus, other than furnaces, for specific applications
- H05B6/101—Induction heating apparatus, other than furnaces, for specific applications for local heating of metal pieces
- H05B6/103—Induction heating apparatus, other than furnaces, for specific applications for local heating of metal pieces multiple metal pieces successively being moved close to the inductor
- H05B6/104—Induction heating apparatus, other than furnaces, for specific applications for local heating of metal pieces multiple metal pieces successively being moved close to the inductor metal pieces being elongated like wires or bands
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- Inorganic Insulating Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 固定コイル１０に可動コイル２０を組み合わ
せて、ワークＷの軸長方向の加熱範囲を調節できるよう
にした高周波加熱装置において、固定コイル１０の側と
可動コイル２０の側の導体間を確実に絶縁する。 【構成】 固定コイル１０の加熱導体１１，１１に重な
る可動コイル２０の直線導体２１，２１に絶縁部材３
０，３０を装着する。絶縁部材３０は直線導体２１を収
容する箱形とする。
せて、ワークＷの軸長方向の加熱範囲を調節できるよう
にした高周波加熱装置において、固定コイル１０の側と
可動コイル２０の側の導体間を確実に絶縁する。 【構成】 固定コイル１０の加熱導体１１，１１に重な
る可動コイル２０の直線導体２１，２１に絶縁部材３
０，３０を装着する。絶縁部材３０は直線導体２１を収
容する箱形とする。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、円柱状のワークを表面
焼入するためにその外周面を加熱する高周波加熱装置等
に使用される絶縁部材およびその絶縁部材を使用した高
周波加熱装置に関する。
焼入するためにその外周面を加熱する高周波加熱装置等
に使用される絶縁部材およびその絶縁部材を使用した高
周波加熱装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】円柱状のワークを表面焼入するためにそ
の外周面を加熱する高周波加熱装置として、ワークの全
長等に応じてその軸長方向の加熱範囲を調節できるもの
がある。この高周波加熱装置の基本構成を図３に示す。
の外周面を加熱する高周波加熱装置として、ワークの全
長等に応じてその軸長方向の加熱範囲を調節できるもの
がある。この高周波加熱装置の基本構成を図３に示す。
【０００３】この高周波加熱装置は、加熱用の固定コイ
ル１０と、加熱範囲調節用の可動コイル２０とを具備す
る。固定コイル１０は、いわゆる半開放型の加熱コイル
であって、ワークＷの軸長方向に延びる一対の加熱導体
１１，１１を有する。加熱導体１１，１１は、ワークＷ
の両側に位置して、ワークＷの外周面に対向する。加熱
導体１１，１１の一方の端部は、ワークＷを跨ぐ略１／
４円弧の導体１２，１２およびＬ形のリード導体１３，
１３を介して給電板１５，１５に接続されている。給電
板１５，１５は絶縁板１６により絶縁され、図示されな
い高周波電源に接続される。加熱導体１１，１１の他方
の端部同士は、略１／２円弧の接続導体１４により接続
されている。
ル１０と、加熱範囲調節用の可動コイル２０とを具備す
る。固定コイル１０は、いわゆる半開放型の加熱コイル
であって、ワークＷの軸長方向に延びる一対の加熱導体
１１，１１を有する。加熱導体１１，１１は、ワークＷ
の両側に位置して、ワークＷの外周面に対向する。加熱
導体１１，１１の一方の端部は、ワークＷを跨ぐ略１／
４円弧の導体１２，１２およびＬ形のリード導体１３，
１３を介して給電板１５，１５に接続されている。給電
板１５，１５は絶縁板１６により絶縁され、図示されな
い高周波電源に接続される。加熱導体１１，１１の他方
の端部同士は、略１／２円弧の接続導体１４により接続
されている。
【０００４】可動コイル２０は、加熱導体１１，１１に
沿ってワークＷの軸長方向に延びる一対の直線導体２
１，２１を有する。直線導体２１，２１は固定コイル１
０の加熱導体１１，１１の上側に重なっている。絶縁の
ため、加熱導体１１，１１の上面にはテフロンからなる
絶縁シート２４がテープ巻きにより固定されている。直
線導体２１，２１の一端部（加熱導体１１，１１の側の
端部）は、ワークＷを跨ぐ略１／２円弧の接続導体２２
により相互に接続されている。直線導体２１，２１の中
央部より他端側は、接続導体２２と同様の略１／２円弧
の板状導電体２３により相互に接続されている。板状導
電体２３は、固定コイル１０の接続導体１４の内側に位
置している。そして可動コイル２０は、全体がワークＷ
の軸長方向に移動し得る。
沿ってワークＷの軸長方向に延びる一対の直線導体２
１，２１を有する。直線導体２１，２１は固定コイル１
０の加熱導体１１，１１の上側に重なっている。絶縁の
ため、加熱導体１１，１１の上面にはテフロンからなる
絶縁シート２４がテープ巻きにより固定されている。直
線導体２１，２１の一端部（加熱導体１１，１１の側の
端部）は、ワークＷを跨ぐ略１／２円弧の接続導体２２
により相互に接続されている。直線導体２１，２１の中
央部より他端側は、接続導体２２と同様の略１／２円弧
の板状導電体２３により相互に接続されている。板状導
電体２３は、固定コイル１０の接続導体１４の内側に位
置している。そして可動コイル２０は、全体がワークＷ
の軸長方向に移動し得る。
【０００５】ワークＷを加熱するときは、そのワークＷ
を回転させながら固定コイル１０に高周波電流を供給す
る。そうすると、可動コイル２０の板状導電体２３に誘
導電流が発生し、可動コイル２０にも高周波電流が流れ
る。このとき、固定コイル１０の加熱導体１１，１１に
流れる電流と、加熱導体１１，１１に重なる可動コイル
２０の直線導体２１，２１に流れる電流とは、方向が逆
になる。そのため、加熱導体１１，１１と直線導体２
１，２１の重合部分においては、磁束が打ち消し合う。
従って、加熱導体１１，１１の直線導体２１，２１との
重合部分を除く部分によりワークＷの外周面が加熱され
る。可動コイル２０をワークＷの軸長方向に移動させる
ことにより、ワークＷの全長等に応じてその軸長方向の
加熱範囲が調節される。
を回転させながら固定コイル１０に高周波電流を供給す
る。そうすると、可動コイル２０の板状導電体２３に誘
導電流が発生し、可動コイル２０にも高周波電流が流れ
る。このとき、固定コイル１０の加熱導体１１，１１に
流れる電流と、加熱導体１１，１１に重なる可動コイル
２０の直線導体２１，２１に流れる電流とは、方向が逆
になる。そのため、加熱導体１１，１１と直線導体２
１，２１の重合部分においては、磁束が打ち消し合う。
従って、加熱導体１１，１１の直線導体２１，２１との
重合部分を除く部分によりワークＷの外周面が加熱され
る。可動コイル２０をワークＷの軸長方向に移動させる
ことにより、ワークＷの全長等に応じてその軸長方向の
加熱範囲が調節される。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】このような加熱範囲調
節型の高周波加熱装置においては、固定コイル１０の加
熱導体１１，１１の上に可動コイル２０の直線導体２
１，２１が重なる。そのため、この間を電気的に絶縁す
る必要がある。従来この絶縁は、前述したように、加熱
導体１１，１１の上面にテフロンからなる絶縁シート２
４をテープで固定することにより行われていた。絶縁シ
ート２４をテープで固定するのは、加熱導体１１，１１
の上を直線導体２１，２１がスライドすることにより、
絶縁シート２４が離脱する危険があるからである。
節型の高周波加熱装置においては、固定コイル１０の加
熱導体１１，１１の上に可動コイル２０の直線導体２
１，２１が重なる。そのため、この間を電気的に絶縁す
る必要がある。従来この絶縁は、前述したように、加熱
導体１１，１１の上面にテフロンからなる絶縁シート２
４をテープで固定することにより行われていた。絶縁シ
ート２４をテープで固定するのは、加熱導体１１，１１
の上を直線導体２１，２１がスライドすることにより、
絶縁シート２４が離脱する危険があるからである。
【０００７】しかし、加熱範囲調節型の高周波加熱装置
においては、１本のワークＷを処理するごとに加熱導体
１１，１１の上（特に直線導体２１，２１の先端近傍）
にスラッジが溜まる。従来の絶縁では溜まったスラッジ
がテープの間に侵入し、絶縁不良の原因となるので、１
本のワークＷを処理するごとにスラッジをエアーで吹き
払う作業が必要であり、そのため作業能率が低かった。
においては、１本のワークＷを処理するごとに加熱導体
１１，１１の上（特に直線導体２１，２１の先端近傍）
にスラッジが溜まる。従来の絶縁では溜まったスラッジ
がテープの間に侵入し、絶縁不良の原因となるので、１
本のワークＷを処理するごとにスラッジをエアーで吹き
払う作業が必要であり、そのため作業能率が低かった。
【０００８】本発明はかかる事情に鑑みて創案されたも
のであり、加熱範囲調節型の高周波加熱装置に用いて離
脱の危険がなく、しかもスラッジの堆積による絶縁不良
の危険を排除することができる絶縁部材およびその絶縁
部材を用いた加熱範囲調節型の高周波加熱装置を提供す
ることを目的とする。
のであり、加熱範囲調節型の高周波加熱装置に用いて離
脱の危険がなく、しかもスラッジの堆積による絶縁不良
の危険を排除することができる絶縁部材およびその絶縁
部材を用いた加熱範囲調節型の高周波加熱装置を提供す
ることを目的とする。
【０００９】
【課題を解決するための手段】本発明にかかる絶縁部材
は、重ね合わされる２つの導体間を絶縁する絶縁部材で
あって、前記導体間に介在する平面部の周囲全体を一方
の導体の側へ立ち上げて、一方の導体を収容する箱形と
したことを特徴としている。
は、重ね合わされる２つの導体間を絶縁する絶縁部材で
あって、前記導体間に介在する平面部の周囲全体を一方
の導体の側へ立ち上げて、一方の導体を収容する箱形と
したことを特徴としている。
【００１０】本発明にかかる高周波加熱装置は、円柱状
ワークの軸長方向に延び、そのワークを挟んでワーク外
周面の周方向２位置に対向する一対の加熱導体を有し、
その加熱導体の一方の端部同士がワークを跨ぐ接続導体
により接続され、他方の端部が高周波電源に接続された
加熱用の固定コイルと、一対の加熱導体の各上側に重ね
られてワークの軸長方向に延びる一対の直線導体を有
し、その直線導体の加熱導体側端部がワークを跨ぐ接続
導体により接続され、反加熱導体側において一対の直線
導体が板状の導電体により接続され、全体がワークの軸
長方向に移動可能に支持された加熱範囲調節用の可動コ
イルと、一対の直線導体の各下面に沿って設けられて直
線導体とその下の加熱導体との間に介在する平面部を有
し、該平面部の周囲全体を上方へ立ち上げて、箱の如く
直線導体を収容する絶縁部材とを具備している。
ワークの軸長方向に延び、そのワークを挟んでワーク外
周面の周方向２位置に対向する一対の加熱導体を有し、
その加熱導体の一方の端部同士がワークを跨ぐ接続導体
により接続され、他方の端部が高周波電源に接続された
加熱用の固定コイルと、一対の加熱導体の各上側に重ね
られてワークの軸長方向に延びる一対の直線導体を有
し、その直線導体の加熱導体側端部がワークを跨ぐ接続
導体により接続され、反加熱導体側において一対の直線
導体が板状の導電体により接続され、全体がワークの軸
長方向に移動可能に支持された加熱範囲調節用の可動コ
イルと、一対の直線導体の各下面に沿って設けられて直
線導体とその下の加熱導体との間に介在する平面部を有
し、該平面部の周囲全体を上方へ立ち上げて、箱の如く
直線導体を収容する絶縁部材とを具備している。
【００１１】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。図１は本発明の１実施例を示す高周波加熱装置の
側面図、図２は本発明にかかる絶縁部材の他の適用例を
示す断面図である。
する。図１は本発明の１実施例を示す高周波加熱装置の
側面図、図２は本発明にかかる絶縁部材の他の適用例を
示す断面図である。
【００１２】本高周波加熱装置は、図１に示すように、
ワークＷを加熱するための固定コイル１０と、加熱範囲
を調節するための可動コイル２０と、固定コイル１０と
可動コイル２０との間を絶縁する一対の絶縁部材３０，
３０とを具備する。固定コイル１０は固定ベース上に固
定され、可動コイル２０は固定ベース上をワークＷの軸
長方向に移動し得る。
ワークＷを加熱するための固定コイル１０と、加熱範囲
を調節するための可動コイル２０と、固定コイル１０と
可動コイル２０との間を絶縁する一対の絶縁部材３０，
３０とを具備する。固定コイル１０は固定ベース上に固
定され、可動コイル２０は固定ベース上をワークＷの軸
長方向に移動し得る。
【００１３】本高周波加熱装置においては、絶縁部材３
０，３０が重要である。固定コイル１０および可動コイ
ル２０の具体的な構成は、図３に示した従来装置の場合
と実質的に同一であるので、同一部分に同一番号を付し
て説明を省略する。
０，３０が重要である。固定コイル１０および可動コイ
ル２０の具体的な構成は、図３に示した従来装置の場合
と実質的に同一であるので、同一部分に同一番号を付し
て説明を省略する。
【００１４】絶縁部材３０，３０は、テフロン等の絶縁
性および耐熱性に優れた合成樹脂からなり、可動コイル
２０の直線導体２１，２１にそれぞれ装着されている。
各絶縁部材３０は、直線導体２１の下面全体に沿って設
けられた平板部３１と、平板部３１の周囲全体を上方へ
立ち上げて形成した角枠状の立上げ部３２とからなる。
立上げ部３２を備えたことにより、絶縁部材３０はあた
かもキャップのように直線導体２１に下方から装着さ
れ、箱のように直線導体２１を収容する。
性および耐熱性に優れた合成樹脂からなり、可動コイル
２０の直線導体２１，２１にそれぞれ装着されている。
各絶縁部材３０は、直線導体２１の下面全体に沿って設
けられた平板部３１と、平板部３１の周囲全体を上方へ
立ち上げて形成した角枠状の立上げ部３２とからなる。
立上げ部３２を備えたことにより、絶縁部材３０はあた
かもキャップのように直線導体２１に下方から装着さ
れ、箱のように直線導体２１を収容する。
【００１５】本絶縁部材３０，３０は、平板部３１が固
定コイル１０の加熱導体１１，１１と加熱導体１１，１
１の直線導体２１，２１との間に介在して、この間を絶
縁する。また、立上げ部３２を備え、箱のように直線導
体２１を収容するので、可動コイル２０がワークＷの軸
長方向に移動しても直線導体２１から離脱しないことは
勿論、スラッジの堆積を防ぎ、仮に堆積があってもその
堆積による絶縁不良のおそれがないので、エアーでスラ
ッジを吹き払う作業が不要になる。
定コイル１０の加熱導体１１，１１と加熱導体１１，１
１の直線導体２１，２１との間に介在して、この間を絶
縁する。また、立上げ部３２を備え、箱のように直線導
体２１を収容するので、可動コイル２０がワークＷの軸
長方向に移動しても直線導体２１から離脱しないことは
勿論、スラッジの堆積を防ぎ、仮に堆積があってもその
堆積による絶縁不良のおそれがないので、エアーでスラ
ッジを吹き払う作業が不要になる。
【００１６】なお、本発明にかかる絶縁部材は、固定コ
イル１０の加熱導体１１，１１と可動コイル２０の直線
導体２１，２１との間の絶縁に限らず、加熱導体１１，
１１に接続される給電板１５，１５（図３）の絶縁にも
適用することができる。その適用例を示したのが図２で
ある。絶縁部材３０は一方の給電板１５を収容する箱形
であり、その給電板１５にキャップのように装着されて
いる。このような絶縁部材３０は一方の給電板１５に一
体化されるので、ボルト１７等を用いた給電板１５，１
５の組立作業等を容易にする。
イル１０の加熱導体１１，１１と可動コイル２０の直線
導体２１，２１との間の絶縁に限らず、加熱導体１１，
１１に接続される給電板１５，１５（図３）の絶縁にも
適用することができる。その適用例を示したのが図２で
ある。絶縁部材３０は一方の給電板１５を収容する箱形
であり、その給電板１５にキャップのように装着されて
いる。このような絶縁部材３０は一方の給電板１５に一
体化されるので、ボルト１７等を用いた給電板１５，１
５の組立作業等を容易にする。
【００１７】
【発明の効果】以上に述べた通り、本発明にかかる絶縁
部材は、一方の導体を箱のように収容し、その導体にキ
ャップのように装着されるので、例えば加熱範囲調節型
の高周波加熱装置の固定コイル側と可動コイル側の導体
間の絶縁に用いて、スラッジの堆積による絶縁不良の危
険性を排除し、スラッジの吹き払い作業を不要にするこ
とにより、作業能率の向上を図る。また、可動コイルが
移動しても導体から離脱する危険がなく、この点におい
ても信頼性に優れる。
部材は、一方の導体を箱のように収容し、その導体にキ
ャップのように装着されるので、例えば加熱範囲調節型
の高周波加熱装置の固定コイル側と可動コイル側の導体
間の絶縁に用いて、スラッジの堆積による絶縁不良の危
険性を排除し、スラッジの吹き払い作業を不要にするこ
とにより、作業能率の向上を図る。また、可動コイルが
移動しても導体から離脱する危険がなく、この点におい
ても信頼性に優れる。
【００１８】また、本発明にかかる加熱範囲調節型の高
周波加熱装置は、その固定コイル側と可動コイル側の導
体間の絶縁に上記絶縁部材を用いたので、スラッジの堆
積による絶縁不良の危険性がなく、スラッジの吹き払い
作業を必要としない。従って、作業能率が向上する。
周波加熱装置は、その固定コイル側と可動コイル側の導
体間の絶縁に上記絶縁部材を用いたので、スラッジの堆
積による絶縁不良の危険性がなく、スラッジの吹き払い
作業を必要としない。従って、作業能率が向上する。
【図１】本発明の１実施例を示す高周波加熱装置の斜視
図である。
図である。
【図２】本発明にかかる絶縁部材の他の適用例を示す断
面図である。
面図である。
【図３】加熱範囲調節型の高周波加熱装置の基本構成を
示す斜視図である。
示す斜視図である。
１０ 固定コイル １１ 加熱導体 １４ 接続導体 ２０ 可動コイル ２１ 直線導体 ２２ 接続導体 ２３ 板状導電体 ３０ 絶縁部材 ３１ 平板部 ３２ 立上げ部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 // Ｈ０１Ｂ 3/00 Ｚ
Claims (2)
- 【請求項１】 重ね合わされる２つの導体間を絶縁する
絶縁部材であって、前記導体間に介在する平面部の周囲
全体を一方の導体の側へ立ち上げて、一方の導体を収容
する箱形としたことを特徴とする絶縁部材。 - 【請求項２】 円柱状ワークの軸長方向に延び、そのワ
ークを挟んでワーク外周面の周方向２位置に対向する一
対の加熱導体を有し、その加熱導体の一方の端部同士が
ワークを跨ぐ接続導体により接続され、他方の端部が高
周波電源に接続された加熱用の固定コイルと、 一対の加熱導体の各上側に重ねられてワークの軸長方向
に延びる一対の直線導体を有し、その直線導体の加熱導
体側端部がワークを跨ぐ接続導体により接続され、反加
熱導体側において一対の直線導体が板状の導電体により
接続され、全体がワークの軸長方向に移動可能に支持さ
れた加熱範囲調節用の可動コイルと、 一対の直線導体の各下面に沿って設けられて直線導体と
その下の加熱導体との間に介在する平面部を有し、該平
面部の周囲全体を上方へ立ち上げて、箱の如く直線導体
を収容する絶縁部材とを具備することを特徴とする高周
波加熱装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33195294A JP2913615B2 (ja) | 1994-12-09 | 1994-12-09 | 絶縁部材およびこれを使用した高周波加熱装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33195294A JP2913615B2 (ja) | 1994-12-09 | 1994-12-09 | 絶縁部材およびこれを使用した高周波加熱装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08165516A true JPH08165516A (ja) | 1996-06-25 |
| JP2913615B2 JP2913615B2 (ja) | 1999-06-28 |
Family
ID=18249480
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP33195294A Expired - Lifetime JP2913615B2 (ja) | 1994-12-09 | 1994-12-09 | 絶縁部材およびこれを使用した高周波加熱装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2913615B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010262828A (ja) * | 2009-05-07 | 2010-11-18 | Hitachi Chem Co Ltd | 誘導加熱コイル、誘導加熱装置及び電気絶縁処理システム |
| JP2011517054A (ja) * | 2008-04-14 | 2011-05-26 | インダクトサーム・コーポレイション | 可変幅横方向磁束電気誘導コイル |
| WO2014057692A1 (en) * | 2012-10-12 | 2014-04-17 | Neturen Co., Ltd. | Heating coil and heat treatment apparatus |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2015093621A2 (en) | 2013-12-19 | 2015-06-25 | Neturen Co., Ltd. | Induction heating coil and induction heating method |
-
1994
- 1994-12-09 JP JP33195294A patent/JP2913615B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (6)
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| JP2011517054A (ja) * | 2008-04-14 | 2011-05-26 | インダクトサーム・コーポレイション | 可変幅横方向磁束電気誘導コイル |
| JP2010262828A (ja) * | 2009-05-07 | 2010-11-18 | Hitachi Chem Co Ltd | 誘導加熱コイル、誘導加熱装置及び電気絶縁処理システム |
| WO2014057692A1 (en) * | 2012-10-12 | 2014-04-17 | Neturen Co., Ltd. | Heating coil and heat treatment apparatus |
| JP2014080638A (ja) * | 2012-10-12 | 2014-05-08 | Neturen Co Ltd | 加熱コイル及び熱処理装置 |
| CN104737622A (zh) * | 2012-10-12 | 2015-06-24 | 高周波热炼株式会社 | 加热线圈和热处理设备 |
| US10708984B2 (en) | 2012-10-12 | 2020-07-07 | Neturen Co., Ltd. | Heating coil and heat treatment apparatus |
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