JPH08165315A - フレネルレンズ用紫外線硬化性樹脂組成物および透過型スクリーン - Google Patents

フレネルレンズ用紫外線硬化性樹脂組成物および透過型スクリーン

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JPH08165315A
JPH08165315A JP6333447A JP33344794A JPH08165315A JP H08165315 A JPH08165315 A JP H08165315A JP 6333447 A JP6333447 A JP 6333447A JP 33344794 A JP33344794 A JP 33344794A JP H08165315 A JPH08165315 A JP H08165315A
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太 大澤
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勉 山下
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 メチルメタクリレート重合物またはメチルメ
タクリレートと他の(メタ)アクリレートとの共重合物
を主成分とする基板上にフレネルレンズを形成させるた
めの紫外線硬化性樹脂組成物において、該紫外線硬化性
樹脂として下記(A)〜(D)を必須成分として含有す
ることを特徴とする組成物 (A):臭素原子を有する(メタ)アクリル系モノマー (B):80〜200の分子量を有し、かつ常圧での沸
点が150℃を越えるモノ−またはジ(メタ)アクリレ
ートモノマー (C):25℃におけるD線の屈折率が1.5以上、数
平均分子量が5000以上のポリエステル樹脂 (D):光重合開始剤;および該組成物を硬化させた樹
脂からなるフレネルレンズが設けられているフレネルレ
ンズシートを有することを特徴とする透過型スクリー
ン。 【効果】 ポリメチルメタクリレート系基板との密着性
に優れ、屈折率が高く、フレネルレンズなどの光学部品
の成形が容易であり、また耐薬品性、強靱性、耐熱性お
よび耐冷性が優れている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フレネルレンズなどの
光学部品の製造に適した紫外線硬化性樹脂組成物に関す
る。さらに詳しくは、メチルメタクリレート重合物また
はメチルメタクリレートと他の(メタ)アクリレートと
の共重合物(以下、「メチルメタクリレート系(共)重
合物」という。)を主成分とする基板との密着性に優れ
た紫外線硬化性樹脂組成物、および該紫外線硬化性樹脂
組成物からなるフレネルレンズが設けられているフレネ
ルレンズシートを有する透過型スクリーンに関する。
【0002】
【従来の技術】フレネルレンズなどの光学部品の製造に
用いる紫外線硬化樹脂において、ウレタン(メタ)アク
リレート、エポキシ(メタ)アクリレートなどのオリゴ
マーと、感光性のモノマーからなる組成物が知られてい
る(特開平3−157412号公報、特開平4−680
10号公報など)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記公報記載
の組成物ではメチルメタクリレート系(共)重合物を主
成分とする基板との密着性が悪く、密着性を上げるため
にプライマーを使用する必要があった。また、フレネル
レンズに用いる場合に求められる屈折率が1.55を超
えるのは困難であった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、メチルメ
タクリレート系(共)重合物を主成分とする基板との密
着性、光学特性および硬化物物性に優れ、フレネルレン
ズなどの光学部品の成型が容易であり、屈折率の高い紫
外線硬化性樹脂組成物について鋭意検討した結果、屈折
率と分子量を規定したポリマーに(メタ)アクリレート
系のモノマーを配合することにより上記性能を満足する
ことを見いだし、本発明に到達した。すなわち本発明
は、メチルメタクリレート重合物またはメチルメタクリ
レートと他の(メタ)アクリレートとの共重合物を主成
分とする基板上にフレネルレンズを形成させるための紫
外線硬化性樹脂組成物において、該紫外線硬化性樹脂と
して下記(A)〜(D)を必須成分として含有すること
を特徴とする組成物 (A):臭素原子を有する(メタ)アクリル系モノマー (B):80〜200の分子量を有し、かつ常圧での沸
点が150℃を越えるモノ−またはジ(メタ)アクリレ
ートモノマー (C):25℃におけるD線の屈折率が1.5以上、数
平均分子量が5000以上のポリエステル樹脂 (D):光重合開始剤;および該組成物を硬化させた樹
脂からなるフレネルレンズが設けられているフレネルレ
ンズシートを有することを特徴とする透過型スクリーン
である。
【0005】本発明において用いる(A)としては、
2,4,6−トリブロモフェノキシエチル(メタ)アク
リレート、2,4,6−トリブロモフェニル(メタ)ア
クリレート、テトラブロモビスフェノールAジ(メタ)
アクリレート、テトラブロモビスフェノールAエチレン
オキサイド2モル付加物ジ(メタ)アクリレート等が挙
げられる。
【0006】本発明において用いる(B)としては、モ
ノ(メタ)アクリレートおよびポリ(メタ)アクリレー
トが挙げられる。モノ(メタ)アクリレートの具体例と
しては、フェノキシジエチレングリコール(メタ)アク
リレート、テトラヒドルフルフリル(メタ)アクリレー
ト、メトキシエチル(メタ)アクリレート、エトキシエ
チル(メタ)アクリレート、ブトキシエチル(メタ)ア
クリレート、グリシジル(メタ)アクリレート、ヒドロ
キシエチル(メタ)アクリレート等が挙げられる。ポリ
(メタ)アクリレートとしては、エチレングリコールジ
(メタ)アクリレート、プロピレングリコールジアクリ
レート等が挙げられる。
【0007】これらのうちで好ましいものは、分子量が
80〜200で、かつ常圧での沸点が150℃を超える
ものであり、特に好ましいものは、エチレングリコール
ジ(メタ)アクリレート、テトラヒドルフルフリル(メ
タ)アクリレートおよびこれらの混合物である。(B)
の分子量が200を越えるとメチルメタクリレート系
(共)重合物からなる基板への密着性が悪くなる。ま
た、(B)の沸点が150℃以下のものは、揮発性が高
いために性能の安定した目的物を製造できない。
【0008】本発明において(A)および(B)と共に
他の(メタ)アクリレートモノマーを併用することがで
きる。
【0009】該他の(メタ)アクリレートモノマーの具
体例としては、ノニルフェノキシジエチレングリコール
(メタ)アクリレート、ドデシルフェノキシジエチレン
グリコール(メタ)アクリレート、ジエチレングリコー
ルジ(メタ)アクリレート、1,6−ヘキサンジオール
ジ(メタ)アクリレート、ネオペンチルグリコールジ
(メタ)アクリレート、ビスフェノール類(ビスフェノ
ールA、ビスフェノールFなど)、およびこれらのアル
キレンオキサイド付加物のジ(メタ)アクリレート、ト
リメチロールプロパンのジ−およびトリ(メタ)アクリ
レート、ペンタエリスリトールのトリ−およびテトラ
(メタ)アクリレート、ジペンタエリスリトールのトリ
−、、テトラ−、ペンタ−、およびヘキサ(メタ)アク
リレート等が挙げられる。
【0010】本発明において、(C)は、25℃におけ
るD線の屈折率が1.5以上、数平均分子量が5000
以上のポリエステル樹脂である。
【0011】該(C)としては、ビスフェノールAにア
ルキレンオキサイドを2〜20モル付加したジオールと
ジカルボン酸および/または、その無水物との反応から
得られるポリエステルが挙げられる。
【0012】上記、アルキレンオキサイドとしては、エ
チレンオキサイド、プロピレンオキサイド、ブチレンオ
キサイドおよびこれらの混合物が挙げられる。
【0013】上記、ジカルボン酸および、その無水物と
しては、コハク酸およびその無水物、アジピン酸および
その無水物、マレイン酸およびその無水物、フマル酸、
フタル酸およびその無水物、イソフタル酸、テレフタル
酸およびこれらの2種以上の混合物などが挙げられる。
【0014】上記ポリエステル(C)は、無触媒下また
は、酸、アルカリもしくは金属系の触媒を用いて、通常
のポリエステル製造条件で製造することができる。
【0015】(C)の数平均分子量は5,000以上で
ある。(C)の数平均分子量が5,000未満では、組
成物を紫外線硬化した後も粘着性が残り、好ましくな
い。
【0016】本発明の組成物において、(B)は、メチ
ルメタクリレート系(共)重合物を主成分とする基板へ
の密着性を良くするための成分であり、(C)は作業性
に適した粘度を付与するための成分である。
【0017】本発明の組成物において、(A):
(B):(C)の重量比は、通常(10〜40):(2
0〜80):(10〜60)、好ましくは(15〜3
5):(30〜60):(15〜40)である。(A)
の比率が10未満では十分な屈折率が得られず、40を
超えるとモノマーの結晶が析出しやすい。(B)の比率
が20未満ではメチルメタクリレート系(共)重合物を
主成分とする基板への密着性が悪く、80%を超えると
系の粘度が低くなりすぎて作業性が低下する。(C)の
比率が10未満では所望の粘度にすることができず、6
0を超えると粘度が高くなりすぎて注型作業性が低下す
る。
【0018】本発明において用いる光重合開始剤(D)
としては、たとえば、ベンゾインアルキルエーテル、ベ
ンジルジメチルケタール、1−ヒドロキシシクロヘキシ
ルフェニルケトン、2−ヒドロキシ−2−メチル−1−
フェニルプロパン−1−オン、ベンゾフェノン、メチル
ベンゾイルフォーメート、イソプロピルチオキサントン
およびこれらの2種以上の混合物が挙げられる。
【0019】(D)の量は、(A)、(B)および
(C)の合計重量に対して通常0.1〜10重量%、好
ましくは0.5〜6重量%である。
【0020】なお、必要により本発明の組成物に熱重合
禁止剤、消泡剤、レベリング剤、カップリング剤などの
公知の添加剤を添加することができる。
【0021】本発明の組成物は、紫外線を照射すること
により硬化させることができる。紫外線照射装置は特に
限定はなく、公知のものが利用できる。
【0022】本発明においてメチルメタクリレート系
(共)重合物を主成分とする基板は、メチルメタクリレ
ートの単独重合物またはメチルメタクリレートと他のア
ルキル(メタ)アクリレート(アルキルの炭素数1〜1
8)との共重合物を主成分とするものである。該(共)
重合物中のメチルメタクリレート単位の含有量は通常7
0〜100重量%である。メチルメタクリレート単位の
含有量が70重量%未満だと、本発明の組成物から得た
硬化物との密着性が悪くなり好ましくない。
【0023】本発明におけるフレネルレンズシートを構
成する基板としては、上記(共)重合物を射出成形、押
し出し成形、注型成形など公知の方法で厚さ0.5〜5
mmの板状に成形したものを用いる。
【0024】フレネルレンズシートの製造は、本発明の
組成物を、フレネルレンズ用成形型に塗工し、基板を上
記塗工した樹脂の上から空気が入らないように加圧積層
し、紫外線を照射して紫外線硬化性樹脂を硬化させた後
にシートを金型から剥離する方法で行われる。
【0025】
【実施例】以下に本発明を実施例により説明するが、本
発明はこれに限定されるものではない。実施例中の
「部」は重量部を示す。
【0026】実施例1 エチレングリコールジメタクリレート 22部 ビスフェノールAプロピレンオキサイド2モル付加物と 無水マレイン酸からのポリエステル樹脂 (数平均分子量:6,000) 25部 ビスフェノールAエチレンオキサイド4モル付加物の ジアクリレート 25部 2,4,6−トリブロモフェノキシエチルアクリレート 25部 1−ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン 3部 これらを配合、均一溶解して25℃での粘度が、4,4
00cpsの本発明の組成物を得た。
【0027】実施例2 エチレングリコールジメタクリレート 15部 テトラヒドロフルフリルメタクリレート 15部 ビスフェノールAプロピレンオキサイド2モル付加物と 無水マレイン酸からのポリエステル樹脂 (数平均分子量:6,000) 25部 2,4,6−トリブロモフェノキシエチルアクリレート 25部 ビスフェノールAエチレンオキサイド4モル付加物の ジアクリレート 17部 メチルベンゾイルフォーメート 3部 これらを配合、均一溶解して25℃での粘度が、3,4
00cpsの本発明の組成物を得た。
【0028】実施例3 エチレングリコールジメタクリレート 15部 テトラヒドロフルフリルメタクリレート 15部 ビスフェノールAエチレンオキサイド4モル付加物と 無水フタル酸からのポリエステル樹脂 (数平均分子量:16,000) 25部 ビスフェノールAエチレンオキサイド4モル付加物の ジアクリレート 15部 テトラブロモビスフェノールAエチレンオキサイド 2モル付加物のジアクリレート 27部 メチルベンゾイルフォーメート 3部 これらを配合、均一溶解して25℃での粘度が、4,8
00cpsの本発明の組成物を得た。
【0029】実施例4 エチレングリコールジメタクリレート 22部 ビスフェノールAプロピレンオキサイド2モル付加物と 無水マレイン酸からのポリエステル樹脂 (数平均分子量:6,000) 25部 テトラブロモビスフェノールAエチレンオキサイド 2モル付加物のジアクリレート 25部 フェノキシエチルアクリレート 25部 1−ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン 3部 これらを配合、均一溶解して25℃での粘度が、5,2
00cpsの本発明の組成物を得た。
【0030】実施例5 テトラヒドロフルフリルメタクリレート 22部 ビスフェノールAプロピレンオキサイド2モル付加物と 無水マレイン酸からのポリエステル樹脂 (数平均分子量:6,000) 25部 テトラブロモビスフェノールAエチレンオキサイド 2モル付加物のジアクリレート 25部 フェノキシエチルアクリレート 25部 1−ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン 3部 これらを配合、均一溶解して25℃での粘度が、5,2
00cpsの本発明の組成物を得た。
【0031】比較例1 ポリカプロラクトンジオール(分子量2000)、イソフォロンジイソシアネ ートおよびヒドロキシエチルアクリレートからのウレタンアクリレート 52部 ビスフェノールAのエチレンオキサイド2モル付加物の ジアクリレート 20部 2,4,6−トリブロモフェノキシエチルアクリレート 25部 1−ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン 3部 これらを配合、均一溶解して25℃での粘度が、2,0
00cpsの比較の組成物を得た。
【0032】試験例1 30cm×30cmのフレネルレンズ用の型に、実施例
1〜4および比較例1で得られた組成物を厚さ0.2m
mになるように塗布し、その上を厚さ1mmのポリメチ
ルメタクリレート板で覆い、ポリメチルメタクリレート
面から紫外線を1,000mJ/cm2照射した後、型
から取り出し、フレネルレンズを作成した。このフレネ
ルレンズのポリメチルメタクリレート基板との密着性、
屈折率を表1に示す。
【0033】
【表1】 |実施例1|実施例2|実施例3|実施例4|実施例5|比較例 −−−−−+−−−−+−−−−+−−−−+−−−−+−−−−+−−−− 密着性 | 100 | 100 | 100 | 100 | 100 | 0 −−−−−+−−−−+−−−−+−−−−+−−−−+−−−−+−−−− 屈折率 | 1.563 | 1.559 | 1.564 | 1.566 | 1.572 | 1.543
【0034】(注1) 密着性;ナイフで1mm幅に碁盤目(10×10)を入
れ、セロテープを貼り付け90度剥離。この時碁盤目に
付着したままの部分の数を表示する。樹脂層が剥がれな
ければ表示は、100になる。 屈折率;アッベ屈折計による測定値(25℃)
【0035】実施例6 実施例1に示したフレネルレンズ用紫外線硬化性樹脂組
成物を、予めクロムメッキを施したフレネルレンズの金
型にデスペンサーを用いて塗工し、メチルメタクリレー
ト系共重合物からなるあつさ2mmの基板(住友化学
製:スミペックスHT)を、上記金型に充填した樹脂の
上から空気が入らないように加圧積層し、高圧水銀灯を
用いて紫外線を30秒間照射して紫外線硬化性樹脂を硬
化させた後に金型を剥離しフレネルレンズシートを得
た。
【0036】
【発明の効果】本発明のフレネルレンズ用紫外線硬化性
樹脂組成物は、従来のものに比べ、下記の効果を有す
る。 (1)メチルメタクリレート重合物またはメチルメタク
リレートと他の(メタ)アクリレートとの共重合物を主
成分とする基板との密着性に優れる。 (2)屈折率が高い。 (3)フレネルレンズなどの光学部品の成形が容易であ
る。 (4)硬化後の樹脂は、耐薬品性、強靱性、耐熱性およ
び耐冷性が優れている。 上記効果を奏することから本発明の組成物は、とくにフ
レネルレンズ用材料として極めて有用である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山下 勉 京都市東山区一橋野本町11番地の1 三洋 化成工業株式会社内 (72)発明者 大久保 道晴 京都市東山区一橋野本町11番地の1 三洋 化成工業株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メチルメタクリレート重合物またはメチ
    ルメタクリレートと他の(メタ)アクリレートとの共重
    合物を主成分とする基板上にフレネルレンズを形成させ
    るための紫外線硬化性樹脂組成物において、該紫外線硬
    化性樹脂として下記(A)〜(D)を必須成分として含
    有することを特徴とする組成物。 (A):臭素原子を有する(メタ)アクリル系モノマー (B):80〜200の分子量を有し、かつ常圧での沸
    点が150℃を越えるモノ−またはジ(メタ)アクリレ
    ートモノマー (C):25℃におけるD線の屈折率が1.5以上、数
    平均分子量が5000以上のポリエステル樹脂 (D):光重合開始剤
  2. 【請求項2】 (B)が、エチレングリコールジ(メ
    タ)アクリレートおよび/またはテトラヒドロフルフリ
    ル(メタ)アクリレートである請求項1記載の組成物。
  3. 【請求項3】 (A):(B):(C)が、重量比で
    (10〜40):(20〜80):(10〜60)であ
    る請求項1または2記載の組成物。
  4. 【請求項4】 メチルメタクリレート重合物またはメチ
    ルメタクリレートと他の(メタ)アクリレートとの共重
    合物を主成分とする基板上に、請求項1〜3いずれか記
    載の組成物を硬化させた樹脂からなるフレネルレンズが
    設けられているフレネルレンズシートを有することを特
    徴とする透過型スクリーン。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5805358A (en) * 1995-07-29 1998-09-08 Sanyo Chemical Industries, Ltd. UV-curable fresnel lens resin composition, fresnel lens, and back projection screen
JP2002264148A (ja) * 2001-03-07 2002-09-18 Dainippon Printing Co Ltd 原反、レンズシート、およびプロジェクションスクリーン
WO2011105473A1 (ja) 2010-02-26 2011-09-01 新日鐵化学株式会社 硬化性樹脂組成物、その硬化物並びに光学材料

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US8853291B2 (en) 2010-02-26 2014-10-07 Nippon Steel & Sumikin Chemical Co., Ltd. Curable resin composition, cured article thereof, and optical material

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