JPH08164714A - 空気入りラジアルタイヤ - Google Patents

空気入りラジアルタイヤ

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JPH08164714A
JPH08164714A JP6309138A JP30913894A JPH08164714A JP H08164714 A JPH08164714 A JP H08164714A JP 6309138 A JP6309138 A JP 6309138A JP 30913894 A JP30913894 A JP 30913894A JP H08164714 A JPH08164714 A JP H08164714A
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    • B60C11/03Tread patterns
    • B60C2011/0337Tread patterns characterised by particular design features of the pattern
    • B60C2011/0339Grooves
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    • B60C2011/0388Continuous ribs provided at the equatorial plane

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 非対称方向性のブロックパターンを有する空
気入りラジアルタイヤにおいて、ウェット路面での排水
性とドライ路面での操縦安定性を共に一層改善すること
が可能な空気入りラジアルタイヤを提供することにあ
る。 【構成】 タイヤ回転方向Rが一方向に指定されたトレ
ッド面Pのタイヤ外側領域Oに、タイヤ周方向Tに延び
る溝幅の異なる主溝1A,1B を2本のみ配置し、タイヤ周
方向Tに傾斜し主溝1A,1B よりもタイヤ外側に配置した
多数のラグ溝2に連通する準主溝3を主溝1A,1B に連通
せずに配置し、タイヤ内側領域Iに主溝1Aからタイヤ周
方向Tに傾斜しタイヤ幅方向に延びる多数のサブ溝4を
配置すると共に、タイヤ周方向Tにサブ溝4と同一方向
に傾斜しサブ溝4に交差する準主溝5を設けて非対称方
向性のブロックパターンを形成したことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は非対称方向性のブロック
パターンを有する空気入りラジアルタイヤに関し、更に
詳しくは、非対称方向性のブロックパターンにおけるウ
ェット路面での排水性及びドライ路面での操縦安定性を
共に改善するようにした特に乗用車の空気入りラジアル
タイヤに関する。
【0002】
【従来の技術】乗用車の空気入りラジアルタイヤにおい
て、ウェット路面での排水性を向上する一般的手法とし
て、周方向に延びる主溝やラグ溝の溝幅を広くして溝面
積を増加する方法がある。しかし、単に溝面積を増加し
ただけでは、ブロック剛性の低下によりドライ路面での
操縦安定性が低下すると共に騒音性能が悪化する。
【0003】そこで、上記対策として、方向性のブロッ
クパターンを用いる提案がある。例えば、対称方向性の
ブロックパターンとして、図3に示すように、トレッド
面11にタイヤ周方向Tに延びる複数の直線状の主溝1
2を設け、タイヤセンターライン寄りの各主溝12A,
12Bから、それぞれタイヤ外側領域及び内側領域にタ
イヤ幅方向にそれぞれ傾斜するようにサブ溝13A,1
3Bを配置し、多数のブロック14を区画形成した構成
になっている。
【0004】また、特開昭62ー52507号公報に
は、タイヤ周方向に延びる少なくとも1本の主溝を配置
した非対称方向性のブロックパターンの提案がある。し
かし、安全性と環境問題に対する要求が一層厳しくなり
つつある近年、上記のように単に対称や非対称方向性の
ブロックパターンを用いただけでは、ウェット路面での
排水性とドライ路面での操縦安定性を共に要求を満たす
ような一層の改善を図るのが困難であるという問題があ
った。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、非対
称方向性のブロックパターンを有する空気入りラジアル
タイヤにおいて、ウェット路面での排水性とドライ路面
での操縦安定性を共に一層改善することが可能な空気入
りラジアルタイヤを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明の空気入りラジアルタイヤは、タイヤ回転方向が一方
向に指定されたトレッド面に、車両装着時タイヤセンタ
ーラインよりタイヤ外側領域に、タイヤ周方向にストレ
ート状に延びる溝幅の異なる主溝を2本のみ配置し、タ
イヤ周方向に対して同一方向に傾斜し前記2本の主溝よ
りもタイヤ外側に配置した多数のラグ溝に連通する準主
溝を前記主溝に連通せずに所定のピッチで配置し、タイ
ヤ内側領域にセンターライン寄りの前記主溝からタイヤ
周方向に対して同一方向に傾斜しタイヤ幅方向に延びる
多数のサブ溝を配置すると共に、タイヤ周方向に対して
該サブ溝と同一方向に傾斜しサブ溝に交差する準主溝を
所定のピッチで配置して非対称方向性のブロックパター
ンを形成し、前記2本の主溝の合計の溝幅Aをトレッド
接地幅Wに対して、0.12W/2≦A≦0.20W/
2に設定し、かつ溝幅の狭い方の主溝の溝幅A2 を溝幅
の広い方の主溝の溝幅A1 に対して、A1 /4≦A2
1 /2にしたことを特徴とする。
【0007】このように非対称方向性のブロックパター
ンを有する空気入りラジアルタイヤにおいて、タイヤ装
着時タイヤ外側領域に溝幅の異なる2本のタイヤ周方向
のストレート状の主溝を設け、それら主溝の溝幅を上記
のように設定する一方、2本の主溝よりもタイヤ外側に
ラグ溝と連通し外側の主溝と連通しない準主溝を傾斜し
て配置すると共に、タイヤ内側領域にサブ溝と同じ方向
に傾斜した準主溝をサブ溝に交差するように設けたこと
により、コーナリング時に接地長の最も長くなるタイヤ
外側領域に排水に要する有効な溝幅を有するタイヤ周方
向の主溝を確保し、更に、ブロックの接地開始側を鋭角
にするため、水膜を切るエッジ効果を得ることができる
ため、ウェット路面における排水性を一層向上すること
ができる。
【0008】また、タイヤ外側領域において外側の主溝
両側にリブが形成され、更に準主溝とサブ溝及びラグ溝
とにより区画形成されたブロックを旋回時の遠心力に対
して可及的に剛性を強めることができるため、ドライ路
面での操縦安定性も共に高めることができる。以下、本
発明の構成について添付の図面を参照しながら詳細に説
明する。
【0009】図1は本発明の空気入りラジアルタイヤの
ブロックパターンの一例を示す。図において、タイヤは
矢印R方向に回転するように指示され、車両装着時にお
いてトレッド面PはタイヤセンターラインCLから左側
がタイヤ内側領域I、右側がタイヤ外側領域Oである。
このようなトレッド面Pのタイヤ外側領域Oには、タイ
ヤ周方向Tに沿ってストレート状に延びる溝幅の異なる
主溝1A,1Bが2本のみ並んで平行に配置され、セン
ターラインCL寄りの主溝1Aの溝幅A1 が、タイヤ外
側寄りの主溝1Bの溝幅A2 よりも広く形成されてい
る。
【0010】主溝1Bよりも外側のタイヤ外側領域Oに
は、タイヤ幅方向に延びる多数のラグ溝2が配置される
と共に、これらラグ溝2の複数に連通するストレート状
の準主溝3が所定のピッチで配置されている。上記ラグ
溝2は、タイヤ周方向Tに対して同一方向で反タイヤ回
転方向側に外端側が若干傾斜して配設され、内端2aが
準主溝3に接続されている。上記準主溝3は、タイヤ周
方向Tに対してラグ溝2と同一方向に傾斜すると共にそ
の傾斜角度を小さくし、タイヤ回転方向R側の準主溝先
端3aが、主溝1Bには連通せずに、タイヤ周方向Tに
おいてラグ溝2間に配置されている。準主溝3の中間部
3bと後端3cとが隣接する2本のラグ溝2の内端2a
にそれぞれ連通し、後端3cは外側接地端E1近傍で接
続している。
【0011】タイヤ外側領域Oでは、ラグ溝4と準主溝
5とによりショルダー部に多数のブロックBが形成さ
れ、また、主溝1Bの両側にリブRがそれぞれ形成され
る構成になっている。タイヤ内側領域Iには、センター
ラインCL寄りの主溝1Aからタイヤ内側領域Iをタイ
ヤ幅方向に横断すると共に、タイヤ周方向Tに対して同
一方向で、反タイヤ回転方向側に外端側が傾斜して延び
る多数のサブ溝4が配置されている。また、タイヤ周方
向Tに対してサブ溝4と同一方向で傾斜すると共に、そ
の傾斜角度をサブ溝4よりも小さくした略ストレート状
の準主溝5が、複数のサブ溝4に跨がって交差し、所定
のピッチで配置されている。
【0012】上記準主溝5は、タイヤ回転方向R側の先
端5aが接地中央部でサブ溝4に連通し、主溝1Aには
連通していない。準主溝5の後端5bは内側接地端E2
でサブ溝4に連通するようになっている。タイヤ内側領
域Iでは、主溝1Aとサブ溝2、準主溝3とにより、多
数のブロックBが区画形成されている。なお、本発明で
いう準主溝3,5は、上記の配置位置により定義される
ものであり、溝の幅及び深さにより特に区別されるもの
ではない。
【0013】また、本発明では、上記2本の主溝1A,
1Bの合計の溝幅Aをトレッド接地幅Wに対して、0.
12W/2≦A≦0.20W/2となる関係にし、かつ
狭い方の主溝1Bの溝幅A2 を溝幅の広い方の主溝1A
の溝幅A1 に対して、A1 /4≦A2 ≦A1 /2に設定
している。このように本発明は、非対称方向性のブロッ
クパターンにおいて、タイヤ装着時タイヤ外側領域Oに
タイヤ周方向Tに延びるストレート状の主溝1A,1B
を2本のみ設けると共にその溝幅を異ならせ、それら主
溝1A,1Bの溝幅を上記の範囲に設定する一方、2本
の主溝1A,1Bよりもタイヤ外側にラグ溝2と連通
し、主溝1Bには接続されない準主溝3を傾斜して配置
し、かつタイヤ内側領域Iにサブ溝4と同じ方向に傾斜
した準主溝5をサブ溝4に交差するように設けたことに
より、コーナリング時に接地長の最も長くなるタイヤ外
側領域Oに排水に要する有効な溝幅を有する周方向主溝
を確保すると共に、ブロックBの接地開始側を鋭角状に
して、水膜を切るエッジ効果を得ることができる。その
ため、ウェット路面における排水性を一層高めることが
できる。
【0014】また、タイヤ外側領域Oにおいて、外側寄
りの主溝1B両側にリブRが形成され、更に準主溝3,
5とサブ溝4、ラグ溝2とにより区画形成されたブロッ
クBを旋回時の遠心力に対して可及的に剛性を強めるこ
とができるため、ドライ路面でのコーナリング時の限界
性能を向上し、操縦安定性を高めることができる。ま
た、水膜を切るエッジ効果により騒音性能も改善するこ
とができる。
【0015】上記溝幅Aが0.12W/2よりも小さい
と、主溝による必要な溝面積を確保することが困難とな
るため、排水性が低下する。溝幅Aが0.20W/2よ
りも大きいと、タイヤ外側領域Oにおいて充分なブロッ
ク剛性の確保ができなくなるため、コーナリング時の限
界性能が低下する。また、上記主溝1Bの溝幅A2 がA
1 /4未満であると、主溝1Bの溝幅A2が狭くなり過
ぎて排水性能が著しく低下する。主溝1Bの溝幅W2
1 /2よりも大きいと、相対的に広い方の主溝1Aの
溝幅W1 が狭くなって、やはり排水性能の低下を来す。
【0016】本発明では、上述した実施例において、溝
幅の広い主溝1AをセンターラインCL寄りのに配置し
たが、その逆にタイヤ外側寄りとすることもできる。好
ましくは、上記のように溝幅の広い主溝1Aをセンター
ラインCL寄りのに設けるのがよい。それにより排水性
及び操縦安定性を一層高めることができる。また、上記
主溝1A,1Bは、タイヤ外側領域Oにおいて、センタ
ーラインCLからトレッド接地幅Wの25〜50%の範
囲に配置するのが好ましい。
【0017】また、タイヤ周方向Tに対する準主溝5の
傾斜角度θを15〜25°に設定するのが好ましい。傾
斜角度θが15°未満であると、排水性向上の効果が乏
しく、25°を越えるとサブ溝4とのなす角が小さくな
り過ぎて、サブ溝4と準主溝5により形成されたブロッ
クBに偏摩耗が発生する。サブ溝4のタイヤ周方向Tに
対する傾斜角度としては、20〜40°がよい。
【0018】本発明において、タイヤ外側領域Oとタイ
ヤ内側領域Iとで、タイヤ周方向Tに対するブロックB
の配列ピッチは、必ずしも同一である必要はなく、異な
るようにしてもよい。その場合、コーナリング時の限界
性能を一層高めるため、タイヤ外側領域Oにおけるブロ
ック数をタイヤ内側領域Iよりも少なくするのが好まし
い。
【0019】
【実施例】タイヤサイズを225/50ZR16で共通
にし、図1に示す非対称方向性のブロックパターンを有
する本発明タイヤ1と、図1において溝幅の広い方の主
溝1Aをタイヤ外側寄りに配置した本発明タイヤ2と、
図1において準主溝3,5をタイヤ周方向に沿って主溝
1A,1Bと平行に配置した準主溝3′,5′を有する
図3に示す比較タイヤ1と、図1において準主溝3の先
端を外側寄りの主溝1Bに連通した比較タイヤ2、及び
図3に示す方向性のブロックパターンを有する従来タイ
ヤとを、トレッド接地幅Wを180mm、トレッド接地面
における溝面積比を全て同一にしてそれぞれ製作した。
本発明タイヤ1,2及び比較タイヤ1,2における広い
方の主溝1Aの溝幅A1 は12mm、狭い方の主溝1Bの
溝幅A 2 は4mmであり、溝幅A1 と溝幅A2 の合計の溝
幅Aはトレッド接地幅Wに対して0.178W/2、溝
幅A2 は溝幅A1 に対してA1 /3である。
【0020】これらの各試験タイヤをリムサイズ16×
8JJのリムを装着し、空気圧2.2kg/cm2として25
00ccの乗用車に取付け、下記に示す測定条件によ
り、ウェット路面における排水性及びドライ路面におけ
る操縦安定性の評価試験を行ったところ、表1に示す結
果を得た。また、2本の主溝の合計の溝幅Aをトレッド
接地幅Wに対して、表2に示すようにそれぞれ変えた図
1に示す非対称方向性のブロックパターンを有する試験
タイヤ1〜5をそれぞれ作製し、上記と同様にして、ウ
ェット路面における排水性及びドライ路面における操縦
安定性の評価試験を行ったところ、表2に示す結果を得
た。
【0021】また、溝幅の狭い方の主溝の溝幅A2 を溝
幅の広い方の主溝の溝幅A1 に対して、表3のようにそ
れぞれ変えた図1に示す非対称方向性のブロックパター
ンを有する試験タイヤ6〜10をそれぞれ作製し、上記
と同様のウェット路面における排水性の評価試験を行っ
たところ、表3に示す結果を得た。なお、試験タイヤ1
〜10におけるトレッド接地幅W及び溝幅A1 は、上記
と同一である。ウェット路面における排水性 ウェット路面において、水深平均10mmの平地を速度を
上げていき、ハイドロプレーニング現象が発生するまで
の限界速度を測定し、従来タイヤを100とする指数値
で評価した。この指数値が大きい程排水性が優れてい
る。ドライ路面における操縦安定性(コーナリング限界性
能) ドライサーキット路面において、パネラー(テストドラ
イバー)によるコーナリング時のフィーリングテストで
評価した。その結果を、従来タイヤを100とする指数
値で示した。この指数値が大きい程操縦安定性が優れて
いる。
【0022】
【表1】
【0023】
【表2】
【0024】
【表3】 表1〜3から明らかなように、タイヤ外側領域に、タイ
ヤ周方向にストレート状に延びる溝幅の異なる主溝を2
本のみ配置すると共に、タイヤ周方向に対して同一方向
に傾斜した準主溝を外側の主溝に連通しないように配置
し、タイヤ内側領域にサブ溝と同一方向に傾斜しサブ溝
に交差する準主溝を配置し、2本の主溝の合計の溝幅A
をトレッド接地幅Wに対して、0.12W/2≦A≦
0.20W/2にし、狭い方の主溝の溝幅A2 を広い方
の主溝の溝幅A1 に対して、A1 /4≦A2 ≦A1 /2
にした本発明タイヤは、ウェット路面での排水性及びド
ライ路面での操縦安定性が共に改善されていることが判
る。また、表1から明らかなように、広い方の主溝をタ
イヤセンターライン寄りに配置した方が、排水性及び操
縦安定性を一層高めることができるのが判る。
【0025】
【発明の効果】上述のように、本発明は非対称方向性の
ブロックパターンを有する空気入りラジアルタイヤにお
いて、タイヤ装着時タイヤ外側領域に溝幅の異なるタイ
ヤ周方向のストレート状主溝をその溝幅を上述のような
範囲にして2本のみ配置すると共に、その2本の主溝よ
りもタイヤ外側にラグ溝と連通し主溝に接続しない準主
溝を傾斜して設け、タイヤ内側領域にサブ溝と同じ方向
に傾斜した準主溝をサブ溝に交差して配置したことによ
り、ウェット路面における排水性とドライ路面での操縦
安定性を共に高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の空気入りラジアルタイヤにおける非対
称方向性のブロックパターンの一例を示す要部展開図で
ある。
【図2】比較タイヤに用いられる非対称方向性のブロッ
クパターンを示す要部展開図である。
【図3】従来の空気入りラジアルタイヤにおける非対称
方向性のブロックパターンを示す要部展開図である。
【符号の説明】
1A,1B 主溝 2 ラグ溝 3 準主溝 4 サブ溝 5 準主溝 I タイヤ内側領
域 O タイヤ外側領域 P トレッド面 R タイヤ回転方向 T タイヤ周方向 CL タイヤセンターライン θ 傾斜角度
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B60C 11/11 E 7504−3B 7504−3B B60C 11/08 D

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 タイヤ回転方向が一方向に指定されたト
    レッド面に、車両装着時タイヤセンターラインよりタイ
    ヤ外側領域に、タイヤ周方向にストレート状に延びる溝
    幅の異なる主溝を2本のみ配置し、タイヤ周方向に対し
    て同一方向に傾斜し前記2本の主溝よりもタイヤ外側に
    配置した多数のラグ溝に連通する準主溝を前記主溝に連
    通せずに所定のピッチで配置し、タイヤ内側領域にセン
    ターライン寄りの前記主溝からタイヤ周方向に対して同
    一方向に傾斜しタイヤ幅方向に延びる多数のサブ溝を配
    置すると共に、タイヤ周方向に対して該サブ溝と同一方
    向に傾斜しサブ溝に交差する準主溝を所定のピッチで配
    置して非対称方向性のブロックパターンを形成し、前記
    2本の主溝の合計の溝幅Aをトレッド接地幅Wに対し
    て、0.12W/2≦A≦0.20W/2に設定し、か
    つ溝幅の狭い方の主溝の溝幅A2 を溝幅の広い方の主溝
    の溝幅A1 に対して、A1 /4≦A2 ≦A1/2にした
    空気入りラジアルタイヤ。
  2. 【請求項2】 前記溝幅の広い方の主溝をタイヤセンタ
    ーライン寄りに配置した請求項1に記載の空気入りラジ
    アルタイヤ。
  3. 【請求項3】 前記サブ溝に交差する準主溝をストレー
    ト状に形成し、タイヤ周方向に対する該準主溝の傾斜角
    度を15〜25°にした請求項1または2に記載の空気
    入りラジアルタイヤ。
  4. 【請求項4】 前記準主溝が複数の前記サブ溝に跨がっ
    て配設され、タイヤ回転方向側の準主溝先端が接地中央
    部でサブ溝に連通し、後端が内側接地端でサブ溝に連通
    する請求項1乃至3に記載の空気入りラジアルタイヤ。
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