JPH08164578A - 多重段ボールシート - Google Patents
多重段ボールシートInfo
- Publication number
- JPH08164578A JPH08164578A JP6332695A JP33269594A JPH08164578A JP H08164578 A JPH08164578 A JP H08164578A JP 6332695 A JP6332695 A JP 6332695A JP 33269594 A JP33269594 A JP 33269594A JP H08164578 A JPH08164578 A JP H08164578A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- corrugated
- corrugated sheet
- sheet
- liner
- folding line
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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- Buffer Packaging (AREA)
- Machines For Manufacturing Corrugated Board In Mechanical Paper-Making Processes (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 多重構造の段ボールを機械で簡単に製造す
る。 【構成】 ライナー１の三分の二の横幅まで波板２を合
紙し、残りの三分の一のライナー１領域を仕切り面３と
して設け、仕切り面３と波板２との境界へ谷折り線でＡ
折線４として設け、波板２の横幅を二等分する谷折り線
でＢ折線５として設け、波板２を谷折りした間へ仕切り
面３を挟み込んで合紙し、前記の合紙をベルト送りの折
り畳み機によって製造する。
る。 【構成】 ライナー１の三分の二の横幅まで波板２を合
紙し、残りの三分の一のライナー１領域を仕切り面３と
して設け、仕切り面３と波板２との境界へ谷折り線でＡ
折線４として設け、波板２の横幅を二等分する谷折り線
でＢ折線５として設け、波板２を谷折りした間へ仕切り
面３を挟み込んで合紙し、前記の合紙をベルト送りの折
り畳み機によって製造する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、多重構造にする事で厚
みを持たせ、強度や緩衝能力を高める事ができる様にし
た、多重段ボールシートに関する物である。
みを持たせ、強度や緩衝能力を高める事ができる様にし
た、多重段ボールシートに関する物である。
【０００２】
【従来の技術】従来の多重段ボールシートは、一枚ずつ
分離された片面段ボールを合紙する事によって多重構造
にした物であった。
分離された片面段ボールを合紙する事によって多重構造
にした物であった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術の場合、独
立した形状の片面段ボールを合紙する事から、一番上の
面は波板がむき出しになり、それを隠す為には、平紙を
新たに合紙するか、片面段ボールを裏返しにして合紙す
る必要があり、片面段ボールの波板どうしを合わせた場
合、波どうしが噛み合って厚みは増さないものであっ
た。又、合紙する前の段階ではそれぞれのシートが分離
している事から、一つの段繰り機からの延長線上で合紙
する事はできないものであった。
立した形状の片面段ボールを合紙する事から、一番上の
面は波板がむき出しになり、それを隠す為には、平紙を
新たに合紙するか、片面段ボールを裏返しにして合紙す
る必要があり、片面段ボールの波板どうしを合わせた場
合、波どうしが噛み合って厚みは増さないものであっ
た。又、合紙する前の段階ではそれぞれのシートが分離
している事から、一つの段繰り機からの延長線上で合紙
する事はできないものであった。
【０００４】
【課題を解決する為の手段】ライナーの横幅の三分の二
の領域まで波板を合紙して、この境界へＡ折線を入れ、
波板の中央へ波板の山と直角方向へＢ折線を入れ、Ｂ折
線を折り曲げて波板どうしが重なる境界面の間へ、Ａ折
線を折り曲げて仕切り面を挟み込んで、多重構造の段ボ
ールシートにする。
の領域まで波板を合紙して、この境界へＡ折線を入れ、
波板の中央へ波板の山と直角方向へＢ折線を入れ、Ｂ折
線を折り曲げて波板どうしが重なる境界面の間へ、Ａ折
線を折り曲げて仕切り面を挟み込んで、多重構造の段ボ
ールシートにする。
【０００５】
【作用】Ｂ折線を折り曲げれば波板どうしは重なるが、
間に仕切り面を挟む事によって波板の波どうしは噛み合
わず、厚みを保つ事ができ、波板の裏面へ平紙のライナ
ーが合紙されている事から、上下の面は平紙が表になっ
ており、Ａ折線を折り、次にＢ折線を折り曲げる事か
ら、機械によって連続的に合紙する事ができる。
間に仕切り面を挟む事によって波板の波どうしは噛み合
わず、厚みを保つ事ができ、波板の裏面へ平紙のライナ
ーが合紙されている事から、上下の面は平紙が表になっ
ており、Ａ折線を折り、次にＢ折線を折り曲げる事か
ら、機械によって連続的に合紙する事ができる。
【０００６】
【実施例】実施例に付いて図面を参照して説明すると、
図１に於いて、ライナー１の横幅を三等分する状態でＡ
折線４とＢ折線５を谷折り線で設け、Ａ折線４までの三
分の二の幅で波板２を合紙し、Ｂ折線５は波板２を二等
分し、Ａ折線４より外側は波板２を有しなくて平紙のラ
イナー１だけがむき出しになった仕切り面３として設け
る。
図１に於いて、ライナー１の横幅を三等分する状態でＡ
折線４とＢ折線５を谷折り線で設け、Ａ折線４までの三
分の二の幅で波板２を合紙し、Ｂ折線５は波板２を二等
分し、Ａ折線４より外側は波板２を有しなくて平紙のラ
イナー１だけがむき出しになった仕切り面３として設け
る。
【０００７】図２に於いて、波板２の山に糊を塗布した
状態でＡ折線４を谷折りして仕切り面３を波板２の上へ
重ねて合紙し、次にＢ折線５を谷折りして仕切り面３の
上へ残り半分の波板２を上へ重ねて合紙し、波板２の裏
面には平紙のライナー１が合紙されている事から、本発
明物の上下両面とも波板２はむき出しにならない。本発
明物の製造方法は機械によって行い、段繰り機によって
片面段ボールを製造した延長線上で、波板２の山に糊を
塗布し、ベルト送りの折り曲げ機によってＡ折線４とＢ
折線５を折り曲げ、重なった状態で上下からローラーに
よって加圧して合紙の接着を強固にして製造し、長く連
なった状態の多重段ボールを断裁機によって任意の長さ
に断裁して完成する。
状態でＡ折線４を谷折りして仕切り面３を波板２の上へ
重ねて合紙し、次にＢ折線５を谷折りして仕切り面３の
上へ残り半分の波板２を上へ重ねて合紙し、波板２の裏
面には平紙のライナー１が合紙されている事から、本発
明物の上下両面とも波板２はむき出しにならない。本発
明物の製造方法は機械によって行い、段繰り機によって
片面段ボールを製造した延長線上で、波板２の山に糊を
塗布し、ベルト送りの折り曲げ機によってＡ折線４とＢ
折線５を折り曲げ、重なった状態で上下からローラーに
よって加圧して合紙の接着を強固にして製造し、長く連
なった状態の多重段ボールを断裁機によって任意の長さ
に断裁して完成する。
【０００８】図３に於いて、波板２どうしの間に仕切り
面３が挟まっている事から波板２どうしは噛み合わず、
厚みを保つ事ができる。同一面の波板２へ折線を入れて
折り曲げて重ね合わせた場合、波板２の山どうしが合わ
さる状態になるが、製造過程上ずれて噛み合う事もあ
り、又、山どうしが合わさった場合でも、仕切り面３と
合紙接着されている事により、横の山との間隔が広がる
のを防ぐ事になり、厚みは保たれる。本発明物の上下の
両面にはライナー１が表になっており、平である事から
平紙を別個に合紙する必要はなくなる。
面３が挟まっている事から波板２どうしは噛み合わず、
厚みを保つ事ができる。同一面の波板２へ折線を入れて
折り曲げて重ね合わせた場合、波板２の山どうしが合わ
さる状態になるが、製造過程上ずれて噛み合う事もあ
り、又、山どうしが合わさった場合でも、仕切り面３と
合紙接着されている事により、横の山との間隔が広がる
のを防ぐ事になり、厚みは保たれる。本発明物の上下の
両面にはライナー１が表になっており、平である事から
平紙を別個に合紙する必要はなくなる。
【０００９】
【発明の効果】本発明物は、以上で説明した様に構成さ
れている事によって、波板の間に仕切り面が挟まって合
紙されている事によって、波板どうしは噛み合わずに厚
みを保つ事ができ、隣の山との間隔が広がらないので厚
みは減少しない。本発明物の上下の両面はライナーが外
になっている事から、平紙を別個に合紙したり、片面段
ボールを裏返して合紙する必要はなくなる。ライナーの
横幅の三分の二の領域で波板を合紙する方法は容易で、
一枚の段ボールを折り曲げる事によって多重構造にする
ので、段繰り機は一つで済み、機械の構造が簡単になる
事から製造は容易になり、大量生産が可能になる。
れている事によって、波板の間に仕切り面が挟まって合
紙されている事によって、波板どうしは噛み合わずに厚
みを保つ事ができ、隣の山との間隔が広がらないので厚
みは減少しない。本発明物の上下の両面はライナーが外
になっている事から、平紙を別個に合紙したり、片面段
ボールを裏返して合紙する必要はなくなる。ライナーの
横幅の三分の二の領域で波板を合紙する方法は容易で、
一枚の段ボールを折り曲げる事によって多重構造にする
ので、段繰り機は一つで済み、機械の構造が簡単になる
事から製造は容易になり、大量生産が可能になる。
【図１】本発明物を展開した状態で示した斜視図。
【図２】本発明物を折り曲げて合紙して行く過程で示し
た斜視図。
た斜視図。
【図３】波板の山を直角方向に断裁して示した断面図。
１ ライナー ２ 波板 ３ 仕切り面 ４ Ａ折線 ５ Ｂ折線
Claims (1)
- 【請求項１】 ライナー１へ波板２を合紙した片面段ボ
ールの形状に於いて、波板２の横幅はライナー１の横端
から中央へ向けての三分の二の範囲にし、残りの三分の
一の平板を仕切り面３として設け、仕切り面３と波板２
との境界へＡ折線４を設け、波板２の横幅を二等分する
箇所へＢ折線５を設け、波板２の山の箇所へ糊を塗布
し、Ａ折線４を折り曲げて波板２の上へ仕切り面３を重
ねて合紙し、Ｂ折線５を折り曲げて残った部分の波板２
を重ねて合紙した、多重段ボールシート。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33269594A JP3318700B2 (ja) | 1994-12-12 | 1994-12-12 | 多重段ボールシート |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33269594A JP3318700B2 (ja) | 1994-12-12 | 1994-12-12 | 多重段ボールシート |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08164578A true JPH08164578A (ja) | 1996-06-25 |
| JP3318700B2 JP3318700B2 (ja) | 2002-08-26 |
Family
ID=18257855
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP33269594A Expired - Lifetime JP3318700B2 (ja) | 1994-12-12 | 1994-12-12 | 多重段ボールシート |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3318700B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101225351B1 (ko) * | 2004-11-19 | 2013-01-23 | 요헨 플룩 | 반 밀폐식 열가소성 벌집체와, 그 제조 방법 및 제조 설비 |
| CN109368029A (zh) * | 2014-09-29 | 2019-02-22 | 上海艾尔贝包装科技发展有限公司 | 多层式空气包装装置及其制造方法 |
-
1994
- 1994-12-12 JP JP33269594A patent/JP3318700B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101225351B1 (ko) * | 2004-11-19 | 2013-01-23 | 요헨 플룩 | 반 밀폐식 열가소성 벌집체와, 그 제조 방법 및 제조 설비 |
| US8795806B2 (en) | 2004-11-19 | 2014-08-05 | K.U. Leuven Research & Development | Half closed thermoplastic honeycomb, their production process and equipment to produce |
| CN109368029A (zh) * | 2014-09-29 | 2019-02-22 | 上海艾尔贝包装科技发展有限公司 | 多层式空气包装装置及其制造方法 |
| CN109368029B (zh) * | 2014-09-29 | 2020-04-10 | 上海艾尔贝包装科技发展有限公司 | 多层式空气包装装置及其制造方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3318700B2 (ja) | 2002-08-26 |
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