JPH0816446A - クライアント/サーバ・システム - Google Patents

クライアント/サーバ・システム

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JPH0816446A
JPH0816446A JP6153489A JP15348994A JPH0816446A JP H0816446 A JPH0816446 A JP H0816446A JP 6153489 A JP6153489 A JP 6153489A JP 15348994 A JP15348994 A JP 15348994A JP H0816446 A JPH0816446 A JP H0816446A
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JP6153489A
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Takashi Yoshida
崇 吉田
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
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    • G06F11/0703Error or fault processing not based on redundancy, i.e. by taking additional measures to deal with the error or fault not making use of redundancy in operation, in hardware, or in data representation
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    • H04L69/30Definitions, standards or architectural aspects of layered protocol stacks
    • H04L69/32Architecture of open systems interconnection [OSI] 7-layer type protocol stacks, e.g. the interfaces between the data link level and the physical level
    • H04L69/322Intralayer communication protocols among peer entities or protocol data unit [PDU] definitions
    • H04L69/324Intralayer communication protocols among peer entities or protocol data unit [PDU] definitions in the data link layer [OSI layer 2], e.g. HDLC

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明はサーバがクライアントで利用される
データを一元管理するクライアント/サーバ・システム
に関し、クライアントまたはサーバがダウンしても、自
動的にデータの一元管理を正しく保てるようにすること
を目的とする。 【構成】 クライアント200は、作業領域204aで
あるディレクトリ¥systemA¥workの下でサーバ200
からダウン・ロードした書類ファイル doc1を編集す
る。そして、自己がダウンした後に再起動された際、該
ディレクトリ¥systemA¥workの配下に該書類ファイル
doc1が未転送ファイルとして残っていることを確認す
ると、これをサーバ100の記憶装置104上のディレ
クトリ/server/systemAの配下に自動転送する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、クライアント/サーバ
・システムに係わり、特にサーバがクライアントが利用
するデータをシステム内で一元的に管理しており、クラ
イアントが該データをサーバから受け取って処理・加工
を行い、該処理・加工後に該データをサーバに送り返す
形態のクライアント/サーバ・システムに関する。
【0002】
【従来の技術】LAN(ローカル・エリア・ネットワー
ク)が普及するに従い、情報(データ)をサーバにより
一元的に管理するクライアント/サーバ方式によるシス
テムの構築が盛んになってきている。該クライアント・
サーバ・システムの実現形態は、業務処理をクライアン
トとサーバのいずれ側のプログラムが実行するかによっ
て、種々に分類される。
【0003】例えば、サーバ側の記憶装置によってファ
イルなどのデータを一元的に集中して管理する形態のも
のがある。この形態においては、データを共有する全ク
ライアントが更新された最新データを即時に利用できる
という利点がある。具体的な例としては、例えば、CA
D(Computer Aided Design)データなどの設計データベ
ースをサーバが一元的に管理する設計支援システムがあ
る。このようなシステムでは、クライアントはサーバか
ら必要とするデータを送信してもらい(ダウンロード
し)、該データに対して参照または編集などの処理を行
い、該処理後のデータをサーバに送り返す(アップロー
ドする)。これを受けて、サーバは、該データの管理情
報を更新すると共に、必要に応じて自己が管理している
データベースの内容を更新する。
【0004】このようなクライアント/サーバ・システ
ムでは、複数のクライアントによる同時更新を回避する
ために、データベースを構築しているファイルの排他制
御や、該ファイルの更新履歴を管理する機能などが必要
となる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述したようなサーバ
がクライアントで利用されるデータを自己の記憶装置上
で一元的に管理している形態のクライアント/サーバ・
システムは、サーバまたはクライアントがダウンした際
の障害対策の点で以下に述べるような問題があった。
【0006】 クライアントがサーバから受け取った
データを処理中にダウンした場合 この場合、クライアントを再起動した時点でクライアン
ト側のローカルな記憶装置(例えば、磁気ディスク等)
に設けられた作業領域に処理中のデータが残っている。
このため、サーバ側とクライアント側がそれぞれの記憶
装置に同一のデータを持つことになる。また、クライア
ントがデータの参照のみではなく、データの加工も行っ
ていた場合には、最新のデータはクライアント側に保有
されていることになる。従来、このようなデータの二重
管理状態を解消するためには、利用者がクライアントに
対してコマンド入力等を行って、上記作業領域に保持さ
れている未転送のデータを、サーバへ手動操作により転
送しなければならなかった。
【0007】 サーバがダウンした場合 この場合、クライアントは、自己の記憶装置の一部を退
避領域(仮想サーバ領域と呼ばれる場合もある)とし
て、本来、サーバに転送すべきデータを上記退避領域に
書き込んで、サーバが再び動作するまでの間保存してお
くことがある。このような場合、サーバが再起動された
とき、従来は、利用者がクライアントにコマンド入力等
を行って手動操作により、上記退避領域に保存されてい
る未転送のデータ(退避データ)をサーバへ転送し、該
退避データを、該サーバの記憶装置の本来の領域に格納
させる必要があった。
【0008】上記,のような従来の対処方法では、
利用者が常にシステム全体の稼働状態、すなわちサーバ
並びにクライアントが正常に動作しているか否か、また
はデータがサーバにより正しく一元管理されているか否
かを把握しながら、クライアント側からサーバ側へ当該
データを手動操作により転送しなければならず、クライ
アントの利用者の負担が大きかった。
【0009】しかしながら、上記手動によるデータ転送
を実行するためにはクライアントの利用者は、システム
でサポートされているデータ転送に使用するコマンドや
サーバ側の記憶装置に設けられたデータ転送先の領域名
等について知っている必要があり、クライアント/サー
バ・システム全体についての知識が要求される。
【0010】すなわち、例えば、FTP(File Transfe
r Protocol) コマンドやrcpコマンドなどのファイル
転送コマンドや、サーバ側の転送先ファイルのディレク
トリ名などについての知識が要求される。これは、利用
者にとって負担であり、場合によってはシステム管理者
からそれらの知識を教えてもらうか、システム管理者に
操作を依頼する必要がある。
【0011】また、データ転送は手動操作により行われ
るため、データの復旧までに時間がかかるなどの問題も
あった。さらに、利用者がデータ転送を怠る可能性もあ
り、サーバ側でのデータの一元管理が十分に機能しなく
なる事態が生ずる場合もありえるという問題があった。
【0012】本発明は、サーバがクライアントで利用さ
れるデータの一元管理を、サーバまたはクライアントが
ダウンしても、利用者の手動操作を必要とすることなく
自動的に正常な状態に復旧できるようにすることを目的
とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】図1は、本発明の原理を
説明するブロック図である。請求項1記載の発明は、サ
ーバ10がクライアント20で共有されるデータを自記
憶装置11上で一元管理し、クライアント20は該サー
バ10から必要とするデータをダウン・ロードし、該デ
ータを処理終了後にサーバ10に送り返す形態のクライ
アント/サーバ・システムを前提とする。
【0014】そして、以下の手段を有する。サーバ監視
手段21は、サーバ10が動作中であるか否かを監視す
る。未転送データ記憶手段22は、サーバ10に送り返
すべき未転送のデータを格納する。該データは、例えば
書類ファイルなどの文書や図形などのファイルが該当す
る。
【0015】未転送データ書き込み手段23は、該記憶
手段22に該未転送データを書き込む。未転送データ確
認手段24は、上記記憶手段22にサーバ10へ転送す
べき上記未転送データが存在するか否かを調べる。
【0016】未転送データ転送手段25は、該未転送デ
ータ確認手段24により上記未転送データの存在が確認
され、かつ上記サーバ監視手段21によりサーバ10が
動作中であることが確認された場合、上記未転送データ
をサーバ10へ転送する。
【0017】前記未転送データ書き込み手段23は、例
えば、請求項2記載のように、前記未転送データを前記
未転送データ記憶手段22の予め定められた特定領域の
みに書き込むようにしてもよい。該特定領域は、例え
ば、ディレクトリによって指定される。
【0018】また、前記未転送データ確認手段24は、
例えば、請求項3記載のように、前記未転送データ記憶
手段22内の未転送データと、サーバ10により管理さ
れている該サーバ10の記憶装置11上の該未転送デー
タの更新日付情報とを比較して、前記記憶手段22に格
納されている未転送データの中からサーバ10へ転送す
べきデータを選別するようにしてもよい。
【0019】請求項4記載の発明は、上記手段21,2
2,23,24及び25に加え、クライアント20及び
サーバ10が以下の手段を備える。まず、クライアント
20は、前記未転送データ転送手段25によりサーバ1
0へ未転送データが転送された後、該サーバ10へ該未
転送データの管理情報を更新する旨を指示するメッセー
ジを送信するメッセージ送信手段26をさらに備える。
【0020】また、サーバ10は、クライアント20か
ら上記メッセージを受信した際、上記未転送データの管
理情報を更新するデータ管理情報更新手段12を備え
る。請求項5記載の発明は、サーバ30がクライアント
40で共有されるデータを自記憶装置31上で一元管理
し、クライアント40は該サーバ30から必要とするデ
ータをダウン・ロードし、該データを処理終了後にサー
バ30に送り返す形態のクライアント/サーバ・システ
ムを前提とする。
【0021】サーバ監視手段41は、サーバ30が動作
中であるか否かを監視する。退避データ記憶手段42
は、該サーバ30が動作していないときに発生したサー
バ30へ送り返すべきデータを、格納する。
【0022】退避データ書き込み手段43は、該サーバ
30へ送り返すべきデータの転送要求が発生した際、該
サーバ監視手段41により現在、サーバ30が動作して
いないことが検出された場合、上記データを退避データ
として前記記憶手段42に書き込む。
【0023】退避データ確認手段44は、上記サーバ監
視手段41により、現在、サーバ30が動作中であるこ
とが検出されたとき、前記記憶手段42内に前記退避デ
ータが存在するか否か判断する。
【0024】退避データ転送手段45は、該退避データ
確認手段44により存在が認識された退避データをサー
バ30へ転送する。前記退避データ書き込み手段43
は、例えば、請求項6記載のように前記退避データを前
記退避データ記憶手段42の予め定められた特定領域の
みに書き込む。該特定領域は、例えば、ディレクトリに
よって指定される。
【0025】請求項7記載の発明は、上記手段41,4
2,43,44及び45に加え、クライアント40とサ
ーバ30が、それぞれ以下の手段46、32を備える。
まず、前記退避データ転送手段45によりサーバ30へ
退避データが転送された後、該サーバ30へ該退避デー
タの管理情報を更新する旨を指示するメッセージを送信
するメッセージ送信手段46を、さらに備える。
【0026】一方、サーバ30は、クライアント40か
ら上記メッセージを受信した際、上記退避データの管理
情報を更新するデータ管理情報更新手段42を備える。
【0027】
【作用】請求項1記載の発明においては、未転送データ
書き込み手段23により未転送データ記憶手段22にサ
ーバ10に転送すべき未転送のデータが格納される。こ
の後、該未転送データがサーバ10へ転送される前にク
ライアント20がダウンすると、未転送データ記憶手段
22には上記未転送データがサーバ10へ転送されない
まま残される。
【0028】その後、クライアント20が再立ち上げさ
れると、サーバ監視手段21により、現在、サーバ10
が動作中であるか否かが調べられる。未転送データ転送
手段24は、サーバ監視手段21によりサーバ10が現
在、動作中であることが検出されると、未転送データ確
認手段24に未転送データ記憶手段22内に未転送デー
タが存在するか否か確認する。
【0029】そして、未転送データ転送手段25は、未
転送データ確認手段24から該未転送データが存在する
旨の通知を受け取ると、未転送データ記憶手段22から
上記未転送データを読み出し、このデータをサーバ10
へ転送する。
【0030】したがって、クライアント20がサーバ1
0ヘの未転送データを保有したままダウンした場合で
も、該クライアント20が再立ち上げされると、上記未
転送データは人手を介することなく、クライアント20
からサーバ10へ自動的に転送される。
【0031】また、請求項4記載の発明においては、上
述のようにしてクライアント20からサーバ10への未
転送データの自動転送が行われた後、クライアント10
はメッセージ送信手段26によりサーバ10へ上記未転
送データの管理情報を更新する旨を指示するメッセージ
を送信する。これを受けて、サーバ10のデータ管理情
報更新手段32は、自記憶装置11上で一元管理してい
る上記未転送データの管理情報を更新する。
【0032】したがって、クライアント20が未転送デ
ータを保有したままダウンした場合でも、サーバ10は
クライアント10で利用されるデータを、自記憶装置1
1上で正しく一元管理することができる。
【0033】請求項5記載の発明においては、サーバ3
0がダウンすると、これがサーバ監視手段41によって
検出される。これにより、退避データ書き込み手段43
は、その後、サーバ監視手段41によってサーバ30が
再立ち上げにより動作可能な状態になったことが検出さ
れるまで、自装置内で発生したサーバ40への転送デー
タを退避データ記憶手段42に書き込み、退避させる。
【0034】その後、サーバ30が立ち上げられ動作を
開始すると、これをサーバ監視手段41が検出する。該
検出により、退避データ転送手段45は、退避データ確
認手段44に退避データ記憶手段42内にサーバ40へ
転送されずに退避されていたデータ(退避データ)が存
在するか否か問い合わせる。そして、退避データ転送手
段45は、退避データ確認手段44から該退避データが
存在する旨の通知を受け取ると、退避データ記憶手段4
2から上記退避データを読み出し、このデータをサーバ
30へ転送する。
【0035】したがって、サーバ30がダウンした場合
でも、該ダウン中においてクライアント40内で発生し
たサーバ30宛の転送データは消失することなく退避・
保存され、その退避されたデータは、その後、サーバ3
0が再立ち上げされて動作可能な状態になったとき、人
手を介することなくクライアント40からサーバ30へ
自動的に転送される。
【0036】請求項7記載の発明においては、上述のよ
うにして退避データが自動転送された後、クライアント
40は、メッセージ送信手段46によりサーバ30へ該
退避データの管理情報を更新する旨のメッセージをサー
バ30へ送信する。サーバ30は、該メッセージを受信
すると、データ管理情報更新手段42により上記退避デ
ータの管理情報を更新する。
【0037】したがって、サーバ30は、自己がダウン
した場合においても、自記憶装置31上でクライアント
40により利用されるデータを正しく一元管理すること
ができる。
【0038】
【実施例】以下、図面を参照しながら本発明の実施例を
説明する。図3は、本発明の一実施例のクライアント/
サーバ・システムの構成を示すブロック図である。
【0039】本実施例では、サーバ(サーバ・マシン)
100と複数のクライアント(クライアント・マシン)
200は、イーサネット型のLANから成るネットワー
ク300(以後、LAN300と記述する)により接続
されている。尚、該ネットワーク300として、該イー
サネット型のLAN以外にトークン・リング等の他の方
式のLANを用いてもよい。また、さらには、LANに
限定されることなく、専用回線や公衆回線などのWAN
(Wide Area Network)を用いるようにしてもよい。
【0040】サーバ100は、CPU(中央演算処理装
置)、主メモリ、さらにはI/Oインタフェース等を備
えた装置本体102と、磁気ディスクや光磁気ディスク
等から成る外部記憶装置104(以後、単に記憶装置1
04と記述する)及びLANアダプタ(ネットワーク・
インタフェース・カード)等から成る通信装置106等
から成っている。
【0041】一方、クライアント200は、CPU、主
メモリ、さらにはI/Oインタフェース等から成る装置
本体202と、磁気ディスクやフロッピィディスク等か
ら成る外部記憶装置204(以後、単に記憶装置204
と記述する)及びLANアダプタ(ネットワーク・イン
タフェース・カード)等から成る通信装置206等から
成っている。
【0042】また、特に図示してはいないが、サーバ1
00及びクライアント200は、キーボードなどの外部
入力装置やCRTディスプレイもしくは液晶ディスプレ
イなどの表示装置も備えている。また、クライアント2
00は後述するタイマ210も備えている。また、上記
主メモリ上等に後述する転送リスト220の作成領域を
有している。
【0043】上記構成のクライアント/サーバ・システ
ムにおいて、サーバ100とクライアント200はそれ
ぞれが内蔵する通信装置106、206により、例えば
TCP/IPプロトコル、SPX/IPXプロトコル、
OSIプロトコルなどの各種プロトコルにより、互いに
ファイル転送を行う。該ファイル転送において、クライ
アント200は、FTPコマンドやrcpコマンドを実
行する。
【0044】本実施例においては、サーバ100が複数
のクライアント200で共有される複数の書類ファイル
doc1,doc2, ・・・ docnを、自己の記憶装置104上
で一元的に集中管理している。
【0045】そして、各クライアント200は、ある書
類ファイル doci(i=1,2,,・・・n)を編集す
る必要が生じた場合には、その書類ファイル dociをサ
ーバ100からダウンロードして編集を行う。そして、
編集した後に、編集後の書類ファイル dociをサーバ1
00へ送り返すという一連の処理により、書類ファイル
doc1,2,・・・nがサーバ100により一元管理され
る。
【0046】クライアント200は、自己の記憶装置2
04上に作業領域204aと退避領域204bを生成し
ている。作業領域204aは、編集中の書類ファイル d
ociのデータの一時的な格納領域として使われる。一
方、退避領域204bはダウンロードした書類ファイル
dociの編集中にサーバ100がダウンした場合に、該
編集後の書類ファイル dociを、サーバ100が復旧す
るまで退避・保存しておく領域として使われる。
【0047】また、クライアント100の装置本体20
2は、サーバ監視機能部202aとリカバリ機能部20
2bを備えている。これらの、両機能部202a,20
2bは、例えば本体202内のCPUがその主メモリに
ロードされたそれぞれの機能を実現するプログラムを実
行することにとって実現される。また、これ以外に専用
のプロセッサによって実現されてもよい。
【0048】サーバ100、クライアント200にそれ
ぞれ実装される通信装置106,206は、LAN30
0を介してのサーバ100とクライアント200間の書
類ファイル dociやメッセージなどのデータの送受信を
制御・実行する。該通信装置106,206は、例えば
プロセッサ内蔵型または一般にノンインテリジェント・
ボードと呼称されているプロセッサを内蔵していない型
式のものから成る。またさらに、装置本体102,20
2とのデータの受け渡しを、例えば、I/O制御方式、
共有メモリ方式、またはバス・マスタ方式等により行
う。
【0049】I/O制御方式は、装置本体102,20
2内のCPUからのI/O命令によってデータの授受を
行うものである。また共有メモリ方式は、共有メモリを
介してデータの授受を行うものであり、データ送信時に
は該CPUが直接、通信装置106,206内メモリに
送信データを書き込む。一方、データ受信時には、通信
装置106,206が共有メモリに受信データを書き込
む。
【0050】また、さらに、バス・マスタ方式は通信装
置106,206がバスマスタとなって装置本体10
2,202側のメモリに直接データを読み書きすること
により、データの送受信を行う。
【0051】図4は、プロセッサを内蔵していないI/
O制御方式の通信制御装置106,206の回路構成を
示すブロック図である。同図において、トランシーバ部
106aは、10BASE−Tもしくは10BASE−
2用のケーブル(トランシーバ・ケーブル)によりLA
N300と接続される。該トランシーバ部106aは、
OSI参照モデルの物理層の機能を実行するもので、送
信データを上記10BASE−Tもしくは10BASE
−2用のトランシーバ・ケーブルに合った形式の電気信
号に変換して、該ケーブルに送信する。一方、自装置宛
の受信データの電気信号を上記ケーブルから取り込み、
LAN制御部106bが処理可能な信号形式(ディジタ
ルデータ)に変換して、これを該LAN制御部106b
に渡す。
【0052】LAN制御部106bは、該トランシーバ
部106aを介してLAN300の状態を監視し、デー
タを送信可能になるとバッファメモリ106cからデー
タを読み出し、該データを上記トランシーバ部106a
を介してLAN300に送出する。
【0053】バッファメモリ106cは、送受信データ
が格納されるメモリであり、LAN制御部106bは、
装置本体102,202のCPUからのI/O命令を受
信することにより送信データを受け取り、該送信データ
をバッファメモリ106cに書き込む。また、LAN制
御部106bは、トランシーバ部106aを介して受信
したデータをバッファメモリ106cに書き込み、一時
的に保存する。
【0054】バスインタフェース制御部106dは、装
置本体106,206とLAN制御部106bがI/O
命令や送受信データの授受を正しく行えるように制御す
るインタフェース回路であり、装置本体102,202
のバス(システムバス)102aと接続されている。
【0055】割り込み制御部106cは、該バス102
aを介して装置本体102,202のCPUと接続され
ており、LAN制御部106bからの命令を受けて本装
置106,206の各種状態を該CPUに対し割り込み
により通知する。
【0056】尚、通信装置106,206がLAN30
0と10BASE−5のケーブルを介して接続される場
合には、LAN300の幹線(同軸ケーブル)に取り付
けられたトランシーバにLAN制御部106がトランシ
ーバ・ケーブルを介して直結される。
【0057】続いて、上記構成の実施例の動作を説明す
る。まず、図5,図6をそれぞれ参照して、クライアン
ト200、サーバ100がダウンしたときにおけるサー
バ100での書類ファイル doc1,2,・・・nの一元
管理の復旧方法を説明する。
【0058】両図に示す例においては、サーバ100は
複数の書類ファイル doc1,2,・・・nを記憶装置1
04に作成されている/server/sysytem Aというディレ
クトリの配下に管理している。一方クライアント200
はサーバ100からダウンロードする書類ファイルの格
納先ファイルである作業領域204aを、記憶装置20
4内に作成されている¥sysytem A¥workという未転送
書類ファイル用ディレクトリとして実現している。ま
た、サーバ100がダウンした際に、仮想サーバとして
使用されるサーバ100への送信データを退避するため
に用いられる退避領域(仮想サーバ領域)204bを、
同じく記憶装置204内に¥Vserver¥sysytem Aとい
うディレクトリとして実現している。
【0059】図5は、クライアント200がダウンした
ときの動作を説明する図である。 クライアント200は、LAN300を介してサー
バ100から書類ファイル doc1を受け取り、これを作
業領域204aすなわちディレクトリ¥sysytem A¥wo
rkの配下に格納する。
【0060】 クライアント200が、該作業領域2
04aにダウンロードされた書類ファイル doc1を編集
中にダウンする。 該ダウン後に、クライアント200が再起動され
る。このとき、クライアント200はディレクトリ¥sy
stemA¥workの配下に書類ファイルが存在しないか否か
調べ、書類ファイル doc1の存在を認識する。これによ
り、該書類ファイル doc1がサーバ100へ未転送であ
ると判断して、この書類ファイル doc1をLAN300
を介してサーバ100へ転送する。この転送は、後述詳
しく説明するように、クライアント200により自動的
に行われる。またクライアント200はサーバ100に
対し、“書類ファイル管理情報の更新指示”のメッセー
ジをサーバ100へ通知する。サーバ100は、これを
受けて、“該メッセージを送信してきたクライアント2
00が上記書類ファイル doc1を現在所有している”と
いう管理情報を更新する。
【0061】尚、この場合、サーバ100に対してディ
レクトリ/server/systemA配下の上記書類ファイル doc
1の更新日付を問い合わせ、この日付を未転送ファイル
doc1の更新日付と比較して、該未転送ファイル doc1
の更新日付の方が新しいときのみ、この書類ファイル d
oc1を転送要のファイルとみなしてサーバ100へ転送
するようにしてもよい。
【0062】次に、図6(a),(b)はサーバ100
がダウンしたときの動作を説明する図である。 上述と同様にして、クライアント200がサーバ1
00から書類ファイルdoc2をディレクトリ¥system¥w
ork配下すなわち作業領域204aへダウンロードし
て、該作業領域ファイル204a内で該書類ファイル d
oc2を編集する(同図(a))。
【0063】 該書類ファイル doc2の編集中にサー
バ100がダウンする。クライアント200は、書類フ
ァイル doc2の編集が終了すると、サーバ監視機能部2
02aにより、サーバ100が正常に動作しているか否
か調べ、サーバ100が現在ダウン中であることを検出
する。これにより、クライアント200は、作業領域2
04a内にある編集処理の終了した書類ファイル doc2
を、サーバ100へ転送する代わりに、自己の記憶装置
204内のディレクトリ¥system¥systemA配下すなわ
ち退避領域204bに退避ファイル docj(j=1,
2,・・・n)として転送・退避させる。そして、その
後、サーバ監視機能部202aによりサーバ100が復
旧したことを検出すると、該退避領域204bに退避さ
れていた書類ファイル doc2をサーバ100のディレク
トリ/server/systemA配下に自動転送する。(同図
(b))。
【0064】次に、このようなクライアント200また
はサーバ100がダウンしたとき、、それらが再び立ち
上がったときにサーバ100での書類ファイル doc1,
2,・・・nの一元管理を、自動的に正常な状態に復帰
させるクライアント200の動作を図7乃至図9のフロ
ーチャートを参照しながら説明する。
【0065】図7は、クライアント200の全体的な動
作を説明するゼネラル・フローチャートである。クライ
アント200は、電源投入またはリセット操作等により
システムの立ち上げが行われると、まず、サーバ監視機
能部202aを起動させ、該機能部202aにサーバ1
00が現在動作中であるか問い合わせる。この問い合わ
せに対し、サーバ監視機能部202aは、LAN300
を介するプロセス間通信等を利用して、現在のサーバ1
00の状態を調べ、現在、サーバ100が動作中である
か否かを通知する(ステップS1)。
【0066】該通知を受け取ると、現在、サーバ100
が動作しているか否かを判断し(ステップS2)、サー
バ100が動作していれば(S2,YES)、次にリカ
バリ機能部202bを起動させ、前記作業領域204a
に格納されている転送の書類ファイル dociまたは前記
退避領域204bに退避されている退避ファイル docj
(転送しようとした際、サーバ100がダウンしていた
ために退避されていた書類ファイル docj)をLAN3
00を介してサーバ100へ転送させるリカバリ処理A
を実行する(ステップS3)。
【0067】これにより、クライアント200がダウン
していたために未転送となっていた書類ファイル doci
(未転送書類ファイル doci)がサーバ100へ自動転
送される。また、例えば、サーバ100がダウン中にク
ライアント300もダウンし、その後、サーバ100の
方が先に立ち上がったような場合には、退避領域204
bに退避されていた書類ファイル docj(退避書類ファ
イル docj)もサーバ100へ自動転送される。
【0068】続いて、クライアント200は、LAN3
00を介して予め定められた所定のメッセージをサーバ
100へ通知し、サーバ100に上記転送した書類ファ
イルi,jに関する管理情報を更新させる(ステップS
4)。
【0069】この後、利用者からの要求に対する処理を
行う通常処理を実行する(ステップS5)。尚、上記ス
テップS2でサーバ100が現在、動作しないと判断す
ると(S2,NO)、直ちに、このステップS5の通常
処理に移行する。
【0070】この通常処理は、大別すると主に以下の
〜等の処理に分かれる。 サーバ100からダウンロードした書類ファイル d
ociのデータについて利用者により指示された参照また
は編集・加工処理を行い、該処理後のデータを未転送書
類ファイル用ディレクトリ¥systemA¥work配下すなわ
ち作業領域204a内の書類ファイル doc1に反映させ
る。そして、上記編集・加工処理終了後、該書類ファイ
ルdoc i に対してクローズ処理を行い、その更新日付情
報(例えば、年、月、日、時刻)をその書類ファイルdo
c i に設定する。
【0071】 サーバ100から利用者により指定さ
れた書類ファイル dociをLAN300を介して上記作
業領域204aにダウンロードする、または利用者から
の指示により編集の終了した上記作業領域204a内の
書類ファイル dociをサーバ100へアップロードする
処理。
【0072】 クライアント100の動作の終了指
示。 これらの〜の処理は、上記ステップS5に続く、ス
テップS6によって判別される。
【0073】該ステップS6において、上記または
のサーバ100との間のデータ(書類ファイル dociや
メッセージ等)の送受信に関する処理の指示であると判
別すると、上述したステップS1と同様にしてサーバ監
視機能部202aを起動する(ステップS7)。
【0074】そして、サーバ監視機能部202からの通
知により、サーバ100が現在、動作中であることを認
識すると(S8,YES)、次にリカバリ機能部202
bを起動させ、退避領域204bまたは作業領域204
aに存在する退避書類ファイル docjまたは未転送書類
ファイル dociをサーバ100へ転送するリカバリ処理
Bを実行する(ステップS9)。
【0075】これにより、サーバ100のダウン時に、
サーバ100へ転送されずに退避領域204bに退避さ
れていた書類ファイル docj(退避ファイル docj)が
該サーバ100へ自動転送される。また、上記ステップ
S2でサーバ100が動作していなかったために転送さ
れなかった書類ファイル doci(未転送書類ファイルdo
ci)が該サーバ100へ自動転送される。
【0076】次に、サーバ100へ上記転送した書類フ
ァイル doci,jの管理情報を更新させるように指示す
る旨のメッセージを送信する(ステップS10)。これ
により、サーバ100は書類ファイル doci,jの管理
情報を更新する。
【0077】続いて、利用者により指示された処理がサ
ーバ100からの書類ファイル dociのダウンロードな
のか、または編集または参照が終了した書類ファイル d
ocjのサーバ100への返送であるのか判別する(S1
1)。
【0078】そして、該ダウンロードの指示であれば、
LAN300を介して上記書類ファイル dociをサーバ
100から自記憶装置204上に作成されている未転送
ファイル用ディレクトリ¥systemA¥workにダウンロー
ドし(ステップS12)、前記ステップS5へ戻る。
【0079】これにより、利用者からの指示により指定
された書類ファイル dociが、サーバ100から上記未
転送ファイル用ディレクトリ¥systemA¥work配下、す
なわち作業領域204aにダウンロードされる。
【0080】一方、上記ステップS11で未転送ファイ
ル用ディレクトリ¥systemA¥work配下すなわち作業領
域204a内にある編集等が終了した書類ファイル doc
iのサーバ100への転送指示であると判断すると、そ
の指定書類ファイル dociをLAN300を介してサー
バ100へ転送し、この後、該転送した書類ファイルdo
ciを未転送書類ファイル用ディレクトリ¥systemA¥w
ork配下、すなわち作業領域204aから削除する(ス
テップS13)。そして、この後、前記ステップS5に
戻る。
【0081】これにより、サーバ100により一元管理
されている書類ファイル dociがサーバ100の記憶装
置上104上に作成されたディレクトリ/Server/System
A配下に戻され、サーバ100はその書類ファイル doc
iの内容の更新やその管理情報の更新等を行う。また、
サーバ100に戻された書類ファイル dociはクライア
ント100の未転送書類ファイル用ディレクトリ¥syst
emA¥workすなわち作業領域204aから削除される。
【0082】また、上記ステップS8でサーバ100が
現在、動作していないと判断すると(S8,NO)、前
記ステップS11と同様にして利用者により指示された
処理を判別する(ステップS14)。
【0083】そして、指示された処理が未転送書類ファ
イル用ディレクトリ¥systemA¥work配下にある書類フ
ァイル docj(j=1,2,・・・n)のサーバ100
への転送であれば、該書類ファイル docjを、サーバ1
00の書類ファイル管理ディレクトリ/server/systemA
ではなく、自記憶装置204上の退避書類ファイル用デ
ィレクトリ¥Vserver¥systemAを仮想的にサーバ10
0みなして該ディレクトリへ転送し、未転送書類ファイ
ル用ディレクトリ¥systemA¥workから該書類ファイル
docjを削除する(ステップS15)。
【0084】そして前記ステップS5に戻る。これによ
り、サーバ100へ書類ファイル docjを送信しようと
した際、サーバ100がダウン中であれば該書類ファイ
ル docjは、未転送書類ファイル用ディレクトリ¥syst
emA¥workから退避書類ファイル用ディレクトリ¥Vse
rver¥systemAに移され、該ディレクトリ¥Vserver¥
systemA配下、すなわち退避領域204b内で保存され
る。一方、上記ステップS14で利用者からの指示が書
類ファイル dociのダウンロード等のデータ受信であれ
ば、何もせず、直ちに、前記ステップS5に戻る。
【0085】また、上記ステップS6でクライアント2
00の動作終了の指示であると判断すると、予め定めら
れた所定の終了処理を行い(S15)、クライアント2
00の動作を終了させる。
【0086】続いて、図7のフローチャートで説明した
ステップS1及びステップS7におけるサーバ監視処理
A,Bの動作を、図7のフローチャートを参照しながら
説明する。該フローチャートに示す処理は、サーバ監視
機能部202aによって実行される。
【0087】サーバ監視機能部202aは、起動される
とまず、通信装置206を介し、サーバ100へ予め定
められたデータ(メッセージ等)を転送する。このデー
タは、サーバ100に対し応答を求めるデータである。
(ステップS101)。
【0088】この後、装置本体202に内蔵されている
タイマ210に所定のタイマ値をセットする。そして、
サーバ100から上記転送データに対する応答メッセー
ジの受信待機状態となる(ステップS102)。尚、該
メッセージ受信待機状態においてタイマ210から“タ
イムアウト”のメッセージを受け取る場合もありえる。
【0089】その後、上記メッセージ受信待機状態にお
いて、メッセージを受け取ると(ステップS103)、
該受信したメッセージの種類を判別する(ステップ10
4)。
【0090】そして、上記受信メッセージがサーバ10
0の通信装置106からの“データ転送の成功”を示す
メッセージであれば、サーバ100が現在、動作中であ
ると判断し、その旨を通知する(ステップS105)。
【0091】他方、サーバ100の通信装置106から
の“データ転送の失敗”を示すメッセージまたは上記タ
イマ210からの“タイムアウト”のメッセージであれ
ば、サーバ100が現在、動作していないものと判断
し、その旨を通知する(ステップS107)。
【0092】次に、図9のフローチャートを参照して、
リカバリ機能部202bが実行する前記図7のフローチ
ャートに示すステップS3及びS9のリカバリ処理A,
Bを詳細に説明する。
【0093】リカバリ機能部206は、起動されると、
まず未転送書類ファイル用ディレクトリ¥systemA¥wo
rkを参照して、該ディレクトリ配下に未転送の書類ファ
イルdociが存在するか否か判別する(ステップS30
1)。
【0094】そして、未転送書類ファイル dociがあれ
ば(S301,YES)、該書類ファイル dociのファ
イル名を、装置本体202内の主メモリに作成されてい
る転送リスト220に加える(ステップS302)。
【0095】該ステップS301〜S302の処理を、
未転送書類ファイル用ディレクトリ¥systemA¥work配
下にある全ての書類ファイル dociについて繰り返す。
これにより、転送リスト220に全ての未転送書類ファ
イル dociのファイル名が登録される。
【0096】次に、退避書類ファイル用ディレクトリ¥
Vserver¥systemA配下にサーバ100のダウンにより
退避されていた書類ファイル(退避書類ファイル) doc
jが存在するか否か調べ(ステップS303)、該退避
書類ファイル docjがあれば(S303,YES)、該
書類ファイル docjのファイル名を転送リスト220に
加える(S304)。
【0097】該ステップS303〜S304の処理を、
退避書類ファイル用ディレクトリ¥Vserver¥systemA
配下にある全ての退避書類ファイル docjを検出するま
で繰り返す。これにより、全ての退避書類ファイル doc
jのファイル名が転送リスト220に登録される。
【0098】上記ステップS301〜S304の処理が
全て終了すると、次に転送リスト220を調べ、該転送
リスト220にファイル名が登録されているか否か判別
する(ステップS305)。
【0099】そして、上記転送リスト220にファイル
名が登録されている全ての未転送書類ファイル dociま
たは退避書類ファイル docjを、通信装置206を介し
てサーバ100へ転送する(ステップS306)。
【0100】次に、サーバ100への転送後、そのファ
イル doci, docjのファイル名を転送リスト220か
ら削除し(ステップS307)、この後、該ファイル d
oci, docjの実体(実データ)を、それぞれ未転送書
類ファイル用ディレクトリ¥systemA¥work、退避書類
ファイル用ディレクトリ¥Vserver¥systemAから削除
する(ステップS308)。
【0101】上記ステップS305〜S308の処理
を、転送リスト220に登録されている全ての未転送書
類ファイル dociまたは、退避書類ファイル docjにつ
いて、その登録順に繰り返す。これにより、それまで、
未転送書類ファイル用ディレクトリ¥systemA¥workま
たは退避書類ファイル用ディレクトリ¥Vserver¥syst
emAの配下に存在していたサーバ100へ転送すべき全
ての書類ファイル doci, docjがサーバ100へ転送
される。
【0102】尚、上記リカバリ処理A,B中でのクライ
アント200からサーバ100へのLAN300を介す
る未転送書類ファイル doci並びに退避書類ファイル d
ocjの転送は、例えば、ARPANET(Advaced Rese
arch Project Agency Network)標準のファイル転送プロ
トコルであるFTP(File Transfer Protocol) を利用
するFTPコマンドまたはUNIXシステム同士間でネ
ットワークを介してファイルのコピーを行うropコマ
ンド等を、クライアント300の装置本体202が利用
者の人手を介さずに自動実行することにより行う。
【0103】また、クライアント200は、起動された
ときまたは書類ファイル dociなどのサーバ100に対
するデータの送受信要求が発生した時点以外にも、常に
所定の時間間隔でサーバ100の動作を監視して、上記
リカバリ処理Bを実行するようにしてもよい。
【0104】また、さらには退避書類ファイル docjが
発生した時点から所定時間以上経過した場合、該リカバ
リ処理Bを自動的に実行するようにしてもよい。これら
の処理により、退避書類ファイル docjが長時間の間、
サーバ100へ転送されずに放置されてしまうという事
態を回避できる。尚、上記所定時間の計時は、例えば、
前記タイマ210により行う。
【0105】また、上記実施例では、サーバ100が一
元管理するデータが書類ファイル doc1,2,・・・n
となっているが、本発明はこれに限定されることなく、
音声、画像、映像などの他のいかなる形態のデータの一
元管理に適用可能なものである。さらに、未転送データ
または退避データのサーバへの自動転送も、コマンド実
行以外の他の方法で行うようにしてもよい。
【0106】
【発明の効果】以上、説明したように本発明によれば、
サーバまたはクライアントがダウンした際に、クライア
ント側に発生するサーバに対する未転送のデータを、手
動操作を必要とせずに自動的に行うことができる。
【0107】また、これにより、サーバによるデータの
一元管理が容易かつ確実に行えるようになり、データの
保護もより確実に行えるようになる。さらに、システム
全体についての知識を持ち合わせていない利用者が、ク
ライアントを操作するような利用形態であっても、サー
バによるデータの一元管理を高い信頼性で運用可能にな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理を説明するブロック図(その1)
である。
【図2】本発明の原理を説明するブロック図(その2)
である。
【図3】本発明の一実施例のシステム構成を示すブロッ
ク図である。
【図4】通信装置の内部回路構成を示すブロック図であ
る。
【図5】クライアントがダウンしたときの未転送ファイ
ルの自動転送の方法を説明する図である。
【図6】サーバがダウン中にサーバへ転送すべき書類フ
ァイルが発生した場合のクライアントの動作を説明する
図である。
【図7】クライアントの全体動作を説明するゼネラル・
フローチャートである。
【図8】クライアントのサーバ監視処理を説明するフロ
ーチャートである。
【図9】クライアントのリカバリ処理を説明するフロー
チャートである。
【符号の説明】
10,30 サーバ 11,31 サーバ、クライアントの記憶装置 12,32 データ管理情報更新手段 20,40 クライアント 21,41 サーバ監視手段 22 未転送データ記憶手段 23 未転送データ書き込み手段 24 未転送データ確認手段 25 未転送データ転送手段 26,46 メッセージ送信手段 42 退避データ記憶手段 43 退避データ書き込み手段 44 退避データ確認手段 45 退避データ転送手段

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サーバがクライアントで共有されるデー
    タを自記憶装置上で一元管理し、クライアントは該サー
    バから必要とするデータをダウン・ロードし、該データ
    を処理終了後にサーバに送り返す形態のクライアント/
    サーバシステムにおいて、 クライアントは、 サーバが動作中であるか否かを監視するサーバ監視手段
    と、 サーバに送り返すべき未転送のデータを格納する未転送
    データ記憶手段と、 該記憶手段に該未転送データを書き込む未転送データ書
    き込み手段と、 上記記憶手段にサーバへ転送すべき上記未転送データが
    存在するか否か調べる未転送データ確認手段と、 該未転送データ確認手段により上記未転送データの存在
    が確認され、かつ上記サーバ監視手段によりサーバが動
    作中であることが確認された場合、上記未転送データを
    サーバへ転送する未転送データ転送手段と、 を備えたことを特徴とするクライアント/サーバ・シス
    テム。
  2. 【請求項2】 前記未転送データ書き込み手段は、前記
    未転送データを前記未転送データ記憶手段の予め定めら
    れた特定領域のみに書き込むこと、 を特徴とする請求項1記載のクライアント/サーバ・シ
    ステム。
  3. 【請求項3】 前記未転送データ確認手段は、前記未転
    送データ記憶手段内の未転送データと、サーバにより管
    理されている該サーバの記憶装置上の該未転送データの
    更新日付情報とを比較して、前記記憶手段に格納されて
    いる未転送データの中からサーバへ転送すべきデータを
    選別することを、 特徴とする請求項1または2記載のクライアント/サー
    バ・システム。
  4. 【請求項4】 クライアントは、 前記未転送データ転送手段によりサーバへ未転送データ
    が転送された後、該サーバへ該未転送データの管理情報
    を更新する旨を指示するメッセージを送信するメッセー
    ジ送信手段をさらに備え、 サーバは、 クライアントから上記メッセージを受信した際、上記未
    転送データの管理情報を更新するデータ管理情報更新手
    段を備えた、 ことを特徴とする請求項1記載のクライアント/サーバ
    ・システム。
  5. 【請求項5】 サーバがクライアントで共有されるデー
    タを自記憶装置上で一元管理し、クライアントは該サー
    バから必要とするデータをダウン・ロードし、該データ
    を処理終了後にサーバに送り返す形態のクライアント/
    サーバ・システムにおいて、 クライアントは、 サーバが動作中であるか否かを監視するサーバ監視手段
    と、 該サーバが動作していないときに発生したサーバへ送り
    返すべきデータを、格納する退避データ記憶手段と、 該サーバへ送り返すべきデータの転送要求が発生した
    際、該サーバ監視手段により現在、サーバが動作してい
    ないことが検出された場合、上記データを退避データと
    して前記記憶手段に書き込む退避データ書き込み手段
    と、 上記サーバ監視手段により、現在、サーバが動作中であ
    ることが検出されたとき、前記記憶手段内に前記退避デ
    ータが存在するか否か判断する退避データ確認手段と、 該退避データ確認手段により存在が認識された退避デー
    タをサーバへ転送する退避データ転送手段と、 を備えたことを特徴とするクライアント/サーバ・シス
    テム。
  6. 【請求項6】 前記退避データ書き込み手段は、前記退
    避データを前記退避データ記憶手段の予め定められた特
    定領域のみに書き込むこと、 を特徴とする請求項5記載のクライアント/サーバ・シ
    ステム。
  7. 【請求項7】 クライアントは、 前記退避データ転送手段によりサーバへ退避データが転
    送された後、該サーバへ該退避データの管理情報を更新
    する旨を指示するメッセージを送信するメッセージ送信
    手段を、 さらに備え、 サーバは、 クライアントから上記メッセージを受信した際、上記退
    避データの管理情報を更新するデータ管理情報更新手段
    を備えた、 ことを特徴とする請求項5記載のクライアント/サーバ
    ・システム。
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