JPH08164407A - 鋼片異材発生防止システム - Google Patents

鋼片異材発生防止システム

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JPH08164407A
JPH08164407A JP6311541A JP31154194A JPH08164407A JP H08164407 A JPH08164407 A JP H08164407A JP 6311541 A JP6311541 A JP 6311541A JP 31154194 A JP31154194 A JP 31154194A JP H08164407 A JPH08164407 A JP H08164407A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 異鋼種・異サイズのビレットを、圧延を行う
順に加熱炉に装入する場合に、異材を発生させずに確実
にトラッキングを行う鋼片伊異材発生防止システムを提
供する。 【構成】 前段に多本通し圧延機、後段に1本通し圧延
機を多ストランド分配置する多ストランドミルにおい
て、異なる属性(鋼種、成品サイズ)のビレットを交互
にまたは周期的に加熱炉に装入するためのビレット配列
を行う場合に、ビレット配列装置入口にてビレット端面
のマーキングを自動読み取りし、その結果をビレットの
トラッキングを行っているコンピュータのトラッキング
情報と照合し、2つ以上のビレット配列装置により払い
出しする場合装入順にコンピュータと整合を取りながら
ビレットを払い出すことを特徴とする鋼片異材発生防止
システムである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】棒鋼および線材を熱間圧延により
製造する加熱炉装入前のビレット配列装置において、異
なる属性(鋼種、成品サイズ)のビレットを圧延順に従
っ交互にまたは周期的に加熱炉に装入する時に異材を発
生させずに確実にトラッキングを行う鋼片異材発生防止
システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】加熱炉に装入するビレットの識別方法と
しては、以下の方法が記載されている。
【0003】特公昭58−47452号公報には、各ロ
ットの最前部或いは最後の鋼材面に黒鉛を塗布して加熱
炉に装入することにより加熱により黒鉛を白色化させて
ロット境界を識別する方法が記載されている。
【0004】しかし、これはビレットが連続的に装入さ
れる場合のロット境界の識別には有効だと思われるが、
異鋼種・異サイズのビレットを交互にまたは周期的に加
熱炉に装入する場合には、最小BT1本単位に黒鉛を塗
布し識別することとなりあまり有効な手段だとは思われ
ない。
【0005】特開平1−189489号公報には、加熱
炉内の通過中または通過後の鋼材を識別する装置につい
て記載されている。この方法は、連続的に炉内を流れる
鋼材のトラッキングには有効だと思われるが、異鋼種・
異サイズのビレットであるかは判断できない。
【0006】特開平3−32423号公報には、連鋳工
場から鋼片工場へ鋼材搬送台車で運搬する場合に、鋼材
端面の刻印文字を読み取りトラッキングする方法が記載
されている。
【0007】この方法では、工程間のトラッキングにつ
いては有効だと思われるが、異鋼種・異サイズのビレッ
トを交互にまたは周期的に加熱炉に装入する場合には、
運搬した群のビレット本数と読み取った本数が合致して
いるかとか装入順通りに確実に払い出しするとかの機能
も必要であり、工程間のトラッキングだけでは異材発生
防止はできない。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来、前段に多本通し
圧延機、後段に1本通し圧延機を多本ストランド分配置
する多ストランドミルにおいて圧延を行う場合には、い
ずれのストランドにおいても同一鋼種、同一成品サイズ
に圧延を行うのが一般的で、加熱炉への装入も同一鋼
種、同一成品サイズに圧延するビレット毎にまとめて行
っていたが、近年、ユーザーへの納期対応の厳格化・小
ロット化が進み、従来の方法では圧延サイズ替えの頻度
が増して生産能率低下が余儀なくされていた。この対策
として異鋼種・異サイズのビレットを同時圧延する方法
が必要である。
【0009】この方法については、特開平5−9220
1号の多ストランドミルにおける異鋼種・異サイズ同時
圧延方法にシステムトラッキングについては、特開平5
−99575号の加熱炉の異材防止システムを特許出願
した。
【0010】本発明の工程は、異鋼種・異サイズのビレ
ットを圧延を行う順に従って交互にまたは周期的に加熱
炉に装入するためのビレット配列を行う工程に関する部
分であり、異材発生防止を如何にして実現するかを示す
ことにある。
【0011】ところで、圧延ミルにおいては工程管理、
実績データ収集、プロセス制御等のためにプロセスコン
ピュータによるトラッキングが一般的に行われている。
【0012】従来、加熱炉へ装入する際、ロットの変わ
り目のビレットの端部あるいは端面にマーキングを行っ
たり、ビレット間隔を空けたりしてロットの識別を行っ
ていた。
【0013】異鋼種・異サイズのビレットを交互にまた
は周期的に加熱炉に装入する場合には、実ビレットとコ
ンピュータ内でのトラッキングデータとの対応が1ビレ
ット分ずれただけでも、属性(異鋼種、異サイズ)が異
なるビレットと認識してしまうので、異材の発生につな
がる。
【0014】異材の発生というのは、ユーザーに全く異
なる性質の成品が出荷されることになるため、成品の用
途によっては重大な事故につながる危険があり、絶対に
回避しなければならないトラブルである。
【0015】このため、異鋼種・異サイズのビレットを
圧延を行う順に従って交互にまたは周期的に加熱炉に装
入する場合に異材を発生させずに確実に自動でトラッキ
ングを行う鋼片異材発生防止システムを確立することが
望まれていた。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明は以下の構成を要
旨とする。
【0017】その1は、棒鋼および線材を熱間圧延によ
り製造する加熱炉装入前のビレット配列装置において、
2つ以上のビレット配列装置入口に端面に文字や記号が
マーキングしたビレットを読取りする装置を配置し、ト
ラッキングを行っているコンピュータに伝達して現品照
合をし、コンピュータ内の装入順番と整合を取りながら
払い出しすることを特徴とする鋼片異材発生防止システ
ムである。
【0018】その2は、ビレット配列装置入口にビレッ
トを供給するクレーンにおいて、運搬した実績を誘導無
線によりコンピュータに伝達してトラッキング情報と照
合し、上位コンピュータの指示により指令を受けたビレ
ット配列装置に必要なビレット本数を運搬することを特
徴とする鋼片異材発生防止システムである。
【0019】その3は、端面に文字や記号をマーキング
したビレットを側面で隣接するように一群として群毎に
側方へ運搬する途中でビレット1本毎に読取りする方法
において、群のビレット本数と読み取った本数が合致し
ているかを確認することを特徴とする鋼片異材発生防止
システムである。
【0020】その4は、ビレット配列装置の払い出し前
のV溝にビレット1本落下するようにドックでインチン
グ制御することを特徴する鋼片異材発生防止システムで
ある。
【0021】その5は、群のビレット本数とビレット払
い出し実績により、次の群のビレットをその後ろの位置
を計算し、ビレット配列装置により払い出し手前に常時
ビレットが集積されるようにすることを特徴とする鋼片
異材発生防止システムである。
【0022】
【作用】次に図面に基づいて本発明を詳細に説明する。
【0023】異なる属性(鋼種、成品サイズ)のビレッ
トを交互にまたは周期的に加熱炉に装入し、かつ順次加
熱炉から抽出するための異なる属性(鋼種、成品サイ
ズ)のビレットの組み合わせとしては、1対1、1対
2、1対4、1対6等いろいろな組み合わせが考えられ
る。
【0024】したがって、これらの組み合わせに合わせ
間違いなく加熱炉に装入する必要がある。
【0025】図1は,NO.1ストランド及びNO.2
ストランドに調整冷却設備としてステルモア冷却設備、
NO.3ストランドに新調整冷却設備を有し、粗および
1中間圧延機列は3本通し圧延、2中間圧延機列以降が
1本通し圧延となっている本発明が適用される多ストラ
ンドミルのレイアウトの例である。ビレット配列装置
は、NO.1ストランド及びNO.2ストランド用のビ
レット配列装置1とNO.3ストランド用のビレット配
列装置2の2つが設置されている。
【0026】図2は、本発明が適用されるビレット配列
装置と加熱炉内のビレットの装入および抽出方法を示す
図で、どのストランドも圧延停止させずに連続的に抽出
することを可能とするため、NO.1ストランド及びN
O.2ストランド対象材のビレットXとNO.3ストラ
ンド対象材のビレットYとが1対2の割合で加熱炉に交
互に周期的に装入されている。2つのビレット配列装置
には、ビレット配列装置1にビレットXをビレット配列
装置2にビレットYを乗せておき、1対2の割合でビレ
ットの払い出しを行う。
【0027】図3は、本発明でのコンピュータ−トラッ
キングシステムの全体を示す図で、クレーンから加熱炉
のトラッキングシステムに関わるものである。
【0028】図4は、クレーントラッキングデータの照
合フロー図である。クレーン端末に上位計算機よりロッ
ト情報(装入NO、本数、ビレット配列装置1かビレッ
ト配列装置2か)を受信し、ビレット運搬後、本数、ビ
レット配列装置1かビレット配列装置2かの実績を入力
します。上位計算機で装入単位に残本数等があっている
かデータの照合を行う。もしあっていなかった場合は、
アラームで知らせ現品照合し実績修正をする。
【0029】図5は、ビレット配列装置入口にある自動
読み取り装置である。図6は、ビレット配列装置入口に
ある自動読み取り装置とビレット配列装置の動作の仕方
を説明した図である。図7は、読み取りデータの照合フ
ロー図である。
【0030】ビレット配列装置入口に搬送されたビレッ
トは、ローラーガングで先端位置を揃えた後、ビレット
端面の文字を読み取るCCDカメラのついた移動機がビ
レットを側面で隣接するように一群として群毎に側方へ
搬送された後、ビレット群に沿って移動しビレット切り
出しセンサーでビレット間の隙間を検出しながら(ビレ
ット隙間検出不可時は、ビレット巾寸法単位で読み取
り)読み取りを行う。
【0031】この読み取り装置は、ビレットの刻印部を
照明で照らすと、刻印に影ができ、刻印がない箇所は明
るくなることを利用して、その画像を高速シャッターカ
メラで撮像し、ノイズ除去後2値化等の処理を行った
後、基準辞書と比較しながら類似文字を探して刻印文字
を読み取る方法である。
【0032】この読み取り装置では、ビレット間の摩擦
等で先端が揃わない時、凹んだビレットが読み取りビレ
ットの最後部と誤認識する時があった。そこで、リミッ
トスイッチでビレットの数量をカウントし、読み取りし
たビレットの画面数量と突き合わせチェックする方法を
採用した。
【0033】図8は、2つのビレット配列装置のビレッ
ト配列の説明図である。図9は、2つのビレット配列装
置からある比率で交互に周期的にビレットを払い出す時
の方法について説明したフロー図である。
【0034】読み取り完了した後、ビレット配列装置に
より払い出し手前に常にビレットが集積されるよう、そ
の群のビレット本数とビレット払い出し実績により、払
い出し手前のビレットを数えることにより、ビレット巾
寸法×ビレット本数により次の群のビレットをその後ろ
の位置を計算し、群のビレットをその直後まで搬送す
る。
【0035】ビレット配列装置の位置制御によるビレッ
ト1本毎の払い出しを可能とするため、払い出し前のV
溝に確実にビレット1本毎に落下するようドックでイン
チング制御して押すようにした。
【0036】従来は、ビレット位置を検出する近接セン
サーを用いたりしたがビレットとレールの摩擦抵抗が変
化しビレット停止位置が20〜100mm程度のバラツ
キ、後ろのビレットも払い出す場合もあった。
【0037】また、ストッパーによりビレットを定位置
にしようとしたこともあったが、ビレットがストッパー
に噛って払い出しできなかったり、払い出しできても後
ろのビレットも払い出す場合もあった。
【0038】そこで、本発明のように払い出し前のV溝
に確実にビレット1本毎に落下するようドックでインチ
ング制御して押すようにした。
【0039】2つ以上のビレット配列装置により異なる
属性(鋼種、成品サイズ)のビレットを交互にまたは周
期的に加熱炉に装入する場合、どのビレット配列装置か
らビレットを払い出すか判断するシステムが必要であ
る。
【0040】それは、以下の方法で行う。まず上位計算
機より装入ロット情報(装入Mo、本数、ビレット配列
装置1かビレット配列装置2か)をプロコンで受信し、
プロコンは、その情報を基に加熱炉シーケンサー側で装
入可能な場合、当該のビレット配列装置のシーケンサー
に対して、払い出し指令を出力する。指令があったビレ
ット配列装置の払い出しキッカーが動作し装入ローラー
ガング上にビレットがあった場合、払い出し完了した信
号をプロコンへ送信する。プロコンでは、、加熱炉シー
ケンサー側で装入可能となった時加熱炉へビレットを装
入し、その後プロコン内にデータを加熱炉側のデータと
して移動する。以上の処理は自動で行うが、手動により
バックアップをした際もビレットの整合性等をチェック
後、同様な処理を行う。
【0041】
【実施例】まず設備の条件について説明する。
【0042】ウォーキングビーム式加熱炉、前段に粗お
よび1中間圧延機列(NO.1〜NO.2ストランド)
の3本通し圧延機列、そして後段に1ストランド圧延の
1本通し圧延機列(NO.13〜NO.26ストラン
ド)を3ストランド分配置する多ストランドミルとし
た。
【0043】No.1ストランド及びNO.2ストラン
ドに調整冷却設備としてステルモア冷却設備、NO.3
ストランドに新調整冷却設備を配置した。
【0044】つぎに操業条件について説明する。
【0045】NO.3ストランドにて圧延を行う鋼種A
のビレット(断面寸法:122mm×122mm、長
さ:18,000mm、単位重量:約2ton)と、N
O.1ストランド及びNO.2ストランドで圧延を行う
鋼種Bのビレット(断面寸法:122mm×122m
m、長さ:18,000mm、単位重量:約2ton)
を1対2の割合でビレット配列装置2から1本、ビレッ
ト配列装置1から2本、交互に周期的にビレットを払い
出し、ウォーキングビーム式加熱炉へ装入し、そして3
本通し圧延の圧延機列の所定の各ストランドに抽出し
た。
【0046】ウォーキングビーム式加熱炉へ装入する前
は、以下のシステムトラッキングを行い異材防止を図っ
た。
【0047】図4に示すように、クレーン端末に上位計
算機よりロット情報(装入NO1240としてビレット
配列装置1に鋼種Bのビレットを40本、装入NO12
41としてビレット配列装置2に鋼種Aのビレット20
本を受信し、ビレットをビレット配列装置入口に運搬し
たら4本単位に実績入力を行った。
【0048】上位計算機では、装入単位に本数があって
いるかデータの照合を行った。
【0049】図5、図6、図7に示すように、ビレット
配列装置1の入口に搬送されたビレット4本は、ローラ
ーガングで先端位置を揃えた後、ビレット端面の刻印文
字(チャージNO、ブルーム・ビレットNOの数字が刻
印されている)を読み取るCCDカメラのついた移動機
がビレットを側面で隣接するように一群として群毎に側
方へ搬送された後、ビレット群に沿って移動しビレット
切り出しセンサーでビレット間の隙間を検出しなかがら
(ビレット隙間検出不可時は、ビレット巾122mm単
位で読み取り)読み取りを行った。
【0050】また、読み取りの位置のビレット下部にあ
るリミットスイッチでビレットの数量4本と読み取り本
数4本が一致していることを確認した。
【0051】読み取りの完了した後、ビレット配列装置
により払い出し手前に常にビレットが集積されるよう、
その群のビレット本数とビレット払い出し実績により、
払い出し手前のビレットを数えることにより、ビレット
巾寸法122mm×ビレット4本≒490mmのビレッ
ト群を前回のビレット群のすぐ後ろの50mmの隙間を
もってドックにより搬送した。ビレット配列装置2の入
口に搬送されたビレット群も同様なことを行った。
【0052】払い出し前のV溝に確実にビレット1本落
下するようにドックでインチング制御して押すようにし
た。
【0053】また、読み取りの位置のビレット下部にあ
るリミットスイッチでビレットの数量4本と読み取り本
数4本が一致していることを確認した。
【0054】読み取り完了した後、ビレット配列装置に
より払い出し手前に常にビレットが集積されるよう、そ
の群のビレット本数とビレット払い出し実績により、払
い出し手前のビレットを数えることにより、ビレット巾
寸法122mm×ビレット4本≒490mmのビレット
群を前回のビレット群のすぐ後ろの隙間をもってドック
により搬送した。ビレット配列装置2の入口に搬送され
たビレット群も同様なことを行った。
【0055】払い出し前のV溝に確実にビレット1本毎
に落下するようドックでインチングしてから押すように
した。
【0056】つぎに、プロコンで上位計算機より装入ロ
ット情報(装入NO1240としてビレット配列装置1
に鋼種Bのビレットを40本、装入NO1241として
ビレット配列装置2に鋼種Aのビレット20本)を受信
し、プロコンは、その情報を基に加熱炉シーケンサー側
で装入可能なことを確認しながらビレット配列装置2か
ら1本ビレット配列装置1から2本、1対2の割合で交
互に周期的にビレットを払い出した。
【0057】
【発明の効果】本発明によれば線材の多ストランドミル
において、異なる属性(鋼種、成品サイズ)のビレット
の圧延を行う順番に従って交互にまたは周期的に加熱炉
に装入するためのビレット整列を行う場合に、確実にト
ラッキングを行い異材の発生を防止することが可能とな
った。
【0058】これにより、異鋼種・異サイズ同時圧延を
工業的に行うことを可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用される多ストランドミルのレイア
ウトの一例を示す説明図。
【図2】本発明が適用されるビレット配列装置と加熱炉
内のビレットの装入および抽出方法を示す説明図。
【図3】本発明でのコンピュータ−トラッキングシステ
ムの全体を示す説明図。
【図4】クレーントラッキングデータの照合フロー図。
【図5】ビレット配列装置入口にある自動読み取り装置
の説明図。
【図6】ビレット配列装置入口にある自動読み取り装置
とビレット配列装置の動作の仕方を説明した図。
【図7】読み取りデータの照合フロー図。
【図8】2つのビレット配列装置のビレット配列の説明
図。
【図9】2つのビレット配列装置からある比率で交互に
周期的にビレットを払い出す時の方法について説明した
フロー図。
【符号の説明】
1:ビレット配列装置 2:ビレット
配列装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B21B 37/00 BBG (72)発明者 石丸昌宏 釜石市鈴子町23−15 新日本製鐵株式会社 釜石製鐵所内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 棒鋼および線材を熱間圧延により製造す
    る加熱炉装入前のビレット配列装置において、2つ以上
    のビレット配列装置入口に、端面に文字や記号をマーキ
    ングしたビレットを読取りする装置を配置し、トラッキ
    ングを行っているコンピュータに伝達して現品照合を
    し、コンピュータ内の装入順番と整合を取りながら払い
    出しすることを特徴とする鋼片異材発生防止システム。
  2. 【請求項2】 ビレット配列装置入口にビレットを供給
    するクレーンにおいて、運搬した実績を誘導無線により
    コンピュータに伝達してトラッキング情報と照合し、上
    位コンピュータの指示により指令を受けたビレット配列
    装置に必要なビレット本数を運搬することを特徴とする
    請求項1記載の鋼片異材発生防止システム。
  3. 【請求項3】 端面に文字や記号をマーキングしたビレ
    ットを側面で隣接するように一群として群毎に側方へ搬
    送する途中でビレット1本毎に読取りする方法におい
    て、群のビレット本数と読み取った本数が合致している
    かを確認することを特徴とする請求項1記載の鋼片異材
    発生防止システム。
  4. 【請求項4】 ビレット配列装置の払い出し前のV溝に
    ビレット1本落下するようにドックでインチング制御す
    ることを特徴とする請求項1記載の鋼片異材発生防止シ
    ステム。
  5. 【請求項5】 請求項3記載の群のビレット本数とビレ
    ット払い出し実績により、次の群のビレットをその後ろ
    の位置を計算しビレット配列装置により払い出し手前に
    常時ビレットが集積されるようにすることを特徴とする
    請求項1記載の鋼片異材発生防止システム。
JP6311541A 1994-12-15 1994-12-15 多ストランドミル用ビレット異材発生防止方法及びビレット配列装置 Expired - Fee Related JP2937779B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012167356A (ja) * 2011-02-16 2012-09-06 Jfe Steel Corp 加熱炉装入時のスラブ照合方法
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