JPH08164243A - パチンコ玉検出装置およびその自動オフセットデータ決定方法 - Google Patents

パチンコ玉検出装置およびその自動オフセットデータ決定方法

Info

Publication number
JPH08164243A
JPH08164243A JP30929994A JP30929994A JPH08164243A JP H08164243 A JPH08164243 A JP H08164243A JP 30929994 A JP30929994 A JP 30929994A JP 30929994 A JP30929994 A JP 30929994A JP H08164243 A JPH08164243 A JP H08164243A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
raw data
ball
data
pachinko ball
detection
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP30929994A
Other languages
English (en)
Inventor
Takatoshi Takemoto
孝俊 武本
Shigeru Handa
繁 半田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ace Denken KK
Original Assignee
Ace Denken KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ace Denken KK filed Critical Ace Denken KK
Priority to JP30929994A priority Critical patent/JPH08164243A/ja
Publication of JPH08164243A publication Critical patent/JPH08164243A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Pinball Game Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】自動オフセット決定処理部690は、各検知ポ
イントにおいて、打球休止中のスキャン周期n回に渡る
センサの生データの平均値732を求め、これを新たな
オフセットデータとして採用する。このオフセットデー
タは、パチンコ玉検出動作時に、センサ出力から減算さ
れ、その結果に基づいてパチンコ玉が検出される。打球
休止中であっても、生データが大きく変動しているとき
にはオフセットデータの採取を中止する。そのために、
生データの最大値エリア723および最小値エリア72
5を利用して、各ポイントの生データの変動量をチェッ
クしている。 【効果】オフセットデータの自動決定が行えるので、パ
チンコゲーム機盤面上の釘等の調整があっても、常にあ
る程度以上のパチンコ玉の検出精度を維持できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パチンコゲーム機に係
り、特にパチンコ玉を磁気的に検出する手段を扉に有す
るパチンコゲーム機に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、パチンコゲーム機は、パチンコ
球を移動させるための空間を構成する盤面(ベースボー
ド)と、それを一定間隔を保って覆うガラス板と、パチ
ンコ球を、盤面とガラス板とで仕切られる空間内に投射
するための投射機構とを有する。パチンコゲーム機は、
その盤面が、鉛直方向に実質的に平行となるように、設
置される。盤面には、パチンコ球がそこに入って盤面か
ら排出されると入賞となる複数個の入賞孔と、入賞孔に
入らなかったパチンコ球が最終的に集まって盤面から排
出される1つの排出孔とが設けられている。
【0003】また、盤面には、盤面に沿って落下するパ
チンコ球が頻繁に衝突して、その運動方向に揺らぎを生
ずるように、多数のピン(釘)が、パチンコ球の直径相
当の長さ分、盤面から突出した状態で、実質的に垂直に
設けられている。これらのピンは、衝突するパチンコ球
を反発したり屈折したりしつつ、ある場合には入賞孔に
導き、また、ある場合には入賞孔から外れるように誘導
するように、その盤面上の分布が決定されている。
【0004】図2に示すように、通常、パチンコパーラ
ーにおいて、パチンコゲーム機10は、利用者1000
が利用しやすいように、互いに背面を向け、2列を成
し、複数台、隣接して配置されている。さらに、パーラ
ー内には、このように配列された、いわゆる島状を成し
た、パチンコゲーム機10の群がいくつか設けられてい
る。ここで、図2中には、相対するパチンコゲーム機1
0の距離、および、隣接するゲーム機10間の間隔の一
般的なサイズを示している。
【0005】ところで、このようなパチンコゲーム機を
多数配置したパチンコパーラーでは、各パチンコゲーム
機における入賞状況を管理する必要がある。すなわち、
パチンコ球の軌跡に偏りがある機械、異常な軌跡となる
機械を発見して、交換、修理等を行なう必要があるから
である。例えば、異常に入賞しやすい機械を放置してお
くと、そのパチンコパーラーの経営上の損害が大きくな
るため、そのような機械を発見する必要がある。また、
反対に、異常に入賞しにくい機械が存在すると、そのパ
ーラーは、顧客に嫌われることになるので、そのような
機械を発見する必要がある。また、ゲーム実行中におい
ては、磁石等で、パチンコ球を誘導するような不正行為
を発見する必要があるからである。
【0006】従来、このような目的のためのパチンコ玉
検出装置として、本出願人は、特願平2−244898
号(特開平4−122375号公報)の明細書におい
て、送信線および受信線を用いてパチンコ玉のセンサを
構成することを提案した。すなわち、往路および復路か
らなる送信線を複数並列してパチンコゲーム機の扉のガ
ラス基板の片面に取付けるとともに、往路および復路か
らなる受信線を、複数並列して前記送信線と電磁的に結
合するよう、これと交差させて前記ガラス基板の反対面
に取付けて構成されるセンサが示されている。
【0007】このセンサによれば、管理装置の送信回路
および受信回路に、対応する送信線および受信線を接続
して、各送信線に信号電流を順次流し、各受信線につい
て、信号電流で誘導される誘導電流を順次とりだすこと
により、受信回路で受信した誘導電流からパチンコ玉の
有無を検出すると共に、信号電流が流れている送信線
と、誘導電流を受信している受信線との組合せを知っ
て、パチンコ玉の位置を検出することができる。
【0008】すなわち、このセンサは、送信線と受信線
との交叉部分が、それぞれ検知単位となる。そして、そ
れらの検知単位がマトリクス状に配置される。
【0009】このようなセンサにより、打玉数の計数、
すなわち、投射機構によりゲーム域内に打ち込まれる玉
の数を計数する場合には、打球が通過する領域のいずれ
かの検知単位に着眼して、その検知単位をパチンコ玉が
通過したか否かを監視して、通過したときの信号を検出
することにより行なう。玉数の計数は、その検出信号を
カウンタで計数することにより行なう。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】この種の検出装置によ
れば、パチンコゲーム機の盤面上のパチンコ玉の位置、
ひいては軌跡を表わすデータが容易かつ迅速に得られ
る。また、センサがパチンコ台のカバー(扉)に取り付
けられるので、カバーを交換するだけでパチンコ台その
ものの設計とは関係のない構造とすることができる、と
いう格別の利点を有する。
【0011】ところで、このパチンコ玉検出装置では、
磁気的な検出を行うので生の検知データには相当のノイ
ズを含む。すなわち、パチンコ玉が存在しないときにも
各検知単位における出力にはある程度の信号レベルが発
生する。これをオフセットと呼ぶ。そのため、パチンコ
玉の存在位置決定に用いるデータとしては、検知した生
データからオフセットに相当するデータ(オフセットデ
ータという)を減算して用いている。このオフセットデ
ータには、盤面上の釘等の金属部品等の影響が反映され
る。
【0012】一方、盤面上の釘は、釘師により定期的に
調整される。したがって、釘の調整がある度にオフセッ
トが変化することになる。したがって、固定のオフセッ
トデータを用いると、パチンコ玉の検出精度が低下す
る。
【0013】本発明は、このような問題点に鑑み、上記
のようなセンサを用いて、より高精度に盤面上のパチン
コ玉の検出することができるパチンコ玉検出装置を提供
することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明によるパチンコ玉検出装置は、パチンコゲー
ム機のゲーム域が設定される盤面に対向して配置され、
盤面上に存在するパチンコ玉を磁気的に検出する、マト
リクス状に配置された複数の検知ポイントを有するセン
サと、該センサの各検知ポイントにおけるセンサ出力を
生データとして周期的に採取する手段と、予め定めた時
間以上打球のない打球休止中を検出する手段と、該打球
休止中に、各検知ポイント毎に、前記生データの所定周
期回数分の平均値をオフセットデータとして算出する手
段と、パチンコ玉検出処理時に、各検知ポイント毎に、
前記生データと前記オフセットデータとの差を演算する
手段と、該演算した結果を用いて盤面上のパチンコ玉を
検出する手段と、を備える。
【0015】この装置において、好ましくは、前記打球
休止中を検出する手段は、入玉の検出がなくなってから
予め定めた周期回数分連続して入玉が検出されないこと
をもって打球休止中と判定する。また、好ましくは、前
記打球休止中に各検知ポイントにおける前記生データの
変化量に基づいて各検知ポイントにおける生データの安
定性を判定する手段をさらに備え、前記所定周期回数分
連続してすべてのポイントの生データが安定していると
判定されたとき前記平均値を算出する。
【0016】前記所定周期回数に達するまでに少なくと
も1つのポイントでの生データが不安定になったとき、
当該所定周期回数のカウントをリセットする手段を備え
てもよい。
【0017】本発明による自動オフセットデータ決定方
法は、パチンコゲーム機のゲーム域が設定される盤面に
対向して配置され、盤面上に存在するパチンコ玉を磁気
的に検出するマトリクス状に配置された複数の検知ポイ
ントを有するセンサを備えたパチンコ玉検出装置におい
て、パチンコ玉検出処理時にセンサ出力から除外すべき
パチンコ玉不存在時のセンサ出力であるオフセットデー
タを自動的に決定する自動オフセットデータ決定方法で
あって、前記センサの各検知ポイントにおけるセンサ出
力を生データとして周期的に採取し、該採取した生デー
タに基づいて予め定めた時間以上打球のない打球休止中
を検出し、該打球休止中に、各検知ポイント毎に、前記
生データを積算し、該積算が予め定めた周期回数行われ
たとき、各検知ポイント毎に生データの平均値を求め、
該求められた平均値を当該検知ポイントの新たなオフセ
ットデータとして決定することを特徴とする。
【0018】
【作用】本発明では、入玉が停止している打球休止中を
検出し、この間に、オフセットデータの決定処理を行
う。これは、打球休止中であれば、盤面上にパチンコ玉
が存在せず、生データが安定している可能性が高いから
である。
【0019】該打球休止中に、各検知ポイント毎に、生
データの所定周期回数分の平均値をオフセットデータと
して算出することにより、釘等の調整、あるいは周囲環
境の変動があっても、自動的に新たなオフセットデータ
を決定することができる。これにより、常にパチンコ玉
検出の精度をある程度以上に維持することができる。
【0020】予め定めた周期回数分連続して入玉が検出
されないことをもって打球休止中と判定することによ
り、確実に盤面上のパチンコ玉の存在を排除できる。
【0021】また、前記所定周期回数分連続してすべて
のポイントの生データが安定していると判定されたとき
前記平均値を算出するようにすることにより、より高精
度のパチンコ玉の検出が可能となる。
【0022】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面を参照
して説明する。
【0023】実施例の説明に先立ち、本発明の実施例が
適用されるパチンコゲーム機および本実施例が前提とす
るパチンコ玉検出装置の構造および作用について説明す
る。
【0024】図3に本発明が適用されるパチンコゲーム
機の外観を示す。パチンコゲーム機は、パチンコ玉を移
動させるための空間を構成する盤面11と、それを一定
間隔を保って覆う表面ガラス体16と、パチンコ玉を、
盤面11とガラス体16とで仕切られる空間内に投射す
るための投射機構とを有する。パチンコゲーム機は、そ
の盤面11が、鉛直方向に実質的に平行となるように、
設置される。
【0025】盤面11には、案内レール12が設けられ
ている。そして、盤面11は、案内レール12で囲まれ
る内側の領域がゲーム域12aをなしている。案内レー
ル12は、投射機構で打ち込まれたパチンコ玉を、これ
に沿って案内して、ゲーム域12aの鉛直方向の上方位
置(上流部)に送る。
【0026】このゲーム域12aには、パチンコ玉がそ
こに入って盤面11から排出されると入賞となる複数個
の入賞孔14aと、上流から下流の間の盤面中央部に設
けられ、特別の入賞状態を実現するための入賞役物装置
14bと、これらの入賞孔14aに入らなかったパチン
コ玉が最終的に集まって、盤面11から排出される1つ
の排出孔15とが設けられている。入賞役物装置14b
は、パチンコ玉が特定の入賞孔14aに入るたびごと
に、その状態が変動して、ある条件が満たされると、多
数のパチンコ玉を賞として出す装置である。例えば、ス
ロットマシンのような回転ドラムを配置して、入賞ごと
にドラムを回転させ、予め定めた図柄が揃うと、特別の
入賞状態(例えば、フィーバー状態と呼ばれる)となっ
て、多数のパチンコ玉を出すように構成されたものがあ
る。正確に図示していないが、そのためには、一度に複
数個のパチンコ玉の入賞を可能にする、通常の入賞孔よ
り大きな開口を有する入賞孔が設けられる。
【0027】また、盤面11のゲーム域12aには、盤
面11に沿って落下するパチンコ玉Bが頻繁に衝突し
て、その運動方向に揺らぎを生ずるように、多数のピン
(釘)13が設けられている。これらのピン13は、図
4に示すように、パチンコ玉Bの直径相当の長さ分、盤
面11から突出した状態で、実質的に垂直に盤面11に
打ち込まれている。これらのピン13は、上述したよう
な目的で、盤面11上に分布して配置される。
【0028】また、パチンコゲーム機10の前面には、
パチンコ玉の打ち出し操作をする打ち出しハンドル33
と、賞として払い出されるパチンコ玉を受け取るととも
に新たに打ち出されるパチンコ玉を供給する受け皿34
とが設けられている。このハンドル33は、前記投射機
構の一部を構成するものである。パチンコ台の前面の、
開閉可能な扉となっているカバーのガラス面には、後述
する複数本の送信線22と、複数本の受信線26とが配
置される。
【0029】図4に示すように、盤面11を覆っている
カバーの前面ガラスは、パチンコゲーム機10の盤面1
1に沿っており、表面ガラス体16と内側ガラス体17
とによる2重構成となっている。また、内側ガラス体1
7は、ガラス基板17aと、この両面に接着された表面
ガラス17b,17cとで構成される。
【0030】次に、本発明のパチンコ玉検出装置の第1
の実施例について、図面を参照して説明する。
【0031】本実施例のパチンコ玉検出装置は、図6に
示すように、検出領域が面状の広がりを持ち、金属(パ
チンコ玉)センサとして機能するマトリクスセンサ20
と、このマトリクスセンサ20を駆動して、パチンコ玉
の存在の検知およびその位置の検出を行なう信号処理シ
ステム(信号処理装置)170とで構成される。
【0032】マトリクスセンサ20は、図5に示すよう
に、複数本の送信線22と、複数本の受信線26と、こ
れらを支持する基板とを有する。送信線22は、並行す
る往路62aと復路62bとを構成する一対の導線(ル
ープ)62で構成される。受信線26も同様に、一対の
導線62で構成される。本実施例では、この導線62
は、例えば、ポリウレタンで絶縁被覆した銅線からなる
ワイヤで構成される。一対の導線62は、その往路と復
路とが一端側において相互に接続され、他端側が、信号
の入出力端となるように構成される。
【0033】また、これらの送信線22と受信線26と
は、互いに交差するように配置される。具体的には、例
えば、送信線22が行方向に沿って一定間隔で配列さ
れ、受信線26が列方向に沿って一定間隔で配列され
る。送信線22と受信線26とをこのように配置して、
検知領域となる各送信線22と各受信線26との交点が
マトリクス状に配置される。なお、行方向および列方向
の配置は、任意であって、いずれが行であってもよい。
【0034】図6に戻り、信号処理システム170は、
マトリクスセンサ20を駆動するための送受信手段とし
て機能する送信・受信ボード171と、この送信・受信
ボード171を制御して検出信号を受信し、これに基づ
いて、パチンコ玉の有無を判定すると共に、パチンコ玉
を検知した位置を検出する処理を行なう信号処理手段と
して機能するコントロールボード172とを有する。
【0035】送信・受信ボード171は、後述するよう
に、各送信線22のうち指定された線に、それらを順次
走査して送信信号を送る送信回路40(図7参照)と、
各受信線26のうち、指定された線を順次走査して、各
受信線の受信信号を順次取り込む受信回路50(図9参
照)とを有する。
【0036】コントロールボード172は、送信・受信
ボード171に対して、走査すべき送信線および受信線
の指定を行ない、かつ、受信回路50において受信した
信号から、パチンコ玉の有無を判定すると共に、送信回
路40における送信線走査位置を示す情報および受信回
路50における受信線走査位置を示す情報に基づいて、
パチンコ玉を検知した位置を検出する。
【0037】コントロールボード172は、後述するよ
うに、パチンコ玉の存在位置を示す情報を時間的に蓄積
することことができる。この情報からパチンコ玉の移動
軌跡を求め、そのパチンコゲーム機の特性を知ることが
できる。
【0038】次に、マトリクスセンサ20について、さ
らに詳細に説明する。
【0039】マトリクスセンサ20は、図4に示すよう
に、盤面11を覆う2枚のガラス体のうち、内側、すな
わち、盤面側にある内側ガラス体17内に面状に構成さ
れており、従って、表面ガラス体16と盤面11との間
に設けられている。
【0040】図5に示すように、マトリクスセンサ20
では、複数本の送信線22が、これらが一方向に並列し
て内側ガラス体17のガラス基板17aの片面(表面側
の面)に配置して取付けられている。各送信線22は、
ガラス基板17aの端部でUターンした平行の折り返し
状となるようにして、ガラス基板17aに配置される。
【0041】また、複数の受信線26も、同様に、これ
らが一方向に並列して内側ガラス体17のガラス基板1
7aの反対面(盤面11側の面)に配置して取付けられ
ている。各受信線26は、ガラス基板17aの端部でU
ターンして平行の折り返し状となるようにして、ガラス
基板17aに配置される。そして、これらの送信線22
および受信線26の接続部として機能する送信端子部2
3および受信端子部27が、パチンコゲーム機に取り付
けたときの上下関係で、内側ガラス体17の下端に集中
して配置されている。
【0042】各受信線26は、各送信線22と電磁的に
結合するように、すなわち、送信線22からの磁束が鎖
交するような位置関係で、各送信線22に対する面平行
位置に直角の交差方向で配置される。内側ガラス体17
を基板とする各送信線22と各受信線26とで、面状の
マトリクスセンサ20が構成されている。
【0043】図5に示すように、交差する各送信線22
と各受信線26とにより囲まれる正方形状の各包囲部
(検出位置)は、パチンコ玉を感知する検知単位20
a,20a…をなしている。検知単位20a,20a…
は、本実施例では、パチンコ玉を検知できる大きさに設
定されている。
【0044】また、通常のパチンコゲーム機10に好適
なマトリクスセンサ20のパターンは、送信線22が3
2行、受信線26が32列で、検知単位20aの個数が
合計1024個のパターンであり、本実施例は、この3
2行、受信線26が32列の場合を例示している。な
お、図5では、外側以外のパターンを省略して図示して
いる。
【0045】送信線22,受信線26を構成するワイヤ
の太さは、好適に25μm〜30μmの値に設定され
る。本実施例の場合、図5に示すように、送信端子部2
3および受信端子部27の全体の幅c,dは、それぞれ
126mmであり、また、送信側折返基板19aおよび送
信側送信側引回基板19bの縦方向に伸びる部分の幅
e,fは、それぞれ10mm以下に形成される。また、送
信端子部23および受信端子部27のそれぞれ1本の幅
は、1.5mmである。
【0046】また、マトリクスセンサ20には、ガラス
基板17aの下端部に、コネクタ取付板66が設けられ
ている。コネクタ取付板66は、ガラス基板17aの下
端を両側から挟んで、内側ガラス体17に一体的に固定
されている。
【0047】そして、このコネクタ取付板66には、送
信コネクタ67aおよび受信コネクタ67bに接続され
る送信・受信ボード171(図6参照)が配置される。
送信・受信ボード171は、マトリクスセンサ20の複
数の送信線22へ送信する送信回路40(図7参照)
と、複数の受信線26から受信する受信回路50(図9
参照)と、送信コネクタ67aおよび受信コネクタ67
bとそれぞれ接続する接合コネクタ(図示略)とを有す
るものである。
【0048】ここで、接合コネクタは、送信コネクタ6
7aおよび受信コネクタ67bに対応して接続されるこ
とにより、送信端子部23を送信回路40に接続し、受
信端子部27を受信回路50に接続するものである。
【0049】なお、このようなマトリクスセンサの構造
は、本出願人が先に出願した特願平3−71013号、
特願平3−197923号等に詳細に開示されている。
【0050】次に、マトリクスセンサ20の信号処理を
行なう信号処理システムについて説明する。
【0051】図6に示すように、マトリクスセンサ20
は、送信・受信ボード171を介してマトリクスセンサ
20と離間して配置されるコントロールボード172の
制御下にある。コントロールボード172は、情報処理
装置30(図1に示す)を有する。コントロールボード
172は、通信回線179で、他のシステムと通信可能
となっている。また、コントロールボード172は、情
報処理装置30がカード173から各種パラメータ群を
読込むためのインターフェース部176を有している。
情報処理装置30は、中央処理ユニット(CPU)30
aと、そのプログラムおよびデータを記憶するためのメ
モリ30bとを少なくとも有する。
【0052】カード173は、インターフェース部17
6に着脱可能なメモリカードである。カード173に
は、後述する種々のデータを外部から供給するために用
いられる。カードに搭載されるメモリとしては、RA
M、マスクROM、EPROM、ワンショットROM等
を用いることができる。なお、カードに代えて、フレキ
シブルディスクを使用することも可能である。
【0053】コントロールボード172に接続されてい
る記憶装置174は、パチンコゲーム機10の盤面11
と内側ガラス体17との間で動き回るパチンコ玉の軌跡
等の各種データを記録するための装置である。この記憶
装置174は、例えば、ハードディスク型記憶装置によ
り構成できる。この記憶装置174に記録されたデータ
は、パチンコ玉の軌跡を解析するためのソフトウェアを
組み込んだコンピュータ175にかけられて演算処理さ
れ、パチンコパーラーで必要なデータを得ることができ
る。なお、上述した各種ポイントを示すデータを、この
記憶装置174に記憶させる構成としてもよい。また、
この処理は、情報処理装置30に余力があれば、情報処
理装置30で行ってもよい。あるいは、通信回線179
で接続されたホストコンピュータ(図示せず)で行って
もよい。
【0054】前記送信回路40は、各送信線22に所定
の周波数の信号を順次送信する回路である。前記受信回
路50は、送信回路40と同期して各受信線26から信
号を順次受信する回路である。送信回路40による送信
線22への電圧波形としては、周波数1〜1.3MHz
の0Vを中心とした連続のサイン波が好適である。
【0055】送信回路40は、図7に示すように、送信
コネクタ41と、送信コネクタ41に接続した増幅器4
2と、送信線切替パルスが入力される毎に、信号電流を
送信すべき送信線を順次切り替える送信線切替回路43
aと、送信コネクタ67aを介して前記32回路の送信
線22の一端側にそれぞれ接続した32回路のトーテム
ポールドライバ45とにより構成されている。送信線切
替回路43aは、チャンネル切替ロジック43と、増幅
器42およびチャンネル切替ロジック43に接続され
て、増幅器42を、指定された送信線22のトーテムポ
ールドライバ45に接続すべく切替を行なうアナログマ
ルチプレクサ44とを有する。トーテムポールドライバ
45は、NPNトランジスタとPNPトランジスタと
を、それぞれのエミッタどうしおよびベースどうしを接
続して構成される。
【0056】チャンネル切替ロジック43は、図8に示
すように、カウンタIC43aを有し、クロック用とリ
セット用との2本の制御線で動作するものである。具体
的には、後述するシーケンス制御回路47から出力され
る送信線切替パルス信号が入力される毎に、アナログマ
ルチプレクサ44の接続状態を、指定された送信線と接
続されるように、順次切り替えるものである。
【0057】受信回路50は、図9に示すように、受信
コネクタ67bを介して前記32回路の受信線26にそ
れぞれ接続した32個のCT(変流器)51と、CT5
1に接続され、受信線切替パルス信号が入力される毎
に、検出対象となる受信線を順次切り替える受信線切替
回路54aと、受信線切替回路54aに接続される増幅
器53と、増幅器53および受信線切替回路54aに接
続される受信コネクタ55とを有する。受信線切替回路
54aは、アナログマルチプレクサ52と、アナログマ
ルチプレクサ52に接続されるチャンネル切替ロジック
54とを有する。従って、受信回路50は、各CT51
を介して各受信線26から信号を受信するようになって
いる。
【0058】CT51は、各受信線26とアナログマル
チプレクサ52とを絶縁するとともに、各受信線26か
らの信号を10倍の大きさに変換するものである。アナ
ログマルチプレクサ52は、チャンネル切替ロジック5
4の指令に基づき、指定されたCT51から信号を順次
受信するものである。増幅器53は、アナログマルチプ
レクサ52からの信号を増幅するものである。
【0059】チャンネル切替ロジック54は、送信回路
40のチャンネル切替ロジック43と同様の要素であ
る。この場合、シーケンス制御回路47から出力される
受信線切替パルス信号が入力され(スキャン周期)毎
に、その立ち下がりのタイミングで、アナログマルチプ
レクサ52の入力切替状態を変化させるものである。
【0060】図1に示すように、コントロールボード1
72は、情報処理装置30を有し、その送信側には、C
PUコネクタ46を介して情報処理装置30から入力さ
れるスタート信号に応じて送信クロックを送るシーケン
ス制御回路47と、この送信クロックを受けて送信信号
を出力するバンドパスフィルタ48と、送信信号を増幅
して送信コネクタ41へ送る増幅器49とを有してい
る。
【0061】また、コントロールボード172の受信側
には、受信コネクタ55からの受信信号を増幅する増幅
器71と、増幅信号を受けるバンドパスフィルタ72
と、バンドパスフィルタ72からの受信信号を受ける全
波整流・増幅器73と、全波整流・増幅器73からの受
信信号を受ける2段のローパスフィルタ74a,74b
と、ローパスフィルタ74bからの受信信号を受け、シ
ーケンス制御回路47により制御されてこの受信信号を
デジタルデータに変換して出力するA/Dコンバータ7
5と、このデジタルデータを生データXとして受け、こ
の生データXを検知位置におけるの電磁特性の変化の有
無(パチンコ玉の有無)を表わす反応データZに変換す
るデータ変換回路部200と、シーケンス制御回路47
により制御されてこの反応データZを書込み、CPUコ
ネクタ46からの読出信号に応じてこの反応データZを
CPUコネクタ46を介して情報処理装置30に送る双
方向(デュアルポート)RAM76とを有している。
【0062】ここで、この受信側のアンプ類は、マトリ
クスセンサ20が盤面11の案内レール12(金属)に
反応しても、この反応による入力信号がA/Dコンバー
タ75の入力電圧範囲以上にならないように、その特性
が設定されている。
【0063】また、データ変換回路部200は、下記式
(1),(2)の演算を行なうもので、絶対値減算を行
なえる演算回路、データA,Sや、演算結果を記憶する
メモリ等より構成されるものである。
【0064】Y=|X−X0 | …(1) Z=Y−S …(2) ここで、X0 はオフセットデータ(パチンコ玉が無いと
きの生データX)を、Sは生データXのリップル分を除
去するための予め定められた変動幅の値を有するスライ
スデータを、Yは、前記リップル分を含む変化分データ
を表わす。
【0065】双方向RAM76は、シーケンス制御回路
47により制御されて、検知単位20a毎に前記反応デ
ータZを記憶するものである。すなわち、前記データ変
換回路部200から出力される反応データZをシーケン
ス制御回路47からの信号により指定される所定のアド
レスに登録するものである。また、双方向RAM76の
容量は、例えば、2048バイトである。
【0066】なお、コントロールボード172は、電源
ユニット77を有している。
【0067】情報処理装置30は、カード173の前記
各種ポイントデータ等を読込むとともに、双方向RAM
76の反応データZを読込み、反応データZを入力パラ
メータデータと対応させて、パチンコ玉を監視するよう
になっている。
【0068】次に、このパチンコ玉検出装置の作用につ
いて説明する。
【0069】情報処理装置30からのアドレス信号およ
びコントロール信号は、CPUコネクタ46を経て出力
される。処理フローを図10に示す。
【0070】まず、打玉検出における装置の調整につい
て述べる。盤面11には、ピン13、案内レール12等
の種々の金属が配置されているため、それらの近傍の受
信線からの受信信号が、それらの金属の存在によって
は、飽和値とならないように、A/Dコンバータ75を
調整する。
【0071】パチンコゲーム機が起動されると、情報処
理装置30は、カード173の記憶内容を読み込んで、
メモリ30bに格納する。
【0072】情報処理装置30からシーケンス制御回路
47にスタート信号が送信されると、シーケンス制御回
路47が、16MHzの基本クロックを、必要なクロッ
ク周波数に応じて分周して、送信クロックを生成して、
出力する。シーケンス制御回路47からの送信クロック
は、バンドパスフィルタ48によりデジタル信号からア
ナログ信号へと波形整形された後、増幅器49により増
幅され、送信コネクタ41へと送られる。
【0073】さらに、送信信号は、送信回路40で増幅
器42により増幅される。アナログマルチプレクサ44
は、チャンネル切替ロジック43により切替えられたチ
ャンネルで、トーテムポールドライバ45を順次動作
し、それにより、トーテムポールドライバ45は、増幅
器42により増幅された信号を送信線22に順次出力す
る(ステップ91)。
【0074】すると、信号が送信された送信線22と交
差する各受信線26には、電磁誘導作用により起電力が
発生する。このとき、金属であるパチンコ玉が検知単位
20aに接近すると、その影響で、その検知単位20a
では、受信線26の起電力(誘導電流)の大きさが変化
する。
【0075】この理由は、現在のところ必ずしも明確に
解析されているわけではないが、次のように、考えるこ
とができる。まず、パチンコ玉は、鉄が主成分であるの
で、強磁性体である。このため、送信線22で発生し、
空間に拡がっていた磁束が、パチンコ玉に集束すること
になり、受信線を鎖交する磁束の分布が変化する。ま
た、パチンコ玉には、送信線22による磁束を打ち消す
方向に渦電流が発生する。これらのため、誘導電流が変
化する。いずれが支配的であるかは、パチンコ玉と送信
線22および受信線26との相対位置関係によって異な
る。また、受信線26に鎖交する磁束が増加するか否か
についても、パチンコ玉との相対位置関係によって異な
る。さらに、背景に金属が存在するか否かによっても異
なる。いずれであっても、変化を検出できればよい。
【0076】受信側では、受信回路50は、シーケンス
制御回路47により送信回路40と同期し、各CT51
を介して各受信線26から信号を受信する。図9に示す
ように、複数の受信線26にあらわれる誘導電流による
電圧が、CT51により10倍の大きさに変換される。
CT51により変換を行なうため、それだけ受信側の増
幅器の増幅度を大きくする必要がなくなる。CT51
は、マトリクスセンサ20の各受信線26と受信回路5
0のアナログマルチプレクサ52とを絶縁させ、パチン
コゲーム機10から受信回路50にノイズが入るのを防
止する。
【0077】アナログマルチプレクサ52は、CT51
を経た各受信線26からの信号を、チャンネル切替ロジ
ック54により切替え、順次出力する。アナログマルチ
プレクサ52からの信号は、増幅器53により100倍
に増幅される(ステップ92)。
【0078】受信信号は、受信コネクタ55、増幅器7
1、バンドパスフィルタ72を経て、増幅および検波が
行なわれる。バンドパスフィルタ72からの受信信号
は、アナログ信号となっており、このアナログ信号は、
全波整流・増幅器73で波形整形が行なわれる。その全
波整流・増幅器73からの信号は、ローパスフィルタ7
4a,74bで積分処理により平均化が行なわれる。
【0079】次に、受信信号は、A/Dコンバータ75
に送られる。A/Dコンバータ75は、例えば、12ビ
ット等の所定のビット単位で受信線26からの信号をデ
ジタル信号に変換し、シーケンス制御回路47により制
御されて、変換後の信号(検知データ)を出力し、デー
タ変換回路部200による前述のデータ変換が施された
後、双方向RAM76に登録する(ステップ93)。
【0080】すなわち、双方向RAM76は、シーケン
ス制御回路47からの書込信号により、情報処理装置3
0の動作とは無関係に検知データを記録した後、シーケ
ンス制御回路47が出力するクロック信号に基づくスキ
ャン周期毎(例えば、28ms毎)に、アドレスを+1
アップして(ステップ94)、検知データの変換データ
(演算データ)を検知単位20a毎に異なるアドレスに
登録する。
【0081】そして、以上の動作は、前記スキャン周期
毎に繰返し行なわれる。すなわち、前記スキャン周期毎
に、受信回路50のアナログマルチプレクサ52が各受
信線26からの信号を切替え(ステップ95)、32本
の受信線26について32回の上記動作を行なう。これ
が完了すると(ステップ96)、その時点で、送信回路
40のアナログマルチプレクサ44が送信線22を切替
え(ステップ97参照)、再び、同様の処理が32回繰
返されて、順次各検知単位20aについての変換データ
が、双方向RAM76の異なるアドレスに検知単位20
aと対応付けられて登録される。
【0082】したがって、情報処理装置30は、双方向
RAM76に登録された検知データを読出すことで、上
記検出信号処理動作とは独立して、どの時点で、どの位
置(検知単位20a)にパチンコ玉が存在していたか
を、随時、任意の検索条件で判断することができる。
【0083】このため、情報処理装置30のCPU30
aは、必要に応じて、読出スタート信号により双方向R
AM76に記録された前記検知データをメモリ30bに
読込み、演算処理を行ない、検知データをカード173
に記憶されるパチンコ玉のパラメータデータと対応させ
てパチンコ玉を監視することができる。
【0084】本実施例では、各種パラメータをカード1
73に記憶させている。これは、パチンコゲーム機が交
換された場合に、新しい機械に対応した各種ポイントデ
ータを、カードで供給することにより、態様が迅速かつ
容易に行なえるようにするためである。しかし、本発明
は、これに限定されない。その他の記憶媒体、例えば、
メモリ30bに格納する構成としてもよい。
【0085】さて、以上のようなパチンコ玉検出装置を
用いて、休止中の自動オフセット決定を行う手法を、以
下に詳細に説明する。これは、双方向RAM76から読
み出したデータに基づいて行う。
【0086】まず、図11により、本発明による実施例
における休止中の自動オフセット決定処理の原理を説明
する。
【0087】本実施例では、入玉のない打球の休止中
に、自動オフセット決定処理を行う。打球の休止は、入
玉の検出がなくなってからスキャン周期連続m回(mは
正の整数)入玉がない場合に休止と判定する。この数値
m回のウェイトは、パチンコ台盤面上の玉がすべてなく
なるのを待つためのものである。
【0088】図11に示すように、立ち上げ時のイニシ
ャル(初期化)処理681の直後は、入玉の検出はない
ので、直ちに自動オフセット処理682を行っている。
この自動オフセット決定は、スキャン周期n回(nは正
の整数)連続してすべての(本実施例では1024個)
のポイントの生データについて変化がないとき、それら
の生データを積算し、そのn回の平均をオフセット平均
データエリア(後述)へセットすることにより行う。生
データが変化した場合、生データの積算を0クリアす
る。
【0089】なお、1024ポイントの生データの変化
チェックにおいて、ポイント毎に生データの最大値およ
び最小値を求め、すべてのポイントにおいて、その最大
値と最小値の差がスライスレベル以下の場合に、生デー
タが変化していないと判定する。
【0090】時点t1で入玉を検出すると、過去n回の
オフセット平均データでオフセットデータを更新し(6
83)、自動オフセット決定処理を中止する。入玉の検
出において、入玉ポイント部の生データの前回と今回の
差を求め、すべての入玉ポイントにおけるその差がスラ
イスレベル以下の場合に入玉なしと判定する。
【0091】図中、683はマトリクスセンサによるパ
チンコ玉の追跡等のアルゴリズムの実行中を示す。
【0092】時点t2で入玉の検出がなくなると、前述
のように、入玉の検出がなくなってからスキャン周期連
続m回(mは正の整数)入玉がない場合に打球の休止と
判定する(t3)。そこで、時点t4において、オフセ
ットデータの0クリアを行い(685)、時点t5で再
度、自動オフセット処理を行う。その途中でパチンコ台
の扉の開閉を検出したときは(t6)、自動オフセット
決定処理を中断する(687)。その後、扉閉の検出で
自動オフセット決定処理(688)を再開する(t
7)。
【0093】図12に、自動オフセット決定処理のソフ
トウエア構成を示す。この処理は、休止中の自動オフセ
ット決定処理部690により、実行される。自動オフセ
ット決定処理部690は、カード173からのパラメー
タ群(後述するスライス相対値721、スライスレベル
720を含む)、RAM76からのリードデータ(生デ
ータ)760を受け、オフセット平均データ732を更
新する。また、後述する安定カウンタ732、最大値エ
リア723、最小値エリア725、積算エリア730の
参照および更新を行う。
【0094】自動オフセット決定処理の具体的手順を説
明する前に、本処理に利用するテーブル構成を図15,
図16により説明する。
【0095】図15(a)は、カード173からのスラ
イスレベル720が設定される基準スライスレベルのエ
リアを示す。図15(b)は、基準スライスレベルに対
して個々のポイント毎にスライスレベルを加減できる相
対スライスレベル721を格納するテーブルを示す。こ
れも、カード173から与えられ、基準スライスレベル
720に加算して用いられる。
【0096】図15(c)は、各ポイント毎に最大値を
格納する最大値エリア723を示す。図15(d)は、
同様に、各ポイント毎に最小値を格納する最小値エリア
725を示す。
【0097】図16(a)は、生データの積算値をポイ
ント毎に格納する積算エリア730を示す。図16
(b)は、算出されたオフセット平均データをポイント
毎に格納するオフセット平均データエリア732を示
す。図16(c)は、生データの変化がない状態がn回
連続して発生したかを判定するために用いる安定カウン
タ734を示す。
【0098】以下、本実施例の休止中の自動オフセット
決定処理の詳細フローを説明する。
【0099】図13は、そのメイン処理を示す。この処
理は、前述のように、初期化処理の直後、および打球休
止中に、スキャン周期毎に実行される。
【0100】まず、生データの安定チェックを行う(6
91)。この詳細は後述する。安定している、すなわち
1024ポイントとも生データの変化が微小範囲内であ
る場合、ステップ693へ進み、微小範囲内でない場
合、ステップ699へ進む。
【0101】安定しないと判定された場合、安定カウン
タ734を0クリアし(699)、積算エリア730も
0クリアして(700)、ステップ701へ進む。
【0102】安定していると判定された場合、積算エリ
ア730に生データを積算する(693)。次いで、安
定カウンタ734をインクリメントして(694)、そ
のカウント値がnに達したかを調べる(695)。達し
なければ、ステップ701へジャンプする。達すれば、
n回の平均を求め、オフセット平均データエリア732
へ格納する(696)。そこで、安定カウンタを0クリ
アし(697)、積算エリア730も0クリアする(6
98)。
【0103】その後、入玉検索(後述)を行い(70
1)、入玉がなければ本処理を終了し、あればオフセッ
ト平均データを新たなオフセットデータとして設定す
る。
【0104】図17に示したように、演算に利用される
オフセットデータおよびスライスデータの格納エリア9
2、93は、それぞれメモリ上にポイント毎に設けられ
ている。
【0105】なお、このメイン処理では、扉の開閉に伴
う処理を記載省略している。扉の開放があった場合に
は、本処理を中断し、扉閉の時点で再開する。再開時、
nの値は、中断時の値を用いる。扉の開閉の検出には、
公知の方法を用いることができる。例えば、扉が開いた
ことを機械的に作動されるスイッチにより検出して信号
を発生する手段を用いればよい。あるいは、マトリクス
センサにより、盤面上の固定金属体の位置に扉開閉検索
ポイント(図示せず)を設定して、そのポイントにおけ
るセンサ出力が所定値以下になったことを検出すること
によっても、扉の開放を検出することができる。
【0106】図14に、安定チェック処理691の処理
手順を示す。
【0107】まず、全ポイントの生データを読み込む
(6911)。次に、安定カウンタ734が0か否かを
調べる(6912)。安定カウンタ734が0の場合、
初期化が必要なので、すべてのポイントについて今回の
生データで、最大値エリア723および最小値エリア7
25を初期化する(6915,6916)。安定カウン
タが0でなければ、すでに初期化は済んでいるので、各
ポイントについて、今回の生データを前回までの最大値
および最小値と比較して最大値エリア723および最小
値エリア725の値の更新を行う(6913,691
4)。
【0108】その後、各ポイントについて、その最大値
と最小値との差がある基準値(スライス)より大きけれ
ば安定していないと判断し、そうでなければ安定してい
ると判断する(6917,6918)。
【0109】次に、図13に示した入玉検索処理701
の処理フローを説明する。
【0110】まず、図18に、投射機構により投射され
たパチンコ玉を最初に検出するための入玉検索のための
手段を説明する。図18には、投射された玉がゲーム域
12aに出る直前の案内レール12の案内通路の位置に
10個の入玉検索ポイント部900を設けている。これ
は、高速に打ち込まれる1個1個のパチンコ玉を比較的
精度よく把握するための設定領域である。また、利用す
るデータとしては、前記スライスデータ、オフセットデ
ータによる減算を行わない生データを用いる。この生デ
ータは、A/Dコンバータ75から出力されたままのデ
ータであり、本実施例では0〜255のレベルを有す
る。生データを用いるために、メモリ(30b)上のス
ライスデータを格納しておくスライスエリア92、およ
びオフセットデータを格納しておくオフセットエリア9
3の各々の入玉ポイント部に対応するアドレスに00H
を設定しておく。なお、両エリアにはそれぞれ、32×
32(=1024)ポイント分のアドレス(容量)を確
保してある。
【0111】図19に、入玉検索処理のソフトウエア構
成を示す。この処理は、入玉検索部901によりスキャ
ン周期(ここでは28ms)毎に実行される。入玉検索
部901への入力は、双方向RAM76からのリードデ
ータ760、後述する入玉検索ポイントテーブル130
のデータ、入玉ウェイトカウンタ134のカウント値、
入玉ポイント部生データ格納領域の前回値138であ
る。入玉検索ポイントテーブル130のデータは、カー
ド173から与えられる。入玉ウエイトカウンタ134
の初期値を格納する入玉ウエイト回数133の値もカー
ド173から与えられる。カード173は、可搬性の記
録媒体であれば、フレキシブルディスクのようなもので
あってもよい。これらの入力に基づいて、入玉検索処理
部901は、リアルタイムの入玉数135、バッチの入
玉数136を出力する。さらに、入玉ポイント部生デー
タ格納領域の今回値137を出力する。リアルタイムの
入玉数135は、短時間の一定周期(例えば4秒)毎に
ホストコンピュータに送られるデータであり、バッチの
入玉数136はパチンコパーラーの営業終了後にまとめ
てホストコンピュータに送られるデータ(その台の日の
入玉総数)として用いる。
【0112】なお、図1の構成では、データ変換回路部
200を用いて上記式(1)、(2)の演算を行った
が、データ変換回路部200を省略し、この演算を情報
処理装置30で行ってもよい。その場合に、一旦、RA
M76に生データを取り込み、必要なポイントについ
て、上記式の演算を行い、RAM76に書き戻す。ま
た、生データを必要とする処理については別途そのため
の記憶テーブル(137、138等)を設けている。
【0113】図21、図22に、入玉検索処理に用いる
テーブル構成を示す。図21(a)は、入玉検索ポイン
トを定義する入玉検索ポイントテーブル130を示す。
このテーブルは、本例では最大10ポイントまで定義で
きる。各ポイントにつき、その縦横の座標Tx131,
Rx132を設定する。ポイント#1から順につめて設
定し、設定しないエントリには座標0を格納しておく。
検索時には、座標0を検出すると、そこで検索を終了す
るようにしておく。図21(b)は、入玉のウェイト回
数エリア133、ウェイトカウンタエリア134を示
す。これらの機能については、後述する。図21(c)
(d)は、それぞれ、リアルタイムとバッチの入玉数エ
リア135,136を示す。
【0114】図22は、入玉ポイント部生データ格納領
域の今回値エリア137と前回値エリア138を示す。
前記入玉検索ポイントテーブル130の最大10ポイン
トに対応してそれぞれ10ポイント分用意されている。
【0115】なお、本実施例における各種のカウンタお
よびフラグは、メモリの1アドレスを利用して構成して
いる。
【0116】そこで図20により、入玉検索処理901
の手順を説明する。
【0117】まず、入玉ウェイトカウンタ134が0か
否かをチェックする(921)。この待機時間は、確実
に打玉を検知し、しかも重複してカウントしないよう
に、パチンコ玉が前記複数の打玉ポイントを通過するの
に要する時間よりも長く、玉を打出す周期よりも短い値
に設定する。ここでは、スキャン周期の回数で設定する
ので、17程度とする。ウェイトカウンタの0になるま
では、そのカウンタ値をデクリメント(−1)して(9
29)、この処理を終了する。カウンタ値が0になれ
ば、待機時間が終了したと判断して、ステップ922以
降の処理へ進む。ステップ922では、マトリクスセン
サの検出データの最大値を格納する変数maxを0にク
リアする。そこで、ステップ923〜928で、複数の
入玉検索ポイントの値をチェックして意味のあるデータ
の最大値を求める。すなわち、入玉ポイント#1〜#1
0について終了しない間(923)、かつ、そのテーブ
ルエントリに有効値が設定されている間(924)、そ
の入玉ポイントの今回値と前回値の生データの差(変化
量)の絶対値を変数datとして求め(925)、その
値が予め定めたスライス(閾値または基準値)より大き
いかを調べる(926)。このスライスは、各入玉検索
ポイント毎に別々の値を設定することができる。図18
から分かるように各入玉検索ポイントによってその検知
単位の領域とパチンコ玉の通路との重なり具合に差があ
り、かつ、周囲の金属レールとの距離の差等があり、こ
れらの差をスライスの値に反映させることができる。ス
ライスより小さければ、有意な値ではないとして、ステ
ップ23に戻る。スライスより大きいとき、入玉ポイン
ト#1〜#10のうちいままで調べたデータ中の最大値
より大きければ(927)その値を新たなmaxに代入
する(928)。このようにして、入玉ポイント#1〜
#10の有意な検出データ変化量のうちの最大の値が得
られる。なお、ステップ928では最大値となった入玉
ポイントの座標も頂点ポイントとして記憶しておく。な
お、この頂点ポイントを求めることは、本実施例自体に
は必要ない。本実施例では入玉数が分かればよい。
【0118】入玉ポイント#1〜#10について終了し
たとき(923)、または、以降のテーブルエントリに
有効値が設定されていないと判明した(座標0を検出し
た)とき(924)、ステップ930へ進む。ここで
は、変数maxが0より大きいか、すなわち、入玉が検
出されたかを調べる(930)。入玉がないと判定され
たときはこの処理を終了する。あると判定されたとき
は、リアルタイムおよびバッチ双方の入玉数をインクリ
メント(+1)する(931)。次に、次回の入玉検索
処理に備えて、入玉のウェイト回数133をウェイトカ
ウンタ134にセットし(932)、処理を終了する。
【0119】
【発明の効果】本発明によれば、オフセットデータの自
動決定が行えるので、パチンコゲーム機盤面上の釘等の
調整があっても、常にある程度以上のパチンコ玉の検出
精度を維持できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に用いるパチンコ玉検出装置のコントロ
ールボードの受信および送信回路のブロック図である。
【図2】パチンコパーラーにおけるパチンコゲーム機の
配置例を示す図である。
【図3】本発明のパチンコ玉検出装置が適用されたパチ
ンコゲーム機とパチンコ玉検出装置の検出部(マトリク
スセンサ)とを概念的に分解して示した斜視図である。
【図4】パチンコゲーム機の盤面の側断面図である。
【図5】パチンコ玉検出装置の検出部(マトリクスセン
サ)を示す正面図である。
【図6】パチンコ玉検出装置の概略構成図である。
【図7】送信・受信ボードの送信回路のブロック図であ
る。
【図8】チャンネル切替ロジックの主要部を示すブロッ
ク図である。
【図9】送信・受信ボードの受信回路のブロック図であ
る。
【図10】パチンコ玉検出装置のスキャンのフローチャ
ートである。
【図11】本発明による自動オフセット決定処理の動作
を説明するためのタイミング図である。
【図12】実施例における自動オフセット決定処理のソ
フトウエア構成を示すブロック図である。
【図13】図12に示した自動オフセット決定処理部の
処理のメイン処理を示すフローチャートである。
【図14】図13のフローの一部の詳細フローを示すフ
ローチャートである。
【図15】図13の処理に用いるテーブル構成の説明図
である。
【図16】図13の処理に用いる他のテーブル構成の説
明図である。
【図17】実施例におけるスライスデータおよびオフセ
ットデータの格納エリアの説明図である。
【図18】実施例における入玉検索ポイント部の説明図
である。
【図19】図12に示したフロー内の入玉検索処理のソ
フトウエア構成を示すブロック図である。
【図20】図18に示した入玉検索処理部の処理手順を
示すフローチャートである。
【図21】図20の処理に用いるテーブル構成の説明図
である。
【図22】図20の処理に用いる他のテーブル構成の説
明図である。
【符号の説明】
690…休止中の自動オフセット決定処理部、720…
基準スライスレベル、721…スライス相対値、723
…最大値エリア、725…最小値エリア、734安定カ
ウンタ、730…オフセット平均データ、730…積算
エリア、760…リードデータ。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成7年1月12日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0063
【補正方法】変更
【補正内容】
【0063】また、データ変換回路部200は、下記式
(1),(2)の演算を行なうもので、絶対値減算を行
なえる演算回路、データX0,Sや、演算結果を記憶す
るメモリ等より構成されるものである。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】パチンコゲーム機のゲーム域が設定される
    盤面に対向して配置され、盤面上に存在するパチンコ玉
    を磁気的に検出する、マトリクス状に配置された複数の
    検知ポイントを有するセンサと、 該センサの各検知ポイントにおけるセンサ出力を生デー
    タとして周期的に採取する手段と、 予め定めた時間以上打球のない打球休止中を検出する手
    段と、 該打球休止中に、各検知ポイント毎に、前記生データの
    所定周期回数分の平均値をオフセットデータとして算出
    する手段と、 パチンコ玉検出処理時に、各検知ポイント毎に、前記生
    データと前記オフセットデータとの差を演算する手段
    と、 該演算した結果を用いて盤面上のパチンコ玉を検出する
    手段と、 を備えるパチンコ玉検出装置。
  2. 【請求項2】前記打球休止中を検出する手段は、入玉の
    検出がなくなってから予め定めた周期回数分連続して入
    玉が検出されないことをもって打球休止中と判定する請
    求項1記載のパチンコ玉検出装置。
  3. 【請求項3】前記打球休止中に各検知ポイントにおける
    前記生データの変化量に基づいて各検知ポイントにおけ
    る生データの安定性を判定する手段をさらに備え、前記
    所定周期回数分連続してすべてのポイントの生データが
    安定していると判定されたとき前記平均値を算出する請
    求項1または2記載のパチンコ玉検出装置。
  4. 【請求項4】前記所定周期回数に達するまでに少なくと
    も1つのポイントでの生データが不安定になったとき、
    当該所定周期回数のカウントをリセットする手段を有す
    る請求項3記載のパチンコ玉検出装置。
  5. 【請求項5】パチンコゲーム機のゲーム域が設定される
    盤面に対向して配置され、盤面上に存在するパチンコ玉
    を磁気的に検出するマトリクス状に配置された複数の検
    知ポイントを有するセンサを備えたパチンコ玉検出装置
    において、パチンコ玉検出処理時にセンサ出力から除外
    すべきパチンコ玉不存在時のセンサ出力であるオフセッ
    トデータを自動的に決定する自動オフセットデータ決定
    方法であって、 前記センサの各検知ポイントにおけるセンサ出力を生デ
    ータとして周期的に採取し、 該採取した生データに基づいて予め定めた時間以上打球
    のない打球休止中を検出し、 該打球休止中に、各検知ポイント毎に、前記生データを
    積算し、 該積算が予め定めた周期回数行われたとき、各検知ポイ
    ント毎に生データの平均値を求め、 該求められた平均値を当該検知ポイントの新たなオフセ
    ットデータとして決定することを特徴とする、パチンコ
    玉検出装置における自動オフセットデータ決定方法。
  6. 【請求項6】入玉の検出がなくなってから予め定めた周
    期回数分連続して入玉が検出されないことをもって打球
    休止中と判定する請求項5記載のパチンコ玉検出装置に
    おける自動オフセットデータ決定方法。
  7. 【請求項7】前記打球休止中に各検知ポイントにおける
    前記生データの変化量に基づいて各検知ポイントにおけ
    る生データの安定性を判断し、安定な状態が前記所定周
    期回数に達するまでに少なくとも1つの検知ポイントで
    の生データが不安定になったとき、前記生データの積算
    を0クリアする請求項5または6記載のパチンコ玉検出
    装置における自動オフセットデータ決定方法。
  8. 【請求項8】パチンコゲーム機の扉が開放されたとき、
    前記生データの積算を中止し、扉が閉じられたとき、前
    記生データの積算を再開する請求項5、6又は7記載の
    パチンコ玉検出装置における自動オフセットデータ決定
    方法。
JP30929994A 1994-12-13 1994-12-13 パチンコ玉検出装置およびその自動オフセットデータ決定方法 Pending JPH08164243A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30929994A JPH08164243A (ja) 1994-12-13 1994-12-13 パチンコ玉検出装置およびその自動オフセットデータ決定方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30929994A JPH08164243A (ja) 1994-12-13 1994-12-13 パチンコ玉検出装置およびその自動オフセットデータ決定方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08164243A true JPH08164243A (ja) 1996-06-25

Family

ID=17991339

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP30929994A Pending JPH08164243A (ja) 1994-12-13 1994-12-13 パチンコ玉検出装置およびその自動オフセットデータ決定方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08164243A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5388828A (en) Apparatus with function of detecting position of existence of metal body
US5611534A (en) Metal substance detection system for detecting the presence position of a metal substance
JPH08164243A (ja) パチンコ玉検出装置およびその自動オフセットデータ決定方法
JP2700213B2 (ja) パチンコ玉検知装置およびパチンコゲーム機
JPH08164244A (ja) パチンコ玉検出装置およびその自動オフセットデータ決定方法
JPH08187323A (ja) パチンコ玉検出装置
JPH08187326A (ja) パチンコ玉検出装置
JPH08155078A (ja) パチンコゲーム機の扉開閉検出装置
JPH08187324A (ja) パチンコ玉検出装置
JPH08187321A (ja) パチンコ玉検出装置
JPH08187318A (ja) パチンコ玉検出装置
JPH08155079A (ja) パチンコゲーム機の機種判定装置
JPH08187327A (ja) パチンコ玉検出装置
JPH08187319A (ja) パチンコ玉検出装置
JPH08187317A (ja) パチンコ玉検出装置
JPH08187320A (ja) パチンコ玉検出装置
JPH08187325A (ja) パチンコ玉検出装置およびその入賞検出方法
JPH08187328A (ja) パチンコ玉検出装置およびその入賞玉数判定方法
JP2515485B2 (ja) 金属体の存在位置を検出する金属体検出装置
JPH08187322A (ja) パチンコ玉検出装置
JPH0768011A (ja) 金属体検出装置
JPH067501A (ja) パチンコ玉検知装置
JP2715184B2 (ja) パチンコゲーム機
AU682139B2 (en) Metallic body detecting apparatus
JP2534454B2 (ja) 金属体の存在位置を検出する金属体検出装置