JPH08164217A - 放射線治療計画装置 - Google Patents

放射線治療計画装置

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JPH08164217A
JPH08164217A JP6307811A JP30781194A JPH08164217A JP H08164217 A JPH08164217 A JP H08164217A JP 6307811 A JP6307811 A JP 6307811A JP 30781194 A JP30781194 A JP 30781194A JP H08164217 A JPH08164217 A JP H08164217A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】透過像における目印としての骨の部位のコント
ラストを上げ、位置の同定の容易化及び高精度化を図
る。 【構成】複数のX線CT画像から3次元のボクセルデー
タを作成する3次元データ作成手段と、3次元のボクセ
ルデータを放射線源の仮想位置から透視したときの透過
像を作成する透過像作成手段とを有し、透過像を放射線
治療の計画に用いる。3次元データ作成手段及び透過像
作成手段の少なくとも一方に、透過像上における被検体
の骨の部分を強調する強調処理手段を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、放射線治療の計画を
立てる放射線治療計画装置に係り、特に、放射線の照射
範囲を決定したり、照射結果と照合するために透過像を
用いるようにした放射線治療計画装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、癌などの病変部に放射線を照射す
る放射線治療が臨床の場で行われており、その有効性が
認められている。
【0003】この放射線治療を行う放射線治療装置とし
ては一般に、リニアアクセラレータが使われている。こ
のリニアアクセラレータは、治療台に横たわった患者の
患部に、加速電子線をターゲットに当てることにより発
生する放射線(X線)を照射したり、加速電子線を直接
照射するものである。
【0004】このような放射線治療装置を利用して治療
するには、事前の種々の準備作業が必要になる。その第
1段階は、例えばX線CTスキャナにより疾患部の画像
を取得することである。そして、第2段階では、その画
像を用いて患部の位置,大きさ,形状,数などを正確に
把握し、どのようなアイソセンタの位置及び線量分布,
照射粒(視野,角度,門数など)を選択したら患部のみ
に的確に放射線を照射できるかを決める。さらに第3段
階では、X線シミュレータにより決定したアイソセン
タ,線量分布及び照射条件を使ってアイソセンタの設
定,透視による患者位置決め,体表マーキング(アイソ
センタ,照射野),及び決定した照射法によるシミュレ
ーションが行われる。
【0005】このようにしてシミュレーションまでが完
了すると、その後、通常、適宜な期間を置いて、放射線
治療装置による治療に至る。この治療に先立ち、照合用
透視画像で照射野を照合するとともに、患者に付いてい
る体表マークの内、アイソセンタマークにより患者が位
置決めされ、照射野マークによりコリメータの照射範囲
が設定される。この後、実際の放射線治療が決められた
照射法に従って行われる。
【0006】近年、癌治療に対する種々のアプローチが
なされている中で根治療法、姑息療法として、放射線治
療の意義が見直されてきており、より正確な患部の位置
決め、より綿密な治療計画及びより高精度な治療が要求
されつつある。
【0007】かかる現状において、治療計画を立てる場
合、一般に、被検体のスキャノ像と再構成されたアキシ
ャル像とを用いていた。つまり、スキャノ像又はそれと
等価な像で病変部(ターゲット)に対する照射野を決
め、線錐をアキシャル像で確認するというものであっ
た。
【0008】X線CTスキャナにより疾患部の画像を取
得した場合、照射野を決めるための参照像としては、C
T画像から再構成された透過像が多く使われる。透過像
は治療用放射線源から見た画像(つまり、視線は1点か
ら拡がる)であり、2次元の複数枚のCT画像(断層
像)から3次元ボクセルデータを中間的に形成し、この
3次元ボクセルデータから透過像を作成している。ま
た、アキシャル像としてはCT画像が用いられる。
【0009】従来では透過像を作成する積算パスの長さ
は、図22に示す如く、視線方向の被検体全体(全厚)
に亘っている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来手法に係る透過像にあっては、被検体の視線方向
の全域(全厚)に亘った積算パスを使用しているため、
例えば図22の積算パスP1とP2の如く、位置決定の
目印となる骨Bが体厚に占める割合が低いことがあり、
そのような場合、骨Bを通るパスP1とそうでないパス
P2との積算値にさほど大きな差が生じない(図23参
照)。このため、背景に対する骨Bのコントラストが低
くなり、その位置の同定が困難になっており、透過像と
患者部位の同定に骨や気管分岐点などの位置情報を用い
ることが難しく、位置決めの精度が低かった。
【0011】本発明は、上述した従来の透過像に係る問
題を改善すべくなされたもので、目印となる骨や気管分
岐点などの特定部位の体厚に占める割合が低くても、そ
れらの特定部位の透過像上でのコントラストを上げるこ
とができ、精度の高い位置同定を可能にする放射線治療
計画装置を提供することを、その目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に本発明は次のように構成される。
【0013】本発明の請求項1によれば、複数のX線C
T画像から3次元のボクセルデータを作成する3次元デ
ータ作成手段と、前記3次元のボクセルデータを放射線
源の仮想位置から透視したときの透過像を作成する透過
像作成手段とを有し、前記透過像を放射線治療の計画に
用いるようにした放射線治療計画装置において、前記3
次元データ作成手段及び透過像作成手段の少なくとも一
方に、前記透過像上における被検体の骨の部分を強調す
る強調処理手段を設けたことを特徴とする。
【0014】また、本発明の請求項2によれば、前記強
調処理手段は、前記3次元データ作成手段に設けられ且
つ前記骨を強調した非線形な変換データで前記複数のX
線CT画像のCT値を変換する手段である。
【0015】さらに、本発明の請求項3、4によれば、
前記強調処理手段は、前記透過像作成手段に設けられ且
つ前記透視の方向に沿ったCT値の積算範囲を限定する
手段である。例えば、前記強調処理手段は、前記3次元
のボクセルデータに関する参照画像を表示する手段と、
この参照画像で前記透視の方向における骨の部分を限定
可能なROIを前記参照画像に重畳表示する手段とを備
える。
【0016】
【作用】本発明では、複数のX線CT画像から3次ボク
セルデータを作成する際、骨を強調した非線形な変換デ
ータで複数のX線CT画像のCT値が変換されたり、そ
の3次元のボクセルデータから透過像を作成する際、透
視の方向に沿ったCT値の積算範囲が限定される。この
結果、透過像に現れる骨の部位は、それが体厚に示す割
合が小さい場合であっても、従来よりも格段にコントラ
ストが高くなり、骨の部位を使って位置の同定が容易に
なる。
【0017】
【実施例】以下、本発明の一実施例に係る放射線治療計
画装置を備えた放射線治療システムの全体を図1〜図2
0に基づいて説明する。
【0018】この放射線治療システム、図1に示すよう
に、放射線治療に際し、画像取得から治療計画及び位置
合わせ(シミュレーション)までを一貫して行うための
放射線治療計画装置としての放射線治療計画用CTシス
テム1と、この放射線治療計画用CTシステム1で計画
及びシミュレートされた治療計画データに従って放射線
治療を行う放射線治療装置2とを備えるとともに、放射
線治療装置2に内蔵された、後述するコリメータを自動
制御するため、放射線治療計画用CTシステム1と放射
線治療装置2との間を信号伝送線としての信号線3によ
り接続している。この信号線3の途中には、上記コリメ
ータの開度をオペレータが実際の放射線治療時に微調整
可能な照合記録装置4が介挿されている。さらに、放射
線治療計画用CTシステム1には、放射線の線量分布計
算などの専門の演算処理を行う治療計画用専用処理装置
5及び計画データを出力するレーザプリンタ6が伝送ラ
イン7及び8を介して各々、接続されいる。
【0019】これらの各構成要素の内、最初に、放射線
治療計画用CTシステム1(以下、単に「CTシステ
ム」という)から説明する。
【0020】このCTシステム1は、通常のX線CTス
キャナを応用して構成したものであって、図1に示す如
く、ガントリ11,寝台12及び制御用のコンソール1
3を備え、例えばR−R方式で駆動する装置である。寝
台12の上面には、その長手方向(Z軸(体軸)方向)
にスライド可能に支持された状態で天板12aが配設さ
れており、その天板12aの上面に被検体Pが載せられ
る。天板12aは、電動モータ13により代表されるス
ライド機構の駆動によって、ガントリ11の診断用開口
部OPに進退可能に挿入される。
【0021】ガントリ11は、その開口部OPに挿入さ
れた被検体Pを挟んだ対向するX線管20及びX線検出
器21を内蔵している(図2参照)。X線検出器21で
検出された透過X線に相当する微弱な電流信号は、図2
に示す如くデータ収集部22にてデジタル量に変換さ
れ、コンソール13に送られる。図2中、符号23はガ
ントリ11内のコリメータやフィルタを示し、符号24
はX線ファンを示している。
【0022】さらに、ガントリ11の前面側、すなわち
寝台12側に位置するフロントカバー11aの内側に、
アイソセンタをマーキングするときに作動させる3台の
位置決め用のレーザ投光器27a,27b,27cが配
設されている。
【0023】コンソール13は図2に示すように、この
CTシステム全体を統括する主制御部40のほか、この
主制御部40から指令を受けて作動する寝台制御部4
1,架台制御部42を有し、内部バスを介して相互に接
続されている。主制御部40はまた、コンソール外部の
X線制御器43に接続され、X線制御器43からの駆動
信号に応じて作動する高電圧発生装置44が備えられて
いる。この高電圧発生装置44で生成した高電圧がX線
管20に供給され、X線曝射が行われる。さらに、コン
ソール13はデータ収集部22の収集信号を受けて画像
データを再構成する画像再構成部45,画像データを記
憶しておく画像メモリ46,再構成画像を表示する表示
器47,及びオペレータが主制御部40に指令を与える
ための入力器48を夫々備えている。各制御部及び制御
器40〜43はコンピュータを搭載しており、予めその
メモリに格納されたプログラムに基づいて動作する。
【0024】コンソール13の内部バスは更に、信号線
の拡張ボード13Aに接続され、この拡張ボード13A
に前記投光器27a〜27cのマーカ照射位置を制御す
る投光器コントローラ49が信号線50を介して接続さ
れるとともに、前記レーザプリンタ6及び照合記録装置
4が信号線8,3を介して接続されている。
【0025】続いて放射線治療装置2を説明する。
【0026】放射線治療装置2(以下、単に「治療装
置」という)は、本実施例ではX線を使って治療するも
ので、図1に示す如く、被検体Pを載せる治療台60
と、被検体Pの体軸(Z)方向を回転軸として回転可能
な架台61と、この架台61を回転可能に支持する架台
支持体62とを、コンソール65を備えている。
【0027】治療台60は、その上側に天板60aを備
えている。治療台60は内部の駆動機構により高さ調節
可能であるから、これにより天板60aを上下動(Y軸
方向)させることができる。また、治療台60は内部の
別の駆動機構の駆動により、天板60aをその長手方向
(Z方向)及び横方向(X方向)に所定範囲で各々移動
させることができるほか、更に別の駆動機構を作動させ
ることで、天板支柱回転及びアイソセンタを中心とした
回転が可能になっている。これらの治療台60の動作
は、被検体Pの天板60a上の位置決め及び放射線照射
のときに必要であり、コンソールからの制御信号により
制御される。
【0028】一方、架台61はクライストロンからの加
速電子を偏向してターゲットに当て、そこから発生する
X線ビームを被検体Pに照射する照射ヘッド61aを備
えている。この照射ヘッド61aには、ターゲット、す
なわち放射線源と照射口との間に、被検体Pの体表上の
照射野を決めるマルチリーフ形のコリメータ65が設置
されている。
【0029】更に、架台支持体62はその内蔵する駆動
機構によって、架台61全体を時計回り、反時計回りの
何れにも回転可能になっている。この駆動機構の動作は
図示しないコンソールからの制御信号に基づいて行われ
る。治療装置2のコンソールは、治療装置2全体を管理
する主制御部、コリメータ制御部などを有する。
【0030】次に、本実施例の動作をフローチャートに
従って説明する。
【0031】図3は、治療部位の画像取得のためのスキ
ャンから治療計画までの全体の流れを示すもので、CT
システム1のコンソール13が中心に行う処理である。
【0032】まず、図3のステップ101にて投光器2
7a〜27bの各方向の位置がホームポジションにある
ことを確認し、ステップ102以降の治療計画のための
処理に移行する。まず、ステップ102では、主制御部
40が寝台制御部41、架台制御部42、X線制御部4
3に例えばヘリカルスキャンの指令を与えてスキャンを
実行させると伴に、データ収集部22の収集データに基
づき、画像再構成部45に画像再構成を指令する。これ
により治療部位を含む3次元領域のCT画像データが複
数枚のアキシャル像データとして得られる。なお、この
ヘリカルスキャンに先立って治療部位のスキャノ像(透
視像)が撮影される。
【0033】この一連のスキャン及びその再構成が終了
したことがステップ103で判断されると、ステップ1
04に移行して線量分布計算が必要か否か判断される。
この線量分布計算は、治療部位が臨床的にルーチン化さ
れていないような新しい箇所であるときなどに、線量分
布計算を確認的に行うことが多い。そこで、主制御部4
0は入力器48からのオペレータの指令情報に基づい
て、かかる計算が指令されているか否か判断し、YES
の場合は、専用処理装置5に画像データをオンライン転
送し、線量分布計算を指令する。この場合、専用処理装
置5は指令された線量分布計算を行うと共に、この装置
5を使ってアイソセンターや照射方法が決定される。こ
の決定データは、後述するレーザマーキング時に再びC
Tシステム1側に取り込まれる。
【0034】ステップ104にてNOの判断のときは、
線量分布計算を行わずに治療計画に入る。すなわち、ス
テップ105でCTシステムの対話機能を起動させ、ス
テップ106で治療計画方法を選択する。この実施例で
は、治療計画方法として、「スキャノプラン」と「オブ
リークプラン」の2通りが用意されており、ステップ1
07a又は107bでその何れかが選択されることにな
る。
【0035】スキャノプランはスキャノ画像の正面像
(トップ像)及び側面像(サイド像)の何れか、或い
は、両方を使用しアイソセンターを決定するものである
(スキャノ画像が1枚の場合にはアイソセンターの上下
方向の決定のため、アキシャル像は最低限1枚必要であ
る)、これは子宮癌,喉頭癌などの定型照射(1門或い
は対向2門)に好適な計画であり、治療装置2のコリメ
ータ65の制御情報も出力される。
【0036】さらに、治療計画方法の第2のプランであ
るオブリークプランを説明する。オブリークプランは、
前述のスキャノプランでは計画が困難な場合に使用する
もので、複数の標的(ターゲット)及び重要臓器をRO
Iにて正確にトレースすることができる。また、複数の
アキシャル像を用い仮想線源(任意角度、アキシャル面
に線源回転平面があるものとする)からの透過像及び標
的像を作成・表示し、ビーム照射、セーフティマージン
が適切であるかどうかを的確に把握することができる。
ここでは、多門照射及びコリメータの制御情報も出力さ
れる。
【0037】図4には、このオブリークプランの概要を
示している。
【0038】まず、図19のステップ120では、主制
御部40によって、計画に必要なアキシャル像及びスキ
ャノ像が選択される。かかるオブリークプランではスキ
ャノ像は体軸方向のアイソセンターの指定に用いられ
る。
【0039】次いで、ステップ121に移行し、ターゲ
ット及び重要臓器のROIトレースが実施される。つま
り、図5に示す如く、選択画像に対してターゲット及び
重要臓器の位置・形状をマウスを使ってROIトレース
する。
【0040】次いで、ステップ122で、(X−Y)平
面上のアイソセンターが指定される。つまり、(X−
Y)平面上(アキシャル面)のアイソセンターを決定す
るために、画像送りによってユーザが指定した画像上
に、指定されたターゲット番号/重要臓器番号を持つR
OI全てを重ね合せて表示する。ユーザはこの重ね合せ
たROIをもとにアイソセンターの場所を推定する(図
6参照)。アイソセンターはターゲット番号と共にシス
テムに保存される。
【0041】次いで、ステップ123で、(X−Z)平
面上のアイソセンターが指定される。つまり、(X−
Z)平面(体軸方向の平面)のアイソセンターを決定す
るために、スキャノ像を表示する。このスキャノ像上に
は、ターゲット及び重要臓器の形状を重ね合せる。ユー
ザはこれらを参照して、大きなクロスROIをアイソセ
ンターにセットする(図7参照)。このアイソセンター
ターゲット番号と共に保存される。
【0042】次いでステップ124に移行して、全ての
画像上でアイソセンターI/Cが決定したか否か判断
し、残っている画像があればステップ123,124を
繰り返す。全てのアイソセンターI/Cが決定されたと
きは、ステップ125に移行し、仮想線源位置及びビー
ム角度が指定される。ここでの照射方法としては1門照
射,対向2門照射,直角2門照射,及び多門照射が可能
である。
【0043】次いで、ステップ126で、任意の方向に
対する透過像が3次元断層像データから作成される。
【0044】仮想放射線源からビームが放射されたもの
と仮定し作成した画像を透過像(図8参照)という。こ
の透過像を使用することで、治療時と幾何学的に同等の
画像が得られる。治療装置の幾何学的な距離、SAD(S
ource-to-axis-of radiationdistance )及びSID(S
ource-to-image-receptor distance )が分かっていれ
ば透過像を求めることができる(これらは「環境パラメ
ータ」として設定されるべきものである)。
【0045】この透過像の作成手順を図9に基づいて説
明する。
【0046】まず同図ステップ126−1では、透過像
作成に必要な初期画像を表示器47に図10に示す如く
例えば分割表示させる。ここではアキシャル像,サジタ
ル像,コロナル像の3つを複数の3次元X線CT像から
断面変換によって作成するようになっており、以下に説
明する透過像作成のための積算範囲の限定は、仮想放射
線源の照射方向に応じてアキシャル像,サジタル像,コ
ロナル像の内の1つ,2つ,又は3つを適宜使って行
う。本実施例では脊椎を含む画像であって、アキシャル
像及びサジタル像を使って積算範囲の限定を行うもの
で、アキシャル像とサジタル像には積算範囲を示す線分
ROI;LU ,LL が各々その初期位置に重畳表示され
ている(図10参照)。これらの線分ROI;LU ,L
L は入力器48のマウスなどで透過像作成のための積算
パス方向Pに移動可能であり、何れかの画像(例えばア
キシャル像)上の線分ROI;LU ,LL を動かすと、
他の画像(例えばサジタル像)上の対応するROI;L
U ,LL も連動して動くように構成されている。
【0047】次いで、主制御部40はステップ126−
2でオペレータがマウスなどを介して画面上の「CT値
変換」領域をクリックしたか否かを検知することで、C
T値を変換するか否かを判断する。このCT値変換は本
発明の主題に係るもので、複数のX線CT画像から中間
の3次元ボクセルデータを作成する途中で、予め骨の部
分を強調したCT画像を作っておこうとするものであ
る。オペレータが図11に示す如くクリックしており、
ステップ126−2の判断でYES(CT値を変換す
る)の場合、次いでステップ126−3で実際にCT値
変換を行う。このCT値変換は、本実施例では内部メモ
リ上に予め記憶させた変換テーブルを用いて行うように
なっており、その入力値(変換前のCT値)対出力値
(変換後のCT値)の関係は図14の曲線凸部に示す如
く、骨などの関心のあるCT値範囲RBONEに対してはそ
の他のCT値領域に比して大きい出力値の特性を持た
せ、強調するようになっている。図14の凸部領域RBO
NEは、入力CT値が例えば200程度からその上の適宜
な値に亘っている。
【0048】なお、CT値変換に使う変換テーブルは図
14に示す特性曲線のほか、図15に示す変換特性を備
えていてもよい。この図15の場合、入力CT値が骨な
どに一般的に相当する「200」未満の範囲では入力C
T値−出力CT値の傾きを緩やかにし、しきい値である
「200」以上の範囲では曲線をステップ状にジャンプ
させ且つその傾きを増している。これにより、骨などの
「200」以上のCT値を持つ組織は強調される。
【0049】このようにCT値変換が済むと、さらにス
テップ126−4にてアキシャル補間により中間の3次
元ボクセルデータを作成する。
【0050】なお、ステップ126−2でCT値変換を
行わないと判断したときは、ステップ126−3,4の
処理をスキップしてステップ126−5に入る。
【0051】次いでステップ126−5に移行し、主制
御部40は画像上の線分ROI;LU ,LL の位置を入
力する。このとき、オペレータによりアキシャル像の線
分ROI;LU ,LL が例えば図12に示す如く、脊椎
Bを挟む状態でその近傍まで互いに狭められたとする
と、主制御部40は次のステップ126−6の「線分R
OI移動か否か」の判断でYES(移動した)と確定す
る。
【0052】この場合、ステップ126−7で、サジタ
ル像上の線分ROI;LU ,LL も連動して動かす。そ
して、ステップ126−8にて、オペレータの入力情報
に基づいてROI位置が最終的に決定したか否かを判断
し、NOの場合はステップ126−5に戻る。YESの
場合、ステップ126−9に移行し、その決定位置情報
を読み込んで透過像作成を行う積算(加算)範囲を演算
する。この積算範囲Pyは必要に応じて、脊椎Bを挟み
且つ積算パス方向Pの狭い範囲に設定される。
【0053】次いで、ステップ126−10に移行し、
仮想線源を1点として透視した各パスのCT値を、設定
された積算範囲Pyのみに亘って加算し、透過像のデー
タを作成する。
【0054】さらにステップ126−11で、作成した
透過像を確認のために表示器47上に分割表示する。こ
の様子を図13に例示する。同図に示す如く、表示され
た透過像は、CT値変換され且つ積算範囲Pyを脊椎B
の近傍の狭い領域に限定されているため、背景像に対す
る脊椎Bのコントラストは格段に明瞭になる。
【0055】最後に、主制御部40はステップ126−
11で、画像メモリ46の所定領域に透過像データを一
旦格納して、透過像作成のための一連の処理を終り、主
制御部40は図4のステップ127にその処理を戻す。
【0056】この図9の一連の処理の流れを図16に示
す。
【0057】なお、図9に示した透過像の作成手順の中
で、「CT値変換」と「積算範囲の決定」とに係る各々
の手順を互いに入れ替え、先に「積算範囲の決定」を行
うようにしてもよい。さらに、「CT値変換」と「積算
範囲の決定」との内、何れか一方の処理に係る手順のみ
を行うようにプログラムを簡単化してもよい。この一方
の処理のみを行う場合であっても、脊椎Bのコントラス
トは強調されることになる。
【0058】さらに、図9の処理において、積算範囲決
定のために線分ROIを動かす際、一度CT値変換した
複数のCT断層像を使ってアキシャル像,サジタル像,
コロナル像を再構成し、これらの画像を再表示するよう
にしてもよい。これにより、再表示した画像上のコント
ラストの改善した脊椎Bを観察しながら、積算範囲Py
を線分ROIでより厳密に指定することができる。
【0059】一方、図4のステップ127では標的像が
作成される。標的像はアイソセンターを含む面に平行な
画像を言う(図17参照)。この標的像はアイソセンタ
ー面に平行な各断面での照射状況を的確に把握すること
ができる。標的像はアイソセンター面に水平な画像であ
るので、透過像と同様に仮想放射線源がどこにあるかに
よって、断面方向が決定される。ユーザはマウス或いは
数値入力(仮想放射線源からの距離等)によって深さ方
向の位置を指定し、その位置の標的像を得ることができ
る。更に、ステップ128では、透過像及び標的像上
に、ターゲット及び重要臓器のトレース結果が合成さ
れ、照射範囲の確認が容易になされる。
【0060】なお、透過像及び標的像は3次元断層像デ
ータから断面変換により作成されるので、仮想線源の位
置がX、Y、Z軸に対して斜めのときは、オブリーク像
となる。
【0061】さらにステップ129では、照射野及びセ
ーフティマージンが設定される。つまり、治療装置がマ
ルチリーフ形のコリメータを装備しているので、図18
に示す如く、ターゲットの形状をそのまま照射野形状と
し、合せてセーフティマージンを照射野形状の相似形と
する。
【0062】次いでステップ130にて、透過像,標的
像上で照射野を確認し、ステップ131で再設定の必要
があるか否か判断する。再設定の場合、ステップ129
に戻り、その必要が無いときは、ステップ132に移行
し、アキシャル像上での線錐表示及びオブリーク像上で
の照射野表示を行って、照射野,ビーム角度,照射条件
等のパラメータを確認する。この様子を図19に示す。
このアキシャル像及びオブリーク像上での線錐及び照射
野形状表示の何れの場合にも、ターゲット番号と仮想放
射線源を指定することにより表示が可能となる。
【0063】この後、上述した各種の処理をやり直す必
要がある場合はステップ133でYESとなり、ステッ
プ129の処理からやり直すことができる。そして、ス
テップ134の設定終了か否かの判断でYESとなる
と、ステップ135に移行し、設定したパラメータのデ
ータをメモリに記憶する。
【0064】上述してきたように、スキャノプラン及び
オブリークプランにより、アイソセンターの位置(3次
元の位置データ)及び体表上での照射野形状(2次元の
形状データ)が設定される。
【0065】そこで、主制御部40はその処理を図3に
戻し、ステップ108〜111に示す処理を行い、レー
ザ投光器27a〜27cを使ってマーキング作業を実施
することになる。このマーキングは、決定したアイソセ
ンターI/Cの位置を十字マーカーが自動的に指示する
ように、投光器27a〜27cの位置及び寝台11の天
板11aの位置を制御することである。被検体Pの体表
上に3つのマーカーが照射されると、これらの位置にオ
ペレータがマジック等で印を付し、通常、後日に行われ
る放射線治療に備えることになる。
【0066】続いて、治療装置2による放射線治療にお
けるコリメータ制御を図20に基づいて説明する。ここ
では、治療計画を立てるためのCTシステム1が治療装
置2のコリメータ65の開度を直接制御する。
【0067】まず、図20のステップ140で、CTシ
ステム1の主制御部40は、放射線治療を行うか否かを
入力器48からの操作情報に基づいて判断し、治療を行
う場合(YES)、ステップ141〜143の処理を順
次行う。
【0068】すなわち、ステップ141では、すでに決
まっている照射野の形状データを画像メモリ46から呼
び出す。ステップ142では、コリメータ65全体の角
度及びリーフの制御モードを設定する。この角度は照射
野形状の例えば長軸方向の傾きに合せて適宜な値が決め
られる。また、リーフ制御モードとしては「内接モー
ド」,「外接モード」,「中点モード」などがある。
【0069】このようにコリメータ65を制御する上で
のデータが決まると、ステップ143に移行し、それら
のデータを照合記録装置4に出力する。
【0070】照合記録装置4は照射野を設定した時期か
ら実際の放射線治療までに時間が経過したことに伴う、
照射野の微調整を主眼とするもので、例えば治療装置2
に付加されている透視機構を使って治療直前に得られた
透視画像と過去に設定されている照射野とを重畳に表
示、オペレータの照合・判断をあおぐ。
【0071】そして、この照合の結果、例えば病変部が
小さくなっているなどの場合、ステップ145の照合O
Kか否かの判断でNOとなる。この場合、ステップ14
6にて、リーフの位置を微調整し、新しい修正データが
照合記録装置4にて用意される。
【0072】このように最終的なコリメータ制御データ
が確立すると、ステップ147に移行してそれらのデー
タが治療装置2の主制御部まで伝送される。これを受け
た主制御部は制御データに沿って各リーフの駆動機構を
独立に駆動させる。
【0073】この結果、コリメータ65の二組のリーフ
群で形成される開口サイズ,形状は、設定した体表上の
照射野にほぼ完全に一致し、内部に在る病変部に対して
その後に行うX線照射範囲もほぼ完全に一致することに
なる。従って、その後、治療装置2により、計画された
治療法に沿って放射線治療が実施される。治療対象の部
位(即ちアイソセンター及び照射野)が複数設定されて
いる場合、各治療部位に対して同様のコリメータ制御デ
ータ設定,照合確認及びコリメータ自動制御を経て、放
射線治療が実施される。
【0074】このように本実施例の放射線治療システム
では、従来、X線CT装置,放射線治療計画装置、更に
はX線CTシミュレータなどの複数台の装置を用いたと
ころを、画像取得用のスキャナ機能,治療計画機能,及
びシミュレータ機能の統合化に拠り、放射線治療計画用
CTシステム1台でそれらの殆どの機能及び作業を代替
する構成となった。従って、従来の放射線治療システム
に比べて、システム全体のハードウェア構成を小形化お
よび簡素化することができ、著しい省スペース化が図ら
れるとともに、設置や部屋のレイアウト変更などに伴う
運搬も容易になる。
【0075】また、本実施例では図16に概略的に示す
如く、CT値変換及び透過像作成の積算範囲の限定を行
って、骨や気管分岐点などの目印部位のコントラストが
高まり、強調される。これにより、目印部位を使って患
者の病変部を精度良く且つ簡単に同定することができ、
また透過像とX線フィルムとを精度良く且つ簡単に照合
でき、結局、治療計画における照射野設定の精度も高め
られる。また、目印位置の確認が容易になるため、患者
さんの拘束時間を短縮できる。さらに、積算範囲を限定
するときは、透過像作成の演算量も減るので、透過像の
作成時間を大幅に短縮させ、治療計画そのものもより短
時間で終わらせることができる。
【0076】なお、上記実施例ではオブリークプラン
と、より簡易なスキャノプランを併設した放射線治療計
画用CTシステムとしたが、必要に応じてオブリークプ
ランの機能のみを設けるようにしてもよい。
【0077】また、上述したCT値変換の処理は、図4
のステップ122、123で使用する画像に適用するこ
ともでき、CT値変換した骨の強調されたアキシャル
像、スキャノ像(その場合は、CT画像からのMPR
像)上でアイソセンタを指定するようにしてもよい。
【0078】さらに、上記実施例の放射線治療装置はX
線を線源とするとしたが、これに必ずしも限定されず、
速中性子線やγ線など、他の線源を使用する治療装置で
あってもよい。
【0079】続いて図21に基づいて本発明の透過像作
成に係る変形例を説明する。同図には、透過像作成を専
門に行う透過像作成装置のブロック図を示す。この透過
像作成装置は、2台の第1,第2の高速演算プロセッサ
220,221、第1〜第3のメモリ223〜224、
入力器225、表示器226を備えている。第1のメモ
リ223には予め複数枚のCT像が格納されている。入
力器225は高速演算プロセッサ220,221に処理
指令やその他の必要な情報を与えるとともに、表示器2
26に作成された透過像の表示を指令できる。第1の高
速演算プロセッサ220は高速なCPUを有しており、
入力器225から処理が指令されると、第1のメモリ2
22から複数枚のCT画像を読み出し、前述した実施例
と同様にCT値変換を施して3次元のボクセルデータを
作成する、この3次元ボクセルデータは第2のメモリ2
23に格納される。なお、この第1の高速演算プロセッ
サ220はCT値変換とともにアキシャル補間を行って
空間内のデータを埋めるようにしてもよい。
【0080】第2の高速演算プロセッサ221も高速動
作のCPUを有し、入力器225からの処理指令に付勢
されて動作する。すなわち、第2のメモリ223から3
次元ボクセルデータを読み出して、与えられている視
点,透視角度,透視範囲について、各透視線パスに沿っ
てCT値を加算し、透過像データを作成する。この透過
像データは第3のメモリ224に格納され、指令に応じ
て、表示器226に透過像が表示される。第2の高速演
算プロセッサ221ではエッジ強調などのフィルタ処理
を合わせて実行するようにしてもよい。
【0081】このように構成され機能する透過像作成装
置にあっても、CT値変換によって、被検体の骨の部位
が強調され、やはりその部位のコントラストが上がる。
このため、この透過像作成装置を前述したCTシステム
に一体又はオンラインで備えることで、前述と同様に透
過像をも使った好適な放射線治療計画を立てることがで
きる。
【0082】
【発明の効果】以上説明したように、照射範囲の決定や
照射結果との照合に用いる透過像を作成する際、骨や気
管分岐などの目印となる部位を強調する処理を付加する
ようにしたので、その目印部位の体厚に占める割合が低
い場合であっても、目印部位の背景像に対するコントラ
ストを従来よりも格段に上げることができ、高精度で且
つ簡単な位置同定を行うことができ、強いては従来より
も精度の高い治療計画を立てることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る放射線治療システムの
全体構成の概略図。
【図2】放射線治療計画用CTシステムの概略を示すブ
ロック図。
【図3】治療計画の全体の流れを示すフローチャート。
【図4】オブリークプランの流れを示すフローチャー
ト。
【図5】オブリークプランを説明する説明図。
【図6】オブリークプランを説明する説明図。
【図7】オブリークプランを説明する説明図。
【図8】オブリークプランを説明する説明図。
【図9】透過像作成の流れを例示するフローチャート。
【図10】透過像作成の手順を説明するモニタ画面の
図。
【図11】透過像作成の手順を説明するモニタ画面の
図。
【図12】透過像作成の手順を説明するモニタ画面の
図。
【図13】透過像作成の手順を説明するモニタ画面の
図。
【図14】CT値変換の変換特性を示すグラフ。
【図15】CT値変換の別の変換特性を示すグラフ。
【図16】透過像作成の流れを模式的に説明する説明
図。
【図17】オブリークプランを説明する説明図。
【図18】オブリークプランを説明する説明図。
【図19】オブリークプランを説明する説明図。
【図20】治療の際のコリメータの開度制御を示すフロ
ーチャート。
【図21】変形例に係る透過像作成装置の概略構成を示
すブロック図。
【図22】従来例の透過像作成パスを説明する図。
【図23】従来の全厚積算による不都合を説明する図。
【符号の説明】
1 放射線治療計画用CTシステム(CTシステム) 11 ガントリ 12 寝台 13 コンソール 40 主制御部 45 画像再構成部 46 画像メモリ 47 表示器 48 入力器

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のX線CT画像から3次元のボクセ
    ルデータを作成する3次元データ作成手段と、前記3次
    元のボクセルデータを放射線源の仮想位置から透視した
    ときの透過像を作成する透過像作成手段とを有し、前記
    透過像を放射線治療の計画に用いるようにした放射線治
    療計画装置において、前記3次元データ作成手段及び透
    過像作成手段の少なくとも一方に、前記透過像上におけ
    る被検体の骨の部分を強調する強調処理手段を設けたこ
    とを特徴とする放射線治療計画装置。
  2. 【請求項2】 前記強調処理手段は、前記3次元データ
    作成手段に設けられ且つ前記骨を強調した非線形な変換
    データで前記複数のX線CT画像のCT値を変換する手
    段である請求項1記載の放射線治療計画装置。
  3. 【請求項3】 前記強調処理手段は、前記透過像作成手
    段に設けられ且つ前記透視の方向に沿ったCT値の積算
    範囲を限定する手段である請求項1記載の放射線治療計
    画装置。
  4. 【請求項4】 前記強調処理手段は、前記3次元のボク
    セルデータに関する参照画像を表示する手段と、この参
    照画像で前記透視の方向における骨の部分を限定可能な
    ROIを前記参照画像に重畳表示する手段とを備えた請
    求項3記載の放射線治療計画装置。
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