JPH0816388B2 - 目地材表面の処理方法 - Google Patents
目地材表面の処理方法Info
- Publication number
- JPH0816388B2 JPH0816388B2 JP1288300A JP28830089A JPH0816388B2 JP H0816388 B2 JPH0816388 B2 JP H0816388B2 JP 1288300 A JP1288300 A JP 1288300A JP 28830089 A JP28830089 A JP 28830089A JP H0816388 B2 JPH0816388 B2 JP H0816388B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- joint material
- joint
- color
- coating material
- pigment
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Finishing Walls (AREA)
- Sealing Material Composition (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明はタイルとタイルとの間の隙間に詰めた目地
材表面の処理方法に関する。
材表面の処理方法に関する。
(従来技術及び発明が解決しようとする課題) タイル壁面等を構成する場合、通常、タイルとタイル
との間に微少な間隙を形成してそこに目地材を詰めるの
が普通である。この目地(隙間)は、タイルの寸法誤差
を吸収してタイルを整然と配列させる上において重要な
役割を果たすものであるが、一方においてこの隙間に詰
められた目地材は吸水性があって表面が汚れ易く、しか
も一旦目地材表面が汚れるとその汚れを取ることが難し
く、このためかかる目地部の存在が長年の間にタイル壁
面の美観を低下させる原因となっていた。
との間に微少な間隙を形成してそこに目地材を詰めるの
が普通である。この目地(隙間)は、タイルの寸法誤差
を吸収してタイルを整然と配列させる上において重要な
役割を果たすものであるが、一方においてこの隙間に詰
められた目地材は吸水性があって表面が汚れ易く、しか
も一旦目地材表面が汚れるとその汚れを取ることが難し
く、このためかかる目地部の存在が長年の間にタイル壁
面の美観を低下させる原因となっていた。
(課題を解決するための手段) 本発明はこのような課題を解決するためになされたも
のであり、その要旨は、タイルとタイルとの間の隙間に
詰めた目地材の表面に、ワックス及び顔料を含有するコ
ーティング材を塗布することにある。
のであり、その要旨は、タイルとタイルとの間の隙間に
詰めた目地材の表面に、ワックス及び顔料を含有するコ
ーティング材を塗布することにある。
(作用及び発明の効果) 本発明に従ってワックス含有のコーティング材を目地
材の表面に塗布した場合、目地材表面に撥水性が付与さ
れ、目地材が水分を吸収しないようになる。またワック
スは油分も弾く性質があり、従ってかかるコーティング
材にて表面を被覆した目地材に対して汚れがつき難くな
る。
材の表面に塗布した場合、目地材表面に撥水性が付与さ
れ、目地材が水分を吸収しないようになる。またワック
スは油分も弾く性質があり、従ってかかるコーティング
材にて表面を被覆した目地材に対して汚れがつき難くな
る。
本発明において用いられるコーティング材はワックス
とともに顔料を含有するものであり、その顔料として白
色その他各種の色のものを用いることにより、コーティ
ング材を顔料に応じた色に着色することができる。
とともに顔料を含有するものであり、その顔料として白
色その他各種の色のものを用いることにより、コーティ
ング材を顔料に応じた色に着色することができる。
また目地材と同色に着色されたコーティング材、例え
ば目地材が白色である場合において、白色のコーティン
グ材を用いれば、必ずしもタイル壁面等の施工段階のみ
ならず、その後期間の経過により目地材表面が汚れた場
合においても、これを再び当初の汚れのない奇麗な白色
に仕上げることができる。汚れた目地材の表面からワッ
クス含有且つ白色のコーティング材を塗布すれば、目地
材の汚れた表面がコーティング材にて隠蔽されるからで
ある。而してその表面に塗布されたコーティング材は撥
水性を有するから、以後目地材表面の汚れを効果的に防
止できる。
ば目地材が白色である場合において、白色のコーティン
グ材を用いれば、必ずしもタイル壁面等の施工段階のみ
ならず、その後期間の経過により目地材表面が汚れた場
合においても、これを再び当初の汚れのない奇麗な白色
に仕上げることができる。汚れた目地材の表面からワッ
クス含有且つ白色のコーティング材を塗布すれば、目地
材の汚れた表面がコーティング材にて隠蔽されるからで
ある。而してその表面に塗布されたコーティング材は撥
水性を有するから、以後目地材表面の汚れを効果的に防
止できる。
尚目地の色としては白色が一般的であるが、近時カラ
ー目地も採用されるようになってきており、このような
場合にはカラー目地と同色或いは別種の色のコーティン
グ材を用いることによって上記と同様の効果を得ること
ができる。ここでカラー目地と別種の色のコーティング
材を用いた場合、目地の塗り替えをすることができる。
ー目地も採用されるようになってきており、このような
場合にはカラー目地と同色或いは別種の色のコーティン
グ材を用いることによって上記と同様の効果を得ること
ができる。ここでカラー目地と別種の色のコーティング
材を用いた場合、目地の塗り替えをすることができる。
(実施例) 次に本発明の実施例を図面に基づいて詳しく説明す
る。
る。
第1図において10はタイル面であって、多数のタイル
12が互いに微少間隙を隔てて並べられ、そしてその間隙
に目地材14が充填されている。
12が互いに微少間隙を隔てて並べられ、そしてその間隙
に目地材14が充填されている。
本例の方法においては、この目地材14の表面をなぞる
ようにしてコーティング材16を塗布する。ここでコーテ
ィング材16は固形のものであって、ワックスを主成分と
し且つ体質顔料及び色顔料その他の成分を含有するもの
である。ここで色顔料としては、目地材14と同色或いは
別種の色のものを用いることができる。例えば目地材14
が白色であれば白色顔料或いはその他の色の顔料を用
い、またカラー目地であればその色と同様の色その他の
色の顔料を用い得る。
ようにしてコーティング材16を塗布する。ここでコーテ
ィング材16は固形のものであって、ワックスを主成分と
し且つ体質顔料及び色顔料その他の成分を含有するもの
である。ここで色顔料としては、目地材14と同色或いは
別種の色のものを用いることができる。例えば目地材14
が白色であれば白色顔料或いはその他の色の顔料を用
い、またカラー目地であればその色と同様の色その他の
色の顔料を用い得る。
本発明に従って固形のコーティング材16を目地材14の
表面に塗った場合、コーティング材16が目地材14表面の
汚れを隠蔽すると同時に表面に自身の奇麗な白色或いは
その他の色を施すから、汚れた目地材14の表面をリフレ
ッシュしてタイル面10を美麗な面にすることができる。
表面に塗った場合、コーティング材16が目地材14表面の
汚れを隠蔽すると同時に表面に自身の奇麗な白色或いは
その他の色を施すから、汚れた目地材14の表面をリフレ
ッシュしてタイル面10を美麗な面にすることができる。
またコーティング材16に含有されるワックスが水分,
油分を弾いて目地材14がそれらを吸収するのを防止する
から、コーティング材16による処理後においては目地材
14の汚れが効果的に防止される。
油分を弾いて目地材14がそれらを吸収するのを防止する
から、コーティング材16による処理後においては目地材
14の汚れが効果的に防止される。
以上本発明の実施例を詳述したが、本発明はその主旨
を逸脱しない範囲において、当業者の知識に基づき、様
々な変更を加えた態様で実施可能である。
を逸脱しない範囲において、当業者の知識に基づき、様
々な変更を加えた態様で実施可能である。
第1図は本発明の一実施例である目地材表面の処理方法
の説明図である。 12:タイル 14:目地材 16:コーティング材
の説明図である。 12:タイル 14:目地材 16:コーティング材
Claims (1)
- 【請求項1】タイルとタイルとの間の隙間に詰めた目地
材の表面に、ワックス及び顔料を含有するコーティング
材を塗布することを特徴とする目地材表面の処理方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1288300A JPH0816388B2 (ja) | 1989-11-06 | 1989-11-06 | 目地材表面の処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1288300A JPH0816388B2 (ja) | 1989-11-06 | 1989-11-06 | 目地材表面の処理方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03147951A JPH03147951A (ja) | 1991-06-24 |
JPH0816388B2 true JPH0816388B2 (ja) | 1996-02-21 |
Family
ID=17728381
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1288300A Expired - Lifetime JPH0816388B2 (ja) | 1989-11-06 | 1989-11-06 | 目地材表面の処理方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0816388B2 (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11270100A (ja) * | 1998-03-19 | 1999-10-05 | Danto Corp | 目地連結陶磁器質タイルパネル |
JP2001311228A (ja) * | 2000-04-27 | 2001-11-09 | Mitsubishi Rayon Co Ltd | 目地用保護材および保護方法 |
JPWO2005099300A1 (ja) * | 2004-03-31 | 2007-08-16 | 松下電器産業株式会社 | スピーカ装置 |
JP4732267B2 (ja) * | 2006-08-01 | 2011-07-27 | エスケー化研株式会社 | 陶磁器タイル面の改修方法 |
JP4732268B2 (ja) * | 2006-08-01 | 2011-07-27 | エスケー化研株式会社 | 陶磁器タイル面の改修方法 |
JP6304344B1 (ja) * | 2016-11-01 | 2018-04-04 | 積水ハウス株式会社 | シーリング材の施工方法 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60141958A (ja) * | 1983-12-28 | 1985-07-27 | ジヤパンインテリアプランニング株式会社 | タイル材 |
-
1989
- 1989-11-06 JP JP1288300A patent/JPH0816388B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03147951A (ja) | 1991-06-24 |
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