JPH08163652A - 侵入監視システム - Google Patents

侵入監視システム

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Publication number
JPH08163652A
JPH08163652A JP29677594A JP29677594A JPH08163652A JP H08163652 A JPH08163652 A JP H08163652A JP 29677594 A JP29677594 A JP 29677594A JP 29677594 A JP29677594 A JP 29677594A JP H08163652 A JPH08163652 A JP H08163652A
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Application number
JP29677594A
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English (en)
Inventor
Ichiro Handa
一郎 半田
Masahiro Wakamiya
正洋 若宮
Atsushi Aramaki
淳 荒巻
Hitoshi Sekine
仁 関根
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 この発明は、立入制限区域において、人為的
手段頼ることなく、検知された立入者が立ち入り許可を
保有しているか否かを判別する信頼性の高い侵入監視シ
ステムを得ることを目的とする。 【構成】 この発明の侵入監視システムは、主として、
以下のように構成される。立入制限区域41での立入者
を検知するセンサ部11と立入者検知データ送信部12
とで構成された立入者検知手段1と、GPS衛星からの
データにより、立入許可者の位置を算出するGPS位置
測定部21と立入許可者位置データ送信部22とで構成
され、立入許可者が携帯する立入許可者位置確認手段2
と、立入者検知データ受信部31と立入許可者位置デー
タ受信部32と立入者検知データ受信時に受信された立
入者検知データと立入者許可者位置データを照合して不
正立入者を検出するデータ照合部33とで構成された不
正立入者検出手段3とを備えたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、立入制限区域におけ
る立入許可を保有しない者の検出を行う侵入監視システ
ムに関する。
【0002】
【従来の技術】図12に従来の侵入監視システムのブロ
ック図を示す。1は立入者検知手段、11は赤外線セン
サ等によるセンサ部、12は立入者検知データを送信す
る立入者検知データ送信部、6は立入者確認手段で立入
者検知データ受信部61で検知データを受信後、警報等
を出力する手段である。前記の立入者は人が直接、間接
に運転する移動物を含むものとする。
【0003】図13に、従来の侵入監視システムの処理
フローを示す。立入制限区域における立入者検知手段1
により、立入者の検知を行い(ステップ5a)、立入者
を検知した場合は、監視室へ立入者検知データを送信す
る(ステップ5b)。監視室では、立入者検知位置デー
タの受信により、警報を出力し(ステップ5c)、警備
員が現場へかけつけるなど処理を行い、警報を解除す
る。(ステップ5d)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の侵
入監視システムでは、立入制限区域における立入者検知
手段により検知した立入者が、立入許可を保有している
かどうかの判別を行えないため、立入者検知によりすべ
て立入者警報を出力するため、立入許可者の立入ゲート
を必要とするなどの問題があった。また、立入許可者が
立入者検知領域に入る場合、あらかじめ立入者検知によ
る警報出力を停止しておく煩わしい処理を行うなどの問
題があった。また、このような場合、警報出力停止によ
る安全性が低下するなどの問題があった。
【0005】この発明は、かかる問題を解決するために
なされたもので、任意の立入者検知領域において検知し
た立入者が立入許可を保有する者か保有していないもの
であるかを判別するための侵入監視システムを得ること
を目的とする。また、不正立入者の数や位置を判別する
ことができる侵入監視システムを得ることを目的とす
る。また、不正立入者の位置判別により、効果的な対処
が行えることができる侵入監視システムを得ることを目
的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係わる侵入監
視システムは、立入制限区域での立入者を検知する立入
者検知手段と、前記立入制限区域での立入許可者の位置
を認識する立入許可者位置確認手段と、前記立入者検知
手段により検知された立入者検知データと前記立入許可
者位置確認手段により得られた立入許可者の位置データ
から立入許可を保有していない不正立入者を検出する不
正立入者検出手段とを備えたものである。
【0007】また、立入制限区域での立入者を検知する
センサ部と検知された立入者検知データを送信する立入
者検知データ送信部とで構成された立入者検知手段と、
GPS衛星からの時刻信号と衛星位置データを受信し、
立入許可者の位置を算出するGPS位置測定部と前記測
定された立入許可者の位置データを送信する立入許可者
位置データ送信部とで構成され、立入許可者が携帯する
立入許可者位置確認手段と、前記立入者検知手段により
送信された立入者検知データを受信する立入者検知デー
タ受信部と前記立入許可者位置確認手段により送信され
た立入許可者位置データを受信する立入許可者位置デー
タ受信部と立入者検知データ受信時に受信された立入者
検知データと立入者許可者位置データを照合して不正立
入者を検出するデータ照合部とで構成された不正立入者
検出手段とを備えたものである。
【0008】また、立入制限区域での立入許可者の位置
データを認識する立入許可者位置確認手段と、前記立入
制限区域での立入者を平面的に検知し立入者の位置デー
タを求める立入者位置確認手段と、前記立入者位置確認
手段により得られた立入者位置データと前記立入許可者
位置確認手段により得られた立入許可者位置データとを
照合して不正立入者の位置を検知する立入者位置照合手
段とを備えたものである。
【0009】また、立入許可者が携帯し、GPS衛星か
らの時刻信号と衛星位置データを受信することにより立
入許可者の位置を測定し立入許可者の位置データを送信
する立入許可者位置確認手段と、送信された立入許可者
の位置データを受信する立入許可者位置データ受信手段
と、立入制限区域での立入者を撮影する監視カメラとカ
メラ映像により立入者の位置データを得る立入者位置確
認手段と、前記立入者位置確認手段により入力された立
入者位置データと前記立入許可者位置データ受信手段に
より入力された立入許可者位置データとを照合して不正
立入者の位置を検知する立入者位置照合手段とを備えた
ものである。
【0010】また、立入制限区域での立入者を撮影する
監視カメラとカメラ映像により立入制限区域での立入者
数を検出する立入者数検出手段と、立入許可者が携帯
し、GPS衛星からの時刻信号と衛星位置データを受信
することにより立入許可者の位置を測定し立入許可者の
位置データを送信する立入許可者位置確認手段と、送信
された立入許可者の位置データを受信する立入許可者位
置データ受信手段と、前記立入者数検出手段により検出
された立入者数と前記立入許可者位置データ及び立入許
可者データベースから得られる立入許可者数とを照合す
る立入者数照合手段とを備え、立入許可を保有していな
い不正立入者を検出するものである。
【0011】また、不正立入者の立入制限区域への侵入
を警報するアラーム発生手段を備えたものである。
【0012】また、不正立入者の位置情報に基づいて、
不正立入者を自動追跡撮影する自動追跡撮影用カメラを
備えたものである。
【0013】また、立入制限区域を警備する複数の警備
員を配置し、不正立入者の最寄りの警備員を判別し不正
立入者の位置情報を前記最寄りの警備員に連絡する手段
を備えたものである。
【0014】また、立入者の位置、立入許可者の位置及
び立入許可者の固有の識別情報を表示する侵入監視モニ
タを備えたものである。
【0015】また、立入許可者に立入制限区域立入の個
別の時間制限が与えられている場合、前記時間制限外の
立入許可者を不正立入者と判断するものである。
【0016】また、立入許可者位置確認手段において、
立入制限区域周辺に設置する複数の時刻・位置信号発生
手段からの時刻信号と位置信号データとを受信すること
により、立入許可者の位置を認識するものである。
【0017】
【作用】この発明における侵入監視システムは、立入制
限区域での立入者検知手段と、立入許可者の位置を認識
する立入許可者位置確認手段と、不正立入者検出手段と
で構成され、検知された立入者検知データと得られた立
入許可者の位置データから立入許可を保有していない不
正立入者を検出する。
【0018】また、立入者を検知するセンサ部と立入者
検知データ送信部とで構成された立入者検知手段と、G
PS衛星からのデータを受信し、立入許可者の位置を算
出するGPS位置測定部と立入許可者位置データ送信部
とで構成され、立入許可者が携帯する立入許可者位置確
認手段と、立入者検知データ受信部と立入許可者位置デ
ータ受信部とデータ照合部とで構成された不正立入者検
出手段とからなり、立入者検知データ受信時に受信され
た立入者検知データと立入者許可者位置データとを照合
して不正立入者を検出する。
【0019】また、立入制限区域での立入許可者位置確
認手段と、平面的に立入者の位置を認識する立入者位置
確認手段と、立入者位置照合手段とで構成され、立入者
位置確認手段により得られた立入者位置データと立入許
可者位置確認手段により得られた立入許可者位置データ
とを照合して不正立入者の位置を常時検知する。
【0020】また、立入許可者が携帯し、GPS衛星か
らのデータを受信することにより立入許可者の位置を測
定し立入許可者の位置データを送信する立入許可者位置
確認手段と、立入許可者位置データ受信手段と、立入者
を撮影する監視カメラとカメラ映像により立入者の位置
データを得る立入者位置確認手段と、立入者位置照合手
段とで構成され、立入者位置確認手段により得られた立
入者位置データと立入許可者位置データ受信手段により
得られた立入許可者位置データとを照合して不正立入者
の位置を検知する。
【0021】また、立入者を撮影する監視カメラとカメ
ラ映像により立入者数を検出する立入者数検出手段と、
GPS衛星からのデータを受信することにより立入許可
者の位置を測定し立入許可者の位置データを送信する立
入許可者位置確認手段と、立入許可者位置データ受信手
段と、立入者数照合手段とで構成され、立入者数検出手
段により検出された立入者数と立入許可者位置データ及
び立入許可者データベースから得られる立入許可者数と
を照合することにより立入許可を保有していない不正立
入者を検出する。
【0022】また、アラーム発生手段を備えたことによ
り、不正立入者の立入制限区域への侵入を警報する。
【0023】また、自動追跡撮影用カメラを備えたこと
により、不正立入者の位置情報に基づいて、不正立入者
を発見後継続して監視する。
【0024】また、立入制限区域を警備する複数の警備
員を配置し、不正立入者の最寄りの警備員を判別する手
段を備えたことにより、不正立入者の位置情報を前記最
寄りの警備員に連絡する。
【0025】また、侵入監視モニタを備えたことによ
り、立入者の位置、立入許可者の位置及び立入許可者の
固有の識別情報を表示する。
【0026】また、立入許可者に立入制限区域立入の個
別の時間制限が与えられている場合、時間制限外の立入
許可者を不正立入者と判断する。
【0027】また、立入許可者位置確認手段において、
立入制限区域周辺に設置する複数の時刻・位置信号発生
手段からの時刻信号と位置信号データとを受信すること
により、立入許可者の位置を認識する。
【0028】
【実施例】
実施例1.図1は、この発明の実施例1による侵入監視
システムを示すブロック図である。図において、1は立
入制限区域における立入者検知手段で11は立入者を検
知するセンサ部(赤外線センサ等)、12は立入者検知
データを送信する立入者検知データ送信部、2は立入許
可者が携帯する立入許可者位置確認手段で、21は衛星
との距離測定により位置を測定するGPS位置測定部、
22は立入許可者位置データを送信する立入者位置デー
タ送信部、3は不正立入者検出手段で、31は立入者検
知データ受信部、32は立入許可者位置データ受信部、
33は立入者検知データと不正立入者位置データを照合
し、立入許可を保有しない者等を検出するデータ照合部
である。
【0029】図2は、図1の侵入監視システムの不正立
入者検出の処置フローである。まず立入者検知手段1に
おいて立入者が立入制限区域に立入るとセンサ部11が
立入者を検知し(ステップ1a)、立入者検知位置デー
タを不正立入者検出手段3に送信する(ステップ1
b)。一方、立入許可者位置確認手段2においては、複
数の衛星から時刻信号と同時に軌道の角度、高度などの
位置情報を受信し、GPS位置測定部において立入許可
者の位置の算出、測定を行い(ステップ1c)、不正立
入者検出手段3に立入許可者位置データを送信する(ス
テップ1d)。次に不正立入者検出手段3において、立
入者検知位置データを受信時に、立入許可者位置データ
があるかどうかをチェックし(ステップ1e)、立入許
可者位置データがあればその位置データを立入者検知位
置データとの照合を行う(ステップ1f)。両方の位置
データが一致していれば立入許可者の立入であり、一致
しなければ立入許可の無い立入として不正立入者を検出
し(ステップ1g)、状態を解除し立入者検知状態へ戻
る(ステップ1h)。
【0030】なお、立入者検知手段1は立入制限区域内
に設置してもよいし、立入制限区域の立入制限境界に設
置してもよい。以上により、侵入監視システムの信頼性
が向上するとともに、立入許可者が立入制限区域に入場
するときの手続きを省略でき、立入許可者専用のゲート
を不要であり、GPSを利用しているので、地球上どこ
でも応用できる効果がある。
【0031】実施例2.図3は、この発明の実施例2に
よる侵入監視システムを示すブロック図である。41は
立入制限区域、42は立入許可者位置確認手段を装備す
る立入許可者、43は装備していない立入者すなわち不
正立入者である。51は監視カメラ、52はカメラ映像
により立入者の位置データを得る立入者位置確認手段、
53は立入許可者からの位置データを受信する立入許可
者位置データ受信手段、54は立入者の位置情報と立入
許可者の位置データを照合する立入者位置照合手段、5
5は立入許可者の氏名等データベース、56は侵入監視
モニタ表示制御手段、57は監視カメラの映像に不正立
入者検知表示を行う侵入監視モニタである。58は、モ
ニタ画面上での不正立入者の検知表示を示す。
【0032】不正立入者の検出処理フローは、図2と同
様であり、立入者検知(ステップ1a)、立入者検知位
置データ送信(ステップ1b)において、監視カメラ5
1が撮映したカメラ映像から、立入者の検知と位置を求
める点が実施例1と異なる。すなわち、立入者の検知
は、映像信号の変化により検知する。立入者の位置は、
周囲の建物や位置検出のために特に配置する目印によ
り、映像情報から求めることが可能であり、複数の監視
カメラ51によるステレオ映像により、位置を計算する
こともできる。
【0033】以上により、実施例1では、場周等に固定
した検知センサが反応することで立入者検知と位置把握
が可能であったが、実施例2では監視カメラ映像51で
行なえるため、監視する(平)面上での立入者検知等が
可能となり侵入監視システムの信頼性がさらに向上す
る。また、侵入監視モニタ57に直接アラーム表示する
こともできる。
【0034】実施例3.実施例1、2等で、不正立入者
であると判断した場合、自動的に不正立入者に対し、ラ
イトを照らす、音声で威嚇するなどの防衛手段を付加す
る。
【0035】実施例4.図4は、この発明の実施例4に
よる侵入監視システムを示すブロック図である。図にお
いて、152は立入者検出手段であり、監視カメラ51
の映像により立入者数をカウントすることができる。1
54は、この立入者数と53立入許可者位置データ受信
手段と55立入許可者データベースによるデータから得
られる許可を受けている立入者数を照合する立入者数照
合手段であり、実際に立入っている立入者数と許可を受
けて立入っている立入許可者の数が異なるとアラーム発
生手段159により不正立入者検出を知らせる。
【0036】図5は、図4の侵入監視システムの不正立
入者検出の処理フローを示す図である。以上により、立
入者位置検出をすることなく、不正立入者を検出するこ
とができるとともに、方式が簡単で低コストの侵入監視
システムを得ることができる。
【0037】実施例5.図6は、この発明の実施例5に
よる侵入監視システムを示すブロック図である。図にお
いて、201は立入者位置照合手段(〜54)により検
出される不正立入者の位置データにより、回転台、ズー
ムアップ機能付の自動追跡撮影用カメラ202をコント
ロールするカメラコントローラであり、203は、不正
立入者の行動を監視・確認するための監視モニタであ
る。204は自動追跡撮影用カメラ202の撮影を記録
するVTRである。
【0038】図7は、図6の侵入監視システムの不正立
入者検出の処理フローである。不正立入者検出により、
自動追跡撮影用カメラ作動(ステップ1i)監視モニ
タ、VTR作動(ステップ1j)を行う。以上により、
不正立入者の位置情報に基づいて、不正立入者を発見後
継続して監視できるので、不正立入者の拘束を容易に行
うことができる。また、映像情報をVTRに記録するこ
とで、不正立入者の侵入の防止を改善することができ
る。
【0039】実施例6.図8は、この発明の実施例6に
よる侵入監視システムを示すブロック図である。図にお
いて、202は侵入監視モニタ57の監視者で、不正立
入者情報を侵入監視モニタ57より知ることができ、ま
た、立入許可者データベース55より、C氏42は複数
配置された警備員の内最寄りの警備員であることを知る
ことができる。201は警備員との連絡手段である。
【0040】図9はフロー図を示す。監視者:D氏20
2は、不正立入者の位置等を連絡手段201により、最
寄の警備員:C氏42に連絡する(ステップ1k)。以
上により、監視者が不正立入者と警備員の各々の位置を
リアルタイムに確認しながら、不正立入者の拘束や行動
監視をすることが可能となる。
【0041】実施例7.図10は、この発明の実施例7
による侵入監視システムを示すブロック図である。この
実施例では、複数の立入許可者の立入許可時間が異なっ
ている場合の例であり、立入許可者の立入許可時間は立
入許可者データベースに格納されている。図において、
357は、時計であり、立入者位置照合手段54に実時
間情報を送信し、立入者位置照合手段54はこの実時間
情報と立入許可者データベース55にある立入許可時間
を照合することにより、立入者が立入許可者であるかど
うかを判別する。
【0042】図11は、図10の侵入監視システムの不
正立入者検出の処理フローを示す。立入許可者の立入許
可時間をチェック(ステップ1l)し、例えば時間条件
による不正立入者を検出する。以上により、立入許可者
に立入制限区域立入の個別の時間制限が与えられている
場合、時間制限外の立入許可者を不正立入者と判断する
ことができるので、有効な立入許可者と制限時間外で無
効になった立入許可者を峻別する効果を奏する。
【0043】実施例8.実施例1〜7の立入許可者位置
確認手段において、GPS衛星を利用する場合と同様の
原理で動作する立入制限区域周辺に設置する複数の時刻
・位置信号発生手段からの時刻信号と位置信号データと
を受信することにより、GPS衛星の性能に依存するこ
となく、精度良く立入許可者の位置を認識するととも
に、暗号付加等利用場所特有の立入許可者位置測定部を
設けることができ、偽造による不正侵入を防止すること
ができる。
【0044】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば侵入監
視システムは、立入制限区域での立入者検知手段と、立
入許可者の位置を認識する立入許可者位置確認手段と、
不正立入者検出手段とで構成され、立入者検知データと
立入許可者の位置データから立入許可を保有していない
不正立入者を検出することにより、立入者の立入制限区
域への侵入に対し、人為的手段に頼らないで不正立入者
のみを検知することができ、侵入監視システムの信頼性
が向上するとともに、立入許可者が立入制限区域に入場
するときの手続きを省略でき、立入許可者専用のゲート
を不要とする効果がある。
【0045】また、センサ部と立入者検知データ送信部
とで構成された立入者検知手段と、GPS位置測定部と
立入許可者位置データ送信部とで構成され、立入許可者
が携帯する立入許可者位置確認手段と、立入者検知デー
タ受信部と立入許可者位置データ受信部とデータ照合部
とで構成された不正立入者検出手段とからなり、立入者
検知データ受信時に受信された立入者検知データと立入
者許可者位置データとを照合して不正立入者のみを検出
することにより、侵入監視システムの信頼性が向上する
とともに、立入許可者が立入制限区域に入場するときの
手続きを省略でき、立入許可者専用のゲートを不要であ
り、GPSを利用しているので、地球上どこでも応用で
きる効果がある。
【0046】また、立入制限区域での立入許可者位置確
認手段と、立入者の位置を平面的に検知し、認識する立
入者位置確認手段と、立入者位置照合手段とで構成さ
れ、立入者位置確認手段により得られた立入者位置デー
タと立入許可者位置確認手段により得られた平面的な立
入許可者位置データとを照合して、不正立入者の位置の
如何にかかわらず不正立入者の位置を検知することによ
り、さらに、侵入監視システムの信頼性が向上する。
【0047】また、立入許可者が携帯し、GPSからの
データを受信することにより立入許可者の位置を求める
立入許可者位置確認手段と、立入許可者位置データ受信
手段と、立入者を撮影する監視カメラとカメラ映像によ
り立入者の位置データを得る立入者位置確認手段と、立
入者位置照合手段とで構成され、立入者位置データと立
入許可者位置データとを照合して不正立入者の位置を検
知することにより、GPSを利用して、地球上どこでも
応用できる信頼性が一層向上した侵入監視システムを得
る効果がある。
【0048】また、立入者を撮影する監視カメラとカメ
ラ映像により立入者数を検出する立入者数検出手段と、
GPS衛星からのデータにより立入許可者の位置を算出
する立入許可者位置確認手段と、立入許可者位置データ
受信手段と、立入者数照合手段とで構成され、検出され
た立入者数と立入許可者位置データ及び立入許可者デー
タベースから得られる立入許可者数とを照合することに
より、立入者位置検出をすることなく、不正立入者を検
出することができるとともに、方式が簡単で低コストの
侵入監視システムを得ることができる。
【0049】また、アラーム発生手段を備えたことによ
り、侵入監視モニタ等の手段が不要であり、不正立入者
の立入制限区域への侵入を簡単な方法で防止する効果が
ある。
【0050】また、自動追跡撮影用カメラを備えたこと
により、不正立入者の位置情報に基づいて、不正立入者
を発見後継続して監視できるので、不正立入者の拘束を
容易に行うことができる。
【0051】また、不正立入者の最寄りの警備員を判別
する手段を備えたことにより、不正立入者の位置情報を
最寄りの警備員に連絡できるので、速やかに不正立入者
の拘束を行うことができる。
【0052】また、侵入監視モニタを備え、立入者の位
置、立入許可者の位置及び立入許可者の固有の識別情報
を表示することにより、不正立入者の監視を行うととも
に、立入許可者の安全を見守ることができる。
【0053】また、立入許可者に立入制限区域立入の個
別の時間制限が与えられている場合、時間制限外の立入
許可者を不正立入者と判断することができるので、有効
な立入許可者と制限時間外で無効になった立入許可者を
峻別する効果を奏する。
【0054】また、立入許可者位置確認手段において、
立入制限区域周辺に設置する複数の時刻・位置信号発生
手段からの時刻信号と位置信号データとを受信すること
により、GPS衛星の性能に依存することなく、精度良
く立入許可者の位置を認識するとともに、暗号付加等、
利用場所特有の立入許可者位置測定部を設けることがで
き、偽造による不正侵入を防止する効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施例1による侵入監視システム
を示すブロック図である。
【図2】 図1及び図3の侵入監視システムの不正立入
者検出処理フローを示す図である。
【図3】 この発明の実施例2による侵入監視システム
の他の実施例を示すブロック構成図である。
【図4】 この発明の実施例4による侵入監視システム
を示すブロック図である。
【図5】 図4の侵入監視システムの不正立入者検出の
処理フローを示す図である。
【図6】 この発明の実施例5による侵入監視システム
を示すブロック図である。
【図7】 図6の侵入監視システムの不正立入者検出の
処理フローを示す図である。
【図8】 この発明の実施例6による侵入監視システム
の不正立入者検出の処理フローを示す図である。
【図9】 図8の侵入監視システムの不正立入者検出の
処理フローを示す図である。
【図10】 この発明の実施例7による侵入監視システ
ムの不正立入者検出の処理フローを示す図である。
【図11】 図10の侵入監視システムの不正立入者検
出の処理フローを示す図である。
【図12】 従来の侵入監視システムのブロック図であ
る。
【図13】 従来の侵入監視システムの処理フローであ
る。
【符号の説明】
1 立入者検知手段、2 立入許可者位置確認手段、3
不正立入者検出手段、11 センサ部、12 立入者
検知データ送信部、21 GPS位置測定部、22 立
入許可者位置データ送信部、31 立入者検知データ受
信部、32 立入許可者データ受信部、33 データ照
合部、41 立入制限区域、51 監視カメラ、52
立入者位置確認手段、53 立入許可者位置データ受信
手段、54 立入者位置照合手段、55 立入許可者デ
ータベース、57 侵入監視モニタ、159 アラーム
発生手段、152 立入者数検出手段、154 立入者
数照合手段、201 連絡手段、202 自動追跡撮影
用カメラ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 関根 仁 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 立入制限区域での立入者を検知する立入
    者検知手段と、前記立入制限区域での立入許可者の位置
    を認識する立入許可者位置確認手段と、前記立入者検知
    手段により検知された立入者検知データと前記立入許可
    者位置確認手段により得られた立入許可者の位置データ
    から立入許可を保有していない不正立入者を検出する不
    正立入者検出手段とを備えたことを特徴とする侵入監視
    システム。
  2. 【請求項2】 立入制限区域での立入者を検知するセン
    サ部と検知された立入者検知データを送信する立入者検
    知データ送信部とで構成された立入者検知手段と、GP
    S衛星からの時刻信号と衛星位置データを受信し、立入
    許可者の位置を算出するGPS位置測定部と前記測定さ
    れた立入許可者の位置データを送信する立入許可者位置
    データ送信部とで構成され、立入許可者が携帯する立入
    許可者位置確認手段と、前記立入者検知手段により送信
    された立入者検知データを受信する立入者検知データ受
    信部と前記立入許可者位置確認手段により送信された立
    入許可者位置データを受信する立入許可者位置データ受
    信部と立入者検知データ受信時に受信された立入者検知
    データと立入者許可者位置データを照合して不正立入者
    を検出するデータ照合部とで構成された不正立入者検出
    手段とを備えたことを特徴とする侵入監視システム。
  3. 【請求項3】 立入制限区域での立入許可者の位置デー
    タを認識する立入許可者位置確認手段と、前記立入制限
    区域での立入者を平面的に検知し立入者の位置データを
    求める立入者位置確認手段と、前記立入者位置確認手段
    により得られた立入者位置データと前記立入許可者位置
    確認手段により得られた立入許可者位置データとを照合
    して不正立入者の位置を検知する立入者位置照合手段と
    を備えたことを特徴とする侵入監視システム。
  4. 【請求項4】 立入許可者が携帯し、GPS衛星からの
    時刻信号と衛星位置データを受信することにより立入許
    可者の位置を測定し立入許可者の位置データを送信する
    立入許可者位置確認手段と、送信された立入許可者の位
    置データを受信する立入許可者位置データ受信手段と、
    立入制限区域での立入者を撮影する監視カメラとカメラ
    映像により立入者の位置データを得る立入者位置確認手
    段と、前記立入者位置確認手段により入力された立入者
    位置データと前記立入許可者位置データ受信手段により
    入力された立入許可者位置データとを照合して不正立入
    者の位置を検知する立入者位置照合手段とを備えたこと
    を特徴とする侵入監視システム。
  5. 【請求項5】 立入制限区域での立入者を撮影する監視
    カメラとカメラ映像により立入制限区域での立入者数を
    検出する立入者数検出手段と、立入許可者が携帯し、G
    PS衛星からの時刻信号と衛星位置データを受信するこ
    とにより立入許可者の位置を測定し立入許可者の位置デ
    ータを送信する立入許可者位置確認手段と、送信された
    立入許可者の位置データを受信する立入許可者位置デー
    タ受信手段と、前記立入者数検出手段により検出された
    立入者数と前記立入許可者位置データ及び立入許可者デ
    ータベースから得られる立入許可者数とを照合する立入
    者数照合手段とを備え、立入許可を保有していない不正
    立入者を検出することを特徴とする侵入監視システム。
  6. 【請求項6】 不正立入者の立入制限区域への侵入を警
    報するアラーム発生手段を備えたことを特徴とする請求
    項1〜5のいずれか1項に記載の侵入監視システム。
  7. 【請求項7】 不正立入者の位置情報に基づいて、不正
    立入者を自動追跡撮影する自動追跡撮影用カメラを備え
    たことを特徴とする請求項3または請求項4に記載の侵
    入監視システム。
  8. 【請求項8】 立入制限区域を警備する複数の警備員を
    配置し、不正立入者の最寄りの警備員を判別し不正立入
    者の位置データを前記最寄りの警備員に連絡する手段を
    備えたことを特徴とする請求項3または請求項4に記載
    の侵入監視システム。
  9. 【請求項9】 立入者の位置、立入許可者の位置及び立
    入許可者の固有の識別情報を表示する侵入監視モニタを
    備えたことを特徴とする請求項3または請求項4に記載
    の侵入監視システム。
  10. 【請求項10】 立入許可者に立入制限区域立入の個別
    の時間制限が与えられている場合、前記時間制限外の立
    入許可者を不正立入者と判断することを特徴とする請求
    項1〜9のいずれか1項に記載の侵入監視システム。
  11. 【請求項11】 立入許可者位置確認手段において、立
    入制限区域周辺に設置する複数の時刻・位置信号発生手
    段からの時刻信号と位置信号データとを受信することに
    より、立入許可者の位置を認識することを特徴とする請
    求項1〜10のいずれか1項に記載の侵入監視システ
    ム。
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