JPH08163634A - 無線電話装置 - Google Patents
無線電話装置Info
- Publication number
- JPH08163634A JPH08163634A JP6304100A JP30410094A JPH08163634A JP H08163634 A JPH08163634 A JP H08163634A JP 6304100 A JP6304100 A JP 6304100A JP 30410094 A JP30410094 A JP 30410094A JP H08163634 A JPH08163634 A JP H08163634A
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- JP
- Japan
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- mobile station
- base station
- radio
- wireless
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 通信不能の原因であるトラフィックの混雑を
移動局が確認できる無線電話装置を提供することを目的
とする。 【構成】 移動局1が通信を試み通信不能が返ってきた
ときに、トラフィックの混雑が原因だった場合には、基
地局2は、周囲の基地局の管理する無線管理部22のデ
ータを送信してもらい、そのデータを無線情報送受信部
23で受信し、無線データ解析部24で解析する。解析
されたデータを無線情報送受信部23で移動局1に送信
し、移動局1の無線情報受信部21がそのデータを受信
し、その情報を表示部18に表示する。
移動局が確認できる無線電話装置を提供することを目的
とする。 【構成】 移動局1が通信を試み通信不能が返ってきた
ときに、トラフィックの混雑が原因だった場合には、基
地局2は、周囲の基地局の管理する無線管理部22のデ
ータを送信してもらい、そのデータを無線情報送受信部
23で受信し、無線データ解析部24で解析する。解析
されたデータを無線情報送受信部23で移動局1に送信
し、移動局1の無線情報受信部21がそのデータを受信
し、その情報を表示部18に表示する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は無線電話装置に関するも
のである。
のである。
【0002】
【従来の技術】近年の無線電話装置の発展には目覚まし
いものがあり、基地局と移動局の通信方法として、基地
局を分散配置して、同一周波数帯域の繰り返し利用によ
り収容できる移動局数を多くするマルチゾーン方式が採
用されている。この方式ではサービスエリアを比較的狭
いゾーンに区切って出力が低い電波で周波数を繰り返し
利用するので、送信電力の低減や収容移動局数を多く取
ることができるといった長所がある。
いものがあり、基地局と移動局の通信方法として、基地
局を分散配置して、同一周波数帯域の繰り返し利用によ
り収容できる移動局数を多くするマルチゾーン方式が採
用されている。この方式ではサービスエリアを比較的狭
いゾーンに区切って出力が低い電波で周波数を繰り返し
利用するので、送信電力の低減や収容移動局数を多く取
ることができるといった長所がある。
【0003】この種の無線電話装置は図5に示すよう
に、内線20で有線接続された基地局2と基地局2と無
線で接続された移動局1とで構成されている。基地局2
には自己の識別コードが書き込まれた基地局ID記憶部
6が設けられており、移動局1には基地局の識別コード
が書き込まれた基地局ID記憶部5が設けられている。
に、内線20で有線接続された基地局2と基地局2と無
線で接続された移動局1とで構成されている。基地局2
には自己の識別コードが書き込まれた基地局ID記憶部
6が設けられており、移動局1には基地局の識別コード
が書き込まれた基地局ID記憶部5が設けられている。
【0004】移動局1が発信する場合には、第1の制御
部7は基地局ID記憶部5に記憶されている基地局ID
と音声を基地局間無線インタフェース8を介して送信す
る。移動局間無線インタフェース9を介して識別コード
を受信した基地局2では、第2の制御部10によって、
受信した基地局IDと基地局ID記憶部6に記憶されて
いる識別コードとを比較し、この両者が一致したことを
検出して内線20を通して通話することができる。
部7は基地局ID記憶部5に記憶されている基地局ID
と音声を基地局間無線インタフェース8を介して送信す
る。移動局間無線インタフェース9を介して識別コード
を受信した基地局2では、第2の制御部10によって、
受信した基地局IDと基地局ID記憶部6に記憶されて
いる識別コードとを比較し、この両者が一致したことを
検出して内線20を通して通話することができる。
【0005】移動局1が着信する場合には、次のように
なる。基地局2は、移動局1が自己の無線ゾーン内に位
置しているかどうかを把握しておく必要性がある。無線
ゾーンとは、基地局2の電波が正常に届いて移動局1と
正常に通信可能な範囲である。
なる。基地局2は、移動局1が自己の無線ゾーン内に位
置しているかどうかを把握しておく必要性がある。無線
ゾーンとは、基地局2の電波が正常に届いて移動局1と
正常に通信可能な範囲である。
【0006】基地局2は次のように動作する。基地局2
には移動局1が自己の無線ゾーン内に位置することを示
す移動局IDの管理テーブルを有した位置登録管理部1
3が設けられており、着信時に基地局2は位置登録管理
部13の情報により移動局1が無線ゾーン内に存在して
いるか確認して、内線20を接続する。
には移動局1が自己の無線ゾーン内に位置することを示
す移動局IDの管理テーブルを有した位置登録管理部1
3が設けられており、着信時に基地局2は位置登録管理
部13の情報により移動局1が無線ゾーン内に存在して
いるか確認して、内線20を接続する。
【0007】具体的には、第2の制御部10は無線ゾー
ン内に移動局1が存在していることを位置登録管理部1
3の情報から確認すると、移動局ID記憶部12に書き
込まれている移動局IDと音声を移動局間無線インタフ
ェース9を介して送信する。基地局間無線インタフェー
ス8を介して識別コードを受信した移動局1では、第1
の制御部7によって受信した移動局IDと移動局ID記
憶部11に記憶されている識別コードとを比較し、この
両者が一致したことを検出して移動局1と通話できる。
ン内に移動局1が存在していることを位置登録管理部1
3の情報から確認すると、移動局ID記憶部12に書き
込まれている移動局IDと音声を移動局間無線インタフ
ェース9を介して送信する。基地局間無線インタフェー
ス8を介して識別コードを受信した移動局1では、第1
の制御部7によって受信した移動局IDと移動局ID記
憶部11に記憶されている識別コードとを比較し、この
両者が一致したことを検出して移動局1と通話できる。
【0008】なお、図5において3は移動局1の側のア
ンテナ、4は基地局2の側のアンテナである。移動局1
において、15は送話器、16は受話器、17は音声信
号の入出力のゲイン調整を行う音声インタフェースであ
る。操作部14は外部からダイアル入力やオンフック、
オフフックなどの機能の指示の入力手段である。18は
ダイアル番号、日付などの情報を表示するためにLED
およびLCDなどで構成される表示部である。また基地
局2において、19は音声や制御データを送受信する通
信部、20は制御装置と基地局2を有線で接続する内線
である。
ンテナ、4は基地局2の側のアンテナである。移動局1
において、15は送話器、16は受話器、17は音声信
号の入出力のゲイン調整を行う音声インタフェースであ
る。操作部14は外部からダイアル入力やオンフック、
オフフックなどの機能の指示の入力手段である。18は
ダイアル番号、日付などの情報を表示するためにLED
およびLCDなどで構成される表示部である。また基地
局2において、19は音声や制御データを送受信する通
信部、20は制御装置と基地局2を有線で接続する内線
である。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の無線
電話装置では、移動局が通信を試みて通信不能が返って
きたときに、移動局は通信不能の理由が分からないた
め、その場で幾度も通信を試みようとし、これにより移
動局のバッテリーの消耗や電磁波による電波障害を引き
起こしたり、トラフィックの混信を招くという問題点に
有している。
電話装置では、移動局が通信を試みて通信不能が返って
きたときに、移動局は通信不能の理由が分からないた
め、その場で幾度も通信を試みようとし、これにより移
動局のバッテリーの消耗や電磁波による電波障害を引き
起こしたり、トラフィックの混信を招くという問題点に
有している。
【0010】本発明は通信不能の原因であるトラフィッ
クの混雑を移動局が確認できる無線電話装置を提供する
ことを目的とする。
クの混雑を移動局が確認できる無線電話装置を提供する
ことを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の無線電話装置
は、基地局とこの基地局と無線で接続された移動局とで
構成され、基地局には、自らの形成する無線ゾーン内で
の無線の使用状況を管理する無線管理部と、無線の使用
状況を他の基地局や自らの形成する無線ゾーン内に存在
する移動局に送受信する無線情報送受信部ならびに受信
したデータを詳細な情報に変換する無線データ解析部と
を設け、移動局には、解析されたデータを基地局から受
信する無線情報受信部を設けたことを特徴とする。
は、基地局とこの基地局と無線で接続された移動局とで
構成され、基地局には、自らの形成する無線ゾーン内で
の無線の使用状況を管理する無線管理部と、無線の使用
状況を他の基地局や自らの形成する無線ゾーン内に存在
する移動局に送受信する無線情報送受信部ならびに受信
したデータを詳細な情報に変換する無線データ解析部と
を設け、移動局には、解析されたデータを基地局から受
信する無線情報受信部を設けたことを特徴とする。
【0012】
【作用】この構成によると、移動局が通信を試み通信不
能が返ってきたときに、トラフィックの混雑が原因だっ
た場合には、周囲の基地局の管理する無線管理部のデー
タを送信してもらいそのデータを無線情報送受信部で受
信し、無線データ解析部で解析する。解析されたデータ
を無線情報送受信部で移動局に送信し、移動局の無線情
報受信部がそのデータを受信し、その情報を表示する。
能が返ってきたときに、トラフィックの混雑が原因だっ
た場合には、周囲の基地局の管理する無線管理部のデー
タを送信してもらいそのデータを無線情報送受信部で受
信し、無線データ解析部で解析する。解析されたデータ
を無線情報送受信部で移動局に送信し、移動局の無線情
報受信部がそのデータを受信し、その情報を表示する。
【0013】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1〜図4に基づ
いて説明する。なお、従来例を示す図5と同様の作用を
なすものには、同一の符号を付けて説明する。
いて説明する。なお、従来例を示す図5と同様の作用を
なすものには、同一の符号を付けて説明する。
【0014】本発明の無線電話装置は図1に示すように
構成されている。基地局2の第2の制御部10には、図
5に示した構成に比べて無線管理部22と無線情報送受
信部23および無線データ解析部24とが追加接続され
ている。
構成されている。基地局2の第2の制御部10には、図
5に示した構成に比べて無線管理部22と無線情報送受
信部23および無線データ解析部24とが追加接続され
ている。
【0015】無線管理部22は、自らの形成する無線ゾ
ーン内の無線の使用状況情報を管理する。無線情報送受
信部23は周囲の他の基地局がアクセスしてきた時に無
線管理部22のデータを送信したり、または周囲の他の
基地局に自らがアクセスして無線管理部22のデータを
受信したり、移動局1に対して情報を送信したりする。
無線データ解析部24は、周囲の他の基地局から送信さ
れ自らが受信したデータを位置登録管理部13に登録さ
れたデータを用いて解析し、通信者にできるだけわかり
易いデータに変換する。
ーン内の無線の使用状況情報を管理する。無線情報送受
信部23は周囲の他の基地局がアクセスしてきた時に無
線管理部22のデータを送信したり、または周囲の他の
基地局に自らがアクセスして無線管理部22のデータを
受信したり、移動局1に対して情報を送信したりする。
無線データ解析部24は、周囲の他の基地局から送信さ
れ自らが受信したデータを位置登録管理部13に登録さ
れたデータを用いて解析し、通信者にできるだけわかり
易いデータに変換する。
【0016】移動局1の第1の制御部7には、図5に示
した構成に比べて無線情報受信部21が追加接続されて
いる。無線情報受信部21は、基地局2の無線データ解
析部24で解析され無線情報送受信部23により送信さ
れたデータを受信する。
した構成に比べて無線情報受信部21が追加接続されて
いる。無線情報受信部21は、基地局2の無線データ解
析部24で解析され無線情報送受信部23により送信さ
れたデータを受信する。
【0017】図2は基地局2がトラフィック混雑時に移
動局1に通信不能が返信された時に、無線の使用状況情
報を移動局1に送信する処理を示している。まず、基地
局2は#1で自己の無線ゾーン内で通信を試みようとし
ている移動局の有無をチェックし、#1で通信を試みよ
うとしている移動局が存在していると判定されると、#
2で通信が可能なのかをチェックする。
動局1に通信不能が返信された時に、無線の使用状況情
報を移動局1に送信する処理を示している。まず、基地
局2は#1で自己の無線ゾーン内で通信を試みようとし
ている移動局の有無をチェックし、#1で通信を試みよ
うとしている移動局が存在していると判定されると、#
2で通信が可能なのかをチェックする。
【0018】#2で通信できると判定されると#13で
通常の通信を行える。#2で通信不能と判定された場合
には、#3で基地局2の無線管理部22を参照し、#4
で自己の無線ゾーン内のトラフィックが混雑しているか
どうかをチェックする。
通常の通信を行える。#2で通信不能と判定された場合
には、#3で基地局2の無線管理部22を参照し、#4
で自己の無線ゾーン内のトラフィックが混雑しているか
どうかをチェックする。
【0019】#4でトラフィックがいっぱいと判定され
た場合には、基地局2の無線情報送受信部23が周囲の
他の基地局に無線の使用状況情報と移動局の位置情報を
提供してもらうために#5で周囲の他の基地局にアクセ
スする。なお、#4で移動局の通信不能の原因がトラフ
ィックの混雑によるものでなければ、#14で無線を一
旦切断して通常のモードに戻る。
た場合には、基地局2の無線情報送受信部23が周囲の
他の基地局に無線の使用状況情報と移動局の位置情報を
提供してもらうために#5で周囲の他の基地局にアクセ
スする。なお、#4で移動局の通信不能の原因がトラフ
ィックの混雑によるものでなければ、#14で無線を一
旦切断して通常のモードに戻る。
【0020】#5で周囲の他の基地局にアクセスした後
に#6を実行して、基地局2は通信を試みている移動局
の存在位置を基地局2の位置登録管理部13が電界強度
によりチェックすることで、基地局2から移動局までの
距離としてを確認する。
に#6を実行して、基地局2は通信を試みている移動局
の存在位置を基地局2の位置登録管理部13が電界強度
によりチェックすることで、基地局2から移動局までの
距離としてを確認する。
【0021】#7では待ち状態となり、周囲の他の基地
局からの無線使用状況の情報や移動局情報が返信された
かどうかを#8でチェックし、#8で情報が返信された
のが確認するまで#7と#8を繰り返し実行して待ち状
態となる。
局からの無線使用状況の情報や移動局情報が返信された
かどうかを#8でチェックし、#8で情報が返信された
のが確認するまで#7と#8を繰り返し実行して待ち状
態となる。
【0022】#8で情報が返信されたのが確認される
と、#9で基地局2の無線データ解析部24にそのデー
タが送られて解析される。#9での解析方法は、基地局
2の形成する無線ゾーン内で通信を試みようとしている
移動局の存在位置と、また基地局2から見た移動局の位
置方向と、あらかじめ基地局2が管理している周囲の他
の基地局やその基地局の無線ゾーンの情報と、それらの
周囲の他の基地局から送信された無線使用状況のデータ
との関係より通信者にできるだけ分かり易い情報に変換
する。
と、#9で基地局2の無線データ解析部24にそのデー
タが送られて解析される。#9での解析方法は、基地局
2の形成する無線ゾーン内で通信を試みようとしている
移動局の存在位置と、また基地局2から見た移動局の位
置方向と、あらかじめ基地局2が管理している周囲の他
の基地局やその基地局の無線ゾーンの情報と、それらの
周囲の他の基地局から送信された無線使用状況のデータ
との関係より通信者にできるだけ分かり易い情報に変換
する。
【0023】なお、基地局2から見た移動局の位置方向
は、基地局2が周囲の他の基地局にその移動局のIDを
教えて、それぞれの基地局からそのIDをもつ移動局に
対して電界強度をチェックすれば、電界強度が大きいほ
どその移動局はその基地局に近い所に存在し、電界強度
をチェックできなければはるか遠くに存在することか
ら、それぞれの基地局からの電界強度を基地局2に送信
することで基地局2から移動局の存在する方向を確認す
ることができる。
は、基地局2が周囲の他の基地局にその移動局のIDを
教えて、それぞれの基地局からそのIDをもつ移動局に
対して電界強度をチェックすれば、電界強度が大きいほ
どその移動局はその基地局に近い所に存在し、電界強度
をチェックできなければはるか遠くに存在することか
ら、それぞれの基地局からの電界強度を基地局2に送信
することで基地局2から移動局の存在する方向を確認す
ることができる。
【0024】#10では、解析したデータをその移動局
1に対して基地局2の無線情報送受信部23が送信して
#1に戻る。また、#1で自己の無線ゾーン内に通信を
試みようとする移動局が無いと判定された場合には、#
11で周囲の他の基地局からのアクセスを確認し、もし
基地局2の無線情報送受信部23でアクセスされたのが
確認されたら#12で基地局2の無線管理部22のデー
タと通信を試みている移動局の電界強度に関する情報を
無線情報送受信部23がアクセスしてきた基地局に返信
する。
1に対して基地局2の無線情報送受信部23が送信して
#1に戻る。また、#1で自己の無線ゾーン内に通信を
試みようとする移動局が無いと判定された場合には、#
11で周囲の他の基地局からのアクセスを確認し、もし
基地局2の無線情報送受信部23でアクセスされたのが
確認されたら#12で基地局2の無線管理部22のデー
タと通信を試みている移動局の電界強度に関する情報を
無線情報送受信部23がアクセスしてきた基地局に返信
する。
【0025】図3は無線電話装置の移動局の処理を示す
フローチャートである。まず、#15で通信開始と判定
されると、#16で通信不能かどうかが確認される。#
16で通信不能でなければ#20で通常の通信が可能で
ある。
フローチャートである。まず、#15で通信開始と判定
されると、#16で通信不能かどうかが確認される。#
16で通信不能でなければ#20で通常の通信が可能で
ある。
【0026】#16で通信不能と判定された場合には、
#17で基地局から送信されるデータを待ち状態とな
る。#18で移動局1の無線情報受信部21が基地局か
ら送信されてきたデータを受信したかどうかをチェック
し、基地局から送信されてきたデータを受信しない場合
には#17と#18を繰り返し実行して待ち状態とな
る。
#17で基地局から送信されるデータを待ち状態とな
る。#18で移動局1の無線情報受信部21が基地局か
ら送信されてきたデータを受信したかどうかをチェック
し、基地局から送信されてきたデータを受信しない場合
には#17と#18を繰り返し実行して待ち状態とな
る。
【0027】#18で基地局から送信されてきたデータ
を受信したと判定された場合には、#19でそのデータ
を表示部18に送り液晶表示器(LCD)に表示させ通
信者に伝達する。
を受信したと判定された場合には、#19でそのデータ
を表示部18に送り液晶表示器(LCD)に表示させ通
信者に伝達する。
【0028】図4は表示部18の液晶表示器での表示例
を示す。この表示例では、基地局25の形成する無線ゾ
ーン31の内に移動局30が存在し、移動局30が通信
を試みると無線ゾーン31内はトラフィックがいっぱい
で通信できないのを基地局25が確認すると、基地局2
5は周囲の他の基地局26〜29にアクセスしてそれぞ
れの無線ゾーン32〜35の無線使用状況情報と移動局
30の電界強度をそれぞれ返信してもらい、36、37
に示すような情報に解析して表示している。
を示す。この表示例では、基地局25の形成する無線ゾ
ーン31の内に移動局30が存在し、移動局30が通信
を試みると無線ゾーン31内はトラフィックがいっぱい
で通信できないのを基地局25が確認すると、基地局2
5は周囲の他の基地局26〜29にアクセスしてそれぞ
れの無線ゾーン32〜35の無線使用状況情報と移動局
30の電界強度をそれぞれ返信してもらい、36、37
に示すような情報に解析して表示している。
【0029】このように、基地局2に無線管理部22を
備えることで自己の形成する無線ゾーン内のトラフィッ
クの管理ができ、無線データ解析部24を備えることで
無線情報を通信者にできるだけ分かり易いものとして提
供することが可能となり、基地局1に無線情報送受信部
23を設け、移動局1に無線情報受信部21を設けるこ
とによって、無線使用状況情報のやり取りをスムーズに
行うことができる。
備えることで自己の形成する無線ゾーン内のトラフィッ
クの管理ができ、無線データ解析部24を備えることで
無線情報を通信者にできるだけ分かり易いものとして提
供することが可能となり、基地局1に無線情報送受信部
23を設け、移動局1に無線情報受信部21を設けるこ
とによって、無線使用状況情報のやり取りをスムーズに
行うことができる。
【0030】
【発明の効果】以上のように本発明によると、基地局と
この基地局と無線で接続された移動局とで構成され、基
地局には、自らの形成する無線ゾーン内での無線の使用
状況を管理する無線管理部と、無線の使用状況を他の基
地局や自らの形成する無線ゾーン内に存在する移動局に
送受信する無線情報送受信部ならびに受信したデータを
詳細な情報に変換する無線データ解析部とを設け、移動
局には、解析されたデータを基地局から受信する無線情
報受信部を設けたため、基地局が移動局に通信不能の原
因がトラフィックの混雑によるものである場合は、周囲
の他の基地局から無線使用状況情報と通信を試みようと
している移動局の電界強度情報を送信してもらい、解析
し、通信者に出来るだけ分かり易い情報として提供する
ことで無駄なバッテリー消耗減化、電磁波による電波障
害の軽減化、トラフィックの混信減化を図り通信者は円
滑な通信を行うことが可能となる。
この基地局と無線で接続された移動局とで構成され、基
地局には、自らの形成する無線ゾーン内での無線の使用
状況を管理する無線管理部と、無線の使用状況を他の基
地局や自らの形成する無線ゾーン内に存在する移動局に
送受信する無線情報送受信部ならびに受信したデータを
詳細な情報に変換する無線データ解析部とを設け、移動
局には、解析されたデータを基地局から受信する無線情
報受信部を設けたため、基地局が移動局に通信不能の原
因がトラフィックの混雑によるものである場合は、周囲
の他の基地局から無線使用状況情報と通信を試みようと
している移動局の電界強度情報を送信してもらい、解析
し、通信者に出来るだけ分かり易い情報として提供する
ことで無駄なバッテリー消耗減化、電磁波による電波障
害の軽減化、トラフィックの混信減化を図り通信者は円
滑な通信を行うことが可能となる。
【0031】また、基地局の側に無線データ解析部を設
けて、解析結果を移動局に伝送しているため、移動局の
側に無線データ解析部を設ける場合に比べて、移動局の
構成を簡潔にできる。
けて、解析結果を移動局に伝送しているため、移動局の
側に無線データ解析部を設ける場合に比べて、移動局の
構成を簡潔にできる。
【図1】本発明の無線電話装置の一実施例の構成図であ
る。
る。
【図2】同実施例の基地局の処理を示すフローチャート
図である。
図である。
【図3】同実施例の移動局の処理を示すフローチャート
図である。
図である。
【図4】同実施例の移動局の表示部の表示例の説明図で
ある。
ある。
【図5】従来の無線電話装置の構成図である。
1 移動局 2 基地局 7 第1の制御部 10 第2の制御部 18 表示部 19 通信部 21 無線情報受信部 22 無線管理部 23 無線情報送受信部 24 無線データ解析部
Claims (1)
- 【請求項1】 基地局とこの基地局と無線で接続された
移動局とで構成され、基地局には、自らの形成する無線
ゾーン内での無線の使用状況を管理する無線管理部と、
無線の使用状況を他の基地局や自らの形成する無線ゾー
ン内に存在する移動局に送受信する無線情報送受信部な
らびに受信したデータを詳細な情報に変換する無線デー
タ解析部とを設け、移動局には、解析されたデータを基
地局から受信する無線情報受信部を設けて、通信不能の
原因を移動局で表示する無線電話装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6304100A JPH08163634A (ja) | 1994-12-08 | 1994-12-08 | 無線電話装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6304100A JPH08163634A (ja) | 1994-12-08 | 1994-12-08 | 無線電話装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08163634A true JPH08163634A (ja) | 1996-06-21 |
Family
ID=17929033
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6304100A Pending JPH08163634A (ja) | 1994-12-08 | 1994-12-08 | 無線電話装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08163634A (ja) |
-
1994
- 1994-12-08 JP JP6304100A patent/JPH08163634A/ja active Pending
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