JPH081634U - 両軸受けリールにおける平行巻装置 - Google Patents

両軸受けリールにおける平行巻装置

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JPH081634U
JPH081634U JP002925U JP292596U JPH081634U JP H081634 U JPH081634 U JP H081634U JP 002925 U JP002925 U JP 002925U JP 292596 U JP292596 U JP 292596U JP H081634 U JPH081634 U JP H081634U
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厚人 青木
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 爪をホルダーに対し簡単に、かつ脱落し難く
確実に取り付けする。 【解決手段】 ホルダー6には、保護筒3が挿入される
保護筒挿入孔6bが設けられている。保護筒挿入孔6b
と直交状態にて貫通の爪挿入孔7が穿設されている。爪
挿入孔7の開口部近傍には、爪挿入孔7と、ほぼ直交状
態にて連通する止め輪挿入用溝22が形成されている。
止め輪挿入用溝22は、一端が開口されている。爪8の
基端部近傍の爪8が所定位置に挿入されている状態にて
溝22と対応する位置には、止め輪係止用の係止溝8a
が設けられている。止め輪挿入用溝22の開口部から、
止め輪23を、それ自体の弾性に抗して圧入挿入する
と、止め輪23は、止め輪挿入用溝22および係止溝8
aとで係止され、爪8はホルダー6の爪挿入孔7に保持
される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、魚釣用両軸受リールにおける平行巻き装置のラインガイドとその爪 保持機構に関する。
【0002】
【従来技術】
従来、魚釣用両軸受けリールにあっては、スプールに対する釣糸の乱巻きなど を防止し、当該釣糸の繰り出しが円滑に行なわれるよう平行巻き装置が実施され ている。
【0003】 この平行巻き装置は、図21、図22に例示した如く、一対の側枠a,a′間 に架設されている長さ方向に割溝b′を有する保護筒bと、該保護筒b内に回転 自在に支示されているトラバースカムcと、釣糸案内部dを有すると共に爪eを 保持し、該爪eを上記トラバースカムcのカム溝c′にスライド自在に係合した 状態にて上記保護筒に対し非回転に外装され、かつ上記側枠a,a′に架設した スライド案内部fに沿ってスライド自在に配設されているホルダーgとで構成さ れている。
【0004】 上記構成の平行巻き装置は、ハンドルhの回転にスプールiとトラバースカム cが連動し、その綾状のカム溝c′に爪eが係合されていることによりホルダー g、釣糸案内部dはスプールiの軸方向へ往復移動し、該釣糸案内部dの釣糸通 し部に挿通案内される釣糸(図示せず)をスプールiに対し平行に巻き取ること となる。
【0005】 従来、上記平行巻き装置のラインガイドにおいて、釣糸案内部dの釣糸通し孔 jの左右に一対のローラーk、k′を対設してなるものは、ローラー支承部分l と上記ホルダーgとが別部材にて分割形成されており、該ローラー支承部分lと ホルダーgを一体に組み立ててなるものである。
【0006】 又従来の平行巻き装置の爪保持機構は、上記ホルダーgの爪挿入孔mの開口部 外周面に雄ネジnを該設し、上記挿入孔mに爪eを挿入し、該爪eに適当なフリ クションを与える板バネ(図示せず)を介在することにより爪eをトラバースカ ムcに係合させ、上記雄ネジnに袋ナットoを螺着し、当該爪eを挿入孔m内に 保持する構成としてある。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
従って、従来のラインガイドにあっては、ローラー支承部分lとホルダーgと が分割形成されることから構成部品数が多くなるだけでなく、予めローラー支承 部分lのローラー支持孔l′、l″にローラーk、k′を各々嵌合しておき、貫 通形成されている一方のローラー支持孔l″からローラーk、k″の抜け出しを 阻止した状態を保持しつつローラー支承部分lとホルダーgを組立てることとな るから、当該両部材の組立てもさることながら、これらとローラーk、k′との 組立てが面倒、かつ複雑となってコストアップするだけでなく、部材間相互の連 結強度不足をまねく等の問題点がある。
【0008】 又、左右一対のローラーk、k′は縦長状態に並設してあり、釣糸(ライン) を左右方向、つまりスプールiの軸方向へ案内するが、これと直角な上下方向へ 案内するものではない為、スプールiの糸巻径が最大及び最小に近い時、釣糸通 し孔jの上縁及び下縁に摺接するおそれがあり、釣糸を損傷し易い問題点がある 。
【0009】 更に、上記爪保持機構にあたっては、爪eの抜け止めを袋ナットoで行なって いる為、当該袋ナットo及びホルダーgにネジを高精度に加工しなければならず 部品コストが高くなり、又袋ナットoは暖みを生じ易い為爪eに対するフリクシ ョンが小さくなったり、使用中に振動等によって当該袋ナットo、爪eが脱落し 易い等の問題点がある。
【0010】 本考案は、従来の技術の有するこのような問題点に鑑みてなされたものであり 、その目的とするところは、部品数を減らしたことによりコストダウンできると 共に、釣糸を損傷することなくスムーズに巻き取り、巻き戻しができ、しかも爪 をホルダーに対し簡単に、かつ脱落し難く確実に取り付けできるようにした魚釣 用リールにおける平行巻き装置のラインガイド及びその爪保持機構を提供しよう とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成する為に、本考案の魚釣用リールにおける平行巻き装置のライ ンガイドは、一対の側枠間に架設されている長さ方向に割溝を有する保護筒と、 上記保護筒内に回転自在に支持されているトラバースカムと、釣糸案内部を有す ると共に爪を保持し、該爪を上記トラバースカムのカム溝にスライド自在に係合 した状態にて上記保護筒に対し非回転に外装され、かつ上記側枠間に架設したス ライド案内部に沿ってスライド自在に配設されているホルダーとからなるものに おいて、上記釣糸案内部の釣糸通し孔の左右に並設される一対のローラのローラ ー支承部分を上記ホルダーと一体に設けてなるものである。
【0012】 そして、組み立てを簡単化する為に、ホルダーの上部ローラー支持孔を軸方向 へ貫通形成し、該上部ローラー支持孔の開口部側においてスライド案内部により ローラーの抜け止めを行なうようにしたものである。
【0013】 又、同様の目的で、ホルダーの下部ローラー支持孔を軸方向へ貫通形成し、該 下部ローラー支持孔と直交状に架設したピンによりローラーの抜け止めを行なう ようにしたのである。
【0014】 又、釣糸案内部の釣糸通し孔の上下両側縁もしくはその何れか一方にローラー 、ピン等による釣り糸案内部を設けてなるものである。
【0015】 更に、爪を簡単にして確実に保持する為に、ホルダーに、その爪挿入孔と直交 状態にて連通する止め輪挿入溝を形成し、該溝に爪を係止保持する止め輪を係嵌 して当該爪を保持するようにしたものである。
【0016】 又、同様の目的で、ホルダーの爪挿入孔をトラバースカムに対して反対側から 有底状に形成することもできる。
【0017】
【作用】
ローラー保持枠に一対のローラーを組付けた状態にてホルダーを保護筒に外装 する。保護筒は、一対の側枠に穿設した保護筒受け孔に嵌合し、両側枠を支柱に て連結することで該保護筒は両側枠間に架設される。トラバースカムは、側枠に 設けたトラバースカム孔から保護筒の中心に挿入する。ホルダーの爪挿入孔に爪 を挿入し、上記保護筒の割溝を通してトラバースカムのカム溝に係合される。
【0018】 上記ホルダーの止め輪挿入用溝に止め輪を挿入して爪の係止溝と係合すること により当該爪はホルダーに保持される。爪挿入孔が有底状に形成される場合は、 予め爪をホルダーの挿入孔に挿入した状態にて該ホルダーを保護筒に外装し、該 保護筒にトラバースカムを一側へ寄せた状態にて挿入し、爪の先端をカム溝に係 合する。
【0019】 又、一対のローラーは、一対の側枠間に架設されるスライド案内部、又はピン により抜け止めが行なわれる。
【0020】 上記トラバースカムはスプールと共にハンドルの回転に連動して回転されると 、その綾状のカム溝に爪が係合案内されることによりホルダーは保護筒上をスラ イド案内部に沿ってスプールの軸方向へ往復移動する。
【0021】 釣糸案内部の左右の一対のローラー間の釣糸通し孔に挿通させてある釣糸は、 一対のローラーによって左右方向へ案内され、スプールに対して平行に巻き取ら れ、又は平行に巻き戻しされる。
【0022】 スプールへの釣糸巻径が最大及び最小に近くなると、釣糸通し孔の上縁及び下 縁に設けたローラー、ピン等による案内部に釣糸が当接し案内されるので、当該 釣糸は傷付くことなくスムーズに巻き取り、巻き戻しされることになる。
【0023】
【考案の実施の態様】
以下、本案考の実施例について図面を参照して説明する。
【0024】 図1〜図4に示したように、平行巻き装置Aは、リール本体1の左右一対の側 枠2、2′間に架設されている保護筒3と、該保護筒3内に貫通して上記側枠2 、2′に回転自在に支持されているトラバースカム4と、釣糸案内部5を有して 上記保護筒3にスライド自在に外装されているホルダー6と、該ホルダー6の爪 挿入孔7に挿入保持され、先端部が上記トラバースカム4の綾状のカム溝4aに スライド自在に係合されている爪8とで構成されている。
【0025】 上記保護筒3は、その両端部が一対の側枠2、2′に穿設された図示しない保 護筒受け孔に嵌合されることによって架設されており、その一側の長さ方向に、 割溝3aが形成させてある。
【0026】 上記爪8は上記割溝3aにスライド自在に貫通した状態にて上述のようにカム 溝4aに係合されている。
【0027】 上記釣糸案内部5の先端部(図1、図2において上端部)は、一対の側枠2、 2′間に架設した支柱等によるスライド案内部9にスライド自在に支承されてお り、トラバースカム4がハンドル10の回転に連動して軸回り方向へ回転される ことでホルダー6、釣糸案内部5は保護筒3、スライド案内部9に沿ってスプー ル11の軸方向へ往復移動されるよう構成されていることは従来のこの種装置と 同様であるので詳細な説明は省略する。
【0028】 次に、上記平行巻き装置のラインガイドにつき説明する。
【0029】 図1、図2、図6〜図12に示したように、釣糸案内部5は、その釣糸通し孔 12の左右に一対のローラー13、13′が回転自在に、かつ所要間隔に並設さ れていることによって形成させてあり、該両ローラー13、13′のローラー支 承部分6aは上記ホルダー6と一体に形成し、これにより部品点数を減少させた のである。
【0030】 上記ホルダー6のローラー支承部分6aには、各々ローラー支持孔が所要間隔 に並設させてあり、これにローラー13、13′が回転自在に嵌合支持されるが 、上記ホルダー6と一体のローラー支承部分6aにあって、その上部と下部に各 々穿設される上部ローラー支持孔14と下部ローラー支持孔15は、各ローラー 13、13′が適合する円形状に形成されているが、その中間部の釣糸通し孔1 2に相当する部分では図6に明示した如く、欠円形状に形成されている。
【0031】 又、上部、下部両ローラー支持孔14、15のうち、上部ローラー支持孔14 のみを図1、図9〜図12に示したように軸方向へ貫通し、下部ローラー支持孔 15は非貫通穴に形成するようにしてもよく、又は図8に示すように下部ローラ ー孔15のみを貫通し、上部ローラー支持孔14を非貫通孔に形成するようにし てもよい。
【0032】 何れの場合も貫通したローラー支持孔14又は15側からローラー13、13 ′を挿入し、その一端を他方の非貫通孔としたローラー支持孔14又は15に嵌 合することで各ローラー13、13′は回転自在に支承されることとなるから、 当該ローラー13、13′の貫通したローラー支持孔14又は15からの抜け止 めは、図1、図10〜図12に示したように上記スライド案内部9により行なう ようにするか、又は図8、図9に示したように、ローラー支持孔15又は14と 直交状態にてホルダー6又はローラー支承部6aに固定されるピン16にて行な うようにしてある。
【0033】 即ち、スライド案内部9により行なう場合は、図1、図12に示した如く、一 対の側枠2、2′間に架設した支柱等によるスライド案内部9に、上部ローラー 支持孔14の開口部に凹設した凹部17をスライド自在に係嵌し、又は一対の側 枠2、2′を所定間隔に固定する連結バー18をスライド案内部9に併用する場 合は図10に示した如く、該連結バー18の下面に段状に形成されたスライド案 内部9で上部ローラー支持孔14の開口部をスライド自在に閉鎖するか、又は図 11に示した如く、連結バー18の下面から突条19を軸方向へ長く突設し、該 突条19に上記凹部17をスライド自在に係嵌させるようにする。
【0034】 又、上記ローラー支承部分6aにあって、釣糸通し孔12の上側縁12aと下 側縁12bには図12に明示した如く、ローラー、ピン等による釣糸20の案内 部21が架設させてある。
【0035】 この案内部21は、スプール11に対する釣糸巻径が最大、又は最小に近い時 に、釣糸20を円滑に案内するために設けられるものであるから、当該案内部2 1の表面は平滑な曲面等に形成される。又、上記案内部21は必要に応じて釣糸 通し孔12の上縁 12a又は下縁12bの何れか一方へのみ設けることも可能 である。
【0036】 尚、図12において、イは釣糸20の上限位置、ロは釣糸20の下限位置、ハ は釣糸案内範囲を各々示す。
【0037】 次に、平行巻き装置の爪保持機構について説明する。
【0038】 図13(イ)、(ロ)〜図15(イ)、(ロ)に示したように、ホルダー6に あって、その保護筒挿入孔6bと直交状態に穿設されている爪挿入孔7の開口部 近傍にあって、ホルダー6には、止め輪挿入用溝22が上記爪挿入孔7と略直交 状態にて連通して形成させてある。
【0039】 一方、上記爪8の基端部近傍にあって、当該爪8が所定位置に挿入されている 状態にて、上記溝22と対応する位置には、止め輪係止用の係止溝8aが周設さ せてある。
【0040】 而して、止め輪23を上記溝22に挿入し、上記係止溝8aと係止させること により当該爪8はホルダー6の爪挿入孔7内に保持されることとなる。
【0041】 ここで、上記止め輪挿入用溝22は、図13に示したように下方へ開口し、又 は図14に示したように上下方向へ開口し、更には図15に示したように左右方 向へ開口し、その開口部から溝22、係止溝8aに止め輪23が自体の弾性に抗 して圧入係止されるように形成されている。
【0042】 又、止め輪23としては、ワッシャ、スプリングピン、スプリングワッシャ等 が使用される。
【0043】 更に、他の爪保持機構は次のように構成されている。
【0044】 図16〜図20に示したように、ホルダー6の爪挿入孔7がトラバースカム4 に対して反対側から開口して有底状(非貫通状態)に形成させてある。
【0045】 このように爪挿入孔7が形成される場合は、該挿入孔7に爪8を挿入した状態 にて平行巻き装置Aの組立てが行なわれることとなるから、当該装置Aの組立て が適確に行なわれるよう各部材は次のように構成される。
【0046】 図4、図5(イ)、(ロ)に示したように、ホルダー6の爪挿入孔7に挿入し た爪8のトラバースカム4のカム溝4aへの係合長さBよりも保護筒3の内周面 とトラバースカム4の外周面との隙間Cが大きくなるよう予め設定して各部材は 形成されている。
【0047】 而して、爪8をその挿入孔7に挿入した状態にて、トラバースカム4を保護筒 3の爪8側と反対側から、該保護筒3の内周面にトラバースカム4の外周面が当 接するよう傾けて挿入し、爪8の先端をカム溝4a内に呼び込み、該カム溝4a に係合した後、トラバースカムを側枠2、2′に穿設した図示しないトラバース カム孔に嵌合することにより、保護筒3とトラバースカム4を同芯上に保持させ ることで爪8とカム溝4aは正常に係合されることとなり、又抜け出しも阻止さ れることとなる。尚、図17は、ホルダー6とローラー支承部分6aとを別部材 に形成して両者を一体に接合した場合を示したもので、両部材6、6aの接合に より爪挿入孔7の開口部を閉鎖したものであるが、図16、図18、図20に示 したように、爪挿入孔7の開口部7aを開口したままの状態としておいてもよい ことは勿論である。
【0048】
【考案の効果】
本考案は、以上説明したように構成されているので、次に記載する効果を奏す る。
【0049】 ラインガイドを、そのローラー支承部分6aとホルダー6を一体に形成したの で、これら自体の組立てが不要になるだけでなく、部品点数の減少により、平行 巻き装置の組立ての簡素化を図ることができると共に、ラインガイド自体の強度 アップも図ることができる。
【0050】 そして、ホルダー6の上部ローラー支持孔14を貫通し、スライド案内部9を ローラー13、13′の抜け止めに併用したので、ホルダー6とローラー13、 13′の組立てが容易となると共に、特別な部品を使用することなくローラー1 3、13′の抜け止めを簡単に行なうことができる。
【0051】 又、ホルダー6の下部ローラー支持孔15を貫通し、該下部ローラー支持孔1 5に架設したピン16にてローラー13、13′の組立てが容易になるだけでな く、一本のピン16にてローラー抜け止めを簡単に行なうことができる。
【0052】 更に、釣糸案内部5の釣糸通し孔12の上下両側縁もしくはその何れか一方に ローラー、ピン等による釣糸の案内部21を設けたので、スプール11への釣糸 巻径が最大、又は最小に近くなった時、当該案内部21により、釣糸20は案内 されることとなるから、釣糸20の損傷を防止できるだけでなく、当該釣糸20 をスムーズに巻き取り、巻き戻しすることができる。
【0053】 又、トラバースカム4のカム溝4aと係合する爪8の抜け止めを止め輪23で 行なうようにしたので、従来例の袋ナットで抜け止めするものに比べてホルダー 6へのネジ加工が不要となり、かつ高い寸法精度も要求されないから、制作容易 でコストを低減できる。
【0054】 更に又、ホルダー6の爪挿入孔7を有底状に形成したので、従来例の袋ナット 、ネジ部を廃止できる為、部品コストを低減できるだけでなく、寸法精度を高く でき、又、袋ナットの緩み等による爪8の脱落やトラバースカム4との係合不良 等の不具合も解消できる。
【提出日】平成8年5月13日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】 【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、両軸受リールにおける平行巻装置に関し、特にその爪保持機構に関 する。
【0002】
【従来技術】
従来、図16に示すようにな両軸受けリールの平行巻装置100が知られてい る。平行巻装置100は、スプールに対する釣糸の乱巻きなどを防止し、釣糸の 繰り出しを円滑に行なう装置である。
【0003】 図16、図17に示すように、平行巻装置100は、案内筒b、スライド案内 部f、ホルダーgを備えている。
【0004】 案内筒b内には、図17に示すように、トラバースカム軸cが回転自在に支持 されている。一方、ホルダーgの爪挿入孔mの開口部外周面には、雄ネジnが設 けられている。挿入孔mには、爪eが挿入されている。雄ネジnには、袋ナット oが螺着されており、爪eは挿入孔m内に保持されている。なお、爪eには、介 在される板バネ(図示せず)によって、適当なフリクションが与えている。爪e の先端は、トラバースカム軸cの綾状のカム溝c’に係合されている。。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記平行巻装置においては、つぎの様な問題があった。
【0006】 爪eを保持する袋ナットoは暖みを生じ易い為、使用中に、振動等によって袋 ナットoが弛み、爪eに対するフリクションが変化する。また、使用中に爪eが 脱落してしまうおそれもある。さらに、袋ナットoは、爪eを位置決めするとと もに、抜け止め保持するものであるので、袋ナットo及びホルダーgに、ネジを 高精度に加工する必要がある。
【0007】 この考案は、上記のような問題点を解決し、簡単な構造で、トラバースカム軸 に係合している爪体の脱落を防止できる魚釣用リールにおける平行巻装置を提供 することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
請求項1の両軸受けリールの平行巻装置においては、リール本体の側枠間に支 持してスプールの回転に連動して回転するトラバースカム軸に係合する爪体を設 けたホルダが、前記トラバースカム軸の外周面を包む案内筒上を左右に摺動する 両軸受けリールの平行巻装置において、前記ホルダに前記爪体を挿入する為の前 記案内筒と直交した貫通孔が形成された筒状部と、前記筒状部端部近傍に、前記 筒状部と直交して形成された止め輪挿入用溝と、前記止め輪挿入部に挿入され、 前記爪体を保持する止め輪を設けたことを特徴とする。
【0009】 請求項2の両軸受けリールの平行巻装置は、リール本体の側枠間に支持してス プールの回転に連動して回転するトラバースカム軸に係合する爪体を設けたホル ダが、前記トラバースカム軸の外周面を包む案内筒上を左右に摺動する両軸受け リールの平行巻装置において、前記ホルダに、前記案内筒と直交するように前記 爪体を収納保持する有底凹部を設けたことを特徴とする。
【0010】
【作用】
請求項1の両軸受けリールの平行巻装置においては、前記ホルダに前記爪体を 挿入する為の前記案内筒と直交した貫通孔が形成された筒状部と、前記筒状部端 部近傍に前記筒状部と直交して形成された止め輪挿入用溝と、前記止め輪挿入部 に挿入され前記爪体を保持する止め輪とを設けている。このように、前記筒状部 とは直交方向に止め輪挿入用溝を形成し、この止め輪挿入用溝に前記止め輪を挿 入することにより、一つの止め輪だけで、前記爪体の落下を阻止することができ る。また、この爪体の落下方向と前記止め輪の保持方向が直交方向であるので、 確実に前記爪体の落下を阻止することができる。これにより、簡易な構成で、ト ラバースカム軸に係合している爪体の脱落を防止できる。
【0011】 請求項2の両軸受けリールの平行巻装置は、前記ホルダに、前記案内筒と直交 するように前記爪体を収納保持する有底凹部を設けている。したがって、前記爪 保持部にねじ加工等を行なう必要がない。これにより、前記案内筒が貫通挿入さ れる案内筒挿入孔を有するホルダーであっても、ねじ加工等を行なわなくとも、 前記爪を前記爪保持部に挿入することができる。これにより、簡易な構成で、ト ラバースカム軸に係合している爪の脱落を防止できる。
【0012】
【考案の実施の態様】
以下、本案考の実施例について図面を参照して説明する。
【0013】 図1および図2に示すように、平行巻装置Aは、案内筒3、ホルダー6および スライド案内部9を備えている。
【0014】 案内筒3は、その両端部が一対の側枠2、2’に穿設された案内筒受け孔(図 示せず)に嵌合されている。これにより、リール本体1の左右一対の側枠2、2 ’間に、案内筒3が架設される。案内筒3の一部には、図3に示す様に長さ方向 に割溝3aが形成されている。
【0015】 案内筒3の内部には、図1および図4に示すように、トラバースカム軸4が内 蔵されている。トラバースカム軸4は、綾状のカム溝4aを有する。トラバース カム軸4のカム溝4aにおける断面図を図5(イ)に示す。トラバースカム軸4 は、案内筒3を貫通して側枠2、2’に回転自在に支持されている。
【0016】 ホルダー6は、図2に示すように、一端に爪保持部27およびこれと逆側に釣 糸案内部5を有している。爪保持部27は、図1に示すように、爪挿入孔7を有 しており、また、従来と同様、雄ネジが形成されており、この雄ネジには袋ナッ トが螺着されている。爪挿入孔7には、図5(ロ)に示す爪8が挿入されている 。爪体である爪8の先端は、割溝3aを貫通し、トラバースカム軸4の綾状のカ ム溝4aと係合している。
【0017】 また、釣糸案内部5の先端部(図1、図2において上端部)は、一対の側枠2 、2’間に架設されたスライド案内部9にスライド自在に支承されている。
【0018】 トラバースカム軸4がスプールの回転に連動して回転すると、その綾状のカム 溝4aに爪8が係合案内される。これにより、ホルダー6は案内筒3上をスライ ド案内部9に沿ってスプールの軸方向へ往復移動する。
【0019】 図2に示す釣糸案内部5のローラー支承部分6aには、図1に示すように、前 記スプールの法線と平行な軸を回転軸として回転するローラー13、13’が所 要間隔に並設されている。すなわち、両ローラー13、13’間で、釣糸を通す 空間である釣糸通し孔12が形成される。
【0020】 このローラー13、13’の保持は、一対の上部ローラー支持孔14および下 部ローラー支持孔15によって行なわれる。上部ローラー支持孔14および下部 ローラー支持孔15は、図7に示すようにローラー13、13’が適合するよう 、円形状に形成されている。また、その中間部の釣糸通し孔12に相当する部分 では、図6に示すように、欠円形状に形成されている。
【0021】 ローラー13、13’の機能については、従来と同様であるので説明は省略す る。この実施例では、ローラー13、13’のローラー支承部分6aを、ホルダ ー6と一体に形成し、部品点数を減少させている。
【0022】 つぎに、本考案にかかる平行巻装置の爪保持機構について図8を用いて、説明 する。図8(イ)に示すように、ホルダー6に、案内筒3が挿入される案内筒挿 入孔6bが設けられている。ホルダー6は既に説明したように、一端に爪保持部 27を有している。爪保持部27には、案内筒挿入孔6bと直交状態にて貫通の 爪挿入孔7が穿設されている。爪挿入孔7の開口部近傍には、爪挿入孔7と、ほ ぼ直交状態にて連通する止め輪挿入用溝22が形成されている。止め輪挿入用溝 22は、図8(ロ)に示すように、一端が開口されている。
【0023】 一方、爪8の基端部近傍には、止め輪係止用の係止溝8aが設けられている。 この係止溝8aは、爪8が所定位置に挿入されている状態にて、溝22と対応す る位置に設けられる。
【0024】 止め輪挿入用溝22の開口部から、止め輪23を、それ自体の弾性に抗して圧 入挿入する。これにより、止め輪23は、止め輪挿入用溝22および係止溝8a と係止され、爪8はホルダー6の爪挿入孔7に保持される。
【0025】 なお、前記開口部については、図9(ロ)に示すように、上下両方向へ開口し てもよく、また図10(ロ)に示すように上下左右4方向へ開口するようにして もよい。
【0026】 また、図8においては、止め輪23をC型止メ輪で構成しているが、これに限 定されず、図9、図10に示すような止め輪(E型止メ輪等)を採用してもよく 、さらに、線バネ等で構成してもよい。
【0027】 他の爪保持機構について、図11を用いて説明する。上記実施例では、ホルダ ー6に爪挿入孔7を設け、これを止め輪23で塞ぐようにしたが、この実施例で は、ホルダー6の爪保持部は、トラバースカム軸4と係合した爪8に対して反対 側に爪挿入開口部7aを有し、かつ有底状(非貫通状態)に形成されている。
【0028】 このように、爪保持部27を有底状とするとともに、前記爪挿入開口部7aを 前記トラバースカム軸4を挟んで爪保持部27とは逆側に設けることにより、爪 保持部27にネジ加工を行なわなくとも、爪8を爪保持部27に保持することが できる。
【0029】 具体的な組立手順について説明する。爪8を爪保持部27に挿入した状態にて 、トラバースカム軸4を案内筒3の爪8側の反対側から挿入する。この際、案内 筒3の内周面にトラバースカム軸4の外周面が当接するよう傾けて挿入する。そ して、爪8の先端をカム溝4a内に呼び込み、カム溝4aに係合した後、トラバ ースカム軸4を側枠2、2’に穿設したトラバースカム孔(図示せず)に嵌合す る。案内筒3とトラバースカム軸4を、同芯上に保持させることによって、爪8 とカム溝4aとは正常に係合される。これにより、トラバースカム軸4の抜け出 しも阻止される。
【0030】 なお、このように、爪保持部27に爪8を挿入した状態にて平行巻装置Aの組 立てが行なわれることとなるので、装置Aの組立てが適確に行なわれるよう各部 材は、図4、図5(イ)、(ロ)に示すように、ホルダー6の爪保持部27に挿 入した爪8のトラバースカム軸4のカム溝4aへの係合長さBよりも案内筒3の 内周面とトラバースカム軸4の外周面との隙間Cが大きくなるように、予め設定 して形成されている。
【0031】 なお、本実施例においては、爪保持部27を案内筒3を挟んでスプール側とは 逆側に設けているが、図13に示すように、スプール側に設けてもよい。
【0032】 また、図12に示すように、爪保持部27をローラー13とは逆側に設けても よい。なお、図12に示す実施例では、ホルダー6とローラー支承部分6aとを 別部材に形成して両者を一体に接合している。この場合、両部材6、6aの接合 によって、爪保持部27への爪開口部は閉鎖される。
【0033】 なお、上記各実施例においては、ホルダー6が往復移動する場合の、スライド 案内部9をホルダー6の上端部に設けたが、図14、図15に示すように、案内 筒3の近傍に設けてもよい。
【0034】 上記平行巻装置Aにおいては、ローラー支承部分6aとホルダー6とを一体に 形成したラインガイド機構としたので、これら自体の組立てが不要になるととも に、部品点数の減少により、組立ての簡素化を図ることができる。さらに、ライ ンガイド自体の強度アップを図ることができる。
【0035】 また、トラバースカム軸4のカム溝4aと係合する爪8の抜け止めを、止め輪 23で行なうようにしている。したがって、従来例の袋ナットで抜け止めするも のに比べてホルダー6へのネジ加工が不要となり、かつ高い寸法精度も要求され ないから、制作容易でコストを低減できる。
【0036】 また、ホルダー6の爪保持部27を有底状に形成したので、従来例の袋ナット 、ネジ部を廃止できる。これにより、部品コストを低減できるだけでなく、寸法 精度を高くでき、又、袋ナットの緩み等による爪8の脱落やトラバースカム軸4 との係合不良等の不具合も解消できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る魚釣用リールの平行巻き装置にお
けるラインガイドの一実施例を示す横断面図である。
【図2】同ラインガイドを備えた魚釣用両軸受けリール
の平面図である。
【図3】平行巻き装置の保護筒を示す斜視図である。
【図4】同装置の保護筒およびトラバースカムの一部を
示す一部断面した平面図である。
【図5】図5(イ)、(ロ)は、同装置のトラバースカ
ムの断面図および爪の正面図である。
【図6】図1におけるVI−VI矢視横断面図である。
【図7】図1におけるVII矢視図である。
【図8】同ラインガイドの他の実施例を示す縦断側面図
である。
【図9】同ラインガイドの他の実施例を示す縦断側面図
である。
【図10】同ラインガイドの他の実施例を示す縦断側面
図である。
【図11】同ラインガイドの他の実施例を示す縦断側面
図である。
【図12】同ラインガイドの他の実施例を示す縦断側面
図である。
【図13】同平行巻き装置における爪保持機構の他の実
施例を示す図である。図13(イ)はその横断側面図で
あり、図13(ロ)は、ロ−ロ線矢視断面図である。
【図14】同平行巻き装置における爪保持機構の他の実
施例を示す図である。図14(イ)はその横断側面図で
あり、図14(ロ)は、ロ−ロ線矢視断面図である。
【図15】同平行巻き装置における爪保持機構の他の実
施例を示す図である。図15(イ)はその横断側面図で
あり、図15(ロ)は、ロ−ロ線矢視断面図である。
【図16】同平行巻き装置における爪保持機構の他の実
施例を示す横断面図である。
【図17】同平行巻き装置における爪保持機構の他の実
施例を示す横断面図である。
【図18】同平行巻き装置における爪保持機構の他の実
施例を示す横断面図である。
【図19】同平行巻き装置における爪保持機構の他の実
施例を備えた魚釣用両軸受けリールのハンドルを除去し
た状態の平面図である。
【図20】図19におけるD−D線矢視断面図である。
【図21】従来のラインガイドを備えた魚釣用両軸受け
リールの平面図である。
【図22】図21におけるE−E線矢視断面図である。
【符号の説明】
2、2′・・・・・側枠 3・・・・・・・・保護筒 3a・・・・・・・割溝 4・・・・・・・・トラバースカム 4a・・・・・・・カム溝 5・・・・・・・・釣糸案内部 6・・・・・・・・ホルダー 6a・・・・・・・ローラー支承部分 8・・・・・・・・爪 9・・・・・・・・スライド案内部 12・・・・・・・釣糸通し孔 13、13′・・・ローラー 14・・・・・・・上部ローラー支持孔 15・・・・・・・下部ローラー支持孔 16・・・・・・・ピン 20・・・・・・・釣糸 21・・・・・・・案内部
【手続補正書】
【提出日】平成8年5月13日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【考案の名称】 両軸受けリールにおける平行巻装置
【実用新案登録請求の範囲】
【図面の簡単な説明】
【図1】魚釣用リールの平行巻装置におけるラインガイ
ドの一実施例を示す横断面図である。
【図2】同ラインガイドを備えた魚釣用両軸受けリール
の平面図である。
【図3】平行巻装置の案内筒を示す斜視図である。
【図4】同装置の案内筒およびトラバースカムの一部を
示す一部断面した平面図である。
【図5】図5(イ)、(ロ)は、同装置のトラバースカ
ムの断面図および爪の正面図である。
【図6】図1におけるVI−VI矢視横断面図である。
【図7】図1におけるVII矢視図である。
【図8】同平行巻装置における爪保持機構の他の実施例
を示す図である。図8(イ)はその横断側面図であり、
図8(ロ)は、ロ−ロ線矢視断面図である。
【図9】同平行巻装置における爪保持機構の他の実施例
を示す図である。図9(イ)はその横断側面図であり、
図9(ロ)は、ロ−ロ線矢視断面図である。
【図10】同平行巻装置における爪保持機構の他の実施
例を示す図である。図10(イ)はその横断側面図であ
り、図10(ロ)は、ロ−ロ線矢視断面図である。
【図11】同平行巻装置における爪保持機構の他の実施
例を示す横断面図である。
【図12】同平行巻装置における爪保持機構の他の実施
例を示す横断面図である。
【図13】同平行巻装置における爪保持機構の他の実施
例を示す横断面図である。
【図14】同平行巻装置における爪保持機構の他の実施
例を備えた魚釣用両軸受けリールのハンドルを除去した
状態の平面図である。
【図15】図14におけるD−D線矢視断面図である。
【図16】従来のラインガイドを備えた魚釣用両軸受け
リールの平面図である。
【図17】図16におけるE−E線矢視断面図である。
【符号の説明】 2、2’・・・・・側枠 3・・・・・・・・案内筒 3a・・・・・・・割溝 4・・・・・・・・トラバースカム軸 4a・・・・・・・カム溝 5・・・・・・・・釣糸案内部 6・・・・・・・・ホルダー 6a・・・・・・・ローラー支承部分 7・・・・・・・・爪挿入孔 8・・・・・・・・爪 9・・・・・・・・スライド案内部
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図2
【補正方法】変更
【補正内容】
【図2】
【手続補正4】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図8
【補正方法】変更
【補正内容】
【図8】
【手続補正5】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図9
【補正方法】変更
【補正内容】
【図9】
【手続補正6】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図10
【補正方法】変更
【補正内容】
【図10】
【手続補正7】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図11
【補正方法】変更
【補正内容】
【図11】
【手続補正8】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図12
【補正方法】変更
【補正内容】
【図12】
【手続補正9】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図13
【補正方法】変更
【補正内容】
【図13】
【手続補正10】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図14
【補正方法】変更
【補正内容】
【図14】
【手続補正11】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図15
【補正方法】変更
【補正内容】
【図15】
【手続補正12】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図16
【補正方法】変更
【補正内容】
【図16】
【手続補正13】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図17
【補正方法】変更
【補正内容】
【図17】
【手続補正14】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図18
【補正方法】削除
【手続補正15】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図19
【補正方法】削除
【手続補正16】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図20
【補正方法】削除
【手続補正17】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図21
【補正方法】削除
【手続補正18】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図22
【補正方法】削除

Claims (6)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】一対の側枠2、2a間に架設されている長
    さ方向に割溝3aを有する保護筒3と、 上記保護筒内に回転自在に支持されているトラバースカ
    ム4と、 釣糸案内部5を有すると共に爪8を保持し、該爪を上記
    トラバースカムのカム溝4aにスライド自在に係合した
    状態にて上記保護筒に対し非回転に外装され、かつ上記
    側枠間に架設したスライド案内部9に沿ってスライド自
    在に配設されているホルダー6と、 からなる魚釣用リールにおける平行巻き装置のラインガ
    イドにおいて、 上記釣糸案内部の釣糸通し孔12の左右に対設される一
    対のローラー13、13’のローラー支承部分6aを上
    記ホルダーと一体に設けてなること、 を特徴とする魚釣用リールにおける平行巻き装置のライ
    ンガイド。
  2. 【請求項2】ホルダーの上部ローラー支持孔14を軸方
    向へ貫通形成し、該上記ローラー支持孔の開口部側にお
    いてスライド案内部によりローラーの抜け止めを行なう
    よう設けたことを特徴とする請求項1記載の魚釣用リー
    ルにおける平行巻き装置のラインガイド。
  3. 【請求項3】ホルダーの下部ローラー支持孔15を軸方
    向へ貫通形成し、該下部ローラー支持孔と直交状に架設
    したピン16によりローラーの抜け止めを行なうよう設
    けたことを特徴とする請求項1記載の魚釣用リールにお
    ける平行巻き装置のラインガイド。
  4. 【請求項4】釣糸案内部の釣糸通し孔の上下両側縁もし
    くはその何れか一方にローラー、ピン等による釣糸の案
    内部21を設けてなることを特徴とする請求項1記載の
    魚釣用リールにおける平行巻き装置のラインガイド。
  5. 【請求項5】釣糸案内部を備えたホルダーに、その爪挿
    入孔7と直交状態にて連通する止め輪挿入用溝22を形
    成し、該溝に爪8を係止保持する止め輪23を係嵌して
    当該爪を保持してなることを特徴とする魚釣用リールに
    おける平行巻き装置の爪保持機構。
  6. 【請求項6】釣糸案内部を備えたホルダーの爪挿入孔
    を、トラバースカムに対して反対側から有底状に設けて
    なることを特徴とする魚釣用リールにおける平行巻き装
    置の爪保持機構。
JP002925U 1996-04-12 1996-04-12 両軸受けリールにおける平行巻装置 Pending JPH081634U (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5235916U (ja) * 1975-09-05 1977-03-14
JPS60232039A (ja) * 1984-04-17 1985-11-18 アーベーウー、アクチエボラーグ 魚釣りリール

Patent Citations (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5235916U (ja) * 1975-09-05 1977-03-14
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