JPH08163493A - 画像信号処理装置 - Google Patents

画像信号処理装置

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JPH08163493A
JPH08163493A JP6305974A JP30597494A JPH08163493A JP H08163493 A JPH08163493 A JP H08163493A JP 6305974 A JP6305974 A JP 6305974A JP 30597494 A JP30597494 A JP 30597494A JP H08163493 A JPH08163493 A JP H08163493A
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JP
Japan
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signal
microprocessor
image pickup
synchronization
image
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JP6305974A
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Hisashi Niwa
久 丹羽
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Kodak Digital Product Center Japan Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 装置の簡素化その他の合理的な構成を実現し
得る画像信号処理装置を提供する。 【構成】 マイクロプロセッサ2は発振器4からの同期
クロック信号CLKに同期して動作し、分周器30は同
期クロック信号CLKを分周した信号CKfを発生し、
同期信号発生回路28は、信号CKfから、撮像デバイ
ス18、前処理回路22及びA/D変換器24を同期動
作させるための撮像駆動信号CKa,CKb,CKcを
発生する。マイクロプロセッサ2は更に信号CKa,C
Kb,CKcに同期した制御信号SB ,ADR,SW
を出力し、撮像時に読み出される画素データDI をフレ
ームメモリ34に記憶させる。このように、単一の同期
クロック信号CLKに同期してマイクロプロセッサ2が
撮像系と記録系を制御することで、簡素化や多機能化を
図ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、映像機器に関し、特
に、撮像等によって得られる画像情報を、デジタルの画
像データに変換して記録媒体に記録させる画像信号処理
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、各種の映像機器は、撮像等によっ
て得られた画像情報をデジタルの画像データに変換した
後に種々のデジタル信号処理を行う等、所謂デジタル化
が図られるようになった。
【0003】このような映像機器の典型例としてデジタ
ル電子スチルカメラが知られている。このデジタル電子
スチルカメラは、撮像時にCCD固体撮像デバイス等か
ら出力されるアナログの画素(ピクセル)信号をA/D
変換器によってデジタルの画素データに変換し、半導体
メモリ(RAM)から成るフレームメモリに一旦記憶さ
せると共に、データ圧縮処理等の各種デジタル信号処理
を行った後、半導体メモリ(RAM)やハードディスク
(HD)等の記録媒体に記録させることで静止画像情報
を提供するものであり、デジタル信号処理技術を適用し
た画像信号処理回路(装置)を内蔵した構成となってい
る。
【0004】従来のデジタル電子スチルカメラの画像信
号処理回路を図4に基づいて更に説明する。ユーザーが
レリーズスイッチ100をオンにすると、内蔵されてい
るマイクロプロセッサ102がこれを検知して撮像動作
を開始する。
【0005】まず、マイクロプロセッサ102は、露出
検出用の受光素子104から出力される検出信号DPを
入力して被写体の明るさを検知し、最適な露光条件を決
定する。次に、マイクロプロセッサ102は、最適露光
条件を満足する開放時間及び絞り値を示す制御信号ST
を出力することによって、撮像光学系内に設けられてい
るシャッター機構106を駆動し、CCD固体撮像デバ
イス108を露光させる。
【0006】次に、マイクロプロセッサ102は、開始
制御信号GOを出力することによって同期信号発生回路
110を起動させ、同期信号発生回路110は発振器1
12から供給される基準クロック信号CLK1に同期し
た種々の同期タイミング信号を、駆動回路114、前処
理回路116、A/D変換器118及びメモリ制御回路
120へ出力し始める。
【0007】そして、駆動回路114は、CCD固体撮
像デバイス108に対して各画素に発生した画素信号を
点順次に読み出させ、前処理回路116は、読み出され
た画素信号に対して白バランス調整やガンマ補正等の補
正処理を行い、A/D変換器118は、その補正された
画素信号を所定ビットの画素データ(画素信号の階調を
示すデータ)に変換して出力する。このように、点順次
読み出しタイミングに同期してA/D変換器118から
出力される画素データは、データバスバッファ122及
びシステムデータバス124を介してフレームメモリ1
26に記憶される。
【0008】ここで、メモリ制御回路120は、同期信
号発生回路110からの上記同期タイミング信号に同期
してデータバスバッファ122のオンオフ動作タイミン
グを制御することによって、画素データをシステムデー
タバス124を介してフレームメモリ126に転送さ
せ、更に、フレームメモリ126に対して書込み制御及
びアドレス指定等を指令することにより、画素データを
フレームメモリ126に記憶させる。このように、メモ
リ制御回路120は、デジタル化された画素データをフ
レームメモリ126に記憶させるための同期制御を行
い、各種の順序回路やデコーダ回路等を構成する多数の
論理素子によって形成されている。即ち、メモリ制御回
路120は、ハードウェアで構成されている。
【0009】このようにしてフレームメモリ126に1
フレーム画相当分の画素データが記憶されると、次に、
マイクロプロセッサ102は、データ処理回路128に
指令して、フレームメモリ126内の画素データに対し
てデータ圧縮処理その他のデジタル信号処理を行わせ、
更に、録再駆動回路130を介して書込み読出しが可能
な不揮発性の半導体メモリ131やハードディスク(H
D)132等の記録媒体に格納させる。
【0010】また、マイクロプロセッサ102に接続さ
れた通信用インタフェースやRS232C規格に準拠し
たインタフェース等134に各種の外部装置を接続し、
ユーザーがマイクロプロセッサ102に対して画像デー
タ転送指令を入力すると、半導体メモリ131やハード
ディスク(HD)132等に記録されている画像データ
をインタフェース134を介して外部装置136へ転送
し、例えば、モニタテレビジョンに静止画を再生させた
り、プリンタに静止画を印刷させたり、外部のコンピュ
ータシステムを用いて画像編集を行わせる等の各種の応
用が可能である。
【0011】このようにデジタル電子スチルカメラにて
代表して説明したように、映像機器は、マイクロプロセ
ッサの普及や高集積度の半導体メモリの開発等とも相俟
って、所謂デジタル化された画像信号処理回路(装置)
を内蔵している。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の画像
信号処理装置にあっては、図4に示したように、撮像か
ら画像データの記録までの処理を行う撮像系及び記録系
は、発振器112から出力される同期クロック信号CL
K1に同期して動作し、映像機器の全体の動作を制御す
るマイクロプロセッサ102は別個の発振器138から
出力されるシステムクロック信号CLK2に同期して動
作するようになっている。即ち、マイクロプロセッサ1
02と、撮像系及び記録系とは、相互に異なった機能を
持つものと考えて、夫々固有の発振器112と138が
設けられている。
【0013】しかし、機能別にこのような複数の同期系
統を設けることは、画像信号処理装置のハードウェアが
複雑且つ冗長な構成となり、映像機器の簡素化や小形化
等の合理的な構成を実現するための妨げとなっていた。
【0014】更に、機能別にこのような複数の同期系統
を設けた場合には、撮像系及び記録系のように、マイク
ロプロセッサからの撮像開始の指令信号をひとたび受信
すると、例えば1フレーム画相当の画像情報を得るまで
の期間(1フレーム周期)中は、マイクロプロセッサと
は別個独立に動作することとなるので、この期間中には
マイクロプロセッサが撮像系及び記録系に対して種々の
細かな制御を行うことが困難となる。即ち、フレキシブ
ルな制御が困難となり、多種多様な撮像機能を持った映
像機器を実現する上での障害となる問題があった。一
方、このようなフレキシブルな動作を撮像系及び記録系
に持たせようとすれば、画像信号処理装置のハードウェ
アが複雑となるという問題をも招来する。
【0015】本発明は、このような従来技術の課題に鑑
みて成されたものであり、簡素化や小形化等その他の合
理的な構成を実現するための画像信号処理装置を提供す
ることを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために本発明は、撮像デバイスから出力されるアナロ
グ画素信号をA/D変換器によりデジタル画素データに
変換して半導体メモリに記憶させる画像信号処理装置に
おいて、所定周波数の同期クロック信号を発生する発振
器と、前記発振器からの前記同期クロック信号に同期し
て動作するマイクロプロセッサと、前記マイクロプロセ
ッサからの撮像制御信号に応じて、前記発振器からの前
記同期クロック信号に同期した撮像駆動信号を発生する
と共に、この撮像駆動信号を前記撮像デバイスと前記A
/D変換器に供給することにより、前記撮像デバイスの
撮像タイミングと前記A/D変換器の変換タイミングを
同期させる同期信号発生回路と、前記A/D変換器から
出力される前記デジタル画素データを、前記同期クロッ
ク信号に同期して前記マイクロプロセッサから出力され
る書込み制御信号に同期して記憶する前記半導体メモリ
と、を具備する構成とした。
【0017】
【作用】映像機器の全体動作を制御するマイクロプロセ
ッサが前記単一の発振器からの同期クロック信号に同期
して、撮像系及び記録系を直接に同期制御するので、例
えば撮像動作と記録動作の途中であっても、撮像系及び
記録系に対して様々な制御を行うことができる。また、
このように直接制御することは、従来技術におけるメモ
リ制御回路等を省略することが可能となるので、装置の
小形化等を図ることができる。
【0018】更に、このように直接制御することは、マ
イクロプロセッサにとっては、撮像デバイスやA/D変
換器、バッファとしての半導体メモリを所謂周辺機器と
同じ位置付けで制御することを意味するので、更なる機
能拡張を図るべく種々の回路や外部機器を追加接続する
ような場合であっても、これらの各構成要素間の同期動
作を容易に調整することができ、ひいては、機能性及び
拡張性の高い映像機器を提供することが可能となる。
【0019】
【実施例】以下、本発明による画像信号処理装置の一実
施例を図面と共に説明する。尚、この実施例は、デジタ
ル電子スチルカメラに内蔵されるものである。
【0020】まず、図1に基づいて回路構成を説明す
る。デジタル電子スチルカメラの全体動作を集中制御す
るマイクロプロセッサ2は、発振器4から出力される所
定周波数の同期クロック信号CLKに同期して動作す
る。更に、マイクロプロセッサ2は、レリーズスイッチ
6、露出検出用の受光素子8、RS232C規格やその
他の規格に準拠した機能を有するインタフェース回路1
0が接続されている。ユーザーがレリーズスイッチ6を
押下すると撮像開始を判定して、受光素子8の出力する
検出信号DPを入力して被写体の明るさを検知し、最適
な露光条件を決定する。また、インタフェース回路10
に設けられている外部端子に接続された各種の外部装置
12との間で画像データの授受等を行うようになってい
る。
【0021】次に、撮像系と記録系の構成を述べる。ま
ず撮像系については、被写体からの光像を入力するレン
ズ群14とシャッタ機構16を備える撮像光学系の後方
にCCD固体撮像デバイス18が設けられ、マイクロプ
ロセッサ2から出力される最適な露光条件を指定する制
御信号STに同期してシャッタ機構16がシャッタ動作
することにより、CCD固体撮像デバイス18が被写体
を露光(撮像)する。そして、CCD固体撮像デバイス
18の画素に発生した画素信号が、駆動回路20から供
給される撮像駆動信号SD に同期して所謂走査読出しさ
れる。CCD固体撮像デバイス18から順次に出力され
る上記アナログの画素信号は、前処理回路22において
白バランス調整やガンマ補正、雑音除去及びオフセット
補正等の前処理が行われ、その補正されたアナログの画
素信号SI は、A/D変換器24によってデジタルの画
素データDI に変化されて、データバスバッファ26へ
転送される。
【0022】ここで、CCD固体撮像デバイス18と前
処理回路22及びA/D変換器24は、同期信号発生回
路28から出力される所定タイミングの各種撮像制御信
号CKa,CKb,CKcに同期して動作することによ
り、画素信号SI の読出しタイミングと画素データDI
の変換タイミングが同期するようになっている。即ち、
分周器30が、発振器4から出力される基準の同期クロ
ック信号CLKを分周することによって所定周波数の撮
像用同期クロック信号CKfを発生し、同期信号発生回
路28が、これに内蔵されている分周回路やデコーダ回
路及び順序回路等によって、同期クロック信号CKfか
ら相互に同期した撮像制御信号CKa,CKb,CKc
を形成する。そして、駆動回路20が、撮像制御信号C
Kaに同期した所謂水平走査用と垂直走査用その他、画
素信号走査読出しに必要な撮像駆動信号SD を形成して
CCD固体撮像デバイス18に供給する。撮像制御信号
CKbは、画素信号がCCD固体撮像デバイス18から
順次に読出される周期(例えば、点順次読出し周期)に
同期しており、かかる周期毎に前処理回路22に対して
上記の補正処理を行わせ、撮像制御信号CKcも同様
に、かかる周期毎に画素信号SI を画素データDI にデ
ジタル変換する。このように、同期信号発生回路28
は、発振器4からの基準の同期クロック信号CLKに同
期した撮像制御信号CKa,CKb,CKcを発生する
ことにより、撮像光学系ないしA/D変換器24の撮像
系をマイクロプロセッサ2の動作に同期させる。
【0023】データバスバッファ26は、A/D変換器
24から出力される画素データDIを電力増幅して、マ
イクロプロセッサ2のシステムデータバス32へ転送す
る所謂スリーステイトバッファアンプを備えている。そ
して、マイクロプロセッサ2が撮像制御信号CKcに同
期した転送制御信号SB をデータバスバッファ26に供
給することにより、システムデータバス32での各種デ
ータの混信を生じることの無いようにして、画素データ
I をバッファメモリーとして後述するフレームメモリ
34へ転送させる。
【0024】次に、記録系の構成を説明すると、システ
ムデータバス32に接続された半導体ランダムアクセス
メモリ(RAM)から成るフレームメモリ34と、フレ
ームメモリ34に記憶された画素データについてデータ
圧縮処理等をするデータ処理回路36と、データ処理回
路36から出力される画像データDP を半導体メモリ4
0やハードディスク42等の記録媒体に記録させる録再
駆動回路38を備えている。
【0025】そして、撮像時には、マイクロプロセッサ
2がフレームメモリ34に対して、アドレス指定データ
ADRと書込みタイミング制御信号SW 及びチップセレ
クト信号等を供給することによって、画素データDI
フレームメモリ34に逐次記憶させる。また、1フレー
ム画相当の画素データDI がフレームメモリ34に記憶
されると、マイクロプロセッサ2がデータ処理回路36
に制御信号CNT1を供給することにより、上記の1フ
レーム画相当の画素データDI についてデータ圧縮処理
等を行わせると同時に、録再駆動回路38に制御信号C
NT2を供給することにより、処理後の画像データDP
を半導体メモリ40又はハードディスク42に記憶させ
る。
【0026】また、撮像完了後などにおいて、ユーザー
がマイクロプロセッサ2に対して、半導体メモリ40又
はハードディスク42に記憶されている画像データDP
の読出しを指令すると、マイクロプロセッサ2は、制御
信号CNT2により録再駆動回路38に対して読出しを
指令し、その読出された画像データDP ’をインタフェ
ース回路10を介して外部装置12へ転送するなどの処
理を行う。
【0027】次に、上記の各種信号のタイミングを図2
のタイミングチャートに基づいて説明する。同図におい
て、同期クロック信号CKfは、分周器30に設定され
る所定の分周比に基づいて形成される。即ち、発振器4
から出力される同期クロック信号CLKは、マイクロプ
ロセッサ2の動作周期を設定するための高周波数の繰り
返し矩形信号であり、分周器30がこの同期クロック信
号CLKを分周することによって撮像動作に適した周波
数の同期クロック信号CKfを発生する。また、同期ク
ロック信号CKfの複数周期分が、各画素信号を点順次
走査読出しするための周期τp に設定されている。
【0028】撮像制御信号CKaは、各周期τp 当たり
2周期の矩形信号から成り、撮像駆動信号SD は、各周
期τp 当たり1周期の矩形信号からなっている。そし
て、CCD固体撮像デバイス18は、撮像駆動信号SD
の論理レベルに応じて、内部の所謂垂直レジスタと水平
レジスタが動作することにより画素信号を出力する。ま
た、撮像制御信号CKbも撮像制御信号CKaに同期し
ているので、A/D変換器24には、周期τp に同期し
て画素信号SI が供給される。撮像制御信号CKcも周
期τp に同期した矩形信号であり、A/D変換器24
は、撮像制御信号CKcが論理“L”から論理“H”と
なる立上りエッジで画素信号SI をサンプルホールドし
て、論理“H”の期間中にデジタルの画素データDI
量子化し、次に論理“L”となる立下りエッジでその画
素データDI を出力する。したがって、画素データDI
は、画素信号SI よりも1周期τp 遅延して出力され
る。一方、マイクロプロセッサ2は、図中のR/Wのタ
イミングに示すように、各周期τp の前半周期において
読出し(R)、後半周期において書込み(W)の動作状
態となる。そして、読出し周期(R)中に転送制御信号
B を論理“L”にすることによって、画素データDI
をデータバスバッファ26を介してシステムデータバス
32へ転送し、書込み周期(W)中にアドレス指定デー
タADRと論理“L”の書込み制御信号SW を出力する
ことによって、その画素データDI をフレームメモリ2
4に記憶させる。そして、周期τp に同期して上記撮像
動作を繰り返すことにより、1フレーム画相当分の画素
データDI をフレームメモリ24に記憶させることがで
きる。
【0029】また、図3は、分周比を変更することによ
って、分周器30から出力される同期クロック信号CK
fの周波数を変化させた場合のタイミングであり、かか
る同期クロック信号CKfに同期して、撮像動作に必要
な各種同期信号CKa,CKb,CKc,SD ,SB
を形成することもできる。
【0030】このように、この実施例によれば、マイク
ロプロセッサ2が単一の発振器4からの同期クロック信
号CLKに同期して、撮像系及び記録系を直接に同期制
御するので、従来技術におけるメモリ制御回路(図4を
参照)等を省略することが可能となり、画像信号処理装
置の小形化等を図ることができる。
【0031】また、このような直接制御することは、撮
像系及び記録系が動作中であってもマイクロプロセッサ
2が優先的にこれらの系統を個々独立に制御することが
できるので、例えば、撮像系の撮像動作の途中に記録系
の動作を停止させたり、再起動を指定したり、ユーザー
の所望する画像情報だけを選択して抽出する等、装置の
多機能化を図ることができる。更に又、マイクロプロセ
ッサ2にとっては、撮像デバイス18やA/D変換器2
4、フレームメモリ24等の各構成要素を所謂周辺機器
と同じ位置付けで制御することとなるので、更なる機能
拡張を図るべく種々の回路や外部機器を追加接続するよ
うな場合であっても、これらの各構成要素間の同期動作
を容易に調整することができ、ひいては、機能性及び拡
張性の高い映像機器を提供することが可能となる。
【0032】
【発明の効果】以上に説明したように本発明によれば、
映像機器の全体動作を制御するマイクロプロセッサが単
一の発振器からの同期クロック信号に同期して、撮像系
及び記録系を直接に同期制御するので、撮像系及び記録
系に対して様々な制御を行うことができる。また、従来
技術におけるメモリ制御回路等を省略することが可能と
なるので、装置の小形化等を図ることができる。更に、
このように直接制御することは、マイクロプロセッサに
とっては、撮像デバイスやA/D変換器、フレームメモ
リを所謂周辺機器と同じ位置付けで制御することを意味
するので、更なる機能拡張を図るべく種々の回路や外部
機器を追加接続するような場合であっても、これらの各
構成要素間の同期動作を容易に調整することができ、ひ
いては、機能性及び拡張性の高い映像機器を提供するこ
とが可能となる等の優れた効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像信号処理装置の一実施例の構成を
示すブロック図である。
【図2】一実施例の各種信号のタイミングを示すタイミ
ングチャートである。
【図3】一実施例の各種信号の他のタイミングを示すタ
イミングチャートである。
【図4】従来の画像信号処理装置の一例の構成を示すブ
ロック図である。
【符号の説明】
2…マイクロプロセッサ、4…発振器、6…レリーズス
イッチ、8…受光素子、10…インタフェース回路、1
2…外部装置、14…撮像レンズ系、16…シャッタ機
構、18…CCD固体撮像デバイス、20…駆動回路、
22…前処理回路、24…A/D変換器、26…データ
バスバッファ、28…同期信号発生回路、30…分周
器、32…システムデータバス、34…フレームメモ
リ、36…データ処理回路、38…録再駆動回路、40
…半導体メモリ、42…ハードディスク。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮像デバイスから出力されるアナログ画
    素信号をA/D変換器によりデジタル画素データに変換
    して半導体メモリに記憶させる画像信号処理装置におい
    て、 所定周波数の同期クロック信号を発生する発振器と、 前記発振器からの前記同期クロック信号に同期して動作
    するマイクロプロセッサと、 前記マイクロプロセッサからの撮像制御信号に応じて、
    前記発振器からの前記同期クロック信号に同期した撮像
    駆動信号を発生すると共に、この撮像駆動信号を前記撮
    像デバイスと前記A/D変換器に供給することにより、
    前記撮像デバイスの撮像タイミングと前記A/D変換器
    の変換タイミングを同期させる同期信号発生回路と、 前記A/D変換器から出力される前記デジタル画素デー
    タを、前記同期クロック信号に同期して前記マイクロプ
    ロセッサから出力される書込み制御信号に同期して記憶
    する前記半導体メモリと、を具備することを特徴とする
    画像信号処理装置。
JP6305974A 1994-12-09 1994-12-09 画像信号処理装置 Pending JPH08163493A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9979861B2 (en) 2016-03-11 2018-05-22 Seiko Epson Corporation Photographing apparatus
US10313619B2 (en) 2016-03-11 2019-06-04 Seiko Epson Corporation Photographing apparatus including an oscillator outputting an output signal based on which a first timing signal and a second timing signal are generated

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US10313619B2 (en) 2016-03-11 2019-06-04 Seiko Epson Corporation Photographing apparatus including an oscillator outputting an output signal based on which a first timing signal and a second timing signal are generated

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