JPH08163426A - 撮影装置 - Google Patents
撮影装置Info
- Publication number
- JPH08163426A JPH08163426A JP6299349A JP29934994A JPH08163426A JP H08163426 A JPH08163426 A JP H08163426A JP 6299349 A JP6299349 A JP 6299349A JP 29934994 A JP29934994 A JP 29934994A JP H08163426 A JPH08163426 A JP H08163426A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- distortion
- image
- conversion lens
- wide conversion
- mounting
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ワイドコンバージョンレンズの装着によって
増加する撮影画像の歪曲特性を補正する。 【構成】 ワイドコンバージョンレンズ３を結像手段１
に装着し撮影する場合に、撮像手段２に取り込まれ映像
信号記憶手段５に記憶された映像信号を、歪曲特性記憶
手段７に記憶されている情報に基づいて歪曲補正手段６
により補正することにより、ワイドコンバージョンレン
ズ３の装着による撮影画像の歪曲特性の増加を補正す
る。
増加する撮影画像の歪曲特性を補正する。 【構成】 ワイドコンバージョンレンズ３を結像手段１
に装着し撮影する場合に、撮像手段２に取り込まれ映像
信号記憶手段５に記憶された映像信号を、歪曲特性記憶
手段７に記憶されている情報に基づいて歪曲補正手段６
により補正することにより、ワイドコンバージョンレン
ズ３の装着による撮影画像の歪曲特性の増加を補正す
る。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、ビデオカメラに適した
撮影装置に関するものである。
撮影装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】近年、ビデオカメラのズームレンズの高
倍率化が進み、遠くの被写体を大きく写す能力はスチル
カメラを上回っている。一方では撮影範囲を決めている
画角の不足が問題となっており、より一層の広角化が望
まれている。しかしながら、広角なズームレンズの設計
は非常に困難であり、複雑化と設計時間の増加が伴う。
また、一般にビデオカメラのズームレンズはスチルカメ
ラのレンズのように交換ができない。このようなことか
ら撮影画角の画角不足を補うために、ズームレンズの前
方にワイドコンバージョンレンズを装着し画角を広げて
いる。
倍率化が進み、遠くの被写体を大きく写す能力はスチル
カメラを上回っている。一方では撮影範囲を決めている
画角の不足が問題となっており、より一層の広角化が望
まれている。しかしながら、広角なズームレンズの設計
は非常に困難であり、複雑化と設計時間の増加が伴う。
また、一般にビデオカメラのズームレンズはスチルカメ
ラのレンズのように交換ができない。このようなことか
ら撮影画角の画角不足を補うために、ズームレンズの前
方にワイドコンバージョンレンズを装着し画角を広げて
いる。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ワイド
コンバージョンレンズを装着した撮影装置においては、
以下のような問題がある。ワイドコンバージョンレンズ
の装着によりビデオカメラのズームレンズ自体が持つ歪
曲特性に加えてワイドコンバージョンレンズの歪曲特性
が加わり、撮影された映像は歪曲特性が増加されたもの
となる。
コンバージョンレンズを装着した撮影装置においては、
以下のような問題がある。ワイドコンバージョンレンズ
の装着によりビデオカメラのズームレンズ自体が持つ歪
曲特性に加えてワイドコンバージョンレンズの歪曲特性
が加わり、撮影された映像は歪曲特性が増加されたもの
となる。
【０００４】本発明の目的は、上記従来の問題を解決す
るものであり、ワイドコンバージョンレンズ装着前の歪
曲度程度に補正する撮影装置を提供することと、手動で
歪曲度を変化させることができる撮影装置を提供するこ
とである。
るものであり、ワイドコンバージョンレンズ装着前の歪
曲度程度に補正する撮影装置を提供することと、手動で
歪曲度を変化させることができる撮影装置を提供するこ
とである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため、請求項１記載の撮影装置は、被写体からの光
を光学的に結像させる結像手段と、前記結像手段により
得られる光学像を電気的に変換する撮像手段とを含む撮
像装置において、結像系の前側にワイドコンバージョン
レンズを装着可能とするとともにワイドコンバージョン
レンズの装着を検出する検出手段と、前記ワイドコンバ
ージョンレンズ装着により発生する撮影画像の歪曲特性
を記憶する歪曲特性記憶手段と、前記撮影画像の歪みを
補正する補正手段とを有することを特徴とする。
するため、請求項１記載の撮影装置は、被写体からの光
を光学的に結像させる結像手段と、前記結像手段により
得られる光学像を電気的に変換する撮像手段とを含む撮
像装置において、結像系の前側にワイドコンバージョン
レンズを装着可能とするとともにワイドコンバージョン
レンズの装着を検出する検出手段と、前記ワイドコンバ
ージョンレンズ装着により発生する撮影画像の歪曲特性
を記憶する歪曲特性記憶手段と、前記撮影画像の歪みを
補正する補正手段とを有することを特徴とする。
【０００６】また請求項２記載の撮影装置は、請求項１
記載の撮影装置において、撮影画像の歪みを補正する補
正手段とともに手動によって所定の歪曲度に変化させる
歪曲可変手段を有することを特徴とする。
記載の撮影装置において、撮影画像の歪みを補正する補
正手段とともに手動によって所定の歪曲度に変化させる
歪曲可変手段を有することを特徴とする。
【０００７】
【作用】本発明の撮影装置によれば、ワイドコンバージ
ョンレンズを装着し撮影する場合に、撮像手段に取り込
まれ映像信号記憶手段に記憶された映像信号を、歪曲特
性記憶装置に記憶されている情報に基づいて歪曲補正手
段により補正することにより、ワイドコンバージョンレ
ンズ装着による撮影画像の歪曲特性の増加を補正するこ
とができる。
ョンレンズを装着し撮影する場合に、撮像手段に取り込
まれ映像信号記憶手段に記憶された映像信号を、歪曲特
性記憶装置に記憶されている情報に基づいて歪曲補正手
段により補正することにより、ワイドコンバージョンレ
ンズ装着による撮影画像の歪曲特性の増加を補正するこ
とができる。
【０００８】また、歪曲補正手段と共に手動で歪曲度を
変化できる歪曲可変手段を備えた撮影装置によれば、歪
曲補正手段での補正が適切でない場合やワイドコンバー
ジョンレンズの歪曲特性が不明の場合の補正量の調整
や、映像効果的に歪曲度を変化させることができる。
変化できる歪曲可変手段を備えた撮影装置によれば、歪
曲補正手段での補正が適切でない場合やワイドコンバー
ジョンレンズの歪曲特性が不明の場合の補正量の調整
や、映像効果的に歪曲度を変化させることができる。
【０００９】
【実施例】以下、本発明の各実施例について図面を参照
しながら詳細に説明する。
しながら詳細に説明する。
【００１０】図１は本発明の第１の実施例における撮影
装置の構成を示すブロック図である。図１において、１
はＣＣＤ等の撮像手段２に被写体の画像を結像させる結
像手段であり、ビデオカメラ等のズームレンズである。
３はワイドコンバージョンレンズ、４はワイドコンバー
ジョンレンズ３が装着されているか否かを検出する検出
手段、５は撮像手段２から出力される映像信号を記憶す
る映像信号記憶手段、６は映像信号の歪曲特性を補正す
る歪曲補正手段、７はワイドコンバージョンレンズ３に
おける光学設計で計算される歪曲特性を記憶しておく歪
曲特性記憶手段、８はカメラの信号処理手段である。
装置の構成を示すブロック図である。図１において、１
はＣＣＤ等の撮像手段２に被写体の画像を結像させる結
像手段であり、ビデオカメラ等のズームレンズである。
３はワイドコンバージョンレンズ、４はワイドコンバー
ジョンレンズ３が装着されているか否かを検出する検出
手段、５は撮像手段２から出力される映像信号を記憶す
る映像信号記憶手段、６は映像信号の歪曲特性を補正す
る歪曲補正手段、７はワイドコンバージョンレンズ３に
おける光学設計で計算される歪曲特性を記憶しておく歪
曲特性記憶手段、８はカメラの信号処理手段である。
【００１１】図２は撮像手段２に結像される映像の一例
を示し、図２において、21は直線から成り立つ長方形の
被写体が理想的に結像した場合の映像であり、21aはそ
の対角長である。22は実際の映像であり、22aはその対
角長である。これは、上下左右に歪んでいる例である。
このときの歪曲特性を式で示すと(数１)の通りである。
を示し、図２において、21は直線から成り立つ長方形の
被写体が理想的に結像した場合の映像であり、21aはそ
の対角長である。22は実際の映像であり、22aはその対
角長である。これは、上下左右に歪んでいる例である。
このときの歪曲特性を式で示すと(数１)の通りである。
【００１２】
【数１】((22a−21a)／21a) × 100 (％) 次に本実施例の動作を説明すると、ワイドコンバージョ
ンレンズ３が結像手段１に装着していない場合には、結
像手段１によって撮像手段２に結像された映像は、１フ
レームごとに映像信号記憶手段５に記憶されカメラの信
号処理手段８へと出力される。
ンレンズ３が結像手段１に装着していない場合には、結
像手段１によって撮像手段２に結像された映像は、１フ
レームごとに映像信号記憶手段５に記憶されカメラの信
号処理手段８へと出力される。
【００１３】また装着している場合には、歪曲補正手段
６が歪曲特性記憶手段７から予め記憶されているワイド
コンバージョンレンズ３の歪曲特性を読み出し、歪曲特
性に合わせて映像信号記憶手段５に記憶されている映像
を補正し、カメラの信号処理手段８へと出力され、ワイ
ドコンバージョンレンズ３の装着による歪曲特性の増加
を補正することができる。
６が歪曲特性記憶手段７から予め記憶されているワイド
コンバージョンレンズ３の歪曲特性を読み出し、歪曲特
性に合わせて映像信号記憶手段５に記憶されている映像
を補正し、カメラの信号処理手段８へと出力され、ワイ
ドコンバージョンレンズ３の装着による歪曲特性の増加
を補正することができる。
【００１４】次に、図３は本発明の第２の実施例におけ
る撮影装置の構成を示すブロック図である。本実施例は
前記第１の実施例における撮影装置に加えて手動で歪曲
度を任意変化させることができる歪曲可変手段９を設け
たものである。
る撮影装置の構成を示すブロック図である。本実施例は
前記第１の実施例における撮影装置に加えて手動で歪曲
度を任意変化させることができる歪曲可変手段９を設け
たものである。
【００１５】本実施例の動作を説明すると、ワイドコン
バージョンレンズ３が結像手段１に装着されているか否
かを検出手段４で検出し、装着していない場合には、結
像手段１によって撮像手段２に結像された映像は１フレ
ームごとに映像信号記憶手段５に記憶され、カメラの信
号処理手段８へと出力される。
バージョンレンズ３が結像手段１に装着されているか否
かを検出手段４で検出し、装着していない場合には、結
像手段１によって撮像手段２に結像された映像は１フレ
ームごとに映像信号記憶手段５に記憶され、カメラの信
号処理手段８へと出力される。
【００１６】ここで、映像効果的に映像に歪曲を持たせ
たい場合などには、手動により歪曲可変手段９により歪
曲を持った映像を生成し、カメラの信号処理手段８へと
出力することができる。また、ワイドコンバージョンレ
ンズ３を装着している場合には、歪曲補正手段６が歪曲
特性記憶手段７から予め記憶されているワイドコンバー
ジョンレンズ３の歪曲特性を読み出し、カメラの信号処
理手段８へと出力されるが、歪曲補正手段６による補正
量が適切でない場合や、予め歪曲特性が明確でないワイ
ドコンバージョンレンズを使用する場合、および前述同
様に映像を効果的に歪曲を持った映像に生成したい場合
に歪曲可変手段９を使用し、映像の歪曲特性を変化させ
ることができる。
たい場合などには、手動により歪曲可変手段９により歪
曲を持った映像を生成し、カメラの信号処理手段８へと
出力することができる。また、ワイドコンバージョンレ
ンズ３を装着している場合には、歪曲補正手段６が歪曲
特性記憶手段７から予め記憶されているワイドコンバー
ジョンレンズ３の歪曲特性を読み出し、カメラの信号処
理手段８へと出力されるが、歪曲補正手段６による補正
量が適切でない場合や、予め歪曲特性が明確でないワイ
ドコンバージョンレンズを使用する場合、および前述同
様に映像を効果的に歪曲を持った映像に生成したい場合
に歪曲可変手段９を使用し、映像の歪曲特性を変化させ
ることができる。
【００１７】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の撮影装置
によれば、ワイドコンバージョンレンズの装着を検出す
る手段と、検出の有無によって動作する被写体の映像の
歪曲を補正する手段を設けたことにより、ワイドコンバ
ージョンレンズ装着時の映像の歪曲特性の増加を補正す
ることができる。
によれば、ワイドコンバージョンレンズの装着を検出す
る手段と、検出の有無によって動作する被写体の映像の
歪曲を補正する手段を設けたことにより、ワイドコンバ
ージョンレンズ装着時の映像の歪曲特性の増加を補正す
ることができる。
【００１８】また、映像の歪曲度を任意に変化させるこ
とができる歪曲可変手段を設けたことにより、歪曲補正
を適切にすることができるとともに、歪曲特性が明確で
ないワイドコンバージョンレンズ装着時の補正や映像を
効果的に歪曲を持った映像に生成することができる。
とができる歪曲可変手段を設けたことにより、歪曲補正
を適切にすることができるとともに、歪曲特性が明確で
ないワイドコンバージョンレンズ装着時の補正や映像を
効果的に歪曲を持った映像に生成することができる。
【図１】本発明の第１の実施例における撮影装置の構成
を示すブロック図である。
を示すブロック図である。
【図２】図１の撮像手段に結像される映像の一例を示す
図である。
図である。
【図３】本発明の第２の実施例における撮影装置の構成
を示すブロック図である。
を示すブロック図である。
１…結像手段、 ２…撮像手段、 ３…ワイドコンバー
ジョンレンズ、 ４…検出手段、 ５…映像信号記憶手
段、 ６…歪曲補正手段、 ７…歪曲特性記憶手段、
８…カメラの信号処理手段、 ９…歪曲可変手段、 21
…理想映像、 22…実際映像。
ジョンレンズ、 ４…検出手段、 ５…映像信号記憶手
段、 ６…歪曲補正手段、 ７…歪曲特性記憶手段、
８…カメラの信号処理手段、 ９…歪曲可変手段、 21
…理想映像、 22…実際映像。
Claims (2)
- 【請求項１】 被写体からの光を光学的に結像させる結
像手段と、前記結像手段より得られる光学像を電気的に
変換する撮像手段とを含む撮像装置において、結像系の
前側にワイドコンバージョンレンズを装着可能とすると
ともに該ワイドコンバージョンレンズの装着を検出する
検出手段と、前記ワイドコンバージョンレンズ装着によ
り発生する撮影画像の歪曲特性を記憶する歪曲特性記憶
手段と、前記撮影画像の歪みを補正する歪曲補正手段と
を有することを特徴とする撮影装置。 - 【請求項２】 撮影画像の歪みを補正する前記歪曲補正
手段とともに手動によって所定の歪曲度に変化させる歪
曲可変手段を有することを特徴とする請求項１記載の撮
影装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6299349A JPH08163426A (ja) | 1994-12-02 | 1994-12-02 | 撮影装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6299349A JPH08163426A (ja) | 1994-12-02 | 1994-12-02 | 撮影装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08163426A true JPH08163426A (ja) | 1996-06-21 |
Family
ID=17871408
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6299349A Pending JPH08163426A (ja) | 1994-12-02 | 1994-12-02 | 撮影装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08163426A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015103902A (ja) * | 2013-11-22 | 2015-06-04 | キヤノン株式会社 | 撮像装置 |
| US9897788B2 (en) | 2014-10-22 | 2018-02-20 | Canon Kabushiki Kaisha | Optical system, image pickup apparatus, and optical device |
| JP2021129141A (ja) * | 2020-02-10 | 2021-09-02 | エスゼット ディージェイアイ テクノロジー カンパニー リミテッドSz Dji Technology Co., Ltd | 制御装置、撮像装置、制御方法、及びプログラム |
-
1994
- 1994-12-02 JP JP6299349A patent/JPH08163426A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015103902A (ja) * | 2013-11-22 | 2015-06-04 | キヤノン株式会社 | 撮像装置 |
| US9897788B2 (en) | 2014-10-22 | 2018-02-20 | Canon Kabushiki Kaisha | Optical system, image pickup apparatus, and optical device |
| JP2021129141A (ja) * | 2020-02-10 | 2021-09-02 | エスゼット ディージェイアイ テクノロジー カンパニー リミテッドSz Dji Technology Co., Ltd | 制御装置、撮像装置、制御方法、及びプログラム |
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