JPH0816331B2 - 地下構築物の壁下地形成方法 - Google Patents
地下構築物の壁下地形成方法Info
- Publication number
- JPH0816331B2 JPH0816331B2 JP63053646A JP5364688A JPH0816331B2 JP H0816331 B2 JPH0816331 B2 JP H0816331B2 JP 63053646 A JP63053646 A JP 63053646A JP 5364688 A JP5364688 A JP 5364688A JP H0816331 B2 JPH0816331 B2 JP H0816331B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- formwork
- mesh
- panels
- unit
- panel
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- Underground Structures, Protecting, Testing And Restoring Foundations (AREA)
Description
本発明は、地下室、その他の地下構築物の壁下地形成
方法に係る。
方法に係る。
【従来の技術】 従来、地下室、その他の地下構築物の壁下地を形成す
る場合には、第12図に示すように、地下構築物を形成す
べく地面に堀設した穴(図面せず)に型枠用パネルA、
Aを立設すると共に該型枠用パネルA、Aの上端面部に
セパレーターB、B、…を架設、固着して型枠用パネル
A、Aの間隔を保持し、更に、型枠用パネルA、Aの内
部に鉄筋よりなる縦筋C、C、…、横筋D、D、…等の
筋材Eを配設すると共にコンクリートFを打設して壁下
地を形成している。
る場合には、第12図に示すように、地下構築物を形成す
べく地面に堀設した穴(図面せず)に型枠用パネルA、
Aを立設すると共に該型枠用パネルA、Aの上端面部に
セパレーターB、B、…を架設、固着して型枠用パネル
A、Aの間隔を保持し、更に、型枠用パネルA、Aの内
部に鉄筋よりなる縦筋C、C、…、横筋D、D、…等の
筋材Eを配設すると共にコンクリートFを打設して壁下
地を形成している。
上記従来の技術においては、型枠用パネルA、Aの間
隔を保持するために、該型枠用パネルA、Aの上端部に
セパレーターB、B、…を架設、固着しなければなら
ず、手間がかかり、又、筋材Eを配筋するに際しても縦
筋C、C、…、横筋D、D、…を縦、横に配設し、該縦
筋C、C、…、横筋D、D、…の交叉部を針金にて結束
して配筋しなければならず、手間がかかり、又、型枠用
パネルAは剛性が少なく、たわみ易いため、型枠用パネ
ルA、Aの内部にコンクリートFを打設した時に、コン
クリートFの押圧力によつて型枠用パネルA、Aが点線
にて示すようにわん曲し易く、精度良く壁下地を形成す
ることができず、更に加うるに、壁下地の水平および垂
直を確認する際に、型枠用パネルA、A、…の周囲にや
り方を立設し、該やり方間に水糸を張って水平を確認す
ると共に該水糸に重りを吊り下げて垂直を確認しなけれ
ばならず、手間がかかると言う問題があつた。 本発明は、上記従来の問題点を解消するために為され
たものであり、型枠用パネルの間隔保持および配筋作業
が簡単、迅速に行え、又、コンクリートの押圧力によつ
て型枠用パネルがわん曲するおそれがなく、更に加うる
に、基礎の水平および垂直の確認作業も簡単、迅速に行
える建築物の壁下地形成方法を提供することを課題とす
るものである。
隔を保持するために、該型枠用パネルA、Aの上端部に
セパレーターB、B、…を架設、固着しなければなら
ず、手間がかかり、又、筋材Eを配筋するに際しても縦
筋C、C、…、横筋D、D、…を縦、横に配設し、該縦
筋C、C、…、横筋D、D、…の交叉部を針金にて結束
して配筋しなければならず、手間がかかり、又、型枠用
パネルAは剛性が少なく、たわみ易いため、型枠用パネ
ルA、Aの内部にコンクリートFを打設した時に、コン
クリートFの押圧力によつて型枠用パネルA、Aが点線
にて示すようにわん曲し易く、精度良く壁下地を形成す
ることができず、更に加うるに、壁下地の水平および垂
直を確認する際に、型枠用パネルA、A、…の周囲にや
り方を立設し、該やり方間に水糸を張って水平を確認す
ると共に該水糸に重りを吊り下げて垂直を確認しなけれ
ばならず、手間がかかると言う問題があつた。 本発明は、上記従来の問題点を解消するために為され
たものであり、型枠用パネルの間隔保持および配筋作業
が簡単、迅速に行え、又、コンクリートの押圧力によつ
て型枠用パネルがわん曲するおそれがなく、更に加うる
に、基礎の水平および垂直の確認作業も簡単、迅速に行
える建築物の壁下地形成方法を提供することを課題とす
るものである。
本発明は、上記課題を解決するために、複数枚のメッ
シュ状筋材を間隔を隔てて並設一体化すると共に側端部
に連結片を突設させて形成せる型枠ユニットを、地下構
築物を形成すべく地面に堀設した穴に、所望個数連設す
ると共に隣り合う型枠ユニットを連結片を介して結合一
体化し、該型枠ユニットの外面および内面の近傍に型枠
用パネルを立設すると共に該型枠用パネルの内部にコン
クリートを打設して壁下地を形成することを特徴とする
ものである。
シュ状筋材を間隔を隔てて並設一体化すると共に側端部
に連結片を突設させて形成せる型枠ユニットを、地下構
築物を形成すべく地面に堀設した穴に、所望個数連設す
ると共に隣り合う型枠ユニットを連結片を介して結合一
体化し、該型枠ユニットの外面および内面の近傍に型枠
用パネルを立設すると共に該型枠用パネルの内部にコン
クリートを打設して壁下地を形成することを特徴とする
ものである。
以下、本発明を実施例として示した図面に基づいて更
に詳細に説明する。 第1図乃至第3図は、複数枚のメッシュ状筋材1、
1、…を間隔を隔てて並設一体化すると共に側端部に連
結片を突設させて形成せる型枠ユニット2の異なった実
施例を示し、第1図は鉄筋3、3、…を縦横に格子状に
配筋して溶接一体化して形成せる複数枚のメッシュ状筋
材1、1、…を間隔を隔てて並設し、該メッシュ状筋材
1、1、…の上端部および下端部を鉄筋4、4、…を介
して溶接一体化すると共にメッシュ状筋材1、1、…の
端部を延出させて連結片8、8、…を突設させて形成せ
る型枠ユニット2を示し、第2図は、上記第2図と同様
にして鉄筋3、3、…にて形成したメッシュ状筋材1、
1、…の上端部および下端部を、鉄筋を折曲加工して形
成せる支持枠5、5を介して溶接一体化し、その他は上
記第1図に準じて形成せる型枠ユニット2を示し、第3
図は多数の孔を穿設した孔あき鋼板6よりなる複数枚の
メッシュ状筋材1、1、…を間隔を隔てて並設し、該メ
ッシュ状筋材1、1、…の上端部および下端部を鉄筋
7、7、…を介して溶接一体化すると共に最外側部のメ
ッシュ状筋材1、1の一端部に鋼板片を溶接一体化して
連結片9、9、…を突設させて形成せる型枠ユニット2
を示す。 第4図および第5図は、上記型枠ユニット2、2、…
の異なった連設状態を示し、第4図は、第1図および第
2図に示すような型枠ユニット2、2の連結片8、8同
志を重ね合わせて溶接することにより相隣り合う型枠ユ
ニット2、2を結合一体化せる実施例を示し、第5図
は、第3図に示すような孔あき鋼板6、6、…よりなる
型枠ユニット2、2の側端部を突き合わせ、連結片9を
介して溶接することにより相隣り合う型枠ユニット2、
2を結合一体化せる実施例を示す。 第6図乃至第9図は、上記型枠ユニット2を、地下構
築物を形成すべく地面10に堀設した穴11に連設して地下
構築物を構築せる異なった実施例を示し、第6図および
第7図は、地下構築物の外周壁形成部の土砂を除去して
地面10に溝状の穴11を堀設し、該穴11に型枠ユニット
2、2、…を所望個数連設すると共に型枠用パネルを立
設してコンクリートを打設することにより外周壁の壁下
地を形成し、次いで、外周壁内側の土砂を除去して内部
を形成して地下構築物を構築する溝堀り工法の実施例を
示し、第8図および第9図は、地下構築物形成部の土砂
を一挙に除去して地面10につぼ状の穴11を堀設し、該穴
11に型枠ユニット2、2、…を所望個数連設し、以下、
型枠用パネルを立設してコンクリートを打設することに
より地下構築物を構築するつぼ堀り工法の実施例を示
す。 第10図および第11図は、型枠ユニット2の外面12およ
び内面13の近傍に型枠用パネル14、14を立設すると共に
該型枠用パネル14、14の内部にコンクリート15を打設し
て壁下地を形成せる異なった実施例を示し、例えば、第
6図および第7図に示すように溝堀り工法にて地下構築
物を構築する場合には、第10図に示すように型枠ユニッ
ト2の外面および内面13に面したメッシュ状筋材1、1
の外側に型枠用パネル14、14を立設し、次いで、該型枠
用パネル14、14の外方の土砂を埋め戻した時に、該土砂
の押圧力によつて型枠用パネル14、14がメッシュ状筋材
1、1に押圧支持されて型枠用パネル14、14がわん曲す
るのを阻止するようにし、又、第8図および第9図に示
すようにつぼ堀り工法にて地下構築物を構築する場合に
は、第11図に示すように型枠ユニット2の外面12および
内面13に面したメッシュ状筋材1、1の内側に型枠用パ
ネル14、14を立設し、次いで、該型枠用パネル14、14の
内部にコンクリート15を打設した時に、該コンクリート
15の押圧力によつて型枠用パネル14、14がメッシュ状筋
材1、1に押圧支持されて型枠用パネル14、14がわん曲
するのを阻止するようにする。 又、上記のように型枠用パネル14、14を立設する際
に、タッカー、その他の取付具を使用して型枠用パネル
14、14をメッシュ状筋材1、1に止着すると、型枠用パ
ネル14、14を確実に立設することができるので、最適で
ある。 又、型枠用パネル14としては、例えば、ベニヤ板、発
泡合成樹脂(例えば、発泡ポリスチロール、発泡ポリウ
レタン、その他)を裏打ちしたベニヤ板、合板、合成樹
脂板等よりなる型枠用パネルを使用すれば良い。 更に加うるに、上記本発明においては、壁下地の水平
および垂直を確認する際にも、型枠ユニット2の上面部
に水準器をセットして水平を確認しつつ型枠ユニット
2、2、…を連設した後、該型枠ユニット2、2、…の
上端部から重りを吊り下げるだけで垂直を確認すること
ができる。 又、前述のように複数枚のメッシュ状筋材1、1、…
を並設一体化して型枠ユニット2を形成する際に、第1
図乃至第3図に示すように、2枚のメッシュ状筋材1、
1の間に所望枚数のメッシュ状筋材1を並設一体化する
と、該内方に並設したメッシュ状筋材1が主筋の作用を
発揮するので、最適である。 又、前述のように、型枠ユニット2を使用して壁下地
を形成すると共に、第9図に示すように、型枠ユニット
2を床面および屋根面にも使用して床下地および屋根下
地も形成するようにすると、同一の作業手順にて、壁、
床および屋根の下地を効率よく形成することができるの
で、最適である。
に詳細に説明する。 第1図乃至第3図は、複数枚のメッシュ状筋材1、
1、…を間隔を隔てて並設一体化すると共に側端部に連
結片を突設させて形成せる型枠ユニット2の異なった実
施例を示し、第1図は鉄筋3、3、…を縦横に格子状に
配筋して溶接一体化して形成せる複数枚のメッシュ状筋
材1、1、…を間隔を隔てて並設し、該メッシュ状筋材
1、1、…の上端部および下端部を鉄筋4、4、…を介
して溶接一体化すると共にメッシュ状筋材1、1、…の
端部を延出させて連結片8、8、…を突設させて形成せ
る型枠ユニット2を示し、第2図は、上記第2図と同様
にして鉄筋3、3、…にて形成したメッシュ状筋材1、
1、…の上端部および下端部を、鉄筋を折曲加工して形
成せる支持枠5、5を介して溶接一体化し、その他は上
記第1図に準じて形成せる型枠ユニット2を示し、第3
図は多数の孔を穿設した孔あき鋼板6よりなる複数枚の
メッシュ状筋材1、1、…を間隔を隔てて並設し、該メ
ッシュ状筋材1、1、…の上端部および下端部を鉄筋
7、7、…を介して溶接一体化すると共に最外側部のメ
ッシュ状筋材1、1の一端部に鋼板片を溶接一体化して
連結片9、9、…を突設させて形成せる型枠ユニット2
を示す。 第4図および第5図は、上記型枠ユニット2、2、…
の異なった連設状態を示し、第4図は、第1図および第
2図に示すような型枠ユニット2、2の連結片8、8同
志を重ね合わせて溶接することにより相隣り合う型枠ユ
ニット2、2を結合一体化せる実施例を示し、第5図
は、第3図に示すような孔あき鋼板6、6、…よりなる
型枠ユニット2、2の側端部を突き合わせ、連結片9を
介して溶接することにより相隣り合う型枠ユニット2、
2を結合一体化せる実施例を示す。 第6図乃至第9図は、上記型枠ユニット2を、地下構
築物を形成すべく地面10に堀設した穴11に連設して地下
構築物を構築せる異なった実施例を示し、第6図および
第7図は、地下構築物の外周壁形成部の土砂を除去して
地面10に溝状の穴11を堀設し、該穴11に型枠ユニット
2、2、…を所望個数連設すると共に型枠用パネルを立
設してコンクリートを打設することにより外周壁の壁下
地を形成し、次いで、外周壁内側の土砂を除去して内部
を形成して地下構築物を構築する溝堀り工法の実施例を
示し、第8図および第9図は、地下構築物形成部の土砂
を一挙に除去して地面10につぼ状の穴11を堀設し、該穴
11に型枠ユニット2、2、…を所望個数連設し、以下、
型枠用パネルを立設してコンクリートを打設することに
より地下構築物を構築するつぼ堀り工法の実施例を示
す。 第10図および第11図は、型枠ユニット2の外面12およ
び内面13の近傍に型枠用パネル14、14を立設すると共に
該型枠用パネル14、14の内部にコンクリート15を打設し
て壁下地を形成せる異なった実施例を示し、例えば、第
6図および第7図に示すように溝堀り工法にて地下構築
物を構築する場合には、第10図に示すように型枠ユニッ
ト2の外面および内面13に面したメッシュ状筋材1、1
の外側に型枠用パネル14、14を立設し、次いで、該型枠
用パネル14、14の外方の土砂を埋め戻した時に、該土砂
の押圧力によつて型枠用パネル14、14がメッシュ状筋材
1、1に押圧支持されて型枠用パネル14、14がわん曲す
るのを阻止するようにし、又、第8図および第9図に示
すようにつぼ堀り工法にて地下構築物を構築する場合に
は、第11図に示すように型枠ユニット2の外面12および
内面13に面したメッシュ状筋材1、1の内側に型枠用パ
ネル14、14を立設し、次いで、該型枠用パネル14、14の
内部にコンクリート15を打設した時に、該コンクリート
15の押圧力によつて型枠用パネル14、14がメッシュ状筋
材1、1に押圧支持されて型枠用パネル14、14がわん曲
するのを阻止するようにする。 又、上記のように型枠用パネル14、14を立設する際
に、タッカー、その他の取付具を使用して型枠用パネル
14、14をメッシュ状筋材1、1に止着すると、型枠用パ
ネル14、14を確実に立設することができるので、最適で
ある。 又、型枠用パネル14としては、例えば、ベニヤ板、発
泡合成樹脂(例えば、発泡ポリスチロール、発泡ポリウ
レタン、その他)を裏打ちしたベニヤ板、合板、合成樹
脂板等よりなる型枠用パネルを使用すれば良い。 更に加うるに、上記本発明においては、壁下地の水平
および垂直を確認する際にも、型枠ユニット2の上面部
に水準器をセットして水平を確認しつつ型枠ユニット
2、2、…を連設した後、該型枠ユニット2、2、…の
上端部から重りを吊り下げるだけで垂直を確認すること
ができる。 又、前述のように複数枚のメッシュ状筋材1、1、…
を並設一体化して型枠ユニット2を形成する際に、第1
図乃至第3図に示すように、2枚のメッシュ状筋材1、
1の間に所望枚数のメッシュ状筋材1を並設一体化する
と、該内方に並設したメッシュ状筋材1が主筋の作用を
発揮するので、最適である。 又、前述のように、型枠ユニット2を使用して壁下地
を形成すると共に、第9図に示すように、型枠ユニット
2を床面および屋根面にも使用して床下地および屋根下
地も形成するようにすると、同一の作業手順にて、壁、
床および屋根の下地を効率よく形成することができるの
で、最適である。
上記のように、本発明は、複数枚のメッシュ状筋材を
間隔を隔てて並設一体化すると共に側端部に連結片を突
設させて形成せる型枠ユニットを、地下構築物を形成す
べく地面に堀設した穴に、所望個数連設すると共に隣り
合う型枠ユニットを連結片を介して結合一体化し、該型
枠ユニットの外面および内面の近傍に型枠用パネルを立
設すると共に該型枠用パネルの内部にコンクリートを打
設して壁下地を形成しているので、上記型枠ユニットの
メッシュ状筋材が予め一定間隔を隔てて並設一体化され
ており、その結果、該型枠ユニットの外面に型枠用パネ
ルを立設した場合に該型枠用パネルの間隔も必然的に一
定に保持され、従来のように型枠用パネルの上端面部に
セパレーターを架設、固着する必要がなく、又、複数枚
のメッシュ状筋材よりなる型枠ユニットを連結片を介し
て所望個数結合一体化するだけで配筋が完了し、従来の
ように手間のかかる縦筋、横筋の配筋、結束作業が不要
になり、従って、型枠用パネルの間隔保持および配筋作
業が簡単、迅速に行え、又、剛性が大きく、たわみにく
い上記型枠ユニットのメッシュ状筋材にて型枠用パネル
のわん曲を阻止することができ、従って、コンクリート
の押圧力(溝堀り工法の場合には、埋め戻し土砂の押圧
力)によつて型枠用パネルがわん曲するおそれがなく、
更に加うるに、壁下地の水平および垂直を確認する際に
も、水平を確認しつつ型枠ユニットを連設した後、該型
枠ユニットの上端部から重りを吊り下げるだけで垂直を
確認することができ、従って、従来のように、型枠用パ
ネルの周囲にやり方を立設したり、該やり方間に水糸を
張ったりする必要がなく、壁下地の水平および垂直の確
認作業も簡単、迅速に行える。
間隔を隔てて並設一体化すると共に側端部に連結片を突
設させて形成せる型枠ユニットを、地下構築物を形成す
べく地面に堀設した穴に、所望個数連設すると共に隣り
合う型枠ユニットを連結片を介して結合一体化し、該型
枠ユニットの外面および内面の近傍に型枠用パネルを立
設すると共に該型枠用パネルの内部にコンクリートを打
設して壁下地を形成しているので、上記型枠ユニットの
メッシュ状筋材が予め一定間隔を隔てて並設一体化され
ており、その結果、該型枠ユニットの外面に型枠用パネ
ルを立設した場合に該型枠用パネルの間隔も必然的に一
定に保持され、従来のように型枠用パネルの上端面部に
セパレーターを架設、固着する必要がなく、又、複数枚
のメッシュ状筋材よりなる型枠ユニットを連結片を介し
て所望個数結合一体化するだけで配筋が完了し、従来の
ように手間のかかる縦筋、横筋の配筋、結束作業が不要
になり、従って、型枠用パネルの間隔保持および配筋作
業が簡単、迅速に行え、又、剛性が大きく、たわみにく
い上記型枠ユニットのメッシュ状筋材にて型枠用パネル
のわん曲を阻止することができ、従って、コンクリート
の押圧力(溝堀り工法の場合には、埋め戻し土砂の押圧
力)によつて型枠用パネルがわん曲するおそれがなく、
更に加うるに、壁下地の水平および垂直を確認する際に
も、水平を確認しつつ型枠ユニットを連設した後、該型
枠ユニットの上端部から重りを吊り下げるだけで垂直を
確認することができ、従って、従来のように、型枠用パ
ネルの周囲にやり方を立設したり、該やり方間に水糸を
張ったりする必要がなく、壁下地の水平および垂直の確
認作業も簡単、迅速に行える。
第1図乃至第11図は本発明の実施例を示し、第1図乃至
第3図は型枠ユニットの異なった実施例の斜視図、第4
図および第5図は上記型枠ユニットの異なった結合状態
を示す斜視図、第6図および第7図は地下構築物の一構
築状態を示し、第6図は略平面図、第7図は略縦断面
図、第8図および第9図は地下構築物の異なった構築状
態を示し、第8図は略平面図、第9図は略縦断面図、第
10図および第11図は型枠用パネルを立設すると共にコン
クリートを打設して壁下地を形成せる異なった実施例の
要部拡大縦断面図、第12図は従来例の要部平面図であ
る。 1…メッシュ状筋材、2…型枠ユニット、10…地面、11
…穴、12…外面、13…内面、14…型枠用パネル、15…コ
ンクリート。
第3図は型枠ユニットの異なった実施例の斜視図、第4
図および第5図は上記型枠ユニットの異なった結合状態
を示す斜視図、第6図および第7図は地下構築物の一構
築状態を示し、第6図は略平面図、第7図は略縦断面
図、第8図および第9図は地下構築物の異なった構築状
態を示し、第8図は略平面図、第9図は略縦断面図、第
10図および第11図は型枠用パネルを立設すると共にコン
クリートを打設して壁下地を形成せる異なった実施例の
要部拡大縦断面図、第12図は従来例の要部平面図であ
る。 1…メッシュ状筋材、2…型枠ユニット、10…地面、11
…穴、12…外面、13…内面、14…型枠用パネル、15…コ
ンクリート。
Claims (1)
- 【請求項1】複数枚のメッシュ状筋材を間隔を隔てて並
設一体化すると共に側端部に連結片を突設させて形成せ
る型枠ユニットを、地下構築物を形成すべく地面に堀設
した穴に、所望個数連設すると共に隣り合う型枠ユニッ
トを連結片を介して結合一体化し、該型枠ユニットの外
面および内面の近傍に型枠用パネルを立設すると共に該
型枠用パネルの内部にコンクリートを打設して壁下地を
形成することを特徴とする地下構築物の壁下地形成方
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63053646A JPH0816331B2 (ja) | 1988-03-09 | 1988-03-09 | 地下構築物の壁下地形成方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63053646A JPH0816331B2 (ja) | 1988-03-09 | 1988-03-09 | 地下構築物の壁下地形成方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01230815A JPH01230815A (ja) | 1989-09-14 |
JPH0816331B2 true JPH0816331B2 (ja) | 1996-02-21 |
Family
ID=12948656
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63053646A Expired - Fee Related JPH0816331B2 (ja) | 1988-03-09 | 1988-03-09 | 地下構築物の壁下地形成方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0816331B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2860432B2 (ja) * | 1990-10-19 | 1999-02-24 | 株式会社東方ユニット研究所 | 地下構築物の構築方法 |
JP3158147B2 (ja) * | 1990-10-19 | 2001-04-23 | 株式会社東方ユニット研究所 | 地下構築物の構築方法 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0348272Y2 (ja) * | 1985-06-29 | 1991-10-15 |
-
1988
- 1988-03-09 JP JP63053646A patent/JPH0816331B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01230815A (ja) | 1989-09-14 |
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