JPH08163247A - 加入者線路測定方法とその装置 - Google Patents

加入者線路測定方法とその装置

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JPH08163247A
JPH08163247A JP30197794A JP30197794A JPH08163247A JP H08163247 A JPH08163247 A JP H08163247A JP 30197794 A JP30197794 A JP 30197794A JP 30197794 A JP30197794 A JP 30197794A JP H08163247 A JPH08163247 A JP H08163247A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 加入者端末を含む加入者線路上での複合イン
ピ−ダンスを、非加入者端末側端から高精度に、且つ速
やかに、しかも経済的に測定すること。 【構成】 定電圧Vs が抵抗Rs を介し加入者線路上に
印加されている状態で、その線路上からの測定電圧を時
間δtだけずらした状態で、順次期間Tに亘って積分す
ることによって、電圧積分値SA ,SB が得られるが、
これら値SA ,SB はその線路上でのインピーダンスや
諸定数の関数とされるから、値SA ,SBと予め既知で
ある他の諸定数からは、加入者線路上でのインピーダン
スが高精度に、且つ速やかに、しかも経済的に測定され
得るものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、加入者端末を含む加入
者線路上での正常/異常性を確認することを目的とし
て、その加入者線路上での、抵抗成分および容量成分を
含む複合インピ−ダンスを、非加入者端末側端から高精
度に、且つ速やかに、しかも経済的に測定するための加
入者線路測定方法とその装置に関するものである。
【0002】
【従来技術】近年、複数の加入者端末各々は端末対応メ
タリック加入者線路を介し、交換局舎から遠隔設置の加
入者インタフェース装置に一旦収容された上、更に(上
り/下り多重伝送用)光ファイバケ−ブルを介し交換局
舎に収容せしめられる形態が採られつつあるのが現状で
ある。ところで、加入者端末各々が端末対応メタリック
加入者線路を介し直接間接に交換局舎側に収容される限
りにおいては、それらメタリック加入者線路各々での正
常/異常性を確認することを目的として、メタリック加
入者線路上での、抵抗成分および容量成分を含む複合イ
ンピ−ダンスは加入者インタフェース装置、または交換
局舎で加入者線路測定装置により、随時、あるいは定期
的に測定される必要があるものとなっている。一般に加
入者端末がオンフック状態にある場合には、1〜3μF
程度の容量を示すことから、したがって、その加入者端
末を含む加入者線路上でのインピ−ダンス測定に際し、
そのその容量値が1〜3μF程度であるとして測定され
れば、その加入者線路は正常であるとして判断される
も、もしも、その容量値が零であれば、その加入者線路
は断線状態、または線路間短絡状態にあると判断され得
るものである。
【0003】ここで、従来技術に係る加入者線路測定装
置について説明すれば、図4はその一例での構成を示し
たものである。これによる場合、加入者線路の非加入者
端末側端としての加入者線路接続端子1には加入者線路
測定装置が接続された状態で、その加入者線路上でのイ
ンピーダンスが測定されるものとなっている。即ち、加
入者端末を含む加入者線路側での容量Cx を測定すべ
く、その容量Cx は(高定)抵抗Rs 、スイッチSWを
介し定電圧Vs まで充分充電された後、スイッチSWが
基準容量Cs 側に切替されることによって、その蓄積電
荷は基準容量Csに放電されることで、基準容量Cs は
充電されるものとなっている。その充放電後に、基準容
量Cs での充電電圧(分圧電圧)が電圧測定部2で測定
されることによって、容量Cx が算出可とされているも
のである。なお、抵抗Rs を介し容量Cx が充電されて
いるが、これは、容量測定に伴い加入者端末には充電電
流が流れるが、その加入者端末が誤鳴動状態におかれる
のを防止すべく、電流制限用として設けられたものであ
る。例えば−48V電源を用い、電流感度が0.5mA
に設定されている場合に、電話機での誤鳴動を防止する
には、100kΩ以上の抵抗を介し充電される必要があ
るものである。なお、この種の技術に関するものとして
は、例えば「電子回路を用いた加入者回線試験用測定
器」(昭和56年度電子通信学会情報・システム部門全
国大会 408)が挙げられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来技術に
係る加入者線路測定装置によって、インピーダンス測定
が行われる際、100kΩの抵抗を介し、最大3μFの
容量が99%迄充電されるには、実に、1.5秒もの時
間が要されるものとなっている。また、このような不具
合に加え、その際での容量測定精度はまた、基準容量C
s 自体の精度と残存電荷に依存しており、したがって、
高精度に容量が測定されるには、高精度な基準容量Cs
が必要なことは勿論なこと、その充放電には十分な時間
が必要となっている。
【0005】本発明の第1の目的は、加入者端末を含む
加入者線路上での、抵抗成分および容量成分を含む複合
インピ−ダンスを、基準容量不要として、非加入者端末
側端から高精度に、且つ速やかに、しかも経済的に測定
し得る加入者線路測定方法とその装置を供するにある。
本発明の第2の目的は、加入者端末を含む加入者線路上
での、抵抗成分および容量成分を含む複合インピ−ダン
スを、基準容量不要として、非加入者端末側端から最適
な定電圧を以て、高精度に、且つ速やかに、しかも経済
的に測定し得る加入者線路測定方法とその装置を供する
にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的は、加入
者線路上に抵抗Rs を介し定電圧Vs を印加する一方、
該加入者線路上での電圧が連続的に測定されている状態
で、予め定められた積分開始時点から期間Tに亘って該
加入者線路上からの測定電圧を積分することによって、
電圧積分値SA を得る一方では、上記積分開始時点から
時間δtだけ遅れた時点を新たな積分開始時点として、
該積分開始時点から期間Tに亘って該加入者線路上から
の測定電圧を積分することによって、電圧積分値SB
得るようにし、上記抵抗Rs 、電圧積分値SA ,SB
定電圧Vs 、期間Tおよび時間δtの関数として、上記
加入者線路上でのインピーダンスが測定されることで達
成される。また、加入者線路測定装置としては、その構
成要素として、定電圧Vsを発生する定電圧源と、該定
電圧源に直列接続される抵抗Rs と、上記定電圧源から
の定電圧Vs を上記抵抗Rs を介し加入者線路上に印加
可とするスイッチと、該加入者線路上での電圧を連続的
に測定する電圧測定部と、該加入者線路上に定電圧Vs
が印加されている状態で、予め定められた積分開始時点
から期間Tに亘って上記電圧測定部からの測定電圧を積
分することによって、電圧積分値SAを積分結果として
保持出力する積分器と、該加入者線路上に定電圧Vs が
印加されている状態で、上記積分開始時点から時間δt
だけ遅れた時点を新たな積分開始時点として、該積分開
始時点から期間Tに亘って上記電圧測定部からの測定電
圧を積分することによって、電圧積分値SB を積分結果
として保持出力する遅延積分器と、上記定電圧Vs およ
び抵抗Rs を定数として固定的に保持出力する保持部
と、上記抵抗Rs 、電圧積分値SA ,SB 、定電圧Vs
、期間Tおよび時間δtにもとづき、上記加入者線路
上でのインピーダンスを演算する演算部とが少なくとも
具備されるべく構成することで達成される。
【0007】上記第2の目的はまた、加入者線路上への
可変定電圧Vs の印加に先立って、該可変定電圧Vs を
測定し、しかる後に、該加入者線路上に抵抗Rs を介し
可変定電圧Vs を印加する一方、該加入者線路上での電
圧が連続的に測定されている状態で、予め定められた積
分開始時点から期間Tに亘って該加入者線路上からの測
定電圧を積分することによって、電圧積分値SA を得る
一方では、上記積分開始時点から時間δtだけ遅れた時
点を新たな積分開始時点として、該積分開始時点から期
間Tに亘って該加入者線路上からの測定電圧を積分する
ことによって、電圧積分値SB を得るようにし、上記抵
抗Rs 、電圧積分値SA ,SB 、可変定電圧Vs 、期間
Tおよび時間δtの関数として、上記加入者線路上での
インピーダンスが測定されることで達成される。また、
加入者線路測定装置としては、その構成要素として、可
変定電圧Vs を発生する定電圧源と、該定電圧源に直列
接続される抵抗Rs と、上記定電圧源からの可変定電圧
Vs を上記抵抗Rs を介し加入者線路上に印加可とする
スイッチと、該加入者線路上での電圧を連続的に測定す
る電圧測定部と、該加入者線路上に定電圧Vs が印加さ
れている状態で、予め定められた積分開始時点から期間
Tに亘って上記電圧測定部からの測定電圧を積分するこ
とによって、電圧積分値SA を積分結果として保持出力
する積分器と、該加入者線路上に定電圧Vs が印加され
ている状態で、上記積分開始時点から時間δtだけ遅れ
た時点を新たな積分開始時点として、該積分開始時点か
ら期間Tに亘って上記電圧測定部からの測定電圧を積分
することによって、電圧積分値SB を積分結果として保
持出力する遅延積分器と、上記加入者線路上への可変定
電圧Vs の印加に先立って、上記電圧測定部で測定され
た可変定電圧Vs を保持出力する可変定電圧保持部と、
上記抵抗Rs を定数として固定的に保持出力する抵抗保
持部と、上記抵抗Rs 、電圧積分値SA ,SB 、定電圧
Vs 、期間Tおよび時間δtにもとづき、上記加入者線
路上でのインピーダンスを演算する演算部が少なくとも
具備されるべく構成することで達成される。
【0008】
【作用】基準容量不要として、加入者線路上でのインピ
ーダンスを測定しようというものである。即ち、加入者
線路上から測定された電圧を時間δtだけずらした状態
で、順次期間Tに亘って積分することによって、2種類
の電圧積分値SA ,SBが得られるが、これら電圧積分
値SA ,SB は加入者線路上でのインピーダンスや諸定
数の関数とされていることから、これら電圧積分値S
A ,SB と予め既知である他の諸定数からは、加入者線
路上でのインピーダンスが高精度に、且つ速やかに、し
かも経済的に測定され得るものである。その際、測定用
の定電圧(諸定数の一部)が加入者線路長に応じて最適
に設定される必要がある場合でも、その定電圧が事前に
測定されている場合には、定電圧の値如何に拘らず、加
入者線路上でのインピーダンスが高精度に、且つ速やか
に、しかも経済的に測定され得るものである。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1から図3によ
り説明する。先ず図1により本発明に係る加入者線路測
定方法の原理を説明しておく。図1において、1は加入
者線路接続端子(加入者線路の非加入者端末側端)、S
Wはスイッチ,Rs は(高定)抵抗、Vs は定電圧
(源)、2は電圧測定部,21は電圧測定結果出力端子
である。ここで、説明の簡単化上、加入者端末を含む加
入者線路上でのインピ−ダンスが純容量Cx であるとし
てその動作を説明すれば、容量Cx がスイッチSWによ
り接地されている状態では、その容量Cx に蓄積されて
いる電荷は零であり、したがって、加入者線路上での電
圧も零となる。この状態で、スイッチSWが抵抗Rs 側
に切替されれば、抵抗Rs を介し加入者線路上に定電圧
Vs が印加されることから、時間経過に伴い容量Cx は
徐々に充電されるが、その際に、加入者線路接続端子1
上での電圧は容量Cx の充電電圧として電圧測定部2で
連続的に測定されたものとなっている。電圧測定部2か
らは、定電圧Vs が印加された時点を時間基準として、
測定電圧Vm が以下の数式1として得られるものであ
る。
【0010】
【数1】
【0011】したがって、測定電圧Vm を時間基準から
期間Tに亘って積分した電圧積分値SA は以下の数式2
として、また、その測定電圧Vm を時間基準から時間δ
tだけ遅れた時点を新たな積分開始時点として、この積
分開始時点から期間Tに亘って積分した電圧積分値SB
は以下の数式3として得られることになる。
【0012】
【数2】
【0013】
【数3】
【0014】よって、以上の数式2,3からは以下の数
式4が得られる。
【0015】
【数4】
【0016】容量Cx 以外は既知の定数であることか
ら、その数式4より容量Cx が容易に求められるもので
ある。因みに、以上では、初期状態では、容量Cx に蓄
積されている電荷は零、即ち、加入者線路上での初期電
圧が零である場合について説明されているが、初期値が
零でない場合でも、同様にして加入者線路上でのインピ
−ダンスが求められるものとなっている。
【0017】以上、本発明に係る加入者線路測定方法の
原理について説明した。次に、本発明による加入者線路
測定装置について具体的に説明すれば、図2はその加入
者線路測定装置の一例での構成を示したものである。図
2において、1は加入者線路接続端子(加入者線路の非
加入者端末側端)、SWはスイッチ、Rs は抵抗、Vs
は定電圧(源)、2は電圧測定部、3は積分器、4は遅
延積分器、51は定電圧(Vs )保持部、6は抵抗(R
s )保持部、7は(インピ−ダンス)演算部、8は加入
者線路インピ−ダンス測定結果出力端子、9は加入者端
末を含む加入者線路である。
【0018】さて、説明の簡単化上、加入者線路9上で
のインピーダンスが純容量Cx であるとしてその動作を
説明すれば、先の場合と同様にして、容量Cx がスイッ
チSWにより接地されている状態では、その容量Cx に
蓄積されている電荷は零であり、したがって、加入者線
路上での電圧も零となる。この状態で、スイッチSWが
抵抗Rs 側に切替されれば、抵抗Rs を介し加入者線路
上に定電圧Vs が印加されることから、時間経過に伴い
容量Cx は徐々に充電されるが、その際に、加入者線路
接続端子1上での電圧は容量Cx の充電電圧として電圧
測定部2で連続的に測定されたものとなっている。電圧
測定部2からは、定電圧Vs が印加された時点を時間基
準として、測定電圧Vm が以下の数式5として得られる
ものとなっている。
【0019】
【数5】
【0020】その測定電圧Vm は積分器3で時間基準か
ら期間Tに亘って積分されることで、その積分結果とし
ての電圧積分値SA は数式6として得られるものとなっ
ている。
【0021】
【数6】
【0022】一方、遅延積分器4ではまた、測定電圧V
m は時間基準から時間δtだけ遅れた時点を新たな積分
開始時点として、この積分開始時点から期間Tに亘って
積分した電圧積分値SB が数式7として得られることに
なる。
【0023】
【数7】
【0024】結局、演算部7では、電圧積分値SB が得
られた時点で、以下に示す数式8に諸定数、即ち、積分
器3からの電圧積分値SA 、遅延積分器4からの電圧積
分値SB 、定電圧(Vs )保持部51からの定電圧Vs
、抵抗(Rs )保持部6からの抵抗Rs 、更には、期
間Tおよび時間δtを代入することによって、容量Cx
が求められるものである。
【0025】
【数8】
【0026】因みに、以上の構成において、電圧測定部
2で電圧がディジタル的に測定されるようにして、積分
器3、遅延積分器4、定電圧(Vs )保持部51、抵
抗(Rs )保持部6および演算部7各々での機能を始め
として、スイッチSWに対する制御機能をディジタル信
号処理プロセッサ(DSP)で実現する場合には、僅か
なハードウェア量で加入者線路測定装置が実現され得る
ものである。
【0027】最後に、本発明による加入者線路測定装置
の他の例での構成について図3により説明する。図3に
示すように、本例でのものが図2に示すものと実施的に
異なるところは、本例では、定電圧Vs の可変設定が考
慮されており、加入者線路上でのインピーダンス測定に
際しては、定電圧Vs はその測定に先立って、電圧測定
部2でその電圧値が測定された上、可変定電圧保持部5
2に保持されている点であり、これ以外の事情は図2と
ほぼ同様となっている。定電圧Vs が固定的にではな
く、加入者線路長に応じて定電圧Vs の値が最適に設定
される必要がある場合には、電圧値が最適に設定された
定電圧Vs にもとづき、加入者線路上でのインピーダン
スが測定されればよいものである。本例でも、図2と同
様、演算部7等がディジタル信号処理プロセッサ(DS
P)で実現される場合には、僅かなハードウェア量で加
入者線路測定装置が実現され得るものである。
【0028】
【発明の効果】以上、説明したように、請求項1,2に
よる場合は、加入者端末を含む加入者線路上での、抵抗
成分および容量成分を含む複合インピ−ダンスを、基準
容量不要として、非加入者端末側端から高精度に、且つ
速やかに、しかも経済的に測定し得る加入者線路測定方
法とその装置が、また、請求項3,4による場合には、
加入者端末を含む加入者線路上での、抵抗成分および容
量成分を含む複合インピ−ダンスを、基準容量不要とし
て、非加入者端末側端から最適な定電圧を以て、高精度
に、且つ速やかに、しかも経済的に測定し得る加入者線
路測定方法とその装置がそれぞれ得られるものとなって
いる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明に係る加入者線路測定方法の原
理を説明するための図
【図2】図2は、本発明による加入者線路測定装置の一
例での構成を示す図
【図3】図3は、本発明による加入者線路測定装置の他
の例での構成を示す図
【図4】図4は、従来技術に係る加入者線路測定装置の
構成例を示す図
【符号の説明】
1…加入者線路接続端子、2…電圧測定部、3…積分
器、4…遅延積分器、51…定電圧保持部、52…可変
定電圧保持部、6…抵抗保持部、7…演算部、9…加入
者線路

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加入者端末を含む加入者線路の正常性を
    確認することを目的として、加入者線路上での、抵抗成
    分および容量成分を含む複合インピ−ダンスを非加入者
    端末側端から測定する加入者線路測定方法であって、加
    入者線路上に抵抗Rs を介し定電圧Vs を印加する一
    方、該加入者線路上での電圧が連続的に測定されている
    状態で、予め定められた積分開始時点から期間Tに亘っ
    て該加入者線路上からの測定電圧を積分することによっ
    て、電圧積分値SA を得る一方では、上記積分開始時点
    から時間δtだけ遅れた時点を新たな積分開始時点とし
    て、該積分開始時点から期間Tに亘って該加入者線路上
    からの測定電圧を積分することによって、電圧積分値S
    B を得るようにし、上記抵抗Rs 、電圧積分値SA,SB
    、定電圧Vs 、期間Tおよび時間δtの関数として、
    上記加入者線路上でのインピーダンスが測定されるよう
    にした加入者線路測定方法。
  2. 【請求項2】 加入者端末を含む加入者線路の正常性を
    確認することを目的として、加入者線路上での、抵抗成
    分および容量成分を含む複合インピ−ダンスを非加入者
    端末側端から測定する加入者線路測定装置であって、定
    電圧Vs を発生する定電圧源と、該定電圧源に直列接続
    される抵抗Rs と、上記定電圧源からの定電圧Vs を上
    記抵抗Rs を介し加入者線路上に印加可とするスイッチ
    と、該加入者線路上での電圧を連続的に測定する電圧測
    定部と、該加入者線路上に定電圧Vs が印加されている
    状態で、予め定められた積分開始時点から期間Tに亘っ
    て上記電圧測定部からの測定電圧を積分することによっ
    て、電圧積分値SA を積分結果として保持出力する積分
    器と、該加入者線路上に定電圧Vs が印加されている状
    態で、上記積分開始時点から時間δtだけ遅れた時点を
    新たな積分開始時点として、該積分開始時点から期間T
    に亘って上記電圧測定部からの測定電圧を積分すること
    によって、電圧積分値SB を積分結果として保持出力す
    る遅延積分器と、上記定電圧Vs および抵抗Rs を定数
    として固定的に保持出力する保持部と、上記抵抗Rs 、
    電圧積分値SA ,SB 、定電圧Vs 、期間Tおよび時間
    δtにもとづき、上記加入者線路上でのインピーダンス
    を演算する演算部とを含む構成の加入者線路測定装置。
  3. 【請求項3】 加入者端末を含む加入者線路の正常性を
    確認することを目的として、加入者線路上での、抵抗成
    分および容量成分を含む複合インピ−ダンスを非加入者
    端末側端から測定する加入者線路測定方法であって、加
    入者線路上への可変定電圧Vs の印加に先立って、該可
    変定電圧Vs を測定し、しかる後に、該加入者線路上に
    抵抗Rs を介し可変定電圧Vs を印加する一方、該加入
    者線路上での電圧が連続的に測定されている状態で、予
    め定められた積分開始時点から期間Tに亘って該加入者
    線路上からの測定電圧を積分することによって、電圧積
    分値SA を得る一方では、上記積分開始時点から時間δ
    tだけ遅れた時点を新たな積分開始時点として、該積分
    開始時点から期間Tに亘って該加入者線路上からの測定
    電圧を積分することによって、電圧積分値SB を得るよ
    うにし、上記抵抗Rs 、電圧積分値SA ,SB 、可変定
    電圧Vs 、期間Tおよび時間δtの関数として、上記加
    入者線路上でのインピーダンスが測定されるようにした
    加入者線路測定方法。
  4. 【請求項4】 加入者端末を含む加入者線路の正常性を
    確認することを目的として、加入者線路上での、抵抗成
    分および容量成分を含む複合インピ−ダンスを非加入者
    端末側端から測定する加入者線路測定装置であって、可
    変定電圧Vsを発生する定電圧源と、該定電圧源に直列
    接続される抵抗Rs と、上記定電圧源からの可変定電圧
    Vs を上記抵抗Rs を介し加入者線路上に印加可とする
    スイッチと、該加入者線路上での電圧を連続的に測定す
    る電圧測定部と、該加入者線路上に定電圧Vs が印加さ
    れている状態で、予め定められた積分開始時点から期間
    Tに亘って上記電圧測定部からの測定電圧を積分するこ
    とによって、電圧積分値SA を積分結果として保持出力
    する積分器と、該加入者線路上に定電圧Vs が印加され
    ている状態で、上記積分開始時点から時間δtだけ遅れ
    た時点を新たな積分開始時点として、該積分開始時点か
    ら期間Tに亘って上記電圧測定部からの測定電圧を積分
    することによって、電圧積分値SB を積分結果として保
    持出力する遅延積分器と、上記加入者線路上への可変定
    電圧Vs の印加に先立って、上記電圧測定部で測定され
    た可変定電圧Vs を保持出力する可変定電圧保持部と、
    上記抵抗Rs を定数として固定的に保持出力する抵抗保
    持部と、上記抵抗Rs 、電圧積分値SA ,SB 、定電圧
    Vs 、期間Tおよび時間δtにもとづき、上記加入者線
    路上でのインピーダンスを演算する演算部とを含む構成
    の加入者線路測定装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP1061721A1 (fr) * 1999-06-18 2000-12-20 Alcatel Dispositif d'estimation d'impédance de ligne et terminal de télécommunication analogique électriquement isolé utilisant ce dispositif en vue de la régulation d'efficacité

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EP1061721A1 (fr) * 1999-06-18 2000-12-20 Alcatel Dispositif d'estimation d'impédance de ligne et terminal de télécommunication analogique électriquement isolé utilisant ce dispositif en vue de la régulation d'efficacité

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